JP2016167802A - 管理システム、画像形成装置及び管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークの使用が制限されていても使用量を管理しやすくする管理システム、画像形成装置及び管理装置を提供する。
【解決手段】画像形成を行う画像形成装置と、画像形成装置とネットワークを介して接続される1以上の管理装置とを有する管理システムが、前記画像形成の実行に基づく第1使用量と、第1使用量を取得した日時とを示す履歴データを記憶し、履歴データに基づいて上限値を算出し、ネットワークの使用が制限されている場合に、上限値に基づいて画像形成の制限を行う。
【選択図】図4
【解決手段】画像形成を行う画像形成装置と、画像形成装置とネットワークを介して接続される1以上の管理装置とを有する管理システムが、前記画像形成の実行に基づく第1使用量と、第1使用量を取得した日時とを示す履歴データを記憶し、履歴データに基づいて上限値を算出し、ネットワークの使用が制限されている場合に、上限値に基づいて画像形成の制限を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、管理システム、画像形成装置及び管理装置に関する。
従来、ネットワーク等を介して通信を行う印刷装置が知られている。また、印刷装置が印刷を行うと、印刷完了が通知され、印刷装置が使用された回数等を管理する方法が知られている。
この管理において、コピージョブに基づく印刷処理が完了すると、印刷処理が完了した旨の通知が行われ、コピーの実行で使用した分をコピー使用量として計上する方法が知られている(例えば、特許文献1等)。
しかしながら、従来の方法では、ネットワークの使用が制限されていると、画像形成装置が画像形成を行った回数、時間、画像形成を行った用紙の枚数又はこれらの組み合わせ等(以下「使用量」という。)を管理できない場合がある。このため、ネットワークの使用が制限されている間の使用量が不明となる等によって、使用量の管理が難しくなる場合がある。
本発明の1つの側面は、ネットワークの使用が制限されていても使用量を管理しやすくできる管理システムを提供することを目的とする。
一態様における、画像形成を行う画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続される1以上の管理装置とを有する管理システムは、前記画像形成の実行に基づく第1使用量と、前記第1使用量を取得した日時とを示す履歴データを記憶する記憶部と、前記履歴データに基づいて上限値を算出する算出部と、前記ネットワークの使用が制限されている場合に、前記上限値に基づいて前記画像形成の制限を行う制限部とを含む。
ネットワークの使用が制限されていても使用量を管理しやすくできる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(第1実施形態)
(全体構成例)
図1は、本発明の一実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示す全体構成図である。具体的には、管理システム1は、画像形成装置の例としてプリンタ10と、管理装置の例としてサーバ2とを有する。また、管理システム1では、プリンタ10及びサーバ2は、ネットワーク3を介して接続される。さらに、ネットワーク3を介してPC4等の情報処理装置が接続され、PC4等から画像データ等がネットワーク3を介してプリンタ10に送信されると、プリンタ10は、画像データ等に基づいて画像形成を行う。
(全体構成例)
図1は、本発明の一実施形態に係る管理システムの全体構成の一例を示す全体構成図である。具体的には、管理システム1は、画像形成装置の例としてプリンタ10と、管理装置の例としてサーバ2とを有する。また、管理システム1では、プリンタ10及びサーバ2は、ネットワーク3を介して接続される。さらに、ネットワーク3を介してPC4等の情報処理装置が接続され、PC4等から画像データ等がネットワーク3を介してプリンタ10に送信されると、プリンタ10は、画像データ等に基づいて画像形成を行う。
なお、プリンタ10は、FAX、デジタル複写機、スキャナ装置又はデジタル複合機等でもよい。また、サーバ2は、PC(Personal Computer)等の情報処理装置でもよく、さらに、サーバ2は、複数の情報処理装置であってもよい。
例えば、ユーザUSERは、いわゆるEC(Electronic Commerce)サイト等で、契約及び使用料金の支払い等の手続きを行う。次に、ユーザUSERによって手続きが行われると、ユーザUSERには、例えば契約ID(Identification)等が発行される。以下、契約IDが発行される場合の例で説明する。
契約IDが発行されると、管理システム1では、契約IDと、手続きによって定まるプリンタ10を使用できる回数等の度数とがサーバ2に入力される。次に、管理システム1では、プリンタ10からプリンタ10を識別できる機器ID等がサーバ2に送信される。機器ID等がサーバ2に送信されると、サーバ2は、機器IDと契約IDとを対応させる。これにより、ユーザUSERの契約とプリンタ10とが対応付けされるので、ユーザUSERは、プリンタ10を使用できる。
また、管理システム1では、ユーザUSERによって、プリンタ10が使用されると、使用量を示すデータがサーバ2に送信される。
(ハードウェア構成例)
図2は、本発明の一実施形態に係る管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。具体的には、サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)2H1と、I/F(interface)2H2と、出力装置2H3と、入力装置2H4と、HD(Hard Disk)2H5と、記憶装置2H6とを有する。また、サーバ2が有する各ハードウェアは、バス(bus)2H7を介して相互に接続される。
