JP2016162692A - レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置 - Google Patents

レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016162692A
JP2016162692A JP2015042916A JP2015042916A JP2016162692A JP 2016162692 A JP2016162692 A JP 2016162692A JP 2015042916 A JP2015042916 A JP 2015042916A JP 2015042916 A JP2015042916 A JP 2015042916A JP 2016162692 A JP2016162692 A JP 2016162692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser
target
laser irradiation
ion source
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015042916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016162692A5 (ja
Inventor
貴行 佐古
Takayuki Sako
貴行 佐古
晶子 角谷
Akiko Sumiya
晶子 角谷
潔和 佐藤
Kiyokazu Sato
潔和 佐藤
芳治 金井
Yoshiharu Kanai
芳治 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2015042916A priority Critical patent/JP2016162692A/ja
Publication of JP2016162692A publication Critical patent/JP2016162692A/ja
Publication of JP2016162692A5 publication Critical patent/JP2016162692A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

【課題】真空状態を維持したまま、レーザ照射位置の軸合せを正確に行うことができるレーザイオン源を提供する。【解決手段】実施形態によれば、レーザイオン源1は、真空排気された真空容器1aと、真空容器1aの中に設置されたターゲット2と、ターゲット2のレーザ照射面にプラズマ生成用レーザ光5aを照射してプラズマを生成するプラズマ生成用レーザ照射装置5と、生成したプラズマを輸送するノズル4と、ターゲット2のレーザ照射面におけるプラズマ生成用レーザ照射装置5のプラズマ生成用レーザ光5aの目標照射点をノズル4の中心軸上とし、この目標照射点に可視光のガイドレーザ光を照射するガイドレーザ照射装置8と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、レーザ光を照射することによりイオンを発生させるレーザイオン源、このレーザイオン源から引き出されたイオンビームを加速器に入射させる入射器、及びこれを用いた粒子線治療装置に関する。
一般に、イオン源では、イオンを発生させる方法として、ガス中に放電を発生させてイオンを得る方法が知られている。放電を発生させる方法としては、マイクロ波や電子ビームを用いている。
一方、レーザ光を用いたレーザイオン源は、レーザ光を集光してターゲットに照射し、このターゲット元素を蒸発させ、イオン化してプラズマを生成させる。また、レーザイオン源は、そのプラズマ中に含まれるイオンをプラズマのまま輸送し、そのイオンを引き出す際に加速することで、イオンビームを作り出す装置である(例えば、特許文献1、2参照)。したがって、レーザイオン源は、ターゲットにレーザ光を照射することにより、イオンを発生させることが可能であり、パルス大電流、多価イオンを発生させるのに有利である。
特開2009−37764号公報 特許第3713524号公報
ところで、上述したレーザイオン源においては、ターゲット上のプラズマ生成用レーザ光の照射点を後段のプラズマ引き出しダクト及びノズルに対して位置調整してビーム軸合せ(アライメント)を行う必要がある。
上記プラズマは、プラズマ生成用レーザ光を照射したターゲットに対して引き出されるプラズマが前方集中性を有するため、効率よく引き出すためにはプラズマの集中度の高い部分を引き出す必要がある。
また、レーザイオン源の後段に線形加速器、例えば高周波四重極型線形加速器(Radio Frequency Quadrupole、以下、RFQと称す)を接続する場合には、レーザイオン源単体のみならず、後段の線形加速器とのビーム軸合せが不可欠となる。
ビームを効率よく引き出すためには、レーザ照射点と高精度のビーム軸合せが必要である。それにも関わらず、従来はレーザイオン源及び線形加速器を組み付けた後、特に真空状態を解除しないオンライン状態での軸合せ技術及び軸合せ確認技術が確立されていないという課題があった。
また、非真空状態で軸合せを行っても、真空状態とした後にOリングやガスケット等が潰れて位置が変化すること、真空状態を解除後に再度ビームを輸送可能な状態の真空度に復帰させるのに時間がかかるため、真空状態を維持したまま、軸合せを行うことがビームを効率的に供給するために必要である。
