JP2016162797A - 多層回路基板、実装体、多層回路基板の製造方法、半田付け方法及び実装体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の多層回路基板は、配線パターンを有する少なくとも2つ以上の回路基板と、前記回路基板の層間に設けられた形状記憶合金層とを備える。
【選択図】図1
Description
なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る多層回路基板の断面を模式的に示した図である。本発明の一実施形態に係る多層回路基板10は、配線パターン2を有する少なくとも2つ以上の回路基板1と、回路基板1の層間に設けられた形状記憶合金層3とを備える。図1では、コア材4の両面に形状記憶合金層3が形成されている場合を図示した。回路基板1と形状記憶合金層3の間には、絶縁性を有する接着層5が形成されている。さらに、多層回路基板10の電子部品が接続される面(図視上側の面)には、電子部品を接続するための電極及び配線からなる外層配線パターン6が形成されている。この外層配線パターンは、電子部品と接続する部分を除いて、レジスト7等で被覆されていてもよい。
本発明の一態様に係る実装体は、多層回路基板に電子部品が実装されている。具体的には、多層回路基板10の外層配線パターン6の電極等にICやキャパシタなどの電子部品が実装される。また多層回路基板10を貫通するスルーホールを有していてもよい。スルーホールを設けることで、積層された配線層同士が電気的に接続され、高密度な集積性を有する実装体を実現することができる。
本発明の多層回路基板の製造方法は、配線パターンを有する少なくとも2つの回路基板を準備する工程と、前記回路基板の大きさに基づき、多重回路基板のたわみ量を算出する工程と、前記多重回路基板のたわみ量に基づき、形状記憶合金層の総厚を決定する工程と、決定した形状記憶合金層の総厚に従い、形状記憶合金層を準備する工程と、回路基板及び形状記憶合金層の間を接着する工程とを備える。
図2に本発明の一態様に係る実装体の製造方法の工程の一例を示す。また図3に多重回路基板が実装される工程の一部の模式図を示す。
多重回路基板に電子部品を実装する工程は、通常複数の工程を有する。この複数の工程は、図3に示すようにベルトコンベア20等に多重回路基板10を流していくことで、生産性を高めることができる。また多重回路基板10は、通常その両面に電子部品40を実装する。そのため、まず、多層回路基板10の外周端の一部又は全部を支持部材30で支持する。ここで「外周端」とは、多重回路基板10の外周から数mmの領域を意味する。
多重回路基板10の外周端の一部又は全部を支持することで、半田付け作業時の作業性を高めることができる。また実装後の電子部品40とベルトコンベア20との干渉を避けることができる。一方で、多重回路基板10の外周端の一部又は全部を支持部材30で支持すると、多重回路基板10は、図3(a)に図示するように自重でたわむ。
このリフロー時の加熱温度は一般に200℃以上である。そのため、常温と200℃の間に変態温度を有する形状記憶合金を用いた形状記憶合金層を設けることで、多重回路基板10のたわみを抑制することができる。
まず、多重回路基板10のスルーホールに挿入実装型の電子部品42を挿入する。そして、そのスルーホール内に、半田の濡れ性を高めるためにフラックスを塗布する。フラックスが塗布された段階では、リフロー工程時と同様に、多重回路基板10及び電子部品40の自重により、多重回路基板10はたわんでいる。
Claims (10)
- 配線パターンを有する少なくとも2つ以上の回路基板と、前記回路基板の層間に設けられた形状記憶合金層とを備える多層回路基板。
- 前記形状記憶合金層が、2つの回路基板の間に設けられたコア材の両面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多層回路基板。
- 前記形状記憶合金層が配線パターンを形成していることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の多層回路基板。
- 前記回路基板の少なくとも一つが、その両面に配線パターンを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の多層回路基板。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の多層回路基板に電子部品が実装された実装体。
- 前記多層回路基板の両面に電子部品が実装された請求項5に記載の実装体。
- 配線パターンを有する少なくとも2つ以上の回路基板を準備する工程と、
前記回路基板の大きさに基づき、作製後の多重回路基板のたわみ量を算出する工程と、
前記多重回路基板のたわみ量に基づき、形状記憶合金層の総厚を決定する工程と、
決定した形状記憶合金層の総厚に従い、形状記憶合金層を準備する工程と、
前記回路基板及び形状記憶合金層の間を接着する工程とを備える多層回路基板の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の多層回路基板を用いた半田付け方法。
- 前記多層回路基板の外周端の一部又は全部を支持する工程と、
前記多層回路基板の被実装部に電子部品を設置する工程と、
前記被実装部と前記電子部品を加熱しながら半田付けする請求項8に記載の半田付け方法。 - 請求項8または9のいずれかに記載の半田付け方法を用いた実装体の製造方法。
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