JP2005534208A - 光通信ネットワークで光データを切り換えるためのシステム及び方法 - Google Patents
光通信ネットワークで光データを切り換えるためのシステム及び方法 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、前記信号のキャリア波の波長を変換できる光信号を切り換えるシステムに関連し、入力ポート(PE1〜PEn)のセット、入力ポートのうちの1つで受信された入力信号が出力ポートの少なくとも1つへ選択的に向けられるように入力ポートに機能的に接続された出力ポート(PS1〜PSn)のセット、入力信号のキャリア波の波長が出力ポートから出力するときに少なくとも1つの他の波長へ変換する波長変換手段(34)を含む。本発明に従って、前記変換手段(34)の波長を変換能力が以下の3つの制限手段i)からiii)、i)入力ポート信号を送るために前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについても全く、波長変換が発生しないこと、ii)前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについて、入力ポート(PE)信号を送るために波長変換が発生できるが、しかしキャリア波の波長は、入力で受け取った所定の数Lの異なる波長変数からの限定された数の波長変数のみに変換され、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、およびiii)入力ポート(PE)信号を出力するために、変換は制限された数X2の出力ポート(PS)でのみ発生でき、前記数X2はスイッチングデバイスに設けられた出力ポートの合計数よりも少なく、前記入力ポート(PE)信号の波長は、入力で受け取られた所定数Lの異なる波長変数から任意の波長変数へ変換されること、のうちの少なくとも1つによって制限される。
Description
本発明は、光通信ネットワーク内のデータの伝送に関し、特に、異なるリンクおよびネットワークの周辺部へとデータを切り換えるためにネットワークのノードに設けられるスイッチングマトリックスのためのアーキテクチャに関する。これらのマトリックスは、切り換えられたデータキャリアの波長λを必要な時に必要な通りに変換し、特にデータを多重化し、及び/又は同じファイバ上でデータを搬送するときに生じるコンテンションの問題を解決することが可能でなければならない。データは時分割多重方式のパケット、波長分割多重方式のパケットまたは端から端まで連続的なサーキットモードのデータストリームの形式をとることが可能である。
スイッチングマトリックスの機能は入力ポートのセットと出力ポートのセットによってそれぞれデータを集めおよび転送することである。入力と出力ポートの間で、連続して安全にネットワークを通り抜けることを確実化するためにデータはキャリア波長変換または所定の時間遅延を受ける可能性がある。この目的のために、スイッチングマトリックスは:
異なる別々のデータチャネルを同じファイバ上に集中させるためのマルチプレクサを備え;
マルチプレクサが波長分割多重方式のデータを管理する場合、それぞれのファイバ上に多重化されたチャネルのセットからチャネルを抽出する逆処理を実行するためのデマルチプレクサを備え;
光信号を増幅する追加的機能を一般的に有する波長コンバータを備え;
応用可能である場合、特にコンテンションの問題を解決するためにデータのストリームを時間に分離するためのバッファとしてはたらく遅延ラインを備えている。
異なる別々のデータチャネルを同じファイバ上に集中させるためのマルチプレクサを備え;
マルチプレクサが波長分割多重方式のデータを管理する場合、それぞれのファイバ上に多重化されたチャネルのセットからチャネルを抽出する逆処理を実行するためのデマルチプレクサを備え;
光信号を増幅する追加的機能を一般的に有する波長コンバータを備え;
応用可能である場合、特にコンテンションの問題を解決するためにデータのストリームを時間に分離するためのバッファとしてはたらく遅延ラインを備えている。
光ネットワーク上のデータトラフィックの継続する増大と共に、光データスイッチングマトリックスにますます高いビットレートを提供することが必要になりつつあり、それは、これが意味するハードウェアの量の理由でコストがかかる複雑なノードアーキテクチャを課する。
光パケットスイッチングマトリックスの構造は、典型的には、すべての入力ポートでのキャリア波長変換の総合的な柔軟性に頼っており、それは出力ポートに関連する波長コンバータのおかげであり、したがってネットワークで受け取った任意のキャリア波長について各入力信号は任意の出力ポートに送られることも可能である。
総合的な波長変換能力に基づいたこの取り組み方は、各入力波長がすべて利用可能な波長で各出力ポートから転送されることを確実化するためにリソースを増加させることを意味するので、アーキテクチャを特に複雑にする。これは高い光学的損失、および波長領域で動作する、すなわちまさに能動性部品の数を減らす目的で波長分割多重方式(WDM)を使用するアーキテクチャについてですら多数の部品の必要性につながる。
図1はノードのセットを含む光データ通信ネットワーク2の理論を例示する図であって、そのうちのいくつかのノード4はそのネットワーク内だけで動作し、ノード4に接続された他のノード4’は、例えばゲートウェイとの外部接続を設定するためにネットワークの周辺部に配置される。各ノード4および4’は、1つまたは複数のスイッチングマトリックスを含み、そのポートはネットワーク2内部のリンク6へ、および周辺部ノード4’の場合ではネットワーク接続ライン8へと接続される。リンク6および接続ライン8は、複数の光ファイバから成り、ここで考察する範例では、それらは1つのファイバ上で複数のデータパケットを同時に搬送するために波長分割多重方式を使用する。
図2は、ネットワーク2のノード4又は4’のスイッチングマトリックスについての従来のアーキテクチャの1例の単純化した表現である。この例では、マトリックスはn×nのマトリックスであり、すなわちそれは、個数nの入力ポートPE1からPEn(包括的表示PE)および同じ個数nの出力ポートPS1からPSn(包括的表示PS)のを有する。
各入力ポートはそれぞれの入力光ファイバケーブルFE1からFEnに接続され、各出力ポートはそれぞれの出力光ファイバケーブルFS1からFSnに接続される。入力および出力光ファイバケーブルの各々は、数Lの異なるキャリア波長λ1からλLのを搬送することが可能であり、それぞれのポートはLの波長すべてを多重化および/または逆多重化するように構成される。
入力ポートPEと出力ポートPSの間に交差接続ユニット12が存在し、それにより、各入力ポートの各波長は、このユニット内で交差する線で象徴化されるように、n個のポートすべての波長すべてに接続されることが可能である。
時間遅延ユニット14が、交差接続ユニット12の入力及び出力ポートを接続する線に選択された時間遅延を課すために設けられる。これらの時間遅延は特に、複数のデータチャネルが同じ時間に同じ波長で同じ出力ポートにアクセスしようとするときに、コンテンションを調節するために使用される。
図3は、図2のマトリックスの一部を入力ポートPE1とPEnおよび出力ポートPS1とPSnおよびこれらのポート間の2、3の交差接続のレベルでさらに詳細に示している。明らかに入力ポートPE1からPEnすべては実質的に同じ内部アーキテクチャを有し、出力ポートPS1からPSnも同様である。これらのポート間の交差接続すべては単純な外挿法によって推論されることが可能である。
