JP2016163854A - 振動呈示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動呈示後の不要な振動を速やかに減衰させることができる振動呈示装置を提供する。【解決手段】振動を呈示する振動部である振動パネル20と、振動発生部としてのボイスコイルモータ100と、この振動パネル20を支持する筐体30と、振動パネル20と筐体30の間に介在し、所定の力で圧縮される支持部40と、振動パネル20と筐体30の間に支持部40と並行して介在し、振動パネル20の振動に制動作用を付与するダンパ50と、支持部40とダンパ50に所定の力を付与して、振動パネル20と筐体30の間に支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与する加圧部としてのバネ60と、を有し、支持部40の自然長Z2は、ダンパ50の自然長Z1よりも大きな値に設定された構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、振動呈示装置に関し、特に、ダンパを備えた振動呈示装置に関する。
従来の技術として、画像を表示する表示パネルを含み、当該表示パネル上における利用者による接触操作を受け付け、接触位置を出力するタッチパネルと、バイブレータと、画像におけるエッジを検出するエッジ検出部と、接触位置が検出されたエッジの位置と対応する位置か否かを判断し、対応する位置である場合に、バイブレータに対して振動するよう制御し、対応しない位置である場合に、バイブレータに対して振動を停止するよう制御する制御部とを備える携帯端末装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この携帯端末装置は、振動パネルであるタッチパネル上における接触位置と画像のエッジの位置とが対応する位置である場合にバイブレータが振動するので、利用者が当該画像の形状を体感することができるとされている。
特開2013−206019号公報
しかし、タッチパネルの振動によって生成される触覚は、タッチパネルを振動させた後に短時間で残振動が減衰する方が良い。従来の携帯端末装置は、例えば、タッチパネルが支持部によって支持されている場合、振動し易くするためには支持部が軟らかい方が良く、短時間で振動を減衰させるためには支持部が硬い方が良いので、両者がトレードオフの関係にあって両立が難しいという問題がある。
従って、本発明の目的は、振動呈示後の不要な振動を速やかに減衰させることができる振動呈示装置を提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するために、振動を呈示する振動部と、前記振動部に振動を付与する振動発生部と、前記振動部を支持する筐体と、前記振動部と前記筐体の間に介在し、所定の力で圧縮される支持部と、前記振動部と前記筐体の間に前記支持部と並行して介在し、前記振動部の振動に制動作用を付与するダンパと、前記支持部と前記ダンパに所定の力を付与して、前記振動部と前記筐体の間に前記支持部及び前記ダンパに圧縮力を付与する加圧部と、を有し、前記支持部の自然長は、前記ダンパの自然長よりも大きな値に設定されていることを特徴とする振動呈示装置を提供する。
[2]前記振動発生部は、前記ダンパの自然長を超える振動を前記振動部に付与することを特徴とする上記[1]に記載の振動呈示装置であってもよい。
[3]また、前記ダンパは、前記振動部又は前記筐体の少なくともいずれか一方に固定されていないことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載の振動呈示装置であってもよい。
[4]また、前記振動部にコイルが搭載され前記筐体に磁気回路が載置され、前記コイルに通電することにより前記振動部を加振することを特徴とする上記[1]から[3]のいずれか1に記載の振動呈示装置であってもよい。
本発明によれば、振動呈示後の不要な振動を速やかに減衰させることができる。
