JP2017204221A - アプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラム - Google Patents

アプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上することのできるアプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラムを提供する。
【解決手段】MFP100は、アプリケーション(アプリ)を管理するアプリ管理装置であって、アプリと、アプリの管理者であるアプリ管理者と互いに関連づけて記憶する記憶装置106を備える。MFP100は、アプリを管理するための操作を受け付けた場合に、アプリに関連づけられたアプリ管理者と、アプリに関する操作を行った操作者とを比較し、比較結果に基づいてアプリを管理するための操作を許可する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラムに関する。より特定的には、本発明は、アプリケーションを管理するための操作を許可するアプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラムに関する。
電子写真式の画像形成装置には、スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)、ファクシミリ装置、複写機、プリンターなどがある。
MFPの中には、アプリケーションプラットフォームを有しており、そのアプリケーションプラットフォーム上で稼働するアプリケーション(以降、アプリケーションをアプリと記すことがある)のプログラムをインストールすることにより、MFPに新規機能を追加することのできるものがある。
MFPは、通常、複数のユーザーによって使用されるものである。このため、MFPには必要に応じて個々のユーザーによって様々なアプリがインストールされる。一方で、MFP全体の管理は、通常、MFP管理者によって行われている。
画像形成装置にインストールされているアプリを管理する技術は、たとえば下記特許文献1などに開示されている。下記特許文献1には、複数の画像形成装置にインストールされているアプリケーションプログラムを一元管理し、ユーザーによる新しいバージョンのアプリの利用を可能にする画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、アプリケーションプログラムが実行可能になると、そのアプリケーションプログラムのアプリケーション属性情報をアプリケーション管理装置へ送信する。アプリケーション管理装置は、そのアプリケーション属性情報に基づきアプリケーションプログラムをアプリケーションリストに登録し、複数の画像形成装置に異なるバージョンのアプリケーションプログラムがインストールされている場合、アプリケーションリストに基づき、最も新しいバージョンのアプリケーションプログラムを特定する。
特開2013−130992号公報
上述のように従来の技術では、MFPには必要に応じて個々のユーザーによって様々なアプリがインストールされる。一方で、MFPにインストールされるアプリは一括してMFP管理者によって管理される、このため、たとえば次のような不都合が起こっていた。
アプリの登録、削除、または更新などがMFP管理者によって行われるため、アプリのユーザーの混乱を招いていた。また、MFP管理者の判断でアプリを実行した際の課金の仕組みが変更されたり、課金を行うアプリの追加や削除などが行われたりするため、アプリのユーザーの混乱を招いていた。さらに、MFP管理者の判断で、アプリの利用権限や認証アカウントなどが変更されるため、アプリのユーザーの混乱を招いていた。
また、このような管理の仕方はMFP管理者にとっても煩雑であった。MFPは共有端末であるため、オフィスだけでなく、コンビニエンスストア、図書館、病院など様々な場所において使用される。また、MFPが実行可能なアプリには、複数のMFPが共同して作業するワークフローのアプリ、地域向け行政のアプリ、またはアプリマーケットから入手したアプリなど様々なものがある。このため、MFP管理者は、全てのアプリを適切に管理することは困難であった。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、その目的は、利便性を向上することのできるアプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラムを提供することである。
本発明の一の局面に従うアプリ管理装置は、アプリケーションを管理するアプリ管理装置であって、アプリケーションと、アプリケーションの管理者であるアプリ管理者と互いに関連づけて記憶する記憶手段と、アプリケーションを管理するための操作を受け付ける受付手段と、受付手段にてアプリケーションを管理するための操作を受け付けた場合に、アプリケーションに関連づけられたアプリ管理者と、アプリケーションを管理するための操作を行った操作者とを比較する比較手段と、比較手段による比較結果に基づいてアプリケーションを管理するための操作を許可する許可手段とを備える。
上記アプリ管理装置において好ましくは、アプリケーションを管理するための操作は、アプリ管理装置へアプリケーションをインストールする操作、アプリ管理装置にインストールされたアプリケーションを更新する操作、アプリ管理装置にインストールされたアプリケーションの設定を変更する操作、およびアプリ管理装置にインストールされたアプリケーションを削除する操作のうち少なくとも1つの操作である。
上記アプリ管理装置において好ましくは、アプリ管理者は、アプリ管理装置の管理者とは異なる。
上記アプリ管理装置において好ましくは、記憶手段は、アプリケーションと、複数のアプリ管理者と互いに関連づけて記憶し、比較手段は、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致するか否かを判別する第1の判別手段を含み、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致すると第1の判別手段にて判別した場合に、操作者以外のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける回答受付手段をさらに備え、許可手段は、回答受付手段にて受け付けた回答にさらに基づいてアプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記アプリ管理装置において好ましくは、回答受付手段は、操作者以外の複数のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第1の回答受付手段を含み、許可手段は、操作者以外の複数のアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第1の回答受付手段にて受け付けた場合に、操作を許可する。
上記アプリ管理装置において好ましくは、記憶手段は、複数のアプリ管理者の優先順位をさらに記憶し、比較手段は、操作者が複数のアプリ管理者のうち最も優先順位の高いアプリ管理者である最上位アプリ管理者と一致するか否かを判別する第2の判別手段を含み、回答受付手段は、操作者が最上位アプリ管理者と一致しないと第2の判別手段にて判別した場合に、最上位アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第2の回答受付手段を含み、許可手段は、最上位アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第2の回答受付手段にて受け付けた場合に、アプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記アプリ管理装置において好ましくは、記憶手段は、最上位アプリ管理者の代理である代理管理者をさらに記憶し、回答受付手段は、最上位アプリ管理者が所定の状態にある場合において、代理管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第3の回答受付手段を含み、許可手段は、代理管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第3の回答受付手段にて受け付けたとき、アプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記アプリ管理装置において好ましくは、許可手段は、操作者がアプリ管理者と一致しない場合に、アプリケーションを管理するための操作を許可しない。
