JP2007085460A - ゲート弁及びゲート弁を備えるゲート弁ユニット - Google Patents

ゲート弁及びゲート弁を備えるゲート弁ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構成であるにも拘わらず信頼性が高く、かつ処理装置の構成によらず適用が容易な、処理装置における被加工物の出し入れを行うための開口部の開閉に用いられるゲート弁を提供し、また、処理装置間に所定雰囲気の密閉空間を形成できるゲート弁ユニットを提供すること。
【解決手段】一軸方向に移動可能な支持部材と、前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、前記開口部を略密閉する弁部材と、前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備え、前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、前記支持部材を移動させることにより、前記弁部材の一端部が前記第一の当接部材に当接し、前記リンク機構を介して前記弁部材が前記支持部材の移動方向に対して垂直な方向に移動し、前記開口部を略密閉するゲート弁及びゲート弁ユニット。
【選択図】図1

Description

本発明は、閉鎖された空間の内部に保持される気体に含まれる組成物、例えば酸素の濃度を常に所定値以下に維持し、かつ該空間内部に対して被加工物の出し入れを可能にする開口部を開閉するゲート弁及びゲート弁を備えるゲート弁ユニットに関する。
微細かつ活性の希土類金属粉末を用いて磁石が作製されている。磁石は、金属粉末の供給、充填、成型、及び焼結等の工程を経て作製され、各工程の処理は、酸素量を低く維持した雰囲気、例えば窒素雰囲気中で行われる必要がある。希土類金属粉末が急速に酸化した場合には、発熱、発火の恐れがあり、また、作製された磁石の磁気特性に悪影響を及ぼすからである。
図5は、従来の希土類金属粉末から磁性体を作製する装置の一部を示す部分断面図である。図中においてプレス装置301と焼結装置303が隣接して配置されている。
また、両者の間には被加工物である成型品311を移送するためのベルトコンペア305が配置されている。
プレス装置301は、金属粉末が充填される貫通孔308を備えるダイ309と、ダイ309に対して上下方向に対向配置された上パンチ306及び下パンチ307と、筐体313を備える。プレス装置301による圧縮成型は以下のように行われる。下パンチ307の上部分を、ダイ309に設けられた貫通孔308内に挿入した状態で、貫通孔308内に金属粉末を充填し、上パンチ306を押し下げる。上パンチ306と下パンチ307により圧縮成型された成型品311は、焼結用台板315に載置され、ベルトコンベア305により、焼結装置303に移送される。
焼結装置303は、筐体317と、筐体317内に配置された密閉可能な焼結ケース319と、成型品311を加熱するための焼結炉(不図示)とを備える。焼結ケース319内には支持棒321が設けられ、支持棒321により焼結用台板315が焼結ケース319内に保持される。また、筐体317内には、窒素(N)が供給されているので、焼結ケース319内は窒素雰囲気となっている。上記構成の焼結装置303を用いて、成型体311の焼結処理がなされる(例えば、特許文献1、2参照。)。
また、加工処理装置の開口を開閉し、被加工物を出し入れするための機構としてロードポートが知られている(例えば、特許文献3参照。)。図6は、ロードポートの全体を示す側面図である。ロードポート401は、半導体ウェハ等の被加工物を収容し運搬するクリーンボックス403が着脱式に取り付けられる装置であり、クリーンボックス403を載置するテーブル405と、クリーンボックス403の蓋407を開ける開閉機構409と、を備えている。ロードポート401は、外界に対して密閉状態にしてクリーンボックス403を加工処理装置411のクリーン空間に開き、クリーンボックス403内の被加工物を処理装置409内へ移送するものである。
特許3233359号公報(段落番号〔0037〕〜〔0043〕、第1図) 特開2002−88403号公報(段落番号〔0038〕〜〔0046〕、第1図) 特開2004−311864号公報(段落番号〔0003〕〜〔0004〕、第1図及び第2図)