図2は、本発明の一実施形態に係る管理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。具体的には、サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)2H1と、I/F(interface)2H2と、出力装置2H3と、入力装置2H4と、HD(Hard Disk)2H5と、記憶装置2H6とを有する。また、サーバ2が有する各ハードウェアは、バス(bus)2H7を介して相互に接続される。
CPU2H1は、サーバ2が行う各種処理及び各種データの加工を行う演算装置並びにサーバ2が有する各ハードウェア等を制御する制御装置である。なお、サーバ2は、CPU2H1の補助を行う演算装置又は制御装置をさらに有してもよい。
I/F2H2は、例えばコネクタ及び処理IC(Integrated Circuit)等である。例えば、I/F2H2は、ネットワーク等を介してプリンタ10(図1)等の外部装置とデータを送受信する。
出力装置2H3は、GUI(Graphical User Interface)等を表示するディスプレイ等である。
入力装置2H4は、操作等を入力するタッチパネル、キーボード、マウス又はこれらの組み合わせ等である。
HD2H5は、補助記憶装置の一例である。即ち、HD2H5は、サーバ2が用いるプログラム、ファイル又は各種設定等のデータを記憶する。
記憶装置2H6は、いわゆるメモリ(memory)等である。即ち、記憶装置2H6には、HD2H5が記憶するプログラム又はデータ等が読み出される。
図3は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。具体的には、プリンタ10は、CPU10H1と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)10H2と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)10H3と、フラッシュメモリ(flash memory)10H4と、HD10H5と、メモリ10H6と、I/F10H7と、操作部10H8と、FCU(FAX Control Unit)10H9と、USB(Universal Serial Bus)10H10と、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.)139410H11と、プロッタ/スキャナエンジン10H12と、周辺機10H13とを有する。
CPU10H1は、プリンタ10が行う各種処理及び各種データの加工を行う演算装置並びにプリンタ10が有する各ハードウェア等を制御する制御装置である。なお、プリンタ10は、CPU10H1の補助を行う演算装置又は制御装置をさらに有してもよい。
ASIC10H2は、CPUI/F、SDRAMI/F、ローカルバスI/F、PCII/F、MAC(Media Access Controller)及びHDI/F等となる多機能デバイスである。また、ASIC10H2は、CPU10H1と、制御対象とするデバイスとを共有化し、アーキテクチャの面からアプリ(アプリケーションソフト)等の開発の高効率化を支援する。
SDRAM10H3は、OS(Operating System)を含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリ及びCPU10H1がデータ処理等を行う際に使用するワークメモリ等として使用されるメインメモリである。なお、SDRAM10H3は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)又はSRAM(Static Random Access Memory)等でもよい。
フラッシュメモリ10H4は、プリンタ10を起動させるブートローダ(ブートプログラム)及びOS等のプログラムを記憶する。また、フラッシュメモリ10H4は、各アプリケーションソフトウェア、サービスソフトウェア及びファームウェア等のプログラムと、ネットワークアドレス、機器ID及びカウンタデータ等のデータとを記憶する。なお、フラッシュメモリ10H4は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等の不揮発性のメモリ等でもよい。さらに、フラッシュメモリ10H4は、RAM(Random Access Memory)と電池とを利用するバックアップ回路を集積した不揮発性のメモリ等でもよい。
HD10H5は、不揮発性の記憶媒体である。即ち、HD10H5は、プリンタ10が用いるプログラム、ファイル又は各種設定等のデータを記憶する。また、HD10H5は、ファームメモリとして使用されてもよい。
メモリ10H6は、NRS(Naming and Reconciliation Service)等を記憶する不揮発性のメモリである。
I/F10H7は、ネットワーク等を介して外部装置と通信を行うI/Fである。
操作部10H8は、操作キー又は操作ボタン等の入力装置と、LCD(Liquid Crystal Display)又はCRT(Cathode Ray Tube)の出力装置とを有する。
FCU10H9は、FAX又はモデムを有する画像形成装置若しくはサーバ2(図1)等の外部装置と通信を行う。また、FCU10H9は、外部装置から送信される変調されたデータ等を復調する。
USB10H10及びIEEE139410H11は、外部装置及び周辺機器等をプリンタ10に接続させるI/Fである。
プロッタ/スキャナエンジン10H12は、プリンタ10が有するハードウェアの異常等を検出するセンサを有し、プリンタ10の故障等を検出する。
周辺機10H13は、紙等のホッチキス留めを行うステープラ(stapler)又は紙等に穴あけ加工を行うパンチ(puncher)等である。さらに、周辺機10H13は、紙等の製本加工、折りたたみ又は仕分け等を行うフィニッシャ(finisher)等でもよい。
プリンタ10の電源がオンとなると、CPU10H1は、ASIC10H2を介して、ブートローダを起動させ、ブートローダに従い、フラッシュメモリ10H4が記憶するOSのプログラム等を展開する。次に、CPU10H1は、必要に応じて、フラッシュメモリ10H4が記憶するアプリケーション、サービス、NRSのプログラム等を読み出し、SDRAM10H3にロードする。これにより、プリンタ10は、各機能を実現できる。