さらに、ターゲット側に軸合せの基準点を設けたとしても、後段のプラズマ引き出しダクトとの軸出し精度の影響を受ける。そのため、ターゲットを交換する際には、上記軸合せの基準点を設けること自体が困難で、その基準点がターゲット又はターゲット周辺の構造物の設置精度の影響を受けるという課題がある。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、真空状態を維持したまま、レーザ照射位置の軸合せを正確に行うことができるレーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本実施形態に係るイオン源は、真空排気された真空容器と、前記真空容器の中に設置されたターゲットと、前記ターゲットのレーザ照射面にレーザ光を照射してプラズマを生成するプラズマ生成用レーザ照射装置と、前記生成したプラズマを輸送するノズルと、前記ターゲットのレーザ照射面における前記プラズマ生成用レーザ照射装置のレーザ光の目標照射点を前記ノズルの中心軸上とし、この目標照射点に可視光のガイドレーザ光を照射するガイドレーザ照射装置と、を備えることを特徴とする。
本実施形態に係る入射器は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレーザイオン源と、前記レーザイオン源から引き出されたイオンを加速する線形加速器と、を備えることを特徴とする。
本実施形態に係る粒子線治療装置は、請求項5又は6に記載の入射器と、前記線形加速器のイオンビームが輸送され、このイオンビームを周回させて所定のエネルギーまで加速するシンクロトロンと、前記シンクロトロンにより加速されたイオンビームを取り出す取出し機器と、前記取出し機器により取り出されたイオンビームを照射対象に照射する照射装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、真空状態を維持したまま、レーザ照射位置の軸合せを正確に行うことが可能になる。
本発明の実施形態に係るレーザイオン源及び線形加速器を具備する重粒子線治療装置の一例を示す構成図である。 本発明に係るレーザイオン源の第1実施形態を示す概略平断面図である。 図2のIII−III線による概略断面図である。 図2の概略縦断面図である。 本発明に係るレーザイオン源の第2実施形態を示す概略平断面図である。 図5のVI−VI線による概略断面図である。 図5の概略縦断面図である。 本発明に係るレーザイオン源の第3実施形態を示す概略平断面図である。 図8のIX−IX線による概略断面図である。 図8の概略縦断面図である。 図10の前段窓の取付状態を示す拡大断面図である。 本発明に係るレーザイオン源の第4実施形態を示す概略平断面図である。 図12のXIII−XIII線による概略断面図である。 図12の概略縦断面図である。 本発明に係る入射器の一実施形態を示す概略平断面図である。
以下に、本発明に係るレーザイオン源及び入射器の実施形態と、これらを具備する重粒子線治療装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
なお、以下の実施形態では、レーザイオン源及び入射器の実施形態を重粒子線治療装置に適用した例について説明する。
(重粒子線治療装置)
図1は本発明の実施形態に係るレーザイオン源及び線形加速器を具備する重粒子線治療装置の一例を示す構成図である。なお、図1では、ビーム輸送系を省略している。
図1に示すように、重粒子線治療装置300は、レーザイオン源1、線形加速器13、シンクロトロン40、取出し機器35、X軸用電磁石30a、Y軸用電磁石30b、真空ダクト31、線量モニタ部50、リッジフィルタ60、レンジシフタ70、コントローラ80等を備えて構成されている。
レーザイオン源1及び線形加速器13は、本実施形態の入射器を構成する。また、X軸用電磁石30a、Y軸用電磁石30b、真空ダクト31、線量モニタ部50、リッジフィルタ60、レンジシフタ70、及びコントローラ80は、本実施形態の照射装置を構成する。
重粒子線治療装置300は、レーザイオン源1で発生させるイオンを線形加速器13、シンクロトロン40で高速に加速してイオンビームを生成し、このイオンビームを患者200の患部(腫瘍細胞)201に向けて照射してイオンを作用させて治療を行う装置である。重粒子線治療装置300では、患部201を3次元の格子点に離散化し、各格子点に対して細い径のイオンビームを順次走査する3次元スキャニング照射法を実施することが可能である。
具体的には、患部201をイオンビームの軸方向(図1右上に示す座標系におけるZ軸方向)にスライスと呼ばれる平板状の単位で分割し、分割したスライスZi、スライスZi+1、スライスZi+2等の各スライスの2次元格子点(図1右上に示す座標系におけるX軸及びY軸方向の格子点)を順次走査することによって3次元スキャニングを行っている。
レーザイオン源1で発生させたイオンを、線形加速器13、シンクロトロン40によって患部201の奥深くまで到達できるエネルギーまで加速してイオンビームを生成している。すなわち、線形加速器13は、レーザイオン源1で発生させたイオンを加速する。シンクロトロン40は、線形加速器13のイオンビームが輸送され、このイオンビームを周回させて所定のエネルギーまで加速する。
イオンビームの加速終了後は、取出し機器35によりイオンビームを取り出し、図示しない出射軌道から治療室に輸送される。取出し機器35により取り出されたイオンビームは、上記照射装置で照射対象である患部201に照射される。
具体的には、上記照射装置において、X方向に走査するX軸用電磁石30aとY方向に走査するY軸用電磁石30bは、イオンビームをX軸方向及びY軸方向に偏向させ、スライス面上を2次元で走査する。レンジシフタ70は、患部201のZ軸方向の位置を制御する。
レンジシフタ70は、例えば複数の厚さのアクリル板から構成されており、これらのアクリル板を組み合わせることによってレンジシフタ70を通過するイオンビームのエネルギー、すなわち体内飛程を患部201スライスのZ軸方向の位置に応じて段階的に変化させることができる。レンジシフタ70による体内飛程の大きさは通常等間隔で変化するように制御され、この間隔がZ軸方向の格子点の間隔に相当する。
