JP2016164126A - アミノピリジン誘導体および農園芸用殺菌剤 - Google Patents

アミノピリジン誘導体および農園芸用殺菌剤 Download PDF

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準 稲垣
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庸二 池田
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Kosuke Shiiki
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Abstract

【課題】効果が確実で安全に使用できる農園芸用殺菌剤の有効成分として有用なアミノピリジン誘導体の提供。【解決手段】式(I)で表わされる化合物を含有する農園芸用殺菌剤。〔式中、R1は、水素原子、ホルミル基など、R2は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基など、R3は、ハロゲン原子など、nは、個数を表し、0〜3のいずれかの整数、XおよびYは、一方が窒素原子を、他方が窒素原子または酸素原子を、Aは、2価の連結基を、環Bは、5員若しくは6員ヘテロ環、ベンゼン環などを、Zは、単結合、メチレン基などを、R4は、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基などを示す。〕【選択図】なし

Description

本発明は、効果が確実で安全に使用できる農園芸用殺菌剤および農園芸用殺菌剤の有効成分として有用なアミノピリジン誘導体に関する。
農園芸作物の病害に対して多数の防除薬剤が使用されている。しかし、従来の防除薬剤の多くは、その防除効力が不十分であったり、薬剤耐性の病原菌の出現によりその使用が制限されたり、植物体に薬害や汚染を生じさせたり、人畜魚類に対する毒性や環境への影響が大きかったりなどで、十分に満足できるものではなかった。そのため、かかる欠点の少ない薬剤の開発が強く要望されている。
本発明に関連して特許文献1には、式(A)で表される化合物などが開示されており、これらは抗真菌剤として有効であることが記載されている。
Figure 2016164126
また特許文献2には、式(B)で表される化合物などが開示されており、抗真菌剤として有効であることが記載されている。
Figure 2016164126
WO 2007/052615 A WO 2010/047120 A
本発明は、効果が確実で安全に使用できる農園芸用殺菌剤、並びに農園芸用殺菌剤の有効成分として有用なアミノピリジン誘導体を提供することを課題とする。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、式(1)で表される化合物およびその塩(アミノピリジン誘導体)を得るに至った。そして、このアミノピリジン誘導体は農園芸用殺菌剤の有効成分として効果が確実で安全に使用できることを見出した。本発明は、これらの知見に基づきさらに検討を重ね完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は以下の態様を包含するものである。
〔1〕 式(I)で表される化合物またはその塩。
Figure 2016164126
〔式(I)中、
Aは、2価の連結基を示す。
1は、水素原子、ホルミル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環カルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルチオカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するジC1−8アルキルスルファモイル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールスルホニル基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環スルホニル基を示す。但し、Aがメチレン基の場合、R1は、水素原子であることはなく、且つ式(III)で表わされる基であることはない。
Figure 2016164126
〔式(III)中、R15は、水素原子、またはジメチルアミノ基で置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す。R16は、水素原子、またはt−ブトキシカルボニル基を示す。**は窒素原子との結合位置を示す。〕
2は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、または無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基を示す。
3は、ハロゲン原子、シアノ基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリール基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシ基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシ基を示す。nは、R3の個数を表し、0〜3のいずれかの整数である。nが2以上のときR3は互いに同一でも異なってもよい。
XおよびYは、一方が窒素原子を、他方が窒素原子または酸素原子を示す。
環Bは、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基1〜2個若しくはハロゲン原子1〜2個を置換基として有してもよい5員若しくは6員ヘテロ環、または無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基1〜2個若しくはハロゲン原子1〜2個を置換基として有してもよいベンゼン環を示す。
Zは、単結合、−CH2−、−CH2CH2−、−O−、−S−、−CH2O−、−OCH2−、−NH−、−CH2NH−、−NHCH2−、−CH2S−、または−SCH2−を示す。
4は、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3〜8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC6〜10アリール基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環基を示す。〕
〔2〕 XおよびYの一方が窒素原子で、他方が酸素原子である〔1〕に記載の化合物またはその塩。
〔3〕 式(I)が式(I-1)または式(I-2)である、〔1〕または〔2〕に記載の化合物またはその塩。
Figure 2016164126
Figure 2016164126
〔式(I-1)および式(I-2)中のR1,R2、R3、R4、A、B、Z、およびnは、式(I)中のR1,R2、R3、R4、A、B、Z、およびnと同じ意味を示す。〕
〔4〕 式(I)中、Aが、−CH2−、−CH2CH2−、−O−、−CH2O−、−OCH2−、−S−、−CH2S−、−SCH2−、−N(R5)−、−CH2N(R5)−、または−N(R5)CH2−を示し、
5は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、または、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基である〔1〕〜〔3〕のいずれかひとつに記載の化合物またはその塩。
〔5〕 前記〔1〕〜〔4〕のいずれかひとつに記載の化合物またはその塩から選ばれる少なくともひとつを含有する農園芸用殺菌剤。
本発明のアミノピリジン誘導体は、農園芸用殺菌剤の有効成分などとして有用な新規化合物である。本発明の農園芸用殺菌剤は、確実で優れた防除効果を有し、植物体に薬害を生じることがなく、人畜魚類に対する毒性や環境への影響が少ない、安全な薬剤である。
本明細書における、「無置換の」および「置換基を有する」の意味を説明する。
「無置換の」の用語は、母核となる基のみであることを意味する。「置換基を有する」との記載がなく母核となる基の名称のみで記載しているときは、別段の断りがない限り「無置換の」の意味である。
一方、「置換基を有する」の用語は、母核となる基のいずれかの水素原子が、母核と同種または異種の構造の基で置換されていることを意味する。従って、「置換基」は、母核となる基に結合した他の基である。置換基は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。2つ以上の置換基は同一であってもよいし、異なるものであってもよい。
「C1〜6」などの用語は、母核となる基の炭素原子数が1〜6個などであることを表している。この炭素原子数には、置換基の中に在る炭素原子の数を含まない。例えば、置換基としてエトキシ基を有するブチル基は、C2アルコキシC4アルキル基に分類する。
「置換基」は化学的に許容され、本発明の効果を有する限りにおいて特に制限されない。「置換基」となり得る基としては、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、イオド基などのハロゲノ基;メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基などのC1〜8アルキル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などのC3〜6シクロアルキル基;ビニル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、1−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−2−ブテニル基、1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、4−ヘキセニル基、5−ヘキセニル基などのC2〜6アルケニル基;2−シクロプロペニル基、2−シクロペンテニル基、3−シクロヘキセニル基などのC3〜6シクロアルケニル基;エチニル基、1−プロピニル基、2−プロピニル基、1−ブチニル基、2−ブチニル基、3−ブチニル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−メチル−3−ブチニル基、1−ペンチニル基、2−ペンチニル基、3−ペンチニル基、4−ペンチニル基、1−メチル−2−ブチニル基、2−メチル−3−ペンチニル基、1−ヘキシニル基、1,1−ジメチル−2−ブチニル基などのC2〜6アルキニル基;
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、s−ブトキシ基、i−ブトキシ基、t−ブトキシ基などのC1〜6アルコキシ基;ビニルオキシ基、アリルオキシ基、プロペニルオキシ基、ブテニルオキシ基などのC2〜6アルケニルオキシ基;エチニルオキシ基、プロパルギルオキシ基などのC2〜6アルキニルオキシ基;フェニル基、ナフチル基などのC6〜10アリール基;フェノキシ基、1−ナフトキシ基などのC6〜10アリールオキシ基;ベンジル基、フェネチル基などのC7〜11アラルキル基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基などのC7〜11アラルキルオキシ基;ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ベンゾイル基、シクロヘキシルカルボニル基などのC1〜7アシル基;ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ベンゾイルオキシ基、シクロヘキシルカルボニルオキシ基などのC1〜7アシルオキシ基; メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基などのC1〜6アルコキシカルボニル基;カルボキシル基;
