JP2016167674A - コンテンツ視聴装置及びコンテンツ視聴方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】受信した放送コンテンツとリモート視聴機能により取得した放送コンテンツとを切り替えて視聴する際に、通信費の増加を抑制し、放送コンテンツ間の切り替えの際における違和感を低減させるコンテンツ視聴装置及び方法を提供する。
【解決手段】第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択している期間では、インターネットを介して、外部装置から、音声情報のみを第2コンテンツとして取得する。そして、制御ユニット190が、第1コンテンツ及び第2コンテンツの音声データを利用して検出された、第1コンテンツに対する第2コンテンツの視聴に関する遅延の時間差DLTに基づき、第1コンテンツに対して時間差DLTの遅延を付与させる遅延調整指令DACを生成する。そして、遅延調整部は、当該遅延調整指令DACに従ったタイミングで、第1コンテンツを遅延させ、出力部145が、遅延された第1コンテンツに基づく映像及び音声を出力する。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンテンツ視聴装置、コンテンツ視聴方法、コンテンツ視聴プログラム、及び、当該コンテンツ視聴プログラムが記録された記録媒体に関する。
近年、地上デジタル放送において、自宅の受信機で選局中のデジタル放送コンテンツを、インターネット経由で、宅外の端末装置で視聴可能にする「リモート視聴」に関する技術が提案された。このリモート視聴機能を利用することにより、宅外の放送受信装置で、放送波を受信処理して第1放送コンテンツを視聴することができるとともに、自宅の受信機が受信した放送波の第2放送コンテンツを、宅外の放送受信装置がインターネット経由で取得し、当該第2放送コンテンツについても、視聴することが可能となる。
このリモート視聴機能の活用例として、宅外の放送受信装置を車両等の移動体に配置する構成が想定される。このように放送受信装置が移動体に配置される場合には、放送受信装置による放送受信の環境は、移動体の移動に伴って変化する。そして、受信環境の変化により、放送波の受信状態が第1放送コンテンツを再生できるほどには良好でないときには、同一内容の第2放送コンテンツを視聴することができれば、利用者の利便性は向上する。
しかしながら、第2放送コンテンツは、インターネットを経由するため、第1放送コンテンツとは同期せず、第2放送コンテンツは第1放送コンテンツに対して遅延時間差が発生することになる。かかる放送コンテンツ間の遅延時間は、放送コンテンツの切替時に、視聴者に違和感を与えるものとなる。
ここで、リモート視聴に関する技術ではないが、同一内容の放送間の切替時に発生する遅延時間を解消させる技術が提案されている(特許文献1参照:以下、「従来例」と呼ぶ)。この従来例の技術では、地上デジタル放送のワンセグ放送と12セグ放送との再生出力内容を同期させるために、ワンセグ放送のコンテンツに含まれる映像データと、12セグ放送のコンテンツに含まれる映像データとを比較して、遅延時間を検出する。そして、先行する12セグ放送のコンテンツを一時的にバッファリングして、検出された遅延時間だけ遅らせたタイミングで読み出すようにしている。この従来例の技術を、リモート視聴に関する技術に適用することにより、上述した放送コンテンツ間の切替時に発生する遅延時間を解消させることが可能となる。
特開2010−35093号公報
上述した従来例の技術では、放送間の遅延時間を検出するに際して、放送間の映像データを比較する。このため、従来例の技術を、上述したリモート視聴に関する技術に適用した場合には、放送受信装置が受信している放送波の放送コンテンツを視聴用のコンテンツに選択しているときであっても、インターネット経由で、自宅の受信機が受信している放送波の映像コンテンツを取得しなければならない。この結果、インターネットの利用に伴う通信費が増加する。
このため、第1放送コンテンツと第2放送コンテンツとを切り替えつつ放送コンテンツを視聴する際に、通信費の増加を抑制し、放送コンテンツ間の切り替えの際における違和感を低減させることができる技術が望まれている。かかる要請に応えることが、本発明が解決すべき課題の一つとして挙げられる。
請求項1に記載の発明は、放送局から送信された放送波を受信して処理し、第1映像情報及び第1音声情報を含む第1コンテンツ情報を生成する第1取得部と;前記第1コンテンツ情報に対応する第2コンテンツ情報の少なくとも第2音声情報を、通信により、外部装置から取得する第2取得部と;前記第1コンテンツ情報に対する前記第2コンテンツ情報の遅延時間を、前記第1音声情報及び前記第2音声情報に基づいて検出する検出部と;前記第1コンテンツ情報及び前記第2コンテンツ情報のいずれか一方を出力コンテンツ情報として出力する出力部と;前記放送波の受信品質及び前記検出部による検出結果に基づいて、前記出力部を制御する制御部と;を備え、前記出力部は、前記第1コンテンツ情報を前記出力コンテンツ情報として出力している期間においては、前記制御部の制御によって、前記遅延時間だけ遅延させて出力し、前記第2取得部は、前記第1コンテンツ情報が前記出力部から出力されている期間においては、前記第2コンテンツ情報の前記第2音声情報を、通信により、前記外部装置から取得する、ことを特徴とするコンテンツ視聴装置である。
