JP2016161604A - 光スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】平面光導波路の交差数を減じて光導波路交差損失を低減する。【解決手段】入力側の1×4型の光スイッチSW11〜SW14と出力側の光スイッチSW21〜SW24が交互に隣接して環状に並んで配置されている。入力側の光スイッチSW11〜SW14の両端のポートは、他の光導波路と交差していない光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接する出力側の光スイッチSW21〜SW24の両端のポートに接続されている。入力側の光スイッチSW11〜SW14の両端以外のポートは、他の光導波路と交差する光導波路により、出力側の光スイッチSW21〜SW24の両端以外のポートに、接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、光情報通信で用いられる1×N型の光スイッチを基本要素としたN×N型の光スイッチ装置において、少ない交差導波路数で多ポートのスイッチングを行うことができるように工夫したものである。
なお、Nは2以上の整数を表す。
光通信は大容量、超高速性という特長があり、近年では多くの情報通信網で実用化されている。このようなネットワークでは、大容量化に向けた方策として伝送速度の高速化や複数の波長を重畳する波長多重化の研究開発が行われている。
一方、各ネットワークノードは複数のノードと光ファイバによってリンク接続されており、効率的なトラフィックを実現するにはノード間を接続する経路を柔軟に変更することが必要になる。
ここで、ポイントトゥポイントで光接続された場合には、ノードの入力端で光/電気変換をして電気スイッチでスイッチングして、ノードの出力端で再度、電気/光変換して伝送される。この場合は光/電気変換や電気での高速スイッチングで多くの電力を消費する。
これに対して、ノード内に光スイッチを配置してスイッチングすることが研究開発されている。この場合には光スイッチで光信号の経路自体をスイッチングして光信号のまま経路変更させるため、光/電気変換や電気での高速スイッチングが不要となり、高速な光信号を低消費電力でスイッチングすることができる。
このような光スイッチは、ガラス系の平面光導波路(PLC)上に構成した熱光学(TO)スイッチ、InP系の電界吸収型光変調器(EAM)やマッハツェンダー型(MZ)光変調器や半導体光増幅器(SOA)を用いたスイッチ、LiNbO3系の位相変調型光変調器を用いたスイッチなどが研究開発されている。
主な光スイッチ構成としては、用途により、N×Nのスイッチングが行えるクロスバー型光スイッチや1×Nの光スイッチが行えるツリー型光スイッチなどが研究開発されている。
また、ツリー型光スイッチを1×N型光スイッチとして入力側にN個用い、ツリー型光スイッチをN×1型光スイッチとして出力側にN個用いて、それらを接続することでノンブロッキングのN×N型の光スイッチ装置を実現することもできる。
T. Watanabe他、"Silica-based PLC 1×128 thermo-optic switch"27th European Conference on Optical Communication (ECOC), vol.2, pp. 134-135, 2001.
上記の非特許文献1では、入力側のN個の1×N型光スイッチと出力側のN個のN×1型光スイッチの間を光ファイバで接続することで、N×N型の光スイッチ装置を実現している。この場合、N×N本の光ファイバと、2×N×Nカ所のファイバ接続点およびコネクタが必要となり、光スイッチ装置が大型化する問題がある。
そこで、装置を小型化するために、これらの接続を平面光導波路上で行うことが考えられる。この場合、最も簡便な接続手法は上記非特許文献1にも図示されているように、図5のようになる。
図5のN×N型(具体的には4×4型)の光スイッチ装置100では、光スイッチとして、入力側の4個の1×4型の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14と、出力側の4個の4×1型の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24を用いている。入力側の各光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14は、それぞれ4つのポートを有しており、出力側の各光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24も、それぞれ4つのポートを有している。図5では、各ポートを小さい○で示している。
入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14の各ポートは、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24の各ポートに、光導波路(平面光導波路)OWにより接続されている。
例えば入力側の光スイッチSW11について説明すると、ポート11aは出力側の光スイッチSW21のポートに、ポート11bは出力側の光スイッチSW22のポートに、ポート11cは出力側の光スイッチSW23のポートに、ポート11dは出力側の光スイッチSW24のポートに接続されている。つまり、入力側の光スイッチSW11の4つのポート11a,11b,11c,11dは、それぞれ、出力側の互いに異なる光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24のポートに接続されている。
他の入力側の光スイッチSW12,SW13,SW14も同様に、入力側の4つのポートが、それぞれ、出力側の互いに異なる光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24のポートに接続されている。
なお、図5では、接続用の16本の光導波路(平面光導波路)OWを直線のラインで示している。
このように、入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14のポートと、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24のポートを平面上で接続するため、接続用の光導波路OWの一部のものは他の光導波路OWと交差することはないが、接続用の光導波路OWの多くは他の光導波路OWに複数回交差することになる。
例えば、入力側の光スイッチSW11のポート11aと出力側の光スイッチSW21のポート21aとを接続する光導波路OWは、どの光導波路OWとも交差しない。
一方、入力側の光スイッチSW11のポート11dと出力側の光スイッチSW24のポート24aとを接続する光導波路OWは、最大で(N−1)×(N−1)本(図5の例では、(4−1)×(4−1)=9本)の光導波路OWと交差する。