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図であり、図1(b)は、図1(a)のA方向から見た振動呈示装置の上平面図である。 図2は、振動呈示装置の組み付け工程の順にそれぞれの状態を示すもので、図2(a)は、バネを装着していない状態、図2(b)は、バネを装着している途中の状態、図2(c)は、バネを装着した組み付け完了状態を示す図である。 図3は、本実施の形態に係る振動呈示装置の制御ブロックを示すブロック図である。 図4(a)は、図3で示す各信号V、Vd、Vcの信号波形、図4(b)は、振動波形を示し、Sはダンパによる制動作用がされた場合の振幅波形、Sはダンパによる制動作用がない場合の振幅波形を示す。 図5は、本発明の第2の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図である。
(本発明の第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る振動呈示装置10は、振動を呈示する振動部である振動パネル20と、振動発生部としてのボイスコイルモータ100と、この振動パネル20を支持する筐体30と、振動パネル20と筐体30の間に介在し、所定の力で圧縮される支持部40と、振動パネル20と筐体30の間に支持部40と並行して介在し、振動パネル20の振動に制動作用を付与するダンパ50と、支持部40とダンパ50に所定の力を付与して、振動パネル20と筐体30の間に支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与する加圧部としてのバネ60と、を有し、支持部40の自然長Zは、ダンパ50の自然長Zよりも大きな値に設定された構成とされている。
上記の構成において、ダンパ50は、振動パネル20又は筐体30の少なくともいずれか一方に固定されていない構成とされているので、ダンパ50の自然長Zを超える振動が振動パネル20に付与される場合には、ダンパ50は振動減衰に対して寄与しない。すなわち、ダンパ50の圧縮方向と伸長方向とで減衰作用が異なり、非対称な減衰特性を持つダンパ構成となっている。これにより、振動呈示装置のコストやサイズの増加を抑えながら残振動を抑制することが可能となる。
(振動パネル20)
図1(a)は、本発明の第1の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図であり、図1(b)は、図1(a)のA方向から見た振動呈示装置の上平面図である。振動パネル20は、例えば、アルミ等の金属材料、樹脂等の種々の材料が使用できる。
振動パネル20は、図1等に示すように、板状体であり、上面20aには例えばタッチセンサが装着されて、タッチ検出装置とすることができる。この振動パネル20は、駆動源としてのボイスコイルモータ100により駆動されることにより、振動を呈示することができる。例えば、タッチ検出装置としての振動パネル20にタッチした場合に、振動パネル20を例えば図1(a)に示すB方向に振動させることにより、タッチしたことを操作者に報知する。その他、種々の操作に伴って振動パネル20を振動させることにより、触覚呈示を行なうことができる。
振動パネル20の下面20bには取付部22が形成され、取付部22にボイスコイルモータ100のコイル110が取付固定されている。図1(a)、(b)に示すように、振動パネル20の隅部21には、バネ60のフック部を係止するための係止穴20cが形成されている。また、振動パネル20の下面20bは、支持部40、ダンパ50のそれぞれの端部が当接する面とされている。
(筐体30)
筐体30は、図1等に示すように、板状体であり、例えば、アルミ等の金属材料、樹脂等の種々の材料が使用できる。振動パネル20に対応して、隅部31には、バネ60のフック部を係止するための係止穴30bが形成されている。また、筐体30の上部30aは、支持部40、ダンパ50のそれぞれの端部が当接する面とされている。
(支持部40)
支持部40は、シリコンゴム等の弾性部材で形成されている。図1(a)、(b)に示すように、支持部40は、矩形の枠形状とされているが、これに限られない。振動パネル20と筐体30の間に介在して振動パネル20を支持できる形状であればよい。図2(a)で示すように、支持部40の厚さ(振動パネル20と筐体30の間に介在する方向の長さ)は、自然長でZである。
(ダンパ50)
ダンパ50は、ゴム、合成樹脂等の弾性部材で形成されている。例えば、ブチルゴム等のように、粘性及び弾性を備えて振動に対する制動作用を発揮するものであればよい。粘弾性ダンパとして市販される種々の弾性部材が使用できる。
ダンパ50は、図1(a)、(b)に示すように、矩形の枠形状とされているが、これに限られない。振動パネル20と筐体30の間に並行して介在して振動パネル20の振動に制動作用を付与するものであればよい。図2(a)で示すように、ダンパ50の厚さ(振動パネル20と筐体30の間に介在する方向の長さ)は、自然長でZである。