(全体処理例)
図4は、本発明の一実施形態に係る管理システムによる全体処理の一例を示すシーケンス図である。
図4は、本発明の一実施形態に係る管理システムによる全体処理の一例を示すシーケンス図である。
(画像形成装置の設定例(ステップS01))
ステップS01では、プリンタ10に、スケジュール等が設定される。
ステップS01では、プリンタ10に、スケジュール等が設定される。
図5は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置に対して設定を行うための設定画面の一例を示す図である。例えば、ステップS01では、プリンタ10(図4)は、設定画面PNLをユーザに表示して、ユーザにスケジュールの操作等を入力させる。具体的には、図示するように、「履歴を取得する時刻」として、ユーザは、プリンタ10がネットワーク接続状況及びカウンタ値等を取得する時刻を設定する。例えば、「履歴を取得する時刻」に設定される時刻となると、プリンタ10は、ネットワーク接続状況及びカウンタ値等を取得し、履歴データに記憶する。
なお、プリンタ10には、「画像形成装置を使用しない曜日の設定」等の設定に基づいて、取得を行う曜日等がユーザによって決められてもよい。例えば、図示するように、画像形成装置を使用しない曜日が「日」、「土」及び「祝日」と設定されると、プリンタ10は、「月」、「火」、「水」、「木」及び「金」の曜日にそれぞれネットワーク接続状況及びカウンタ値等を取得する。
(履歴データの記憶例(ステップS02))
図4に戻り、ステップS02では、プリンタ10は、履歴データを記憶する。
図4に戻り、ステップS02では、プリンタ10は、履歴データを記憶する。
例えば、ステップS02では、プリンタ10は、ステップS01で設定されるスケジュール等に基づいて、下記(表1)に示すように、取得した日時、ネットワーク接続状況及びカウンタ値等を履歴データとして記憶する。
「ネットワークの接続状況」は、ネットワークの使用が制限されているか否かを検出した検出の結果の例である。検出の結果は、例えば、図示するように、「on」又は「off」で記憶され、ネットワークの接続状況を示す。なお、「on」は、プリンタ10がネットワークを使用でき、プリンタ10がサーバ2等の外部装置にデータを送信できる状態を示す。一方、「off」は、停電、通信機器の故障又は通信障害等によって、プリンタ10によるネットワークの使用が制限されており、プリンタ10がサーバ2等の外部装置にデータを送信できない状態を示す。
「当月カウンタ値(モノカラー)」及び「当月カウンタ値(フルカラー)」は、第1使用量の例である。具体的には、「当月カウンタ値(モノカラー)」及び「当月カウンタ値(フルカラー)」は、プリンタ10が画像形成を行った回数等の日ごとの使用量をそれぞれ累積値で示す例である。なお、上記(表1)では、使用量として、プリンタ10が画像形成を行った回数が、モノカラーの条件で行ったかフルカラーの条件で行ったかによって、分けて記憶される例である。また、使用量は、プリンタ10によって画像形成された用紙等の枚数、プリンタ10を使用した回数を示すカウンタ値又はプリンタ10を使用できる回数を示す度数等でもよい。
(上限値の算出例(ステップS03))
ステップS03では、プリンタ10は、履歴データに基づいて上限値を算出する。具体的には、プリンタ10は、1日ごとのそれぞれのカウンタ値の平均値等から上限値を算出する。
ステップS03では、プリンタ10は、履歴データに基づいて上限値を算出する。具体的には、プリンタ10は、1日ごとのそれぞれのカウンタ値の平均値等から上限値を算出する。
以下、モノカラー用の上限値を算出する例を示す。具体的には、上記(表1)に示す「2014/12/1 10:00」乃至「2014/12/8 10:00」の6日間のカウンタ値から上限値が算出される例で説明する。
例えば、上記(表1)に示す履歴データが用いられると、上限値は、第1使用量である「320」を、プリンタ10が画像形成を行った日数である「6」で除算して、「320÷6≒53」より、「53」と算出される。なお、上限値は、6日間における1日ごとの第1使用量のうち最も多い使用量、6日間における1日ごとの第1使用量の中央値(median)、又は6日間における1日ごとの第1使用量の最頻値等でもよい。また、上限値は、各第1使用量に基づいて算出される標準偏差(σ)又は3σ等によって算出されてもよい。
さらに、上限値は、所定の期間における第1使用量に基づいて算出される値に重み係数を乗じて算出してもよい。例えば、重み係数は、ネットワークの接続状況を解析して求められる。上記(表1)に示す履歴データでは、6日間のうち、「ネットワークの接続状況」が「off」である日は、3日である。したがって、重み係数は、データを取得した日数「6」を「ネットワークの接続状況」が「off」である日数で除算して、「6÷3=2」より、「2」と算出される。なお、重み係数は、顧客ごとに値が変更されてもよい。また、プリンタ10は、算出した上限値を示すデータをサーバ2に送信してもよい。
また、上限値は、プリンタ10を使用できる日数を定めてもよい。例えば、上限値は、データを取得した日数「6」を「ネットワークの接続状況」が「off」である日数で除算して、「6÷3=2」より、「2」と算出される。なお、上限値は、算出される値に重み係数を乗じた日数でもよい。
(上限値の設定例(ステップS04))
ステップS04では、プリンタ10は、ステップS03で算出した上限値を設定する。具体的には、プリンタ10は、例えば1週間ごとに、ステップS03によって上限値を算出し、上限値を設定する。なお、プリンタ10は、1日ごと又は予め定められる日数ごと等に上限値を設定してもよい。また、設定される上限値は、操作画面等でユーザに通知されてもよい。
ステップS04では、プリンタ10は、ステップS03で算出した上限値を設定する。具体的には、プリンタ10は、例えば1週間ごとに、ステップS03によって上限値を算出し、上限値を設定する。なお、プリンタ10は、1日ごと又は予め定められる日数ごと等に上限値を設定してもよい。また、設定される上限値は、操作画面等でユーザに通知されてもよい。
