JP2002246983A - 光伝送ネットワーク用のパケットルータ - Google Patents

光伝送ネットワーク用のパケットルータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音音および混変調のおそれを制限し、ルー
タの容量を増加するとともに製造コストが安い、光伝送
ネットワーク用のパケットルータを提供する。 【解決手段】 入力ポート(E1...E6)を介して
ルータから情報搬送パケットを受信する。入力ポート
は、これらのポートに対応する波長の光搬送波を情報搬
送パケットに割り当てる。遅延装置(RA、RB)が、
前記パケットに個々の遅延を与え、ブロードキャスト装
置(D)が、パケットを空間選択手段(SR)にブロー
ドキャストし、空間選択手段(SR)が、パケットをス
ペクトル選択手段(SL)に伝送する。これらのパケッ
トのパスに増幅手段を配分して、選択手段の半導体光ス
イッチの数を制限するように、また、同時にパケットを
損なう雑音および混変調を最小化するようにパスを構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、光ファイバ
ーを用いた情報伝送ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなネットワークの各ノードは、
とりわけ同一ネットワークの他のノードから送られる信
号を受信する。これらの信号は光信号であり、すなわち
光波により搬送される。以下、これを「入力」と呼ぶ。
同様に、このノードは、特に他のノードに向かって、他
の光信号を送信する。以下、これを「出力」と呼ぶ。出
力信号は、同じ情報を搬送するという意味で入力信号
と、それぞれ同等である。しかし、出力信号の送信順序
と出力信号の搬送波の波長とが異なる場合がある。一方
は、入力信号を送る信号源と、他方は同等の出力信号を
送信すべき宛先との間に対応関係を設定する必要があ
る。
【0003】いわゆる非対称型の伝送を使用するネット
ワーク、たとえば、ATM、IP等の既知のプロトコル
を使用するネットワークでは、伝送信号がパケット形式
を取る。先に述べたような対応関係は、ノードに含まれ
る管理装置またはコントローラにより実現され、このノ
ードがルータと呼ばれる。ルータがその機能を果たすた
めに必要な情報は、特にラベルにより供給される。ラベ
ルは、これらのパケットにそれぞれ固有であり、たとえ
ばパケットのヘッダに含まれるか、あるいは、この機能
に割り当てられた光波により搬送される。
【0004】このようなルータは、一方ではパケットを
受信する入力ポートと、他方では入力パケットに対応す
るパケットを伝送する出力ポートとを有する。こうした
出力ポートの数は、一般に、入力ポートと同数である。
ルータの「容量」は、決まっている。この容量は、各ポ
ートを介してルータが伝送可能な情報ビットレートと入
力ポート数との積である。入力ポートと出力ポートとの
間でパケットを搬送するために、ルータは、波長が、こ
のルータの作動波長を構成する搬送波を使用する。これ
らの各パケットに対して、入力ポートと出力ポートとの
間でパスを選択し、場合によってはパスの走行時間を選
択するために、ルータは、通常、半導体光増幅器からな
るスイッチを含む。
【0005】このようなルータを用いた伝送ネットワー
クを実現する場合、このネットワークを使用できる加入
者数はできるだけ多いことが望ましく、これは、加入者
間で伝送可能な情報ビットレートについても同様であ
る。そのために、ネットワークに含まれるルータの容量
を増やすことが望ましい。しかし、既知のタイプのルー
タの容量を増大する場合、ルータの作動波長数を同等量
だけふやすこと、従って、各光スイッチが受信する搬送
波の波長数をふやすことが必要になる。このようなスイ
ッチでは、搬送波の波長数を増やすと、四波が混合して
混変調が発生する。さらに、スイッチ数が必然的に多く
なる。その場合、ルータの容量増加は、混変調のおそれ
と、ルータの製造コスト、特にこの製造に必要な光スイ
ッチのコストとによって制限される。
【0006】このようなルータの第一のものは、Yos
hiharu Maenoらによる文献「高速パケット
スイッチングネットワークのための2.56−Tb/s
多重波長およびスケーラブルスイッチ構造(A 2.5
6−Tb/s Multiwavelength an
d Scalable Switch−Fabricf
or Fast Packet−Switching
Networks)」(IEEEフォトニクス技術文献
第10巻第8号1998年8月)により知られている。
第一のルータは、特に、各パケットのパス走行時間を選
択できないという欠点を有する。
【0007】第二のルータは、D.Chiaroni、
D.de Bouard、 C.Chauzat、J.