(バネ60)
バネ60は、支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与する加圧部として機能する。本実施の形態では、図1(a)等に示すように、バネ60は引張りコイルバネを使用する。図2(b)に示すように、バネ60は、引張り力によるコイル部とその両端に形成されたフック部60a、60bから構成されている。このフック部60a、60bは、振動パネル20の係止穴20c及び筐体30の係止穴30bにそれぞれ引っ掛けられて係止される。これにより、振動パネル20と筐体30との間に引張り力を発生させる。したがって、振動パネル20と筐体30との間に介在する支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与することができる。
(ボイスコイルモータ100)
振動発生部としてのボイスコイルモータ100は、図1(a)、(b)等に示すように、コイル110と磁気回路120とから構成されている。コイル110は、振動パネル20側に取付固定され、磁気回路120は、筐体30の上部30aに載置固定されている。
コイル110は、エナメル線等のマグネットワイヤを複数回だけコイル状に巻回させて形成したものである。コイル110は、通電することにより、磁気回路120により発生する磁界Hからフレミング左手の法則に従って受けるローレンツ力により駆動され、振動発生源となる。
磁気回路120は、ヨーク(センターヨーク122、中継ヨーク124、サイドヨーク126)と磁石(永久磁石)130とから構成される。図1(a)、(b)等に示すように、ヨーク(センターヨーク122、中継ヨーク124、サイドヨーク126)は、円筒、円盤形状に形成され、例えば、軟鉄、ケイ素鋼等の軟磁性材料により形成されている。磁石(永久磁石)130は、サイドヨーク126に取り付けられ、磁石130とセンターヨーク122の間に磁界Hを発生させる。
コイル110は、磁石130とセンターヨーク122の間に配置され、コイル110への通電により、図1(a)に示すB方向に駆動される。コイル110への通電が交流的であれば、B方向に往復移動する振動となる。これにより、コイル110が取付固定された振動パネル20は、B方向へ振動し、振動を呈示することができる。なお、コイル110と磁気回路120との配置関係により、図1(a)に示すB方向以外への振動呈示も可能である。
(振動呈示装置10の組み付け)
図2は、振動呈示装置の組み付け工程の順にそれぞれの状態を示すもので、図2(a)は、バネを装着していない状態、図2(b)は、バネを装着している途中の状態、図2(c)は、バネを装着した組み付け完了状態を示す図である。
図2(a)に示すように、まず、ボイスコイルモータ100を載置固定した筐体30の上部30aに、支持部40及びダンパ50を所定の位置に配置する。この状態では、支持部40は自然長Z、ダンパ50は自然長Zである。すなわち、図2(a)に示す状態は、支持部40の上端部40aと振動パネル20の下面20bが当接するが、支持部40は圧縮されず、振動パネル20の下面20bと筐体30の上部30aとの距離が支持部40の自然長Zと同じ状態を示している。
支持部40の下端部40b、ダンパ50の下端部50bは、筐体30の上部30aに接触した状態、または、接着等により固定してもよい。
この状態で、コイル110が取付固定された振動パネル20を所定の位置に合わせて、支持部40の上端部40aと振動パネル20の下面20bが接する状態とする。このとき、まだ、バネ60は装着されず、また、ダンパ50の上端部50aと振動パネル20の下面20bは当接していない。
図2(b)に示すように、振動パネル20の係止穴20cと筐体30の係止穴30bに、バネ60のフック部60a、60bをそれぞれ引っ掛けて係止する。これにより、振動パネル20と筐体30との間に介在する支持部40及びダンパ50が接触して圧縮力を受ける。
