JP2005539434A - 光学的クロス接続装置及び方法 - Google Patents

光学的クロス接続装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005539434A
JP2005539434A JP2004536249A JP2004536249A JP2005539434A JP 2005539434 A JP2005539434 A JP 2005539434A JP 2004536249 A JP2004536249 A JP 2004536249A JP 2004536249 A JP2004536249 A JP 2004536249A JP 2005539434 A JP2005539434 A JP 2005539434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
cross
connect
input
optical cross
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004536249A
Other languages
English (en)
Inventor
マイケル ワイ フランクル
ジョセフ バーソルド
Original Assignee
シエナ・コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シエナ・コーポレイション filed Critical シエナ・コーポレイション
Publication of JP2005539434A publication Critical patent/JP2005539434A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0007Construction
    • H04Q2011/0009Construction using wavelength filters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0007Construction
    • H04Q2011/0015Construction using splitting combining
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0005Switch and router aspects
    • H04Q2011/0037Operation
    • H04Q2011/0047Broadcast; Multicast

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

波長分割多重ネットワークにおいて光学的クロス接続を行うための新しいアーキテクチャを提案する。全光学的クロス接続を組み込んだ光ネットワークの有用性は、一般的には光−電気及び電気−光の変換をすることなく、いくつかのネットワーク・ノードを通して個々のチャネル波長を選択的に径路付けすることと関連している。ネットワークの将来の見通しから、光学的クロス接続アーキテクチャに関する研究の大部分はクロス接続自体の高性能化に集中されてきた。ネットワークの他の部分に注目することなく光学的クロス接続アーキテクチャを分離して考えることが問題となり、不必要に複雑なハードウェアをもたらす。提案するアーキテクチャでは、ネットワークを全体として捉え、複雑さの削減と同時に重要なコストの削減も実現する。

Description

本発明は、一般的には光学的クロス接続、光学的クロス接続の構成方法、並びに関連する光ネットワーク・アーキテクチャ及び方法に関するものである。より具体的には、本発明は、波長分割多重方式のネットワークにおいて特に有用な光学的クロス接続のための新しいアーキテクチャと方法に関するものである。
全光学的クロス接続(OCC)を組み込んだ光ネットワークの有用性は、典型的には、光−電気及び電気−光の変換をすることなく、いくつかのネットワーク・ノードを通して個々のチャネル波長を選択的に径路付けできることと関連している。
ネットワークの将来の見通しから、OCCアーキテクチャに関する研究の大部分は、クロス接続自体の高性能化に集中されてきた。たとえば、1波長粒度で完全なノンブロッキングを実現するスイッチ・アーキテクチャが光ネットワークに不可欠と考えられており、そのため、熱心な研究の対象となってきた。「ノンブロッキング」とは、他のどの入力光と出力光の接続をも妨げる(「ブロックする」)ことなく、入力光を出力光に送出できる光スイッチの能力をいう。
典型的なOCC設計には、次のようなものがある。
(i)各入力ファイバー上にDEMUX(波長分波器)を設け、次に空間分割スイッチ、その次に選択的に切換えられた波長を出力ファイバーに送出するMUX(波長合波器)又はコンバイナを設ける。
(ii)各入力ファイバーの後ろに受動型スプリッタ、各分岐光路上に光学フィルタ、空間分割スイッチ、次にフィルタを通り選択的に切換えられた波長を出力ファイバーへ送出するコンバイナを設ける。
(iii)各入力ファイバーの後ろに受動型スプリッタ、各分岐光路上にフィルタ、及び該フィルタを通った波長を出力ファイバーに送出するコンバイナを設ける。
図1は(iii)に記したアーキテクチャの従来の「放送且つ選択型の(broadcast and select)」OCC装置100を示している。特に図1は、完全にノンブロッキングなOCCを示している。このOCCアーキテクチャでは、N種の経路をクロス接続するためにN*(N−1)のフィルタが必要となる。