その光ファイバ入力部FEに接続された各入力ポートPEは、各々が別々に入力ファイバFE上に存在するいかなる変調された信号も与えるL個の出力チャネル16−1から16−L(包括的表示16)を備えたデマルチプレクサ16を有する。これらのチャネル16−1から16−Lの各々に、それに与えられたデータをデマルチプレクサ16の出力部で特定の波長λ1からλLで抽出するためのそれぞれの第1の波長コンバータ18−1から18−L(包括的表示18)が存在する。それらのコンバータは、一般的に、半導体の光増幅器(SOA)に基づいており、したがってやはり増幅および再生特性も有する。
各第1のコンバータ18からの出力は、コンバータ18−1から18−Lの出力すべてを同じ出力チャネル22上にまとめるためのL個の入力を備えた第1のマルチプレクサ20のそれぞれの入力部へと与えられる。n個の入力ポートPE1からPEnすべてに対応する第1のn個のマルチプレクサ20は、同じ数のそれぞれの出力チャネル22−1から22−n(包括的表示22)を有する。こうして各々の入力ポートPE1からPEnについて、説明したシステムの出力部は、変換の後に、入力ファイバFE1からFEn上にある信号を、内部のキャリア波長(λ1からλL)に与える。各々の入力ポートについて、デマルチプレクサ16、コンバータ18および第1のマルチプレクサ20の組合せは、入力の変換および増幅段階を形成する。
単一のチャネルを構成する各第1のマルチプレクサ20の出力22は、時間遅延ユニット14の個数Kの光学的遅延ライン24−1から24−K(包括的表示24)のそれぞれの入力部へと与えられる。この図では、その構成は、第1のマルチプレクサの各々の出力22に特定のKの時間遅延ラインを供給しているが、しかし実際では、もし様々な入力マルチプレクサから到来する波長が異なる場合、これらのラインは共用されることが可能である。セット24−1から24−Kの遅延ラインの各々は、特定の時間遅延を課す。本範例では、時間遅延の範囲はライン24−1への直接接続の形をとるヌル値(ゼロ時間遅延)で始まる。時間遅延の間の関係は、典型的には、線形数列に従い、例えば、最短の非ゼロの時間遅延を課されたもの(ライン24−2)が値τを有し、それに続く進行のラインはそれぞれτ、2τ、3τなどの時間遅延を課される。値τは、一般的に、パケットの固定サイズ(時間的な持続時間)に等しい。
各々の入力ポートの遅延ラインのk出力は、時間分割および特に、同時に到着するデータの連結を可能にするバッファ出力を構成する。
各々の出力ポートPS1からPSnは、入力26−1から26−L(包括的表示26)のLのグループを含み、各々が、nの入力ポートPEの各々についてKの遅延ラインのそれぞれの出力を受けるように接続された数n×Kの個別入力を有する。n×K個入力26−1から26−Lの各グループは、1からKの時間遅延kを備えたn個の入力ポートから1つの入力ポートPEを選択するための第1の選択ユニット27−1から27−Lによって受け取られる。その後、これらの選択ユニット27−1から27−Lによって選択されたデータは、Lの出力を備えたそれぞれのスター光カプラシステム28−1から28−L(包括的表示28)によって一斉通信される。各々のセットのLの出力の各々は、Lの入力部とLの出力部を備えた第2の選択ユニット29へと接続される。これらL個の出力は、それぞれの第2のマルチプレクサ30−1から30−L(包括的表示30)へと接続される。
図4は、第1の選択ユニット27、スター光カプラシステム28、および第2の選択ユニット29を含むシステムをさらに詳細に示している。
第1の選択ユニット27は、n×Kの入力の各々に特定のそれぞれのSOA、言い換えると合計n×Kの入力SOA(SOA−E)を有し、それらの各々は入力ラインを選択するための光学的ゲートとして使用される。使用時には、送られてきたデータを送信するために1つの選択されたSOA−Eがオンに切り換えられ(スイッチが閉にされ)、n×K−1の他のSOA−Eは、それらのそれぞれのチャネル上のデータを遮断するためにオフに切り換えられる(スイッチが開にされる)。
同様に、第2の選択ユニット29はLの出力の各々に特定のそれぞれのSOA、言い換えると合計Lの出力のSOA(SOA−S)を有する。これらの各々は、マルチプレクサ30の入力に関連する波長を選択するための光学的ゲートPOとして使用される。サ使用時には、送られてきたデータを送信するために1つの選択されたSOA−Sがオンに切り換えられ(スイッチが閉にされ)、その他のL−1のSOA−Sはそれらのそれぞれのチャネル上のデータを遮断するためにオフに切り換えられる(スイッチが開にされる)。
選択ユニット29のSOA−Siとマルチプレクサ30の入力iの関連付け(ここでiは1からLまでの数である)は、第1の選択ユニットによって選択されたすべてのデータから長さiを選択する。この種のマルチプレクサは入力26−1から26−Lの各グループに設けられる。
図4のシステムによる選択は、各入力ラインが入力ポート(1からn)から到来しかつ時間遅延(1からK)を有するすべてのデータ(L個の波長)を受け取り、各出力ラインについてn×K本の入力ラインを生じる(1つの出力ポートで1つの波長)という事実に基づいて、2つの段階で進行する。
n×Kの入力のうちの1つだけが所定の時間に、対応するSOA−Eを活性化させる(スイッチが閉にされる)ことによって、第1の選択ユニット27のSOA−Eによって選択される第1の段階であり、従ってこのユニット27は第1の選択段階を構成し、時間遅延pKを伴って入力ポートPEjから到来するデータ(Lの波長)のセットがn×K:Lスターカプラ28によって第2の選択ユニット29のLのSOA−Eへと一斉通信される、第1の段階、そして
第2の選択ユニット29のレベルで波長λiを選択する第2の段階であって、それは第2の選択段階を構成し、データのすべて(L個の波長)がマルチプレクサのポートiへと送られるように波長λiに対応するSOA−Sが活性化され(スイッチが閉にされ)、したがってマトリックス内で時間遅延pKを受けた入力ポートPEjの波長λiから到来するデータだけが出力部に得られる、第2の段階である。
第2の選択ユニット29のレベルで波長λiを選択する第2の段階であって、それは第2の選択段階を構成し、データのすべて(L個の波長)がマルチプレクサのポートiへと送られるように波長λiに対応するSOA−Sが活性化され(スイッチが閉にされ)、したがってマトリックス内で時間遅延pKを受けた入力ポートPEjの波長λiから到来するデータだけが出力部に得られる、第2の段階である。
L個の第2のマルチプレクサ30の各々のそれぞれの出力32−1から32−Lは、それぞれ、ポートの出力ファイバFSに到達する前に第2の波長コンバータ34−1から34−L(包括的表示34)のそれぞれへと接続される。これら第2のコンバータ34は、L個の異なる波長λ1からλLのいずれからそれらの入力に与えられるデータを各々のグループに関連する波長へと変換する。これら第2のコンバータはまた、それらの波長変換機能に加えて再生器としても動作し、光信号の品質を回復してかつ複数のスイッチマトリックスのカスケード接続を可能にするために各スイッチングマトリックス出力で光パケットを再生することに留意すべきである。
Lの第2のコンバータ34の各々の出力は、Lの入力チャネルおよびポートの出力ファイバFSに接続された1つの出力チャネルを備えた第3のマルチプレクサ36のそれぞれの入力へと与えられる。したがって、どのような出力ポートも、その出力ファイバFS上に、入力ポートPE1からPEnの様々な入力で受信したいずれのデータでも、波長λ1からλLのいずれかで送ることが可能であり、いかなるコンテンションもキャリア波長の適応により(これはスペクトル解決法と呼ばれる)または時間遅延を課すこと(これは時間解決法と呼ばれる)によって解決される。