請求項4に記載の発明は、放送局から送信された放送波を受信して処理し、第1映像情報及び第1音声情報を含む第1コンテンツ情報を生成する第1取得工程と;前記第1コンテンツ情報に対応する第2コンテンツ情報の少なくとも第2音声情報を、通信により、外部装置から取得する第2取得工程と;前記第1コンテンツ情報に対する前記第2コンテンツ情報の遅延時間を、前記第1音声情報及び前記第2音声情報に基づいて検出する検出工程と;前記放送波の受信品質及び前記検出工程における検出結果に基づいて、前記第1コンテンツ情報及び前記第2コンテンツ情報のいずれか一方を出力コンテンツ情報として出力する出力工程と;を備え、前記出力工程では、前記第1コンテンツ情報を前記出力コンテンツ情報として出力している期間においては、前記遅延時間だけ遅延させて出力し、前記第2取得工程では、前記第1コンテンツ情報が前記出力工程において出力されている期間においては、前記第2コンテンツ情報の前記第2音声情報を、通信により、前記外部装置から取得する、を備えることを特徴とするコンテンツ視聴方法である。
請求項5に記載の発明は、コンテンツ視聴装置が有するコンピュータに、請求項4に記載のコンテンツ視聴方法を実行させる、ことを特徴とするコンテンツ視聴プログラムである。
請求項6に記載の発明は、コンテンツ視聴装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項5に記載のコンテンツ視聴プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体である。
本発明の一実施形態に係るコンテンツ視聴装置及び外部装置の位置付けを説明するための図である。 図1のコンテンツ視聴装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2の再生処理ユニットの構成を示すブロック図である。 図3の出力部の構成を示すブロック図である。 図1の外部装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2のコンテンツ視聴装置による放送コンテンツの切り替え処理を説明するためのフローチャートである。 放送コンテンツの切り替えの例を説明するための図である。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図7を参照して説明する。なお、以下の説明及び図面においては、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[構成]
図1には、一実施形態に係るコンテンツ視聴装置100及び外部装置300の配置関係が示されている。図1に示されるように、本実施形態では、コンテンツ視聴装置100は、移動体である車両CR内に配置されるようになっている。また、外部装置300は、例えば、利用者の自宅である家屋内の固定的な位置に配置されている。そして、コンテンツ視聴装置100と外部装置300とは、インターネットを介して、通信可能となっている。
コンテンツ視聴装置100は、放送局から送信される地上デジタルテレビジョン放送波を受信して処理する。また、外部装置300は、放送局から送信される地上デジタルテレビジョン放送波を受信して処理する。そして、外部装置300が受信処理した放送コンテンツは、リモート視聴機能により、インターネットを介して、コンテンツ視聴装置100へ送信されるようになっている。
<コンテンツ視聴装置100の構成>
上記のコンテンツ視聴装置100の構成について、説明する。
コンテンツ視聴装置100は、図2に示されるように、アンテナ110と、RF処理ユニット120と、無線通信ユニット130と、再生処理ユニット140とを備えている。また、コンテンツ視聴装置100は、入力ユニット150と、音出力ユニット160と、表示ユニット170と、制御ユニット190とを備えている。
上記のアンテナ110は、放送局から送信されている地上デジタルテレビジョン放送波を受信する。アンテナ110による受信信号RFSは、RF処理ユニット120へ送られる。
上記のRF処理ユニット120は、アンテナ110から送られた受信信号RFSを受ける。そして、RF処理ユニット120は、制御ユニット190から送られた選局指令CSLに従って、選局すべき放送局の信号を受信信号RFSから抽出する選局処理を行い、所定の中間周波数帯の成分を有する中間周波信号IFD(以下、単に「信号IFD」という)に変換する。こうして得られた信号IFDは、再生処理ユニット140へ送られる。ここで、信号IFDは、デジタル信号となっている。なお、RF処理ユニット120は、第1取得部の一部の機能を果たすようになっている。
上記の無線通信ユニット130は、不図示のアンテナ等を備えて構成されている。この無線通信ユニット130は、当該アンテナが受信した受信信号を処理して、再生処理ユニット140で処理可能なデジタルデータ信号に変換する。また、無線通信ユニット130は、制御ユニット190から送られた送信信号を処理して、無線信号に対応する信号に変換し、不図示のアンテナへ送る。
この無線通信ユニット130を利用し、制御ユニット190による制御のもとで、映像情報(第2映像情報)及び音声情報(第2音声情報)の双方を放送コンテンツBCD(第2コンテンツ情報)として取得するための第1種取得要求を外部装置300へ送信する。これにより、無線通信ユニット130は、映像情報及び音声情報の双方を放送コンテンツBCDとして受信することができる。こうして受信された放送コンテンツBCDは、再生処理ユニット140へ送られる。
また、この無線通信ユニット130を利用し、制御ユニット190による制御のもとで、音声情報(第2音声情報)のみを放送コンテンツBCDとして取得するための第2種取得要求を外部装置300へ送信する。これにより、無線通信ユニット130は、音声情報のみを放送コンテンツBCDとして受信することができる。こうして受信された放送コンテンツBCDは、再生処理ユニット140へ送られる。なお、無線通信ユニット130は、第2取得部の機能を果たすようになっている。