支持部40の上端部40a、ダンパ50の上端部50aは、振動パネル20の下面20bに接触した状態、または、接着等により固定してもよい。ただし、ダンパ50は振動パネル20又は筐体30の少なくともいずれか一方に固定されていない構成とする。すなわち、ダンパ50の上端部50aが振動パネル20の下面20bに接触した状態であって接着されていない状態、又は、ダンパ50の下端部50bが筐体30の上部30aに接触した状態であって接着されていない状態となるように構成とする。これにより、振動パネル20の振幅がダンパ50の自然長Zを超える領域でダンパ機能が作用しないので、本来の振動呈示のための加振作用を阻害することの少ない振動呈示装置が可能となる。
図2(b)に示す状態は、ダンパ50の上端部50aと振動パネル20の下面20bが当接するが、支持部40のみが圧縮されて、振動パネル20の下面20bと筐体30の上部30aとの距離がダンパ50の自然長Zと同じ状態を示している。
図2(c)に示す状態は、支持部40及びダンパ50が圧縮されて、振動パネル20の下面20bと筐体30の上部30aとの距離が所定の距離Zになった組み付け完了の状態を示している。
振動呈示装置10は、上記示した組み付け完了の状態で、コイル110に通電されることによりボイスコイルモータ100で加振される。
(振動呈示装置10の振動呈示動作)
図3は、本実施の形態に係る振動呈示装置の制御ブロックを示すブロック図である。また、図4(a)は、図3で示す各信号V、Vd、Vcの信号波形、図4(b)は、振動波形を示し、Sはダンパによる制動作用がされた場合の振幅波形、Sはダンパによる制動作用がない場合の振幅波形を示す。
図3に示すように、振動オン信号Vが制御部200に入力され、駆動信号Vd(例えば、パルス信号等の交流信号)がドライブ回路210に出力される。ドライブ回路210により電流増幅されたコイル駆動信号Vcによりコイル110に通電される。磁石130とセンターヨーク122の間に発生している磁界Hとコイル電流とにより、コイル110にはローレンツ力が発生する。
図4(a)に示すように、コイル110がパルス駆動されると図1(a)に示すB方向へ振動し、振動部としての振動パネル20が振動する。時間t1、t2、t3、t4までのパルス駆動により、振動パネル20が振動し、図4(b)に示すような振動波形となる。
図4(b)において、振動波形Sはダンパによる制動作用がない場合の振幅波形である。本実施の形態は、ダンパ50を備えているので、ダンパによる制動作用がされた振幅波形となる。すなわち、時間t4の加振終了後において、振動波形Sのように残振動が早く減衰する。振動呈示後の残振動が速やかに減衰することにより、触覚呈示の感触を向上させることができる。
また、図4(b)において、圧縮されて距離Zになっている支持部40がダンパ50の自然長Zに伸長するまでの領域A、及び、支持部40、ダンパ50が圧縮される方向の全領域Daはダンパ有効範囲である。
一方、ダンパ50の自然長Zを超えて伸長する領域Aは、ダンパ50が伸長する方向にはダンパが作用せず、ダンパ50が圧縮される方向にはダンパが作用する。すなわち、ダンパ50の圧縮方向と伸長方向とで減衰作用が異なり、非対称な減衰特性を持つダンパ構成となっている。
(本発明の第2の実施の形態)
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態で使用した引張りコイルバネを圧縮コイルバネとした。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、以下において異なる構成の部分について説明する。
(バネ65)
バネ65は、支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与する加圧部として機能する。本実施の形態では、図5に示すように、バネ65は圧縮コイルバネを使用する。図5に示すように、バネ65は、圧縮コイル部で構成されている。この圧縮コイル部は、上端部65aが筐体30の隅部36に当接し、下端部65bが振動パネル20の隅部26に、圧縮状態で当接する。これにより、振動パネル20と筐体30との間に介在する支持部40及びダンパ50に圧縮力を付与する。
(本発明の第3の実施の形態)
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る振動呈示装置の正面図である。第3の実施の形態は、第1の実施の形態で使用した振動発生部としてのボイスコイルモータ100の代わりに、圧電アクチュエータ150を使用する。その他の構成は、第1の実施の形態と同様であるので、以下において異なる構成の部分について説明する。
