JP2016169518A - 継手連結部材および水栓接続継手 - Google Patents
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Abstract
【課題】主に、連結部材本体に対する水栓接続継手の取付けに汎用性を持たせると共に、水栓接続継手の供回りを確実に防止し得るようにする。
【解決手段】ユニットバス2を構成する側壁パネル4の室外側に配設されて、側壁パネル4の室内側に設置される風呂水栓7を接続するようにした水栓接続継手8を、複数連結可能な連結部材本体21を有する継手連結部材11に関する。
連結部材本体21が、複数の水栓接続継手8を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴22と、継手挿通配置用スライド穴22に挿通保持された各水栓接続継手8を、継手挿通配置用スライド穴22に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24と、を有する。
継手固定用長穴24が、継手挿通配置用スライド穴22を挟んで複数対設けられる。
【選択図】図3
【解決手段】ユニットバス2を構成する側壁パネル4の室外側に配設されて、側壁パネル4の室内側に設置される風呂水栓7を接続するようにした水栓接続継手8を、複数連結可能な連結部材本体21を有する継手連結部材11に関する。
連結部材本体21が、複数の水栓接続継手8を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴22と、継手挿通配置用スライド穴22に挿通保持された各水栓接続継手8を、継手挿通配置用スライド穴22に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24と、を有する。
継手固定用長穴24が、継手挿通配置用スライド穴22を挟んで複数対設けられる。
【選択図】図3
Description
この発明は、継手連結部材および水栓接続継手に関するものである。
近年、浴室設備をユニットバスによって構成することが広く普及している。そして、このようなユニットバスは、工場で予め作られた床パネルや側壁パネルや天井パネルや浴槽などを、建物1の新築時に現場へ運んで現場で組み立てることにより、短期間で建物の内部に浴室設備を構築できるようにしたものである。組み立ての際に、各パネルの接合部は止水のためにシーリングされ、入居前に止水性を確認した上で入居者に引き渡される。このユニットバスには、側壁パネルの室内側に、給水や給湯を行うための風呂水栓が設置されている。この風呂水栓は、側壁パネルの室外側に配設された水栓接続継手に対して接続固定される。この水栓接続継手は、給水用や給湯用などに複数設置される。
そして、このようなユニットバスをリフォームする場合に、風呂水栓の位置を変更したり、風呂水栓を新しい物に交換したりすることが行われている。そして、風呂水栓を改修する場合には、既に止水性が確認された既存のユニットバスを傷付けることなく、しかも、容易かつ迅速に交換作業を行えるようにすることが求められる。
そこで、例えば、特許文献1のように、複数の水栓接続継手を継手連結部材で連結することで、複数の水栓接続継手を1つにまとめて側壁パネルの室外側への引込作業を一度に行えるようにし、以って、風呂水栓の更新作業を容易且つ迅速に行えるようにしたものが提案されている。
しかしながら、上記特許文献1に記載された継手連結部材は、複数の水栓接続継手間の取付間隔を調整することができなかったので、取付間隔の異なる各種の風呂水栓に対して共用することができず、汎用性がなかった。しかも、上記した継手連結部材は、水栓接続継手に対する回り止め機能を有していなかったので、水栓接続継手に風呂水栓を接続する際の水栓接続継手の供回りによる締込み不足を解消することができず、風呂水栓の取付けに手間が掛かっていた。なお、上記した締込み不足が生じると、水漏れを引起こす原因となるので、締込み不足が生じ易い構造は厳に避けなければならないものである。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
ユニットバスを構成する側壁パネルの室外側に配設されて、側壁パネルの室内側に設置される風呂水栓を接続するようにした水栓接続継手を、複数連結可能な連結部材本体を有する継手連結部材において、
前記連結部材本体が、
複数の水栓接続継手を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴と、
該継手挿通配置用スライド穴に挿通保持された各水栓接続継手を、継手挿通配置用スライド穴に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴と、を有し、
該継手固定用長穴が、前記継手挿通配置用スライド穴を挟んで複数対設けられたことを特徴としている。
ユニットバスを構成する側壁パネルの室外側に配設されて、側壁パネルの室内側に設置される風呂水栓を接続するようにした水栓接続継手を、複数連結可能な連結部材本体を有する継手連結部材において、