従来のOCC装置100は、複数の光入力部102と、複数の光出力部104とを含む。また、従来のOCC装置100は、光入力部102と出力104とをクロス接続するのに使用されるローカル・クロス接続110を含み、光入力部102に流れ込んできた光信号が適切な光出力部104に送出されるようにしている。
このローカル・クロス接続110は、複数の光学カプラ106と、該光学カプラ106の接続された各対の間に配置された複数の光学フィルタ120とを含んでいる。図から分かるように、この配置により各光学カプラ106は2つの機能のうちの1つ、つまり入ってくる光信号を他の光学カプラへ出力するために分配するか、又は他の光学カプラからの光信号を結合して出ていく光信号を出力するかのどちらかを行う。
図1で示した例では、4つの経路がある。この4つの経路をクロス接続するには12の光学フィルタが必要である。経路を1つ増やして合計5にすると8つのフィルタを追加し合計20とする必要がある。つまり、従来のOCCアーキテクチャの構造ではN*(N−1)のフィルタが必要である。言い換えれば、その増加は二次曲線的である。
一般的に、従来のOCCアーキテクチャには次に示すような光信号の流れがある。
(1)入ってくる光信号を分光(スプリット)する。
(2)光学的なフィルタリング及び/又はスイッチングを行う。
(3)出力フィルタに入る光信号を再び結合する。
これは、図1に示されており、各分割の後で且つ各再結合の前に光学フィルタ120があることから分かる。光処理がスプリッタ及び結合部の機能の間に挟まれているので、このような設計は必然的にOCCを実際上「ローカル(局所限定的)」アーキテクチャにする。ローカル化は、光スイッチのコンポーネントすべてがネットワーク上の一つの場所に位置する必要がある場合に発生する。
(仮出願について)
本出願は、米国特許法第120条(35U.S.C.§120)の基、2002年9月16日に出願された仮出願60/411,007の優先権を主張し、このすべては引用によりここに組み入れられる。
このローカル化は、おそらくOCCノード自体の性能を最大限にすることができるが、ネットワークではその必要はなく、OCCノードは全体としてみればネットワークの一部でしかない。さらに、ネットワークを構成するハードウェア及び接続が不必要に複雑になり、コストが増大することになる。
本発明の特徴は、以下の図に関する詳細な説明から当業者に十分理解されるようになるであろう。これらの図は実例として示されるもので、本発明を限定するものではない。
簡潔かつ例示的にするために、本発明の原理を、主に典型的な実施形態を引用することによって説明する。それぞれの図中の同じ参照番号及び記号は、同じあるいは同じような要素を示すものとする。また、以下の詳細な説明は本発明を限定しない。本発明の範囲は、請求項及びその均等物によって定まる。
ここで使用されている「光通信」という表現は、1つの光要素によって伝送された光信号が「通信要素」へ伝達されるあらゆる接続、結合、リンク、あるいは同様のもののことを示している。そのような「光通信」装置は必ずしも互いに直接的に接続されているとは限らず、間に光コンポーネント及び/又は装置によって分離されている場合がある。同様に、ここで使用されている「接続」、「機能的接続」、及び「光学的に配置された」という表現は相対的な用語であり、必ずしも直接的、物理的な接続を要しない。
一般的には、本発明の外観は、従来の光学的クロス接続装置と比較して次のような異なった順序の光の流れがあると説明できる。
(1)1つあるいはそれ以上の入力光信号を光学的にフィルタリングし、さらにフィルタリングされた信号を1つの伝送媒体に保持する。
(2)1つあるいはそれ以上の入力及び1つあるいはそれ以上の出力間をクロス接続する。
(3)1つあるいはそれ以上の出力光信号を光学的にフィルタリングする。
このクロス接続は、スペクトル的に透過的(トランスペアレント)な手法で実行される。このプロセスは、クロス接続機能のみを「ローカル化」し、光学的なフィルタリングは、クロス接続から除かれる。光学的フィルタリングは、ネットワーク上の他のノードによって、装置内で行われるか、あるいは行われない。光学的フィルタリングは、このOCC(光学的クロス接続部)に拘束されないため、フィルタリング機能はそのネットワークに「分散」されるようになる。これにより、ネットワーク全体では効率と性能が向上し、複雑さとコストを削減すると考えることができる。
図2は、本発明の実施形態による光学的クロス接続装置200を示すブロック線図である。図示しているように、光学的クロス接続装置200は複数の光入力部202−n、複数の光出力部204−n、複数の光入力部202−n及び出力204−nの間に配置されたOCC210、及びOCC210の外側に配置された複数の光学フィルタ220を含む。ここでのnは経路のそれぞれを指す1から4であるが、経路の数字は限定的でないことを理解すべきである。
光学フィルタ220をOCC210の外に配置することによって、上記したようにクロス接続機能のみがローカル化される。図2の例は、各光入力部202−nとOCC210の間、及び各光出力部204−nとOCC210の間に、光学フィルタ220が配置されていることを示している。したがって、図2は光学的フィルタリング(又はプロセス)が光学的クロス接続装置200内で行われる例である。
しかしながら、光学的クロス接続装置200は、そのようなものに限定されないことを理解すべきである。図2ではそのように示しているが、光学フィルタ220は、装置内のすべての入力202−nと出力204−nとのそれぞれに光学的に接続される必要はない。実際には、装置200内に光学フィルタを持つ必要は全くない。上記したように、光学的フィルタリングは、ネットワーク上の他のノードによって行われる(すなわち「分散」)か、あるいは全く行われないこともある。