これは、スペクトル領域の処理による(波長変換による)かまたは時間領域の処理による(時間遅延を課すことによる)かのいずれかにより、コンテンションの問題に対する2つの解決策を供給する。
以下で、「内部ポート」という用語はスイッチングマトリックスの任意の内的入力または出力を指す。
この種のアーキテクチャで、半導体の光増幅器SOA−E(第1の選択ユニット27)およびSOA−S(第2の選択ユニット29)を含む内的ポートの数は、波長分割多重モード動作であっても極めて多い。これは、各々の出力波長についてnK+Lの内部ポートを供給する必要があることが理由であり、それは合計でnL×(nK+L)個の半導体光増幅器を意味する。したがって、その従来式の解決策は完全変換として知られているものを意味する。これ以上に、マトリックス内の光分配器およびカスケード接続された半導体光増幅器の多量の光学的損失のために、マトリックスからの光信号は劣化し、再生用インターフェース、すなわち上述したデマルチプレクサ16、コンバータ18およびマルチプレクサ20の存在を必要とする。
以上の観点で、本発明は、光学的スイッチングマトリックスのハードウェアの量の拘束条件をさらに柔軟的にするために、波長変換/再生の一部だけの使用に基づいた単純化したノードアーキテクチャを提案する。
出願人は、多量のデータストリームの適切な管理は、従来式のスイッチングマトリックスアーキテクチャで必要とされるように全ポートで完全な波長変換能力を供給することを必要とせずに、潜在的なコンテンションの正しい解決法が達成されることが可能であることを見出し、図3はそのうちの1つの例を表わす。
さらに正確に述べると、本発明の第1の態様は、キャリア波長変換能力を有する光信号を切り換えるシステムを提案しており、入力ポートのセット、入力ポートのうちの1つに与えられた入力信号が出力ポートの少なくとも1つへ選択的に経路選択され得るように入力ポートに機能的に接続された出力ポートのセット、および入力信号キャリアの波長を少なくとも1つの他の出力ポートの出力波長へと変換する能力を提供する波長変換手段を含み、
変換手段の波長変換能力が以下の3つの制限手段i)からiii)
i)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポートのみについて、入力ポートから信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つによって制限されることを特徴とする。
変換手段の波長変換能力が以下の3つの制限手段i)からiii)
i)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポートのみについて、入力ポートから信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つによって制限されることを特徴とする。
第1の変形例では、変換手段の波長変換能力が、入力ポートから任意の出力ポートを介して信号を送るために波長変換が適用されうるように制限されるが、しかし出力ポートの各々で、入力で受けた数Lの異なる波長値からの限られた数x1の波長値に対してのみであり、x1が0よりも大きく、Lよりも小さい。
第2の変形例では、変換手段の波長変換能力が、入力で受けた数Lの異なる波長値からの任意の波長値に対しても入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されうるように制限されるが、出力ポートのうちの制限された数x2に対する切り換えについてのみであり、x2が0よりも大きく、システムの出力ポートの数よりも小さい。
本システムは、光データパケットの形で与えられる信号を切り換えるように構成されることが可能である。
第1の変形例で、変換手段の能力の制限が出力ポートのうちの少なくとも1つのレベルで適用され、制限が加えられる各々の出力ポートが入力ポートからの第1の数の信号ライン入力および第2の数Lの出力ラインを含み、この第2の数が出力ポートでの異なる波長の数を表わし、この第2の数のラインの出力ラインのうちの少なくとも1つが波長変換手段を有さず、信号が入力部で受信される波長と同じ波長を有する信号を出力で送信するためだけに働く。
波長変換の制限が適用される各々の出力ポートが、出力ラインと同じ波長を有する入力ラインから到来する信号を、変換なしに、各々の出力ライン上でグループ化するための単純化された選択ユニットを含み、そのユニットがさらに、変換を備えていない各出力ラインについて入力ラインを選択するための空間的選択器手段を含み、選択器手段がスペクトル選択手段を有さず、かつそれらの出力で結合手段によって空間的選択器ユニットの波長に対応する出力ラインへと結合される。
それは、入力ポートからの信号を出力ポートの出力でそれが送信される前に遅延させる時間選択手段をさらに含み、時間選択手段が、入力ポートで受信された信号の数Kの複製を出力ポートに与え、各々の複製が他に関して時間シフトされる。
波長変換の制限が適用される各々の出力ポートが、変換手段を設けられていない出力ラインにつながる入力ラインのセットを含み、そのセットが、数nの入力ポートについて、数n×Kのラインを含み、Kの時間シフトされた複製の各々についての1つがnの入力ポートの各々から到来する。
そのセットのn×Kのラインが、単純化された選択ユニットの入力に与えられ、ユニットが、システムの入力で受け取る異なる波長値の合計数Lから、キャリア波長変換が設けられる波長値の限定された数x1を差し引いた数に等しい数(L−x1)の出力ラインを発生する。
各出力ポートが、各々が波長変換を備えたx1の出力ラインのうちのそれぞれ1つにつながり、かつ各々がn×Kの入力ラインを含む数x1の入力ラインのセットを含み、出力ポートがn×K(x1+1)の入力ラインを含み、ラインのx1セットの各々がさらに、キャリア波長変換が設けられる波長値のうちの制限された数x1の波長値の各々について、
数n×K本の入力ラインをその入力で受け、Kの時間シフトされた複製の各々についてのものはnの入力ポートの各々から到来し、nK:Lカプラを使用し、システムの入力で受け取った波長値の合計数Lに等しい数Lの出力を生成する空間的および時間的選択段階と、
その入力でLの出力を受け、その出力でそれらのうちの1つを選択的に発生するマルチプレクサに関連する空間的選択段階を含む波長選択システム、および
それらの入力でマルチプレクサの出力を受け取り、それらの出力で出力ラインに接続された波長変換手段を含む。
数n×K本の入力ラインをその入力で受け、Kの時間シフトされた複製の各々についてのものはnの入力ポートの各々から到来し、nK:Lカプラを使用し、システムの入力で受け取った波長値の合計数Lに等しい数Lの出力を生成する空間的および時間的選択段階と、
その入力でLの出力を受け、その出力でそれらのうちの1つを選択的に発生するマルチプレクサに関連する空間的選択段階を含む波長選択システム、および
それらの入力でマルチプレクサの出力を受け取り、それらの出力で出力ラインに接続された波長変換手段を含む。
システムは、単純化された選択ユニットの(L−x1)の出力ラインとマルチプレクサのセットのx1の出力のうちのそれぞれ1つを各々が受けるLの入力、および、対応する出力ポートの出力ファイバ上に送信する出力を備えたマルチプレクサをさらに含む。
それは、数nの入力ポートおよび数n’個の出力ポートを有し、数nとn’は等しいかまたは異なり、各入力ポートが、Lのそれぞれの波長を有する数Lのキャリアを含むスペクトル多重を有し、システムがさらに、
n個の光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階と、