前記連結部材本体が、
複数の水栓接続継手を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴と、
該継手挿通配置用スライド穴に挿通保持された各水栓接続継手を、継手挿通配置用スライド穴に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴と、を有し、
該継手固定用長穴が、前記継手挿通配置用スライド穴を挟んで複数対設けられたことを特徴としている。
本発明によれば、上記構成によって、連結部材本体に対する水栓接続継手の取付けに汎用性を持たせると共に、水栓接続継手の供回りを確実に防止して、水栓接続継手に対する風呂水栓の締込み不足を解消し、取付けの手間を削減すると共に、水漏れを防止することができる。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
図1〜図4は、この実施例を示す図である。
<構成>以下、構成について説明する。
図1に示すように、建物1の浴室設備をユニットバス2によって構成する。このユニットバス2は、工場で予め作られた床パネル3や側壁パネル4や天井パネル5や浴槽などを、建物1の新築時に現場へ運んで現場で組み立てることにより、短期間で建物1の内部に浴室設備を構築できるようにしたものである。組み立ての際に、上記した各パネル(床パネル3、側壁パネル4、天井パネル5)の接合部は止水のためにシーリングされ、入居前に止水性を確認した上で入居者に引き渡される。このユニットバス2には、側壁パネル4の室内側に、給水や給湯を行うための風呂水栓7が設置される。この風呂水栓7は、側壁パネル4の室外側に配設された水栓接続継手8(図2参照)に対して接続固定される。この水栓接続継手8は、給水用や給湯用などに複数設置される。
図1に示すように、建物1の浴室設備をユニットバス2によって構成する。このユニットバス2は、工場で予め作られた床パネル3や側壁パネル4や天井パネル5や浴槽などを、建物1の新築時に現場へ運んで現場で組み立てることにより、短期間で建物1の内部に浴室設備を構築できるようにしたものである。組み立ての際に、上記した各パネル(床パネル3、側壁パネル4、天井パネル5)の接合部は止水のためにシーリングされ、入居前に止水性を確認した上で入居者に引き渡される。このユニットバス2には、側壁パネル4の室内側に、給水や給湯を行うための風呂水栓7が設置される。この風呂水栓7は、側壁パネル4の室外側に配設された水栓接続継手8(図2参照)に対して接続固定される。この水栓接続継手8は、給水用や給湯用などに複数設置される。
そして、このようなユニットバス2をリフォームする場合に、風呂水栓7の位置を変更したり、風呂水栓7を新しい物に交換したりする。そして、風呂水栓7を改修する場合には、既に止水性が確認された既存のユニットバス2を傷付けることなく、しかも、容易かつ迅速に交換作業を行えるようにすることが求められる。
そこで、図2〜図4に示すように、複数の水栓接続継手8を継手連結部材11で連結することで、複数の水栓接続継手8を1つにまとめて側壁パネル4の室外側への引込作業を一度に行えるようにし、以って、風呂水栓7の更新作業を容易且つ迅速に行えるようにする。
この際、継手連結部材11は、複数の水栓接続継手8を横に並べた長さよりも横に長いものとされる。この継手連結部材11で連結された複数の水栓接続継手8には、給水管や給湯管などの配管12がそれぞれ接続された状態で、ユニットバス2の天井パネル5に形成された点検口13から天井パネル5の上と建物1の天井壁14との間の隙間15を通して側壁パネル4の裏側と建物1の側壁16などとの間の隙間17への引込作業を行うようにする。そして、水栓接続継手8の風呂水栓7を接続する側の端部に予めチェーンなどを取付けておき、このチェーンを側壁パネル4に形成した取付穴18から取出すことにより、取付穴18に水栓接続継手8の風呂水栓7を接続する側の端部を挿通させた状態にし、この状態で水栓接続継手8に対してユニットバス2の内側から風呂水栓7を接続させるようにする。
そして、以上のような基本的または全体的な構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えている。
(1−1)継手連結部材11は、連結部材本体21が、
複数の水栓接続継手8を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴22と、
この継手挿通配置用スライド穴22に挿通保持された各水栓接続継手8を、継手挿通配置用スライド穴22に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24と、を有するものとされる。
この継手固定用長穴24が、上記継手挿通配置用スライド穴22を挟んで複数対設けられる。
(1−1)継手連結部材11は、連結部材本体21が、