なお、体内飛程の切り替え方法としては、レンジシフタ70のようにイオンビームの径路上に減衰用の物体を挿入する方法のほか、上流機器の制御によってイオンビームのエネルギー自体を変更する方法でもよい。
リッジフィルタ60は、ブラッグピークと呼ばれる体内深さ方向における線量のシャープなピークを拡散させるために設けられている。ここで、リッジフィルタ60によるブラッグピークの拡散幅は、スライスの厚み、すなわちZ軸方向の格子点の間隔と等しくなるように設定される。3次元スキャニング照射用のリッジフィルタ60は、断面が略二等辺三角形のアルミニウム棒状部材を複数並べて構成している。イオンビームが二等辺三角形を通過する際に生じる径路長の差異によってブラッグピークのピークを拡散させることが可能であり、二等辺三角形の形状によって拡散幅を所望の値に設定することができる。
線量モニタ部50は、照射する線量をモニタするためのものであり、その筐体内に、重粒子線の電離作用によって生じた電荷を平行電極で収集する電離箱や、筐体内に配置された二次電子放出膜から放出される二次電子を計測するSEM(Secondary Electron Monitor)装置等によって構成されている。
(レーザイオン源の第1実施形態)
図2は本発明に係るレーザイオン源の第1実施形態を示す概略平断面図である。図3は図2のIII−III線による概略断面図である。図4は図2の概略縦断面図である。
なお、図2では、プラズマ生成用レーザ照射装置5及びアライメントレーザ照射装置9を図示しているが、その他の図面では図示を省略している。また、以下の各実施形態では、真空容器1aにおいてプラズマ引き出しダクト3が接続される面を真空容器1aの前面とし、その対向する面を後面とし、その両側の面を側面として説明する。
図2及び図3に示すように、レーザイオン源1は、第1真空容器としての真空容器1aを有している。この真空容器1aは、耐食性や耐薬品性に優れ、放出ガスが少ない材料、例えばステンレス鋼製である。真空容器1aの内部には、イオンとなる元素又はそれを含有するターゲット2が設置されている。
このターゲット2は、例えばカーボン系の板状部材か、あるいは円柱部材により形成されている。ターゲット2が板状部材の場合は、2軸駆動により平面移動するように構成されている。また、円柱部材の場合は、レーザ光を照射するごとに新しい面となるように回転可能に構成されている。なお、本実施形態では、ターゲット2に板状部材が用いられている。
真空容器1aは、その前面中央にプラズマ引き出しダクト3が接続される。真空容器1aは、前面の外側部近傍にプラズマ生成用レーザ光5a及びアライメントレーザ光9aを入射するために円形の入射窓1bが設置されている。真空容器1aの前面は、上記ステンレス鋼の他、アルミニウム等の金属でもよく、またアクリル等の透明な樹脂素材を用いる場合もある。
プラズマ生成用レーザ光5aは、プラズマ生成用レーザ照射装置5から出射され、例えばCOレーザやNd−YAGレーザを用いることができる。プラズマ生成用レーザ光5aは、ターゲット2に照射されてレーザアブレーションプラズマ6を生成する。アライメントレーザ光9aは、アライメントレーザ照射装置9から出射され、例えば可視光である赤色のHe−Neレーザ光を用いることができる。アライメントレーザ光9aは、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置を示すためのものである。プラズマ生成用レーザ照射装置5及びアライメントレーザ照射装置9は、本実施形態では真空容器1aの外部に設置されている。
真空容器1aの前面には、プラズマ引き出しダクト3を介して真空状態を維持する第2真空容器としての線形加速器20が接続されている。
また、真空容器1aの前面には、真空容器1a、ターゲット2と同電位である加速電極を兼ねたノズル4が設けられている。真空容器1a、ターゲット2及びノズル4には、イオン7を加速するために必要な電位が付与され、線形加速器20との電位差によりイオン7を加速する。
真空容器1aの前面外部には、ガイドレーザ照射装置8が設置されている。このガイドレーザ照射装置8は、例えば出力10mW以下の半導体レーザから可視光である緑色のガイドレーザ光10を出射する。本実施形態では、ガイドレーザ照射装置8のガイドレーザ光10の色を緑色とすることで、アライメントレーザ光9aの赤色と識別可能としている。
ガイドレーザ光10の照射形状には、レーザポインタに代表される点、円、楕円、矩形の他、レーザ墨出し器による線状等がある。本実施形態のガイドレーザ光10は、図3及び図4に示すようにターゲット2の幅方向中央に長手方向に沿って線状に照射する形状である。
ガイドレーザ照射装置8は、図4に示すように固定部材としてのホルダ17により真空容器1aの前面上部に位置決め固定されている。ガイドレーザ照射装置8の真空容器1aの取付部には、例えば硼珪酸ガラス(BK7)、石英等の光学ガラス材料からなる窓部18が設けられている。この窓部18は、ガイドレーザ光10の照射方向に対して垂直に設置されている。すなわち、窓部18は、ガイドレーザ光10によって形成されるレーザ墨出し器の面に対して垂直に設置されている。ここで、窓部18をガイドレーザ光10の照射方向に対して垂直に設置していないと、ガイドレーザ光10が窓部18によって反射してしまう不具合があるからである。
ガイドレーザ照射装置8は、真空容器1aの前面への取付時にノズル4の中心軸に対して鉛直上方に設置されている。また、プラズマ引き出しダクト3は、ノズル4と同心状に設置されている。ターゲット2のレーザ照射面の目標照射点は、プラズマ引き出しダクト3、ノズル4の中心軸上である。これにより、ガイドレーザ光10は、ターゲット2のレーザ照射面の目標照射点に照射される。