(上限値に基づいて画像形成が可能か否かの判断例(ステップS05))
上記(表1)の「ネットワークの接続状況」によって、ネットワークの使用が制限されているのを検出すると(図4で[ネットワークの使用が制限されているのを検出した場合]及び(表1)で「off」)、プリンタ10は、ステップS05を行う。また、ステップS05では、プリンタ10は、上限値に基づいて画像形成が可能か否かを判断する。具体的には、上限値が使用量である場合、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているのを検出すると、ネットワークの使用が制限されていると検出されてからの使用量を示す第2使用量を算出する。
上記(表1)の「ネットワークの接続状況」によって、ネットワークの使用が制限されているのを検出すると(図4で[ネットワークの使用が制限されているのを検出した場合]及び(表1)で「off」)、プリンタ10は、ステップS05を行う。また、ステップS05では、プリンタ10は、上限値に基づいて画像形成が可能か否かを判断する。具体的には、上限値が使用量である場合、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているのを検出すると、ネットワークの使用が制限されていると検出されてからの使用量を示す第2使用量を算出する。
次に、第2使用量が上限値以上の値であるか否かを判断する。つまり、第2使用量が上限値以上の値であると、プリンタ10は、画像形成可能でないと判断する。一方、第2使用量が上限値以上の値でないと、プリンタ10は、画像形成が可能と判断する。
画像形成可能でないとプリンタ10が判断すると(図4で[ステップS05で画像形成が可能でないと判断した場合])、プリンタ10は、ステップS06に進む。一方、画像形成が可能とプリンタ10が判断すると(図4で[ステップS05で画像形成が可能と判断した場合])、プリンタ10は、ステップS07に進む。
なお、上限値が日数である場合、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているのを検出すると、ネットワークの使用が制限された日を記憶する。次に、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限された日から経過した日数を算出する。さらに、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限された日から経過した日数が上限値によって定まる日数以上であるか否かを判断する。
つまり、ネットワークの使用が制限された日から経過した日数が上限値によって定まる日数を経過すると、プリンタ10は、画像形成可能でないと判断する。一方、ネットワークの使用が制限された日から経過した日数が上限値によって定まる日数を経過していないと、プリンタ10は、画像形成が可能と判断する。
(画像形成の制限例(ステップS06))
ステップS06では、プリンタ10は、画像形成の制限を行う。具体的には、ステップS06では、プリンタ10は、以後、画像データ等を受信しない又は画像形成を行う命令が入力されても命令に基づく画像形成を行わない等の制限を行う。
ステップS06では、プリンタ10は、画像形成の制限を行う。具体的には、ステップS06では、プリンタ10は、以後、画像データ等を受信しない又は画像形成を行う命令が入力されても命令に基づく画像形成を行わない等の制限を行う。
(ネットワークの使用が制限されているか否かの判断例(ステップS07))
ステップS07では、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているか否かを判断する。具体的には、ステップS07では、プリンタ10は、サーバ2にデータを送信できるか否かをネットワークの接続状況等から判断する。
ステップS07では、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているか否かを判断する。具体的には、ステップS07では、プリンタ10は、サーバ2にデータを送信できるか否かをネットワークの接続状況等から判断する。
ネットワークの使用が制限されているとプリンタ10が判断すると、プリンタ10は、画像形成を行い、例えば所定の回数画像形成を行うごと又は所定の時間ごとに、ステップS05を行う。一方、ネットワークの使用が制限されていないとプリンタ10が判断すると(図4で[ステップS07でネットワークの使用が制限されていないと判断した場合])、プリンタ10は、ステップS08に進む。
(使用量データの送信例(ステップS08))
ステップS08では、プリンタ10は、第2使用量を示す使用量データを送信する。具体的には、ステップS08では、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されていると検出されてからサーバ2に送信されていない使用量に相当する第2使用量を示すデータを使用量データとして送信する。即ち、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているのを検出してから、プリンタ10が画像形成を行った回数等を示すデータをサーバ2に送信する。
ステップS08では、プリンタ10は、第2使用量を示す使用量データを送信する。具体的には、ステップS08では、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されていると検出されてからサーバ2に送信されていない使用量に相当する第2使用量を示すデータを使用量データとして送信する。即ち、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されているのを検出してから、プリンタ10が画像形成を行った回数等を示すデータをサーバ2に送信する。