第1の段階からのn×Kの多重の各々をn’×(x1+1)に等しい数の複製へと変換する第2の段階、および
出力ポートPSによって受け取られるnK(x1+1)多重からLの光信号を選択する第3の選択段階を含む。
n個の光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階と、
第1の段階からのn×Kの多重の各々をn’×(x1+1)に等しい数の複製へと変換する第2の段階、および
出力ポートPSによって受け取られるnK(x1+1)多重からLの光信号を選択する第3の選択段階を含む。
セットのn×K本のラインが単純化された選択ユニットの入力に与えられ、ブロックがその出力で、システムの入力で受け取った波長値の合計数Lに等しい数の出力ラインを生成する。
それは、単純化された選択ユニットのの出力ラインのうちのそれぞれ1つを各々が受けるLの入力、および対応する出力ポートの出力ファイバへの出力を備えたマルチプレクサをさらに含む。
本システムの第2の変形例のシステムは、数nの入力ポートおよび数n’の出力ポートを有し、数nとn’は等しいかまたは異なり、各入力ポートが、Lのそれぞれの波長を有する数Lのキャリアを含むスペクトル多重を有し、システムがさらに、
nの光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階と、
第1の段階からのn×Kの信号の各々をL×x2+n’−x2に等しい数の複製へ変換するための第2の段階、および
全体的波長変換を有する出力ポートによって受け取られるn×KL多重からLの光信号を選択し、波長変換を有しない出力ポートによって受け取られるn×K多重からLの光信号を選択するための第3の選択段階を含む。
nの光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階と、
第1の段階からのn×Kの信号の各々をL×x2+n’−x2に等しい数の複製へ変換するための第2の段階、および
全体的波長変換を有する出力ポートによって受け取られるn×KL多重からLの光信号を選択し、波長変換を有しない出力ポートによって受け取られるn×K多重からLの光信号を選択するための第3の選択段階を含む。
本発明の第2の態様は、入力と出力のラインを接続する少なくとも1つのノードを含む光通信ネットワークであって、ノードが、その入力ポートで入力ラインのセットに接続され、かつその出力ポートで出力ラインのセットに接続された、本発明の第1の態様に記載の少なくとも1つのスイッチングシステムを含むことを特徴とするネットワークを提供する。
そして、このスイッチングシステムは少なくとも1つのゲートウェイへとさらに接続されることが可能である。
ネットワークは、特に、コンテンションにあるパケットが、波長変換能力の制限のために波長変換を受けえない場合にはパケットの時間分散によって、特に、コンテンションにあるパケットが波長変換を受けうる場合にはパケットのスペクトルと時間の分散によって、コンテンションを管理する。
本発明の第3の態様は、特に、コンテンションにあるデータストリームが、波長変換能力の制限のために波長変換を受けえない場合にはデータストリームの時間分散によって、特に、コンテンションにあるストリームが波長変換を受けうる場合にはデータストリームのスペクトルと時間の分散によって、コンテンションの管理を有する通信ネットワークノード内のデータストリームを切り換えるための、本発明の第1の態様に記載のスイッチングシステムの使用法。
本発明の第4の態様は、キャリア波長変換能力を有する光信号を切り換える方法であって、入力ポートのセット、入力ポートのうちの1つに与えられた入力信号が出力ポートの少なくとも1つへ選択的に経路選択され得るように入力ポートに機能的に接続された出力ポートのセット、入力信号キャリアの波長を出力ポートの出力で少なくとも1つの他の出力波長へと変換する能力を提供するための波長変換手段を含み、
波長変換能力が以下の3つの制限可能性i)からiii)、
i)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポートのみについて、入力ポートから信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つを使用することによって制限されることを特徴とする。
波長変換能力が以下の3つの制限可能性i)からiii)、
i)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)出力ポートの少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポートのみについて、入力ポートから信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つを使用することによって制限されることを特徴とする。
上述した本発明の第1および第3の態様に従ったシステムまたはネットワークの情況で述べられる代替選択肢の態様および変形例はこの方法に必要な変更を加えて適用される。
本発明およびそれから生じる利点は、非限定的な例のみで与えられ、その説明が添付の図面を参照して与えられる、以下の好ましい実施形態の説明を読むとさらに明らかになるであろう。
説明される本発明の実施形態は、パケットの形式の光データの切り換えに関するが、しかし他のデータ構造も考えることが可能である。
上記で説明したように、本発明は、関連するネットワークアーキテクチャに応じて、全波長のおよび/または各入力もしくは出力の光学経路上の変換/再生は、例えば光パケットを管理する光スイッチングマトリックスで常に必要とされるわけではないという出願人の観測から生じている。その結果、本発明に従って、ノードのアーキテクチャを単純化するために、これらコンバータ/再生器の使用は、例えば特定のポートのみ、もしくは各ポートの一部だけを装備することによって制限される。この方式では、コンバータ/再生器を設けられていないポートについては、光スイッチングマトリックスの出力で完全な波長変換(すなわちすべての出力ポートの出力での利用可能なすべてのキャリア波長の変換)が供給されないので、所定の出力波長λiについてコンテンションにある入力波長だけが各入力ファイバ内で同じ値λiを備えた波長である。
したがって、所定の出力ポートで、図3と4のアーキテクチャ内でコンバータ34を備えた光交差接続システム29によって実行される波長選択の第2のレベルが省略されるかまたは少なくとも大幅に単純化されることが可能である。これは、このとき系統的な波長選択がもはや不必要であり、一斉通信する光カプラ(1:nLカプラ)のサイズを削減することが可能であるという理由による。
これ以降、Lはスイッチングマトリックスによって処理される信号について利用可能なキャリア波長の数であり、nはスイッチングマトリックスの入力または出力ポートの数である。
本発明の次の2つの変形例が考えられる。
変形例1:すべてのポートが、変換が供給される特定の数の波長のみを有し、これ以降「全ポートでのx1/Lの波長λ変換可能性」という表現で言及される解決法を構成するものであって、x1は0よりも大きく、かつLよりも小さい整数である。
変形例2:特定の出力ポートが変換能力を有さず、その他は完全な変換のための準備を有し、これ以降「完全な波長λ変換を備えたx2/n個のポート」という表現で言及される解決法を構成するものであって、x2は0よりも大きく、かつnよりも小さい整数である。
本情況では、「完全な変換」という表現は、波長λ1からλLのセットの中のいずれの入力波長もセットの中のどのような他の波長にも変換する機能を意味する。他方で、これらの可能性のx1/Lまたはx2/nにそれぞれ減少された変換の可能性は、L個の波長のうちの数x1だけが、所定のポートに関して、変換され、あるいはnの出力ポートのうちの数x2だけが波長λ1からλLの中のいかなる波長へも完全に変換するための手段を設けられることを意味する。