複数の水栓接続継手8を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴22と、
この継手挿通配置用スライド穴22に挿通保持された各水栓接続継手8を、継手挿通配置用スライド穴22に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24と、を有するものとされる。
この継手固定用長穴24が、上記継手挿通配置用スライド穴22を挟んで複数対設けられる。
ここで、水栓接続継手8は、L字型をした筒状の継手本体31を備えると共に、この継手本体31の上下方向へ向けられる一端側(この場合には上端側とされる)に、配管12に対する接続口部32を有し、横方向へ向けられる他端側(この場合には下端側となる)に、風呂水栓7に対する接続口部33を有するものとされる。この場合、風呂水栓7に対する接続口部33には、フランジ部34が一体に形成されると共に、フランジ部34よりも先端側の外周面に風呂水栓7を接続するためのネジ部35が形成されている。また、フランジ部34には、頂部の位置を0°とした場合に、斜め45°の位置から周方向に90°の間隔を有して4箇所のネジ穴36が形成されており、これらのネジ穴36によって継手固定用長穴24にネジ止めができるようになっている。
また、連結部材本体21は、短冊状をした金属製や樹脂製の板材を横長に配置して使用するものとされている。この場合、連結部材本体21は、横方向へ延びる1本の継手挿通配置用スライド穴22と、この1本の継手挿通配置用スライド穴22の上下に沿って対を成すように形成された継手固定用長穴24とを有するものとされる。更に、この上下の継手固定用長穴24が、連結部材本体21の両側部に二対設けられることによって、2個の水栓接続継手8を取付可能としている。継手挿通配置用スライド穴22は、継手本体31のフランジ部34よりも室外側の細くなっている部分が丁度通る幅に形成されている。
また、各継手固定用長穴24は、フランジ部34の同じ高さに形成された2個のネジ穴36が同時に合致する長さ、またはそれ以上の長さを有するものとされる。この場合、少なくとも、1つの継手固定用長穴24は、各種の風呂水栓7に対応するために必要な横スライド量を有するものとされる。
なお、継手連結部材11は、水栓接続継手8を3個以上取付けることができるようにすることができる。この場合には、継手連結部材11に対して、継手固定用長穴24を延長するか、或いは、継手固定用長穴24を三対以上設けるようにすれば良い。
(1−2)上記連結部材本体21が、その縁部41と上記継手挿通配置用スライド穴22との間に、上記水栓接続継手8を縁部41の位置から継手挿通配置用スライド穴22内へ導入可能な導入用切欠部42を有するものとされる。
ここで、導入用切欠部42は、連結部材本体21の下縁部における、左右の継手固定用長穴24間の中間部の位置に設けるようにしている。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1−1)複数の水栓接続継手8を連結部材本体21で連結することにより、複数の水栓接続継手8を1つにまとめて一度に取扱える(側壁パネル4の裏側と建物1の側壁16などとの間の隙間17への引込作業用を行える)ようになる。その分、風呂水栓7の更新作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
(1−1)複数の水栓接続継手8を連結部材本体21で連結することにより、複数の水栓接続継手8を1つにまとめて一度に取扱える(側壁パネル4の裏側と建物1の側壁16などとの間の隙間17への引込作業用を行える)ようになる。その分、風呂水栓7の更新作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
この際、連結部材本体21に、継手挿通配置用スライド穴22と複数対の継手固定用長穴24とを設けた。これにより、様々な風呂水栓7に合わせて取付間隔を調整した状態で複数の水栓接続継手8を連結部材本体21に予め固定することができるようになる。この連結部材本体21と一般的な水栓接続継手8との組み合わせで、各種の風呂水栓7に対応することができるようになり、水栓接続継手8や継手連結部材11の汎用化を図ることが可能になる。
また、連結部材本体21の各継手固定用長穴24に対して水栓接続継手8のフランジ部34のネジ穴36を2個同時にネジ止めすることにより、水栓接続継手8に風呂水栓7を接続する際の水栓接続継手8の供回りを確実に防止することができるようになる。その結果、水栓接続継手8に対する風呂水栓7の締込み不足を解消し、取付けの手間を削減すると共に、水漏れを防止することができる。そして、ユニットバス2の内側で全ての作業を行うことが可能となり、また、既存のユニットバス2の側壁パネル4や天井パネル5などを傷付けることなく風呂水栓7の改修を行うことが可能となる。