上述した特許文献1及び2に開示された従来の希土類金属からなる磁石を作製する装置によれば、プレス装置301の筐体313内や、焼結装置303の筐体317内を所定の雰囲気に維持し個々の工程を行うことはできる。しかし、処理装置から、被加工物を出し入れする際の雰囲気制御についてはそれほど考慮されていない。よって、処理装置の開口部を開放し、被加工物を出し入れする際においても、処理装置内部や処理装置間を低酸素雰囲気に維持できる手法の確立が望まれている。
最も簡易な方法としては、処理装置内部に所定気体を大量に供給し、被加工物の出し入れ用開口部から気体を流出させ、処理装置内部の雰囲気を所定状態に保つことが考えられる。しかし、この方法では、所定気体の無駄が多くなる。また、処理装置の
内部空間の容積が大きい場合には、十分な量の所定気体を供給すること自体が困難である。また、気体の供給ができたとしても気体を供給する手段を大きくする必要があり、結果として処理装置の大型化を招き実用的とは言えない。
他の方法として、特許文献3に開示されるロードポートを利用することが考えられる。しかし、ロードポートは、その構成が複雑であり、ロードポートを利用する場合には、ロードポートが利用できるように処理装置を構成する必要が生じ、処理装置の構成が複雑となる。よって、磁性体の製造コスト、処理装置の汎用性、磁性体を作製する工程には種々の専用処理装置が必要であること等を考慮すると、ロードポートを採用することは適切ではない。
本発明はこのような状況を鑑みてなされたものであり、簡易な構成であるにも拘わらず信頼性が高く、かつ処理装置の構成によらず適用が容易な、被加工物の出し入れを行うための開口部の開閉に用いられるゲート弁を提供することを本発明の目的とする。
さらに、所定の雰囲気下において、処理装置間の被加工物の移送を行うことができるとともに、処理装置内を所定雰囲気に維持できるゲート弁ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のゲート弁の第1の態様は、処理装置の被加工物を出し入れするための開口部を開閉可能なゲート弁であって、一軸方向に移動可能な支持部材と、前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、前記開口部を略密閉する弁部材と、前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備え、前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、前記支持部材を移動させることにより、前記弁部材の一端部が前記第一の当接部材に当接し、前記リンク機構を介して前記弁部材が前記支持部材の移動方向に対して垂直な方向に移動し、前記開口部を略密閉することを特徴とするゲート弁である。
本発明のゲート弁の第2の態様は、処理装置の被加工物を出し入れするための開口部を開閉可能なゲート弁であって、一軸方向に移動可能な支持部材と、前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、前記開口部を略密閉する弁部材と、前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備え、前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、前記弁部材による開口部の密閉及び開放は、ワンアクションで行われることを特徴とするゲート弁である。
上記第1及び第2の態様によれば、リンク機構を介して駆動ロッドに連結された弁部材と、弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備えるゲート弁によれば、弁部材が当接部に近づく方向に駆動ロッドを移動させ、弁部材が第一の当接部材に当接すると、弁部材の駆動ロッドの移動方向と平行な方向の移動が制止され、平行リンクにより開口部へ近づく方向すなわち、駆動ロッドの移動方向に対して垂直方向に移動して開口部を閉鎖する。すなわち、弁部材と駆動ロッドとの間にリンク機構を介在させることにより、駆動ロッドを一方向に移動させるよう駆動させるだけで、駆動ロッドの移動方向及び移動方向に対して垂直な方向への移動をさせることが可能となる。
本発明のゲート弁の第3の態様では、前記リンク機構は、互いに長さの等しい平行な複数のリンクから構成される。
