JP2016167440A - 照明装置、照明ユニット及び照明装置商取引システム - Google Patents

照明装置、照明ユニット及び照明装置商取引システム Download PDF

Info

Publication number
JP2016167440A
JP2016167440A JP2015207414A JP2015207414A JP2016167440A JP 2016167440 A JP2016167440 A JP 2016167440A JP 2015207414 A JP2015207414 A JP 2015207414A JP 2015207414 A JP2015207414 A JP 2015207414A JP 2016167440 A JP2016167440 A JP 2016167440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light guide
lighting device
wall
led
frame member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015207414A
Other languages
English (en)
Inventor
飯田 史朗
Shiro Iida
史朗 飯田
板谷 賢二
Kenji Itaya
賢二 板谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iida Shomei Co Ltd
Original Assignee
Iida Shomei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iida Shomei Co Ltd filed Critical Iida Shomei Co Ltd
Publication of JP2016167440A publication Critical patent/JP2016167440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

【課題】生産性の高い構造の照明装置を提供する。【解決手段】照明装置1は、LEDが基板に実装されてなるLEDモジュール3と、LEDと対向配置される端面を有する板状の導光体5と、導光体5の周辺部と嵌合して導光体5とLEDモジュール7とを保持する枠体(31a,31b,33)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、LEDからの光を導光体から出射する照明装置等に関する。
近年、一般照明装置として導光体を利用したものが提案されている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1に記載の照明装置は、四角形の浅い凹部の形体に形成された基板と、基板の凹部内周に固定される四角形のLED素子と、LED素子の内側に配される四角形の導光体と、LED素子と導光体上に配されるカバーと、断面コ字状を有し且つ導光体及びカバーの端部を掴持する4つの枠体7とを備える。
特許文献2に記載の照明装置は、光源と、光源からの光を導光して出射する多角形の導光体と、導光体の周縁に沿って配置され、導光体を保持する枠部材を備え、照明装置を設置部に取り付けるための取付部材を備える。角部を構成する2つの枠部材は、取付部材の貫通孔の位置に合わせて、半円状の取付孔を有している。
実用新案登録第3175219号公報 特開2014−167850号公報
しかしながら、上記照明装置では、生産性が悪いという問題がある。つまり、特許文献1の照明装置は、部品点数が多く、組み立てるのに手間を要する。特許文献2の照明装置は、取付部材の貫通孔に合わせて枠部材に半円状の取付孔を設ける必要があり、加工に手間を要する。
本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、生産性の高い構造の照明装置を提供することである。
本発明に係る照明装置は、LEDが基板に実装されてなるLEDモジュールと、前記LEDと対向配置される端面を有する板状の導光体と、前記導光体の周辺部と嵌合して前記導光体と前記LEDモジュールとを保持する枠体とを備える。
また、照明装置において、前記枠体は、長尺状の枠部材と、1つの角部を構成する2つの枠部材を結合する結合部材とから構成され、前記枠部材の横断面形状は一定であり、前記枠部材は、前記LEDモジュールを収容し且つ前記導光体の端部と嵌合する取付溝を有する。
本発明に係る照明ユニットは、取付面に取り付けられるベース板と、前記ベース板に着脱自在に取り付けられる照明装置とを備え、前記照明装置が上記の照明装置であり、前記枠体が前記ベース板に固定される。
本発明に係る照明装置商取引システムは、複数のLEDが長尺状の基板に実装されてなるLEDモジュールの前記LEDが板状の導光体の端面に対向する状態で、横断面形状が一定である枠部材の取付溝内に前記LEDモジュールと前記導光体の端部とを挿入してなる照明装置の商取引を行う照明装置商取引システムであって、前記導光体のサイズを入力する入力手段と、前記サイズの照明装置の見積もり結果を表示する表示手段とを備える端末と、ネットワークを介して前記端末からの前記導光体のサイズの入力を受信する受信手段と、前記受信したサイズの照明装置の見積もりを算出する算出手段と、算出された見積もり結果を前記端末へと送信する送信手段とを備えるサーバとを含む。
本発明に係る照明装置は、部品点数も少なく、特別な加工も必要ないため、生産性を高めることができる。
実施形態に係る照明装置の斜視図であり、(a)は取付面側から見た図であり、(b)は照射面側から見た図である。 照明装置の分解斜視図である。 照明装置の断面図である。 枠部材の横断面図である。 結合部材の斜視図である。 照明装置をベース部材に取り付ける前の状態を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る結合部材の斜視図である。 照明装置商取引システムを示す概略図である。 サーバのブロック図である。 第4の実施形態に係る点灯回路装置の斜視図である。 電解コンデンサ実装部付近の断面である。 筐体の蓋を外した状態の電解コンデンサ実装部周辺の斜視図である。 第5の実施形態に係る照明装置を光出射面と反対側から見た斜視図である。 第5の実施形態に係る照明装置を光出射面側から見た斜視図である。 第5の実施形態に係る清浄部の分解斜視図である。 第5の実施形態に係る清浄部の蓋体を外した正面図である。