上記アプリ管理装置において好ましくは、操作者がアプリ管理者と一致しない場合に、アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける他の回答受付手段をさらに備え、許可手段は、アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を他の回答受付手段にて受け付けた場合に、アプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記アプリ管理装置において好ましくは、アプリ管理者を登録する操作を受け付ける登録受付手段をさらに備える。
上記アプリ管理装置において好ましくは、登録受付手段は、アプリケーションをアプリ管理装置にインストールする前に、アプリ管理者を登録する操作を受け付ける。
上記アプリ管理装置において好ましくは、登録受付手段は、アプリケーションをアプリ管理装置にインストールした後に、アプリ管理者を登録する操作を受け付ける。
上記アプリ管理装置において好ましくは、アプリ管理者を変更する変更操作を受け付ける変更操作受付手段と、変更前のアプリ管理者によって変更操作が行われたものである場合に、記憶手段にて記憶したアプリ管理者を変更操作に従って変更する変更手段とをさらに備える。
上記アプリ管理装置において好ましくは、アプリケーションを実行した場合の課金をアプリ管理者に対して行う課金手段をさらに備える。
本発明の他の局面に従うアプリ管理装置の制御プログラムは、アプリケーションを管理するアプリ管理装置の制御プログラムであって、アプリケーションと、アプリケーションの管理者であるアプリ管理者と互いに関連づけて記憶する記憶ステップと、アプリケーションを管理するための操作を受け付ける受付ステップと、受付ステップにてアプリケーションを管理するための操作を受け付けた場合に、アプリケーションに関連づけられたアプリ管理者と、アプリケーションを管理するための操作を行った操作者とを比較する比較ステップと、比較ステップにおける比較結果に基づいてアプリケーションを管理するための操作を許可する許可ステップとをコンピューターに実行させる。
上記制御プログラムにおいて好ましくは、アプリケーションを管理するための操作は、アプリ管理装置へアプリケーションをインストールする操作、アプリ管理装置にインストールされたアプリケーションを更新する操作、アプリ管理装置にインストールされたアプリケーションの設定を変更する操作、およびアプリ管理装置にインストールされたアプリケーションを削除する操作のうち少なくとも1つの操作である。
上記制御プログラムにおいて好ましくは、記憶ステップにおいて、アプリケーションと、複数のアプリ管理者と互いに関連づけて記憶し、比較ステップは、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致するか否かを判別する第1の判別ステップを含み、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致すると第1の判別ステップにて判別した場合に、操作者以外のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける回答受付ステップをさらにコンピューターに実行させ、許可ステップにおいて、回答受付ステップにて受け付けた回答にさらに基づいてアプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記制御プログラムにおいて好ましくは、回答受付ステップは、操作者以外の複数のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第1の回答受付ステップを含み、許可ステップにおいて、操作者以外の複数のアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第1の回答受付ステップにて受け付けた場合に、操作を許可する。
上記制御プログラムにおいて好ましくは、記憶ステップにおいて、複数のアプリ管理者の優先順位をさらに記憶し、比較ステップは、操作者が複数のアプリ管理者のうち最も優先順位の高いアプリ管理者である最上位アプリ管理者と一致するか否かを判別する第2の判別ステップを含み、回答受付ステップは、操作者が最上位アプリ管理者と一致しないと第2の判別ステップにて判別した場合に、最上位アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第2の回答受付ステップを含み、許可ステップにおいて、最上位アプリ管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第2の回答受付ステップにて受け付けた場合に、アプリケーションを管理するための操作を許可する。
上記制御プログラムにおいて好ましくは、記憶ステップにおいて、最上位アプリ管理者の代理である代理管理者をさらに記憶し、回答受付ステップは、最上位アプリ管理者が所定の状態にある場合において、代理管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第3の回答受付ステップを含み、許可ステップにおいて、代理管理者からアプリケーションを管理するための操作を承認する回答を第3の回答受付ステップにて受け付けたとき、アプリケーションを管理するための操作を許可する。
本発明によれば、利便性を向上することのできるアプリ管理装置およびアプリ管理装置の制御プログラムを提供することができる。
本発明の一実施の形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるMFP100−1のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態における端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるMFP100−1のソフトウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザー情報テーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態におけるアプリ管理者テーブルを示す図である。 本発明の一実施の形態においてMFP100−1の操作パネル108に表示されるアプリ管理者登録画面を示す図である。 本発明の一実施の形態においてMFP100−1の操作パネル108に表示されるアプリ管理者選択画面を示す図である。 本発明の一実施の形態において、MFP100−1が実行するアプリ管理者の登録処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態において、MFP100−1にインストールされたアプリAを更新する操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を説明する図である。 本発明の一実施の形態において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1〜第3の変形例において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。 本発明の第2の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。 本発明の第3の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。 本発明の第4の変形例において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。
以下の実施の形態では、アプリを管理するアプリ管理装置がMFPである場合について説明する。アプリ管理装置は、プリンター、複写機、またはファクシミリなどの、MFP以外の画像形成装置であってもよい。またアプリ管理装置は、画像読取装置、携帯電話、またはスマートフォンなどの、画像形成装置以外の装置あってもよい。
また、以下の実施の形態においては、アプリ管理装置が、自機にインストールされる可能性のあるアプリまたは自機にインストールされたアプリに関する所定の操作を許可する場合について説明するが、アプリ管理装置は、自機と接続された他の機器にインストールされる可能性のあるアプリまたは他の機器にインストールされたアプリに関する所定の操作を許可するものであってもよい。
[画像形成システムの構成]
図1は、本発明の一実施の形態における画像形成システムの構成を示すブロック図である。