OCC210はスペクトル的に透過(トランスペアレント)である。言い換えれば、OCC210自体は、分光(波長)ブロッキング機能を行わない。ブロッキング機能を要求又は必要とされる場合は、1つあるいはそれ以上の光学フィルタ220を装置200内に、あるいは装置200外のネットワークに適切に配置することによって行われる。
OCC210は適切に配置及び接続された複数の光学カプラを含み、光の分光(スプリット)及び結合を行い、光信号が所望の方向へ向かうようにする。1つあるいはそれ以上の光学カプラ206−mは、受動型光学カプラである。mは1からOCC210内にあるカプラの実際の数(ここでは8)までを表し、各カプラを一義的に識別している。説明を簡潔及び簡単にするために、すべての光学カプラにそのような番号をつけてはいない。
また、1つあるいはそれ以上の光学フィルタ220は、図7aに示しているとおりマルチ・バンド・パス型のフィルタ700aである。図示しているとおり、マルチ・バンド・パス・フィルタ(MBPF)700aは記号λで表す波長のスペクトルを光入力部として受信する。これらの波長は、1つの光チャネル、あるいは各チャネルが別々の光情報を伝えることが可能な光チャネルの帯として見られる。MBPF700aは、チャネルの一部をブロックし、チャネルの残り(又は、補足部)のスペクトルを出力する。図7bは可変MBPF(RMBPF)700bを示し、そこでは、ブロックされる特定のチャネルあるいはチャネル群が制御信号を通して選別される。RMBPFの具体的な型の説明は、本出願の共通の譲受人によって2003年8月4日に出願された米国特許仮出願の代理人整理番号 4450−0403Pの中で見られ、そのすべてをここに引用により組み入れる。
図2に示すように、光学的フィルタリング機能が光学的クロス接続構造の外で行われる場合には、必要な光学フィルタの最大数はN種のクロス接続経路に対して2*N個である。言い換えれば、その増加はオーダーN、すなわち線形的である。これにより、クロス接続の経路数の増加はより実際的となり、よりコスト効率がよく、能力のあるネットワークの設計が可能になる。
複数の光入力部202−n及び複数の光出力部204−nをクロス接続する方法を以下に説明する。図8はこのような方法の実施形態を示している。図示されているように、この方法800は、複数の光入力部の間で光学的クロス接続を提供する段階810を含んでいる。この方法800はまた、少なくとも1つの入力に流れてくるか、又は少なくとも1つの出力から流れ出すか、又はその両方である光信号の少なくとも1つの光チャネルを光学的にフィルタリングする段階820を含んでいる。この光学的クロス接続はスペクトル的に透過(トランスペアレント)で、フィルタリングはチャネル又はバンドパスフィルタリングである。
光学的クロス接続部装置の実施形態を以下に説明する。図2に戻ると、この光学的クロス接続部210は、光入力部202−nと光出力部204−nとの間に光路を形成していることに留意すべきである。たとえば、光学カプラ206−4及び206−3は、光入力部202−4と光出力部204−3との間に光路(又は、接合点(コネクション))が形成されるようにする。同様に、光学カプラ206−4及び206−1は、光入力部202−4と光出力部204−3との間に別の光路が形成されるようにする。図2で示した例では、光路は、各光入力部202−nと各光出力部204−nとの間に形成される。しかし、光入力部202−n及び出力204−nのすべての対のそれぞれで光路が形成される必要はない。
また図2で示した例では、複数の光学フィルタ220がクロス接続210の外に設けられ、各光路は入力及び出力においてフィルタリングされる。しかし、すべての光路が入力及び出力の両方でフィルタリングされる必要はない。実際は、装置200内のどの光路もフィルタリングされる必要はない。これは、光学的フィルタリングが、ネットワーク上の他のノードによって行われるか、あるいは全く行われないからである。各光路を装置200内でフィルタリングするよう要求される場合には、光路の入力又は光路の出力又はその両方でフィルタリングされる。
図3は本発明の実施形態による光学的クロス接続型ファイバー・リング・ネットワーク300を示したブロック線図である。説明を簡単にするために、以降の説明には単一波長(λ1、λ2他)を引用するが、特定の波長の束や帯でも同じであることを理解すべきである。
ネットワーク300は、外リング302及び内リング304を含む。外リング302は光信号を時計回りに伝送し、内リング304は光信号を反時計回りに伝送する。ただし、逆の場合もある。ネットワーク300はまた、図2で示した型の光学的クロス接続装置310を含む。この装置310は外から外、及び内から内への接続を可能にしている。図示していないが、外から内、及び内から外のような他の接続もありうることを理解すべきである。
図1で示したような従来の光学的クロス接続部装置が使われる場合には、そのようなクロス接続には12個の光学フィルタが必要であり、完全なOCCはより複雑なハードウェアとなる。この実施形態では、装置310において光学フィルタは必要ではない。光学的フィルタリングは、図から分かるように、隣接したリングのノード306に吸収され、あるいは移動される。他の目的に関係なく1つあるいはそれ以上の光学フィルタ308が必要であり、且つ本実施形態において、現存するフィルタを有効利用できるのがこの場合である。当然、光学的クロス接続装置310が光学フィルタを含むこともできる。