水酸基;オキソ基;クロロメチル基、クロロエチル基、トリフルオロメチル基、1,2−ジクロロ−n−プロピル基、1−フルオロ−n−ブチル基、パーフルオロ−n−ペンチル基などのC1〜6ハロアルキル基;2−クロロ−1−プロペニル基、2−フルオロ−1−ブテニル基などのC2〜6ハロアルケニル基;4,4−ジクロロ−1−ブチニル基、4−フルオロ−1−ペンチニル基、5−ブロモ−2−ペンチニル基などのC2〜6ハロアルキニル基;2−クロロ−n−プロポキシ基、2,3−ジクロロブトキシ基などのC1〜6ハロアルコキシ基; 2−クロロプロペニルオキシ基、3−ブロモブテニルオキシ基などのC2〜6ハロアルケニルオキシ基; 4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基などのC6〜10ハロアリール基;4−フルオロフェニルオキシ基、4−クロロ−1−ナフトキシ基などのC6〜10ハロアリールオキシ基;クロロアセチル基、トリフルオロアセチル基、トリクロロアセチル基、4−クロロベンゾイル基などのC1〜7ハロアシル基;
シアノ基;イソシアノ基;ニトロ基;イソシアナト基;シアナト基;アジド基;アミノ基;メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基などのC1〜6アルキルアミノ基;アニリノ基、ナフチルアミノ基などのC6〜10アリールアミノ基;ベンジルアミノ基、フェニルエチルアミノ基などのC7〜11アラルキルアミノ基;ホルミルアミノ基、アセチルアミノ基、プロパノイルアミノ基、ブチリルアミノ基、i−プロピルカルボニルアミノ基、ベンゾイルアミノ基などのC1〜7アシルアミノ基;メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、n−プロポキシカルボニルアミノ基、i−プロポキシカルボニルアミノ基などのC1〜6アルコキシカルボニルアミノ基;カルバモイル基;ジメチルカルバモイル基、フェニルカルバモイル基、N−フェニル−N−メチルカルバモイル基などの置換カルバモイル基;イミノメチル基、(1−イミノ)エチル基、(1−イミノ)−n−プロピル基などのイミノC1〜8アルキル基;ヒドロキシイミノメチル基、(1−ヒドロキシイミノ)エチル基、(1−ヒドロキシイミノ)プロピル基などのヒドロキシイミノC1〜8アルキル基;メトキシイミノメチル基、(1−メトキシイミノ)エチル基などのC1〜6アルコキシイミノC1〜8アルキル基;
メルカプト基;イソチオシアナト基;チオシアナト基;メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、i−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、i−ブチルチオ基、s−ブチルチオ基、t−ブチルチオ基などのC1〜6アルキルチオ基;ビニルチオ基、アリルチオ基などのC2〜6アルケニルチオ基;エチニルチオ基、プロパルギルチオ基などのC2〜6アルキニルチオ基;フェニルチオ基、ナフチルチオ基などのC6〜10アリールチオ基;チアゾリルチオ基、ピリジルチオ基などのヘテロアリールチオ基;ベンジルチオ基、フェネチルチオ基などのC7〜11アラルキルチオ基;(メチルチオ)カルボニル基、(エチルチオ)カルボニル基、(n−プロピルチオ)カルボニル基、(i−プロピルチオ)カルボニル基、(n−ブチルチオ)カルボニル基、(i−ブチルチオ)カルボニル基、(s−ブチルチオ)カルボニル基、(t−ブチルチオ)カルボニル基などの(C1〜6アルキルチオ)カルボニル基;
メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、t−ブチルスルフィニル基などのC1〜6アルキルスルフィニル基;アリルスルフィニル基などのC2〜6アルケニルスルフィニル基;プロパルギルスルフィニル基などのC2〜6アルキニルスルフィニル基;フェニルスルフィニル基などのC6〜10アリールスルフィニル基;チアゾリルスルフィニル基、ピリジルスルフィニル基などのヘテロアリールスルフィニル基;ベンジルスルフィニル基、フェネチルスルフィニル基などのC7〜11アラルキルスルフィニル基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、t−ブチルスルホニル基などのC1〜6アルキルスルホニル基;アリルスルホニル基などのC2〜6アルケニルスルホニル基;プロパルギルスルホニル基などのC2〜6アルキニルスルホニル基;フェニルスルホニル基などのC6〜10アリールスルホニル基;チアゾリルスルホニル基、ピリジルスルホニル基などのヘテロアリールスルホニル基;ベンジルスルホニル基、フェネチルスルホニル基などのC7〜11アラルキルスルホニル基;
ピロリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピラゾリル基、オキサゾリル基、イソオキサゾリル基、チアゾリル基、イソチアゾリル基、トリアゾリル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基、テトラゾリル基などの5員ヘテロアリール基;ピリジル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダニジル基、トリアジニル基などの6員ヘテロアリール基;アジリジニル基、エポキシ基、ピロリジニル基、テトラヒドロフラニル基、ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリニル基などの飽和ヘテロ環基;トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基などのトリC1〜6アルキルシリル基;トリフェニルシリル基;などが挙げられる。
また、これらの「置換基」はそれの中にさらに別の「置換基」を有するものであってもよい。例えば、置換基としてのブチル基に、別の置換基としてエトキシ基を有するもの、すなわち、エトキシブチル基のようなものであってもよい。
本発明に係るアミノピリジン誘導体は、式(I)で表わされる化合物またはその塩(以下、「化合物(I)」と表記することがある。)である。
Figure 2016164126
(化合物(I))
〔A〕
式(I)中、Aは、2価の連結基を意味する。Aとしては、−CH2−(メチレン基)、−CH2CH2−(エチレン基)、−O−、−CH2O−、−OCH2−、−S−、−CH2S−、−SCH2−、−N(R5)−、−CH2N(R5)−、または−N(R5)CH2−が好ましく、−CH2CH2−(エチレン基)、−O−、−CH2O−、−OCH2−、−S−、−CH2S−、−SCH2−、−N(R5)−、−CH2N(R5)−、または−N(R5)CH2−がより好ましい。
5は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、または、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基を意味する。
5における、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、および「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基」としては、R1において説明する「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、および「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基」と同じものが挙げられる。
〔R1
式(I)中、R1は、水素原子、ホルミル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環カルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルチオカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するジC1−8アルキルスルファモイル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールスルホニル基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環スルホニル基を示す。
「C1−8アルキル基」は、炭素原子1〜8個のいずれかで構成される飽和炭化水素基である。C1−8アルキル基は直鎖であってもよいし、分岐鎖であってもよい。
1における「C1−8アルキル基」としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、i−プロピル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、i−ペンチル基、ネオペンチル基、2−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、i−ヘキシル基などが挙げられる。これらのうち、C1−6アルキル基が好ましい。
1における「置換基を有するC1−8アルキル基」としては、シクロプロピルメチル基、2−シクロプロピルエチル基、シクロペンチルメチル基、2−シクロヘキシルエチル基などのシクロアルキルアルキル基、好ましくはC3−6シクロアルキルC1−6アルキル基; シクロペンテニルメチル基、3−シクロペンテニルメチル基、3−シクロヘキセニルメチル基、2−(3−シクロヘキセニル)エチル基などのシクロアルケニルアルキル基、好ましくはC4−6シクロアルケニルC1−6アルキル基; フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、ジブロモメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、トリブロモメチル基、2,2,2−トルフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基、ペンタフルオロエチル基、4−フルオロブチル基、4−クロロブチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメチルエチル基、パーフルオロヘキシル基、パークロロヘキシル基、パーフルオロオクチル基、パークロロオクチル基、2,4,6−トリクロロヘキシル基、パーフルオロデシル基、2,2,4,4,6,6−へキサクロロオクチル基などのハロアルキル基、好ましくはC1−6ハロアルキル基; ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチルメチル基などのアリールアルキル基(アラルキル基)、好ましくはC6−10アリールC1−6アルキル基;
2−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチル基、4−ピリジルメチル基、2−(2−ピリジル)エチル基、2−(3−ピリジル)エチル基、2−(4−ピリジル)エチル基、3−(2−ピリジル)プロピル基、3−(3−ピリジル)プロピル基、3−(4−ピリジル)プロピル基、2−ピラジニルメチル基、3−ピラジニルメチル基、2−(2−ピラジニル)エチル基、2−(3−ピラジニル)エチル基、3−(2−ピラジニル)プロピル基、3−(3−ピラジニル)プロピル基、2−ピリミジルメチル基、4−ピリミジルメチル基、2−(2−ピリミジル)エチル基、2−(4−ピリミジル)エチル基、3−(2−ピリミジル)プロピル基、3−(4−ピリミジル)プロピル基、2−フリルメチル基、3−フリルメチル基、2−(2−フリル)エチル基、2−(3−フリル)エチル基、3−(2−フリル)プロピル基、3−(3−フリル)プロピル基などのヘテロアリールアルキル基、好ましくは5−6員ヘテロアリールC1−6アルキル基;
ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基、2―ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル基、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルプロピル基、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル基などのヒドロキシアルキル基、好ましくはヒドロキシC1−6アルキル基;
メトキシメチル基、エトキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、メトキシn−プロピル基、n−プロポキシメチル基、i−プロポキシエチル基、s−ブトキシメチル基、t−ブトキシエチル基、2,2−ジメトキシエチル基、2,2−ジメトキシ−1,1−ジメチルエチル基などのアルコキシアルキル基、好ましくはC1−6アルコキシC1−6アルキル基;
ホルミルオキシメチル基、アセトキシメチル基、2−アセトキシエチル基、プロピオニルオキシメチル基、プロピオニルオキシエチル基などのアシルオキシアルキル基、好ましくはC1−7アシルオキシC1−6アルキル基;
ホルミルメチル基、2−ホルミルエチル基、3−ホルミルプロピル基、1−ホルミル−1−メチルエチル基、2−ホルミル−1,1−ジメチルエチル基、アセチルメチル基、2−アセチルエチル基、3−アセチルプロピル基、1−アセチル−1−メチルエチル基、2−アセチル−1,1−ジメチルエチル基などのアシルアルキル基、好ましくはC1−7アシルC1−6アルキル基;
アセチルメチル基、2−アセチルエチル基、3−アセチルプロピル基、1−アセチル−1−メチルエチル基、2−アセチル−1,1−ジメチルエチル基などのアシルアルキル基、好ましくはC1−7アシルC1−6アルキル基;
カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキシプロピル基、1−カルボキシ−1−メチルエチル基、2−カルボキシ−1,1−ジメチルエチル基などのカルボキシアルキル基、好ましくはカルボキシC1−6アルキル基;
メトキシカルボニルメチル基、2−メトキシカルボニルエチル基、3−メトキシカルボニルプロピル基、1−メトキシカルボニル−1−メチルエチル基、2−メトキシカルボニル−1,1−ジメチルエチル基などのアルコキシカルボニルアルキル基、好ましくはC1−6アルコキシカルボニルC1−6アルキル基;などが挙げられる。
「C1−8アルキルカルボニル基」とは、カルボニルに前記C1−8アルキル基が結合した基である。
1における「C1−8アルキルカルボニル基」としては、アセチル基、プロピオニル基、n−プロピルカルボニル基、n−ブチルカルボニル基、t−ブチルカルボニル基などが挙げられる。
1における「置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基」としては、モノフルオロアセチル基、モノクロロアセチル基、モノブロモアセチル基、ジフルオロアセチル基、ジクロロアセチル基、ジブロモアセチル基、トリフルオロアセチル基、トリクロロアセチル基、トリブロモアセチル基、3,3,3−トリフルオロプロピオニル基、3,3,3−トリクロロプロピオニル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピオニル基などのC1−8ハロアルキルカルボニル基;メトキシメチルカルボニル基、エトキシメチルカルボニル基、メトキシエチルカルボニル基、エトキシエチルカルボニル基などのC1−8アルコキシC1−8アルキルカルボニル基;フェノキシメチルカルボニル基、1−ナフトキシメチルカルボニル基などのC6〜10アリールオキシC1−8アルキルカルボニル基などが挙げられる。
「C3−8シクロアルキルカルボニル基」とは、カルボニルにC3−8シクロアルキル基が結合した基である。
1における、「C3−8シクロアルキルカルボニル基」としては、シクロプロピルカルボニル基、シクロブチルカルボニル基、シクロペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、シクロヘプチルカルボニル基、シクロオクチルカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC3−8シクロアルキルカルボニル基」としては、2−メチルシクロプロピルカルボニル基、3−メチルシクロブチルカルボニル基、3−メチルシクロペンチルカルボニル基、4−メチルシクロヘキシルカルボニル基、4メチルシクロヘプチルカルボニル基、4-メチルシクロオクチルカルボニル基などが挙げられる。
「C6−10アリールカルボニル基」とは、カルボニルにC6−10アリール基が結合した基である。
「C6〜10アリール基」とは、フェニル基、1−ナフチル基などが挙げられる。
「置換基を有するC6〜10アリール基」としては、2−フルオロフェニル基、3−フルオロフェニル基、4−フルオロフェニル基、2−クロロフェニル基、3−クロロフェニル基、4−クロロフェニル基、2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、4−メチルフェニル基、2−メトキシフェニル基、3−メトキシフェニル基、4−メトキシフェニル基などが挙げられる。
1における、「C6−10アリールカルボニル基」としては、フェニルカルボニル基、1−ナフチルカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC6−10アリールカルボニル基」としては、2−フルオロフェニルカルボニル基、3−フルオロフェニルカルボニル基、4−フルオロフェニルカルボニル基、2−クロロフェニルカルボニル基、3−クロロフェニルカルボニル基、4−クロロフェニルカルボニル基、2−メチルフェニルカルボニル基、3−メチルフェニルカルボニル基、4−メチルフェニルカルボニル基、2−メトキシフェニルカルボニル基、3−メトキシフェニルカルボニル基、4−メトキシフェニルカルボニル基などが挙げられる。
「5−10員ヘテロ環カルボニル基」とは、カルボニルに5−10員ヘテロ環基が結合した基である。
「5−10員ヘテロ環基」としては、5員環のヘテロアリール基、6員環のヘテロアリール基、縮合環のへテロアリール環、飽和・不飽和へテロ5員環、飽和・不飽和へテロ6員環などが挙げられる。
「5員環のヘテロアリール基」としては、ピロ−ル−1−イル基、ピロ−ル−2−イル基、ピロ−ル−3−イル基などのピロリル基;フラン−2−イル基、フラン−3−イル基などのフリル基;チオフェン−2−イル基、チオフェン−3−イル基などのチエニル基;イミダゾール−1−イル基、イミダゾール−2−イル基、イミダゾール−4−イル基、イミダゾール−5−イル基などのイミダゾリル基;ピラゾール−1−イル基、ピラゾール−3−イル基、ピラゾール−4−イル基、ピラゾール−5−イル基などのピラゾリル基;オキサゾール−2−イル基、オキサゾール−4−イル基、オキサゾール−5−イル基などのオキサゾリル基;イソオキサゾール−3−イル基、イソオキサゾール−4−イル基、イソオキサゾール−5−イル基などのイソオキサゾリル基;チアゾール−2−イル基、チアゾール−4−イル基、チアゾール−5−イル基などのチアゾリル基;イソチアゾール−3−イル基、イソチアゾール−4−イル基、イソチアゾール−5−イル基などのイソチアゾリル基;1,2,3−トリアゾール−1−イル基、1,2,3−トリアゾール−4−イル基、1,2,3−トリアゾール−5−イル基、1,2,4−トリアゾール−1−イル基、1,2,4−トリアゾール−3−イル基、1,2,4−トリアゾール−5−イル基などのトリアゾリル基;1,2,4−オキサジアゾール−3−イル基、1,2,4−オキサジアゾール−5−イル基、1,3,4−オキサジアゾール−2−イル基などのオキサジアゾリル基;1,2,4−チアジアゾール−3−イル基、1,2,4−チアジアゾール−5−イル基、1,3,4−チアジアゾール−2−イル基などのチアジアゾリル基;テトラゾール−1−イル基、テトラゾール−2−イル基などのテトラゾリル基などが挙げられる。
「6員環のヘテロアリール基」としては、ピリジン−2−イル基、ピリジン−3−イル基、ピリジン−4−イル基などのピリジル基;ピラジン−2−イル基、ピラジン−3−イル基などのピラジニル基;ピリミジン−2−イル基、ピリミジン−4−イル基、ピリミジン−5−イル基などのピリミジニル基;ピリダジン−3−イル基、ピリダジン−4−イル基などのピリダジニル基;1,3,5−トリアジン−2−イル基などのトリアジニル基などが挙げられる。
「縮合環のへテロアリール環基」としては、インドール−1−イル基、インドール−2−イル基、インドール−3−イル基、インドール−4−イル基、インドール−5−イル基、インドール−6−イル基、インドール−7−イル基;ベンゾフラン−2−イル基、ベンゾフラン−3−イル基、ベンゾフラン−4−イル基、ベンゾフラン−5−イル基、ベンゾフラン−6−イル基、ベンゾフラン−7−イル基;ベンゾチオフェン−2−イル基、ベンゾチオフェン−3−イル基、ベンゾチオフェン−4−イル基、ベンゾチオフェン−5−イル基、ベンゾチオフェン−6−イル基、ベンゾチオフェン−7−イル基;ベンゾイミダゾール−1−イル基、ベンゾイミダゾール−2−イル基、ベンゾイミダゾール−4−イル基、ベンゾイミダゾール−5−イル基、ベンゾオキサゾール−2−イル基、ベンゾオキサゾール−4−イル基、ベンゾオキサゾール−5−イル基、ベンゾチアゾール−2−イル基、ベンゾチアゾール−4−イル基、ベンゾチアゾール−5−イル基;キノリン−2−イル基、キノリン−3−イル基、キノリン−4−イル基、キノリン−5−イル基、キノリン−6−イル基、キノリン−7−イル基、キノリン−8−イル基などが挙げられる。
「飽和・不飽和へテロ5員環基」としては、ピロリジン−1−イル基、ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル基、テトラヒドロフラン−3−イル基などが挙げられる。
「飽和・不飽和へテロ6員環基」としては、ピペリジン−1−イル基、ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基、ピペラジン−1−イル基、ピペラジン−2−イル基、モルホリン−2−イル基、モルホリン−3−イル基、モルホリン−4−イル基などが挙げられる。