なお、本実施形態では、ガイドレーザ照射装置8を真空容器1aの外面に設置したが、これに限らず真空容器1aの内部に設置するようにしてもよい。このようにガイドレーザ照射装置8を真空容器1a内部に設置する場合は、真空容器1aの前面又は側面の内部にガイドレーザ照射装置8を固定し、例えば真空容器1aに設置した図示しない電流導入端子を介してレーザ出力の有無の切り替えや、レーザ出力信号の強弱を調整する。
また、本実施形態では、ガイドレーザ照射装置8を真空容器1aの前面側に設置した例について説明したが、これに限らず側面又は後面に配置するようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、ガイドレーザ照射装置8がプラズマ引き出しダクト3、ノズル4の中心軸上のターゲット2の目標照射点にガイドレーザ光10を照射する。すると、ターゲット2のレーザ照射面にプラズマ引き出しダクト3、ノズル4の中心軸と一致するビーム軸中心がターゲット2周辺の設置精度の影響を受けずにターゲット2に正確に示される。
レーザイオン源1は、上記ビーム軸中心が示されたターゲット2に、アライメントレーザ照射装置9から出射されたアライメントレーザ光9aを、入射窓1bを通して照射する。
同時に、プラズマ生成用レーザ照射装置5から入射窓1bを通して上記ビーム軸中心が目標照射点として示されたターゲット2のレーザ照射面に、プラズマ生成用レーザ光5aを照射することで、レーザアブレーションプラズマ6を生成させ、このレーザアブレーションプラズマ6からイオン7が引き出される。
このように本実施形態によれば、ターゲット2のレーザ照射面におけるプラズマ生成用レーザ照射装置5のプラズマ生成用レーザ光5aの目標照射点がノズル4の中心軸上とし、この目標照射点にガイドレーザ光10を照射することにより、真空状態を維持したまま、レーザ照射位置の軸合せを正確に行うことが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、ターゲット2のレーザ照射面にビーム軸中心である目標照射点が真空状態を維持したまま示され、運転中にプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置のビーム軸からのずれを線形加速器20側から確認することができるとともに、必要に応じてビーム軸のずれを調整することができる。その結果、ターゲット2にビーム軸中心が正確に示されることにより、軸出し誤差によるイオン7の損失を最小限に抑えることが可能になる。
(レーザイオン源の第2実施形態)
図5は本発明に係るレーザイオン源の第2実施形態を示す概略平断面図である。図6は図5のVI−VI線による概略断面図である。図7は図5の概略縦断面図である。なお、本実施形態は、前記第1実施形態の変形例であって、前記第1実施形態と同一部分又は対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
図5〜図7に示すように、本実施形態は、ガイドレーザ照射装置が2つ設置されている。すなわち、本実施形態は、ガイドレーザ照射装置8a,8bがプラズマ引き出しダクト3からオフセットした真空容器1aの互いに異なる位置の前面の上部及び側部にそれぞれ設置されている。
具体的には、ガイドレーザ照射装置8aは、前記第1実施形態と同様にホルダ17aにより真空容器1aの前面上部に位置決め固定されている。ガイドレーザ照射装置8aは、真空容器1aの前面への取付時にノズル4の中心軸に対して鉛直上方に設置されている。ガイドレーザ照射装置8aの真空容器1aの取付部には、光学ガラス材料からなる窓部18aが設けられている。ガイドレーザ照射装置8aからターゲット2に照射されるガイドレーザ光10aは、図6に示すようにターゲット2の幅方向中央に長手方向に沿って線状に照射されている。
また、ガイドレーザ照射装置8bは、ホルダ17bにより真空容器1aの前面側部に位置決め固定されている。ガイドレーザ照射装置8bは、真空容器1aの前面への取付時にノズル4の中心軸に対して水平方向に設置されている。ガイドレーザ照射装置8bの真空容器1aの取付部には、光学ガラス材料からなる窓部18bが設けられている。ガイドレーザ照射装置8bからターゲット2に照射されるガイドレーザ光10bは、ターゲット2の長手方向中央に幅方向に沿って線状に照射されている。
したがって、本実施形態では、ガイドレーザ照射装置8a,8bから照射されたガイドレーザ光10a,10bがノズル4の中心軸の目標照射点で交差することで、ターゲット2のレーザ照射面上の目標照射点が常にビーム軸中心位置を示すことになる。そのため、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置、アライメントレーザ光9aの位置を同時に例えば線形加速器20側から視認することができる状態になる。
このように本実施形態によれば、ターゲット2の形状、ターゲット2の傾き、ターゲット2のビーム軸方向の距離、ターゲット2の移動又は静止等の状態に依存せず、ビーム軸中心からプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置のずれを確認することができ、必要に応じて調整可能である。また、ガイドレーザ照射装置8a,8bは、ノズル4からオフセットした位置に設置されているため、引き出されるイオン7の軌道を阻害することがない。
ここで、単一のレーザ光をイオン7の軌道を阻害しないようノズル4からオフセットした位置から照射した場合は、ターゲット2の形状や傾きに依存してビーム軸中心位置からのずれが生ずる。しかし、本実施形態では、互いに異なる位置からガイドレーザ光10a,10bを照射するので、上記ビーム軸中心位置からのずれが発生せず、複数のガイドレーザ光10a,10bの交点がターゲット2のレーザ照射面上のプラズマ引き出しダクト3、ノズル4に対応したビーム軸中心位置を常に示し続けることになる。
