JP2012195619A - フレックスリジッドプリント配線板 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁障害の発生を防止することができるフレックスリジッドプリント配線板を提供する。
【解決手段】複数のリジッド部1がフレックス部2を介して一体化されて形成されたフレックスリジッドプリント配線板Aに関する。銅箔10と樹脂層5を積層して形成された銅箔付き樹脂シート11の前記樹脂層5をフレキシブル基板7に重ねて前記銅箔付き樹脂シート11を前記フレキシブル基板7に接着する。所定領域の銅箔10を所定パターン形状となるように除去して導体回路8を形成する。この領域にリジッド基板9を積層して前記リジッド部1が形成されている。前記領域以外の領域に前記フレックス部2が形成されている。前記フレックス部2の銅箔10を除去し、これにより露出した前記樹脂層5に銀を蒸着又は銀ペーストを塗布・焼成することによって、前記フレックス部2に銀系の電磁波シールド層12が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型電子機器などにおいて折り曲げて使用されるフレックスリジッドプリント配線板に関するものである。
フレックスリジッドプリント配線板は、複数のリジッド部がフレックス部を介して一体化されて形成されたものである(例えば、特許文献1参照。)。ここで、リジッド部は、搭載される部品の重さに耐え、筐体に固定できる硬さと強度を持ったリジッドなプリント配線板部分であり、またフレックス部は、折り曲げができる可撓性を持つフレキシブルなプリント配線板部分である。そして、フレックスリジッドプリント配線板は、フレックス部で折り曲げて筐体などに収容することによって、携帯用電子機器など小型・軽量の機器に使用されている。
しかし、従来のフレックスリジッドプリント配線板にあっては、フレックス部に形成されている導体回路は、絶縁性のカバーレイで被覆されているだけであるので、他の電子機器から放射される不要な電磁波による影響を受け、誤動作を生じやすいものであった。
特公昭61−48279号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、電磁障害の発生を防止することができるフレックスリジッドプリント配線板を提供することを目的とするものである。
本発明に係るフレックスリジッドプリント配線板は、複数のリジッド部1がフレックス部2を介して一体化されて形成されたフレックスリジッドプリント配線板Aにおいて、銅箔10と樹脂層5を積層して形成された銅箔付き樹脂シート11の前記樹脂層5をフレキシブル基板7に重ねて前記銅箔付き樹脂シート11を前記フレキシブル基板7に接着し、所定領域の銅箔10を所定パターン形状となるように除去して導体回路8を形成し、この領域にリジッド基板9を積層して前記リジッド部1が形成されていると共に、前記領域以外の領域に前記フレックス部2が形成され、前記フレックス部2の銅箔10を除去し、これにより露出した前記樹脂層5に銀を蒸着又は銀ペーストを塗布・焼成することによって、前記フレックス部2に銀系の電磁波シールド層12が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、電磁波シールド層によって、フレックス部に形成されている導体回路が他の電子機器から放射される不要な電磁波による影響を受けなくなり、電磁障害の発生を防止することができるものである。
また広く用いられている銅箔付き樹脂シートによって、安価に電磁波シールド層を形成することができるものである。
また銀系の電磁波シールド層によって、銅系の電磁波シールド層に比べて、電磁遮蔽の効果をさらに高く得ることができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示すものであり、(a)〜(c)は断面図である。 参考例を示すものであり、(a)〜(c)は断面図である。
以下、参考例を説明した後に、本発明の実施の形態を説明する。
図2は参考例を示すものである。この参考例においてフレックスリジッドプリント配線板Aは、複数のリジッド部1がフレックス部2を介して一体化されて形成されたものであり、次のようにして製造することができる。
まず、コア材となるフレキシブル基板7を作製する。フレキシブル基板7は、図2(a)に示すように、ポリイミド樹脂等で形成された厚さ10〜100μm程度の基材13の表面に銅等で形成された厚さ6〜18μm程度の導体回路8を設けることによって作製することができる。
他方、金属箔付き樹脂シート6を作製する。金属箔付き樹脂シート6は、図2(a)に示すように、金属箔4と樹脂層5を積層して形成されたものであり、銅箔10等の金属箔4のマット面にエポキシ樹脂組成物等の樹脂組成物を塗布すると共に、これを半硬化状態(Bステージ状態)となるまで加熱乾燥して樹脂層5を形成することによって作製することができる。なお、金属箔4の厚さは6〜18μm程度であり、樹脂層5の厚さは10〜100μm程度である。
ここで、金属箔付き樹脂シート6の作製に用いられる樹脂組成物は、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂やクレゾールノボラック型エポキシ樹脂等のエポキシ樹脂、ジシアンジアミド等の硬化剤、2−エチル−4−メチルイミダゾール等の硬化触媒等を配合することによって調製することができる。各成分の配合量は特に限定されるものではないが、エポキシ樹脂は90〜98質量部、硬化剤は0.5〜10質量部、硬化触媒は0.01〜1質量部であることが好ましい。
特に、金属箔付き樹脂シート6としては、銅箔10と樹脂層5を積層して形成された銅箔付き樹脂シート11を用いるのが好ましい。銅箔付き樹脂シート11は、他の金属箔付き樹脂シート6に比べて広く用いられているので、他の金属箔付き樹脂シート6を用いるよりも、安価に電磁波シールド層3(後述)を形成することができるものである。
