JP2016162296A - チケット販売装置、チケット販売システム、および、チケット販売方法 - Google Patents

チケット販売装置、チケット販売システム、および、チケット販売方法 Download PDF

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真吾 小俣
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Abstract

【課題】キャンセル発生時のチケット再販売を低負荷で確実に実行すること。【解決手段】チケット販売装置2は、別の購入者によってすでに購入されたチケットの再販を予約する予約者ごとに、その予約待ち情報を管理するキャンセル待ち行列管理部24と、購入されたチケットに対するキャンセルを受け付けて予約待ち情報を読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する予約者の端末に対して購入確認の発呼を行う呼制御部23と、購入確認の発呼に対して購入する旨の確認が応答された場合、その応答した予約者に対してキャンセルされたチケットを再販する指示を出力する発呼シナリオ処理部25とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、チケット販売装置、チケット販売システム、および、チケット販売方法の技術に関する。
イベントや公共交通機関の座席などの様々なチケットの販売がインターネットなどから電子販売されている。しかし、チケットの購入者は、そのチケットを購入後にキャンセルする都合が発生することもある。座席数の制限によりチケットの販売枚数は限られているので、あるユーザからキャンセルされたチケットを別のユーザへと再販することで、チケットを有効活用できる。そのため、初日のチケット販売で購入できなかったユーザであっても、後日のキャンセル発生を期待して、そのキャンセルを待つこともある。
非特許文献1には、航空チケットのキャンセル待ちが発生した場合、そのキャンセルを待つユーザに対してメールで連絡し、6日以内に返事をした場合に購入を確定するサービスが記載されている。このサービスは、事前にキャンセル待ちを予約したユーザに対して、キャンセルが出た時点で、その旨をメールで連絡されるあっせん販売である。
JAPAN AIRLINES、"キャンセル待ちサービス"、[online]、[平成27年2月25日検索]、インターネット〈URL:https://www.jal.co.jp/dom/service/waiting/〉
非特許文献1に記載のキャンセル待ちサービスでは、キャンセル発生時のチケットの予約者に対する購入確認に時間がかかってしまう。例えば、予約者にメールで連絡し、その返信メールを6日以内まで待つことにすると、予約者に送信されたメールが、実際に予約者が閲覧するまでに時間がかかってしまい、かつ、6日の猶予があることでチケット購入の意志決定が先延ばしにされてしまう。
そのため、メール連絡した予約者とは別の予約者がキャンセル発生したチケットを購入したくても、その購入(販売)の機会損失が発生してしまい、チケットの販売率が落ちてしまう。
一方、キャンセル待ちの予約を受け付けずに、キャンセル発生したチケットを単にWebページに掲載して公募で再販売してしまうと、人気のチケットであれば大量の申し込みアクセスが行われることで、販売システムに対して高負荷がかかってしまい、チケット販売などに支障をきたすおそれがある。
そこで、本発明は、キャンセル発生時のチケット再販売を低負荷で確実に実行することを、主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明のチケット販売装置は、別の購入者によってすでに購入されたチケットの再販を予約する予約者ごとに、その予約待ち情報を管理する記憶手段と、
前記購入されたチケットに対するキャンセルを受け付け、前記記憶手段から前記予約待ち情報を読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する予約者の端末に対して購入確認の発呼を行い、
前記購入確認の発呼に対して購入する旨の確認が応答された場合、その応答した予約者に対してキャンセルされたチケットを再販する指示を出力するキャンセル処理部を有することを特徴とする。
これにより、発呼処理(呼制御処理)という双方向通信を用いることで、キャンセル発生後に各予約者の購入可否がすぐにチケット販売装置に伝わり、キャンセル発生時のチケット再販売を確実に実行できる。さらに、発呼処理という1:1通信を用いることで、予約者が多数の人気チケットであっても、低負荷で再販できる。