C.Jacquiot、 D.Bayart、P.Bo
usselet、M.Bachman およびM.So
tomらによる文献「高速パケットスイッチングシステ
ムのための160Gbit/sスループットフォトニッ
クスイッチ(A 160Gbit/s through
put photonic switch for f
ast packet switchingsyste
ms)」(スイッチングにおけるフォトニクス(Pho
tonicsIn Switching)1977年テ
クニカルダイジェストシリーズ第10巻37−40ペー
ジ)により知られている。第二のルータは、特に、その
製造に必要な光スイッチ数が、容量の増加と共に著しく
増加するという欠点を有する。
【0008】この二つの既知のルータは、さらに、それ
ほど有効に、ルータの出力でパケットを損なう雑音およ
び混変調を制限しないという欠点を有する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、雑音
および混変調のおそれを制限しながら、このようなルー
タの容量を増加し、およびまたは製造コストを制限可能
にすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】既知のように、本発明に
よるルータは、パケットを受信して、対応する光搬送波
長でパケットを伝送する入力ポートと、さらに、パケッ
トに遅延を与え、パケットを受信する空間選択手段にパ
ケットをブロードキャストし、スペクトル選択手段にパ
ケットを伝送する入力装置とを含み、この全ての手段
が、制御により、受信パケットの選択を実施する。スペ
クトル選択手段は、所定のスペクトル集合に応じて、こ
うした選択を実施する。各集合が、少なくとも一つの波
長を有するとともに、この集合の波長に等しい搬送波長
を有するパケットを含み、各パケットが、これらの集合
の一つに含まれる。ルータは、こうした選択によって得
られるパケットを出力で伝送する。本発明によるルータ
は、入力装置が、入力ポートと協働して、幾つかのパケ
ットからそれぞれが構成される複数のグループにパケッ
トを分配することを特徴とする。各グループのパケット
の光搬送波長数は、入力ポート数の一部であって、この
グループの波長数を構成する。入力装置と入力ポートと
の協働によって、ルータのスペクトル選択手段が選択を
実施するスペクトル集合の数が、最大でもグループの波
長数に等しくなるように行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】概略的な添付図面により、以下
に、本発明をどのように実施可能であるかを例によって
説明する。同一部品または同じ機能を果たす部品を複数
の図で示し、同じ文字およびまたは参照数字を付してあ
る。
【0012】図を理解しやすくするために、図示された
ルータは、全て、同一入力ポート数と6個の同一出力数
とを有する簡単なルータであり、ルータは、処理するパ
ケットに、2の同一数の遅延を与える。しかし、本発明
は、有利には、これらの数よりも大きい値に対して適用
される。
【0013】同じ目的で、幾つかの光増幅器を図示して
いない。だが、このような増幅器は、実際には、特に、
これらのルータに含まれる各ブロードキャストユニット
でパケットが被る光出力の損失を補償するために必要で
ある。
【0014】まず最初に、幾つかのパケットルータの構
成について説明する。この構成は、既知の第二のルータ
と、本発明により構成される2個のルータとに共通して
いる。
【0015】このような共通の構成によれば、ルータ
は、それぞれパケットを構成する信号をルーティングす
る情報伝送ネットワークに含まれるように構成される。
各パケットは、伝送情報を持ち、ルーティングラベルを
備える。以下、このようなパケットが搬送波長を有する
と言う場合、これは、このパケットが、ルータの中のパ
スを、この波長を有する光波により搬送されることを意
味する。
【0016】一般に、このルータを含む伝送ネットワー
クは、非対称転送モードにより構成される光ファイバー