1における、「5−10員ヘテロ環カルボニル基」としては、フラン−2−イルカルボニル基、フラン−3−イルカルボニル基、チオフェン−2−イルカルボニル基、イミダゾール−2−イルカルボニル基ピラゾール−3−イルカルボニル基、イソオキサゾール−4−イルカルボニル基、チアゾール−2−イルカルボニル基などの5員環ヘテロアリールカルボニル基; ピリジン−2−イルカルボニル基、ピリジン−3−イルカルボニル基、ピリジン−4−イルカルボニル基などの6員環のヘテロアリールカルボニル基; インドール−2−イルカルボニル基、インドール−3−イルカルボニル基などの縮合環のへテロアリールカルボニル基; ピロリジン−2−イルカルボニル基、ピロリジン−3−イルカルボニル基、テトラヒドロフラン−2−イルカルボニル基、テトラヒドロフラン−3−イルカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環カルボニル基; ピペリジン−2−イルカルボニル基、ピペリジン−3−イルカルボニル基、ピペリジン−4−イルカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環カルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有する5−10員ヘテロ環カルボニル基」としては、5−メチル−フラン−2−イルカルボニル基、5メチル−チアゾール−2−イルカルボニル基などの5員環ヘテロアリールカルボニル基;6−メチル−ピリジン−2−イルカルボニル基などの6員環のヘテロアリールカルボニル基;3−メチル−インドール−2−イルカルボニル基などの縮合環のへテロアリールカルボニル基;5−メチル−ピロリジン−2−イルカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環カルボニル基;1−メチル−ピペリジン−4−イルカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環カルボニル基などが挙げられる。
「C3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基」とは、前記C1−6アルキルカルボニル基に前記C3−8シクロアルキルが結合した基である。
1における、「C3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基」としては、シクロプロピルメチルカルボニル基、シクロヘキシルメチルカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基」としては、1−メチル−シクロプロピルメチルカルボニル基、2−メチル−シクロプロピルメチルカルボニル基、1−メチル−シクロヘキシルメチルカルボニル基などが挙げられる。
「C6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基」とは、前記C1−6アルキルカルボニル基に前記C6−10アリール基が結合した基である。
1における、「C6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基」としては、ベンジルカルボニル基、2−フェニルエチルカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基」としては、4−クロロ−フェニルメチル基、4−クロロ−フェニルエチルカルボニル基などが挙げられる。
「5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基」とは、前記C1−6アルキルカルボニルに前記5−10員へテロ環基が結合した基である。
1における、「5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基」としては、チオフェン−2−イルメチルカルボニル基、イミダゾール−2−イルメチルカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有する5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基」としては、5−メチル−チオフェン−2−イルメチルカルボニル基、N−メチル−イミダゾール−2−イルメチルカルボニル基などが挙げられる。
「C1−8アルコキシカルボニル基」とは、カルボニルにC1−8アルコキシ基が結合した基である。
1における、「C1−8アルコキシカルボニル基」としては、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、i−ブトキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基、n−ペンチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基」としては、フルオロメトキシカルボニル基、クロロメトキシカルボニル基、ブロモメトキシカルボニル基、ジフルオロメトキシカルボニル基、ジクロロメトキシカルボニル基、ジブロモメトキシカルボニル基などが挙げられる。
「C3−8シクロアルコキシカルボニル基」とは、カルボニルにC3−8シクロアルコキシ基が結合した基である。
1における、「C3−8シクロアルコキシカルボニル基」としては、シクロプロピルオキシカルボニル基、シクロブチルオキシカルボニル基、シクロペンチルオキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル基、シクロヘプチルオキシカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC3−8シクロアルコキシカルボニル基」としては、クロロシクロヘキシルオキシカルボニル基、ブロモシクロヘキシルオキシカルボニル基、2−メチルシクロプロピルオキシカルボニル基、2,3−ジメチルシクロプロピルオキシカルボニル基、スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシカルボニル基、1−メチル−スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシカルボニル基、1−ヒドロキシメチルスピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシカルボニル基、4,4−ジフルオロ−スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシカルボニル基などが挙げられる。
「C6−10アリールオキシカルボニル基」とは、カルボニルにC6−10アリールオキシ基が結合した基である。
1における、「C6−10アリールオキシカルボニル基」としては、フェノキシカルボニル基、1−ナフトキシカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC6−10アリールオキシカルボニル基」としては、4−クロロ−フェノキシカルボニル基などが挙げられる。
「5−10員へテロ環オキシカルボニル基」とは、カルボニルに5−10員へテロ環オキシ基が結合した基である。
1における、「5−10員へテロ環オキシカルボニル基」としては、フラン−2−イルオキシカルボニル基、チオフェン−2−イルオキシカルボニル基、イミダゾール−2−イルオキシカルボニル基、ピラゾール−3−イルオキシカルボニル基、イソオキサゾール−4−イルオキシカルボニル基、チアゾール−2−イルオキシカルボニル基などの5員環ヘテロアリールオキシカルボニル基; ピリジン−2−イルオキシカルボニル基、ピリジン−3−イルオキシカルボニル基、ピリジン−4−イルオキシカルボニル基などの6員環のヘテロアリールオキシカルボニル基; インドール−2−イルオキシカルボニル基、インドール−3−イルオキシカルボニル基などの縮合環のへテロアリールオキシカルボニル基; ピロリジン−2−イルオキシカルボニル基、ピロリジン−3−イルオキシカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環オキシカルボニル基; ピペリジン−2−イルオキシカルボニル基、ピペリジン−3−イルオキシカルボニル基、ピペリジン−4−イルオキシカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環オキシカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有する5−10員へテロ環オキシカルボニル基」としては、5−メチル−フラン−2−イルオキシカルボニル基、5メチル−チアゾール−2−イルオキシカルボニル基などの5員環ヘテロアリールオキシカルボニル基;6−メチル−ピリジン−2−イルオキシカルボニル基などの6員環のヘテロアリールオキシカルボニル基;3−メチル−インドール−2−イルオキシカルボニル基などの縮合環のへテロアリールオキシカルボニル基;5−メチル−ピロリジン−2−イルオキシカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環オキシカルボニル基;1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシカルボニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環オキシカルボニル基などが挙げられる。
「C1−8アルキルチオカルボニル基」とは、カルボニルにC1−8アルキルチオ基が結合した基である。
1における、「C1−8アルキルチオカルボニル基」としては、メチルチオカルボニル基、エチルチオカルボニル基、プロピルチオカルボニル基、n−ブチルチオカルボニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC1−8アルキルチオカルボニル基」としては、モノフルオロメチルチオカルボニル基、モノクロロメチルチオカルボニル基、モノブロモメチルチオカルボニル基、ジフルオロメチルチオカルボニル基、ジクロロメチルチオカルボニル基、ジブロモメチルチオカルボニル基、トリフルオロメチルチオカルボニル基、トリクロロメチルチオカルボニル基、トリブロモメチルチオカルボニル基、3,3,3−トリフルオロエチルチオカルボニル基、3,3,3−トリクロロエチルチオカルボニル基、2,2,3,3,3−ペンタフルオロエチルチオカルボニル基などのC1−8ハロアルキルチオカルボニル基などが挙げられる
1における、「ジC1−8アルキルスルファモイル基」としては、ジメチルスルファモイル、ジエチルスルファモイル、ジプロピルスルファモイル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するジC1−8アルキルスルファモイル基」としては、ジ(フルオロメチル)スルファモイル基などが挙げられる。
1における、「C1−8アルキルスルホニル基」としては、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、n−プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、t-ブチルスルホニルなどが挙げられる。
1における、「置換基を有するC1−8アルキルスルホニル基」としては、トリフルオロメチルスルホニル基などが挙げられる。
1における、「C3−8シクロアルキルスルホニル基」としては、シクロプロピルスルホニル基、シクロブチルスルホニル基、シクロペンチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、シクロヘプチルスルホニル基、シクロオクチルスルホニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC3−8シクロアルキルスルホニル基」としては、2−メチルシクロプロピルスルホニル基、3−メチルシクロブチルスルホニル基、3−メチルシクロペンチルスルホニル基、4−メチルシクロヘキシルスルホニル基、4−メチルシクロヘプチルスルホニル基、4-メチル−シクロオクチルスルホニル基などが挙げられる。
1における、「C6−10アリールスルホニル基」としては、フェニルスルホニル基、1−ナフチルスルホニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有するC6−10アリールスルホニル基」としては、2−フルオロフェニルスルホニル基、3−フルオロフェニルスルホニル基、4−フルオロフェニルスルホニル基、2−クロロフェニルスルホニル基、3−クロロフェニルスルホニル基、4−クロロフェニルスルホニル基、2−メチルフェニルスルホニル基、3−メチルフェニルスルホニル基、4−メチルフェニルスルホニル基、2−メトキシフェニルスルホニル基、3−メトキシフェニルスルホニル基、4−メトキシフェニルスルホニル基などが挙げられる。