図3には明示されていないが、制御コンポーネントが含まれることがある。より具体的には、光学フィルタ308が所望のチャネル及びチャネル群を再構成可能なようにブロックし/通過させるように制御されることがある。従来のサービス・チャネル、オーバーレイIPネットワーク、DCC、又はその他の通信手段が、管理、メンテナンス、及び制御情報を伝えるために利用され、そのような機能性をさらに高める。
さらに、図3に示した実施形態は、λ1及びλ3のような光学的にプロテクトされたイントラ・リング接続をサポートする。下付き文字「w」、「p」、及び「unp」はそれぞれ作動中、プロテクト、及び非プロテクトの波長チャンネルを表している。プロテクトされた波長は、リング内で再利用することはできないことに留意すべきである。たとえば、λ1p、及びλ3pは、それぞれ上部リング、及び下部リングでのみ使用される。非プロテクトのイントラ(intra)・リング接続は波長を再利用する。たとえば、λ2unpは、上部と下部の両方のリングで使用される。
同じことは相互(inter)・リング接続にもあてはまり、完全な光プロテクトはこの例では2つの波長を使用する(λ4とλ5)必要がある。なお非プロテクト接続は1つの波長で実現される。
波長の番地付け可能なノード(すなわち、関連する波長の固有の組を持つノード)を持つネットワーク、たとえばレーザー波長の接続をサポートするネットワークでは、波長の再利用について上記の妥協はされない。帯域(バンド幅)制限もこの特定のOCCアーキテクチャにかかわらず同様である。
図4は、本発明の実施形態によるメッシュ型の光学的クロス接続ネットワーク400を示すブロック線図である。図示しているとおり、このネットワーク400は、複数の光入力部402、複数の光出力部404、光学的クロス接続部410、複数の光学フィルタ420、及び独自の光学フィルタ432を持つ光合波/分波器(OADM)430を含んでいる。接続時には、経路1は線形の光サブネットワークの一部となる。この例では、OADM430は、光入力部402と光出力部404とにそれぞれ光学的に接続された第1及び第2の光学フィルタ432を含んでいる。
このため、光伝送システムによって利用されるのに必要な総帯域幅(バンド幅)は、全帯域接続の合計である。従来のOCCでは、総帯域幅は各経路でそれぞれ合計の最大値になる必要がある。一見すると、このネットワーク400は従来のOCCと比較して無駄が多いように見える。しかしながら、以下の点に注目すべきである。
1.分散アーキテクチャと従来のアーキテクチャとの間の帯域(バンド幅)利用の違いは、相互接続のトラフィックが非対称になるにつれて減少する。
2.同じ波長(同じチャネル)で、双方向それぞれについて接続が必要である場合には、従来のOCCは不都合で、本発明のいくつかの実施形態と同じになる。
3.OCCで経路接続に使用されない帯域(バンド幅)はリカバーされ、「ローカル」イントラ・ルート接続に使用される。
4.経路の需要が単一ラインのシステム容量を超えると、並行ライン・システムを整調する必要がある。これにより、その経路にあるすべてのノードの次数(degree)を1つ増やし、複雑さを増すことになる。OCCアーキテクチャにかかわらず、これにより実質的な波長ブロッキングを作り出す。
図5及び図6は、光学的フィルタリングが本発明の様々な実施形態による「分散」型でアプローチされることを説明する2例のネットワークを示す。各OCCノードを分けて考慮するよりも、ネットワーク全体のトポロジーやトラフィック需要に基づいて光学フィルタの配置が決定されている。したがって、光学的フィルタリングは分散される。これらの図は、OCCノードをかなり簡素化したもので、それによりネットワークのコストを削減する。ラインのシステム容量が増大するにつれ、波長を再利用するというネットワークの要求は減少し、これに対応して必要なMBPFモジュール数が減少することに注目すべきである。
図5及び図6を参照すると、ネットワーク上の各ノードには固有の番号がつけられ、「*」で表示されている。PATHは、互いに物理接続している一対のノードのリストであり、ネットワーク図では実線で示されている。DEMANDは、2つのノードの番号、及びこれら2つのノードの間を流れるトラフィック・チャネルの総需要のリストである。物理的なPATH及びDEMANDが独立していることに注目すべきである。図中の丸は光学フィルタ(MBPF)を持つノードを示す。光伝送システムの容量が増大するにつれて、ネットワークが必要な光学フィルタの数は段々に減少することが分かる。つまり、光学フィルタはネットワーク上でスペクトルが再利用できるようにするが、それはネットワークのトラフィック需要の合計が伝送システムの容量を超過する場合にのみ必要である。
本発明は具体例としての実施形態に関して説明してきたが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に様々な変更を行い得ることを理解すべきである。ここで使用した説明の言葉は実例として述べたものであり、限定されるものではない。
従来の光学的クロス接続アーキテクチャを示すブロック線図である。 本発明の実施形態による光学的クロス接続アーキテクチャを示すブロック線図である。 本発明の実施形態による光学的クロス接続方法のファイバー・リング・ネットワークを示すブロック線図である。 本発明の実施形態によるメッシュ型光学的クロス接続ネットワークを示すブロック線図である。 本発明の技術の実施形態を適用することによってモデル・ネットワークの伝送システム容量が増大するにつれ、マルチ・バンド・パス・フィルタの数がどのように減少するかを説明する一連の図である。 本発明の技術の実施形態を適用することによって、ある実際のネットワークの伝送システム容量が増大するにつれ、マルチ・バンド・パス・フィルタの数がどのように減少するかを説明する一連の図である。 本発明によるマルチ・バンド・パス・フィルタの実施形態を示すブロック線図である。 本発明によるマルチ・バンド・パス・フィルタの実施形態を示すブロック線図である。 本発明の実施例による複数の光入力部と光出力部とをクロス接続する方法を示す図である。