<実施形態>
以下に本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお本実施形態は一例であり、これに限定されるものではない。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、天井にスライドフックを利用して取り付けられる照明装置について説明する。
1.照明装置概要
図1は実施形態に係る照明装置の斜視図であり、(a)は取付面側から見た図であり、(b)は照射面側から見た図である。図2は照明装置の分解斜視図である。図3は照明装置の断面図である。
照明装置1は、光源であるLEDモジュール3と、LEDモジュール3から光を導光させて表側へと照射する導光体5と、LEDモジュール3及び導光体5を収容する枠体7と、LEDモジュール3を点灯させる点灯回路9とを備える。
枠体7には、導光体5を保持する機能、LEDモジュール3を収容する機能、照明装置の取付面への取付機能等を有している。
2.各部構成
(1)LEDモジュール3
LEDモジュール3は、帯状の基板11と、基板11の長手方向に沿って等間隔で実装された複数のLED13とを有する。ここでのLED13は、所謂白色LEDであり、白色光を出射する。基板11は複数のLED13を直列接続するための配線パターンを表面に有している。LEDモジュール3は導光体5の寸法に合わせて適宜切断して利用される。この際、点灯回路9に接続されている配線が配線パターンにハンダ等で直接接続される。絶縁対策は、例えば、配線接続後に、配線パターンが露出している部分に、収縮チューブを被覆したり、絶縁テープを貼着したりすることで行われる。
基板11の幅(短手方向の寸法)は、後述の枠部材31の第3凹部39と略一致するように、統一されている。
(2)導光体5
導光体5は反射部材21と導光板23とを少なくとも含む。本実施形態では、反射部材21、導光板23以外に拡散部材25を含んでいる。なお、ここでは、導光体5は照射面側から見たときに矩形状をしている。
(2−1)反射部材21
反射部材21は例えば反射シートにより構成される。反射シートは導光板23の裏面に密接状態で設けられている。反射部材21は導光板23の裏面から出射しようとする光を表面側に反射させる機能を有している。なお、導光板23の表面は光の出射面である。反射シートとして、例えば、ポリエステルシートやPETシートが利用できる。
(2−2)導光板23
導光板23は、端面から入射した光を導光させながら、表面側から出射する。導光板23は透光性樹脂材料により板状に形成される。透光性樹脂材料としては、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリカーボネート(PC)等がある。
導光板23の裏面は、凹凸面となっている。なお、凹凸は、例えばレーザー加工や印刷加工により行われる。
(2−3)拡散部材25
拡散部材25は導光板23の表面から出射した光を拡散させる。拡散部材25は導光板23の裏面の凹凸が目立つのを防止する機能も有する。拡散部材25としては、例えば拡散シートや拡散板が利用される。なお、均一光の要求が低い場合には、拡散部材を有しなくてもよい。
(3)枠体7
枠体7は、導光体5の端面数と同じ数の枠部材31と、枠部材31の端部同士を結合する結合部材33とからなる。なお、枠部材数と結合部材数は同じである。また、枠体7において、結合部材33により連結された枠部材31により囲まれた領域内を内側とし、前記領域外を外側とする。また、枠部材31において前記領域に対向する側面を内側面とし、外側に位置する側面を外側面とする。また、枠体7においても導光体5から光が出射される側を表側とする。本実施形態では導光体5は矩形状をしている。
(3−1)枠部材31
図4は、枠部材の横断面図である。
本実施形態における枠部材31は4本ある。矩形状の導光体5の長辺に対応する一対の長枠部材31aと、導光体5の短辺に対応する一対の短枠部材31bとの4本である。4本の枠部材31は、横断面形状はすべて同じであり、長さだけが異なる。つまり、4本の枠部材31は導光体5のサイズに合わせて長尺部材を切断したものである。このため、長枠部材31a及び短枠部材31bを、単に「枠部材31」として説明する。また、横断面形状は端面形状と一致する。
枠部材31の横断面形状は全体として矩形状をする棒状をしている。矩形状は、内側から外側(内外方向である。)に長い形状である(表裏方向が短い形状でもある。)。枠部材31は各種機能を有する溝(凹み)を有している。溝は枠体7の内側面及び裏面に設けられている。
枠部材31は導光体5の端部と嵌合する第1嵌合凹部35を有している。第1嵌合凹部35は、図3及び図4に示すように、内側面に設けられ、外側に向かって凹入する。第1嵌合凹部35の凹入幅(表裏方向の寸法)Aは導光体5の厚みに相当する。これにより、導光体5の表裏方向の位置決め及び固定がなされる。
枠部材31は第1嵌合凹部35の底からさらに凹入する第2嵌合凹部37を有する。第2嵌合凹部37の凹入幅(表裏方向の寸法)Bは、図3及び図4に示すように、導光板23と反射部材21とを重ねた厚みに相当する。このため、拡散部材25の厚さに相当する段差が第1嵌合凹部35と第2嵌合凹部37との間に形成されることになる。これにより、導光体5の内外方向の位置決めがなされる。
枠部材31は、第2嵌合凹部37の底に相当する部位からさらに凹入する第3凹部39を有する。第3凹部39の凹入深さ(内外方向の寸法である。)は、図3に示すように、LEDモジュール3の高さに相当する。
なお、ここでのLEDモジュール3の高さは基板11の厚み方向の寸法である。第3凹部39の凹入幅(表裏方向の寸法)Cは基板11の幅に相当する。これにより、LEDモジュール3の位置決め・収容がなされる。
第2嵌合凹部37と第3凹部39との位置関係は、LED13が第2嵌合凹部37側に位置する状態でLEDモジュール3を第3凹部39に収容したときにLED13の頂面のすべてが導光板23の端面に当接(対向)するように、設定されている。これにより、LED13から発せられた光を有効に利用できる。
上記の第1嵌合凹部35、第2嵌合凹部37及び第3凹部39は、枠部材31の長手方向に連続して形成されており、上記のように導光体5やLEDモジュール3を収容するための収容溝41を構成する。