このときの光導波路交差による損失をL(dB/交差数)とすると、導波路交差損失は、最大でL×(N−1)×(N−1)(dB)となる。具体的に、L=0.05dB、N=16とすると、11.25dBとなり、Nが増えると大幅に劣化してしまう。
このため、交差数を少なくする構成が望まれていた。
本発明は、上記従来技術に鑑み、入力側の光スイッチのポートと出力側の光スイッチのポートを、平面光導波路(2次元平面状に形成された光導波路)により接続して構成した光スイッチ装置において、導波路の交差数を少なくして導波路交差損失を低減することができるN×N型の光スイッチ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明は、
入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチが交互に並んで配置され、
前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続されていることを特徴とする。
また本発明は、
前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されていることを特徴とする。
また本発明は、
入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチは、交互に環状に並んで配置されており、
前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されていることを特徴とする。
また本発明は、
入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチは、交互に一直線状に並んで配置されており、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチの一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、他端側に配置された出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチの他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されており、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されていることを特徴とする。
また本発明は、
前記入力側の光スイッチと、前記出力側の光スイッチと、前記平面光導波路が、同一の半導体基板上にモノリシック集積して形成されていることを特徴とする。
また本発明は、
前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチが同一の半導体基板上にモノリシック集積して形成され、この光スイッチが形成された半導体基板が、前記平面光導波路が形成された平面光回路基板上にハイブリッド集積されていることを特徴とする。
本発明によれば、必要な光導波路の交差数を半減することで交差損失も半減できるので、素子の小型化が可能なままで、低損失なN×N型の光スイッチ装置を実現することができる。
本発明の実施例1に係る光スイッチ装置を示す構成図 本発明の実施例2に係る光スイッチ装置を示す構成図 本発明の実施例3に係る光スイッチ装置を示す構成図 本発明の実施例4に係る光スイッチ装置を示す構成図 従来の光スイッチ装置を示す構成図
以下、本発明に係る光スイッチ装置を、実施例に基づき詳細に説明する。
[ツリー型光スイッチ]
先ず、各実施例の光スイッチ装置において用いる、ツリー型の光スイッチについて説明する。光スイッチとしては、1×4型の光スイッチに限らず、1×8型の光スイッチや、それ以上のポート数になっている1×N型の光スイッチを採用することができる。
ここでは代表としてツリー型の1×4型の光スイッチについて説明する。
この光スイッチは1×2型光スイッチをツリー状に接続して実現される。まず最初の第1の1×2型光スイッチで2分岐し、さらにそれぞれの光出力を第2の1×2型光スイッチおよび第3の1×2型光スイッチで2分岐して4ポートに分岐する。各1×2型光スイッチは、例えばMZ型光変調器を用いることで実現できる。
この光スイッチはまず入力光を方向性結合器を用いて2つの光導波路に分岐する。このとき方向性結合器の長さは光強度を2等分するように設計される。即ち方向性結合器の結合長の2分の1となるように設定される。2分岐された入力光は2つの光導波路位相差を受けた後に再度、方向性結合器を用いて結合される。すると干渉効果により、2つの光導波路間の位相差が、±nπであれば光入力したのと反対の光導波路から光出力し、±(2n+1)π/2であれば光入力したのと同じ光導波路から光出力される(nは整数)。
従って、片方の光導波路内に位相変調領域を配置して制御すれば、1×2のスイッチング動作が得られる。位相変調を得るには光導波路の屈折率を変化させれば良い。このため、ガラス系導波路ではヒータへ電流を通電することで温度制御してTO効果を用いて光導波路の屈折率を変化させ、InP系の光導波路では電圧印加によるフランツケルディッシュ(FK)効果や量子閉じ込めシュタルク(QCSE)効果もしくは電流注入によるプラズマ効果を用いて光導波路の屈折率を変化させ、LN系では電圧印加によるポッケルス効果を用いて光導波路の屈折率を変化させれば、スイッチング動作を行うことができる。
[実施例1]
図1は本発明の実施例1に係る光スイッチ装置10を示す。この光スイッチ装置10では、入力側の4個の1×4型の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14と、出力側の4個の4×1型の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24が、交互に隣接して円環状に並んで配置されている。
つまり、光スイッチSW11、光スイッチSW21、光スイッチSW12、光スイッチSW22、光スイッチSW13、光スイッチSW23、光スイッチSW14、光スイッチSW24の順で、入力側の光スイッチと出力側の光スイッチが、交互に環状に並んで配置されている。
入力側の各光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14は、それぞれ4つのポートを有しており、出力側の各光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24も、それぞれ4つのポートを有している。
例えば光スイッチSW11は、4つのポート11a,11b,11c,11dを有しており、他の光スイッチも同様に4つのポートを有している。そして、図1では、各ポートを小さい○で示している。しかも、1つの光スイッチに備えた4つのポートのうち、両端に位置するポートは「数字にa,dを付した符号」(例えば11a,11d)により示し、両端に位置しないポートは「数字に符号b,cを付した符号」(例えば11b,11c)により示している。