符号の説明
100 全光学的クロス接続(OCC)装置
102 光入力部
104 光出力部
106 光学カプラ
110 ローカル・クロス接続
120 光学フィルタ
200 光学的クロス接続装置
202 光入力部
204 光出力部
206 光学カプラ
210 光学的クロス接続部
220 光学フィルタ
300 ファイバー・リング・ネットワーク
302 外リング
304 内リング
306 リング・ノード
308 光学フィルタ
400 メッシュ・ネットワーク
402 光入力部
404 光出力部
410 光学的クロス接続部
420 光学フィルタ
430 光合波/分波器(OADM)
432 マルチ・バンド・パス・フィルタ
700 マルチ・バンド・パス・フィルタ
800 光学的クロス接続方法
810 光学的クロス接続を形成
820 1つあるいはそれ以上の光信号を濾波

Claims (26)

  1. 複数の光入力部(202−n)と、
    複数の光出力部(204−n)と、
    前記複数の光入力部(208)と前記複数の光出力部(210)との間に設けられた光学的クロス接続部(210)と、
    前記クロス接続部(210)の外に設けられた少なくとも1つの光学フィルタ(220)とを備え、
    前記少なくとも1つの光学フィルタ(220)が、前記複数の光入力部(208)の少なくとも1つに流れ込む光信号の少なくとも1つのチャネルをフィルタリングし、又は前記複数の光出力部(210)の少なくとも1つから流れ出る光信号の少なくとも1つのチャネルをフィルタリングし、又はその両方をフィルタリングする、
    ことを特徴とする光学的クロス接続装置(200)。
  2. 前記光学的クロス接続部(210)が、
    前記光入力部(202−n)に光学的に接続された光スプリッタ(206−m)と、
    前記光出力部(204−n)に光学的に接続された光結合部(206−m)とを含み、
    前記光スプリッタ(206−m)が前記光結合部(206−m)に対して、放送且つ結合(broadcast and combine)関係の配置で光学的に接続された、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  3. 前記各光入力部(202−n)が前記光スプリッタ(206−m)のそれぞれ1つに光学的に接続され、前記各光出力部(204−n)が前記光学的結合部のそれぞれ1つに光学的に接続された、請求項2に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  4. 前記光学的クロス接続部(210)内に光学フィルタが含まれない、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  5. 光学的クロス接続部(210)がスペクトル的に透過(トランスペアレント)である、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  6. 前記複数の光学フィルタ(220)の少なくとも1つがマルチ・バンド・パス・フィルタ(700a)である、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  7. 前記複数の光学フィルタ(202−n、212)の少なくとも1つが可変マルチ・バンド・パス・フィルタ(700b)である、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  8. 前記光学的クロス接続部(210)が複数の光学カプラ(206)を含む、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  9. 前記複数の光学カプラ(206)の少なくとも1つが受動型光学カプラである、請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  10. 複数の光入力部(202−n)と複数の光出力部(204−n)とをクロス接続する方法であって、
    前記複数の光入力部(202−n)と前記複数の光出力部(204−n)との間に光学的クロス接続部(210)を設ける段階と、
    前記複数の光入力部(202−n)の少なくとも1つに流れ込む光信号の少なくとも1つの光チャネル、又は前記複数の光出力部(204−n)の少なくとも1つから流れ出す光信号の少なくとも1つの光チャネル、又はその両方を光学的にフィルタリングする段階と、を含むことを特徴とする方法。
  11. 光学的クロス接続部(210)がスペクトル的に透過(トランスペアレント)である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記光学的にフィルタリングする段階が、前記複数の光入力部(202−n)の少なくとも1つに流れ込む光信号の少なくとも1つの光チャネル、又は前記複数の光出力部(204−n)の少なくとも1つから流れ出す光信号の少なくとも1つの光チャネル、又はその両方をマルチ・バンド・パスフィルタリングすることを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 複数の光入力部(202−n)と、
    複数の光出力部(204−n)と、