上記の再生処理ユニット140は、制御ユニット190による制御のもとで、RF処理ユニット120から送られる信号IFD及び無線通信ユニット130から送られる放送コンテンツBCDを処理して、音出力ユニット160へ供給する音声データADT及び表示ユニット170へ供給する映像データIDTを生成する。再生処理ユニット140の構成の詳細については、後述する。
上記の入力ユニット150は、コンテンツ視聴装置100の本体部に設けられたキー部、及び/又はキー部を備えるリモート入力装置等により構成される。ここで、本体部に設けられたキー部としては、表示ユニット170の表示デバイスに設けられたタッチパネルを用いることができる。また、キー部を有する構成に代えて、又は併用して音声認識技術を利用して音声にて入力する構成を採用することもできる。
この入力ユニット150を利用者が操作することにより、コンテンツ視聴装置100の動作内容の設定や動作指令の入力が行われる。例えば、放送局を指定した選局指定等の利用者による入力が、入力ユニット150を利用して行われる。入力ユニット150への入力内容は、入力データIPDとして、制御ユニット190へ送られる。
上記の音出力ユニット160は、(i)再生処理ユニット140から送られた音声データADTをアナログ信号に変換するDA(Digital to Analogue)変換器と、(ii)当該DA変換器から出力されたアナログ信号を増幅する増幅器と、(iii)増幅されたアナログ信号を音声に変換するスピーカとを備えて構成されている。この音出力ユニット160は、選局されているチャンネルの放送波に対応する放送音声を再生出力する。
上記の表示ユニット170は、例えば、(i)液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)等の表示デバイスと、(ii)再生処理ユニット140から送られた映像データIDTに基づいて、当該表示デバイスに画像を表示させる表示制御回路とを備えている。この表示ユニット170は、選局されているチャンネルの放送波に対応する放送映像を再生表示する。
上記の制御ユニット190は、様々な処理を行うとともに、コンテンツ視聴装置100の全体を制御する。この制御ユニット190により行われる処理には、利用者による希望放送局の選局指定に対応した選局処理が含まれる。また、制御ユニット190により行われる処理には、コンテンツ視聴装置100が受信処理した放送コンテンツ(以下、「第1コンテンツ」とも記す)、及び、外部装置300が受信処理した放送コンテンツ(以下、「第2コンテンツ」とも記す)のうちのいずれかを出力対象コンテンツに選択する放送コンテンツ選択処理が含まれる。
選局処理に際して、入力ユニット150から送られた選局指定を受けると、制御ユニット190は、選局指定により指定された希望放送局に対応する選局指令CSLを生成する。そして、制御ユニット190は、生成された選局指令CSLをRF処理ユニット120へ送る。また、制御ユニット190は、選局処理に際して、指定された希望放送局の情報を、無線通信ユニット130を介して、外部装置300へ送信する。
放送コンテンツ選択処理に際して、制御ユニット190は、再生処理ユニット140から送られたCNR(Carrier to Noise Ratio)の検出値CNRに基づいて、放送波の受信品質を評価する。そして、制御ユニット190は、放送波の受信品質が所定値以上であるか否かの判定を行うことで、第1コンテンツの再生が可能であるか否かを判断する。
放送波の受信品質が所定値以上の場合には、制御ユニット190は、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBを生成して、再生処理ユニット140へ送る。また、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択する場合には、制御ユニット190は、再生処理ユニット140から送られた第1コンテンツに対する第2コンテンツの視聴に関する遅延時間を示す時間差DLTに基づいて、第1コンテンツに対して時間差DLTの遅延を付与させる遅延調整指令DACを生成する。そして、制御ユニット190は、生成された遅延調整指令DACを、再生処理ユニット140へ送る。また、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択する場合には、制御ユニット190は、音声情報のみを放送コンテンツBCDとして取得するための第2種取得要求を生成し、無線通信ユニット130を介して、外部装置300へ送信する。
一方、放送波の受信品質が所定値未満の場合には、制御ユニット190は、第2コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBを生成して、再生処理ユニット140へ送る。また、第2コンテンツを出力対象コンテンツに選択する場合には、制御ユニット190は、映像情報及び音声情報の双方を放送コンテンツBCDとして取得するための第1種取得要求を生成し、無線通信ユニット130を介して、外部装置300へ送信する。
すなわち、制御ユニット190は、制御部の機能を果たすようになっている。制御ユニット190が実行する制御処理の詳細については、後述する。
《再生処理ユニット140の構成》
再生処理ユニット140の構成について、説明する。