枠部材31は第4凹部43を有する。第4凹部43は、図4に示すように、裏面に設けられ、表側に向かって凹入する。第4凹部43の凹入幅(内外方向の寸法)Dは結合部材33のリブ77,79の幅に相当する。
枠部材31は、第4凹部43の底に相当する部位から表側へと凹入する第5凹部45を有する。第5凹部45の凹入幅(内外方向の寸法)Eは結合部材33の挿入片73,75の幅に相当する。これにより、後述の結合部材33との結合がなされる。
第5凹部45の位置は、結合部材33の挿入片73,75が第5凹部45に挿入された状態で枠部材31の表面と結合部材33の表面との結合部分が面一となるように構成されている。上記の第4凹部43及び第5凹部45は、枠部材31の長手方向に連続して形成されており、上記のように、結合部材33と結合するための結合溝47を構成する。
枠部材31は、例えば、アルミニウム等の金属材料から構成される。ここでは、例えば押出成形のため、上記の収容溝41や結合溝47を有する枠部材31を容易に得ることができる。
枠部材31の裏面であって外側端部は裏側へと延伸する鍔部48を全長に亘って有している。鍔部48の高さ(表裏方向の寸法)は、後述の点灯回路9を収容する回路ボックス81の高さに相当し、導光体5の裏面に回路ボックス81を配した際に回路ボックス81が鍔部48よりも張り出さないように、構成されている。枠部材31の表面であって外側部分は、外側に移るに従って裏側へ移る傾斜面49となっている。枠部材31の長手方向と直交する端面は長手方向に対して直交する。
なお、例えば導光体が三角形である場合も、端面は長手方向に対して直交するように構成できる。この場合も、三角形状用の結合部材を用意すればよい。
(3−2)結合部材
図5は、結合部材の斜視図である。
結合部材33は、導光体5の角に沿って枠部材31を互いに重ならないように配置した際にできる空間を埋めるような形状をしている。
結合部材33は、表裏方向から見たときに全体形状として正方形状をしている。結合部材33は、枠部材31と結合した際に、一方の枠部材31(例えば短枠部材31bである。)の端面と対向する内側壁(内側壁53と区別するために、短側内側壁と便宜上規定する。)51と、他方の枠部材31(例えば長枠部材31aである。)の端面と対向する内側壁(内側壁51と区別するために、長側内側壁と便宜上規定する。)53と、短側内側壁51における長側内側壁53と反対側に位置する外側壁(外側壁57と区別するために、短側外側壁と便宜上規定する。)55と、長側内側壁51における短側内側壁51と反対側に位置する外側壁(外側壁55と区別するために、長側外側壁と便宜上規定する。)57と、各側壁の表側端を連結する表壁59とを有する。
短側内側壁51と長側内側壁53とは同じ構成であり、両者を区別する必要がない場合は単に内側壁51,53として説明する。同様に、短側外側壁55と長側外側壁57とは同じ構成であり、両者を区別する必要がない場合は単に外側壁55,57として説明する。
結合部材33は、図5に示すように、裏側から見たときに、完全な正方形ではなく、導光体5の角部に相当する部分に凹入部61をしている。つまり、短側内側壁51における長側内側壁53側に短側内側壁51と直交する凹入壁(凹入壁65と区別するために、「短側凹入壁」と便宜上規定する。)63を有する。同様に、長側内側壁53における短側内側壁51側に長側内側壁53と直交する凹入壁(凹入壁63と区別するために、「長側凹入壁」と便宜上規定する。)65を有する。なお、表壁59は凹入部61の部分にも存在している。結合部材33の角部の凹入部61には導光体5の角部が配される
表壁59の内面の略中央には裏側へと突出するボス部67が形成されている。内面の略中央は、裏側から見たときに、短側内側壁51、長側内側壁53、短側外側壁55、長側外側壁57、短側凹入壁63及び長側凹入壁65に囲まれた領域に存在する。
ボス部67には表裏に貫通する貫通孔68が設けられている。ボス部67は長側凹入壁65と短側凹入壁63と交差する部分で連結されている。ボス部67は長側外側壁57と短側外側壁55との連結部分から内方へ延びるリブ69と連結されている。
各側壁51〜57及び各凹入壁63,65の高さは枠部材31の表面から鍔部48の裏側端までの距離に相当する。これにより、枠体7として結合した際に凸凹のない枠体7が構成される。両外側壁55,57の表側は、図1の(b)に示すように、内側へと凹入する傾斜面となっている。
隣接する内側壁51,53には、枠部材31の第5凹部45に挿入される挿入片73,75と、枠部材31の第4凹部43に挿入されるリブ77,79とが設けられている。挿入片73,75及びリブ77,79の寸法は、枠部材31の結合溝47の寸法に対応している。挿入片73,75及びリブ77,79の位置は、枠部材31と結合した際に枠部材31の表面と結合部材33の表面とが面一状になるように、構成されている。
リブ77,79は、結合部材33の裏側端から表側に移るに従って張出量が徐々に大きくなるように構成されている。挿入片73,75は、その長手方向に間隔を置いて設けられた複数個のねじ穴78を有する。
(4)点灯回路9
点灯回路9は商用電源から受電してLED13を発光させる。点灯回路9は、例えば、整流回路部、平滑回路部、電圧変換回路部等を有する。点灯回路9は、各回路部を構成する電子部品と、電子部品が実装される回路基板とから構成され、回路ボックス81内に収容される。
3.組立
照明装置1の組み立てについて説明する。なお、言うまでもなく、ここで説明する手順は一例であり、他の手順でも照明装置1を組み立てることができる。
まず、照明装置1として要求されている照度やサイズに合わせて、導光体5、4本の枠部材31、4個の結合部材33、点灯回路9(回路ボックス81)、LEDモジュール3を準備する。ここでは、LEDモジュール3は、導光体5の短辺のそれぞれに配される。
LEDモジュール3のそれぞれを短枠部材31bの端面から第3凹部39へと挿入する。その後、LEDモジュール3が収容されている短枠部材31bの第1嵌合凹部35及び第2嵌合凹部37に導光体5を挿入して嵌合させる。
次に、結合部材33の長側内側壁53に設けられている挿入片75を長枠部材31aの第5凹部45に挿入し、さらに、長側内側壁53に設けられているリブ79を長枠部材31aの第4凹部43に挿入して嵌合させる。
そして、長枠部材31aの両端に結合されている結合部材33の短側内側壁51の挿入片73を短枠部材31bの端部の第5凹部45に挿入し、短側内側壁51のリブ77を短枠部材31bの端部の第4凹部43に挿入して嵌合させる。これによりLEDモジュール3及び導光体5が組み込まれた枠体7が完成する。