本発明のゲート弁の第4の態様では、前記支持部材の一端部に当接する第二の当接部材を有する。第二の当接部材により支持部材の移動量を規制することで、弁部材の移動を所定範囲内に制限し、弁部材に過負荷が掛かることを防止できる。
本発明のゲート弁の第5の態様では、前記支持部材の一端部に対する前記第二の当接部材の当接位置が調整可能である。本発明のゲート弁の第6の態様では、前記第一の当接部材は、ローラである。
本発明のゲート弁の第7の態様では、前記弁部材には、前記開口部の周縁に対応する形状のシール部材が設けられている。
上記目的を達成するための本発明のゲート弁ユニットの第1の態様は、開口部を有する2つの処理装置の間に密閉空間を形成するためのゲート弁ユニットであって、前記2つの処理装置の少なくとも一方に設けられ、前記開口部を開閉可能なゲート弁と、少なくとも前記開口部を取り囲み、前記2つの処理装置の間に略気密空間を画成するシール部材と、を備え、前記ゲート弁は、一軸方向に移動可能な支持部材と、前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、前記開口部を略密閉する弁部材と、前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、前記支持部材に当接する第二の当接部材と、を有し、前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、前記平行リンク機構の一端部が前記支持部材に回動自在に軸支され、前記平行リンク機構の他端部が弁部材に回動自在に軸支され、駆動手段により前記支持部材を移動することにより、前記弁部材が前記開口部を略密閉できるゲート弁ユニットである。
上記構成によれば、2つの処理装置同士を当接することで処理装置間に略気密空間にできる。従って、処理装置間における被加工物の移送を所定雰囲気下において行うことができる。また、2つの処理装置同士を当接すると密閉空間を形成できるので、処理装置の開口部を開放した場合であっても外気の侵入が防止されているので処理装置内を所定雰囲気に維持することができる。
本発明のゲート弁ユニットの第2の態様では、さらに、前記空間へ給気する給気部と、前記空間から排気を行うための排気部と、を備える。
本明細書中において、処理装置とは、被加工物の供給、充填、成型、及び焼結等の特定の加工処理を行う装置のみならず、上記装置の間で被加工物を移送する搬送装置等をも含み、電子部品の製造に用いられるすべての装置を意味する。
本発明のゲート弁は、開口部を開閉するための機構としてリンク機構を採用することにより、ゲート弁の構成を簡易にすることができる。また、ゲート弁が簡易な構成であるため、処理装置の構成に拘わらず、当該ゲート弁を開閉機構として容易に適用できる。よって、汎用性の高いゲート弁を実現できる。
また、本発明のゲート弁ユニットによれば、2つの処理装置間に密閉空間を形成できるので、移送空間や処理装置内部を所定雰囲気下に維持することが確実にできる。
以下、図面を参照して本発明のゲート弁及びゲート弁を備えるゲート弁ユニットの実施の形態について詳細に説明する。
以下に、磁性体を成型するための粉体成型装置に適用した本発明のゲート弁及びゲート弁ユニットの実施形態を用いて説明する。図1は、粉体成型装置を構成する搬送装置と成型処理装置とが隣接している状態を示す部分断面図である。図2(a)〜(c)は、ゲード弁が閉鎖した状態、ゲート弁が閉鎖状態から開放状態へ移行する途中の状態、ゲート弁が開放した状態をそれぞれ示す。
図1に示されるように、ゲート弁ユニットは、被加工物を搬送する搬送装置70及び被加工物の成型処理をする成型処理装置20の各々に装着されたゲート弁1、51と、搬送装置70及び成型処理装置20の側壁73、23に設けられ、側壁73、23の開口部71、21を取り囲む壁体31、81と、成型処理装置20の壁体31に設けられた給気部37及び排気部39と、から構成されている。なお、開口部71は搬送装置70内の不図示の収容室に連通し、開口部21は処理装置20内の不図示の加工室に連通している。よって、開口部71を閉鎖すると収容室は密閉され、開口部21を閉鎖すると加工室が密閉される。
また、ゲート弁51、1の各々は、搬送装置70の開口部71と、成型処理装置20の開口部21と、を開閉するための開閉機構である。図1のゲート弁51、1は、それぞれ開口部71、21を閉鎖した状態である。