ネットワークである。このような転送モードでは、パケ
ットは、タイムスロットによりネットワークの様々な点
に次々と送られる。タイムスロットは、ネットワークの
トラヒックに依存するので、必ずしも一様ではない。
【0017】このルータは、パケットがそこに光として
保持されて、再構成されるという意味で、すなわち、こ
のルータを通過する各パケットが、そこで各瞬間に光搬
送波により運ばれるという意味で、光ルータである。一
般に、パケット受信も光信号で行われる。しかし、この
ようなパケットは異なる形で受信可能であり、たとえば
電気として受信できる。
【0018】図1から3によれば、ルータは、複数の入
力ポートE1...E6を含む。各入力ポートは、ルー
タの作動波長の一つを有し、経時的に次々と送られる前
記パケットを受信するように構成されている。
【0019】マルチプレクス、たとえばスペクトルマル
チプレクスを使用するネットワークの場合、このような
マルチプレクスを運ぶ同一光ファイバーで複数の入力ポ
ートを供給する。すなわち、各ポートが、光ファイバー
からパケットを受け取ることができる。入力ポートの受
信側で光ファイバーにより供給されるポートは、たとえ
ば、このマルチプレクスの様々な波長にそれぞれ結合さ
れ、受信側でポートが結合される搬送波長をマルチプレ
クス中に有するパケットをそれぞれ受信する。
【0020】パケットを受信する各入力ポートは、その
搬送波長が入力ポートの出力で入力ポートの波長に等し
くなるようにしながら、このパケットを送信することが
できる。
【0021】光送信において、パケットがポートの出力
でポートの入力におけるような搬送波長を持ち、搬送波
長がしばしばポートの波長とは異なり、さらに、中継線
で劣化を受けた後で適切な信号品質に戻すには、一般
に、波長変換を行う既知のタイプのレピータによって入
力ポートを構成する。
【0022】このルータは、その後、入力多重化装置と
遅延装置とを含む。入力多重化装置MEは、入力ポート
の出力でパケットを受信する。この装置は、図1、3の
NEまたは図2のNF、NGのような少なくとも一つの
出力を有する。また、入力多重化装置は、この装置が受
信したパケットで互いに異なる個々の搬送波長を有する
パケットを各出力で伝送するように構成されている。
【0023】遅延装置Rは、入力多重化装置の出力でパ
ケットを受信する。この装置は、個々の遅延を有する複
数の遅延素子により、遅延素子の後段で第一の内部端子
をそれぞれ構成する図1、3のR1、R2、図2のA
1、A2またはB1、B2のような対応する複数の出力
にパケットを伝送する。各パケットは、第一の内部端子
に先行する遅延素子の遅延を伴って各端子に伝送され、
この遅延が、第一の内部端子の遅延を構成する。前述の
ように簡略化したルータでは、第一の遅延は、端子R
1、A1、B1の遅延であり、第二の遅延は、端子R
2、A2、B2の遅延である。
【0024】遅延装置により与えられた互いに異なる遅
延の数kは、ルータを含むネットワークのトラヒック特
性に応じて選択される。実際のルータでは、この数は一
般に約16であり、通常は32未満である。こうした遅
延は、これらの遅延が個々の列を有する連続を形成し、
この連続は、第一の遅延から始まる。一般に、この遅延
は規則正しく、すなわち、第一の遅延を除いて、各遅延
が、先行する遅延の列とは独立した所定の遅延の増分を
先行する遅延に加えたものに等しい。好適には、第一の
遅延はほぼゼロであるので、各遅延は、前記遅延の増分
に、1を引いた遅延の列を乗じたものに等しい。遅延増
分は、パケットのフォーマットと、ルータに対して予定
されているトラヒック特性とに応じて選択される。
【0025】このような遅延の連続は、図1、3の遅延
ブロックRまたは図2の遅延ブロックRAまたはRBを
用いて容易に構成される。遅延ブロックは、図1のF
1、F2のような段階的な長さの光ファイバーから構成
されて前記遅延素子をなす遅延線の連続を含む。各ファ
イバーは、第一の内部端子の一つに入力多重化装置の出
力を接続する。遅延ブロックは、しばしば「光バッファ
メモリ」と呼ばれている。
