JP2020098232A - 光スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】2×2基本スイッチの間に光導波路交差がなく、通過する基本スイッチ数が経路に依存しない光スイッチを提供する。【解決手段】本発明の光スイッチは、PILOSS型光スイッチで課題である、2×2要素スイッチの間に存在する交差をスイッチマトリクスの外側にまとめて配置することによって、スイッチ全体の小型化が可能である構造を提案する。加えて2層光回路を用いることで、偏波ダイバーシティ構成における多数の交差を無くし、スイッチの低損失化が可能な構造を提案する。具体的には、本発明は、図5に示されるように、2×2基本スイッチの間に交差がなく、通過する基本スイッチ数が経路に依存しない光スイッチである。これにより光導波路交差による損失が無く、同時に、挿入損失が完全に経路無依存にでき、あるいは光導波路交差により大きさが制限されない。【選択図】図5

Description

本発明は、光スイッチに関し、より具体的には、基本スイッチの間に光導波路交差がない経路無依存な光スイッチに関する。
光スイッチは多数(十〜数十)の光路を自在かつ動的につなぎ替えることのできる部品である。光情報通信ネットワークの高品質化、大容量化のためには、多数のポートを持つ大規模な光スイッチの実現が必要となる。光スイッチの大規模化のためには、低損失性、低消費電力性のほか、フットプリントの小ささ等も重要となる。
N×Nポートの光スイッチにおいて、N!通りのポートの選び方全てについて、どの順番にでも接続できる特性を持つものを完全非閉塞光スイッチと呼ぶ。完全非閉塞光スイッチの一つである偏波無依存損失(PILOSS)型光スイッチ(特許文献1)のポート数4の例を図1に示す。図1において、Aは2×2要素スイッチであり、Bは光導波路交差であり、Cは光導波路である。
大規模な光回路を形成できる平面光回路技術(PLC技術またはシリコンフォトニクス技術)を用いると、2つの直行する光偏波(TE、TM)のうち片側のみで動作する光スイッチとなる。一方で通常の光通信方式においてはTE、TM両方の信号を多重するため、両偏波に対応可能な光スイッチが求められる。これを小型に実現する構成が、対向偏波ダイバーシティ構成のPILOSS型光スイッチ(非特許文献1)であり、この構成例を図2に示す。図2において、Aは2×2要素スイッチであり、Bは光導波路交差であり、Cは光導波路である。
従来のPILOSS型光スイッチの課題として、2×2基本スイッチの間に光導波路交差が存在することにより、(1)挿入損失が完全に経路無依存でない、(2)光導波路交差による損失がある、(3)光導波路交差により大きさが制限される、といった問題がある。また、偏波ダイバーシティ構成においては光導波路交差が多数存在するため、特に(2)の問題が顕著である。
公表特許公報 昭63−500140
K. Tanizawa, et. al., Optics Express 25 (10), 10885-10892 (2017)
上記した従来のPILOSS型光スイッチの問題を解決可能な、2×2基本スイッチの間に光導波路交差がなく、通過する基本スイッチ数が経路に依存しない光スイッチを提供することを目的とする。
本発明の一態様の光スイッチは以下の(1)〜(10)の構成を含む。
(1)同心円をn(nはポート数)個含み、最も外側の円から最も内側の円までを順番に第1リングから第nリングとし、リングの中心から見てx軸方向を角度0°とし、
(2)第1リング上の、角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にS11、S12、・・・、S1nとし、
(3)第S1i(1≦i≦n)スイッチの入力ポートのうち、リングの中心から見て右側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとし、もう一方の左側の入力ポートは終端し、
(4)第m(mは1より大きくn以下の偶数)リング上の、角度0.5×(360/n)°、1.5×(360/n)°、・・・、(n−0.5)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSm1、Sm2、・・・、Smnとし、
(5)第S(m−1)iスイッチの、リング中心より見て左側の出力ポートと、第Smiスイッチの、リング中心より見て右側の入力ポートを接続し、
(6)第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は第S(m−1)1スイッチ)の、リング中心より見て右側の出力ポートと、第Smiスイッチの、リング中心より見て左側の入力ポートを接続し、
(7)第k(kは1より大きくn以下の奇数)リング上の、角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSk1、Sk2、・・・、Sknとし、