    特定の光入力部(202−n)と特定の光出力部(204−n)との間の接続として1つの光路を定義したとき、複数の光入力部(202−n)のサブセットと複数の光出力部(204−n)のサブセットとの間にそれぞれの光路が形成されるように、前記複数の光入力部(202−n)と前記複数の光出力部(204−n)との間に設けられた光学的クロス接続部(210)と、
    前記クロス接続部(210)の外に設けられ、特定の光入力部(202−n)と特定の光出力部(204−n)との間にある少なくとも1つの光路について、その光路の入力をフィルタリングするか、又はその光路の出力をフィルタリングするか、又はその両方をフィルタリングする少なくとも1つの光学フィルタ(220)と、
    を備えることを特徴とする光学的クロス接続装置(200)。
  14. 前記光学的クロス接続部(210)が、
    前記光入力部(202−n)に光学的に接続された光スプリッタ(206−m)と、
    前記光出力部(204−n)に光学的に接続された光結合部(206−m)と、
    を含み、
    前記光スプリッタ(206−m)が前記光結合部(206−m)に対して放送且つ結合(broadcast and combine)関係の配置で光学的に接続された請求項13に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  15. 前記各光入力部(202−n)が前記光スプリッタ(206−m)のそれぞれ1つに光学的に接続され、各光出力部(204−n)が前記光結合部(206−m)のそれぞれ1つに光学的に接続されている請求項14に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  16. 前記光学的クロス接続部(210)内に光学フィルタが含まれない請求項13に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  17. 前記各光路について、その光路の入力がフィルタリングされるか、又はその光路の出力がフィルタリングされるか、又はその両方がフィルタリングされる請求項13に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  18. 前記光学フィルタ(220)の少なくとも1つがマルチ・バンド・パス・フィルタ(700a)である、請求項13に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  19. 前記入力及び出力光学フィルタ(220)が可変マルチ・バンド・パス・フィルタ(700b)である、請求項13に記載の光学的クロス接続装置(200)。
  20. 第1の方向に光信号を伝送する第1及び第2の外リング(302)と、
    前記第1の方向とは反対の第2の方向に光信号を伝送する第1及び第2の内リング(304)と、
    少なくとも、前記第1及び第2の外リング(302)間で外−外接続、及び前記第1及び第2の内リング間で内−内接続を形成する請求項1に記載の光学的クロス接続装置(200)とを備える、ファイバー・リング・ネットワーク(300)。
  21. 前記光学的クロス接続装置(200)内に光学フィルタがなく、さらに前記ネットワーク(300)が前記第1、第2の外リング(302)及び前記第1、第2の内リング(304)の1つあるいはそれ以上の光路に配置された少なくとも1つの隣接したリング・ノード(306)を備え、前記隣接したリング・ノードが光学的フィルタリング機能を行う、請求項20に記載のファイバー・リング・ネットワーク(300)。
  22. 前記隣接したリング・ノードがマルチ・バンド・パス・フィルタ(700a、700b)を含む、請求項21に記載のファイバー・リング・ネットワーク(300)。
  23. 請求項1に記載の光学的クロス接続部装置(200)と、
    前記複数の光入力部(402)の1つ及び前記複数の光出力部(404)の1つに光学的に接続された光合波/分波器(add/drop module)(430)とを備える、メッシュ・ネットワーク(400)。
  24. 光合波/分波器(430)が第1及び第2のマルチ・バンド・パス・フィルタ(432)を含む、請求項23に記載のメッシュ・ネットワーク(400)。
  25. 前記第1及び第2のマルチ・バンド・パス・フィルタ(432)が前記複数の光入力部(402)の1つ、及び前記複数の光出力部(404)の1つにそれぞれ光学的に接続された、請求項24に記載のメッシュ・ネットワーク(400)。
  26. 複数の光入力部(202−n)及び複数の光出力部(204−n)をクロス接続する方法であって、
    前記複数の光入力部(202−n)及び前記複数の光出力部(204−n)をクロス接続することについて、光学的クロス接続部(210)のクロス接続機能をローカライズ(局所化)する段階と、
    前記光学的クロス接続部(210)の外にある可変光学フィルタ(220)を使って外部の光をフィルタリングする段階と、を含むことを特徴とする方法。
JP2004536249A 2002-09-16 2003-09-16 光学的クロス接続装置及び方法 Pending JP2005539434A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US41100702P 2002-09-16 2002-09-16
PCT/US2003/028757 WO2004025330A2 (en) 2002-09-16 2003-09-16 Optical cross connect apparatus and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005539434A true JP2005539434A (ja) 2005-12-22