両ゲート弁51、1の壁体81、31は、互いに当接可能である。壁体81、31を互いに突き当てると、搬送装置70の壁面77と、成型処理装置20の壁面27と、により搬送装置70及び成型処理装置20の連結部に空間101が形成される。図1は、ゲート弁51、1が閉じた状態であるので、開口部71、21が閉鎖され、空間101は略密閉空間である。
次に、ゲート弁ユニットを構成するゲート弁について説明する。なお、両ゲート弁51、1は、ほぼ同じ構成である。よって、ゲート弁51、1の内、成型処理装置20に装着されたゲート弁1の構成について図2を用いて説明し、ゲート弁51、1の異なる部分については後述する。
図2(a)に示されているように、ゲート弁1は、側壁23の開口部21を開閉する弁部材3と、弁部材3を後述する駆動ロッド15の移動方向と垂直な方向に移動させるためのリンク機構5と、リンク機構5を介して弁部材3が連結される支持部材すなわち弁支持部材11と、弁部材3に当接する第一の当接部材13と、を備える。
また、ゲート弁1を駆動させるためのシリンダ25が成型処理装置20の壁面27であって、壁体31の外側(図2(a)において上側)に配置されている。
シリンダ25には棒状の駆動ロッド15の一端部が連結され、駆動ロッド15は壁体31の不図示の貫通孔を通り成型処理装置20の壁面27に沿って延在している。シリンダ25が駆動すると、駆動ロッド15は、図中おいて上下方向に往復運動する。なお、不図示の開口部には、シール部材が装着されており、貫通孔は略気密な構成となっている。また、駆動ロッド15の他端部は弁支持部材11に連結され、駆動ロッド15の移動に伴い弁支持部材11が上下方向に往復移動する。
リンク機構5は、平行リンク機構であり、一端部が弁支持部11に回動自在に第1ピン29に軸支され、他端部が弁部材3に回動自在に第2ピン30に軸支される対の第1リンク7及び第2リンク9から構成される。第1リンク7及び第2リンク9は、同じ形状及び同じ寸法で、互いに平行に離間して弁支持部材11及び弁部材3にピン29、30を介して連結されている。従って、弁部材3は、弁支持部材11に対して平行な位置関係を保持した状態で図中の左右方向に移動可能である。
弁部材3は、矩形状の板状部材であり、その一方の面(開口部21に対向する面)には、壁面27の開口部21の周縁を囲むような寸法かつ形状のシール部材19が接着剤等で貼付されている。よって、成型処理装置20の開口部21の周囲に弁部材3が当接すると、開口部21が弁部材3により閉塞される。
さらに、壁体31は、開口部21を囲み、さらに弁部材3や後述の当接部材の開閉動作に伴う移動範囲を囲む領域を有している。
壁体31の先端部31aには気密を可能にするシール部材33が装着されている。また、壁体31の内側面31bには、駆動ロッド15の軸方向移動に伴う弁部材3の移動を制限する第一の当接部材であるストッパローラ13が固定されている。ストッパローラ13は、壁体31の内側面31bに固定されたローラ支持部14と、ローラ支持部14により回転可能に支持されるローラ本体部16とから構成される。ローラ本体部16は、弁部材3の下方端部3aに当接し、弁部材3の上下方向の移動を制限し、弁部材3の左右方向への移動のガイドとして機能する。第一の当接部材を回転可能に構成することにより、弁部材3とストッパローラ13との摩擦を少なくし、弁部材3の左右方向への移動を滑らかにできる。
さらに、壁体31の内周面であって、ストッパロ−ラ13に隣接して弁支持部材ストッパ35が配置され、弁支持部材11の下方端部11aは弁支持部材ストッパ35に当接する。ここで、弁支持部材ストッパ35は、位置決め部材として機能する。すなわち、弁部材3が開口部21を閉鎖しシール部材19がその変形により開口部21の周囲を密封した時に、過度の応力がシール部材19に掛からないようにするためのものである。さらに、駆動ロッド15の下方への移動に伴い弁支持部材11が移動しても、弁支持部材11の下方端部11aが壁体31の内周面に衝突しないような位置関係で配置されている。