(8)第S(k−1)iスイッチの、リング中心より見て右側の出力ポートと、第Skiスイッチの、リング中心より見て左側の入力ポートを接続し、
(9)第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は第S(k−1)nスイッチ)の、リング中心より見て左側のポートと、第Skiスイッチの、リング中心より見て右側のポートを接続し、さらに、
(10)第Sniスイッチの、リング中心より見て右側の出力ポートを、光スイッチの第i出力ポートとし、もう一方の左側の出力ポートは終端している。
本発明の他の一態様の光スイッチは以下の(a)〜(g)の構成を含む。
(a)第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置し、
(b)第1列の第S1iスイッチの2つの入力ポートのうちの上側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとし、もう一方の下側の入力ポートは終端し、
(c)第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の下側の出力ポートと、第Smiスイッチの上側の入力ポートを接続し、
(d)第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の上側の出力ポートと、第Smiスイッチの下側の入力ポートを接続し、
(e)第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の上側の出力ポートと、第Skiスイッチの下側の入力ポートを接続し、
(f)第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の下側のポートと、第Skiスイッチの上側のポートを接続し、
(g)第n列の第Sniスイッチの上側の出力ポートを光スイッチの第i出力ポートとし、もう一方の下側の出力ポートは終端している。
本発明の他の一態様の光スイッチは以下の(A)〜(F)の構成を含む。
(A)第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置し、
(B)1入力2出力の偏波分離素子を2n個配置し、第2×i番目の偏波分離素子の入力ポートを第i入力ポートとし、当該偏波分離素子の一方の出力ポートを第1列の第S1iスイッチの左上のポートに接続し、当該偏波分離素子の他方の出力ポートを第n列の第SnAスイッチの右下のポートに接続し、ここでA=1+{(l+i−2)mod n}、l(英文字のエル、以下同様)はn/2以上の最小の整数、modは剰余演算を意味し、
(C)第2×i+1番目の偏波分離素子の入力ポートを第{1+[(l+i−1)mod n]}出力ポートとし、当該偏波分離素子の一方の出力ポートを第S1iスイッチの左下のポートに接続し、当該偏波分離素子の他方の出力ポートを第SnBスイッチの右上のポートに接続し、ここでB=1+{(l+i−1)mod n}であり、
(D)第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の右下のポートと、第Smiスイッチの左上のポートを接続し、
(E)第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の右上のポートと、第Smiスイッチの左下のポートを接続し、
(F)第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の右上のポートと、第Skiスイッチの左下のポートを接続し、
(G)第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の右下のポートと、第Skiスイッチの左上のポートを接続している。
本発明によれば、光導波路交差による損失が無く、同時に、挿入損失が完全に経路無依存にでき、あるいは光導波路交差により大きさが制限されない、光スイッチを提供することができる。
従来の偏波無依存損失(PILOSS)型光スイッチのポート数4の構成例を示す図である。 従来の対向偏波ダイバーシティ構成のPILOSS型光スイッチの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態の2×2基本スイッチの構成を示す図である。 図3の本発明の一実施形態の2×2基本スイッチの光スイッチ後の接続例を示す図である。 本発明の一実施形態の同心円状のn×n光スイッチの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の4×4光スイッチの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の4×4光スイッチの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の4×4光スイッチの構成を示す図である。 図8の領域Aのブリッジ構造を示す模式図である。 交差の有無による面積の相違を示す模式図である。 図10の面積の相違を定量的に示す図である。 本発明の一実施形態のn×n光スイッチの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の4×4光スイッチの構成を示す図である。 本発明の一実施形態の4×4光スイッチの構成を示す図である。 図14の本発明の一実施形態の4×4光スイッチの信号経路の一例を示す図である。