再生処理ユニット140は、図3に示されるように、復調部141と、デマルチプレクサ部142と、第1コンテンツ処理部143とを備えている。また、再生処理ユニット140は、第2コンテンツ処理部144と、出力部145と、検出部146とを備えている。ここで、復調部141、デマルチプレクサ部142及び第1コンテンツ処理部143は、第1取得部の一部の機能を果たすようになっている。また、第2コンテンツ処理部144は、第2取得部の一部の機能を果たすようになっている。
上記の復調部141は、RF処理ユニット120から送られた信号IFDを受ける。そして、復調部141は、信号IFDに対してOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplex)復調を施す。こうして復調された信号は、信号DMDとして、デマルチプレクサ部142へ送られる。
また、復調部141は、信号IFDにおけるCNR(Carrier to Noise Ratio)を検出する。この検出結果は、検出値CNRとして、制御ユニット190へ送られる。
上記のデマルチプレクサ部142は、復調部141から送られた信号DMDを受ける。そして、デマルチプレクサ部142は、MPEG(Moving Picture Experts Group)2方式でエンコード化された信号DMDの復号処理を行い、音声に関するデコード結果を、復号音声データDADとして、第1コンテンツ処理部143へ送る。また、デマルチプレクサ部142は、映像に関するデコード結果を、復号映像データDIDとして、第1コンテンツ処理部143へ送る。
上記の第1コンテンツ処理部143は、デマルチプレクサ部142から送られた復号音声データDAD及び復号映像データDIDを受ける。そして、第1コンテンツ処理部143は、復号音声データDADに基づいて第1音声データAD1(第1音声情報)を生成する。生成された第1音声データAD1は、出力部145及び検出部146へ送られる。また、第1コンテンツ処理部143は、復号映像データDIDに基づいて第1映像データID1(第1映像情報)を生成する。生成された第1映像データID1は、出力部145へ送られる。
上記の第2コンテンツ処理部144は、無線通信ユニット130から送られた放送コンテンツBCDを受ける。そして、第2コンテンツ処理部144は、放送コンテンツBCDにおける音声データを、第2音声データAD2(第2音声情報)として出力部145及び検出部146へ送る。また、第2コンテンツ処理部144は、放送コンテンツBCDにおける映像データを、第2映像データID2(第2映像情報)として出力部145へ送る。
上記の出力部145は、第1コンテンツ処理部143から送られる第1映像データID1及び第1音声データAD1を受けるとともに、第2コンテンツ処理部144から送られる第2映像データID2及び第2音声データAD2を受ける。そして、出力部145は、制御ユニット190から送られた選択指令SLBに従って、音出力ユニット160へ供給する音声データADT及び表示ユニット170へ供給する映像データIDTを生成する。出力部145の構成の詳細については、後述する。
上記の検出部146は、第1コンテンツに対する第2コンテンツの視聴に関する遅延時間を検出する。かかる検出に際して、検出部146は、第1コンテンツ処理部143から送られた第1音声データAD1を受けるとともに、第2コンテンツ処理部144から送られた第2音声データAD2を受ける。引き続き、検出部146は、第1音声データAD1の音声フレームの中から基準となる基準フレームを選択する。次いで、検出部146は、第2音声データAD2の中から、基準フレームの内容と最も近い内容を持つ音声フレームを検索する。そして、検出部146は、検索によって得られた組み合わせの音声フレーム間の時間差DLTを検出する。こうして検出された時間差DLTは、制御ユニット190へ送られる。
(出力部145の構成)
出力部145の構成について、説明する。
出力部145は、図4に示されるように、遅延調整部211と、選択部215とを備えている。
上記の遅延調整部211は、映像バッファ記憶部212、音声バッファ記憶部213等を備えて構成されている。この遅延調整部211は、制御ユニット190から送られた遅延調整指令DACに従ったタイミングで、映像バッファ記憶部212、音声バッファ記憶部213に記録されているデータを、順次、読み出して、選択部215へ送る。
上記の映像バッファ記憶部212は、第1コンテンツ処理部143から送られた第1映像データID1を逐次受け、MPEG方式のPピクチャ及びBピクチャを取り除いたIピクチャのみを記憶領域に一時的に記憶する。そして、映像バッファ記憶部212からは、記憶されたデータが、バッファ出力映像データIDBとして、順次読み出される。こうして読み出されたバッファ出力映像データIDBは、遅延調整指令DACにより指定される供給タイミングの調整がなされたものとなっている。かかるバッファ出力映像データIDBは、選択部215へ送られる。
上記の音声バッファ記憶部213は、第1コンテンツ処理部143から送られた第1音声データAD1を逐次受け、当該データを記憶領域に一時的に記憶する。そして、音声バッファ記憶部213からは、記憶されたデータが、バッファ出力音声データADBとして、順次読み出される。こうして読み出されたバッファ出力音声データADBは、遅延調整指令DACにより指定される供給タイミングの調整がなされたものとなっている。かかるバッファ出力音声データADBは、選択部215へ送られる。