【0026】ルータは、その後、ブロードキャスト装置
と複数の選択ブロックとを含む。
【0027】ブロードキャスト装置Dは、第一の各内部
端子を複数の分配端子RSに接続する。以下、各分配端
子が、第一の内部端子の遅延からなる遅延を有し、ブロ
ードキャスト装置または分配端子からパケットに追加さ
れる遅延はないものとする。
【0028】入力多重化装置、遅延装置、およびブロー
ドキャスト装置は、入力ポートE1...E6と協働す
る入力装置を構成し、入力ポートを分配端子に接続する
リンクを形成する。
【0029】各選択ブロックBSは、前記遅延のそれぞ
れに対して、この遅延を有する分配端子RSから構成さ
れる入力を有する。以下、この入力もまた遅延を有する
ものとする。前記リンクは、各選択ブロックに対し、一
つのポートから受信した各パケットをリンクの一つによ
って選択ブロックの一つの入力に伝送するように構成さ
れている。選択ブロックは、このブロックを指定する選
択命令を受信し、各命令が、さらに、前記入力ポートの
一つと、選択ブロックの入力の一つとを指定する。選択
ブロックは、各命令に対応して、この入力で受信する一
つのパケットを選択する。選択されたパケットの搬送波
長は、この命令によって指定されたポートの波長であ
る。選択ブロックは一つの出力を有し、この出力で選択
されたパケットを伝送するように構成される。そのた
め、選択ブロックは、分配端子セレクタSRと波長セレ
クタSLとを含む。
【0030】分配端子セレクタSRは、一方では選択ブ
ロックの入力RSからそれぞれ構成される複数の入力
と、他方1個の出力RLとを有する。図では、この出力
を、セレクタSRの出力に配置された(k×b):1タ
イプの組合せ装置SSの共通端子として示した。数bに
ついては次の通りである。図1の場合は1である。組合
せ装置SSを示した図2、3では、2である。しかし、
図4に示した代替となり、時に有利な構成では、(k×
b):(n/b)タイプの星型接続カプラの少なくとも
仮想共通端子により出力RLを構成することができる。
選択ブロックが、このブロックと入力の一つとを指定す
る選択命令を受信すると、この選択命令に応えて、出力
RLを入力RSに接続する。その結果、出力RLに伝送
されるパケットに対して、遅延装置Rによって与えられ
る遅延が入力RSの遅延になる。かくして、各選択命令
が遅延装置Rの一つの遅延を選択する。
【0031】波長セレクタSLは、分配端子セレクタの
出力RLから構成された入力を有し、選択ブロックの出
力を構成する出力S1を有する。選択ブロックBSがこ
のブロックを指定する選択命令を受信すると、このセレ
クタは、この命令に応えて、搬送波長が選択命令により
指定された入力ポートの波長であるパケットを、入力か
ら出力に向けて選択的に伝送する。
【0032】一般に、波長セレクタは、波長分離手段
と、波長端子セレクタBLとを含む。図4に示した第一
の場合、波長分離手段は、このセレクタの出力に接続さ
れるスペクトルセパレータMLから構成される。図5に
示した第二の場合、波長分離手段は、波長端子セレクタ
の入力に接続されたスペクトルセパレータDLから構成
される。図1から3に示した、光増幅手段の分配を容易
にするには好ましい第三の場合、波長分離手段は、2個
のスペクトルセパレータ、すなわち入力に接続されるス
ペクトルセパレータDLと出力に接続されるスペクトル
セパレータMLとから構成されている。
【0033】各スペクトルセパレータは、一方では共通
端子RLまたはS1と、他方でルータの少なくとも幾つ
かの作動波長にそれぞれ結合される波長端子を構成する
複数の端子とを有する。各スペクトルセパレータは、こ
の共通端子と波長端子との間で、搬送波長が共通端子に
結合されるパケットを選択的に伝送する。このようなス
ペクトルセパレータは、好適には、既知のタイプのマル
チプレクサまたはデマルチプレクサから構成される。
【0034】前記第一および第二の場合、波長端子セレ
クタBLは、一方で共通端子と、他方で単一のスペクト
ルセパレータの端子である複数の波長端子とを有する。
単一のスペクトルセパレータが波長端子セレクタの出力