図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。最初に本発明の一実施形態の光スイッチを構成する2×2基本スイッチについて説明する。本発明で使用する2×2基本スイッチは、一般的には「2入力と2出力をもつ光スイッチであって、入力ポートは左上と右下、出力ポートは左下と右上に配置される光スイッチ」と定義することができる。その具体例として、図3に本発明の一実施形態の2×2基本スイッチの構成を示す。
図3(a)において、2つの入力ポートIN1、IN2は左上と左下にあり、2つの出力ポートOUT1、OUT2は右上と右下に在る。光スイッチとしてマッハツェンダー型(MZI)スイッチを用いた場合の具体的な光回路構造を図3(b)に示す。同図中の実線は光導波路を表し、位相シフタ領域1、2とその前後の光カプラ3、4を含む。例えばシリコン(Si)光導波路を用いた場合、図3(b)の構造の大きさは横111μm×縦100μm程度となる。
図3(b)の構成では、位相シフタ領域1、2の屈折率を電気的に制御することで、光カプラ3を介して入力する光をcrossまたはbar状態に切り替えて光カプラ4を介して出力することにより光を所定の経路へスイッチすることができる。図4は、図3の本発明の一実施形態の2×2基本スイッチの光スイッチ後の接続例を示す図である。図4(a)に示すように、各MZIスイッチの位相シフタを設定(制御)すると、左上の入力ポートIN1と右上の出力ポートOUT1を接続でき、さらに左下の入力ポートIN2と右下の出力ポートOUT2を接続できる。また、図4(b)に示すように、各MZIスイッチの位相シフタを設定(制御)すると、左上の入力ポートIN1と右下の出力ポートOUT2を接続でき、さらに左下の入力ポートIN2と右上の出力ポートOUT1を接続できる。
図5は、本発明の一実施形態の同心円状のn×n光スイッチの構成を示す模式図である。図5において、実線は光導波路を表している。最初に、図5の点線で示すような同心円をn(nはポート数)個仮想的に考える。最も外側の円から最も内側の円までを順番に第1リングから第nリングと名付ける。リングの中心から見てx軸方向を角度0°と定義する。第1リング上の、角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にS11、S12、・・・、S1nと名付ける。第S1i(1≦i≦n)スイッチの入力ポートのうち、リングの中心から見て右側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとする。もう一方の左側の入力ポートは使用しないため終端する。2×2基本スイッチは、例えば図3と図4に示した構成のスイッチを用いることができる。なお、第1リングの各S1i(1≦i≦n)スイッチを2×2スイッチに代えて1×2スイッチを使用してもよい。
次に、第m(mは1より大きくn以下の偶数)リング上の、角度0.5×(360/n)°、1.5×(360/n)°、・・・、(n−0.5)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSm1、Sm2、・・・、Smnと名付ける。第S(m−1)iスイッチのリング中心より見て左側の出力ポートと、第Smiスイッチのリング中心より見て右側の入力ポートを接続する。第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)のリング中心より見て右側の出力ポートと、第Smiスイッチのリング中心より見て左側の入力ポートを接続する。
同様に、第k(kは1より大きくn以下の奇数)リング上の、角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSk1、Sk2、・・・、Sknと名付ける。第S(k−1)iスイッチのリング中心より見て右側の出力ポートと、第Skiスイッチのリング中心より見て左側の入力ポートを接続する。第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は第S(k−1)nスイッチ)のリング中心より見て左側のポートと、第Skiスイッチのリング中心より見て右側のポートを接続する。
最後に、第Sniスイッチのリング中心より見て右側の出力ポートを、光スイッチの第i出力ポートとする。もう一方の左側の出力ポートは使用しないため終端する。第nリングの各Sniスイッチを2×2スイッチに代えて2×1スイッチを使用してもよい。以上により、n×nスイッチが構成できる。