(1−2)連結部材本体21に導入用切欠部42を設けた。これにより、水栓接続継手8を、連結部材本体21の縁部41の位置から導入用切欠部42を通して継手挿通配置用スライド穴22内へ導入することができるようになる。以って、水栓接続継手8を分解して連結部材本体21の継手挿通配置用スライド穴22へ面直方向に挿入するような面倒な作業を行うことなく連結部材本体21に容易に挿通保持させて固定することができる。
図5〜図7は、この実施例を示す図である。なお、上記した実施例と同様の構成については、同じ符号を付すことによって説明を省略する。但し、省略した部分については、上記した実施例の記載を持ってこの実施例の記載とする。
<構成>以下、構成について説明する。
(2−1)ユニットバス2を構成する側壁パネル4の室外側に配設されて、側壁パネル4の室内側に設置される風呂水栓7を接続するようにした継手本体31を有する水栓接続継手8において、
上記継手本体31が、背面側に直交する2つの取付座面51,52を有するものとされる。
(2−1)ユニットバス2を構成する側壁パネル4の室外側に配設されて、側壁パネル4の室内側に設置される風呂水栓7を接続するようにした継手本体31を有する水栓接続継手8において、
上記継手本体31が、背面側に直交する2つの取付座面51,52を有するものとされる。
この場合、取付座面51,52は、L字型をした筒状の継手本体31における、上下方向に向けられる一端側(接続口部32)の背面部分と、横方向へ向けられる他端側(接続口部33)の下面部分に対して設けられる。各取付座面51,52には、それぞれ継手本体31の両側に横に並ぶように少なくとも、一対のネジ穴36が設けられる。
(2−2)上記した水栓接続継手8を、複数連結可能な連結部材本体21を有する継手連結部材11であって、
上記連結部材本体21が、水栓接続継手8の直交する2つの取付座面51,52をそれぞれ当接可能な直交する2つの取付面53,54を有するL字断面のアングル材55とされる。
このL字断面のアングル材55が、各取付面53,54に、水栓接続継手8の取付座面51,52をアングル材55に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24を有する。
このL字断面のアングル材55が、各取付面53,54に、水栓接続継手8の取付座面51,52をアングル材55に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴24を有する。
ここで、継手固定用長穴24は、各取付面53,54の同じ高さで横に位置する2個のネジ穴36が同時に合致する位置(即ち、2箇所を同時にネジ止めてきる位置)に形成される。
<作用効果>この実施例によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(2−1)継手本体31に、直交する2つの取付座面51,52を設けた。これにより、どちらの取付座面51,52を用いても連結部材本体21への取付けができるようになるので、連結部材本体21に対する継手本体31の取付け作業性を向上することができる。また、両方の取付座面51,52を使って連結部材本体21に継手本体31を取付けることで、より強固な取付状態を得ることが可能となる。
(2−1)継手本体31に、直交する2つの取付座面51,52を設けた。これにより、どちらの取付座面51,52を用いても連結部材本体21への取付けができるようになるので、連結部材本体21に対する継手本体31の取付け作業性を向上することができる。また、両方の取付座面51,52を使って連結部材本体21に継手本体31を取付けることで、より強固な取付状態を得ることが可能となる。
(2−2)複数の水栓接続継手8を連結部材本体21で連結することにより、複数の水栓接続継手8を1つにまとめて一度に取扱える(側壁パネル4の裏側と建物1の側壁16などとの間の隙間17への引込作業を行える)ようになり、その分、風呂水栓7の更新作業を容易且つ迅速に行うことが可能となる。
この際、連結部材本体21をL字断面のアングル材55とした。これにより、連結部材本体21に高い剛性が得られるので、水栓接続継手8や風呂水栓7に対する十分な支持強度を得ることができる。また、L字断面のアングル材55は、水栓接続継手8の直交する2つの取付座面51,52を取付可能な直交する2つの取付面53,54を有しているので、上記した水栓接続継手8をより確実且つ強固に固定することが可能となる。また、どちらかの取付座面51,52と取付面53,54のみを使用して固定することも可能となる。
そして、L字断面のアングル材55の各取付面53,54に継手固定用長穴24を設けた。これにより、様々な風呂水栓7に合わせて取付間隔を調整した状態で複数の水栓接続継手8をアングル材55に予め固定することができるようになる。このアングル材55と2つの取付座面51,52を有する水栓接続継手8との組み合わせで、各種の風呂水栓7に対応することができるようになり、水栓接続継手8や継手連結部材11の汎用化を図ることが可能になる。