サーバ2は、使用量データを受信すると、第2使用量をさらに記憶し、ネットワークの使用が制限されていた間の使用量を含む使用量を管理する。なお、サーバ2は、使用量に基づいて、使用料金を算出する等の管理をしてもよい。
また、使用量データは、第2使用量を日時で区別して示してもよい。具体的には、上記(表1)では、使用量データは、「12月」の使用量と、その他の使用量とを区別して示してもよい。これは、使用量に基づいて使用料金の計算等の管理をサーバ2がする場合、サーバ2が使用量を「月」ごとに管理する場合がある。したがって、使用量データが日時に基づいて、第2使用量を区別して示すと、管理システム1は、より使用量を管理しやすくできる。
(機能構成例)
図6は、本発明の一実施形態に係る管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。具体的には、管理システム1は、検出部1F1と、記憶部1F2と、算出部1F3と、制限部1F4と、送信部1F5とを含む。
図6は、本発明の一実施形態に係る管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。具体的には、管理システム1は、検出部1F1と、記憶部1F2と、算出部1F3と、制限部1F4と、送信部1F5とを含む。
検出部1F1は、ネットワーク3(図1)の使用が制限されているか否かを検出する。なお、検出部1F1は、例えばI/F10H7(図3)等によって実現される。
記憶部1F2は、プリンタ10(図1)が画像形成を行った回数をカウントしたカウンタ値等に基づいて、上記(表1)に示す「当月カウンタ値(モノカラー)」等の第1使用量を記憶する。また、記憶部1F2は、上記(表1)に示す「日時」等のプリンタ10が画像形成を行った日時を記憶する。例えば、記憶部1F2は、第1使用量及び画像形成を行った日時を含む上記(表1)に示すデータ等を履歴データD1として記憶する。なお、記憶部1F2は、例えばHD10H5(図3)等によって実現される。
算出部1F3は、履歴データD1に基づいて、上限値LVを算出する。例えば、算出部1F3は、履歴データD1に基づいて、データを取得した日数を算出し、第1使用量の平均値等を上限値LVとして算出する。また、算出部1F3は、第1使用量の平均値等に重み係数を乗じて上限値LVを算出してもよい。なお、算出部1F3は、例えばCPU10H1(図3)等によって実現される。
制限部1F4は、検出部1F1による検出の結果Rによって、ネットワーク3の使用が制限されているのが検出されると、算出部1F3が算出する上限値LVに基づいてプリンタ10による画像形成の制限を行う。例えば、上限値LVが使用量である場合、第2使用量が上限値LV以上であるか否かが判断され、第2使用量が上限値LV以上であると、制限部1F4は、プリンタ10に画像形成を行わせない等の画像形成の制限を行う。なお、制限部1F4は、例えばCPU10H1等によって実現される。
送信部1F5は、検出の結果Rに基づいて、ネットワークの使用が制限されているのが検出されてからの使用量である第2使用量を示す使用量データD2をサーバ2(図1)に送信する。なお、送信部1F5は、例えばI/F10H7等によって実現される。
管理システム1は、検出部1F1によってネットワーク3の使用が制限されているか否かを検出して、プリンタ10がサーバ2に使用量を示すデータ等を送信できるか否かを判断する。
また、管理システム1では、記憶部1F2によって、プリンタ10が画像形成を行った回数等の第1使用量が、プリンタ10が画像形成を行った日時に対応して履歴データD1として記憶される。次に、管理システム1では、算出部1F3によって、履歴データD1に基づいて、ネットワークが制限されている間にプリンタ10が画像形成を行える回数又は期間等を定める上限値LVが算出される。
検出部1F1による検出の結果Rによって、ネットワーク3の使用が制限されているのが検出されると、プリンタ10は、サーバ2に使用量を示すデータが送信できないことが多い。これに対して、ネットワーク3の使用が制限されている間、プリンタ10は、画像形成を行った回数等を第2使用量として記憶する。次に、サーバ2にプリンタ10がデータを送信できるようになると、プリンタ10は、第2使用量を示す使用量データD2をサーバ2に送信する。
したがって、サーバ2は、使用量データD2を受信すると、使用量データD2が示す第2使用量に基づいて、ネットワーク3の使用が制限されている間のプリンタ10の使用量を取得できる。
また、管理システム1では、ネットワーク3の使用が制限されている間でも、ユーザは、プリンタ10に画像形成を行わせることができる。さらに、管理システム1では、ネットワーク3の使用が制限されている間にプリンタ10に画像形成を行わせる場合でも、ネットワーク3の使用が制限されてからの期間又は使用量等に応じて、上限値LVによってプリンタ10による画像形成を制限できる。そのため、管理システム1は、ネットワーク3の使用が制限されている間に、プリンタ10によって大量の画像形成を行われる等を少なくできる。
したがって、管理システム1は、ネットワークの使用が制限されている間の使用量が不明となる等を少なくし、使用量の管理をしやすくできる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、例えば、第1実施形態と同様の全体構成及びハードウェア構成で実現される。したがって、全体構成及びハードウェア構成の説明は、省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2実施形態は、例えば、第1実施形態と同様の全体構成及びハードウェア構成で実現される。したがって、全体構成及びハードウェア構成の説明は、省略する。以下、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
(全体処理例)
図7は、本発明の第2実施形態の一実施形態に係る管理システムによる全体処理の一例を示すシーケンス図である。
図7は、本発明の第2実施形態の一実施形態に係る管理システムによる全体処理の一例を示すシーケンス図である。
(カウンタ値を通知するスケジュールの設定例(ステップS11))