n=4の場合の4×4光スイッチの構成について図6〜図8を参照しながら説明する。図6は、図5の同心円状のn×n光スイッチの構成においてn=4を代入してそのまま配置した4×4光スイッチの構成例である。各図において、実線は光導波路を表している。最も外側の第1リングから最も内側の第4リングまでを仮想的に考える。第1リング上では0°、90°、180°、270°の4位置に2×2基本スイッチS11、S12、S13、S14が配置される。第2リング上では45°、135°、225°、315°の4位置に2×2基本スイッチS21、S22、S23、S24が配置される。第3リング上では0°、90°、180°、270°の4位置に2×2基本スイッチS31、S32、S33、S34が配置される。第4リング上では45°、135°、225°、315°の4位置に2×2基本スイッチS41、S42、S43、S44が配置される。第1リング上のS11〜S14のリング中心より見て右側の入力ポートを、光スイッチの第1入力ポート(1)〜第4入力ポート(4)とする。第4リング上のS41〜S44のリング中心より見て右側の出力ポートを、光スイッチの第1出力ポート(1´)〜第4出力ポート(4´)とする。
図6の光スイッチの利点として、2×2基本スイッチ間に交差がないため、交差による損失が生じない。また構造が各ポートに対して対称的(n回回転対称)であるため、どのような接続経路であっても伝搬の間に通過するスイッチ数と、光導波路長が等しいという特徴を持つ。本構造により従来のPILOSSスイッチの課題であった、光導波路交差による損失を無くすこと、及び挿入損失が完全に経路無依存であることの両方を達成することができる。ただし、出力ポート1´〜4´が全て内側にあるため、出力ポートから光を取り出す際にはグレーティングカプラ等の垂直結合器を用いる必要がある。なお、図5、図6の構造全体を左右反転した構造も同じようにn×n光スイッチとして動作する。
図6の構成において、いずれかの2×2基本スイッチを基準として、隣接した2×2基本スイッチを近くに寄せながら再配置すると、図7に示すような4×4光スイッチの構成とすることが可能である。図7の構成では、1列から4列までの各列に順番に4つの2×2基本スイッチS11〜S14、S21〜S224、S31〜S34、S41〜S44が配置されている。第1列上のS11〜S14の上側の入力ポートを、光スイッチの第1入力ポート(1)〜第4入力ポート(4)とする。第4列上のS41〜S44の上側の出力ポートを、光スイッチの第1出力ポート(1´)〜第4出力ポート(4´)とする。このような配置にすることで、スイッチの間の空間を詰めることができ、さらに基本スイッチ間に交差が存在しないため、従来のPILOSS構造よりも小型の光スイッチの実現が可能となる。ただし、出力ポート1´〜4´が全て内側にあるため、出力ポートから光を取り出す際にはグレーティングカプラ等の垂直結合器を用いる必要がある。
出力ポート1´〜4´が外側にくる4×4光スイッチの構成を図8に示す。他の構成は図7と同じである。図8の構成では、第4列上のS41〜S44の上側の出力ポートの各々からの水平方向に延びる光導波路を交差する3つの垂直方向の光導波路の上にブリッジさせる必要がある。図9にそのブリッジ構造を層間光接続を用いて行う例を示す。図9では、図8の領域Aでの層間光接続を例示している。2×2基本スイッチS41からの光は下側の光導波路から上側の光導波路へ移り伝播し、その端部で下側の光導波路へ戻り出力ポート1´へと進む。図8の4×4光スイッチの構成では、出力ポートがスイッチの外側にくるため端面接続が可能である。また、この場合でも2×2基本スイッチと光導波路交差を空間的に分け、それぞれを高密度に集積できるため、光スイッチ全体の小型化が期待できる。
ここで、図7と図8で示した行列状の配置の4×4光スイッチの構成をn×n光スイッチまで拡張(一般化)した場合の構成を以下に示す。すなわち、本発明の一態様の光スイッチは以下の構成を含む。第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置する。第1列の第S1iスイッチの2つの入力ポートのうちの上側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとし、もう一方の下側の入力ポートは終端する。第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の下側の出力ポートと、第Smiスイッチの上側の入力ポートを接続する。