に接続されている場合、スペクトルセパレータは、図4
の代替構成である星形接続カプラを介して、分配端子セ
レクタSRに接続される。波長セレクタSLの出力は、
その場合、単一のスペクトルセパレータMLの共通端子
である。単一のスペクトルセパレータDLが端子セレク
タBLの入力に接続されている第二の場合、スペクトル
セパレータの共通端子RLは、分配端子セレクタSRの
出力と波長セレクタSLの入力とを同時に構成する。波
長セレクタSLの出力は、その場合、波長端子セレクタ
BLの共通端子である。前記第三の場合、波長端子セレ
クタBLは、一方で入力に接続されるスペクトルセパレ
ータの波長端子からそれぞれ構成される複数の入力端子
と、他方で出力に接続されるスペクトルセパレータの波
長端子からそれぞれ構成される複数の出力端子とを有す
る。選択ブロックが、このブロックと入力ポートとを指
定する選択命令を受信すると、セレクタは、この命令に
応えて、第一および第二の場合には、入力ポートの波長
に結合される波長の端子に場合によっては仮想共通端子
を選択的に接続し、第三の場合には、一つの入力端子を
一つの出力端子に選択的に接続する。これらの端子は、
このポートの波長に結合される端子である。
【0035】この三つの場合、波長セレクタの入力およ
び出力は、それぞれ、波長端子セレクタおよびまたはス
ペクトルセレクタの2個の前記共通端子から構成されて
いる。
【0036】好適には前記二つの端子セレクタのそれぞ
れを光スイッチの連続から構成し、各スイッチが、半導
体光増幅器の形状を呈する。その場合、選択命令が、こ
れらの増幅器の供給電流を制御する。一般に、同一の端
子セレクタの全てのスイッチが、同一の半導体基板に統
合されている。
【0037】ルータの出力ポートは、それぞれ、選択ブ
ロックの出力S1...S6から構成される。
【0038】選択命令を形成するために、ルータは、最
後に、ルータが受信したパケットのルーティングラベル
と、別途伝送ネットワークから受信したトラヒックデー
タとを同時に感知する管理装置Gを含む。管理装置G
は、各入力ポートで受信した各パケットのルーティング
ラベルに応えて、このパケットに関する選択命令を送信
する。選択命令は、このポートと、少なくとも一つの選
択ブロックとを指定し、さらに、トラヒックデータに応
じて一つの遅延を選択する。管理装置Gは、一般に、情
報処理電子装置から構成される。管理装置は、光カプラ
および光−電気変換器(図示せず)を介してルーティン
グラベルのデータを受信する。光カプラは、入力多重化
装置の前段、場合によっては入力ポートの前段に配置さ
れる。
【0039】本発明により構成された2個の各ルータに
おいて、EDFAタイプのファイバー増幅器は、各入力
マルチプレクサMEの出力または遅延ブロックRの各出
力に直列接続される。増幅器は、また、各分配端子セレ
クタSRの出力端子が端子RLのように個別化されてい
る場合はこの出力端子に直列接続し、あるいは、各選択
ブロックBSの出力に直列接続することもできる。
【0040】一般に、図1の出力コンバータCSは、出
力ポートS1にそれぞれ接続されて、選択ブロックBS
により選択されるパケットを受信する。入力ポートのコ
ンバータと同様に、出力コンバータは、それぞれ伝送す
るパケットに対して搬送波長として割り当てる波長を有
する。これらの波長は、一般に所定の波長であり、波長
多重の範囲において、ネットワークで一連のパケットの
ルーティングが可能なように選択されている。各多重化
は、出力マルチプレクサMSからなる。出力マルチプレ
クサは、出力波長が段階的である複数の波長コンバータ
CSを介して複数の選択ブロックから送られるパケット
を受信する。選択ブロックおよび波長コンバータが、出
力マルチプレクサに結合される選択モジュールを構成す
る。その後、形成された多重化は、出力光ファイバーF
Sにより運ばれる。このようなコンバータ、マルチプレ
クサ、および出力ファイバーは、図2、3のルータの出
力に同様に接続される(図示せず)。
【0041】全ての選択モジュールは、同一の選択ブロ