最後に、点灯回路9とLEDモジュール3に接続された配線とを接続して、導光体5の裏面側に点灯回路9を収容する回路ボックス81を固定する。これにより照明装置1の組み立てが完了する。
照明装置1に求められる照度は、予め準備しておいた複数種類のLEDモジュール3を利用することで容易に対応できる。ここでの複数種類とは、例えば、LED13の実装間隔が異なる種類や、LED13の出力が異なる種類である。なお、LEDモジュールの種類が異なっても、基板の幅は同じである。
LEDモジュール3の長さは、間隔を置いて実装されているLED13間で基板11を切断することで容易に対応できる。これにより、導光体5のサイズに合わせたLEDモジュール3を準備することができる。特に、基板11上の配線パターンを端子として使用するため、LED13を実装する基板11を任意の位置で切断しても電気的接続は可能となる。
4本の枠部材31a,31bは、照明装置1の寸法に合わせて、長尺状の部材から切断される。このため、各種のサイズの照明装置1にも適用できる。また、横断面形状が同じであるため、枠部材31a,31bを結合部材33で結合して枠体7に組み立ても品質のばらつきが少ない。また、長尺状の部材として、例えば押出品等を利用すると、安価に製造することができる。
なお、照明装置1の天井等への取り付けは、結合前の枠部材31(例えば一対の長枠部材31aである)の結合溝47に予め配された複数(例えば、2個)スライドフックを利用して行われる。スライドフックは、第5凹部45内に挿入されて結合溝47内を移動可能なスライド部と、スライド部から第4凹部43を通過して裏側へと突出するフック部とから構成され、フック部が天井に取り付けられたワイヤ等に引掛けられる。なお、フック部の幅よりもスライド部の幅の方が大きくなっている。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、天井にベース板を利用して着脱自在に取り付けられる照明装置について説明する。なお、ベース板と照明装置とから照明ユニットが構成される。
第2の実施形態に係る照明装置101の基本構造は第1の実施形態の照明装置1と同じであるが、第2の実施形態の結合部材105が第1実施形態の結合部材33と異なる。このため、第1の実施形態と同じ構成については、同じ符号を用い、その説明を省略する。
図6は、照明装置をベース部材に取り付ける前の状態を示す斜視図である。図7は、第2の実施形態に係る結合部材の斜視図である。
照明装置101は、LEDモジュール3、導光体5、枠体103を構成する枠部材31a,31b、枠部材31a,31bを結合する結合部材105及び点灯回路9を備える。この照明装置101は天井に装着されたベース板111に取り付けられる。以下、ベース板111と結合部材105について図6及び図7を用いて説明する。
1.ベース板111
ベース板111は、ここでは、全体の形状が「H」の字状をしている、つまり、ベース板111は、互いに平行な方向に延伸する一対の取付部113と、一対の取付部113における延伸方向の中央を連結する連結部115とを有する。
取付部113は、ここでは、照明装置101の短枠部材31bの裏面に位置する状態で短枠部材31bの両端に結合された結合部材105が取り付けられる取付手段117を有する。取付手段117は、照明装置101の短枠部材31bの裏面が取付部113に当接する状態で結合部材105の貫通孔147を挿通するねじ部材120が螺合する螺合手段により構成されている。
つまり、取付手段117は、取付部113の延伸方向の両端に設けられた貫通孔(図示省略)と、取付部113における貫通孔に対応する位置にねじ穴を有するナット119とを備える。
取付部113にナット119を設けるため、取付部113の取付面側の面は連結部115の天井側の面よりも照明装置101側に位置している。換言すると、取付部113におけるナット119が設けられている領域は連結部115に対して段差状となっている。
連結部115は、図6に示すように、連結方向に沿って貫通孔124aを複数個有している。この貫通孔124aは、ベース板111を天井に固定するためのものである。なお、固定には例えばねじくぎが利用される。連結部115は連結方向の略中央に貫通孔124bを有する。この貫通孔124bは商用電源と接続された配線を通すためのものである。
連結部115における連結方向に沿う端部(短手方向の端部である。)は表側へと折り曲げられている。これは、連結部115の剛性を高めるためと、ねじくぎの頭部が導光体5に接触するのを防止するためである。
2.結合部材
結合部材105の基本構造は第1の実施形態の結合部材33と同じである。結合部材33は照明装置101として組み立てられた状態でベース板111に取り付ける。この際、結合部材105はベース板111の取付部113と嵌合する嵌合凹部121を有している。嵌合凹部121は、具体的には、短側内側壁123、長側内側壁125、短側凹入壁127、長側凹入壁129、ボス部131及びリブ部133の裏側部分が切り取られて構成される。
なお、嵌合凹部121に面する短側内側壁123、長側内側壁125、短側凹入壁127、長側凹入壁129、ボス部131及びリブ部133は、取付部113と表側から当接する当接部135を構成する。また、ボス部131には貫通孔147が設けられている。
結合部材105は導光体5の角部と当接する当接部141を凹入部分143に有している。具体的には、長側凹入壁129及び短側凹入壁127は枠部材31の端面側へと突出する段差部145を有している。なお、段差部145によりLEDモジュール3との接続線を配するための空間が形成される。
3.照明装置の取り付け
照明装置101の取り付けについて説明する。
まず、ベース板111を天井や壁等の取付面に装着する。装着は、連結部115の裏面を取付面に当接させた状態でねじくぎを貫通孔124aから取付面にねじ込んで行う。
次に、照明装置101の短枠部材31bの両側(長枠部材31aの両側おも同じである。)の結合部材105の嵌合凹部121をベース板111の取付部113に嵌合させる。そして、この状態で結合部材105の貫通孔147の表側からねじ部材120を挿入して、ベース板111の取付手段であるナット119に螺合させる。これにより、照明装置101のベース板111への取り付けが完了する。