第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の上側の出力ポートと、第Smiスイッチの下側の入力ポートを接続する。第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の上側の出力ポートと、第Skiスイッチの下側の入力ポートを接続する。第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の下側のポートと、第Skiスイッチの上側のポートを接続する。第n列の第Sniスイッチの上側の出力ポートを光スイッチの第i出力ポートとし、もう一方の下側の出力ポートは終端している。
2×2基本スイッチSijとしてMZIスイッチを用いた場合の従来方式と本発明方式の違いを説明した図を図10に示す。図10(a)に示した従来方式では、光導波路交差をMZI間に入れるために長さLIS=207μm程度の領域が必要である。この長さは主にMZIにおける熱光学移相器の間隔WMZIに依存する。この間隔WMZIの値は、隣り合う熱光学移相器の間での熱干渉を十分避けるためにある一定の値が必要である。典型的に100μm程度であるため、図10の例では100μmの値を用いる。図10(b)に本発明の方式を示す。光導波路交差がスイッチマトリクスの外に存在することにより、光導波路交差のあった領域を曲げ半径に起因する長さLIS=20μmの長さまで縮小可能となる。また光導波路交差は集積することにより小型にまとめることができる。
本発明の方式の利点(効果)を定量的に示すため、図10に示した設計例によって、典型的にどの程度小型化が可能かを計算した結果を図11に示す。図11の白色棒グラフの従来方式と斜線棒グラフの本発明の方式とを比べると、本発明の方式では面積比としておおよそ2.1〜2.6倍の小型化が可能であると期待される。ただし、計算においては曲げ半径を10μm、MZIの長さを111μm、光導波路交差を集積する際の隣り合う交差の最小間隔を10μmとしている。
図2に示した従来の対向偏波ダイバーシティ構成のPILOSS型光スイッチは、1経路当たり最大7N−3個の光導波路交差を通る。光導波路交差1個あたりの損失として0.025dBを考えると、N=32の場合の総損失は5.5dBとなり、比較的大きな損失が生じる。光導波路交差の損失がこれより大きいと、総損失もさらに増大する。したがって、偏波ダイバーシティ構成においては光導波路交差の損失を無くすことは重要である。面内交差を無くす方法の一つとして、光回路の2層化が挙げられる。
シリコンフォトニクス技術においてはシリコン光回路上に、窒化シリコンの成膜および加工により2層目の光回路を形成することが可能である。一方で、従来構造のままでは光導波路交差が入り組んでいるために2層化は極めて難しい。例えば光導波路交差点の手前で1層目から2層目へと光を移し(層間光接続)、交差点の後で戻したとすると確かに面内交差を回避できる。しかし、層間光接続構造を多数通ることになり、層間接続自体の損失(<1dB)のために総合した損失は悪くなってしまう。
そこで本発明では図12に示す構造を提案する。図12は、ポート数がn(nは整数)の場合の偏波ダイバーシティの構成例である。同図において実線は1層目、点線は2層目の光導波路を表している。右側の黒四角は1層目と2層目の間で光を移す層間接続構造であり、左側の白四角は偏波スプリッタローテータ(PSR)を表す。ここでPSRは、偏波ビームスプリッタ(PBS)を通したのちに方アームの偏波を90度回転させる素子である。
図12において、l(英文字のエル、以下同様)をn/2以上の最小の整数と定義する。同図のSijはそれぞれ2×2基本スイッチを表している。S11〜S1nの左側の2ポートのうち、上側・下側のポートを「上側・下側ポート」と呼ぶ。またSn1〜Snnの右側の2ポートも同様に「上側・下側ポート」と呼ぶ。図1のうち白四角のPSR、点線の2層目の光導波路、黒四角の層間接続構造を除く構造は、上述した図5〜図8で説明した通りである。以下では、PSR、点線、層間接続構造がどのように接続されるかについて説明する。
一般的な説明は後にして、まず、S11に着目する。PSRの一方の出力ポートをS11の上側ポートに接続し、他方の出力ポートを2層目の光導波路(点線)を用いて層間接続構造を介して右側のSnlの下側ポートに接続する。これを「S11の上側ポートとSnlの下側ポートを接続する」と表現する。同様に、S11の下側ポートと、Sn(l+1)の上側ポートを接続する。そして、S11の上側と下側のポートにつながるPSRの入力ポートをそれぞれ第1入力ポート、第(l+1)´出力ポートと名付ける。
一般的な全体構成の接続は以下のようになる。第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置する。第S1iスイッチの左上のポートを第n列の第SnAスイッチの右下のポートに接続する。第S1iスイッチの左下のポートを第SnBスイッチの右上のポートに接続する。ここで、modは剰余演算を意味し、A=1+{(l+i−2)mod n}、B=1+{(l+i−1)mod n}である。また、第S1iスイッチの左上と左下のポートにつながるPSRの入力ポートをそれぞれ第i入力ポート、第{1+[(l+i−1)mod n]}´出力ポートと名付ける。