本発明は、前記キャンセル処理部が、前記購入確認の発呼に対して購入しない旨の確認が応答された場合、まだ購入確認を行っていない前記予約待ち情報を前記記憶手段から読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する前記予約者の端末に対して前記購入確認の発呼を行うことを特徴とする。
これにより、事前登録された各予約者のうち、購入しない予約者を次々にすばやく確認でき、購入する予約者を迅速に発見できる。
本発明は、前記チケット販売装置が、さらに、チケット処理部を備えており、
前記チケット処理部が、
前記購入されたチケットに対するキャンセルが発生する前に、チケット再販用の決済情報を含めた予約者の前記予約待ち情報を前記記憶手段に格納し、
前記購入されたチケットに対するキャンセルが発生した後に、そのチケットを再販する指示の出力を受け、前記記憶手段から前記チケット再販用の決済情報を読み出して、再販の決済処理を行うことを特徴とする。
これにより、チケット購入に使用する決済情報を事前登録させることで、購入意志の確認が取れた際は、追加入力をユーザに強いることなく、迅速な決済処理により即座にチケットを再販させることができる。
本発明は、前記チケット販売装置と、前記予約者の端末とを含めて構成され、
前記予約者の端末が、前記予約待ち情報を前記チケット販売装置に登録する手段と、前記購入確認の発呼に対してチケットの購入可否を応答する手段とを備えることを特徴とする。
これにより、スマートフォンのような情報入力処理と呼制御処理とを両方行える端末を活用できるので、予約者がその端末を把持している可能性が高く、購入確認の発呼に対する応答率が向上する。
本発明によれば、キャンセル発生時のチケット再販売を低負荷で確実に実行することができる。
本発明の一実施形態に関するチケット販売システムの構成図である。 図2(a)は、キャンセル待ち行列管理部のキューの説明図である。図2(b)は、キュー末尾以外からのエンキューを行う場合の説明図である。図2(c)は、複数のエントリを一括でデキューする場合の説明図である。 本発明の一実施形態に関する後予約者によるキャンセル待ち登録処理を示すシーケンス図である。 図3に続いて、先購入者がキャンセルしたチケットを、後予約者が購入する場合の購入確認処理を示すシーケンス図である。 図4に続いて後予約者の購入を確定する処理を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に関する先購入者がキャンセルしたチケットを、後予約者が購入しない場合を示すシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、チケット販売システムの構成図である。チケット販売システムは、先購入者端末11と、後予約者端末12と、後予約者電話機13と、チケット販売装置2とがネットワークで接続されて構成される。
なお、チケット販売システムの各装置は、CPU(Central Processing Unit)とメモリとハードディスク(記憶手段)とネットワークインタフェースを有するコンピュータとして構成され、このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラムを実行することにより、各処理部を動作させる。
先購入者端末11は、先購入者がチケットのキャンセル処理などに使用する端末であり、インターネット11z経由でキャンセルする場合はWeb端末、電話でキャンセルする場合(図示省略)は電話端末である。なお、先購入者とは、後予約者よりも先にチケットを購入した(発券された)ものの、そのチケットをキャンセルするユーザである。
後予約者端末12は、インターネット11z経由でキャンセル待ちを予約する後予約者のWeb端末である。なお、インターネット11zの代わりに、http(Hypertext Transfer Protocol)などのWeb関連の情報伝達技術が適用できるネットワークでもよい。
後予約者電話機13は、先購入者のチケットがキャンセルされたときに、キャンセル待ちを予約した後予約者がそのチケットを購入するか否かの確認に使用する電話端末である。なお、後予約者電話機13と後予約者端末12とは、スマートフォンのように同一の物理筐体に含まれていてもよい。
また、後予約者電話機13がチケット販売装置2と接続するネットワークについて、電話網13zに限らず、購入確認用の呼に基づく双方向通信を行うことができる網であればよく、通信メッセージも音声信号に限定されず、文字信号や映像信号でもよい。さらに迅速な購入確認を行うために、後予約者電話機13が接続するネットワークは、リアルタイム通信を行うことができる網(低遅延な網)であることが望ましい。
チケット販売装置2は、キャンセル処理部20とチケット処理部30とを含めて構成される。