図5aと5bは変形例1の一般的な構造を表わす。これらの図は、図3と4に示したように入力ファイバFEと出力ファイバFSへの接続を備えたn×nスイッチングマトリックス10を単純化した形で表わしている。n個の入力ポートPE1からPEnは、図3と同様の構造を有することが可能であり、簡潔化するために再度説明しない。しかしながら、本発明の1つの有利な態様に従って、入力ポートの変換/再生段階は省略されることが可能であり、以下の組合せからなり、第1のデマルチプレクサ16、第1の波長コンバータ18、第1のマルチプレクサ20である。これは、本発明の単純化されたアーキテクチャが損失を制限し、この段階を不要にすることが可能であるという理由による。この図の以下の説明は入力ポートで変換/再生を伴なわないこの選択肢に基づくものである。このケースでは、入力ファイバFE1からFEnの各々は、遅延ライン24−1から24−KのそれぞれKの入力に供給を行なう光カプラ(図示せず)を駆動し、その後、ファイバFE1からFEnは図3の点22−1から22−nへと直接接続される。
この点で図3と4のアーキテクチャとは異なり、nの出力ポートPSのセットは、さらに拡大したスケールで図5bに示した出力の図でさらに正確に示されるように、Lのポートの出力部32−1から32−Lのうちの数x1だけをそれぞれの変換/再生段階34−1から34−x1に接続するように構成して供給することによって単純化される。これらx1個の出力部の各々について、上流の光経路、すなわちマルチプレクサ30、光カプラ28および入力グループ26は実際では図3のそれらと同様である。
出力(一斉通信)段階は、L−x1個の他の出力部32−x1+1から32Lのレベルで単純化される。これらは、変換/再生ステージ34を挿入することなく、出力ファイバFSのリードマルチプレクサ36を直接駆動する。出力ポート内で、これは特に、以下で説明するように、デマルチプレクサの追加を受ける光学的結合を単純化する。このアーキテクチャを例えば図3に示した例のような従来の一斉通信および選択の構造と比較すると、一斉通信−交差接続12のレベルで、遅延ラインの下流の光カプラのサイズがn×L個からn×(x1+1)個へと削減されることが可能であることが判り、ここでx1はnの波長のうちの変換機能を備えた波長の数である。これは、この場合にデータをnの出力ポートPS−1からPS−n(要素nは2つの式で共通である)へ、その後、出力ポート毎へと一斉通信するのに充分であるという理由によるものであって、変換を備えたx1個のグループの各々に一回の一斉通信、それに加えて変換を備えていない全てのL−x1個のグループの各々に一回の一斉通信である。このようにして、一斉通信の合計回数はn×(x1+1)に制限される。これは主に、変換を備えていないグループの各々について(変換を備えていない出力ポートの波長の各々について)、同じ波長で入力ポートの各々から到来するデータ間でのみコンテンションが解決され、一方変換を備えたグループについては全入力ポートの全波長(λ1からλL)で到達するデータ間のコンテンションを解決することが必要とされるためである。両方のケースで、コンテンションを解決するための時間的自由度は保持される(全波長についてKの時間遅延へのアクセス)。
ポート毎に4つの波長を備えた2×2のスイッチを例により考える。出力ポートでは波長λ1とλ2が変換を備え、波長λ3とλ4は変換を備えていない。グループ1と2については、2つの入力ポートのうちの一方でλ1、λ2、λ3およびλ4でパケットを受け取ることが可能であり、それに対してポート3と4については2つの入力ポートのうちの一方でそれぞれλ3およびλ4でパケットを受け取ることだけが可能である。したがって、時間遅延の後の一斉通信の数は、完全変換の場合では8ではなく6である。
図5aと5bのそれらと類似した図である図6aと6bは変形例2の一般的な構造を表わしている。
この状況では、係数x2/nで変換能力を削減することは、nの出力ポートPS1からPSnのうちの数x2だけを完全な変換と再生の能力を供給することによって得られる。したがって、これらx2のポートの各々は、すべての点で図3からの出力ポートPS同一であり、n個の出力ポート32−1から32nはLのそれぞれの変換/再生ステージ34−1から34−Lを介して出力ファイバFSのマルチプレクサ36を駆動する。
この状況では、n−x2個の他の出力ポートPSx2+1からPSnについての出力変換と再生の段階を設けないことで結果的に単純化が得られる。さらに拡大したスケールで図6bに示した出力の図によってさらに正確に示されるように、これらn−x2の他のポート各々のLの出力部34−1から34−Lは、その出力ファイバFSのリードマルチプレクサ36を直接駆動する。これらn−x2個のポートでは、これが特に光学的結合を単純化し、変形例1と同様に、以下で説明するようにデマルチプレクサ/分配器の追加を受ける第2のマルチプレクサ28を削除する。
このようにして変形例1と2の両方で、スイッチングマトリックス内に一部の一斉通信のみ存在するので、従来技術と比較して、光スイッチングマトリックスの複雑さが大幅に削減される。
図7は上述の変形例1に従ったスイッチングマトリックス40の内的アーキテクチャをさらに詳細に示しており、その一般的構造は図5aと5bに関連して述べられている。nの部分的変換出力ポートPSCPのすべては同一であり、出力ファイバFS1を駆動するポートPSCP1だけが詳細に表わされている。同様に、nの入力ポートすべてが同一であり、2つの入力ポートPE1とPEsから到来する遅延ラインの出力1からkだけが示されている(図3参照)。
再生を伴なった合計の波長変換は、最初のx1の入力グループ26−1から26−x1によって供給され、そのうちの1番目とx1番目だけが示されている。光学的処理手段およびこれらのグループ26−1から26−x1の各々のための経路は図3からのどのような他の入力グループ26についても同じである。したがって、各々について結合システムnK:L 28、第2のマルチプレクサ30、および変換/再生ステージ34が連続して存在する。これらx1個のステージ34−1から34−x1各々の出力は、出力ファイバFSのリード出力マルチプレクサ36を駆動する。
この出力マルチプレクサ36のL−x1の他の入力は、それぞれのデマルチプレクサ44でn×Kの遅延ライン出力の各々を集める光学的選択構造42から直接到来する。さらに正確に述べると、光学的選択構造42は、nの入力ポートPE1からPEnの各々について、遅延ライン24−1から24−4のKの出力をそのn×K個のマルチプレクサ44で受け取る。変換を備えていない出力ポートのL−x1個の波長に対応するこれらn×Kのデマルチプレクサ44のL−x1の出力は、数dの選択ストリップ46−1から46−dで構成された選択ストリップのセットによって集められ、ここでdはL−x1に等しい。各ストリップは、n×Kのデマルチプレクサから到来するが同じ波長で搬送されるデータを受信する。したがって、dのストリップの各々は、それぞれのnK:1カプラ48−1から48−d(包括的表示48)へ、遅延ライン24−1から24−Kの任意の利用可能なK時間遅延を有する入力ポートファイバFE1からFEnに供給された任意の入力を出力するが、しかし入力ファイバに存在する元来の波長においてのみである。カプラ48の各々の出力は、各選択ユニット46の出力の波長に対応する出力マルチプレクサ36のそれぞれの入力部へと与えられる。したがって選択ユニットがLの入力部を有し、そのうちの数x1が波長変換を備え、残りのL−x1=d個が波長変換を備えていないことに留意すべきである。