上記の選択部215は、遅延調整部211から出力されたバッファ出力音声データADB及びバッファ出力映像データIDB(以下、まとめて「バッファ出力データ」とも記す)を受ける。また、選択部215は、第2コンテンツ処理部144から送られた第2音声データAD2及び第2映像データID2(以下、まとめて「第2出力データ」とも記す)を受ける。そして、選択部215は、制御ユニット190による選択指令SLBに従って、バッファ出力データ及び第2出力データのいずれかを選択する。こうして選択部215において選択された音声データが、音声データADTとして音出力ユニット160へ送られる。また、選択部215において選択された映像データが、映像データIDTとして表示ユニット170へ送られる。
<外部装置300の構成>
上記の外部装置300の構成について、説明する。
外部装置300は、図5に示されるように、アンテナ310と、RF処理ユニット320と、無線通信ユニット330と、再生処理ユニット340とを備えている。また、外部装置300は、制御ユニット390を備えている。
上記のアンテナ310は、放送局から送信されている地上デジタルテレビジョン放送波を受信する。アンテナ310による受信信号RFSEは、RF処理ユニット320へ送られる。
上記のRF処理ユニット320は、アンテナ310から送られた受信信号RFSEを受ける。そして、RF処理ユニット320は、制御ユニット390から送られた選局指令CSLEに従って、選局すべき放送局の信号を受信信号RFSEから抽出する選局処理を行い、所定の中間周波数帯の成分を有する信号IFDEに変換する。こうして得られた信号IFDEは、再生処理ユニット340へ送られる。ここで、信号IFDEは、デジタル信号となっている。
上記の無線通信ユニット330は、不図示のアンテナ等を備えて構成されている。この無線通信ユニット330は、当該アンテナで受信した受信信号を処理して、制御ユニット390で処理可能なデジタルデータ信号に変換する。また、無線通信ユニット330は、再生処理ユニット340から送られた送信信号を処理して、無線信号に対応する信号に変換し、不図示のアンテナへ送る。
無線通信ユニット330を利用して、コンテンツ視聴装置100から送信された第1種取得要求を受信した場合には、制御ユニット390による制御のもとで、当該無線通信ユニット330を利用することにより、映像情報及び音声情報の双方を放送コンテンツBCDとしてコンテンツ視聴装置100に送信することができる。また、無線通信ユニット330を利用して、コンテンツ視聴装置100から送信された第2種取得要求を受信した場合には、制御ユニット390による制御のもとで、当該無線通信ユニット330を利用することにより、音声情報のみを放送コンテンツBCDとしてコンテンツ視聴装置100に送信することができる。
上記の再生処理ユニット340は、復調部、デマルチプレクサ部、コンテンツ処理部等を備えて構成されている(いずれも不図示)。
復調部は、RF処理ユニット320から送られた信号IFDEを受ける。そして、復調部は、信号IFDEに対してOFDM復調を施す。こうして復調された復調信号は、デマルチプレクサ部へ送られる。
デマルチプレクサ部は、復調部から送られた復調信号を受ける。そして、デマルチプレクサ部は、復調信号の復号処理を行い、音声に関するデコード結果及び映像に関するデコード結果を、復号信号としてコンテンツ処理部へ送る。
コンテンツ処理部は、デマルチプレクサ部から送られた復号信号を受ける。そして、コンテンツ処理部は、復号信号に基づいて第2音声データAD2(第2音声情報)及び第2映像データAD2(第2映像情報)を生成する。そして、コンテンツ処理部は、音声データ及び映像データを送信する旨の指令を制御ユニット390から受けたときには、映像情報及び音声情報の双方を放送コンテンツBCDとして、無線通信ユニット330を介して、コンテンツ視聴装置100へ送信する。
また、コンテンツ処理部は、音声データのみを送信する旨の指令を制御ユニット390から受けたときには、音声情報のみを放送コンテンツBCDとして、無線通信ユニット330を介して、コンテンツ視聴装置100へ送信する。
上記の制御ユニット390は、外部装置300の全体を制御する。この制御ユニット390は、コンテンツ視聴装置100から送信された希望放送局の情報を、無線通信ユニット330を介して受信すると、当該希望放送局に対応する選局指令CSLEを生成する。そして、制御ユニット390は、生成された選局指令CSLEをRF処理ユニット320へ送る。
また、制御ユニット390は、コンテンツ視聴装置100から送信された第1種取得要求を、無線通信ユニット330を介して受信すると、音声データ及び映像データの双方を放送コンテンツBCDとして送信する旨の指令を、再生処理ユニット340へ送る。また、制御ユニット390は、コンテンツ視聴装置100から送信された第2種取得要求を、無線通信ユニット330を介して受信すると、音声データのみを放送コンテンツBCDとして送信する旨の指令を、再生処理ユニット340へ送る。
[動作]
上述のようにして構成されたコンテンツ視聴装置100の動作について、制御ユニット190による放送コンテンツの選択処理に主に着目して説明する。
前提として、入力ユニット150には既に利用者により選局指定が入力されており、指定された希望放送局に対応する選局指令CSLが、制御ユニット190からRF処理ユニット120へ送られているものとする。また、制御ユニット190は、当該希望放送局の情報を、無線通信ユニット130を介して、外部装置300へ送信しているものとする。この結果、外部装置300においても、希望放送局に対応する選局指令CSLEが、制御ユニット390からRF処理ユニット320へ送られているものとする。
コンテンツ視聴装置100では、こうした状態で、アンテナ110で放送波を受信すると、受信信号RFSが、アンテナ110からRF処理ユニット120へ送られる。RF処理ユニット120は、選局指令CSLに従い、希望放送局の信号を受信信号RFSから抽出する選局処理を行い、所定の中間周波数帯の成分を有する信号IFDに変換する。そして、RF処理ユニット120は、当該信号IFDを、再生処理ユニット140へ送る(図2参照)。