圧電アクチュエータ150は、例えば、板と、圧電素子と、を備えたモルフ型の圧電素子であり、振動パネル20の下面20bに貼付け固定されている。このモルフ型圧電素子は、層状又は板状の圧電素子が屈曲する構造の圧電素子である。板は、例えば、導電性を有するアルミニウム、ニッケル、銅、鉄等の金属材料、それらを含有する合金材料、或いはステンレス等の合金材料を用いて形成される。
圧電素子の材料としては、例えば、ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、メタニオブ酸鉛、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリ乳酸等が用いられる。この圧電素子は、例えば、金属板の片面に、上記の材料を用いて形成された膜が形成される単層ユニモルフ型、上記の材料を用いて形成された膜を積層して形成された積層ユニモルフ型の圧電素子である。
圧電アクチュエータ150は、電圧をかけることにより引張又は圧縮による変形を生じるので、図4で示したようなパルス駆動をすることにより、振動させることができ、振動パネル20の振動呈示が可能となる。
(本発明の実施の形態の効果)
上記のような構成により、次のような効果を有する。
(1)第1の実施の形態では、ダンパ50を備えている。このダンパの減衰特性は、ダンパ50の圧縮方向と伸長方向とで減衰作用が異なり、非対称な減衰特性を持つダンパ構成となっている。したがって、図4(b)で示すような大きな振動領域(領域A)では、加振動作において、加振作用が阻害されにくい。一方、図4(b)で示すような小さな振動領域(領域A)では、全領域でダンパによる制動作用が働くので、加振終了後において、残振動が早く減衰する。すなわち、振動呈示後の残振動が速やかに減衰することにより、触覚呈示の感触を向上させることができる。
(2)第2の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加えて、圧縮コイルバネを使用するので、組み付け工程において、フック部の引っ掛け工程が発生せず、組み付け効率が向上する効果がある。
(3)第3の実施の形態では、第1の実施の形態の効果に加えて、圧電アクチュエータ150を振動パネル20の下面20bに貼付け固定することにより振動発生源とすることができる。これにより、構成の簡素化ができ、また、装置の薄型化が可能となる効果を有する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…振動呈示装置
20…振動パネル
20a…上面
20b…下面
20c…係止穴
21…隅部
22…取付部
26…隅部
30…筐体
30a…上部
30b…係止穴
31…隅部
36…隅部
40…支持部
40a…上端部
40b…下端部
50…ダンパ
50a…上端部
50b…下端部
60…バネ
60a…フック部
65…バネ
65a…上端部
65b…下端部
100…ボイスコイルモータ
110…コイル
120…磁気回路
122…センターヨーク
124…中継ヨーク
126…サイドヨーク
130…磁石
150…圧電アクチュエータ
200…制御部
210…ドライブ回路

Claims (4)

  1. 振動を呈示する振動部と、
    前記振動部に振動を付与する振動発生部と、
    前記振動部を支持する筐体と、
    前記振動部と前記筐体の間に介在し、所定の力で圧縮される支持部と、
    前記振動部と前記筐体の間に前記支持部と並行して介在し、前記振動部の振動に制動作用を付与するダンパと、
    前記支持部と前記ダンパに所定の力を付与して、前記振動部と前記筐体の間に前記支持部及び前記ダンパに圧縮力を付与する加圧部と、を有し、
    前記支持部の自然長は、前記ダンパの自然長よりも大きな値に設定されていることを特徴とする振動呈示装置。
  2. 前記振動発生部は、前記ダンパの自然長を超える振動を前記振動部に付与することを特徴とする請求項1に記載の振動呈示装置。
  3. 前記ダンパは、前記振動部又は前記筐体の少なくともいずれか一方に固定されていないことを特徴とする請求項1又は2に記載の振動呈示装置。
  4. 前記振動部にコイルが搭載され前記筐体に磁気回路が載置され、前記コイルに通電することにより前記振動部を加振することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の振動呈示装置。
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