また、弁部材3が開口部21を閉鎖した状態では、弁支持部材11が弁支持部材ストッパ35に当接するとともに弁部材3が開口部21の周縁部に密着するように、弁支持部材ストッパ35(第二の当接部材)及び第一の当接部材(ストッパローラ13)の図1、2中の上下方向長さが寸法付けされている。なお、前記上下方向の長さは、例えば、ローラ支持部14に設けたねじ孔に螺合した高さを調整するためのネジなどの手段によって、調整可能であることが望ましい。このような構成とすることで、弁部材3に装着されているシール部材19が側壁に密着するために必要な押圧力の大きさに応じて、弁部材3のX方向への移動量を制限し、弁部材3や弁支持部材11、クランク機構5等に過負荷が掛かることを防止できる。
また、壁体31には、壁体31の内側(図1の空間101を構成する領域)に給気をする給気部37と、壁体31の外側(空間101の外部)へ排気をするための排気部39とが設けられている。給気部37は不図示の気体供給源に連結され、壁体31の外側から内側へ(図1の矢印41方向)窒素等の所定の気体を空間101内へ導入できる。また、排気部39により、空間101内の気体を外部(図1の矢印43方向)へ排出できる。
上述のゲート弁1と、搬送装置70に装着されたゲート弁51とは、以下の点で異なる。まず、搬送装置70の壁体81の先端部(すなわち壁体31に当接する部分)には、シール部材が設けられていない。また、搬送装置70の壁体81には、給気部及び排気部が設けられていない。その他の構成については、ゲート弁51とゲート弁1は同じである。
上記説明したゲート弁ユニットは以下のように動作する。搬送装置70内に収容されている被加工物を成型処理装置20へ移送する場合について説明する。
まず、図1に示されるようにゲート弁1の壁体31とゲート弁51の壁体81とを互いに対向して突き合わせる。壁体31と壁体81とは、壁体31の先端部31aに設けられたシール部材33を介して当接する。よって、壁体31、81との当接部分は略気密となる。また、ゲート弁1、51は、それぞれ閉鎖状態、すなわち開口部21、71を密閉した状態である。従って、空間101は、密閉空間となる。
次に、不図示の気体供給源から給気部37を介して空間101内に窒素を導入するとともに、排気部39から酸素等の不要な気体を排出する。空間101が所定濃度の窒素雰囲気若しくは低酸素雰囲気になった後、弁部材53、3を開ける。そして、不図示のチェーンコンベア等の移送手段により、搬送装置70内の被加工物は成型処理装置20内に移載される。
次に、ゲート弁の開閉動作について図2(a)〜(c)を用いて説明する。なお、両ゲート弁1、51の開閉動作は、同じであるので、ゲート弁1を用いて説明する。
図2(a)に示すように、弁部材3のシール部材19が壁面27の開口部21の周縁部に密着し開口部21が閉鎖されている。また、弁部材3の下方端部3aがローラ本体部16に当接し、さらに、弁支持部材11の下方端部11aが弁支持部材ストッパ35に当接した状態である。図2(b)に示されるように、シリンダ25を駆動させて駆動ロッド15を矢印Y方向に移動させる。駆動ロッド15に連結された弁支持部材11が矢印Y方向に移動すると、第1リンク7及び第2リンク9が回転し、弁部材3は下方端部3aがローラ本体16に当接した状態で、壁面27から離れる方向に(矢印X方向)移動する。
図2(c)に示されるように、駆動ロッド15が、さらに矢印Y方向に移動すると、弁部材3はローラ本体16から離間し、弁支持部材11とともに矢印Y方向に移動する。最終的に弁部材3は、開口部21を完全に開放する。
図2(c)の開放状態から図2(a)の閉鎖状態までのゲート弁の動作は、上記した閉鎖状態から開放状態の逆の動作となる。すなわち、図2(c)の開放状態において、シリンダ25を駆動して駆動ロッド15を下降させる(矢印Yの反対方向)。弁部材3がストッパローラ13に接触する(図2(b)参照。)。さらに、弁支持部材11を降下させる。ストッパローラ13により弁部材3の下方向への移動は制限されているので、弁部材3は第1リンク7及び第2リンク9が回動することにより、右方向(矢印Xの反対方向)に移動する。最終的には、弁部材3のシール部分19が壁面27に密着する位置において、弁支持部材ストッパ35により弁支持部材11のY方向への移動が制限される。
このように、駆動ロッド15をY方向に移動させるという、「ワンアクション(一回の動作)」のみで弁部材3のY方向への移動及びX方向への移動を行うことができ、開放状態から閉鎖状態または、閉鎖状態から開放状態への動作を行うことができる。