1における、「5−10員へテロ環スルホニル基」としては、フラン−2−イルスルホニル基、チオフェン−2−イルスルホニル基、イミダゾール−2−イルスルホニル基ピラゾール−3−イルスルホニル基、イソオキサゾール−4−イルスルホニル基、チアゾール−2−イルスルホニル基などの5員環ヘテロアリールスルホニル基; ピリジン−2−イルスルホニル基、ピリジン−3−イルスルホニル基、ピリジン−4−イルスルホニル基などの6員環のヘテロアリールスルホニル基; インドール−2−イルスルホニル基、インドール−3−イルスルホニル基などの縮合環のへテロアリールスルホニル基; ピロリジン−2−イルスルホニル基、ピロリジン−3−イルスルホニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環スルホニル基;ピペリジン−2−イルスルホニル基、ピペリジン−3−イルスルホニル基、ピペリジン−4−イルスルホニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環スルホニル基などが挙げられる。
1における、「置換基を有する5−10員へテロ環スルホニル基」としては、5−メチル−フラン−2−イルスルホニル基、5メチル−チアゾール−2−イルスルホニル基などの5員環ヘテロアリールスルホニル基;6−メチル−ピリジン−2−イルスルホニル基などの6員環のヘテロアリールスルホニル基;3−メチル−インドール−2−イルスルホニル基などの縮合環のへテロアリールスルホニル基;5−メチル−ピロリジン−2−イルスルホニル基などの飽和・不飽和へテロ5員環スルホニル基;1−メチル−ピペリジン−4−イルスルホニル基などの飽和・不飽和へテロ6員環スルホニル基などが挙げられる。
化合物(I)は、Aがメチレン基の場合、R1は、水素原子であることはなく、且つ式(III)で表わされる基であることはない。
Figure 2016164126
式(III)中、R15は、水素原子、またはジメチルアミノ基で置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す。R16は、水素原子、またはt−ブトキシカルボニル基を示す。式(III)中の**は窒素原子との結合位置を示す。
15における「C1−6アルキル基」は、炭素原子1〜6個で構成される飽和炭化水素基である。C1−6アルキル基は直鎖であってもよいし、分岐鎖であってもよい。
式(III)中、R15における「C1−6アルキル基」としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基などが挙げられる。
〔R2
式(I)中、R2は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、または無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基を示す。
2における、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基」、および「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基」としては、R1において説明した「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基」、および「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基」と同じものが挙げられる。
〔R3
式(I)中、R3は、ハロゲン原子、シアノ基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリール基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシ基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシ基を示す。
nは、R3の個数を表し、0〜3のいずれかの整数である。nが2以上のときR3は互いに同一でも異なってもよい。
3における、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」としては、R1において説明した「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」と同じものが挙げられる。
3における「C1−8アルコキシ基」としては、メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ基、t−ブトキシ基、n−ペンチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基などが挙げられる。
3における「置換基を有するC1−8アルコキシ基」としては、フルオロメトキシ基、クロロメトキシ基、ブロモメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ジクロロメトキシ基、ジブロモメトキシ基などが挙げられる。
3における「C3−8シクロアルキル基」としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基、シクロオクチル基などが挙げられる。
3における「置換基を有するC3−8シクロアルキル基」としては、2−メチルシクロプロピル基、3−メチルシクロブチル基、3−メチルシクロペンチル基、4−メチルシクロヘキシル基、4メチルシクロヘプチル基、4-メチルシクロオクチル基などが挙げられる。
3における「C3−8シクロアルコキシ基」としては、シクロプロピルオキシ基、シクロブチルオキシ基、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基、シクロヘプチルオキシ基などが挙げられる。
3における「置換基を有するC3−8シクロアルコキシ基」としては、クロロシクロヘキシルオキシ基、ブロモシクロヘキシルオキシ基、2−メチルシクロプロピルオキシ基、2,3−ジメチルシクロプロピルオキシ基、スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシ基、1−メチル−スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシ基、1−ヒドロキシメチルスピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシ基、4,4−ジフルオロ−スピロ[2.2]ペンタ−1−イルオキシ基などが挙げられる。
3における「C6−10アリール基」としては、フェニル基、1−ナフチル基などが挙げられる。
3における「置換基を有するC6−10アリール基」としては、4−クロロ−フェニル基などが挙げられる。
3における「C6−10アリールオキシ基」としては、フェノキシ基、1−ナフトキシ基などが挙げられる。
3における「置換基を有するC6−10アリールオキシ基」としては、4−クロロ−フェノキシ基などが挙げられる。
3における「5−10員へテロ環基」としては、フラン−2−イル基、チオフェン−2−イル基、イミダゾール−2−イル基、ピラゾール−3−イル基、イソオキサゾール−4−イル基、チアゾール−2−イル基などの5員環ヘテロアリール基; ピリジン−2−イル基、ピリジン−3−イル基、ピリジン−4−イル基などの6員環のヘテロアリール基; インドール−2−イル基、インドール−3−イル基などの縮合環のへテロアリール基; ピロリジン−2−イル基、ピロリジン−3−イル基、テトラヒドロフラン−2−イル基、テトラヒドロフラン−3−イル基などの飽和・不飽和へテロ5員環基; ピペリジン−2−イル基、ピペリジン−3−イル基、ピペリジン−4−イル基などの飽和・不飽和へテロ6員環基などが挙げられる。
3における「置換基を有する5−10員ヘテロ環基」としては、5−メチル−フラン−2−イル基、5メチル−チアゾール−2−イル基などの5員環ヘテロアリール基;6−フルオロ−ピリジン−2−イル基、6−メチル−ピリジン−2−イル基などの6員環のヘテロアリール基;3−メチル−インドール−2−イル基などの縮合環のへテロアリール基;5−メチル−ピロリジン−2−イル基などの飽和・不飽和へテロ5員環基;1−メチル−ピペリジン−4−イル基などの飽和・不飽和へテロ6員環基などが挙げられる。
3における「5−10員へテロ環オキシ基」としては、フラン−2−イルオキシ基、チオフェン−2−イルオキシ基、イミダゾール−2−イルオキシ基、ピラゾール−3−イルオキシ基、イソオキサゾール−4−イルオキシ基、チアゾール−2−イルオキシ基などの5員環ヘテロアリールオキシ基; ピリジン−2−イルオキシ基、ピリジン−3−イルオキシ基、ピリジン−4−イルオキシ基などの6員環のヘテロアリールオキシ基; インドール−2−イルオキシ基、インドール−3−イルオキシ基などの縮合環のへテロアリールオキシ基; ピロリジン−2−イルオキシ基、ピロリジン−3−イルオキシ基などの飽和・不飽和へテロ5員環オキシ基; ピペリジン−2−イルオキシ基、ピペリジン−3−イルオキシ基、ピペリジン−4−イルオキシ基などの飽和・不飽和へテロ6員環オキシ基などが挙げられる。
3における「置換基を有する5−10員へテロ環オキシ基」としては、5−メチル−フラン−2−イルオキシ基、5メチル−チアゾール−2−イルオキシ基などの5員環ヘテロアリールオキシ基;6−メチル−ピリジン−2−イルオキシ基などの6員環のヘテロアリールオキシ基;3−メチル−インドール−2−イルオキシ基などの縮合環のへテロアリールオキシ基;5−メチル−ピロリジン−2−イルオキシ基などの飽和・不飽和へテロ5員環オキシ基;1−メチル−ピペリジン−4−イルオキシ基などの飽和・不飽和へテロ6員環オキシ基などが挙げられる。
〔X、Y〕
式(I)中、XおよびYは、一方が窒素原子を、他方が窒素原子または酸素原子を示し、好ましくは一方が窒素原子を、他方が酸素原子を示す。XおよびYを環構成原子とする5員環は芳香族性の環である。好適な五員環としては、イソオキサゾール−3,5−ジイル基(IV-1またはIV-2)、ピラゾール−3,5−ジイル基(IV-3)、ピラゾール−1,4−ジイル基(IV-4またはIV-7)、ピラゾール−1,3−ジイル基(IV-5またはIV-6)などが挙げられる。なお、式中の+はピリジン環との結合位置を示す。*は連結基Aとの結合位置を示す。
これら五員環のうち、イソオキサゾール−3,5−ジイル基(IV-1またはIV-2)が好ましい。すなわち、式(I-1)または式(I-2)で表される化合物またはその塩が好ましい。
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
〔式(I-1)および式(I-2)中のR1,R2、R3、R4、A、B、Z、およびnは、式(I)中のそれらと同じ意味を示す。〕
〔環B〕
式(I)中、環Bは、ベンゼン環、5員環のヘテロアリール環、または6員環のヘテロアリール環を示す。環Bは、好ましくはベンゼン環である。また、環Bには、置換基として、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基またはハロゲン原子を1〜2個有していてもよい。
環Bにおける5員環のヘテロアリール環としては、フラン環、チオフェン環、ピロール環などが挙げられる。環Bにおける6員環のヘテロアリール環としては、ピリジン環、ピラジン環、ピリミジン環などが挙げられる。
環B上に有していてもよい無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基としては、R1において説明した「C1−8アルキル基」および「置換基を有するC1−8アルキル基」と同じものが挙げられる。