図1を参照して、本実施の形態における画像形成システムは、MFP100−1(アプリ管理装置の一例)、100−2、および100−3と、端末200−1、200−2、および200−3とを備えている(以降、MFP100−1、100−2、および100−3を纏めてMFP100と記すことがある。端末200−1、200−2、および200−3を纏めて端末200と記すことがある)。MFP100の各々と端末200の各々とは、たとえばオフィス内のネットワーク300を通じて相互に接続されている。
ネットワーク300は、たとえば有線または無線のLANなどの専用回線を用いたものである。ネットワーク300は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のプロトコルを用いて各種機器を接続する。ネットワーク300に接続された機器は、お互いに各種データのやり取りが可能となっている。ネットワーク300はインターネットに接続されていてもよい。
本実施の形態では、MFP100−1は、自機にインストールされる可能性のあるアプリまたは自機にインストールされたアプリに関する所定の操作を受け付ける。MFP100−1は、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合に、そのアプリに関連づけられた管理者(以降、アプリ管理者と記すことがある)と、そのアプリに関する操作を行ったユーザー(以降、操作者と記すことがある)とを比較し、比較結果に基づいてアプリに関する操作を許可する。
アプリに関する所定の操作は、アプリ管理者のみに許可される操作であり、MFP100−1へアプリをインストールする操作、MFP100−1にインストールされたアプリを更新する操作、MFP100−1にインストールされたアプリの設定(課金に関する設定を含む)を変更する操作、およびMFP100−1にインストールされたアプリを削除する操作のうち少なくとも1つの操作である。アプリケーションを管理するための操作は、上述のアプリに関する所定の操作を含むものである。
図2は、本発明の一実施の形態におけるMFP100−1のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、MFP100−1は、システムコントローラー101と、メモリ102と、ネットワークインターフェース103と、プリントエンジン部104と、出力画像処理部105と、記憶装置106と、認証装置107と、操作パネル108と、スキャナー部109と、入力画像処理部110とを備えている。システムコントローラー101には、メモリ102、ネットワークインターフェース103、プリントエンジン部104、出力画像処理部105、記憶装置106、認証装置107、操作パネル108、スキャナー部109、および入力画像処理部110の各々が接続されている。
システムコントローラー101は、スキャンジョブ、コピージョブ、メール送信ジョブ、およびプリントジョブなどの各種ジョブについて、MFP100全体の制御を行う。システムコントローラー101は、CPU(Central Processing Unit)121と、ROM(Read Only Memory)122などを含んでいる。CPU121は、ROM122に記憶された制御プログラムを実行する。ROM122は、MFP100の動作を行うための各種プログラムと、各種固定データとを格納している。システムコントローラー101は、所定の処理を行うことにより、メモリ102からのデータの読み込みや、メモリ102へのデータの書き込みを行う。
メモリ102は、RAM(Random Access Memory)よりなっている。メモリ102は、CPU121が制御プログラムを実行する際に必要なデータや画像データを一時的に記憶する。
ネットワークインターフェース103は、システムコントローラー101からの指示に従って、ネットワーク300を介して端末200や他のMFP100などの外部機器との通信を行う。
プリントエンジン部104は、出力画像処理部105にて処理された印刷データを用いて、用紙などへ画像を形成する(プリントジョブを行う)。プリントエンジン部104は、おおまかに、トナー像形成部、定着装置、および用紙搬送部などで構成される。トナー像形成部は、いわゆるタンデム方式で4色の画像を合成し、用紙(記録媒体)にカラー画像を形成する。トナー像形成部は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各色について設けられた感光体と、感光体からトナー像が転写(1次転写)される中間転写ベルトと、中間転写ベルトから用紙に画像を転写(2次転写)する転写部などで構成される。定着装置は、加熱ローラーおよび加圧ローラーを有する。定着装置は、加熱ローラーと加圧ローラーとでトナー像が形成された用紙を挟みながら搬送し、その用紙に加熱および加圧を行う。これにより、定着装置は、用紙に付着したトナーを溶融させて用紙に定着させ、用紙に画像を形成する。用紙搬送部は、給紙ローラー、搬送ローラー、およびそれらを駆動するモーターなどで構成されている。用紙搬送部は、用紙を給紙カセットから給紙して、MFP100−1の筐体の内部で搬送する。また、用紙搬送部は、画像が形成された用紙をMFP100−1の筐体の外部に排出する。
出力画像処理部105は、画像の印刷を行う場合などに、その画像データの形式を印刷データに変換する変換処理を行う。
記憶装置106は、たとえばHDD(Hard Disk Drive)よりなっている。記憶装置106は、OS(Operating System)、各種アプリのプログラム、ユーザー情報テーブル(図5)、およびアプリ管理者テーブル(図6)などの各種データを記憶する。
認証装置107は、MFP100を操作するユーザーを認証する。
操作パネル108は、各種情報を表示し、各種操作を受け付ける。
スキャナー部109は、原稿を光学的に読取って画像データを得る。
入力画像処理部110は、スキャナー部109で画像を読み取った場合などに、その画像データの形式を変換する変換処理を行う。
なお、MFP100−2および100−3の各々は、MFP100−1と同様の構成を有しているため、その説明は省略する。MFP100−2および100−3の各々は、MFP100−1とは異なる構成を有していてもよい。
図3は、本発明の一実施の形態における端末200のハードウェア構成を示すブロック図である。
図3を参照して、端末200は、MFP100の複数のユーザーの各々によって所有されたものである。端末200は、CPU201と、ROM202と、メモリ203と、ネットワークインターフェース204と、記憶装置205と、表示部206と、操作部207とを含んでいる。CPU201と、ROM202、メモリ203、ネットワークインターフェース204、記憶装置205、表示部206、および操作部207の各々とは、バスなどで相互に接続されている。
CPU201は、制御プログラムを実行する。ROM202は、制御プログラムを格納する。メモリ203は、CPU201の作業用のメモリであり、各種情報を一時的に記憶する。ネットワークインターフェース204は、CPU201からの指示に従ってネットワーク300を介して外部機器との通信を行う。記憶装置205は、各種情報を記憶する。表示部206は、各種情報を表示する。操作部207は、各種操作を受け付ける。
端末200の各々は、互いに異なる構成を有していてもよい。端末200は、PC(Personal Computer)、携帯電話、またはスマートフォンなどであってもよい。端末200はGPS(Global Positioning System)機能を有していてもよい。
図4は、本発明の一実施の形態におけるMFP100−1のソフトウェア構成を示すブロック図である。
図4を参照して、CPU121には、OS層が形成され、OS層上に、アプリケーションプラットフォーム(PF)層が形成され、アプリケーションPF層上にアプリケーション層が形成される。
OS層には、CPU121がOSプログラムを実行するタスクが属する。OS層に属するタスクは、MFP100のハードウェア資源を制御する処理を実行する。これにより、MFP100の本体機能(スキャナー機能、ファクシミリ機能、複写機能、プリンターとしての機能、データ通信機能、およびサーバー機能など)が実現される。
アプリケーションPF層は、アプリケーション層とOS層との間に配置され、アプリケーション層に属する複数のタスクを調停するとともに、アプリケーション層に属する複数のタスクが出力するアプリコマンドを制御するタスクが属する。
アプリケーション層には、MFP100−1にインストールされたアプリ(ここではアプリA、アプリB、およびアプリC)を実行するタスクが属する。これらのアプリは、MFP100−1の使用開始後にMFP100−1のユーザーによってインストールされたアプリを含んでいる。MFPにインストールされる可能性のあるアプリには、たとえば次のようなものがある。