また、本実施形態によれば、複数のガイドレーザ光10a,10bの交点がターゲット2のレーザ照射面において常に目標照射点であるプラズマ引き出しダクト3、ノズル4のビーム軸中心軸上を示し続けるため、運転中にターゲット2の位置が大きく変動する場合、例えば運転中にターゲット2を交換するとき等でも、常に正確にビーム軸中心位置を視認及び調整することができる。
なお、本実施形態では、2つガイドレーザ照射装置8a,8bを設置した例について説明したが、それ以上の数のガイドレーザ照射装置を設置するようにしてもよい。
(レーザイオン源の第3実施形態)
図8は本発明に係るレーザイオン源の第3実施形態を示す概略平断面図である。図9は図8のIX−IX線による概略断面図である。図10は図8の概略縦断面図である。図11は図10の前段窓の取付状態を示す拡大断面図である。なお、本実施形態は、前記第1実施形態の変形例であって、前記第1実施形態と同一部分又は対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
図8〜図11に示すように、本実施形態は、前記第1実施形態の構成に加え、真空容器1aの前面の側部中央に前段窓11が設置されている。この前段窓11は、例えば硼珪酸ガラス(BK7)、石英等の光が透過可能な素材で構成される。
図11に示すように、金属製の真空容器1aの前面の側部中央には、円孔1cが形成されている。この円孔1cは、Oリング23を介して前段窓11により閉止される。この前段窓11は、真空容器1aの前面に市販のビューイングポート用フランジ21をボルト等の締付部材22により締め付けることで強固に固定される。
したがって、本実施形態では、前段窓11を通してガイドレーザ照射装置8によって示されるビーム軸位置、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置、アライメントレーザ光9aの位置を同時に視認することができる。
このように本実施形態によれば、真空容器1aの一部に透明な素材を用いない場合でも、真空状態を維持したまま、前段窓11を通してビーム軸中心を確認することができる。その結果、運転中にプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置のビーム軸からのずれを確認することができ、必要に応じてプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置を調整することができる。
なお、本実施形態は、真空容器1aの前面に前段窓11を設置した例について説明したが、これに限らず真空容器1aの側面に設置するようにしてもよい。
(レーザイオン源の第4実施形態)
図12は本発明に係るレーザイオン源の第4実施形態を示す概略平断面図である。図13は図12のXIII−XIII線による概略断面図である。図14は図12の概略縦断面図である。なお、本実施形態は、前記第1実施形態の変形例であって、前記第1実施形態と同一部分又は対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
図12〜図14に示すように、本実施形態では、真空容器1aに前段可動式ミラー部12が設置されている。この前段可動式ミラー部12は、真空容器1a外から操作可能であって、真空容器1a内にイオン7の直進軌道上に進退移動可能に構成したミラー12aが取り付けられている。このミラー12aは、例えば直線導入機19の先端に45度の角度で取り付けられている。
前段可動式ミラー部12は、ビームを引き出す際、直線導入機19を駆動することによりビーム軸からミラー12aを退避するようにしている。ミラー12aは、可視光を反射する。
したがって、本実施形態では、前段可動式ミラー部12がイオン7の直進軌道上に進入移動し、ミラー12aの反射光を目視することで、ガイドレーザ照射装置8によって示されるビーム軸位置、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置、アライメントレーザ光9aの位置を同時に視認することができる状態になる。
このように本実施形態によれば、真空容器1aに前段可動式ミラー部12を設置したことにより、真空状態を維持したまま、ターゲット2の正面側からプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置を調整することができる。そのため、本実施形態では、視認する角度の影響を受けないため、位置出し誤差によるイオン7の損失を最小限に抑えることが可能となる。
また、本実施形態によれば、真空容器1a内の構造物により前段窓11から直接ターゲット2を視認することができない場合であっても、ターゲット2のレーザ照射面の表面状態を確認することが可能になる。このターゲット2の表面状態としては、例えばプラズマ生成用レーザ光5aによるアブーレション痕の大きさ、深さ、隣接する照射位置との間隔等が挙げられる。
なお、本実施形態では、直線導入機19に前段可動式ミラー部12を取り付けた例について説明したが、これに限らず直線導入機19によってイオン7の直進軌道上に進退移動可能とした可動式カメラを取り付けるようにしてもよい。この場合には、カメラの光軸をターゲット2のプラズマ生成用レーザ光5aの照射面に対して垂直に設置することが望ましい。
(入射器の一実施形態)
図15は本発明に係る入射器の一実施形態を示す概略平断面図である。なお、前記レーザイオン源の各実施形態と同一部分又は対応する部分には、同一符号を付して重複説明を省略する。
図15に示すように、真空容器1aの前面には、プラズマ引き出しダクト3を介して真空状態を維持する線形加速器(例えば、RFQ)13が接続されている。この線形加速器13の後段には、後段真空容器14が接続されている。この後段真空容器14には、後段可動式ミラー部15が設置されている。後段可動式ミラー部15は、真空外から操作可能であって、ビーム軸上に進退移動可能に構成したミラー15aが取り付けられている。また、後段真空容器14の側面には、後段窓16が設置されている。この後段窓16は、可視光を透過する窓である。