Family

ID=31994235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004536249A Pending JP2005539434A (ja) 2002-09-16 2003-09-16 光学的クロス接続装置及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7068873B2 (ja)
EP (1) EP1546778A2 (ja)
JP (1) JP2005539434A (ja)
CN (1) CN1688909A (ja)
AU (1) AU2003270627A1 (ja)
CA (1) CA2499061A1 (ja)
WO (1) WO2004025330A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161604A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日本電信電話株式会社 光スイッチ装置

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPQ617500A0 (en) * 2000-03-10 2000-04-06 Telstra R & D Management Pty Ltd A communications network architecture
US7586888B2 (en) * 2005-02-17 2009-09-08 Mobitrum Corporation Method and system for mesh network embedded devices
US7630736B2 (en) * 2005-10-11 2009-12-08 Mobitrum Corporation Method and system for spatial data input, manipulation and distribution via an adaptive wireless transceiver
US8305935B2 (en) * 2006-07-27 2012-11-06 Mobitrum Corporation Method and system for dynamic information exchange on location aware mesh network devices
US7801058B2 (en) * 2006-07-27 2010-09-21 Mobitrum Corporation Method and system for dynamic information exchange on mesh network devices
US8411590B2 (en) 2006-07-27 2013-04-02 Mobitrum Corporation Mesh network remote control device
USRE47894E1 (en) 2006-07-27 2020-03-03 Iii Holdings 2, Llc Method and system for dynamic information exchange on location aware mesh network devices
US8305936B2 (en) 2006-07-27 2012-11-06 Mobitrum Corporation Method and system for dynamic information exchange on a mesh network in a vehicle
US8427979B1 (en) 2006-07-27 2013-04-23 Mobitrum Corporation Method and system for dynamic information exchange on location aware mesh network devices
US9124383B1 (en) 2010-09-23 2015-09-01 Ciena Corporation High capacity fiber-optic integrated transmission and switching systems
US10425322B2 (en) 2015-04-13 2019-09-24 Ciena Corporation Scalable broadband metro network architecture
CN105204129A (zh) * 2015-09-30 2015-12-30 深圳市特发信息光电技术有限公司 一种环网接头盒
US10645473B2 (en) * 2017-08-15 2020-05-05 Futurewei Technologies, Inc. All-optical networks based on switchable wavelength connects (SWCs)
US10560765B2 (en) * 2018-04-25 2020-02-11 Western Digital Technologies, Inc. Node with combined optical and electrical switching
US11026001B1 (en) 2019-12-05 2021-06-01 Ciena Corporation Systems and methods for increasing granularity and fan-out of electric circuits with co-packaged optical interfaces