なお、実施形態においては、ゲート弁1に給気部、排気部を設けたが、空間の容積等を鑑み、ゲート弁51にも給気部、排気部を設ける構成にできることは言うまでもない。
本実施形態では、壁体31の突出方向の長さ、すなわち壁面27から壁体31の先端部31aまでの長さが、壁体31が囲む領域内に配置されている弁部材3及びリンク機構5、弁支持部材11、ロッド15に対して相対的に突出するように(高く)寸法付けされているが、本発明はこの構成に限定されない。すなわち、一方の処理装置の壁体31を他方の処理装置(例えば搬送装置70)に当接させた場合に壁体31と、側壁23、73とが、閉じた空間を形成できるように寸法付けてあればよい。
また、弁部材3、53にシール部材19を装着し、壁体31の先端部31aにシール部材33を装着する構成としたが、側壁23、73に開口部21、71の周囲を囲むように溝を設け、その溝内にOリングを装着し、弁部材によりOリングを圧着することで密閉する構成とすることも可能である。また溝とOリングは弁部材3、53に設けてもよい。さらに、壁体31ではなく、壁体81の先端部にシール部材を装着する構成にすることも可能である。
以下に、ゲート弁ユニットの変形例について簡単に説明する。図3は、第1変形例の部分断面図である。第1変形例は、一方の装置にのみ壁体を設けた構成である。具体的には、搬送装置1070の側壁1073にのみ、開口部1071を取り囲む壁体1081が設けられ、成型処理装置1020の側壁1023は壁体を備えず、壁体1081が当接する側壁1023の部分には、シール部材1033が装着されている。さらに、図1の実施形態と同様に、搬送装置1070及び成型処理装置1020の各々は、ゲート弁1051、1001を備える。また、壁体1081には、給気部1037及び排気部1039が設けられている。成型処理装置1020のゲート弁1001は、成型処理装置1020内に装着されている。
上記構成のゲート弁ユニットでは、搬送装置1070の壁体1081を成型処理装置1020の側壁1023のシール部材1033に当接させることにより、搬送装置1070と成型処理装置1020との連結部に形成される空間1101内を開口部1071、1021を除き密閉空間とすることができる。その他の構成は、図1のゲート弁ユニットと同じである。
図4は、ゲート弁ユニットの第2変形例の部分断面図である。第2変形例は、壁体を備えない構成である。具体的には、開口部2071、2021を取り囲むように延在する壁体が、何れの側壁2073、2023にも設けられていない。成型処理装置2020の側壁2023の壁面2027には、開口部2021を囲むように断面凸形状のシール部材2033が装着されている。また、ゲート弁2051、2001は、それぞれ、搬送装置2070及び成型処理装置2001の壁体2073、2023の内側に装着されたゲート弁2051、2001により開口部2071、2021を閉鎖する構成である。さらに、給気部2037、排気部2039が側壁2073に装着されている。なお、給気部2037には不図示の気体供給源に連通し、排気部2039には、搬送装置2070の外部と連通している。
上記構成において、搬送装置2070及び成型処理装置2020の開口部2071、2021を互いに対向させて、搬送装置2070と成型処理装置2020とを互いに当接すると、開口部2071、2021を除き略密閉された空間2101が形成される。
このように、本発明のゲート弁ユニットによれば、2つの処理装置の間に閉じた空間ができる構成として、種々の変形ができることは言うまでもない。
本発明は、実施形態に示した粉体成型工程のみならず、例えば半導体処理装置におけるロードポート等、閉鎖された空間内部に保持される気体に含まれる酸素等の特定の分子の濃度を常に所定値以下に維持し、かつ閉鎖空間内部に対して部材の出し入れを可能にする開口部を開閉することを要する種々の装置における、ゲート弁及びゲート弁ユニットとして用いることが可能である。
この発明は、その本質的特性から逸脱することなく数多くの形式のものとして具体化することができる。よって、上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
図1は、粉体成型装置を構成する搬送装置と成型処理装置との当接状態を示す部分断面図である。 図2の(a)〜(c)は、ゲード弁が閉鎖した状態、ゲート弁が閉鎖状態から開放状態へ移行する途中の状態、ゲート弁が開放した状態をそれぞれ示す図である。 弁部材ユニットの第1変形例の部分断面図である。 弁部材ユニットの第2変形例の部分断面図である。 従来の希土類金属粉末から磁性体を成型する装置の一部を示す部分断面図である。 従来のロードポートの全体を示す側面図である。