後段可動式ミラー部15は、前記レーザイオン源の第4実施形態と同様に直線導入機19に接続されている。後段可動式ミラー部15は、ビームを加速する際、直線導入機19を駆動することによりビーム軸からミラー15aを退避するようにしている。このミラー15aは、可視光を反射する。
なお、後段可動式ミラー部15及び後段窓16は、線形加速器13内に設置してしてもよく、また短管やチャンバで独立した構成とし、フランジの取り合いで線形加速器13と接続してもよい。さらに、本実施形態では、真空容器1aから線形加速器13との間、又は線形加速器13と後段真空容器14との間に、偏向マグネット、収束マグネット、ゲートバルブ、ベローズ等の構成要素を接続してもよい。
したがって、本実施形態では、後段可動式ミラー部15のミラー15aがビーム軸の直進軌道上に移動し、ミラー12aの反射光を後段窓16を通してガイドレーザ照射装置8によって示されるビーム軸位置、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置、アライメントレーザ光9aの照射位置を同時に視認することができる。
このように本実施形態によれば、レーザイオン源1の後段に線形加速器13が接続され、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置を直接視認することができない構成であっても、真空状態を維持したまま、ターゲット2の正面からプラズマ生成用レーザ光5aの照射位置を調整することができる。そのため、照射位置を視認する角度の影響を受けないため、軸出し誤差によるイオン7の損失を最小限に抑えられる。
また、本実施形態によれば、プラズマ生成用レーザ光5aの照射位置が直接視認することができない構成であっても、真空状態を維持したまま、プラズマ生成用レーザ光5aの目標照射点を基準として線形加速器13や後段真空容器14、又はその途中に接続されるマグネットやベローズ等の構成要素の位置調整が可能になる。その結果、ビーム軸出し精度の悪化によるイオン7の損失を最小限に抑えられる。途中に設置された構成要素をベローズ等で真空中でも移動可能な構成にしている場合は、運転中(真空中)でも位置調整が可能になる。
さらに、本実施形態によれば、後段真空容器14の後段にさらに加速器が接続されてターゲット2の状態を視認することができない構成であっても、真空状態を維持したまま、ターゲット2の正面から直接表面状態を確認することができる。ターゲット2の表面状態としては、上記と同様にプラズマ生成用レーザ光5aによるアブーレション痕の大きさ、深さ、隣接する照射位置との間隔等が挙げられる。
本実施形態によれば、ビーム軸中心がターゲット2のレーザ照射面に正確に示され、軸出し誤差によるイオン7の損失を最小限に抑えた状態で線形加速器13に入射させることが可能である。
なお、本実施形態において、ミラー15aは可視光を反射するミラーとし、後段窓16は可視光を透過する窓としたが、これに限らずミラー15aは、そのままのミラーとし、後段窓16に代えてカメラを設置する構成や、ミラー15aに代えてカメラを設置し、後段窓16をそのカメラの信号を取り出すフランジとする構成としてもよい。
(その他の実施形態)
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
なお、上記各実施形態では、重粒子線治療装置に適用した例について説明したが、これに限定することなく、例えば陽子線を用いた粒子線治療装置にも適用可能である。
1…レーザイオン源、1a…真空容器、1b…入射窓、1c…円孔、2…ターゲット、3…プラズマ引き出しダクト、4…ノズル、5…プラズマ生成用レーザ照射装置、5a…プラズマ生成用レーザ光、6…レーザアブレーションプラズマ、7…イオン、8,8a,8b…ガイドレーザ照射装置、9…アライメントレーザ照射装置、9a…アライメントレーザ光、10,10a,10b…ガイドレーザ光、11…前段窓、12…前段可動式ミラー部、12a…ミラー、13…線形加速器、14…後段真空容器、15…後段可動式ミラー部、15a…ミラー、16…後段窓、17,17a,17b…ホルダ、18,18a,18b…窓部、19…直線導入機、20…線形加速器、21…ビューイングポート用フランジ、22…締付部材、23…Oリング、30a…X軸用電磁石、30b…Y軸用電磁石、31…真空ダクト、35…取出し機器、40…シンクロトロン、50…線量モニタ部、60…リッジフィルタ、70…レンジシフタ、80…コントローラ、200…患者、201…患部、300…重粒子線治療装置

Claims (7)

  1. 真空排気された真空容器と、
    前記真空容器の中に設置されたターゲットと、
    前記ターゲットのレーザ照射面にレーザ光を照射してプラズマを生成するプラズマ生成用レーザ照射装置と、
    前記生成したプラズマを輸送するノズルと、
    前記ターゲットのレーザ照射面における前記プラズマ生成用レーザ照射装置のレーザ光の目標照射点を前記ノズルの中心軸上とし、この目標照射点に可視光のガイドレーザ光を照射するガイドレーザ照射装置と、
    を備えることを特徴とするレーザイオン源。
  2. 前記ガイドレーザ照射装置は、前記ノズルからオフセットした位置で互いに異なる位置に複数設置され、これらのガイドレーザ照射装置は、前記ターゲットのレーザ照射面に線状のガイドレーザ光を照射し、これらのガイドレーザ光が前記レーザ照射面の目標照射点で交差するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザイオン源。