入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14の各ポートは、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24の各ポートに、光導波路(平面光導波路)OWにより接続されている。各光導波路OWによる接続状態は、次のようになっている。
・接続状態A: 入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)は、それぞれ、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチに隣接しない出力側の互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの両端に位置しないポートと、出力側の光スイッチの両端に位置しないポートを接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差している。
・接続状態B: 入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)と出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態C: 入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)と出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
光導波路OWによる上記の接続状態A,B,Cの具体例を、入力側の光スイッチSW11について説明すると、次のとおりである。
・接続状態A: 光スイッチSW11のポート11bは、光スイッチSW23のポート23cに接続され、光スイッチSW11のポート11cは、光スイッチSW22のポート22bに接続されている。
・接続状態B: 光スイッチSW11の一端側のポート11aは、光スイッチSW24の他端側のポート24dに接続されている。
・接続状態C: 光スイッチSW11の他端側のポート11dは、光スイッチSW21の一端側のポート21aに接続されている。
他の入力側の光スイッチSW12,SW13,SW14のポートについても、光スイッチSW11での接続状態A,B,Cと同様な状態で、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24のポートに接続されている。この結果、図1に示すような入力側のポートと出力側のポートが、16本の光導波路OWにより接続されている。
なお、本実施例の光スイッチ装置10は、入力側の4個の1×4型の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14と、出力側の4個の4×1型の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24と、16本の光導波路OWを、全て同一の半導体基板上に、モノリシック集積して形成することができる。
または、本実施例の光スイッチ装置10は、入力側の4個の1×4型の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14と、出力側の4個の4×1型の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24を半導体基板上に形成し、この光スイッチを形成した半導体基板を、16本の光導波路OWを形成した平面光回路基板上にハイブリッド集積して形成することもできる。
後述する実施例においても、光スイッチ装置を、モノリシック集積して形成したり、ハイブリッド集積したりして、形成することができる。
ここで実施例1の光スイッチ装置10では、従来技術の光スイッチ装置(図5参照)に比べて、光導波路OWどうしの交差数が減少したことについて説明する。
ある入力側の1×N型光スイッチから隣接する2つの出力側のN×1型光スイッチを接続する光導波路OWは、どのような場合でも他の光導波路OWと交差することはない。
次にある入力側の1×N型光スイッチから最も遠い出力側のN×1型光スイッチへの接続を考える。この両者を接続する光導波路OWが、他の光導波路との交差数が最も多くなる。
これらを接続する光導波路に交差する光導波路は、この光導波路で分断された一方の円周上にある入力側の1×N型光スイッチから他方の円周上にある出力側のN×1型光スイッチへと接続される光導波路となる。
例えば図1において、入力側の光スイッチSW13のポート13cと、出力側の光スイッチSW24のポート24bを接続する光導波路OWで考えると、この光導波路で分断された右側の領域の(N/2)−1個の入力側の1×N型光スイッチから左側の領域の(N/2)個の出力側のN×1型光スイッチへ光導波路が各1本ずつ接続されるので、((N/2)−1)×N/2本の光導波路が交差する。またこの光導波路で分断された右側の領域の(N/2)−1個の出力側のN×1型光スイッチへは左側の領域の(N/2)個の入力側の1×N型光スイッチから各1本ずつの光導波路が接続されるので、((N/2)−1)×N/2本の光導波路が交差する。従って、合計すると(N−2)×(N/2)本の光導波路が交差することとなる。
したがって、光スイッチSW13のポート13cと光スイッチSW24のポート24bを接続する光導波路OWは、(N−2)×(N/2)=(4−2)×(4/2)=4本の光導波路OWと交差する。
これは前述した従来の光スイッチ装置100(図5参照)での光導波路の交差数(N−1)×(N−1)本であることに比べて、光導波路の交差数がほぼ半減していることになる。
表1は光導波路の交差による損失を計算したものであるが、許容損失を10dB以下とすると、従来型では8×8の光スイッチ装置までが限界だったのに対して、本発明を用いると16×16の光スイッチ装置まで可能となり、ポート数を倍増できることが分かる。これはスループットも倍増できることを意味しており、効果は非常に大きい。
Figure 2016161604
[実施例2]
図2は本発明の実施例2に係る光スイッチ装置20を示す。この光スイッチ装置20では、入力側の8個の1×8型の光スイッチSW11〜SW18と、出力側の8個の8×1型の光スイッチSW21〜SW28が、交互に隣接して環状に並んで配置されている。
入力側の光スイッチSW11〜SW18の各ポートは、出力側の光スイッチSW21〜SW28の各ポートに、光導波路(平面光導波路)OWにより接続されている。各光導波路OWによる接続状態は、次のようになっている。
・接続状態A: 入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号b〜gを付したポート)は、それぞれ、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチに隣接しない出力側の互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号b〜gを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの両端に位置しないポートと、出力側の光スイッチの両端に位置しないポートを接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差している。