ステップS11では、プリンタ10は、カウンタ値を通知するスケジュールの設定を行う。
ステップS11では、プリンタ10は、カウンタ値を通知するスケジュールの設定を行う。
図8は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置に対してスケジュール設定を行うための設定画面の一例を示す図である。例えば、ステップS11(図7)では、プリンタ10(図7)は、第2設定画面PNL2をユーザに表示して、ユーザにカウンタ値の通知スケジュールを設定する操作等を入力させる。
(スケジュールデータの送信例(ステップS12))
図7に戻り、ステップS12では、プリンタ10は、ステップS11で設定されるスケジュールを示すスケジュールデータを送信する。
図7に戻り、ステップS12では、プリンタ10は、ステップS11で設定されるスケジュールを示すスケジュールデータを送信する。
(スケジュールの登録例(ステップS13))
ステップS13では、サーバ2は、スケジュールデータが示すスケジュールを登録する。
ステップS13では、サーバ2は、スケジュールデータが示すスケジュールを登録する。
以上のように、カウンタ値を通知するスケジュールがプリンタ10に設定されると、プリンタ10は、設定されたスケジュールとなると、カウンタ値等をサーバ2に通知する。なお、通知は、ネットワークの使用が制限されていない場合に行われる。まず、以下にネットワークの使用が制限されていない場合に行われる処理の一例を説明する(図では、[ネットワークの使用が制限されていない場合])。なお、プリンタ10は、ネットワークの使用が制限されていないかネットワークの使用が制限されているかを、例えば、第1実施形態と同様の方法で、通知が行われる前等にあらかじめ検出する。
(カウンタ値等の通知例(ステップS14))
ステップS14では、設定されたスケジュールとなると、プリンタ10は、カウンタ値等をサーバ2に通知する。
ステップS14では、設定されたスケジュールとなると、プリンタ10は、カウンタ値等をサーバ2に通知する。
(カウンタ値等の登録例(ステップS15))
ステップS15では、サーバ2は、ステップS14でカウンタ値が通知されると、サーバ2は、通知されたカウンタ値をそれぞれ登録する。例えば、サーバ2は、下記(表2)のように、カウンタ値等を登録する。
ステップS15では、サーバ2は、ステップS14でカウンタ値が通知されると、サーバ2は、通知されたカウンタ値をそれぞれ登録する。例えば、サーバ2は、下記(表2)のように、カウンタ値等を登録する。
なお、ネットワークの状態等によっては、プリンタ10は、画像形成を制限している場合がある。この場合(図では、[画像形成が制限されている場合])において、ステップS14が行われた、即ち、ネットワークが使用できる状態となった場合には、プリンタ10は、ステップS16を行う。
(画像形成の制限の解除例(ステップS16))
ステップS16では、プリンタ10は、画像形成の制限を解除する。以降、プリンタ10は、画像形成を行うことができる。
ステップS16では、プリンタ10は、画像形成の制限を解除する。以降、プリンタ10は、画像形成を行うことができる。
(上限値の算出例(ステップS17))
ステップS17では、サーバ2は、上限値を算出する。例えば、ステップS17では、サーバ2は、図4に示すステップS03と同様の方法で上限値を算出する。なお、ステップS03と同様の方法で上限値を算出する場合には、サーバ2は、第1実施形態と同様にカウンタ値等を示す履歴データがプリンタ10から通知される。他にも、サーバ2には、プリンタ10からカウンタ値のみが通知され、サーバ2は、上記(表2)の「通知予定日時」等から上限値の算出に用いる日数等を計算してもよい。
ステップS17では、サーバ2は、上限値を算出する。例えば、ステップS17では、サーバ2は、図4に示すステップS03と同様の方法で上限値を算出する。なお、ステップS03と同様の方法で上限値を算出する場合には、サーバ2は、第1実施形態と同様にカウンタ値等を示す履歴データがプリンタ10から通知される。他にも、サーバ2には、プリンタ10からカウンタ値のみが通知され、サーバ2は、上記(表2)の「通知予定日時」等から上限値の算出に用いる日数等を計算してもよい。
(上限値の更新例(ステップS18))
ステップS18では、サーバ2は、プリンタ10に上限値を更新させる。例えば、ステップS18では、サーバ2は、プリンタ10にステップS17で算出される上限値を示すデータを送信し、プリンタ10に上限値を更新するように要求する。次に、プリンタ10は、送信されるデータが示す値に上限値を更新する。なお、上限値を示すデータが送信されるまで、プリンタ10は、例えば、あらかじめ設定される初期値を上限値と設定する。
ステップS18では、サーバ2は、プリンタ10に上限値を更新させる。例えば、ステップS18では、サーバ2は、プリンタ10にステップS17で算出される上限値を示すデータを送信し、プリンタ10に上限値を更新するように要求する。次に、プリンタ10は、送信されるデータが示す値に上限値を更新する。なお、上限値を示すデータが送信されるまで、プリンタ10は、例えば、あらかじめ設定される初期値を上限値と設定する。
一方で、ネットワークの使用が制限されている場合がある。以下にネットワークの使用が制限されている場合に行われる処理の一例を説明する(図では、[ネットワークの使用が制限されている場合])。
(通知が行われなかったことの登録例(ステップS21))
ステップS21では、スケジュールによって予定された日時となっても、ステップS14によってカウンタ値等が通知されないと、サーバ2は、通知が行われなかったことを登録する。ネットワークの使用が制限されていると、プリンタ10からサーバ2に各種データが送信されるのが制限される。そのため、この例では、ステップS14によるカウンタ値等の通知も制限される。このように、ネットワークの状態等によってカウンタ値等の通知がされない場合には、サーバ2は、上記(表2)の「通知結果」等に結果を登録する。