  3. 前記真空容器に窓部を設置し、この窓部を通して前記ターゲット上に照射されたガイドレーザ光、前記プラズマ生成用レーザ照射装置のレーザ光による前記ターゲットの照射痕を目視可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載のレーザイオン源。
  4. 前記真空容器に前段可動式ミラー部をさらに備え、この前段可動式ミラー部のミラーを前記プラズマから引き出されたイオンの直進軌道上に進退移動可能に構成した特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のレーザイオン源。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレーザイオン源と、
    前記レーザイオン源から引き出されたイオンを加速する線形加速器と、
    を備えることを特徴とする入射器。
  6. 前記線形加速器又は前記線形加速器の後段のいずれかに後段可動式ミラー部をさらに備え、この後段可動式ミラー部のミラーを前記プラズマから引き出されたイオンの直進軌道上に進退移動可能に構成したことを特徴とする請求項5に記載の入射器。
  7. 請求項5又は6に記載の入射器と、
    前記線形加速器のイオンビームが輸送され、このイオンビームを周回させて所定のエネルギーまで加速するシンクロトロンと、
    前記シンクロトロンにより加速されたイオンビームを取り出す取出し機器と、
    前記取出し機器により取り出されたイオンビームを照射対象に照射する照射装置と、
    を備えることを特徴とする粒子線治療装置。
JP2015042916A 2015-03-04 2015-03-04 レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置 Pending JP2016162692A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015042916A JP2016162692A (ja) 2015-03-04 2015-03-04 レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015042916A JP2016162692A (ja) 2015-03-04 2015-03-04 レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016162692A true JP2016162692A (ja) 2016-09-05
JP2016162692A5 JP2016162692A5 (ja) 2017-07-20

Family

ID=56845323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015042916A Pending JP2016162692A (ja) 2015-03-04 2015-03-04 レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016162692A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210265125A1 (en) * 2018-07-12 2021-08-26 Indranuj Dey Systems and methods for providing a beam of charged particles

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233778A (ja) * 1993-02-12 1994-08-23 Terumo Corp レーザ診断治療用レーザ装置
JPH07178112A (ja) * 1993-12-22 1995-07-18 Toshiba Corp レーザ装置
JP2002329600A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Inst Of Physical & Chemical Res イオン加速装置
JP2003065761A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Topcon Corp レーザ照射装置
JP2003225787A (ja) * 2002-01-30 2003-08-12 Amada Eng Center Co Ltd レーザ加工機のノズルの芯出し方法および装置
JP2009037764A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Japan Atomic Energy Agency イオンビーム引出加速方法及び装置
JP2011019871A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Panasonic Corp 医療用レーザ装置
JP2013210396A (ja) * 2013-07-05 2013-10-10 Shimadzu Corp 質量分析装置
JP2014207131A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 株式会社東芝 レーザイオン源、イオン加速器及び重粒子線治療装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06233778A (ja) * 1993-02-12 1994-08-23 Terumo Corp レーザ診断治療用レーザ装置
JPH07178112A (ja) * 1993-12-22 1995-07-18 Toshiba Corp レーザ装置