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2723671B1 (fr) * 1994-08-10 1996-09-13 Tillerot Francois Repartiteur optique.
US6631018B1 (en) * 1997-08-27 2003-10-07 Nortel Networks Limited WDM optical network with passive pass-through at each node
DE69837009T2 (de) 1998-12-28 2007-11-15 Stmicroelectronics S.R.L., Agrate Brianza Optische Querverbindungsarchitektur für WDM-Telekommunikationssysteme
US6259833B1 (en) * 1999-01-15 2001-07-10 Lucent Technologies Inc. Optical cross connect using a planar arrangement of beam steerers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016161604A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 日本電信電話株式会社 光スイッチ装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004025330A2 (en) 2004-03-25
AU2003270627A1 (en) 2004-04-30
US7068873B2 (en) 2006-06-27
WO2004025330A3 (en) 2004-08-19
CN1688909A (zh) 2005-10-26
CA2499061A1 (en) 2004-03-25
EP1546778A2 (en) 2005-06-29
AU2003270627A8 (en) 2004-04-30
US20040062472A1 (en) 2004-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9048974B2 (en) Methods for expanding cross-connect capacity in a ROADM optical network
US8111995B2 (en) Shared, colorless add/drop configuration for a ROADM network using M×N wavelength switches
JP5470379B2 (ja) 光信号を切り換えるためのデバイス
US8116630B2 (en) Methods for dynamic wavelength add/drop in a ROADM optical network
JP3114801B2 (ja) 光通信ネットワーク装置
US7751714B2 (en) Centralized resource management in wavelength selective switch based wavelength cross connect systems
US20100124391A1 (en) Growable multi-degree ROADM
JP2005539434A (ja) 光学的クロス接続装置及び方法
US8903240B2 (en) Scalable reconfigurable optical add-drop multiplexer
US7437075B2 (en) Integrated reconfigurable optical add/drop multiplexer
KR100520637B1 (ko) 파장분할다중방식 자기치유 양방향 환형 광통신망
JP2003198485A (ja) クロスコネクト装置及び光通信システム
JP4228533B2 (ja) 光パス交換装置
JP2009033543A (ja) 波長選択スイッチ及び光クロスコネクトスイッチ機能部及び光クロスコネクト装置
US7356217B2 (en) Add-drop device and cross-connect device for wavelength multiplex signals
US20030156317A1 (en) Communications network architecture
US20040208540A1 (en) Node and wavelength division multiplexing ring network
US8774631B2 (en) Switch node
Collings Physical layer components, architectures and trends for agile photonic layer mesh networking
AU2001240347B2 (en) A communications network architecture
JP2005534208A (ja) 光通信ネットワークで光データを切り換えるためのシステム及び方法
Yang Understanding wavelength cross-connects and their benefits throughout the network
AU2001240347A1 (en) A communications network architecture