図8は上述の変形例2に従ったスイッチングマトリックス50の内的アーキテクチャをさらに詳細に示しており、その一般的構造は図6aと6bを参照して説明される。出力ポートは2つのタイプであって、完全変換部を備えたもの(包括的表示PSCC)および変換を備えていないもの(包括的表示PSSC)である。完全変換部を備えたx2個の出力ポートPSCC1からPSCCx2がある。それらの動作、および遅延ライン24−1から24−nを介したn個の入力ポートPE1からPEnへのそれらの接続は図3を参照して与えられる説明と同じであり、簡潔化するために再度説明しない。したがって、これらPSCCポートの出力ファイバFS1からFSx2は、Kの時間遅延から選択する設備でそれらの各々が、入力ポートPE1からPEnに与えられたすべてのデータをLの波長のうちのいかなる波長についても転送することを可能にする。
他方で、変換部を備えていないn−x2個の他の出力ポートPSSCx2+1からPSSCnは,それらの入力部に与えられたデータの波長の変換を提供しない。それらの機能は、波長毎にコンテンションを解決するためにKの時間遅延から選択する機能で,それらのそれぞれの出力ファイバFS上に入力ポートPE1からPEnに与えられたすべてのデータを選択することに限定される。
この目的のために、変換部を備えていない各々の出力ポートPSSCは、それぞれのnの入力ポートPE1からPEnの各々についておよびKの利用可能な時間遅延の各々について1つ、n×K個の入力を備えた選択システム52を含む。選択システム52は、図7の選択システム42の方式で、各入力部につき1つ、数n×Kのデマルチプレクサ54、および各々がカプラ58に関連する数Lの選択スイッチ56を含む。n×Kのデマルチプレクサ54の各々からの出力は、Lの選択ストリップ56の各々へと送られ、これらのストリップの各々は1つの波長だけを処理する。Lのカプラ58は出力マルチプレクサ36のLのそれぞれの入力部を直接駆動し、選択ユニット56の出力波長を1つずつマルチプレクサ36の入力波長と関連付け、その結果、前記マルチプレクサはその関連する出力ファイバ上にn×Kの入力のうちの1つを出力することが可能となる。
上述の変形例1および2のアーキテクチャは、機能的に等価であり、入力波長コンバータの数を削減することによって先行技術のアーキテクチャ(図3参照)をかなり単純化する。入力ファイバは、遅延ライン24−1から24−K(バッファなし、k=1)で構成される光学的バッファメモリへと直接接続されることが好都合であり、したがって波長の各々のくし型(comb)が各々の遅延ラインへと一斉通信される。また、出力段階に対する光カプラのサイズも図3のそれと比較して削減される。これは、各遅延時間が各出力ポートPSへと一斉通信されるが、必ずしも出力ポートの各々の波長においてである必要がないという理由による。変換を伴なう出力波長でのみ全体的一斉通信があるが、しかし変換を備えないポートへの限定された一斉通信で充分であり、残りはスペクトルの逆多重化および入力波長と出力波長の間の1対1の対応によって達成される。したがって、選択プロセスは、波長変換/再生を伴なうポート(この場合では、光学的ゲートの2つのステージ)については図3のそれと同様であるが、しかし波長変換を備えていないポートについてはそれは単純化されており、光学的ゲートの1つの段階のみを必要とする(追加の能動的波長選択段階はなく、波長選択は前者の場合のデマルチプレクサ44または後者の場合のデマルチプレクサ54によって受動的に達成される)。
上述の値x1またはx2が、アーキテクチャ内の変換/再生の部分的使用率を表わす要素として理解されるべきであることは図7と8から明らかである(図5a、5bまたは7の各出力ファイバ上のL個の波長のうちのx1個、および図6a、6bまたは8のn本の出力ファイバのうちのx2本)。したがって、一斉通信するカプラは図7の1つの1:n(x+1)カプラ、および図8の1つの(Lx+n−x)カプラへと削減される。
もしx=0であれば、光スイッチングマトリックスは波長変換を提供せず、図7でx1=Lまたは図8でx2=nであれば光スイッチングマトリックスは完全な変換能力を有する。
波長分割多重方式を使用する半導体光増幅器の形の光学的ゲートを使用する図7と8に示された実施形態では、各増幅器内の波長の数を限定するために、Lの値は好ましくは42よりも小さくあるべきである。そうでなければ、入力で帯域の逆多重化を使用する(b個の帯域が増幅器当たりL/bの波長を有するように意図される)、フランス特許出願FR0015889号に説明されているようにアーキテクチャが変更されることが可能である。
本発明に従って部分的な波長変換のみを使用することは、光データスイッチの選択段階を単純化する。これは光スイッチングマトリックスの導入に必要なハードウェアの量に直接影響を及ぼし、したがってコストを下げる。本発明から得られることが可能な利点を示すために、各々の場合で使用されるハードウェアの量を表1に要約する。
図1に示されるような従来式のアーキテクチャと比較して半導体光増幅器に関する削減は、変形例1(図5と7)については(L−x1)×nL個であり、変形例2(図6と8)については(n−x2)×L2個である。例えば、ファイバ出力当たり16の波長および8つの位置のバッファ(n=4、L=16、K=8)を有する4×4アーキテクチャを考えることが可能である。
波長変換をリソースの半分(変形例1の場合(図6と8)では各ファイバ上の波長の50%、変形例2の場合(図7と9)ではファイバの50%)に制限することによって、両方の場合で、512の半導体光増幅器が節約され、それは同様の能力の図3の先行技術のアーキテクチャに使用される増幅器の合計数のほぼ20%である。そして、例えば図8の一斉通信用カプラは、図3の1:64カプラの代わりに1:36カプラであることが可能である。
実際に、この例では、1:64カプラが使用されねばならないであろうが、他の場合では結合の減少が既にあるカプラのサイズに良好に適合することが可能である(図8の同じ例の16の波長の中から波長変換を伴なう7つの波長を得ることは結果的に1:32カプラとなる)。
明らかに、例えば、少なくとも1つの出力ポートが全波長の変換を提供し、その一方で少なくとも1つの他のポートが入力ポートで処理される限られた数の異なる波長のみを変換するように制限されるスイッチングマトリックス、あるいは部分的変換を提供する特定のポートと変換を提供しないその他を備えたスイッチングマトリックスを作り出すために、上述の変形例1と2を組み合わせることが同等に可能である。
図9と10は、局部的接続ゲートウェイを有する光ネットワークのノードへデータパケットを経路選択するための、本発明の変形例1と2のいずれかに従った光パケットを切り換える光スイッチングマトリックスの動作の例を示している。
図9と10の例では、図7のマトリックス40または図8のマトリックス50の形をとることが可能であるスイッチングマトリックス60は、ゲートウェイ70および光リングネットワーク2へと接続される。特に、ゲートウェイの少なくとも1つの出力がマトリックス60のそれぞれの入力ポートPEpへと接続され、マトリックスの少なくとも1つの出力ポートPSpがゲートウェイのそれぞれの入力へと接続される。このように、これらのポートPEpとPSpは、ゲートウェイ70が従来の接続によってネットワーク上で光データパケットを送信および受信することをそれぞれ可能にする。典型的には、ゲートウェイはネットワークとサブネットワーク、例えばメトロポリタンエリアネットワークの間の接続を提供する。