〔Z〕
式(I)中、Zは、単結合、−CH2−(メチレン基)、−CH2CH2−(エチレン基)、−O−、−S−、−CH2O−、−OCH2−、−NH−、−CH2NH−、−NHCH2−、−CH2S−、または−SCH2−を示す。これらのうち、−O−、−CH2O−、または−OCH2−が好ましい。
〔R4
式(I)中、R4は、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3〜8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC6〜10アリール基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環基を示す。
4における、「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC3〜8シクロアルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC6〜10アリール基」、「無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環基」としては、R3において説明した「無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC3〜8シクロアルキル基」、「無置換の若しくは置換基を有するC6〜10アリール基」、「無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環基」と同じものが挙げられる。
本発明に係るアミノピリジン誘導体には、水和物、各種溶媒和物や結晶多形などが含まれる。さらに、本発明に係るピリジン化合物は、不斉炭素原子、二重結合などに基づく立体異性体およびそれらの混合物を包含する。本発明に係る塩としては、農園芸学上許容される塩であれば、特に制限されない。例えば、塩酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩などの無機酸の塩;酢酸塩、乳酸塩、プロピオン酸塩、安息香酸塩などの有機酸の塩;などが挙げられる。
〔本発明化合物(I)の製造方法〕
本発明の化合物(I)は、例えば、特許文献1、2などに記載されている公知の方法や、他の公知の方法を組み合わせることにより製造することができる。また、本発明の化合物(I)は、以下に示す合成方法などによって製造することができる。
合成方法1
化合物(1)の水酸基を脱離基に変換して化合物(2)とした後、化合物(3)と反応させることにより、化合物(4)を得ることができる。化合物(4)の保護基Pを脱保護することで化合物(5)を得ることができる。さらに、化合物(5)のアミノ基を、アシル化反応などの公知の方法で修飾することにより、化合物(6)を得ることができる。
Figure 2016164126
式中、R1,R2,R3、R4、B、Z、およびnは、それぞれ前記式(I)に記載されたR1,R2,R3、R4、B、Z、およびnと同じものを示す。Pは、保護基を表し、Mは酸素原子、硫黄原子、またはNHを表し、OLは脱離基を示す。
合成方法2
化合物(7)のホルミル基を、ヒドロキシルアミン・塩酸塩により、アルドキシム基へと変換することにより、化合物(8)を得ることができる。化合物(8)のアルドキシム基をN-クロロこはく酸イミドなどの塩素化剤と反応させることにより、ヒドロキサム酸クロライドに変換し、化合物(9)を得ることができる。化合物(9)と化合物(10)を塩基の存在下で1,3−双極子付加反応させることにより、化合物(11)を得ることができる。その後、ピリジン環上のアミノ基を、アシル化反応など公知の方法で修飾することにより、化合物(12)を得ることができる。
Figure 2016164126
式中、R1,R2,R3、R4、B、Zおよびnは、それぞれ前記式(I)に記載されたR1,R2,R3、R4、B、Zおよびnと同じものを示す。
合成方法3
化合物(13)と化合物(14)を塩基の存在下で1,3−双極子付加環化反応させることにより化合物(15)を得、次いでピリジン環上のアミノ基をアシル化反応など公知の方法で修飾することにより、化合物(16)を得ることができる。
Figure 2016164126
式中、R1,R2,R3、R4、B、Zおよびnは、それぞれ前記式(I)に記載されたR1,R2,R3、R4、B、Zおよびnと同じものを示す。
合成方法4
化合物(17)のホルミル基を、ヒドロキシルアミン・塩酸塩によりアルドキシム基へと変換することにより、化合物(18)を得ることができる。化合物(18)をN-クロロこはく酸イミドなどの塩素化剤と反応させることにより、ホルミル基をヒドロキサム酸クロライドに変換し、化合物(19)を得ることができる。化合物(19)と化合物(20)を塩基の存在下で1,3−双極子付加反応させることにより、化合物(21)を得ることができる。さらに、化合物(21)のピリジン環上の塩素原子をアジド化し、化合物(22)へと変換し、次いでアジド基を還元することにより、化合物(23)を得ることができる。その後、ピリジン環上のアミノ基を、アシル化反応など公知の方法で修飾することにより、化合物(24)を得ることができる。
Figure 2016164126
式中、R1,R2,R3、R4、B、Z、nは、それぞれ前記式(I)に記載されたR1,R2,R3、R4、B、Z、nと同じものを示す。
いずれの反応においても、反応終了後は、有機合成化学における通常の後処理操作、および、必要により従来公知の分離精製手段を施すことによって、目的物を効率よく単離することができる。
目的物の構造は、1H-NMRスペクトル、IRスペクトル、マススペクトルの測定や、元素分析などにより、同定・確認することができる。
2)農園芸用殺菌剤
本発明の農園芸用殺菌剤は、式(I)で表される化合物およびその塩から選ばれる少なくとも1つを含有するものである。
本発明の殺菌剤の処理の対象となる有用な植物としては、穀物類、野菜類、根菜類、イモ類、樹木類、牧草類、芝類などが挙げられる。ここにおいては、これら植物類の各部位を対象として処理することもできる。植物類の各部位としては、葉、茎、柄、花、蕾、果実、種子、スプラウト、根、塊茎、塊根、苗条、挿し木などが挙げられる。また、これら植物類の改良品種・変種、栽培品種、さらには突然変異体、ハイブリッド体、遺伝子組み換え体(GMO)を対象として処理することもできる。
本発明の殺菌剤は、広範囲の種類の糸状菌、例えば、藻菌類(Oomycetes)、子のう(嚢)菌類(Ascomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)に属する菌に対し優れた殺菌力を有する。したがって、本発明の殺菌剤は、花卉、芝、牧草を含む農園芸作物に発生する種々の病害の防除をするために行われる種子処理、茎葉散布、土壌施用、水面施用などに使用することができる。
本発明の殺菌剤は、他の殺菌剤、殺虫・殺ダニ剤、殺線虫剤、殺土壌害虫剤、植物調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤、動物用飼料、他の殺菌剤などと混用または併用してもよい。
次に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
製造例1
(5−(2−ピバルアミドピリジン−3−イル)イソオキサゾール−3−イル)メチルメタンスルホネートの製造
Figure 2016164126
N−(3−(3−(ヒドロキシメチル)イソオキサゾール−5−イル)−2−ピリジル)−2,2−ジメチル−プロパンアミド0.10gを塩化メチレン10mLに溶解させた。得られた溶液を0℃に冷却し、これにトリエチルアミン73.5mgおよびメシルクロライド61.8mgを加え、室温で5時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水50mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物0.11g(収率86%)を得た。
実施例1
3−(3−((3−フェノキシフェノキシ)メチル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−アミン(Ia-2)の製造
Figure 2016164126
(工程1)
2,2−ジメチル−N−(3−(3−((3−フェノキシフェノキシ)メチル)イソオキサゾール−5−イル)−2−ピリジル)プロパンアミドの製造
Figure 2016164126
製造例1で得られた(5−(2−ピバルアミドピリジン−3−イル)イソオキサゾール−3−イル)メチルメタンスルホネート0.11gをアセトニトリル10mLに溶解させた。得られた溶液に、3−フェノキシフェノール69.5mgおよび炭酸セシウム0.15gを添加し、60〜70℃まで昇温し、2時間攪拌した。反応後の溶液を酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。有機層をブライン30mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、2,2−ジメチル−N−(3−(3−((3−フェノキシフェノキシ)メチル)イソオキサゾール−5−イル)−2−ピリジル)プロパンアミド0.10g(収率77%)を得た。
(工程2)
3−(3−((3−フェノキシフェノキシ)メチル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−アミンの製造
Figure 2016164126
工程1で得られた2,2−ジメチル−N−(3−(3−((3−フェノキシフェノキシ)メチル)イソオキサゾール−5−イル)−2−ピリジル)プロパンアミド0.10gに、1,4−ジオキサン5mLと2.5M塩酸水溶液5mLを加え、4時間加還流した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLと飽和炭酸ナトリウム水溶液100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物を0.057g(収率74%)を得た。
実施例2
N−アセチル−N−(3−(3−(4−((6−フルオロピリジン−2−イルオキシ)メチル)ベンジル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(IIa-1)の製造
Figure 2016164126
WO2006/052615に記載されている方法で合成した3−(3−(4−((6−フルオロピリジン−2−イルオキシ)メチル)ベンジル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−アミン0.10gをピリジン5mLに溶解させた。得られた溶液にアセチルクロライド31.3mgを加え、60〜70℃で6時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、標記化合物0.04g(収率36%)を得た。
実施例3
N−(3−(3−(4−((6−フルオロピリジン−2−イルオキシ)メチル)ベンジル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−イル)アセトアミド(IIa-2)の製造
Figure 2016164126
WO2006/052615に記載されている方法で合成した3−(3−(4−((6−フルオロピリジン−2−イルオキシ)メチル)ベンジル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−アミン0.46gをピリジン10mLに溶解させた。得られた溶液にアセチルクロライド95.9mgを加え、0℃〜室温で1時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、標記化合物0.10g(収率20%)を得た。