第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の右下のポートと、第Smiスイッチの左上のポートを接続する。第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の右上のポートと、第Smiスイッチの左下のポートを接続する。第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の右上のポートと、第Skiスイッチの左下のポートを接続する。第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の右下のポートと、第Skiスイッチの左上のポートを接続する。以上の操作を繰り返すと、一般の次数nの場合の偏波ダイバーシティ構成が完成する。左側のポートの並びは、上から1、(l+1)´、2、(l+2)´、…、i、{1+[(l+i−1)mod n]}´、…、n、l´となる。
4×4光スイッチの場合(n=4、l=2)の場合の構成例を図13に示す。図13では、点線の2層目の光導波路が2×2基本スイッチSijの上側に配置されている。S11の上側ポートに着目すると、S42の下側ポートに接続する。S11の下側ポートはS43の上側ポートに接続する。他のポートについても同様に接続されている。図14に他の4×4光スイッチ(n=4、l=2)の場合の構成例を示す。図14では、点線の2層目の光導波路が2×2基本スイッチSijの上側と下側に分かれて配置されている。点線の2層目の光導波路の接続の仕方は基本的に図13の場合と同様である。
図15を参照して図14の4×4光スイッチ(偏波ダイバーシティ構成)の動作について説明する。まず、例として4×4光スイッチにおいて、入力1から出力3´までを接続する方法について説明する。入力される光はTE、TMの両方の光成分を含んでいる。この両方の光成分を正しく入力1から出力3´まで伝播する必要がある。PSRは、入力された光をTE成分とTM成分に分離し、TM成分の偏波をTE偏波に変換する。ここでは、もともとTE成分だった光をTE、もともとTM成分だった光をTMと表す。入力1から出力3´を接続するには第1列のスイッチS11をバー状態とし、その他はクロス状態とする。図15において、TEの経路とTMの経路の両光成分が、S11を通りながら最終的に出力3´のPSRに集まることがわかる。このPSRで再度TE、TM光成分が合成され、出力3´から出力される。以上が、偏波ダイバーシティ構成の動作例であり、他の光経路も同様である。
図13と図14の構成は、本発明による小型の4×4光スイッチの配置をとりながらも、スイッチを並び替えるだけで従来の図2と同じ形に変換できるため、偏波ダイバーシティ構成となっていることがわかる。さらに、2層光回路を用いることで、面内交差の数はゼロとなり、交差による損失を無くすことが可能である。本発明の方式においては、層間光接続の回数はどの経路をとっても2回(上り/下り)のみであり、N=32の場合でも全体で3〜5dB程度の損失低減が可能となると期待される。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明をした。しかし、本発明はこれらの実施形態に限られるものではない。さらに、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施できるものである。
本発明の光スイッチは光回路、光集積回路を構成する部品として様々な規模の光スイッチに対して幅広く適用することができる。
1、2:位相シフタ領域
3、4:光カプラ

Claims (8)

  1. 光スイッチであって、
    同心円をn(nはポート数)個含み、最も外側の円から最も内側の円までを順番に第1リングから第nリングとし、リングの中心から見てx軸方向を角度0°とし、
    第1リング上の、角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にS11、S12、・・・、S1nとし、
    第S1i(1≦i≦n)スイッチの入力ポートのうち、リングの中心から見て右側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとし、もう一方の左側の入力ポートは終端し、
    第m(mは1より大きくn以下の偶数)リング上の、角度0.5×(360/n)°、1.5×(360/n)°、・・・、(n−0.5)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSm1、Sm2、・・・、Smnとし、
    第S(m−1)iスイッチのリング中心より見て左側の出力ポートと、第Smiスイッチのリング中心より見て右側の入力ポートを接続し、