1.MFPのユーザーと関連づけられたジョブを実行するためのアプリ:MFPの機能の中には、MFPの一部のユーザーにのみ使用が許可される機能(カラーコピーやスキャンなど)がある。この種のアプリは、MFP管理者やそのアプリのユーザーなどによって管理されるべきものである。
2.アプリマーケット(Google Apps Marketplaceなど)からダウンロードされるアプリ:アプリマーケットに登録されたアプリは、必要に応じてMFPのユーザーによってダウンロードされ、MFPにインストールされ、使用される。この種のアプリは、アプリマーケットから配信されるアプリを包括的に管理するアプリマーケット管理者などによって管理されるべきものである。
3.部門内の複数のMFPに一括してインストールされ、部門内の利用状況を収集および通知するアプリ:会社の一つの部門に複数のMFPが設置されている場合に、それらのMFPのうち任意のMFPに、部門内の複数のMFP全体の利用状況を収集および通知するアプリがインストールされ、使用される場合がある。このアプリは、その部門内のMFPの利用状況を管理する部門管理者などによって管理されるべきものである。
4:MFPのハードウェア構成に適した役割を持ち、複数のMFPを跨いだワークフローに登録されているアプリ:複数のMFPの各々が互いに異なるハードウェア構成を有している場合(特定のMFPのみがフィニッシャーやカラー出力するための構成を有している場合など)、複数のMFPを跨いだワークフローが行われる(たとえば一のMFPで受け付けたカラーコピーのジョブを、カラー出力可能な他のMFPに送信し、他のMFPで実行するワークフロー)。この場合、関連するMFPには必要なアプリがインストールされる。これらのアプリは、そのワークフローを管理する管理者などによって管理されるべきものである。
図5は、本発明の一実施の形態におけるユーザー情報テーブルを示す図である。
図5を参照して、ユーザー情報テーブルは、MFP100−1のユーザーの情報が登録されたテーブルであり、MFP100−1の記憶装置106に記憶されている。ユーザー情報テーブルに記載のユーザーの情報は、たとえばMFP管理者などによって登録される。ユーザー情報テーブルには、各ユーザーのユーザー名と、ID(Identification)およびパスワードと、連絡先と、MFP100−1で使用可能な機能と、課金額とが含まれている。ユーザー名は、IC(Integrated Circuit)カードの持ち主であるユーザーの識別情報を兼ねていてもよい。
たとえば「USER A1」というユーザー名を持つユーザーは、「36781」というIDと、「sd91jc1」というパスワードを有している。また、このユーザーは、「user_a1@xxxx.JP」という連絡先(メールアドレス)を有しており、MFP100の機能のうち「カラープリント、メール、ボックス」の機能の使用が許可されており、「1350円」の課金がなされている。
なお、ユーザーの連絡先は、ユーザーが所有する端末200のIPアドレスなどであってもよい。
認証装置107は、操作パネル108を通じて入力されたIDおよびパスワードや、IC(Integrated Circuit)カードから読み取った識別情報が、ユーザー情報テーブルに含まれているか否かに基づいて、ユーザーを認証する。また認証装置107は、必要に応じて各ユーザーの課金額を更新(加算または減算)する。
図6は、本発明の一実施の形態におけるアプリ管理者テーブルを示す図である。
図6を参照して、アプリ管理者テーブルは、アプリと、アプリ管理者および代理管理人とが互いに関連づけられて登録されたテーブルであり、MFP100−1の記憶装置106に記憶されている。
アプリ管理者テーブルには、各アプリの名前(アプリ名)と、アプリ管理者と、代理管理者と、アプリ管理者に対応するIDおよびパスワードと、現在のバージョンと、最終更新日時とが含まれている。未インストールのアプリの場合、現在のバージョンおよび最終更新日時の項目は空欄となっている。
アプリ管理テーブルは、ここでは5つのアプリに関する情報を含んでいる。「アプリA」というアプリは、アプリ管理者が「USER A1」であり、現在のバージョンが「ver. 1.2」であり、最終更新日時が「2015年12月26日23時33分10秒」である。
「アプリB」というアプリには、アプリ管理者として「18369」というIDと、「skwe9io」というパスワードとが関連づけられている。この場合、操作者が入力したIDおよびパスワードが、アプリ管理者テーブルに登録されたものと一致したとき、操作者がアプリBのアプリ管理者であると判断される。
「アプリC」というアプリは、「USER C1」、「USER C2」、および「USER C2」という3人のアプリ管理者を含んでいる。これらのアプリ管理者には優先順位が設定されていない。
「アプリD」というアプリは、3人のアプリ管理者を含んでいる。アプリDのアプリ管理者は、「USER D1」、「USER D2」、および「USER D3」という優先順位になっている。またアプリDは、MFP100−1にインストールされていない。
「アプリE」というアプリは、4人のアプリ管理者を含んでいる。アプリDのアプリ管理者は、「USER E1」、「USER E2」、「USER E3」、および「USER E4」という優先順位になっている。優先順位が最上位のアプリ管理者である「USER E1」の代理管理者は「USER E5」となっている。またアプリEは、MFP100−1にインストールされていない。
アプリ管理者は、MFP全体の管理者であるMFP管理者とは別の者であることが好ましい。MFP100−1は、アプリを実行した場合の課金をアプリ管理者に対して行ってもよい。
[アプリ管理者の登録方法]
図7は、本発明の一実施の形態においてMFP100−1の操作パネル108に表示されるアプリ管理者登録画面を示す図である。
図7を参照して、アプリ管理者登録画面は、アプリ管理者の登録を受け付ける画面である。アプリ管理者登録画面は、所定の操作を受け付けた場合に表示される。アプリ管理者登録画面は、アプリ管理者の登録を求めるメッセージと、ボックスBX1〜BX3と、キーKY1〜KY4とを含んでいる。
ボックスBX1は、MFP100−1に既にインストールされているアプリの中から設定対象となるアプリの選択を受け付けるコンボボックスである。ここでは「アプリC」が選択されている。
ボックスBX2およびBX3の各々は、アプリ管理者として登録するIDおよびパスワードの各々の入力を受け付けるボックスである。
キーKY1は、MFP100−1にインストールされていないアプリケーションを選択する場合に押下されるキーである。MFP100−1は、キーKY1が押下された場合、アプリケーション名の入力を受け付ける。
キーKY2は、選択されたアプリとアプリ管理者との登録を受け付けるキーである。MFP100−1は、キーKY2が押下された場合、選択されたアプリとアプリ管理者とを関連づけてアプリ管理者テーブルに登録する。
キーKY3は、アプリ管理者の登録のキャンセルを受け付けるキーである。MFP100−1は、キーKY3が押下された場合、選択された内容を破棄する。
キーKY4は、アプリ管理者の選択を受け付けるキーである。MFP100−1は、キーKY4が押下された場合、アプリ管理者選択画面(図8)に遷移する。
図8は、本発明の一実施の形態においてMFP100−1の操作パネル108に表示されるアプリ管理者選択画面を示す図である。
図8を参照して、アプリ管理者選択画面は、ユーザー情報テーブルに登録されたユーザーの中から、アプリ管理者登録画面(図7)において選択されたアプリに関連づけるアプリ管理者および代理管理者の選択を受け付ける画面である。アプリ管理者選択画面は、アプリ管理者の選択を求めるメッセージと、ボックスBX4〜BX9と、キーKY5およびKY6とを含んでいる。
ボックスBX4〜BX7は、ユーザー情報テーブルに登録されたユーザーの中からアプリ管理者とするユーザーの選択を受け付けるコンボボックスである。ここでは、「USER C1」、「USER C2」、および「USER C3」の3人が選択されている。選択されるアプリ管理者は一人であってもよいし、複数人であってもよい。選択されるアプリ管理者が4人に満たない場合、ボックスBX4〜BX7のうち一部のボックスは空欄であってもよい。選択されるアプリ管理者が4人を超える場合、ボックスが増加されてもよい。
ボックスBX8は、チェックボックスである。ボックスBX4〜BX7において複数のアプリ管理者が選択された場合に、選択された複数のアプリ管理者に対して上から順番に(ボックスBX4で選択されたアプリ管理者からボックスBX7で選択されたアプリ管理者に向かって優先順位が下がるように)優先順位を設定する場合に、ボックスBX8にチェックが入れられる。一方、選択された複数のアプリ管理者に優先順位を設定しない場合、ボックスBX8からチェックが外される。