製造例2
3−(5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジン−2−アミンの製造
Figure 2016164126
(工程1)
5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)−3−(2−クロロ−3−ピリジル)イソオキサゾールの製造
Figure 2016164126
2−クロロ−N−ヒドロキシ−ピリジン−3−カルボキシイミドイルクロリド0.49g、および1−ベンジルオキシ−4−プロパ−2−イニルベンゼン0.48gをテトラヒドロフラン20mLに溶解させた。得られた溶液に、トリエチルアミン0.66gを添加し、室温で4時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物を0.49g(収率61%)を得た。
(工程2)
5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)−3−(2−アジド−3−ピリジル)イソオキサゾールの製造
Figure 2016164126
工程1で得られた5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)−3−(2−クロロ−3−ピリジル)イソオキサゾール0.30gをジメチルスルホキシド5mLに溶解させた。これに酢酸0.48gとアジ化ナトリウム0.52gとを加え、110℃で3時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水50mLと飽和炭酸ナトリウム水溶液50mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物0.20g(収率67%)を得た。
(工程3)
3−(5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジン−2−アミンの製造
Figure 2016164126
工程2で得られた5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)−3−(2−アジド−3−ピリジル)イソオキサゾール0.20gを、1,4−ジオキサン10mLとメタノール7mLと水3mLの混合溶液に溶解させた。これらにトリブチルホスフィン(0.53g)を加え、3時間加熱還流した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し、有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物0.14g(収率77%)を得た。
実施例4
N−(3−(5−(4−(ベンジルオキシ)ベンジル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジン−2−イル)−2−メトキシアセトアミド(IIc-1)の製造
Figure 2016164126
製造例2で得られた3−(5−((4−ベンジルオキシフェニル)メチル)イソオキサゾール−3−イル)ピリジン−2−アミン0.10gをピリジン5mLに溶解させた。得られた溶液に2−メトキシアセチルクロライド45.5mgを加え、0℃〜室温で1時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル(100mL)と水(100mL)の混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物66.3mg(収率58%)を得た。
実施例5
3−(3−(4−(ベンジルオキシ)フェネチル)イソオキサゾール−5−イル)ピリジン−2−アミンの製造
Figure 2016164126
3−エチニルピリジン−2−アミン(0.51g)と、3−(4−ベンジルオキシフェニル)−N−ヒドロキシ−プロパンイミドイルクロリド1.13gをテトラヒドロフラン20mLに溶解させた。得られた溶液にトリエチルアミン1.97gを添加し、室温で20時間攪拌した。反応後の溶液を、酢酸エチル100mLと水100mLの混合溶液に加えて抽出処理し有機層と水層とに分けた。水層に酢酸エチル100mLを加えて再抽出処理し有機層と水層とに分けた。1回目および2回目の抽出処理で得られた有機層を併せ、それをブライン50mLで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させた。ろ過後、ろ液の溶媒を減圧下留去し、得られた残渣を山善カラム(Lサイズ、へキサン:酢酸エチル)で精製し、表題化合物0.28g(収率19%)を得た。
上記の実施例で得られた本発明化合物、および上記の実施例のいずれかと同様の手法によって合成した本発明化合物を表1〜表5に示す。なお、表1は式(Ia)で表わされる化合物中の置換基を示す。表2は式(Ib)で表わされる化合物中の置換基を示す。表3は式(IIa)で表わされる化合物中の置換基を示す。表4は式(IIb)で表わされる化合物中の置換基を示す。表5は式(IIc)で表わされる化合物中の置換基を示す。また、物性欄に融点[℃]または屈折率を併記した。表中の「*」は、置換基における結合する箇所を意味する。
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
IIa-7、IIa-9およびIIa-12の1H−NMRの測定結果を下記に示す。
IIa-7: 1.85-1.95 (2H, m), 2.15-2.20 (1H, m), 2.29-2.33 (1H, m), 3.88-3.93 (1H, m), 3.95-4.05 (1H, m), 4.02 (2H, s), 4.47 (1H, dd), 5.05 (2H, s), 6.30 (1H, s), 6.95 (2H, d), 7.20 (2H, d), 7.19-7.44 (6H, m), 7.95 (1H, dd), 8.56 (1H, dd), 9.56 (1H, br s)
IIa-9: 1.29 (3H, t), 2.17 (3H, s), 3.61-3.66 (2H, m), 4.02 (2H, s), 4.08 (2H, s), 5.05 (2H, s), 6.32 (1H, s), 6.95 (2H, s), 7.19 (2H, s), 7.21-7.40 (6H, m), 7.98 (1H, dd), 8.57 (1H, dd), 9.45 (1H, br s)
IIa-12: 1.84-1.99 (m, 2H), 2.18 (m, 1H), 2.34 (m, 1H), 3.47 (s, 3H), 3.91 (m, 1H), 4.02-4.07 (m, 2H), 4.48 (dd, 1H), 5.16 (s, 2H), 6.13 (s, 1H), 6.967-7.06 (m, 2H), 7.18-7.24 (m, 2H), 7.69 (dd, 1H), 8.56 (dd, 1H), 9.56 (bs, 1H)
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
Figure 2016164126
IIc-1およびIIc-2の1H−NMRの測定結果を下記に示す。
IIc-1: 3.56 (s, 3H), 4.10 (s, 2H), 4.14 (s, 2H), 5.07 (s, 2H), 6.23 (s, 1H), 6.97 (m, 2H), 7.13 (dd, 1H), 7.22 (m, 2H), 7.33-7.45 (m, 5H), 7.84 (dd, 1H), 8.57 (dd, 1H), 11.07 (bs, 1H).
IIc-2: 1.91-1.98 (m, 2H), 2.24-2.39 (m, 2H), 4.00 (m, 1H), 4.10 (s, 2H), 4.25 (m, 1H), 4.55 (dd, 1H), 5.07 (s, 2H), 6.23 (s, 1H), 6.91 (m, 2H), 7.12 (dd, 1H), 7.22 (m, 2H), 7.32-7.45 (m, 5H), 7.83 (dd, 1H), 8.58 (dd, 1H), 11.23 (bs, 1H).
(製剤)
次に、本発明に係る農園芸用殺菌剤の製剤実施例を若干示すが、添加物および添加割合は、これら製剤実施例に限定されるべきものではなく、広範囲に変化させることが可能である。また、製剤実施例中の部は重量部を示す。
製剤実施例1 (水和剤)
本発明化合物 40部
クレー 48部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 4部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8部
以上を均一に混合して微細に粉砕し、有効成分40%の水和剤を得る。
製剤実施例2 (乳剤)
本発明化合物 10部
ソルベッソ200 53部
シクロヘキサノン 26部
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム塩 1部
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 10部
以上を混合溶解し、有効成分10%の乳剤を得る。
製剤実施例3 (粉剤)
本発明化合物 10部
クレー 90部
以上を均一に混合して微細に粉砕し、有効成分10%の粉剤を得る。
製剤実施例4 (粒剤)
本発明化合物 5部
クレー 73部
ベントナイト 20部
ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部
リン酸カリウム 1部
以上をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、造粒乾燥して有効成分5%の粒剤を得る。
製剤実施例5 (懸濁剤)
本発明化合物 10部
ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 4部
ポリカルボン酸ナトリウム塩 2部
グリセリン 10部
キサンタンガム 0.2部
水 73.8部
以上を混合し、粒度が3ミクロン以下になるまで湿式粉砕し、有効成分10%の懸濁剤を得る。
製剤実施例6 (顆粒水和剤)
本発明化合物 40部
クレー 36部
塩化カリウム 10部
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩 1部
リグニンスルホン酸ナトリウム塩 8部
アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩のホルムアルデヒド縮合物 5部
以上を均一に混合して微細に粉砕後,適量の水を加えてから練り込んで粘土状にする。粘土状物を造粒した後乾燥し、有効成分40%の顆粒水和剤を得る。
(生物試験例1)キュウリ灰色かび病防除試験
素焼きポットで栽培したキュウリ幼苗(品種「ときわ地這」、子葉期)に、本発明化合物の乳剤を有効成分125ppmの濃度で散布し、室温で自然乾燥させた。その後、キュウリ灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の分生胞子懸濁液を滴下接種し、20℃、高湿度の暗い部屋に4日間保持した。葉上の病斑出現状態を無処理と比較調査し、防除効果を求めた。
番号Ia-1、Ia-2、Ia-6、IIa-1、IIa-2、IIa-3、IIa-6、IIa-13、およびIIb-1の化合物についてキュウリ灰色かび病防除試験を行った。その結果、いずれの化合物も75%以上の防除価を示した。