ステップS21では、スケジュールによって予定された日時となっても、ステップS14によってカウンタ値等が通知されないと、サーバ2は、通知が行われなかったことを登録する。ネットワークの使用が制限されていると、プリンタ10からサーバ2に各種データが送信されるのが制限される。そのため、この例では、ステップS14によるカウンタ値等の通知も制限される。このように、ネットワークの状態等によってカウンタ値等の通知がされない場合には、サーバ2は、上記(表2)の「通知結果」等に結果を登録する。
(画像形成の制限設定例(ステップS22))
設定されたスケジュールの日時に通知できなく、かつ、画像形成の制限設定がされていない場合(図では、[設定されたスケジュールの日時に通知できなかった、かつ、画像形成の制限設定がされていない場合])、ステップS22が行われる。ステップS22では、プリンタ10は、画像形成を制限するか否かを判断するための上限値等を設定する。例えば、プリンタ10は、図4に示すステップS05と同様に、上限値に基づいて画像形成が可能であるか否かと判断できるように、上限値等を設定する。
設定されたスケジュールの日時に通知できなく、かつ、画像形成の制限設定がされていない場合(図では、[設定されたスケジュールの日時に通知できなかった、かつ、画像形成の制限設定がされていない場合])、ステップS22が行われる。ステップS22では、プリンタ10は、画像形成を制限するか否かを判断するための上限値等を設定する。例えば、プリンタ10は、図4に示すステップS05と同様に、上限値に基づいて画像形成が可能であるか否かと判断できるように、上限値等を設定する。
次に、上限値が設定されると、プリンタ10は、上限値に基づいて、画像形成を制限する。以下、上限値で設定される日数(以下「上限日数」という。)又は上限値で設定される枚数(以下「上限枚数」という。)が設定される例で説明する。
(画像形成の制限例(ステップS23))
ネットワークの使用が制限された日から経過した日数が上限日数に達すると(図では、[上限日数又は上限枚数に達した場合])、ステップS23では、画像形成を制限する。又は、ネットワークの使用が制限されてからプリンタ10が画像形成した枚数が上限枚数に達すると(図では、[上限日数又は上限枚数に達した場合])、ステップS23では、画像形成を制限する。なお、制限は、例えば、図4に示すステップS06等が行われる。一方で、上限日数又は上限枚数に達する前に、カウンタ値等が通知できた場合には、プリンタ10は、画像形成の制限を解除する(ステップS16)。
ネットワークの使用が制限された日から経過した日数が上限日数に達すると(図では、[上限日数又は上限枚数に達した場合])、ステップS23では、画像形成を制限する。又は、ネットワークの使用が制限されてからプリンタ10が画像形成した枚数が上限枚数に達すると(図では、[上限日数又は上限枚数に達した場合])、ステップS23では、画像形成を制限する。なお、制限は、例えば、図4に示すステップS06等が行われる。一方で、上限日数又は上限枚数に達する前に、カウンタ値等が通知できた場合には、プリンタ10は、画像形成の制限を解除する(ステップS16)。
(機能構成例)
図9は、本発明の一実施形態に係る管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図示するように、第2実施形態では、例えば、プリンタ10は、検出部1F1と、第1記憶部1F21と、制限部1F4と、第1送受信部1F51とを有する。また、サーバ2は、第2記憶部1F22と、算出部1F3と、第2送受信部1F52とを有する。
図9は、本発明の一実施形態に係る管理システムの機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図示するように、第2実施形態では、例えば、プリンタ10は、検出部1F1と、第1記憶部1F21と、制限部1F4と、第1送受信部1F51とを有する。また、サーバ2は、第2記憶部1F22と、算出部1F3と、第2送受信部1F52とを有する。
検出部1F1は、カウンタ値CVが送信できたか否かを検出する。なお、検出部1F1は、例えばI/F10H7(図3)等によって実現される。
第1記憶部1F21は、例えば、プリンタ10が画像形成を行った回数等をカウントしたカウンタ値CV等の第1使用量を示す第1使用量データを記憶する。なお、第1記憶部1F21は、例えばHD10H5(図3)等によって実現される。
制限部1F4は、検出部1F1による検出の結果Rによって、カウンタ値CVが送信できないのが検出されると、第1送受信部1F51によってあらかじめサーバ2から受信する上限値LVに基づいてプリンタ10による画像形成の制限を行う。また、制限部1F4は、サーバ2によって算出された上限値LVを第1送受信部1F51によってサーバ2から受信すると、上限値を更新する。なお、制限部1F4は、例えばCPU10H1(図3)等によって実現される。
第1送受信部1F51は、各種データをサーバ2に送信する送信部と、各種データをサーバ2から受信する受信部と有する。具体的には、第1送受信部1F51は、第1記憶部1F21が記憶するカウンタ値CVを示すデータをサーバ2に送信して、カウンタ値CVをサーバ2に通知する。さらに、第1送受信部1F51は、上限値LVを示すデータを受信して、制限部1F4に設定されている上限値を更新する。なお、第1送受信部1F51は、例えばI/F10H7等によって実現される。
第2送受信部1F52は、各種データをプリンタ10に送信する送信部と、各種データをプリンタ10から受信する受信部と有する。具体的には、第2送受信部1F52は、算出部1F3が算出する上限値LVを示すデータをプリンタ10に送信する。さらに、第2送受信部1F52は、カウンタ値CVを示すデータを受信する。なお、第2送受信部1F52は、例えばI/F2H2(図2)等によって実現される。
第2記憶部1F22は、第2送受信部1F52が受信するデータに基づいてカウンタ値CV等の第1使用量を示す第1使用量データを記憶する。なお、第2記憶部1F22は、例えばHD2H5(図2)等によって実現される。
算出部1F3は、カウンタ値CVに基づいて、上限値LVを算出する。例えば、第1実施形態と同様の方法等で上限値LVを算出する。なお、算出部1F3は、例えばCPU2H1(図2)等によって実現される。