ベース板111への照明装置101の取り付けに際し、照明装置101の短枠部材31bの両端の結合部材105の嵌合凹部121を裏側から見たときに、嵌合凹部121により形成される全体の凹みが取付部113の角の形状に対応しているため、ガタつきを少なくして行うことができる。
また、嵌合凹部121の凹入深さは、ベース板111の取付部113と連結部115との段差に対応しており、照明装置101を取付面に対して隙間を狭くして取り付けることができる。
<第3の実施形態>
第1及び第2の実施形態において断面形状が同じである枠部材31を利用している。LEDモジュール3の長さは基板11上のLED13間で基板11を切断することで調整している。このため、枠体7のサイズ及び要求される輝度が分かれば、例えば第1の実施形態で説明した照明装置1の見積もりや設計を自動的に行う照明装置商取引システムを構築することができる。
図8は、照明装置商取引システムを示す概略図である。
照明装置商取引システム201は、入力手段203及び表示手段205を有する端末207と、ネットワーク209を介して端末207から入力された情報に基づいて算出された照明装置の仕様を端末207に表示させるサーバ211とを含む。なお、ここでは、ネットワーク209としてインタネットが利用されている。
1.端末207
端末207は、例えば、パーソナルコンピュータ、スマート、タブレット等を利用できる。入力手段203は少なくとも照明装置1の寸法及び照明器具の輝度を入力できる。入力手段203から入力された情報はインタネットを介してサーバ211に送信される。
表示手段205は少なくともサーバ211から送信される情報を表示する。例えば、照明装置1のサイズや輝度の入力を補助(ガイド)するための表示を行う。なお、表示手段は入力手段203から入力された情報を表示する機能も有する。
2.サーバ211
図9は、サーバのブロック図である。
サーバ211は、例えば、コンピュータ等を利用できる。サーバ211は、端末207の表示手段205に表示させる情報を送信する送信手段213と、端末207の入力手段203から入力された情報を受信する受信手段215と、受信した情報から照明装置1の仕様を算出する算出手段217と、照明装置1の仕様を算出するための情報を記憶する記憶手段219と、各手段213〜219間でのデータの入出力を制御したり各手段213〜219を制御したりする制御手段221を有する。
照明装置1は、例えば第1の実施形態で説明した装置である。導光体5のサイズである「縦寸法」と「横寸法」とが入力されると導光体5の面積と使用する枠部材の全長とが算出される。
記憶手段219には導光体5の単位面積当たりの単価である導光体単価が記憶されている。算出手段217は、導光体5の面積を算出すると、その面積に導光体単価を乗じて導光体5の概算見積もりを行う。
記憶手段219には枠部材31の単位長さ当たりの単価である枠部材単価が記憶されている。算出手段217は、照明装置1に必要な枠部材31の長さを算出すると、その長さに枠部材単価を乗じて枠部材31の概算見積もりを行う。
記憶手段219には、LEDモジュール3に使用されるLED13の輝度と、複数種類のLEDモジュール3の単位長さ当たりのLED数であるLED密度が記憶されている。算出手段217は、照明装置1に必要とされる輝度から必要なLED13の数を算出し、必要なLEDモジュールの仕様を決定する。
必要なLED数は必要な輝度を1個当たりのLED輝度で割ることで算出される。LEDモジュール3の仕様は、必要なLED数を2で割り(導光体の対向する2つの辺にLEDモジュール3を配置するため)、その値を導光体5の長辺又は短辺で割ると、必要とされるLED密度が算出され、この密度に近いLEDモジュール3が選択される。
記憶手段219には複数種類のそれぞれのLEDモジュール3の単位長さ当たりの単価であるモジュール単価が記憶されている。LEDモジュール3の長さは算出に用いた長辺又は短辺の長さに相当する。従って、算出手段は、LEDモジュール3が決定されると、LEDモジュール3の長さにモジュール単価と使用本数である「2」とを乗じてLEDモジュール3の概算見積もりを行う。
記憶手段219には組み立て加工費、結合部材33の単価等が記憶されている。算出手段は、上記した導光体5の費用、枠部材31の費用、2本のLEDモジュール3、結合部材105の費用、組み立て費用等を合算して照明装置101の見積もりを行う。
制御手段221は、受信手段215から端末207から照明装置1の見積もり依頼を受けると、照明装置1のサイズや輝度を算出手段217に送出して照明装置1の見積もりを指示する。制御手段221は、算出手段217から照明装置1に見積もりを受けると、端末207の表示手段205に表示すべく送信手段213に見積もり結果を送信するよう指示する。
<第4の実施形態>
第1の実施形態の照明装置1の点灯回路9及び回路ボックス81について特に説明していなかったが、薄型化が可能な回路装置を第4の実施形態として説明する。なお、第4の実施形態に係る回路装置を利用することで、第1及び第2の実施形態における照明装置のより一層の薄型化が可能となる。
なお、本実施形態では、LED13用の点灯回路9を構成する電子部品が基板に実装された状態でこれらが筐体(回路ボックス)内に収容されてなる点灯回路装置について説明するが、電子部品が実装されている基板が筐体(回路ボックス)内に収容される構造の回路装置にも適用できる。
図10は、第4の実施形態に係る点灯回路装置の斜視図であり、図11は、電解コンデンサ実装部付近の断面であり、図12は、筐体の蓋を外した状態の電解コンデンサ実装部周辺の斜視図である。
点灯回路装置301は、筺体303内に回路ユニット305が配されてなる。
回路ユニット305は、基板307と、基板307に実装された複数の電子部品(309)とを有する。筺体303は、第1壁313と第2壁315とを基板307の厚み方向に間隔をおいて有し、回路ユニット305は、第1壁313と第2壁315との間に配される。
基板307は、表面に配線パターンを有し、当該配線パターンに接続するように電子部品が実装されている。電子部品としてラジアル部品が利用され、電子部品のリード線が基板307の表面に接続されている。つまり、電子部品のリード線(例えば、電解コンデンサ309のリード線309b)が基板307を貫通せずに半田317により固定されている。これにより、第1壁313を金属材料で構成しても、基板307と第1壁313とを当接させることができ、点灯回路装置301の薄肉化を図ることができる。