ボックスBX9は、ユーザー情報テーブルに登録されたユーザーの中から代理管理者の選択を受け付けるコンボボックスである。代理管理者は、優先順位が最上位のアプリ管理者の代理となる者である。MFP100−1は、優先順位が最上位のアプリ管理者が存在する場合(ボックスBX8にチェックが入れられた場合)に、ボックスBX9を有効にする。代理管理者はアプリ管理者の一人であってもよいし、アプリ管理者の一人でなくてもよい。代理管理者は選択されなくてもよい。
キーKY5は、アプリ管理者の選択の完了を受け付けるキーである。MFP100−1は、キーKY5が押下された場合、アプリ管理者および代理管理者の選択を受け付け、アプリ管理者登録画面(図7)に遷移する。
キーKY6は、アプリ管理者の選択のキャンセルを受け付けるキーである。MFP100−1は、キーKY6が押下された場合、選択されたアプリ管理者および代理管理者を破棄する。
MFP100−1は、アプリおよびアプリ管理者の登録を受け付けた場合において、そのアプリおよびアプリ管理者がアプリ管理者テーブルに既に登録されているときは、アプリ管理者を変更する変更操作を受け付けたと判断してもよい。この場合、MFP100−1は、変更操作を行ったユーザーが変更前のアプリ管理者であることを条件として、アプリ管理者テーブルに記載されたアプリ管理者を変更操作に従って新たなアプリ管理者に変更してもよい。
アプリ管理者を登録可能である者は、MFP管理者に制限されてもよい。この場合、MFP100−1は、MFP管理者専用の画面(サービスマンモードの画面など)において所定の操作を受け付けた場合に、アプリ管理者登録画面を表示してもよい。
MFP100−1は、アプリをMFP100−1にインストールする前にアプリ管理者を登録する操作を受け付けてもよいし、アプリをMFP100−1にインストールした後でアプリ管理者を登録する操作を受け付けてもよい。
図9は、本発明の一実施の形態において、MFP100−1が実行するアプリ管理者の登録処理のフローチャートである。
図9を参照して、CPU121は、操作者の認証を行った後で、アプリ管理者登録画面(図7)においてキーKY2が押下され、アプリおよびアプリ管理者の登録を受け付けると(S1)、アプリおよびアプリ管理者がアプリ管理者テーブルに登録済みであるか否かを判別する(S3)。
ステップS3において、アプリおよびアプリ管理者がアプリ管理者テーブルに登録済みであると判別した場合(S3でYES)、CPU121は、アプリ管理者テーブルに登録されたアプリ管理者を変更する要求を受け付けたと判断する。この場合CPU121は、操作者が変更前のアプリ管理者と一致するか否かを判別する(S5)。ステップS5において、アプリ管理者テーブルのアプリ管理者としてIDおよびパスワードが関連づけられている場合には、CPU121は、IDおよびパスワードの入力を要求する。
ステップS5において、操作者が変更前のアプリ管理者と一致すると判別した場合(S5でYES)、CPU121は、変更前のアプリ管理者自身によるアプリ管理者の変更であると判断する。この場合CPU121は、アプリ管理者テーブルのアプリ管理者を更新(変更)し(S7)、処理を終了する。
ステップS5において、操作者が変更前のアプリ管理者と一致しないと判別した場合(S5でNO)、CPU121は、変更前のアプリ管理者以外の者によるアプリ管理者の変更であると判断する。この場合CPU121は、アプリ管理者テーブルのアプリ管理者の更新を拒否し(S9)、処理を終了する。
ステップS3において、そのアプリに関するアプリ管理者がアプリ管理者テーブルに登録済みでないと判別した場合(S3でNO)、CPU121は、そのアプリとアプリ管理者とを互いに関連づけてアプリ管理者テーブルに登録し(S11)、処理を終了する。
[アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFPの動作]
次に、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作について説明する。
図10は、本発明の一実施の形態において、MFP100−1にインストールされたアプリAを更新する操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を説明する図である。なお図10では、MFP100−1にインストールされた一部のアプリが、記憶装置106のフォルダ構造として示されている。
図10(a)を参照して、MFP100−1にインストールされたアプリとして、アプリA、アプリB、およびアプリCが示されている。アプリAの現在のバージョンは、「ver. 1.2」である。
図10(b)を参照して、MFP100−1は、アプリAを更新する操作を操作者から受け付けると、操作者と、アプリ管理者テーブルにおいてアプリAに関連づけられたアプリ管理者とを比較し、比較結果に基づいてアプリAを更新する操作を許可する。
なお、アプリ管理者テーブルにおいてアプリ管理者としてIDおよびパスワードが関連づけられている場合(たとえば図6の「アプリB」の場合)には、MFP100−1は、操作者に対してIDおよびパスワードの入力を要求し、入力されたIDおよびパスワードと、アプリ管理者テーブルにおいてアプリAに関連づけられたIDおよびパスワードとを比較する。
操作者とアプリAに関連づけられたアプリ管理者とが一致した場合、MFP100−1はアプリAを更新する操作を許可し、アプリAを更新する。その結果、図10(c)に示すように、更新後のアプリAのバージョンは、「ver. 1.3」となる。
操作者とアプリAに関連づけられたアプリ管理者とが一致しない場合(たとえば操作者がMFP管理者である場合)、MFP100−1はアプリAを更新する操作を許可せず、アプリAを更新しない。その結果、図10(d)に示すように、アプリAのバージョンは、「ver. 1.2」のままである。
図11は、本発明の一実施の形態において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。
図11を参照して、CPU121は、操作者の認証を行った後で、認証したアプリに関する操作を受け付けると(S101)、受け付けた操作がアプリ管理者のみに許可(限定)される操作であるか否か(受け付けた操作が所定の操作であるか否か)を判別する(S103)。
ステップS103において、受け付けた操作がアプリ管理者のみに許可される操作であると判別した場合(S103でYES)、CPU121は、操作者とアプリ管理者とが一致するか否かを判別する(S105)。
ステップS105において、操作者とアプリ管理者とが一致すると判別した場合(S105でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し、受け付けた操作に基づく処理を実行し(S121)、処理を終了する。
ステップS105において、操作者とアプリ管理者とが一致しないと判別した場合(S105でNO)、CPU121は、受け付けた操作を許可せず、受け付けた操作に基づく処理の実行を拒否し(S123)、処理を終了する。
なお、ステップS123において、受け付けた操作を許可しない場合、CPU121は、操作者が行った操作を許可しない旨を操作者に通知してもよい。
ステップS103において、受け付けた操作がアプリ管理者のみに許可される操作ではないと判別した場合(S103でNO)、CPU121は、受け付けた操作に基づく処理を実行し(S125)、処理を終了する。
[アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFPの動作の変形例]
続いて、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作の第1〜第4の変形例について順に説明する。
第1〜第3の変形例は次の点で共通している。MFP100−1は、複数のアプリ管理者が関連づけられているアプリに関する所定の操作を操作者から受け付けると、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致するか否かを判別する。MFP100−1は、操作者が複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致する場合に、操作者以外のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を受け付け、受け付けた回答に基づいて、受け付けた操作を許可する。