・接続状態B: 入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する出力側の光スイッチの他端側のポート(符号hを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の一端側のポート(符号aを付したポート)と出力側の他端側のポート(符号hを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態C: 入力側の光スイッチの他端側のポート(符号hを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の他端側のポート(符号hを付したポート)と出力側の一端側のポート(符号aを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
この光スイッチ装置20においては、表1に示すように、光導波路の交差数が(N−2)×(N/2)=(8−2)×(8/2)=24となり、光導波路の交差数を減少させて、導波路交差損失を低減することができる。
[実施例3]
図3は本発明の実施例3に係る光スイッチ装置30を示す。この光スイッチ装置30は、図1に示す光スイッチ装置10における光スイッチの配置状態を変形したものである。
この光スイッチ装置30では、入力側の光スイッチSW11,SW12と出力側の光スイッチSW21,SW22が、交互に直線状に並んで配置されている。また、入力側の光スイッチSW13,SW14と出力側の光スイッチSW23,SW24が、交互に直線状に並んで配置されている。
つまり、直線状に配置した光スイッチSW11,SW21,SW12,SW22の並びと、直線状に配置した光スイッチSW13,SW23,SW14,SW24の並びが、平行状態となって配置されている。
つまり、図1の光スイッチ10では光スイッチを円形の環状に配置したが、図3の光スイッチ30では光スイッチを四角形の環状に配置したことになる。
光スイッチ10も光スイッチ30も、光スイッチSW11,SW21,SW12,SW22,SW13,SW23,SW14,SW24を環状に配置した点では一致している。
光スイッチ30における、入力側の光スイッチSW11〜SW14のポートと、出力側の光スイッチSW21〜SW24のポートとの接続状態は、光スイッチ10と同じである。
即ち、入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14の各ポートは、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24の各ポートに、光導波路(平面光導波路)OWにより接続されている。各光導波路OWによる接続状態は、次のようになっている。
・接続状態A: 入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)は、それぞれ、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチに隣接しない出力側の互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの両端に位置しないポートと、出力側の光スイッチの両端に位置しないポートを接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差している。
・接続状態B: 入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)と出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態C: 入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)と出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
[実施例4]
図4は本発明の実施例4に係る光スイッチ装置40を示す。この光スイッチ装置40では、入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14と、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24が交互に一直線状に並んで配置されている。即ち、光スイッチSW11,SW21,SW12,SW22,SW13,SW23,SW14,SW24が一直線状に並んで配置されている。
入力側の光スイッチSW11,SW12,SW13,SW14の各ポートは、出力側の光スイッチSW21,SW22,SW23,SW24の各ポートに、光導波路(平面光導波路)OWにより接続されている。各光導波路OWによる接続状態は、次のようになっている。
・接続状態A: 入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)は、それぞれ、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチに隣接しない出力側の互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポート(符号bまたはcを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの両端に位置しないポートと、出力側の光スイッチの両端に位置しないポートを接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差している。
・接続状態B1: 一直線状に並んだ光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)と出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態C1: 一直線状に並んだ光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)と出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態B2: 一直線状に並んだ光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)は、光導波路OWにより、他端側に配置された出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)と出力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
・接続状態C2: 一直線状に並んだ光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)は、光導波路OWにより、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)に接続されている。