符号の説明
1、51 ゲート弁
3、53 弁部材
11 弁支持部材
15 駆動ロッド
21、71 開口部
31、81 壁体

Claims (9)

  1. 処理装置の被加工物を出し入れするための開口部を開閉可能なゲート弁であって、
    一軸方向に移動可能な支持部材と、
    前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、
    前記開口部を略密閉する弁部材と、
    前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、
    前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備え、
    前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、
    前記支持部材を移動させることにより、前記弁部材の一端部が前記第一の当接部材に当接し、前記リンク機構を介して前記弁部材が前記支持部材の移動方向に対して垂直な方向に移動し、前記開口部を略密閉することを特徴とするゲート弁。
  2. 処理装置の被加工物を出し入れするための開口部を開閉可能なゲート弁であって、
    一軸方向に移動可能な支持部材と、
    前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、
    前記開口部を略密閉する弁部材と、
    前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、
    前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、を備え、
    前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、
    前記弁部材による開口部の密閉及び開放は、ワンアクションで行われることを特徴とするゲート弁。
  3. 前記リンク機構は、互いに長さの等しい平行な複数のリンクから構成される請求項1又は2に記載のゲート弁。
  4. 前記支持部材の一端部に当接する第二の当接部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のゲート弁。
  5. 前記支持部材の一端部に対する前記第二の当接部材の当接位置が調整可能である請求項4に記載のゲート弁。
  6. 前記第一の当接部材は、ローラであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のゲート弁。
  7. 前記弁部材には、前記開口部の周縁に対応する形状のシール部材が設けられている請求項1又は2に記載のゲート弁。
  8. 開口部を有する2つの処理装置の間に密閉空間を形成するためのゲート弁ユニットであって、
    前記2つの処理装置の少なくとも一方に設けられ、前記開口部を開閉可能なゲート弁と、
    少なくとも前記開口部を取り囲み、前記2つの処理装置の間に略気密空間を画成するシール部材と、を備え、
    前記ゲート弁は、一軸方向に移動可能な支持部材と、前記支持部材を一軸方向に移動させる駆動手段と、前記開口部を略密閉する弁部材と、前記支持部材と前記弁部材とを連結するリンク機構と、前記弁部材の一端部に当接する第一の当接部材と、前記支持部材に当接する第二の当接部材と、を有し、前記リンク機構の一端部は前記支持部材に回転自在に軸支され、前記リンク機構の他端部は前記弁部材に回転自在に軸支され、前記平行リンク機構の一端部が前記支持部材に回動自在に軸支され、前記平行リンク機構の他端部が弁部材に回動自在に軸支され、駆動手段により前記支持部材を移動することにより、前記弁部材が前記開口部を略密閉できることを特徴とするゲート弁ユニット。
  9. 前記空間へ給気する給気部と、前記空間から排気を行うための排気部と、を備える請求項8に記載のゲート弁ユニット。
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