スイッチングマトリックス60のその他の入力および出力ポートは、ネットワーク内を通過中のデータを経路選択するため、およびゲートウェイに代わってデータを挿入もしくは分岐するためにネットワークへと接続される。
ゲートウェイ70とネットワークの間の通信はMACプロトコルによって管理される。特に経路に沿ってメモリがないときに使用されるこのプロトコルは、ソースからのパケットが宛先に達することを保証する。この場合には、パケットはそれらの端から端までの経路を通じて同じ波長でキャリア上に残る。
しかしながら、特定の情況に応じて、ゲートウェイ70とネットワーク2の間のスイッチングマトリックス60で、またはマトリックスを経由してネットワーク内を通過中の信号に、キャリア波長変換を適用することが必要となる可能性もある。
それはコンテンションを処理するための波長変換を備えた経路に加え、て波長変換を備えずに使用されうる、マトリックスを経由する経路が設けられることが可能である。MACプロトコルはまた、マトリックス60で波長変換を使用すべきか否かの選択も行なう。
そして、本発明に従った部分的変換を有する切り換えは、アーキテクチャを単純化すると同時にすべての必要条件を満足させる。
図9に示した動作のモードでは、データはゲートウェイ70からスイッチングマトリックス60の入力ポートPEpへと送られる(矢印F1)。これと並行して、通過中のデータトラフィックがマトリックスと交差する(矢印F2およびF3)。そのとき、スイッチングマトリックスを横切る管理ストリームが各々のファイバについて部分的波長変換を呼び出し、MACプロトコルによってコンテンションが解決される。このようにして、一部のトラフィックは波長変換なしに経路選択され、コンテンションにあるトラフィックだけが波長変換を受ける。
図10に示した動作のモードでは、スイッチングマトリックス60は、マトリックスを横切る通過中のデータ(矢印F6およびF7)と並行してネットワーク2からのデータをそれぞれの波長についてゲートウェイ70へと経路選択する(矢印F4およびF5)。この場合には、ネットワークからのデータF4とF5をゲートウェイに転送するために波長変換を適用する必要はない。ネットワークを形成するリングについてはMACプロトコルによってコンテンションが解決され、(もしリングに接続されたマトリックスの入力PEに出力ポートPSpと同じ数の波長が存在するならば)マトリックスとゲートウェイの間にコンテンションは存在しない。ゲートウェイに接続された端末が所定の波長でマトリックスにアクセスすることが可能である場合には、PEpから到来するトラフィックに伴なうコンテンションは存在しないので、マトリックス60とゲートウェイ70の間の通信についてマトリックスは常に利用可能であり続ける。
本発明の範囲から逸脱しない数多くの実施形態および変形例を、例えばハードウェア、機能、および管理手段とハードウェアの大きさに関して考えることが可能である。
Claims (23)
- キャリア波長変換能力を有する光信号を切り換えるシステムであって、入力ポート(PE1〜PEn)のセット、入力ポートのうちの1つに与えられた入力信号が出力ポートの少なくとも1つへ選択的に経路選択され得るように入力ポートに機能的に接続された出力ポート(PS1〜PSn)のセット、および入力信号キャリアの波長を少なくとも1つの他の出力ポートの出力波長へと変換する能力を提供する波長変換手段(34)を含み、
前記変換手段(34)の前記波長変換能力が以下の3つの制限手段i)からiii)、
i)前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについて、入力ポート(PE)から信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポート(PS)のみについて、入力ポート(PE)から信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つによって制限されることを特徴とするシステム。 - 前記変換手段(34)の前記波長変換能力が、入力ポート(PE1からPEn)から任意の出力ポート(PS1からPSn)を介して信号を送るために波長変換が適用されうるように制限されるが、しかし出力ポートの各々で、入力で受けた数Lの異なる波長値からの限られた数x1の波長値に対してのみであり、x1が0よりも大きく、Lよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記変換手段(34)の前記波長変換能力が、入力で受けた数Lの異なる波長値からの任意の波長値に対しても入力ポート(PE1からPEn)から信号を送るために波長変換が適用されうるように制限されるが、出力ポート(PS1からPSx2)のうちの制限された数x2に対する切り換えについてのみであり、x2が0よりも大きく、システムの出力ポートの数よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 光データパケットの形で与えられた信号を切り換えるように構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
- 変換手段(34)の能力の前記制限が出力ポート(PS)のうちの少なくとも1つのレベルで適用され、前記制限が加えられる各々の出力ポートが入力ポート(PE)からの第1の数の信号ライン入力および第2の数Lの出力ラインを含み、この第2の数が出力ポート(PS)での異なる波長の数を表わし、この第2の数のラインの出力ラインのうちの少なくとも1つが波長変換手段を有さず、信号が入力部で受信される波長と同じ波長を有する信号を出力で送信するためだけに働くことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
- 波長変換の制限が適用される各々の出力ポート(PS)が、出力ラインと同じ波長を有する入力ラインから到来する信号を、変換なしに、各々の出力ライン上でグループ化するための単純化された選択ユニット(42、52)を含み、そのユニットがさらに、変換を備えていない各出力ラインについて入力ラインを選択するための空間的選択器手段(46、56)を含み、前記選択器手段がスペクトル選択手段を有さず、かつそれらの出力で結合手段(48、58)によって空間的選択器ユニットの波長に対応する前記出力ラインへと結合されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のシステム。
- 入力ポート(PE)からの信号を出力ポート(PS)の出力でそれが送信される前に遅延させる時間選択手段(24)をさらに含み、時間選択手段が、入力ポート(PE)で受信された信号の数Kの複製を出力ポート(PS)に与え、各々の複製が他に関して時間シフトされることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
- 波長変換の制限が適用される各々の出力ポート(PS)が、変換手段を設けられていない出力ラインにつながる入力ラインのセットを含み、そのセットが、数nの入力ポート(PE1からPEn)について、数n×Kのラインを含み、前記Kの時間シフトされた複製(24)の各々についての1つがnの入力ポートの各々から到来することを特徴とする請求項7に記載のシステム。
- そのセットの前記n×Kのラインが、前記単純化された選択ユニット(42)の入力に与えられ、前記ユニットが、システムの入力で受け取る異なる波長値の合計数Lから、キャリア波長変換が設けられる波長値の前記限定された数x1を差し引いた数に等しい数(L−x1)の出力ラインを発生することを特徴とする請求項1もしくは請求項2、請求項6および請求項8に記載のシステム。