第2実施形態では、上限値LVがサーバ2によって算出され、プリンタ10に送信される。そのため、プリンタ10は、上限値LVを計算する負荷等がないため、処理負荷等を小さくすることができる。
なお、本発明に係る各処理の全部又は一部は、アセンブラ、C、C++、C#、及びJava(登録商標)等のレガシープログラミング言語又はオブジェクト指向プログラミング言語等で記述されたコンピュータに実行させるためのプログラムによって実現されてもよい。即ち、プログラムは、管理装置、PC、及び画像形成装置等の情報処理装置又は情報処理装置を含む管理システム等のコンピュータに各処理を実行させるためのコンピュータプログラムである。
また、プログラムは、ROM又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納して頒布することができる。さらに、記録媒体は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、フレキシブルディスク、CD−ROM、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、ブルーレイディスク、SD(登録商標)カード、又はMO等でもよい。さらにまた、プログラムは、電気通信回線を通じて頒布することができる。
さらに、管理システムは、ネットワーク等によって相互に接続される2以上の情報処理装置を有してもよい。即ち、管理システムによって、各種処理の全部又は一部を分散、デュプレックスシステム(duplex system)等のように並列、又はデュアルシステム(dual system)等のように冗長して処理が行われてもよい。
以上、本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
1 管理システム
10 プリンタ
D1 履歴データ
LV 上限値
10 プリンタ
D1 履歴データ
LV 上限値
Claims (17)
- 画像形成を行う画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークを介して接続される1以上の管理装置とを有する管理システムであって、
前記画像形成の実行に基づく第1使用量と、前記第1使用量を取得した日時とを示す履歴データを記憶する記憶部と、
前記履歴データに基づいて上限値を算出する算出部と、
前記ネットワークの使用が制限されている場合に、前記上限値に基づいて前記画像形成の制限を行う制限部と
を含む管理システム。 - 前記ネットワークの使用が制限されているか否かを検出する検出部をさらに含む請求項1に記載の管理システム。
- 前記第1使用量は、前記画像形成を行った回数、前記画像形成によって画像形成された用紙の枚数又は前記回数若しくは前記枚数を示すカウンタ値である請求項1又は2に記載の管理システム。
- 前記上限値は、前記日時に基づく日数と、前記第1使用量とに基づいて算出される前記第1使用量の平均値である請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記上限値は、前記平均値に、さらに重み係数を乗じて算出される請求項4に記載の管理システム。
- 前記重み係数は、前記ネットワークの使用が制限されているか否かの検出の結果又は前記第1使用量に基づいて設定される請求項5に記載の管理システム。
- 前記上限値は、前記ネットワークの使用が制限されているのを検出してから前記画像形成装置を使用できる日数を定める請求項1乃至6のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記上限値は、前記日数に、さらに重み係数を乗じて算出される請求項7に記載の管理システム。
- 前記制限部は、前記日数を経過すると、前記制限を行う請求項7又は8に記載の管理システム。
- 前記画像形成装置が前記記憶部及び前記算出部を含む請求項1乃至9のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記管理装置が前記記憶部及び前記算出部を含む請求項1乃至10のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記ネットワークの使用が制限されていると検出されてからの第2使用量を示す使用量データを前記管理装置に送信する送信部をさらに含む請求項1乃至11のいずれか一項に記載の管理システム。
- 前記使用量データは、前記第2使用量を前記日時に基づいて区別して示す請求項12に記載の管理システム。
- 前記第1使用量及び前記第2使用量は、前記画像形成装置が画像形成を行った回数、前記画像形成装置によって画像形成された用紙の枚数、前記画像形成装置を使用した回数、これらのいずれかを示すカウンタ値又は前記画像形成装置を使用できる回数を示す度数である請求項12又は13に記載の管理システム。
- 前記制限部は、前記第2使用量が前記上限値以上になると、前記日時に基づく日数と、前記第1使用量とに基づいて算出される前記第1使用量の平均値による上限値に基づいて制限を行う請求項12乃至14のいずれか一項に記載の管理システム。
- ネットワークに接続され、かつ、画像形成を行う画像形成装置であって、
前記画像形成の実行に基づく第1使用量と、前記第1使用量を取得した日時とを示す履歴データを記憶する記憶部と、
前記履歴データに基づいて上限値を算出する算出部と、
前記ネットワークの使用が制限されている場合に、前記上限値に基づいて前記画像形成の制限を行う制限部と
を含む画像形成装置。 - 上限値に基づいて画像形成の制限を行う画像形成装置に、ネットワークを介して接続される管理装置であって、
前記画像形成装置による前記画像形成の実行に基づく第1使用量を示す第1使用量データを記憶する記憶部と、
前記第1使用量データに基づいて上限値を算出する算出部と、
前記上限値を示すデータを前記画像形成装置に送信する送信部と
を含む管理装置。
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