再生処理ユニット140では、復調部141が、RF処理ユニット120から送られた信号IFDの復調処理を行って信号DMDを生成し、生成された信号DMDをデマルチプレクサ部142へ送る。また、復調部141は、信号IFDにおけるCNRを検出し、検出値CNRを制御ユニット190へ送る。
次に、デマルチプレクサ部142が、復調部141から送られた信号DMDの復号処理を行い、復号音声データDAD及び復号映像データDIDを第1コンテンツ処理部143へ送る。そして、第1コンテンツ処理部143は、復号音声データDADに基づいて第1音声データAD1を生成して、出力部145及び検出部146へ送る。また、第1コンテンツ処理部143は、復号映像データDIDに基づいて第1映像データID1を生成して、出力部145へ送る(図3参照)。
出力部145では、遅延調整部211の映像バッファ記憶部212が第1映像データID1を逐次受け、Iピクチャのみを記憶領域に一時的に記憶する。また、出力部145では、遅延調整部211の音声バッファ記憶部213が第1音声データAD1を逐次受け、当該データを記憶領域に一時的に記憶する。
ここで、選局指定した希望放送局の放送波の受信品質が所定値以上のときには、制御ユニット190は、無線通信ユニット130を介して、第2種取得要求を外部装置300へ送信するようになっている。この結果、第2コンテンツ処理部144は、無線通信ユニット130を介して、音声情報のみを放送コンテンツBCDとして取得する。そして、第2コンテンツ処理部144は、放送コンテンツBCDにおける音声データを、第2音声データAD2として出力部145及び検出部146へ送る(図3参照)。
また、選局指定した希望放送局の放送波の受信品質が所定値未満のときには、制御ユニット190は、無線通信ユニット130を介して、第1種取得要求を外部装置300へ送信するようになっている。この結果、第2コンテンツ処理部144は、無線通信ユニット130を介して、音声情報及び映像情報の双方を放送コンテンツBCDとして取得する。そして、第2コンテンツ処理部144は、放送コンテンツBCDにおける音声データを、第2音声データAD2として出力部145及び検出部146へ送る。また、第2コンテンツ処理部144は、放送コンテンツBCDにおける映像データを、第2映像データID2として出力部145へ送る(図3参照)。
また、検出部146は、第1音声データAD1及び第2音声データAD2に基づいて、第1コンテンツに対する第2コンテンツの視聴に関する遅延の時間差DLTを検出する。そして、検出部146は、当該時間差DLTを制御ユニット190へ送る(図3参照)。
このような状況のもとで、図6に示されるように、まず、ステップS11において、制御ユニット190が、放送波の受信品質が所定値以上であるか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合(ステップS11:Y)には、処理はステップS12へ進む。
ステップS12では、制御ユニット190が、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択しているか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合(ステップS12:Y)には、処理はステップS11へ戻る。ステップS12における判定の結果が否定的であった場合(ステップS12:N)には、処理はステップS13へ進む。このステップS13では、制御ユニット190が、第2種取得要求を外部装置300へ送信する。この結果、コンテンツ視聴装置100は、音声情報を放送コンテンツBCDとして外部装置300から取得する。
引き続き、ステップS14において、制御ユニット190が、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBを生成する。そして、制御ユニット190は、生成された選択指令SLBを選択部215へ送る。また、制御ユニット190は、検出部146から送られた時間差DLTに基づいて、第1コンテンツに対して時間差DLTの遅延を付与させる遅延調整指令DACを生成する。そして、制御ユニット190は、生成された遅延調整指令DACを、遅延調整部211へ送る。
こうして遅延調整指令DACが遅延調整部211へ送られると、映像バッファ記憶部212から、Iピクチャが、書き込み時点から時間DLTが経過した後に、バッファ出力映像データIDBとして読み出される。そして、読み出されたバッファ出力映像データIDBは、選択部215へ送られる。また、遅延調整指令DACが遅延調整部211へ送られると、音声バッファ記憶部213から、第1音声データAD1が、書き込み時点から時間DLTが経過した後に、バッファ出力音声データADBとして読み出される。そして、読み出されたバッファ出力音声データADBは、選択部215へ送られる。なお、バッファ出力映像データIDB及びバッファ出力音声データADBは、遅延調整部211により同期が図られている。
また、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBが選択部215へ送られると、選択部215は、映像バッファ記憶部212から読み出されたバッファ出力映像データIDBを、映像データIDTとして表示ユニット170へ送る。また、選択部215は、音声バッファ記憶部213から読み出されたバッファ出力音声データADBを、音声データADTとして音出力ユニット160へ送る。この後、処理はステップS11へ戻る。