Claims (5)

  1. 式(I)で表される化合物またはその塩。

    Figure 2016164126

    〔式(I)中、
    Aは、2価の連結基を示す。

    1は、水素原子、ホルミル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環カルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールC1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環C1−6アルキルカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルチオカルボニル基、無置換の若しくは置換基を有するジC1−8アルキルスルファモイル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキルスルホニル基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールスルホニル基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環スルホニル基を示す。但し、Aがメチレン基の場合、R1は、水素原子であることはなく、且つ式(III)

    Figure 2016164126

    〔式(III)中、R15は、水素原子、またはジメチルアミノ基で置換されていてもよいC1−6アルキル基を示す。R16は、水素原子、またはt−ブトキシカルボニル基を示す。**は窒素原子との結合位置を示す。〕で表わされる基であることはない。

    2は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基、または無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシカルボニル基を示す。

    3は、ハロゲン原子、シアノ基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3−8シクロアルコキシ基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリール基、無置換の若しくは置換基を有するC6−10アリールオキシ基、無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員へテロ環オキシ基を示す。nは、R3の個数を表し、0〜3のいずれかの整数である。nが2以上のときR3は互いに同一でも異なってもよい。

    XおよびYは、一方が窒素原子を、他方が窒素原子または酸素原子を示す。

    環Bは、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基1〜2個若しくはハロゲン原子1〜2個を置換基として有してもよい5員若しくは6員ヘテロ環または無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基1〜2個若しくはハロゲン原子1〜2個を置換基として有してもよいベンゼン環を示す。

    Zは、単結合、−CH2−、−CH2CH2−、−O−、−S−、−CH2O−、−OCH2−、−NH−、−CH2NH−、−NHCH2−、−CH2S−、または−SCH2−を示す。

    4は、無置換の若しくは置換基を有するC1〜8アルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC3〜8シクロアルキル基、無置換の若しくは置換基を有するC6〜10アリール基、または無置換の若しくは置換基を有する5−10員ヘテロ環基を示す。〕
  2. XおよびYの一方が窒素原子で、他方が酸素原子である請求項1に記載の化合物またはその塩。
  3. 式(I)が式(I-1)または式(I-2)である、請求項1または2に記載の化合物またはその塩。

    Figure 2016164126

    Figure 2016164126

    〔式(I-1)および式(I-2)中のR1,R2、R3、R4、A、B、Z、およびnは、式(I)中のR1,R2、R3、R4、A、B、Z、およびnと同じ意味を示す。〕
  4. 式(I)中、Aが、−CH2−、−CH2CH2−、−O−、−CH2O−、−OCH2−、−S−、−CH2S−、−SCH2−、−N(R5)−、−CH2N(R5)−、または−N(R5)CH2−を示し、
    5は、水素原子、無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキル基、または無置換の若しくは置換基を有するC1−8アルキルカルボニル基である請求項1〜3のいずれかひとつに記載の化合物またはその塩。
  5. 請求項1〜4のいずれかひとつに記載の化合物またはその塩から選ばれる少なくともひとつを含有する農園芸用殺菌剤。
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