このとき、入力側の光スイッチの他端側のポート(符号dを付したポート)と出力側の光スイッチの一端側のポート(符号aを付したポート)を接続する光導波路OWは、他の光導波路OWと交差していない。
光導波路OWによる上記の接続状態A,B1,C1の具体例を、入力側の光スイッチSW12について説明すると、次のとおりである。
・接続状態A: 光スイッチSW12のポート12bは、光スイッチSW24のポート24cに接続され、光スイッチSW12のポート12cは、光スイッチ23のポート23bに接続されている。
・接続状態B1: 光スイッチSW12の一端側のポート12aは、光スイッチSW21の他端側のポート21dに接続されている。
・接続状態C1: 光スイッチSW12の他端側のポート12dは、光スイッチSW22の一端側のポート22aに接続されている。
光導波路OWによる上記の接続状態A,B2,C2の具体例を、入力側の光スイッチSW11について説明すると、次のとおりである。
・接続状態A : 光スイッチSW11のポート11bは、光スイッチSW23のポート23cに接続され、光スイッチSW11のポート11cは、光スイッチ22のポート22bに接続されている。
・接続状態B2: 光スイッチSW11の一端側のポート11aは、光スイッチSW24の他端側のポート24dに接続されている。
・接続状態C2: 光スイッチSW11の他端側のポート11dは、光スイッチSW21の一端側のポート21aに接続されている。
この光スイッチ装置40においても、光スイッチ装置10,20と同様に、光導波路の交差数の最大値は(N−2)×(N/2)本となり、光導波路の交差数を減少させて、導波路交差損失を低減することができる。
なお、本発明の光スイッチ装置で用いることができる1×Nの光スイッチとしては、ツリー型の光スイッチに限らず、1×Nの光スイッチ動作を行うことができる他のタイプの1×Nの光スイッチであってもよい。
例えば、入力光をN本に分配してその中から所望の1本を選択する分配選択型の光スイッチや、入力光にフェーズドアレイ領域で所望の位相変調を与えて結像位置を空間的に選択して所望の出力ポートから光出力をするフェーズドアレイ型に光スイッチを採用することもできる。
本発明は、ツリー型や他のタイプの1×N型の光スイッチを基本としたN×N型の光スイッチ装置に適用することができる。
20,30,40,50,100 光スイッチ装置
SW11〜SW18 入力側の光スイッチ
SW21〜SW28 出力側の光スイッチ
OW 光導波路

Claims (6)

  1. 入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
    前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチが交互に並んで配置され、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  2. 請求項1において、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  3. 入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
    前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチは、交互に環状に並んで配置されており、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
    前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  4. 入力側の1×N型のN個の光スイッチと、出力側のN×1型のN個の光スイッチと、N個のポートを有する前記入力側の光スイッチのポートとN個のポートを有する前記出力側の光スイッチのポートとを接続する平面光導波路とを備えるN×N型の光スイッチ装置において、
    前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチは、交互に一直線状に並んで配置されており、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチの一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、他端側に配置された出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチの他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち一端側に配置された入力側の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されており、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち一端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの一端側に隣接する前記出力側の光スイッチの他端側のポートに接続され、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち他端側のポートは、他の平面光導波路と交差しない前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチの他端側に隣接する前記出力側の光スイッチの一端側のポートに接続され、
    一直線状に並んだ前記光スイッチのうち両端に配置された光スイッチ以外の光スイッチでは、前記入力側の光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートは、それぞれ、他の平面光導波路と交差する前記平面光導波路により、当該入力側の光スイッチに隣接しない前記出力側の光スイッチであって互いに異なる光スイッチのポートのうち両端に位置しないポートに接続されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項において、
    前記入力側の光スイッチと、前記出力側の光スイッチと、前記平面光導波路が、同一の半導体基板上にモノリシック集積して形成されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
  6. 請求項1から請求項4のいずれか一項において、
    前記入力側の光スイッチと前記出力側の光スイッチが同一の半導体基板上にモノリシック集積して形成され、この光スイッチが形成された半導体基板が、前記平面光導波路が形成された平面光回路基板上にハイブリッド集積されている、
    ことを特徴とする光スイッチ装置。
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