    第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は第S(m−1)1スイッチ)のリング中心より見て右側の出力ポートと、第Smiスイッチのリング中心より見て左側の入力ポートを接続し、
    第k(kは1より大きくn以下の奇数)リング上の角度0°、(360/n)°、2×(360/n)°、・・・、(n−1)×(360/n)°の各位置に、2×2基本スイッチを、入力ポートが外側、出力ポートが内側を向くように配置し、それらを順にSk1、Sk2、・・・、Sknとし、
    第S(k−1)iスイッチのリング中心より見て右側の出力ポートと、第Skiスイッチのリング中心より見て左側の入力ポートを接続し、
    第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は第S(k−1)nスイッチ)のリング中心より見て左側のポートと、第Skiスイッチのリング中心より見て右側のポートを接続し、
    第Sniスイッチのリング中心より見て右側の出力ポートを、光スイッチの第i出力ポートとし、もう一方の左側の出力ポートは終端している、光スイッチ。
  2. 前記2×2基本スイッチは、2入力2出力のマッハツェンダー型干渉計からなる、請求項1に記載の光スイッチ。
  3. 前記第1リングの第S1iスイッチの2×2基本スイッチに代えて1×2スイッチを用い、前記第nリングの第Sniスイッチの2×2基本スイッチに代えて2×1スイッチを用いる、請求項1に記載の光スイッチ。
  4. 光スイッチであって、
    第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置し、
    第1列の第S1iスイッチの2つの入力ポートのうちの上側の入力ポートを光スイッチの第i入力ポートとし、もう一方の下側の入力ポートは終端し、
    第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の下側の出力ポートと、第Smiスイッチの上側の入力ポートを接続し、
    第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の上側の出力ポートと、第Smiスイッチの下側の入力ポートを接続し、
    第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の上側の出力ポートと、第Skiスイッチの下側の入力ポートを接続し、
    第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の下側の出力ポートと、第Skiスイッチの上側の入力ポートを接続し、
    第n列の第Sniスイッチの上側の出力ポートを光スイッチの第i出力ポートとし、もう一方の下側の出力ポートは終端している、光スイッチ。
  5. 前記2×2基本スイッチは、2入力2出力のマッハツェンダー型干渉計からなる、請求項4に記載の光スイッチ。
  6. 前記第1列の第S1iスイッチの2×2基本スイッチに代えて1×2スイッチを用い、前記第n列の第Sniスイッチの2×2基本スイッチに代えて2×1スイッチを用いる、請求項4に記載の光スイッチ。
  7. 光スイッチであって、
    第1列から第n列までの各列に2×2基本スイッチSij(1≦i≦n、1≦j≦n)を配置し、
    1入力2出力の偏波分離素子を2n個配置し、第2×i番目の偏波分離素子の入力ポートを第i入力ポートとし、当該偏波分離素子の一方の出力ポートを第1列の第S1iスイッチの左上のポートに接続し、当該偏波分離素子の他方の出力ポートをを第n列の第SnAスイッチの右下のポートに接続し、ここでA=1+{(l+i−2)mod n}、lはn/2以上の最小の整数、modは剰余演算を意味し、
    第2×i+1番目の偏波分離素子の入力ポートを第{1+[(l+i−1)mod n]}出力ポートとし、当該偏波分離素子の一方の出力ポートを第S1iスイッチの左下のポートに接続し、当該偏波分離素子の他方の出力ポートを第SnBスイッチの右上のポートに接続し、ここでB=1+{(l+i−1)mod n}であり、
    第S(m−1)iスイッチ(mは1より大きくn以下の偶数)の右下のポートと、第Smiスイッチの左上のポートを接続し、
    第S(m−1)(i+1)スイッチ(ただしi+1>nの場合は、第S(m−1)1スイッチ)の右上のポートと、第Smiスイッチの左下のポートを接続し、
    第S(k−1)iスイッチ(kは1より大きくn以下の奇数)の右上のポートと、第Skiスイッチの左下のポートを接続し、
    第S(k−1)(i−1)スイッチ(ただしi−1<1の場合は、第S(k−1)nスイッチ)の右下のポートと、第Skiスイッチの左上のポートを接続している、光スイッチ。
  8. 前記2×2基本スイッチは、2入力2出力のマッハツェンダー型干渉計からなる、請求項7に記載の光スイッチ。
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