第1の変形例において、MFP100−1は、優先順位が設定されていない複数のアプリ管理者が関連づけられているアプリ(たとえば図6の「アプリC」)に関する所定の操作を、複数のアプリ管理者の一人である操作者から受け付ける。MFP100−1は、操作者以外のアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を受け付けた場合、受け付けた操作を許可する。
図12は、本発明の第1〜第3の変形例において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。
図12を参照して、本変形例では、図11に示すフローチャートのステップS105において、操作者とアプリ管理者とが一致すると判別した場合(S105でYES)、CPU121は、アプリ管理者テーブルを参照して、受け付けた操作に関するアプリのアプリ管理者が複数であるか否かを判別する(S107)。
ステップS107において、アプリ管理者が複数であると判別した場合(S107でYES)、CPU121は、複数管理者の場合の処理を行い(S109)、複数管理者の場合の処理においてアプリに関する操作を許可したか否かを判別する(S111)。
ステップS111において、受け付けた操作を許可したと判別した場合(S111でYES)、CPU121は、受け付けた操作に基づく処理を実行し(S121)、処理を終了する。
ステップS111において、受け付けた操作を許可しないと判別した場合(S111でNO)、CPU121は、受け付けた操作に基づく処理の実行を拒否し(S123)、処理を終了する。
ステップS107において、アプリ管理者が複数でないと判別した場合(S107でNO)、CPU121は、受け付けた操作を許可し、受け付けた操作に基づく処理を実行し(S121)、処理を終了する。
図13は、本発明の第1の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。
図13を参照して、複数管理者の場合の処理において、CPU121は、操作者以外の全てのアプリ管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、通知したアプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得る(S201)。アプリ管理者への通知は、ユーザー情報テーブルに記載されたアプリ管理者の連絡先に対して行われる。たとえばアプリ管理者の連絡先がメールアドレスである場合には、そのメールアドレスにメールが送信される。
続いてCPU121は、通知したアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者(好ましくは通知したアプリ管理者全員)から、受け付けた操作を承認する回答を得たか否かを判別する(S203)。
ステップS203において、通知したアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得たと判別した場合(S203でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し(S205)、リターンする。
ステップS203において、通知したアプリ管理者のうち所定数以上のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得ないと判別した場合(S203でNO)、CPU121は、受け付けた操作を許可せず(S207)、リターンする。
第2の変形例において、MFP100−1は、優先順位が設定されている複数のアプリ管理者が関連づけられているアプリ(たとえば図6の「アプリD」)に関する所定の操作を、複数のアプリ管理者の一人である操作者から受け付ける。MFP100−1は、優先順位が最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を受け付けた場合、受け付けた操作を許可する。
第2の変形例におけるフローチャートは、図12に示す第1の変形例のものと同じであり、複数管理者の場合の処理(S109)が、第1の変形例と異なっている。
図14は、本発明の第2の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。
図14を参照して、複数管理者の場合の処理において、CPU121は、操作者が複数のアプリ管理者のうち優先順位が最上位のアプリ管理者と一致するか否かを判別する(S301)。
ステップS301において、操作者が最上位のアプリ管理者と一致すると判別した場合(S301でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し(S303)、リターンする。
ステップS301において、操作者が最上位のアプリ管理者と一致しないと判別した場合(S301でNO)、CPU121は、最上位のアプリ管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得る(S305)。次にCPU121は、最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得たか否かを判別する(S307)。
なお、ステップS305において、CPU121は、優先順位が操作者よりも上位である全てのアプリ管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、通知したアプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得てもよい。ステップS307において、CPU121は、通知したアプリ管理者全員から、受け付けた操作を承認する回答を得たか否かを判別してもよい。
ステップS307において、最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得たと判別した場合(S307でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し(S303)、リターンする。
ステップS307において、最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得ないと判別した場合(S307でNO)、CPU121は、受け付けた操作を許可せず(S309)、リターンする。
第3の変形例において、MFP100−1は、代理管理者が設定されているアプリ(たとえば図6の「アプリE」)に関する所定の操作を、複数のアプリ管理者の一人である操作者から受け付ける。MFP100−1は、優先順位が最上位のアプリ管理者が所定の状態である場合において、代理管理者から、受け付けた操作を承認する回答を受け付けたときは、受け付けた操作を許可する。所定の状態とは、たとえば、最上位のアプリ管理者が不在の状態、自らの端末から離れている状態、または回答を行うことができない状態などである。
第3の変形例におけるフローチャートは、図12に示す第1の変形例のものと同じであり、複数管理者の場合の処理(S109)が、第1の変形例と異なっている。
図15は、本発明の第3の変形例における複数管理者の場合の処理(S109)のサブルーチンである。
図15を参照して、複数管理者の場合の処理において、CPU121は、操作者が複数のアプリ管理者のうち優先順位が最上位のアプリ管理者と一致するか否かを判別する(S401)。
ステップS401において、操作者が最上位のアプリ管理者と一致すると判別した場合(S401でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し(S403)、リターンする。
ステップS401において、操作者が最上位のアプリ管理者と一致しないと判別した場合(S401でNO)、CPU121は、最上位のアプリ管理者が所定の状態(不在など)であるか否かを判別する(S405)。最上位のアプリ管理者が所定の状態であるか否かを判別は、最上位のアプリ管理者の端末に保存されたスケジュールの情報、最上位のアプリ管理者の端末の位置情報、または最上位のアプリ管理者の端末のオン/オフの情報などに基づいて行われる。
ステップS405において、最上位のアプリ管理者が所定の状態であると判別した場合(S405でYES)、CPU121は、代理管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、代理管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得て(S407)、ステップS411の処理へ進む。