ステップS11における判定の結果が否定的であった場合(ステップS11:N)には、処理はステップS15へ進む。このステップS15では、制御ユニット190が、第2コンテンツを出力対象コンテンツに選択しているか否かを判定する。この判定の結果が肯定的であった場合(ステップS15:Y)には、処理は、ステップS11へ戻る。
ステップS15における判定の結果が否定的であった場合(ステップS15:N)には、処理はステップS16へ進む。このステップS16では、制御ユニット190が、第1種取得要求を外部装置300へ送信する。この結果、コンテンツ視聴装置100は、映像情報及び音声情報の双方を放送コンテンツBCDとして外部装置300から取得する。
引き続き、ステップS17において、制御ユニット190が、第2コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBを生成する。そして、制御ユニット190は、生成された選択指令SLBを選択部215へ送る。
第2コンテンツを出力対象コンテンツに選択する選択指令SLBが選択部215へ送られると、選択部215は、第2コンテンツ処理部144から送られた第2映像データID2を、映像データIDTとして表示ユニット170へ送る。また、選択部215は、第2コンテンツ処理部144から送られた第2音声データAD2を、音声データADTとして音出力ユニット160へ送る。この後、処理はステップS11へ戻る。以後、ステップS11〜S17の処理が繰り返される。
図7には、放送コンテンツの選択処理に際しての、放送波の受信品質の例、第1コンテンツ及び第2コンテンツの切り替えの例が示されている。この例での、時間T1で第1コンテンツから第2コンテンツに切り替わり、時間T2で第2コンテンツから第1コンテンツに切り替わっている。この時間T1では、第2コンテンツの音声データについては取得できているが、第2コンテンツの映像データについては取得できていない。この場合には、第2コンテンツの音声を出力するとともに、第2コンテンツの映像を取得するまでの間は、第1コンテンツの最新の映像を表示する。
以上説明したように、本実施形態では、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択している期間では、コンテンツ視聴装置100は、インターネットを介して、外部装置300から、音声データのみを第2コンテンツとして取得する。そして、検出部146は、第1コンテンツの音声データ及び第2コンテンツの音声データに基づいて、第1コンテンツに対する第2コンテンツの視聴に関する遅延の時間差DLTを検出する。引き続き、制御ユニット190が、第1コンテンツに対して時間差DLTの遅延を付与させる遅延調整指令DACを生成し、遅延調整部211へ送る。
こうして遅延調整指令DACを受けると、遅延調整部211は、当該遅延調整指令DACに従ったタイミングで、第1コンテンツを遅延させる。そして、出力部145が、遅延された第1コンテンツに基づく映像及び音声を出力する。
また、第2コンテンツを出力対象コンテンツに切り替える際には、コンテンツ視聴装置100は、インターネットを介して、外部装置300から、映像データ及び音声データの双方を第2コンテンツとして取得する。そして、出力部145が、当該第2コンテンツに基づく映像及び音声を出力する。
このように、第1コンテンツを出力対象コンテンツに選択している期間では、映像データに比べてデータ量が少ない音声データのみを、インターネットを介して取得する。このため、インターネットの利用に伴う通信費の増加を抑制しつつ、放送コンテンツ間の切り替えの際における違和感を低減することができる。
また、本実施形態では、遅延調整部211の映像バッファ記憶部212が、第1映像データのIピクチャのみを記憶領域に一時的に記憶する。そして、遅延調整指令DACにより指定される供給タイミングで、映像バッファ記憶部212から、当該Iピクチャが読み出される。
このため、第1コンテンツの映像データを記憶するバッファ量を低減させることができる。また、聴取を重視する車両内でのコンテンツ視聴については、利用者に快適な環境を提供することができる。
したがって、本実施形態によれば、車両に配置されたコンテンツ視聴装置により受信した放送コンテンツと、リモート視聴機能により取得した放送コンテンツとを切り替えつつ放送コンテンツを視聴する際に、通信費の増加を抑制し、放送コンテンツ間の切り替えの際における違和感を低減させることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、第1コンテンツに基づく出力映像をIピクチャとしたが、映像コンテンツを加工せずに、出力映像としてもよい。
また、上記の実施形態では、第1コンテンツの内容と第2コンテンツの内容との異同を判定しなかったが、制御ユニットが、第1コンテンツの内容と第2コンテンツの内容との異同を判定し、第1コンテンツの内容と第2コンテンツの内容とが異なる場合には、利用者にその旨を報知するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、受信した放送波に基づく信号のCNR(Carrier to Noise Ratio)を検出して、当該CNRに基づいて、放送波の受信品質を評価した。これに対して、放送コンテンツの復号処理の際に検出したビットエラー率に基づいて、放送波の受信品質を評価するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、地上デジタル放送に本発明を適用したが、例えば、衛星放送(BS)等の他の放送に本発明を適用することができる。