次に、図2(a)(b)に示すように、金属箔付き樹脂シート6の樹脂層5をフレキシブル基板7に重ねて加熱加圧成形することによって、金属箔付き樹脂シート6をフレキシブル基板7に接着する。このときの成形圧力は1〜3MPa、成形温度は160〜200℃に設定することができる。
次に、エッチングを行うことによって、図2(b)に示すように、所定領域の金属箔4を所定パターン形状となるように除去して導体回路8を形成する。このとき、前記領域以外の金属箔4は除去しない。その後、導体回路8が形成された領域にリジッド基板9を積層することによってリジッド部1を形成する。フレックス部2は、前記領域以外の領域に形成され、この領域の金属箔4で電磁波シールド層3が形成される。ここで、リジッド部1の形成に用いられるリジッド基板9としては、銅箔10等の金属箔4とプリプレグ14を積層して形成されたもの、すなわち銅張積層板等の金属張積層板を用いることができる。なお、図2(b)に示すように、樹脂層5の表面の所定領域にはあらかじめ導体回路8が形成されているので、リジッド基板9としては、片面金属張積層板を用いればよい。
そして、異なる層に形成された導体回路8間の導通を行うため、スルーホール15やバイアホール16をリジッド部1に形成すると共に、リジッド部1の最外層に導体回路8を形成することによって、図2(c)に示すようなフレックスリジッドプリント配線板Aを製造することができる。このようにして得られたフレックスリジッドプリント配線板Aにあっては、フレックス部2に電磁波シールド層3が形成されているので、この電磁波シールド層3によって、フレックス部2に形成されている導体回路8が他の電子機器から放射される不要な電磁波による影響を受けなくなり、電磁障害の発生を防止することができるものである。しかもこのような電磁波シールド層3は、金属箔付き樹脂シート6を用いることによって、容易に形成することができるものである。なお、リジッド部1は、必要に応じてビルドアップ法によりさらに多層化することができる。
図1は本発明の実施の形態の一例を示すものである。このフレックスリジッドプリント配線板Aも、複数のリジッド部1がフレックス部2を介して一体化されて形成されたものであり、次のようにして製造することができる。
まず、図2に示すものと同様に、フレキシブル基板7を作製すると共に、金属箔付き樹脂シート6として銅箔付き樹脂シート11を作製する。
次に、図1(a)(b)に示すように、銅箔付き樹脂シート11の樹脂層5をフレキシブル基板7に重ねて加熱加圧成形することによって、銅箔付き樹脂シート11をフレキシブル基板7に接着する。このときの成形圧力は1〜3MPa、成形温度は160〜200℃に設定することができる。
次に、エッチングを行うことによって、図1(b)に示すように、所定領域の銅箔10を所定パターン形状となるように除去して導体回路8を形成する。この場合、前記領域以外の領域にフレックス部2が形成されるが、このフレックス部2の銅箔10も除去して樹脂層5を露出させる。このとき、露出した樹脂層5の表面はマット面となっている。これは、もともと銅箔10のマット面に樹脂層5が形成されていたからである。その後、導体回路8が形成された領域に図2に示すものと同様のリジッド基板9を積層することによってリジッド部1を形成する。
そして、上記のようにフレックス部2の銅箔10を除去することにより露出した樹脂層5のマット面に銀を蒸着又は銀ペーストを塗布・焼成することによって、フレックス部2に銀系の電磁波シールド層12を形成する。このように、銀系の電磁波シールド層12は、樹脂層5のマット面に形成されているので、アンカー効果により密着性を高く得ることができるものである。しかもこの銀系の電磁波シールド層12によって、銅系の電磁波シールド層3に比べて、電磁遮蔽の効果をさらに高く得ることができるものである。ここで、銀ペーストとしては、例えば、東洋インキ製造(株)製「REXALPHA」等を用いることができる。また銀ペーストの塗布・焼成は、スクリーン印刷を行った後、100〜120℃で10分間乾燥させることによって行うことができる。また、銀系の電磁波シールド層12の厚さは1〜20μm程度である。
さらに、異なる層に形成された導体回路8間の導通を行うため、スルーホール15やバイアホール16をリジッド部1に形成すると共に、リジッド部1の最外層に導体回路8を形成することによって、図1(c)に示すようなフレックスリジッドプリント配線板Aを製造することができる。このようにして得られたフレックスリジッドプリント配線板Aにあっては、フレックス部2に銀系の電磁波シールド層12が形成されているので、この銀系の電磁波シールド層12によって、フレックス部2に形成されている導体回路8が他の電子機器から放射される不要な電磁波による影響を受けなくなり、電磁障害の発生を防止することができるものである。なお、リジッド部1は、必要に応じてビルドアップ法によりさらに多層化することができる。
A フレックスリジッドプリント配線板
1 リジッド部
2 フレックス部
5 樹脂層
7 フレキシブル基板
8 導体回路
9 リジッド基板
10 銅箔
11 銅箔付き樹脂シート
12 銀系の電磁波シールド層

Claims (1)

  1. 複数のリジッド部がフレックス部を介して一体化されて形成されたフレックスリジッドプリント配線板において、銅箔と樹脂層を積層して形成された銅箔付き樹脂シートの前記樹脂層をフレキシブル基板に重ねて前記銅箔付き樹脂シートを前記フレキシブル基板に接着し、所定領域の銅箔を所定パターン形状となるように除去して導体回路を形成し、この領域にリジッド基板を積層して前記リジッド部が形成されていると共に、前記領域以外の領域に前記フレックス部が形成され、前記フレックス部の銅箔を除去し、これにより露出した前記樹脂層に銀を蒸着又は銀ペーストを塗布・焼成することによって、前記フレックス部に銀系の電磁波シールド層が形成されていることを特徴とするフレックスリジッドプリント配線板。
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