電子部品は、チョークコイル、IC、抵抗、電解コンデンサ309等を含む。なお、複数の電子部品により点灯回路9が構成される。
基板307は長尺状をしている。基板307における長手方向の両端部にはLED13に電力を供給するための接続コネクタ319が設けられている。電解コンデンサ309は、円柱状の本体部309aの中心軸が基板307と略平行になるようにリード線309bが折り曲げられて基板307に実装されている。
基板307は、電界コンデンサ309の本体部309aが配される部位に凹部321を有している。つまり、基板307は、電解コンデンサ309の本体部309aにおける第1壁313側に位置する端縁309cが入り込む凹部321を有する。この状態では、電解コンデンサ309の本体部309aにおける第1壁313側の端縁309cが基板307における第2壁315側の面307aよりも第1壁313側に位置している。
ここでの凹部321は1個設けられ、6個の電解コンデンサ309の第1壁313に近い端部(端縁309cが存在する側の端部である。)が入り込んでいる。凹部321は基板307を貫通する貫通孔により構成されている。
基板307の凹部321の大きさは、第1壁313に電解コンデンサ309用の凹部が存在しない場合は電解コンデンサ309の本体部309aが少なくとも基板307の厚み分だけ入るように構成されればよいし、第1壁313に電解コンデンサ309用の凹部が存在し且つ当該凹部が大きい場合、電解コンデンサ309の第1壁313側の端縁309cが第1壁313から外へと張り出せないように構成されればよい。
なお、第1壁313に電解コンデンサ309用の凹部が存在し、当該凹部の大きさが電解コンデンサ309の第1壁313側の端縁309cが第1壁313から外へと張り出せない大きさであれば、基板307の凹部の大きさは入り込むコンデンサ309の本体部309aの大きさよりも大きくてもよい。
筐体303は、長尺状をし、第1部材331と第2部材333とを有している。
第1部材331は、平板状の第1壁313と、第1壁313の短手方向の端部から立設する側壁335とを有する。第2部材333は、平板状の第2壁315と、第2壁315の短手方向の端部から立設する側壁337とを有する。
第2部材333(第2壁315)の長手方向の長さは、基板307の長手方向の長さより短い。これにより基板307の長手方向の少なくとも一方の端部(ここでは両端部である。)が露出することとなり、当該露出した端部に接続コネクタ319が設けられている。
第2壁315は、電解コンデンサ309の本体部309aにおける第2壁315側に位置する端縁309dが入り込む凹部339を有する。第2壁315の凹部339は、ここでは第2壁315を貫通する貫通孔であるが、貫通しない凹みであってもよい。
第2壁315の凹部339の大きさは、電解コンデンサ309の本体部309aの第2壁315側の端縁309dが第2壁315における第1壁313と反対側の面315aから外へと突出できない大きさである。
電解コンデンサ309を除く電子部品における基板307の厚み方向の寸法は、第2壁315と基板307との間で現れている電解コンデンサ309(本体部309a)の基板307の厚み方向の寸法よりも小さい。
第4の実施形態では、電解コンデンサ309の本体部309aの一部が入り込む凹部(貫通孔を含む)321,339を基板307と第2壁315とに有していたが、凹部(貫通孔)は基板、第1壁、第2壁の少なくとも1つに設けられていれば、回路装置の薄肉化を図ることができる。言うまでなく、基板、第1壁、第2壁のすべてに凹部が存在する場合より一層の薄肉化できる。
また、凹部321,339は貫通孔で構成されていたが、例えば、貫通しない凹みで構成されてもよい。さらに、複数の基板を利用し、基板同士を離間させた状態で筐体内に収容し、電解コンデンサ等の電子部品の本体部が基板間に位置するようにしてもよい。
凹部(貫通孔を含む)は電子部品の本体部の一部が入ればよく、複数個の電子部品がすべて入り込む凹部321であってもよいし、複数個の電子部品が個別に入り込む凹部であってもよいし、複数個の電子部品の内、所定数の電子部品が入り込む凹部339であってもよい。
<第5の実施形態>
第5の実施形態では、薄型の導光板タイプの装置を利用して清浄機能が設けられた照明装置について説明する。
図13は第5の実施形態に係る照明装置を光出射面と反対側から見た斜視図であり、図14は第5の実施形態に係る照明装置を光出射面側から見た斜視図である。図15は第5の実施形態に係る清浄部の分解斜視図であり、図16は第5の実施形態に係る清浄部の蓋体を外した正面図である。
照明装置401は、導光体5の端面にLED素子(13)が配されて光源部403が構成され、導光体5における光出射面の裏側に清浄部405が設けられている。
光源部403の構成は第1の実施形態の照明装置1とほぼ同じ構成をしており、同じ構成のものは第1の実施形態と同じ符号を用いて図示し、これらの構成については説明を省略する。
清浄部405は、光触媒407と紫外線LED409とを有している。ここでの紫外線LED409は、波長が365[nm]〜405[nm]の光を出射するLEDのことを指す。なお、紫外線LED409は光触媒407に向けて紫外光を出射する。
光触媒407は、ここでは平板状をしている。光触媒407は、ここでは、酸化チタンを含有するセラミック材料が利用されている。セラミック材料は多孔質材料である。光触媒407は、導光体5の面に対して傾斜する状態に配されている。これにより清浄部405を薄くできる。
光触媒407は、長手方向の両端部407a,407bが支持部材411a,411bにより支持されている。なお、支持部材411a,411bは筐体415の底壁425に取り付けられている。このように光触媒407と紫外線LED409とは、筺体415内に収容された状態で、導光体5の裏側に配されている。これにより、紫外線LED409からの紫外光が照明装置401の外部へと出射されるのを抑制できる。
筺体415は、ベース部材421と蓋体423との2つの部材から構成されている。筺体415は、ここでは全体として直方体状をし、4つの側壁427,429,431,433と天壁435と底壁425とを有する。
ベース部材421は、底壁425と、対向する一対のベース側壁427,429とを主に有している。蓋体423は、ベース側壁427,429間に位置する一対の蓋側壁431,433と天壁435とを主に有している。なお、底壁425には蓋体423を固定するための固定側壁437,439を一対のベース側壁427,429間に備える。