JP2002329600A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Inst Of Physical & Chemical Res イオン加速装置
JP2003065761A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Topcon Corp レーザ照射装置
JP2003225787A (ja) * 2002-01-30 2003-08-12 Amada Eng Center Co Ltd レーザ加工機のノズルの芯出し方法および装置
JP2009037764A (ja) * 2007-07-31 2009-02-19 Japan Atomic Energy Agency イオンビーム引出加速方法及び装置
JP2011019871A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Panasonic Corp 医療用レーザ装置
JP2014207131A (ja) * 2013-04-12 2014-10-30 株式会社東芝 レーザイオン源、イオン加速器及び重粒子線治療装置
JP2013210396A (ja) * 2013-07-05 2013-10-10 Shimadzu Corp 質量分析装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210265125A1 (en) * 2018-07-12 2021-08-26 Indranuj Dey Systems and methods for providing a beam of charged particles
US11501943B2 (en) * 2018-07-12 2022-11-15 HIL Applied Medical, Ltd. Systems and methods for providing a beam of charged particles

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI803572B (zh) 帶電粒子束裝置、試料加工觀察方法
JP2001085200A (ja) 加速器システム
KR102123887B1 (ko) 이온 밀링 장치
US8933415B2 (en) Laser ion source and heavy particle beam therapy equipment
JP6462718B2 (ja) 粒子線ビーム調整装置及び方法、粒子線治療装置
US8716679B2 (en) Beam irradiation apparatus and beam irradiation control method
JP2009295475A (ja) イオン注入装置およびビーム軌道補正方法
JP6214906B2 (ja) レーザイオン源、イオン加速器及び重粒子線治療装置
JP2016162692A (ja) レーザイオン源、入射器及び粒子線治療装置
JP2010136835A (ja) 荷電粒子線照射システム及び照射ノズル装置
LASHKAJANI Supersonic gas jet-based beam profile monitor using beam-induced fluorescence
Nürnberg Laser-accelerated proton beams as a new particle source
JP6448339B2 (ja) イオン加速装置及び粒子線治療装置
JP5481411B2 (ja) レーザ・イオン源及びレーザ・イオン源の駆動方法
JP6353104B2 (ja) イオン加速器及び重粒子線治療装置
JP6189198B2 (ja) レーザイオン源、イオン加速器及び重粒子線治療装置
TWI515026B (zh) 中隔電磁石及粒子束治療裝置
JP2000208300A (ja) 高精度でアライメント可能な加速器及び当該加速器における高精度アライメント方法
Gamaiunova et al. Liquid jet target system for laser-plasma interactions at kHz repetition rate
JP2004170353A (ja) 電子線照射装置とその照射方法
JP6042226B2 (ja) 加速器及び中性子捕捉療法装置
JP2010049965A (ja) 荷電粒子ビーム加速器およびその加速器を用いた粒子線照射医療システム
JP3962965B2 (ja) イオン源及び核融合炉用中性粒子ビーム入射装置並びにイオンビームプロセス装置
JP2017086171A (ja) 粒子線照射装置および粒子線照射方法
CN118759568A (zh) 一种flash直线加速器束流监测组件、系统及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170609

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170609

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20171201

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20171201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180515

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181213

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181226

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190208