キャンセル処理部20は、キャンセル受付部21と、キャンセル待ち受付部22と、呼制御部23と、キャンセル待ち行列管理部24と、発呼シナリオ処理部25とを含めて構成される。
チケット処理部30は、決済情報管理部31と、決済処理部32と、チケット受注部33と、チケット発券部34とを含めて構成される。
なお、これらの列挙したチケット販売装置2の各処理部や各管理部(DB:Data Base)は、1つの同一の物理筐体に集中させて構成してもよいし、1つ以上の構成要素を複数の物理筐体に分散させて構成してもよい。さらに、各処理部や各管理部間のIF(Interface)は、WebAPI(Application Programming Interface)などのインターネット経由で実装してもよい。以下、チケット販売装置2の各構成要素を説明する。
なお、図1では、各構成要素間の主要なデータの流れを矢印で表記している。つまり、この矢印はあくまで各構成要素間のデータの流れの一部を例示しただけであり、矢印が存在しない(または矢印の先が向いていない)ものであっても、データの流れは存在することもある。
キャンセル待ち受付部22は、後予約者端末12からのキャンセル予約要求を受け付け、キャンセル待ち行列管理部24に登録する。
キャンセル受付部21は、先購入者端末11からのキャンセル要求を受け付け、キャンセル待ち行列管理部24に登録された後予約者を読み出すように指示する。
発呼シナリオ処理部25は、キャンセル待ち行列管理部24から読み出された後予約者の購入確認をするシナリオ(発呼制御を行うためのプログラム)を実行する。
呼制御部23は、発呼シナリオ処理部25のシナリオに基づき、読み出された後予約者の後予約者電話機13に購入確認の発呼処理を行う。
チケット受注部33は、購入確認が済んだ後予約者のチケット再販を発呼シナリオ処理部25から受注する。
決済情報管理部31は、受注したチケットの決済(代金支払い)のための後予約者の決済情報を管理する。この決済情報は、例えば、ユーザIDなどの後予約者の識別子と、その情報に付随する後予約者のもつクレジットカード番号などのチケット購入に必要な情報とが対応づけられている。
決済処理部32は、後予約者の決済情報をもとに、受注したチケットの決済を実行する。
チケット発券部34は、チケットの決済が済んだあとに、受注したチケットを発券(先購入者から後予約者に再販)する。
図2は、キャンセル待ち行列管理部24の説明図である。以下、図2では、キューの右側を前方向(次にエントリが取り出される)とし、キューの左側を後方向(次にエントリが入れられる)として説明する。
図2(a)は、FIFO(First In First Out)によるキュー管理の説明図である。符号101の初期状態では、2つのエントリ(後予約者であるユーザAの情報、ユーザBの情報)がキューに登録されている。次に取り出されるエントリは、前に位置している「ユーザA」である。なお、後予約者であるユーザAの情報とは、ユーザAのユーザIDに加え、そのユーザが所望するチケットの種別(○月○日○時開催の○イベント)が対応づけられている情報である。
符号102では、符号101の状態から新たなユーザCが追加されると、キャンセル待ち行列管理部24は、そのユーザCをキューの末尾に追加(エンキュー)する。
符号103では、符号102の状態からエントリの読み出し命令を受けると、キャンセル待ち行列管理部24は、キュー先頭のユーザAをキューから削除(エンキュー)する。これにより、キューの後ろに並んでいたユーザB,Cは、それぞれ1つずつキューの前方向に押し出される(細線矢印)。
なお、基本的には一度取り出されたエントリはキューから消去されるが、そのエントリを再度用いる場合(例えば、ユーザAの後予約者電話機13が通信圏外であり、再度呼び出す必要がある場合など)には、キューの末尾に再度入れられることとしてもよい。
図2(b)は、キュー末尾以外からのエンキューを行う場合の説明図である。符号101の状態の次状態の一例である符号112では、ユーザA,Bが払う通常料金より高い料金を払うユーザCが、ユーザA,Bよりも後に登録される。そのため、キャンセル待ち行列管理部24は、キューの順番を変更して、ユーザCをユーザA,Bよりも優先させてもよい。これにより、キューの前側に並んでいたユーザA,Bは、それぞれ1つずつキューの後方向に押し出される(細線矢印)。
図2(c)は、複数のエントリを一括でデキューする場合の説明図である。符号102の状態の次状態の一例である符号113では、ユーザA,Bは、二人一緒にチケットを確保したいという要求をキャンセル待ち行列管理部24に登録していたとする。その場合、一人目のキャンセルが発生し、ユーザAからの購入確認を経てチケットを確保した時点では購入手続きを保留する。その後、チケット販売装置2は、二人目のキャンセルが発生し、ユーザBからの購入確認を経たら、二人分のチケットを確保した時点で購入手続きへと移行し、二人分まとめてデキューする。