また、アングル材55に対して2つの取付座面51,52を有する水栓接続継手8を当接した状態でネジ止めすることにより、水栓接続継手8に風呂水栓7を接続する際の水栓接続継手8の供回りを確実に防止することができるようになる。しかも、上記実施例と同様に、アングル材55の各継手固定用長穴24に対して水栓接続継手8のフランジ部34のネジ穴36を2個同時にネジ止めすることにより、供回り防止効果をより高めることが可能となる。その結果、水栓接続継手8に対する風呂水栓7の締込み不足を解消し、取付けの手間を削減すると共に、水漏れを防止することができる。そして、ユニットバス2の内側で全ての作業を行うことが可能となり、また、既存のユニットバス2の側壁パネル4や天井パネル5などを傷付けることなく風呂水栓7の改修を行うことが可能となる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
2 ユニットバス
4 側壁パネル
7 風呂水栓
8 水栓接続継手
11 継手連結部材
21 連結部材本体
22 継手挿通配置用スライド穴
24 継手固定用長穴
31 継手本体
41 縁部
42 導入用切欠部
51 取付座面
52 取付座面
53 取付面
54 取付面
55 アングル材
4 側壁パネル
7 風呂水栓
8 水栓接続継手
11 継手連結部材
21 連結部材本体
22 継手挿通配置用スライド穴
24 継手固定用長穴
31 継手本体
41 縁部
42 導入用切欠部
51 取付座面
52 取付座面
53 取付面
54 取付面
55 アングル材
Claims (4)
- ユニットバスを構成する側壁パネルの室外側に配設されて、側壁パネルの室内側に設置される風呂水栓を接続するようにした水栓接続継手を、複数連結可能な連結部材本体を有する継手連結部材において、
上記連結部材本体が、
複数の水栓接続継手を挿通した状態で互いに近接離反動自在に保持する継手挿通配置用スライド穴と、
この継手挿通配置用スライド穴に挿通保持された各水栓接続継手を、継手挿通配置用スライド穴に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴と、を有し、
この継手固定用長穴が、上記継手挿通配置用スライド穴を挟んで複数対設けられたことを特徴とする継手連結部材。 - 請求項1に記載の継手連結部材であって、
上記連結部材本体が、その縁部と上記継手挿通配置用スライド穴との間に、上記水栓接続継手を縁部の位置から継手挿通配置用スライド穴内へ導入可能な導入用切欠部を有することを特徴とする継手連結部材。 - ユニットバスを構成する側壁パネルの室外側に配設されて、側壁パネルの室内側に設置される風呂水栓を接続するようにした継手本体を有する水栓接続継手において、
上記継手本体が、背面側に直交する2つの取付座面を有することを特徴とする水栓接続継手。 - 請求項3記載の水栓接続継手を、複数連結可能な連結部材本体を有する継手連結部材であって、
上記連結部材本体が、水栓接続継手の直交する2つの取付座面をそれぞれ当接可能な直交する2つの取付面を有するL字断面のアングル材とされ、
このL字断面のアングル材が、各取付面に、水栓接続継手の取付座面をアングル材に沿った任意の位置で固定可能な継手固定用長穴を有することを特徴とする継手連結部材。
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---|---|---|---|
JP2015049548A JP2016169518A (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 継手連結部材および水栓接続継手 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020051526A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | Sanei株式会社 | 混合水栓 |
JP2020175495A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 株式会社Fuji | ホース配管構造および工作機械 |
-
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020051526A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | Sanei株式会社 | 混合水栓 |
JP7146549B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-10-04 | Sanei株式会社 | 混合水栓 |
JP2020175495A (ja) * | 2019-04-23 | 2020-10-29 | 株式会社Fuji | ホース配管構造および工作機械 |
JP7280100B2 (ja) | 2019-04-23 | 2023-05-23 | 株式会社Fuji | ホース配管構造および工作機械 |
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