- 各出力ポート(PS)が、各々が波長変換を備えたx1の出力ラインのうちのそれぞれ1つにつながり、かつ各々がn×Kの入力ラインを含む数x1の入力ラインのセットを含み、前記出力ポートがn×K(x1+1)の入力ラインを含み、ラインの前記x1セットの各々がさらに、キャリア波長変換が設けられる波長値のうちの前記制限された数x1の波長値の各々について、
数n×K本の入力ラインをその入力で受け、前記Kの時間シフトされた複製の各々についてのものはnの入力ポートの各々から到来し、nK:Lカプラ(28)を使用し、システムの入力で受け取った波長値の合計数Lに等しい数Lの出力を生成する空間的および時間的選択段階(27)と、
その入力で前記Lの出力を受け、その出力でそれらのうちの1つを選択的に発生するマルチプレクサ(30)に関連する空間的選択段階(29)を含む波長選択システム、および
それらの入力で前記マルチプレクサ(30)の出力を受け取り、それらの出力で出力ラインに接続された波長変換手段(34)を含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。 - 前記単純化された選択ユニットの(L−x1)の出力ラインとマルチプレクサ(30−1から30−x1)のセットのx1の出力のうちのそれぞれ1つを各々が受けるLの入力、および、対応する出力ポートの出力ファイバ(FS)上に送信する出力を備えたマルチプレクサ(36)をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のシステム。
- 数nの入力ポート(PE)および数n’個の出力ポート(PS)を有し、数nとn’は等しいかまたは異なり、各入力ポートが、Lのそれぞれの波長を有する数Lのキャリアを含むスペクトル多重を有し、システムがさらに、
n個の光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階(24)と、
第1の段階からのn×Kの多重の各々をn’×(x1+1)に等しい数の複製へと変換する第2の段階、および
出力ポートPSによって受け取られるnK(x1+1)多重からLの光信号を選択する第3の選択段階を含むことを特徴とする請求項1もしくは請求項2および請求項4から11のいずれか一項に記載のシステム。 - セットの前記n×K本のラインが前記単純化された選択ユニット(52)の入力に与えられ、前記ブロックがその出力で、システムの入力で受け取った波長値の合計数Lに等しい数(L)の出力ラインを生成することを特徴とする請求項1もしくは請求項3、請求項6および請求項8に記載のシステム。
- 前記単純化された選択ユニットの(L)の出力ラインのうちのそれぞれ1つを各々が受けるLの入力、および対応する出力ポートの出力ファイバ(FS)への出力を備えたマルチプレクサ(36)をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のシステム。
- 数nの入力ポート(PE)および数n’の出力ポート(PS)を有し、数nとn’は等しいかまたは異なり、各入力ポートが、Lのそれぞれの波長を有する数Lのキャリアを含むスペクトル多重を有し、システムがさらに、
nの光入力信号の各々の数Kの相互に時間シフトされた複製を課す第1のバッファ段階(24)と、
第1の段階からのn×Kの信号の各々をL×x2+n’−x2に等しい数の複製へ変換するための第2の段階、および
全体的波長変換を有する出力ポート(PS)によって受け取られるn×KL多重からLの光信号を選択し、波長変換を有しない出力ポート(PS)によって受け取られるn×K多重からLの光信号を選択するための第3の選択段階を含むことを特徴とする請求項1または3から8のいずれか一項に記載のシステム。 - 入力と出力のラインを接続する少なくとも1つのノード(4)を含む光通信ネットワーク(2)であって、前記ノードが、その入力ポート(PE)で入力ラインのセットに接続され、かつその出力ポート(PS)で出力ラインのセットに接続された、請求項1から15のいずれか一項に記載の少なくとも1つのスイッチングシステム(10、40、50、60)を含むことを特徴とするネットワーク。
- スイッチングシステムがさらに少なくとも1つのゲートウェイ(70)へと接続されることを特徴とする請求項16に記載のネットワーク。
- 特に、コンテンションにあるパケットが、波長変換能力の前記制限のために波長変換を受けえない場合にはパケットの時間分散によって、特に、コンテンションにあるパケットが波長変換を受けうる場合にはパケットのスペクトルと時間の分散によって、コンテンションを管理することを特徴とする請求項16または請求項17に記載のネットワーク。
- 特に、コンテンションにあるデータストリームが、波長変換能力の前記制限のために波長変換を受けえない場合にはデータストリームの時間分散によって、特に、コンテンションにあるストリームが波長変換を受けうる場合にはデータストリームのスペクトルと時間の分散によって、コンテンションの管理を有する通信ネットワークノード内のデータストリームを切り換えるための、請求項1から15のいずれか一項に記載のスイッチングシステム(10)の使用法。
- キャリア波長変換能力を有する光信号を切り換える方法であって、入力ポート(PE1〜PEn)のセット、入力ポートのうちの1つに与えられた入力信号が出力ポートの少なくとも1つへ選択的に経路選択され得るように入力ポートに機能的に接続された出力ポート(PS1〜PSn)のセット、入力信号キャリアの波長を出力ポートの出力で少なくとも1つの他の出力波長へと変換する能力を提供するための波長変換手段(34)を含み、
前記波長変換能力が以下の3つの制限可能性i)からiii)、
i)前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについて、入力ポートから信号を送るために波長変換が適用されないこと、
ii)前記出力ポート(PS)の少なくとも1つについて、入力ポート(PE)から信号を送るために波長変換が適用されるが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値からの限定された数の波長値のみに対してであり、この限定された数は0よりも大きく、かつLより小さいこと、および
iii)スイッチングシステムの出力ポートの合計数よりも少ない限定された数の出力ポート(PS)のみについて、入力ポート(PE)から信号を送るために、入力で受け取った数Lの異なる波長値から任意の波長値へ波長変換が適用されること、のうちの少なくとも1つを使用することによって制限されることを特徴とする方法。 - 前記波長変換能力が、任意の出力ポート(PS1〜PSn)を介して入力ポート(PE1〜PEn)から信号を送るために波長変換が適用され得るように制限されるが、しかし出力ポートの各々について、入力で受け取った数Lの異なる波長値から限られた数x1の波長値に対してのみであり、x1が0よりも大きく、Lよりも小さいことを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 前記波長変換能力が、数nの出力ポートの限られた数x2(PS1からPSx)のみに対して入力ポート(PE1〜PEn)から信号を送るために変換が適用され得るように制限され、x2が0よりも大きく、出力ポートの数よりも小さいが、しかし入力で受け取った数Lの異なる波長値の任意の波長値への波長変換についての能力を有することを特徴とする請求項20に記載の方法。
- 請求項1から15のいずれか一項に記載のシステムを使用することを特徴とする請求項20から22のいずれか一項に記載の方法。
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