ステップS405において、最上位のアプリ管理者が所定の状態でないと判別した場合(S409でNO)、CPU121は、最上位のアプリ管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、最上位のアプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得て(S409)、ステップS411の処理へ進む。
ステップS411において、CPU121は、通知した者から、受け付けた操作を承認する回答を得たか否かを判別する(S411)。
ステップS411において、通知した者から、受け付けた操作を承認する回答を得たと判別した場合(S411でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し(S403)、リターンする。
ステップS411において、通知した者から、受け付けた操作を承認する回答を得ないと判別した場合(S411でNO)、CPU121は、受け付けた操作を許可せず(S413)、リターンする。
第4の変形例において、MFP100−1は、アプリに関する所定の操作を、アプリ管理者ではない操作者から受け付けた場合において、そのアプリのアプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を受け付けたときは、受け付けた操作を許可する。
図16は、本発明の第4の変形例において、アプリに関する所定の操作を受け付けた場合のMFP100−1の動作を示すフローチャートである。
図16を参照して、本変形例では、図11に示すフローチャートのステップS105において、操作者とアプリ管理者とが一致しないと判別した場合(S105でNO)、CPU121は、アプリ管理者に対して、アプリに関する所定の操作が行われた旨を通知し、アプリ管理者から、受け付けた操作を承認するか否かの回答を得る(S113)。続いてCPU121は、アプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得たか否かを判別する(S115)。
ステップS115において、アプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得たと判別した場合(ステップS115でYES)、CPU121は、受け付けた操作を許可し、受け付けた操作に基づく処理を実行し(S121)、処理を終了する。
ステップS115において、アプリ管理者から、受け付けた操作を承認する回答を得ないと判別した場合(S115でNO)、CPU121は、受け付けた操作を拒否し、受け付けた操作に基づく処理の実行を拒否し(S123)、処理を終了する。
[実施の形態の効果]
上述の実施の形態によれば、MFP管理者とは別にアプリ毎にアプリ管理者が設けられるので、アプリの管理に適した者をアプリ管理者とすることで、アプリを適切に管理することができる。また、MFP管理者がアプリを管理する必要がなくなり、MFP管理者の負担が軽減される。その結果、利便性が向上する。
[その他]
上述の実施の形態は適宜組み合わせることができる。たとえば第1または第2の変形例と第4の変形例とを組み合わせて、操作者がアプリ管理者と一致しない場合に、複数のアプリ管理者のうち必要なアプリ管理者からの回答に基づいて、受け付けた操作を許可してもよい。
上述の実施の形態における処理は、ソフトウェアにより行っても、ハードウェア回路を用いて行ってもよい。また、上述の実施の形態における処理を実行するプログラムを提供することもできるし、そのプログラムをCD−ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリカードなどの記録媒体に記録してユーザーに提供することにしてもよい。プログラムは、CPUなどのコンピューターにより実行される。また、プログラムはインターネットなどの通信回線を介して、装置にダウンロードするようにしてもよい。
上述の実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100、100−1,100−2,100−3 MFP(Multifunction Peripheral)
101 システムコントローラー
102,203 メモリ
103,204 ネットワークインターフェース
104 プリントエンジン部
105 出力画像処理部
106,205 記憶装置
107 認証装置
108 操作パネル
109 スキャナー部
110 入力画像処理部
121,201 CPU(Central Processing Unit)
122,202 ROM(Read Only Memory)
200,200−1,200−2,200−3 端末
206 表示部
207 操作部
300 ネットワーク
BX1〜BX9 ボックス
KY1〜KY6 キー

Claims (20)

  1. アプリケーションを管理するアプリ管理装置であって、
    前記アプリケーションと、前記アプリケーションの管理者であるアプリ管理者と互いに関連づけて記憶する記憶手段と、
    前記アプリケーションを管理するための操作を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段にて前記アプリケーションを管理するための操作を受け付けた場合に、前記アプリケーションに関連づけられた前記アプリ管理者と、前記アプリケーションを管理するための操作を行った操作者とを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて前記アプリケーションを管理するための操作を許可する許可手段とを備えた、アプリ管理装置。
  2. 前記アプリケーションを管理するための操作は、前記アプリ管理装置へ前記アプリケーションをインストールする操作、前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションを更新する操作、前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションの設定を変更する操作、および前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションを削除する操作のうち少なくとも1つの操作である、請求項1に記載のアプリ管理装置。
  3. 前記アプリ管理者は、前記アプリ管理装置の管理者とは異なる、請求項1または2に記載のアプリ管理装置。
  4. 前記記憶手段は、前記アプリケーションと、複数の前記アプリ管理者と互いに関連づけて記憶し、
    前記比較手段は、前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致するか否かを判別する第1の判別手段を含み、
    前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致すると前記第1の判別手段にて判別した場合に、前記操作者以外の前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける回答受付手段をさらに備え、
    前記許可手段は、前記回答受付手段にて受け付けた回答にさらに基づいて前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項1〜3のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  5. 前記回答受付手段は、前記操作者以外の前記複数のアプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第1の回答受付手段を含み、
    前記許可手段は、前記操作者以外の前記複数のアプリ管理者のうち所定数以上の前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第1の回答受付手段にて受け付けた場合に、前記操作を許可する、請求項4に記載のアプリ管理装置。
  6. 前記記憶手段は、前記複数のアプリ管理者の優先順位をさらに記憶し、
    前記比較手段は、前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうち最も優先順位の高い前記アプリ管理者である最上位アプリ管理者と一致するか否かを判別する第2の判別手段を含み、
    前記回答受付手段は、前記操作者が前記最上位アプリ管理者と一致しないと前記第2の判別手段にて判別した場合に、前記最上位アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第2の回答受付手段を含み、
    前記許可手段は、前記最上位アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第2の回答受付手段にて受け付けた場合に、前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項4に記載のアプリ管理装置。