また、上記の実施形態においては、車両に配置されるコンテンツ視聴装置に本発明を適用したが、車両以外の他の移動体に配置されるコンテンツ視聴装置にも本発明を適用することもできるし、スマートフォン等の携帯端末装置に配置されるコンテンツ視聴装置にも本発明を適用することができる。
なお、上記のコンテンツ視聴装置の制御ユニットの一部又は全部を中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)等を備えた演算手段としてのコンピュータとして構成し、予め用意されたプログラムを当該コンピュータで実行することにより、上記の実施形態における制御ユニットの機能を実現するようにしてもよい。このプログラムはハードディスク、CD−ROM、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、当該コンピュータによって記録媒体から読み出されて実行される。また、このプログラムは、CD−ROM、DVD等の可搬型記録媒体に記録された形態で取得されるようにしてもよいし、インターネットなどのネットワークを介した配信の形態で取得されるようにしてもよい。
100 … コンテンツ視聴装置
120 … RF処理ユニット(第1取得部の一部)
130 … 無線通信ユニット(第2取得部の一部)
141 … 復調部(第1取得部の一部)
142 … デマルチプレクサ部(第1取得部の一部)
143 … 第1コンテンツ処理部(第1取得部の一部)
144 … 第2コンテンツ処理部(第2取得部の一部)
145 … 出力部
146 … 検出部
190 … 制御ユニット(制御部)
212 … 映像バッファ記憶部
213 … 音声バッファ記憶部

Claims (6)

  1. 放送局から送信された放送波を受信して処理し、第1映像情報及び第1音声情報を含む第1コンテンツ情報を生成する第1取得部と;
    前記第1コンテンツ情報に対応する第2コンテンツ情報の少なくとも第2音声情報を、通信により、外部装置から取得する第2取得部と;
    前記第1コンテンツ情報に対する前記第2コンテンツ情報の遅延時間を、前記第1音声情報及び前記第2音声情報に基づいて検出する検出部と;
    前記第1コンテンツ情報及び前記第2コンテンツ情報のいずれか一方を出力コンテンツ情報として出力する出力部と;
    前記放送波の受信品質及び前記検出部による検出結果に基づいて、前記出力部を制御する制御部と;を備え、
    前記出力部は、前記第1コンテンツ情報を前記出力コンテンツ情報として出力している期間においては、前記制御部の制御によって、前記遅延時間だけ遅延させて出力し、
    前記第2取得部は、前記第1コンテンツ情報が前記出力部から出力されている期間においては、前記第2コンテンツ情報の前記第2音声情報を、通信により、前記外部装置から取得する、
    ことを特徴とするコンテンツ視聴装置。
  2. 前記出力部は、
    前記検出部に検出された遅延時間分の前記第1映像情報の所定の静止画情報を記憶する映像バッファ記憶部と;
    前記検出部に検出された遅延時間分の前記第1音声情報を記憶する音声バッファ記憶部と;を備え、
    前記第1コンテンツ情報が前記出力部から出力されている期間においては、
    前記出力部は、前記遅延時間分を遅延させて、前記映像バッファ記憶部から前記静止画情報を読み取り、前記出力コンテンツ情報の映像情報として出力し、前記音声バッファ記憶部から前記第1音声情報を読み取り、前記出力コンテンツの音声情報として出力する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ視聴装置。
  3. 前記制御部は、前記第1コンテンツ情報と前記第2コンテンツ情報とが同一であるかを判定し、
    前記判定の結果が否定的である場合、前記出力コンテンツ情報を、前記第1コンテンツ情報から前記第2コンテンツ情報へ切り替える際に、前記第1コンテンツ情報と前記第2コンテンツ情報とが同一でない旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテンツ視聴装置。
  4. 放送局から送信された放送波を受信して処理し、第1映像情報及び第1音声情報を含む第1コンテンツ情報を生成する第1取得工程と;
    前記第1コンテンツ情報に対応する第2コンテンツ情報の少なくとも第2音声情報を、通信により、外部装置から取得する第2取得工程と;
    前記第1コンテンツ情報に対する前記第2コンテンツ情報の遅延時間を、前記第1音声情報及び前記第2音声情報に基づいて検出する検出工程と;
    前記放送波の受信品質及び前記検出工程における検出結果に基づいて、前記第1コンテンツ情報及び前記第2コンテンツ情報のいずれか一方を出力コンテンツ情報として出力する出力工程と;を備え、
    前記出力工程では、前記第1コンテンツ情報を前記出力コンテンツ情報として出力している期間においては、前記遅延時間だけ遅延させて出力し、
    前記第2取得工程では、前記第1コンテンツ情報が前記出力工程において出力されている期間においては、前記第2コンテンツ情報の前記第2音声情報を、通信により、前記外部装置から取得する、
    を備えることを特徴とするコンテンツ視聴方法。
  5. コンテンツ視聴装置が有するコンピュータに、請求項4に記載のコンテンツ視聴方法を実行させる、ことを特徴とするコンテンツ視聴プログラム。
  6. コンテンツ視聴装置が有するコンピュータにより読み取り可能に、請求項5に記載のコンテンツ視聴プログラムが記録されている、ことを特徴とする記録媒体。
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