ベース部材421は光源部403の枠体7に固定される。ベース部材421の内側には、紫外線LED409や光触媒407が取り付けられる。紫外線LED409は複数個あり、これらが基板440に実装された状態(この状態のものを紫外線LEDモジュール441,443という。)でベース部材421に取り付けられている。
ここでは、紫外線LEDモジュール441,443は複数個あり、2群に大別される。第1群である紫外線LEDモジュール441は、傾斜状の光触媒407におけるベース部材421側の面407cに向けて紫外光を出射する。第2群である紫外線LEDモジュール443は、傾斜状の光触媒407における蓋体423側の面407dに向けて紫外光を出射する。これにより光触媒407の清浄機能を高めることができる。複数の紫外線LEDモジュール441,443は、モジュール取付具(図示省略)を利用してベース部材421に固定されている。
一対のベース側壁及び一対の蓋側壁の少なくとも一方の一対の側壁(ここではベース側壁427,429である。)は、筺体415の内部と外部とを連通させるための連通口451,453を有している。連通口451,453を介して筺体415内を流れる空気は傾斜状の光触媒407を通過することとなる。
一対のベース側壁427,429の一方(ここではベース側壁427である。)には、筺体415内の空気を強制的に循環させるファン455が設けられている。ここでは、筺体415の内部の空気を吸引して筺体415の外部へと排出させるファン455が排出機能を果たす連通口451に対して設けられている。
ここでは、排出機能を有する連通口451が2個あり、全体としてファン455が2個設けられている。これにより光触媒407により清浄機能が高められる。図15では、2つの連通口451の一方の連通口のファンの図示を省略している。なお、ここでは、筐体415内での空気の流れは、底壁(導光体)425と平行な方向である。
光触媒407において、筐体15内の空気が流れる方向の端部であって底壁425から離れている側の端部407aを支持する支持部材411aは、図15に示すように、空気が流れるように貫通孔457が設けられている。ここでの貫通孔457は横方向に延びる溝状をしている。
紫外線LED409及びファン455に供給する電源回路は底壁425に設けられ(図示省略)ている。この電源回路は光源部403の電源回路(点灯回路)と別に設けられているが、一体として筐体内に配されてもよい。
<変形例>
第1〜第5の実施形態について説明したが、これらの実施形態に限られるものではなく、例えば、以下のような変形例であってもよい。また、実施形態と変形例、変形例同士を組み合わせたものであってよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
1.照明装置
(1)形状
照明装置は、矩形状をしていたが、結合部材を複数種類用意することで、他の形状とすることもできる。例えば、結合部材の2本の挿入片の角度を60[度]とすることで、表側から見たときに正三角形の照明装置が得られる。同様に、結合部材の2本の挿入片の角度を120[度]とすることで、表側から見たときに正六角形の照明装置が得られる。
また、結合部材の2本の挿入片の角度を60[度]、120[度]の2種類を用意しておくと、正三角、正六角形以外に、角度が60[度]と120[度]との平行四辺形の照明装置が得られる。
(2)照明光
照明装置の出射光は、白色であってもよいし、さらに、昼光色、昼白色等であってもよく、調色可能としてもよいし、調光可能としてもよい。
また、出射光が紫外線のLEDを用いてもよい。この場合、例えば、有色野菜の着色促進効果、殺菌効果、UV硬化樹脂の硬化促進等の効果が得られる。
2.照明装置商取引システム
第3の実施形態では、第1の実施形態の照明装置1についての見積もりを算出していたが、第2の実施形態の照明装置101についての見積もりを算出するようにしても良い。この場合、ベース板の見積もりを算出し、加算することで実施できる。
また、上記変形例で説明した三角形状等の照明装置についても見積もりするようにしてもよい。この場合、希望する照明装置の形状の入力を受け付けるようにすれば実施できる。さらに、照明装置の出射光を受け付けるようにしてもよい。この場合も出射光の光色を受け付けるようにして対応するLEDのLED単価から見積もりを算出すればよい。また、同様にして調光、調色機能を追加できるようにしてもよい。
3.清浄部
第5の実施形態では、第1の実施形態の照明装置1に清浄部405を設けたが、例えば、清浄部は清浄装置としても利用できる。この場合、筐体を例えば天井や壁に取り付けることで実施できる。
1 照明装置
3 LEDモジュール
5 導光体
7 枠体
13 LED
31 枠部材
33 結合部材
41 取付溝
100 照明ユニット
101 照明装置
111 ベース板
201 照明装置商取引システム
203 入力手段
205 表示手段
207 端末
209 ネットネットワーク
211 サーバ
213 送信手段
215 受信手段
217 算出手段
405 清浄部
407 光触媒
409 紫外線LED

Claims (5)

  1. LEDが基板に実装されてなるLEDモジュールと、
    前記LEDと対向配置される端面を有する板状の導光体と、
    前記導光体の周辺部と嵌合して前記導光体と前記LEDモジュールとを保持する枠体とを
    備える照明装置。
  2. 前記枠体は、長尺状の枠部材と、1つの角部を構成する2つの枠部材を結合する結合部材とから構成され、
    前記枠部材の横断面形状は一定であり、
    前記枠部材は、前記LEDモジュールを収容し且つ前記導光体の端部と嵌合する取付溝を有する
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記導光体の裏側に光触媒と紫外線LEDとが配されている
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 取付面に取り付けられるベース板と、前記ベース板に着脱自在に取り付けられる照明装置とを備える照明ユニットであって、
    前記照明装置が請求項1又は2に記載の照明装置であり、
    前記枠体が前記ベース板に固定される
    照明ユニット。
  5. 複数のLEDが長尺状の基板に実装されてなるLEDモジュールの前記LEDが板状の導光体の端面に対向する状態で、横断面形状が一定である枠部材の取付溝内に前記LEDモジュールと前記導光体の端部とを挿入してなる照明装置の商取引を行う照明装置商取引システムであって、