以上、図2をもとに、キャンセル待ち行列管理部24が管理するキューに並んでいる複数の後予約者から、次に購入確認をする後予約者を取り出す方法を説明した。なお、キャンセル待ち行列管理部24は、FIFOで後予約者を取り出す代わりに、抽選形式などの他方式で選択した後予約者を取り出すこととしてもよい。
図3は、後予約者によるキャンセル待ち登録処理を示すシーケンス図である。
S101として、後予約者端末12は、キャンセル待ちリクエストと、そのキャンセルされたチケットを購入するときに使用する決済情報との入力を後予約者から受け付ける。
S102として、後予約者端末12は、S101で受け付けた情報をキャンセル待ち受付部22に送信する。
S103として、キャンセル待ち受付部22は、S102で受信したキャンセル待ちリクエスト(要求)をキャンセル待ち行列管理部24に通知する。S104として、キャンセル待ち行列管理部24は、図2(a)で説明したように、S103で要求された後予約者を、キューの末尾に登録(エンキュー)する。
S105として、キャンセル待ち受付部22は、S102で受信した決済情報を決済情報管理部31に通知する。S106として、決済情報管理部31は、S105で受け付けた決済情報を後予約者のIDと対応づけて、自身の記憶手段に登録する。
図4は、図3に続いて、先購入者がキャンセルしたチケットを、後予約者が購入する場合の購入確認処理を示すシーケンス図である。
S201として、先購入者端末11は、先購入者のチケットのキャンセルリクエストを先購入者から受け付け、そのキャンセルリクエストをキャンセル受付部21に通知する。
S202として、キャンセル受付部21は、S201のキャンセルリクエストが発生した旨をキャンセル待ち行列管理部24に通知する。
S203として、キャンセル待ち行列管理部24は、S202のキャンセル通知を受け、該当するチケットに対するキューの先頭に登録された後予約者の情報を取り出す(デキューする)。これにより、キューからは、取り出した後予約者の情報が削除される。
なお、チケットはイベントごとや席価格ごとなどの複数の種別でそれぞれ販売されることが一般的である。よって、キャンセル待ち行列管理部24は、キャンセルされたチケットの種別と、あらかじめキャンセル待ち行列管理部24のキューに登録した後予約者が所望するチケットの種別とを照合し、その照合で一致した後予約者を取り出す。または、あらかじめチケットの種別ごとのキュー(複数のキュー)を設けておいてもよい。
S204として、キャンセル待ち行列管理部24は、S203で取り出した後予約者の情報を発呼シナリオ処理部25に通知する。
S205として、発呼シナリオ処理部25は、S204で通知された後予約者のチケット購入確認をするためのシナリオとして、その後予約者の後予約者電話機13に発呼処理をするように呼制御部23に依頼する。
S206として、呼制御部23は、S205の発呼依頼を受け、該当する後予約者電話機13に対して、発呼確認を行う。そして、後予約者が後予約者電話機13から電話に出て呼が成立した場合、呼制御部23は、購入の有無を自動音声などで案内する。この案内は、例えば、以下の通りである。
案内「お客様が以前予約されていたチケットのキャンセルがありましたのでご案内いたします。本チケットは、○月○日○時開催の○イベントであり、席番号は○です。本チケットを購入する場合は「1」を、購入しない場合は「2」を、もう一度、案内を聞く場合は「3」を、押してください」
なお、後予約者電話機13のダイヤルボタン「1」、「2」、「3」を押すことで、プッシュ回線で電話する時のDTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信号(ピッポッパッ音)が発生する。
S207として、後予約者電話機13は、例えばDTMFまたは音声認識により、購入の有無を呼制御部23に応答する。ここでは、購入する後予約者の操作としてボタン「1」が押されたとする。
S208として、呼制御部23は、S205の応答として、S207で購入する旨の意志を受け取ったことを発呼シナリオ処理部25に応答する。
S209として、発呼シナリオ処理部25は、S208の応答を受け、チケット購入手続きをチケット受注部33に依頼する。
図5は、図4に続いて後予約者の購入を確定する処理を示すシーケンス図である。
S211として、チケット受注部33は、S209で依頼された後予約者の決済情報を決済情報管理部31に要求する。S212として、決済情報管理部31は、S106(図3)で登録された各予約者の決済情報のリストから、S209で依頼された後予約者のIDを検索キーとして、該当する決済情報を検索する。
S213として、チケット受注部33は、S212で検索された後予約者の決済情報の応答を決済情報管理部31から受ける。