  7. 前記記憶手段は、前記最上位アプリ管理者の代理である代理管理者をさらに記憶し、
    前記回答受付手段は、前記最上位アプリ管理者が所定の状態にある場合において、前記代理管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第3の回答受付手段を含み、
    前記許可手段は、前記代理管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第3の回答受付手段にて受け付けたとき、前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項6に記載のアプリ管理装置。
  8. 前記許可手段は、前記操作者が前記アプリ管理者と一致しない場合に、前記アプリケーションを管理するための操作を許可しない、請求項1〜7のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  9. 前記操作者が前記アプリ管理者と一致しない場合に、前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける他の回答受付手段をさらに備え、
    前記許可手段は、前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記他の回答受付手段にて受け付けた場合に、前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項1〜7のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  10. 前記アプリ管理者を登録する操作を受け付ける登録受付手段をさらに備えた、請求項1〜9のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  11. 前記登録受付手段は、前記アプリケーションを前記アプリ管理装置にインストールする前に、前記アプリ管理者を登録する操作を受け付ける、請求項10に記載のアプリ管理装置。
  12. 前記登録受付手段は、前記アプリケーションを前記アプリ管理装置にインストールした後に、前記アプリ管理者を登録する操作を受け付ける、請求項10または11に記載のアプリ管理装置。
  13. 前記アプリ管理者を変更する変更操作を受け付ける変更操作受付手段と、
    変更前の前記アプリ管理者によって前記変更操作が行われたものである場合に、前記記憶手段にて記憶した前記アプリ管理者を前記変更操作に従って変更する変更手段とをさらに備えた、請求項1〜12のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  14. 前記アプリケーションを実行した場合の課金を前記アプリ管理者に対して行う課金手段をさらに備えた、請求項1〜13のいずれかに記載のアプリ管理装置。
  15. アプリケーションを管理するアプリ管理装置の制御プログラムであって、
    前記アプリケーションと、前記アプリケーションの管理者であるアプリ管理者と互いに関連づけて記憶する記憶ステップと、
    前記アプリケーションを管理するための操作を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップにて前記アプリケーションを管理するための操作を受け付けた場合に、前記アプリケーションに関連づけられた前記アプリ管理者と、前記アプリケーションを管理するための操作を行った操作者とを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップにおける比較結果に基づいて前記アプリケーションを管理するための操作を許可する許可ステップとをコンピューターに実行させる、アプリ管理装置の制御プログラム。
  16. 前記アプリケーションを管理するための操作は、前記アプリ管理装置へ前記アプリケーションをインストールする操作、前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションを更新する操作、前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションの設定を変更する操作、および前記アプリ管理装置にインストールされた前記アプリケーションを削除する操作のうち少なくとも1つの操作である、請求項15に記載のアプリ管理装置の制御プログラム。
  17. 前記記憶ステップにおいて、前記アプリケーションと、複数の前記アプリ管理者と互いに関連づけて記憶し、
    前記比較ステップは、前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致するか否かを判別する第1の判別ステップを含み、
    前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうちいずれかと一致すると前記第1の判別ステップにて判別した場合に、前記操作者以外の前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける回答受付ステップをさらにコンピューターに実行させ、
    前記許可ステップにおいて、前記回答受付ステップにて受け付けた回答にさらに基づいて前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項15または16に記載のアプリ管理装置の制御プログラム。
  18. 前記回答受付ステップは、前記操作者以外の前記複数のアプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第1の回答受付ステップを含み、
    前記許可ステップにおいて、前記操作者以外の前記複数のアプリ管理者のうち所定数以上の前記アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第1の回答受付ステップにて受け付けた場合に、前記操作を許可する、請求項17に記載のアプリ管理装置の制御プログラム。
  19. 前記記憶ステップにおいて、前記複数のアプリ管理者の優先順位をさらに記憶し、
    前記比較ステップは、前記操作者が前記複数のアプリ管理者のうち最も優先順位の高い前記アプリ管理者である最上位アプリ管理者と一致するか否かを判別する第2の判別ステップを含み、
    前記回答受付ステップは、前記操作者が前記最上位アプリ管理者と一致しないと前記第2の判別ステップにて判別した場合に、前記最上位アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第2の回答受付ステップを含み、
    前記許可ステップにおいて、前記最上位アプリ管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第2の回答受付ステップにて受け付けた場合に、前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項17に記載のアプリ管理装置の制御プログラム。
  20. 前記記憶ステップにおいて、前記最上位アプリ管理者の代理である代理管理者をさらに記憶し、
    前記回答受付ステップは、前記最上位アプリ管理者が所定の状態にある場合において、前記代理管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認するか否かの回答を受け付ける第3の回答受付ステップを含み、
    前記許可ステップにおいて、前記代理管理者から前記アプリケーションを管理するための操作を承認する回答を前記第3の回答受付ステップにて受け付けたとき、前記アプリケーションを管理するための操作を許可する、請求項19に記載のアプリ管理装置の制御プログラム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11172090B2 (en) 2019-09-18 2021-11-09 Fujifilm Business Innovation Corp. Image forming apparatus and non-transitory computer readable medium for restricting execution of function based on validated restriction information

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