    前記導光体のサイズを入力する入力手段と、前記サイズの照明装置の見積もり結果を表示する表示手段とを備える端末と、
    ネットワークを介して前記端末からの前記導光体のサイズの入力を受信する受信手段と、前記受信したサイズの照明装置の見積もりを算出する算出手段と、算出された見積もり結果を前記端末へと送信する送信手段とを備えるサーバとを含む
    照明装置商取引システム。
JP2015207414A 2015-03-02 2015-10-21 照明装置、照明ユニット及び照明装置商取引システム Pending JP2016167440A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015040745 2015-03-02
JP2015040745 2015-03-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016167440A true JP2016167440A (ja) 2016-09-15

Family

ID=56898599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015207414A Pending JP2016167440A (ja) 2015-03-02 2015-10-21 照明装置、照明ユニット及び照明装置商取引システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016167440A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109555989A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 厦门阳光恩耐照明有限公司 一种防水平板灯
CN111193325A (zh) * 2018-11-15 2020-05-22 株式会社达谊恒 电容器单元
JP2020087677A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 スタンレー電気株式会社 導光レンズ保持構造及び車両用灯具
EP3657071A3 (en) * 2018-10-30 2020-08-05 Xiamen Eco Lighting Co., Ltd. Modular panel lamp

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3657071A3 (en) * 2018-10-30 2020-08-05 Xiamen Eco Lighting Co., Ltd. Modular panel lamp
CN111193325A (zh) * 2018-11-15 2020-05-22 株式会社达谊恒 电容器单元
JP2020088896A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 株式会社ダイヘン キャパシタユニット
JP2020087677A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 スタンレー電気株式会社 導光レンズ保持構造及び車両用灯具
JP7215656B2 (ja) 2018-11-22 2023-01-31 スタンレー電気株式会社 導光レンズ保持構造及び車両用灯具
CN109555989A (zh) * 2018-12-26 2019-04-02 厦门阳光恩耐照明有限公司 一种防水平板灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10113715B2 (en) Shevle system and label LED strip lamp therefor
JP2016167440A (ja) 照明装置、照明ユニット及び照明装置商取引システム
US20070165425A1 (en) Light source device and liquid display device
US9383508B2 (en) Multi-wing edge-lit structure
US20110310327A1 (en) Backlight module
WO2010026810A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
JP2008226659A (ja) 照明装置及びそれを用いたシステム天井
JP5832994B2 (ja) 周辺光を提供するプリント回路板、及び、プリント回路板を含む装置
JP6131507B2 (ja) Ledモジュール及び照明器具
JP2011119206A (ja) Led照明装置
JP2011028996A (ja) Led光源ユニット、面状照明装置及び看板
WO2010026811A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた液晶表示装置
EP2657755A1 (en) Display apparatus
US8628229B1 (en) Modular illuminated framing
JP2018085212A (ja) 照明装置
JP5056292B2 (ja) 面光源装置及び液晶表示装置
CN108594536B (zh) 背光模组及显示屏
KR100900696B1 (ko) 발광소자를 포함하는 면 발광장치
EP3480512B1 (en) Light source assembly, backlight device, and display device
JP2013182854A (ja) 照明装置及びそれを備えた表示装置
JP5853147B2 (ja) 照明器具
JP2014013765A (ja) Led光源ユニット、面状照明装置及び看板
JP6635251B2 (ja) 照明装置
US10338306B2 (en) Edge-lit light guide device with light source and light guide end received in receiving groove of cover, and metal frame
JP2011040230A (ja) 照明装置