S214として、チケット受注部33は、S213で応答された決済情報をもとに、S209で依頼された後予約者の決済を決済処理部32に依頼する。
S215として、決済処理部32は、S214の決済依頼をもとに決済手続きを行い、その決済処理完了の旨をチケット受注部33に通知する。この決済手続きとは、例えば、決済情報で示されたクレジットカードに対して、チケット代金分を支払うようにポストペイする手続きである。
S216として、チケット受注部33は、S215の決済が完了したチケットについて、チケット発券部34にチケット発券を依頼する。
S217として、チケット発券部34は、S201で先購入者がキャンセルしたチケットを、S207で購入意志を送信した後予約者に発券(再販)し、その旨を後予約者端末12(または後予約者電話機13)に通知する。
なお、S212の決済情報を後予約者が決済情報管理部31に登録するタイミングとして、S106のように、先購入者のキャンセルが発生する前でもよいし、S208の購入することを確認した後としてもよい。ここで、先購入者のキャンセルが発生する前に後予約者の決済情報を事前登録することで、後予約者の購入する意思確認後から実際のチケット決済までの期間を短縮化でき、スムーズなチケット再販が可能になる。
図6は、先購入者がキャンセルしたチケットを、後予約者が購入しない場合を示すシーケンス図である。このシーケンス図は、キャンセル通知(図4のS201,S202)の後に実行される。
まず、一人目の後予約者(キャンセルチケットの再販候補者)に関する処理を説明する。
S203〜S206は、図4で説明したとおりである。
S207(購入する応答)の代わりに、S207bとして、後予約者電話機13は、例えばDTMFまたは音声認識により入力された購入しない意志を、S206への応答として呼制御部23に通知する。例えば、後予約者の操作としてボタン「2」が押されたとする。または、呼制御部23は、所定時間内(例えば30秒以内)に呼が確立しない(電話呼び出し音に応答しない)場合、購入しないとみなしてもよい。
S208の代わりに、S208bとして、呼制御部23は、S207bで購入しない旨の意志を受け取ったことを発呼シナリオ処理部25に応答する。
これにより、発呼シナリオ処理部25は、一人目の後予約者の購入確認シナリオを購入無として完了する。次に、発呼シナリオ処理部25は、二人目の後予約者の購入確認シナリオを実行するため、キャンセル待ち行列管理部24に対して、二人目の後予約者(次の候補)の読み出しを要求する(S209b)。
キャンセル待ち行列管理部24は、キャンセル通知(S202)を受けた場合と同様に、S209bの読み出し要求を受けたときも、S203の処理を実行する。その後のS204〜S208bの各処理は、一人目と同様に二人目も行われる。
発呼シナリオ処理部25は、二人目の後予約者も購入無なら、三人目の購入確認シナリオへと移行する。以下同様にして、購入者が出現するまで、キャンセル待ち行列管理部24に登録された各候補者が順番に購入確認される。
以上、図3〜図6の各処理により、先購入者のキャンセルチケットが、後予約者に対して円滑に再販される。ここで、後予約者に対して発券(S217)された後のチケットの扱いは、例えば、以下のいずれかがある。
(扱いその1)キャンセル処理部20は、先購入者のチケットと、後予約者のチケットとを特に区別せず、後予約者に再販されたチケットをさらにキャンセルすることも可能にする。この場合、キャンセル待ち行列管理部24は、再販した後予約者よりも後ろに並んでいた後予約者の情報を引き続き解散(削除)せずに管理し、再販チケットのキャンセル時のさらなる再販候補者として活用する。
(扱いその2)キャンセル処理部20は、後予約者のチケットを先購入者のチケットと区別し、例えば、後予約者の再販チケットをさらにキャンセルすることを不可とする。後予約者が予約する種類のチケットがすべてキャンセル不可となったとき、キャンセル待ち行列管理部24は、再販した後予約者よりも後ろに並んでいた後予約者を解散させ、今後キャンセルを受け付けない(つまり、再販されない)旨を、後ろに並んでいた各後予約者(後予約者端末12または後予約者電話機13)に対してメールや音声アナウンスで案内する。
(扱いその3)前記の(扱いその1)と似ているが、後予約者は、自身に再販されたチケットをさらにキャンセルすることも可能にするが、その際にキャンセルしづらくなるように、決済処理部32は、キャンセル時のペナルティ(違約金など)を課す。この場合、キャンセル待ち行列管理部24は、(扱いその1)と同様に、再販した後予約者よりも後ろに並んでいた後予約者を引き続き解散せずに管理する。
以上説明した本実施形態のチケット販売システムは、キャンセルされたチケットを効率的に再販売することを支援する。
キャンセル処理部20は、後予約者端末12からキャンセル待ちユーザの事前登録を受け付ける。そして、キャンセル処理部20は、先購入者端末11からチケットのキャンセルを受けると、事前登録された各予約者の後予約者電話機13に対して、個別に発呼処理による購入確認を行う。
この発呼処理は、チケット販売装置2と後予約者電話機13との間の双方向通信であるので、購入可否がすぐにチケット販売装置2に伝わる。よって、チケット販売装置2は、事前登録された各予約者のうち、購入しない予約者を次々に確認でき、購入する予約者を迅速に発見できる。
よって、事前登録された予約者に購入案内のメールを一方的に送信する方式に比べ、本実施形態では予約者あたりの購入可否の確認時間を大幅に短縮化でき、チケットの販売率を高めることができる。
また、キャンセルされたチケットを公募で販売する方式に比べ、本実施形態では同時には一人(または少人数)の予約者に購入確認の発呼処理が行われるだけなので、人気チケットであっても、チケット販売システム全体でのアクセス量を適切に少なくすることができ、チケット再販売を低負荷で実現できる。
さらに、発呼処理による購入確認を行う前に、チケット購入に使用する決済情報を事前登録させることで(S106)、購入意志の確認が取れた際は、追加入力をユーザに強いることなく、迅速な決済処理により即座にチケットを再販させることができる。
2 チケット販売装置
11 先購入者端末
11z インターネット
12 後予約者端末
13 後予約者電話機
13z 電話網
20 キャンセル処理部
21 キャンセル受付部
22 キャンセル待ち受付部
23 呼制御部
24 キャンセル待ち行列管理部
25 発呼シナリオ処理部
30 チケット処理部
31 決済情報管理部
32 決済処理部
33 チケット受注部
34 チケット発券部

Claims (5)

  1. 別の購入者によってすでに購入されたチケットの再販を予約する予約者ごとに、その予約待ち情報を管理する記憶手段と、
    前記購入されたチケットに対するキャンセルを受け付け、前記記憶手段から前記予約待ち情報を読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する予約者の端末に対して購入確認の発呼を行い、
    前記購入確認の発呼に対して購入する旨の確認が応答された場合、その応答した予約者に対してキャンセルされたチケットを再販する指示を出力するキャンセル処理部を有することを特徴とする
    チケット販売装置。
  2. 前記キャンセル処理部は、前記購入確認の発呼に対して購入しない旨の確認が応答された場合、まだ購入確認を行っていない前記予約待ち情報を前記記憶手段から読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する前記予約者の端末に対して前記購入確認の発呼を行うことを特徴とする
    請求項1に記載のチケット販売装置。
  3. 前記チケット販売装置は、さらに、チケット処理部を備えており、
    前記チケット処理部は、
    前記購入されたチケットに対するキャンセルが発生する前に、チケット再販用の決済情報を含めた予約者の前記予約待ち情報を前記記憶手段に格納し、
    前記購入されたチケットに対するキャンセルが発生した後に、そのチケットを再販する指示の出力を受け、前記記憶手段から前記チケット再販用の決済情報を読み出して、再販の決済処理を行うことを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のチケット販売装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のチケット販売装置と、前記予約者の端末とを含めて構成され、
    前記予約者の端末は、前記予約待ち情報を前記チケット販売装置に登録する手段と、前記購入確認の発呼に対してチケットの購入可否を応答する手段とを備えることを特徴とする
    チケット販売システム。
  5. チケット販売装置は、記憶手段と、キャンセル処理部とを備えており、
    前記記憶手段には、別の購入者によってすでに購入されたチケットの再販を予約する予約者ごとに、その予約待ち情報が格納されており、
    前記キャンセル処理部は、
    前記購入されたチケットに対するキャンセルを受け付け、前記記憶手段から前記予約待ち情報を読み込み、その読み込んだ予約待ち情報に該当する予約者の端末に対して購入確認の発呼を行い、
    前記購入確認の発呼に対して購入する旨の確認が応答された場合、その応答した予約者に対してキャンセルされたチケットを再販する指示を出力することを特徴とする
    チケット販売方法。
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