ック数dを含むことができる。その場合、各出力ファイ
バーは、同数の搬送波長を個々に有するパケットからな
る多重化を運ぶ。選択モジュール数がcである場合、c
×dの積は、一般に入力ポート数nに等しい。
【0042】図1によれば、第二の既知のルータは、上
記のような共通の構成を有し、さらに、次のような特別
な構成を備える。
【0043】作動波長数が、入力ポート数nに等しく、
入力ポートはそれぞれこの波長を有する。
【0044】入力多重化装置は、入力マルチプレクサを
構成する既知のタイプのマルチプレクサからなる。
【0045】各選択ブロックの入力数は、遅延装置の遅
延数kである。
【0046】各端子により伝送されるパケットの搬送波
長数は、入力ポート数nである。
【0047】従って、上記の特別な構成から、各選択ブ
ロックにおいて、分配端子セレクタのスイッチ数は遅延
装置の遅延数kであり、波長端子セレクタのスイッチ数
は作動波長数nである。
【0048】このようなルータの入力ポート数nは、で
きるだけ大きいことが望ましかった。しかし、32また
は64などの大きい値をこの数に経済的に与えることは
困難であり、少なくとも数kが16または32などの値
を有する場合、積k×nは、1024未満でなければな
らない。こうした困難は、ルータの価格の大きな部分
が、各選択ブロックの端子セレクタに含まれ、管理装置
により個々に制御されるスイッチ数k+nに関わってく
ることによる。さらに、ルータの幾つかの光スイッチか
ら見た波長数は、たとえば32と大きくなりすぎ、スイ
ッチ内で四波混合に寄生する現象を発生し、混変調を引
き起こす。
【0049】本発明によれば、入力ポートと協働して入
力装置が形成するリンクは、一方でこれらの入力ポート
全体を、複数の各入力ポートからなる複数の入力グルー
プに分割し、他方分配端子全体を、入力グループにそれ
ぞれ結合され、少なくとも一つの分配端子をそれぞれ含
む複数の内部グループに分割する。各入力グループのポ
ートの波長は、互いに異なり、ポートの連続にそれぞれ
固有の波長の連続を形成する。各内部グループの各分配
端子は内部グループの端子を構成し、内部グループは複
数の分配端子を含む。分配端子の個々の遅延が、互いに
異なる遅延の連続を形成する。前記分割は、これらのリ
ンクが、一個の入力グループのポートを、この入力グル
ープに結合される内部グループの端子にだけ接続し、こ
れらの端子をこのポートにのみ接続することによって行
われる。
【0050】上記の各パケットグループは、入力グルー
プの一つが受信し、ルータ内でこの入力グループに結合
される内部グループを通るパケットから構成される。各
パケットグループは、この入力グループと内部グループ
とに結合される。以下、グループという表現は、このよ
うなパケットグループ、入力グループ、または、パケッ
トグループに結合される内部グループを指す。
【0051】好適には、様々な入力グループに含まれる
個々のポート数が、互いに似た数である。特に、これら
の各ポート数と、入力ポートの総数nの入力グループの
数bに対する比n/bとの差が、好適には、以下の不等
式により入力グループ数の絶対値未満に留まる。
【0052】n/b−b<g<n/b+b ここで、gは、任意の入力グループの一つに含まれるポ
ート数を示す。nがbで割れない一般的な場合、全ての
入力グループは、好適には、同じ入力ポート数n/bを
有する。これについては後述する。
【0053】遅延の連続は、好適には、先に述べたよう
に規則正しい連続であり、この連続の遅延数kは前述の
ように選択される。その場合、各分配端子セレクタは、
b個の各グループに対して、このグループの同数の分配
端子にそれぞれ接続される入力の数kを有する。すなわ
ち、入力の数、従って、光スイッチの数がk×bであ
る。さらに、各グループにおける搬送波長の数が、この
グループの入力ポートの数であり、すなわち商n/bに
等しい。各波長端子セレクタの光スイッチ数は、この波
長数に等しく、すなわちこの商に等しい。従って、n個
の各選択ブロックにおける光スイッチの総数は、次のよ
うに表せる。
【0054】k×b+n/b 数bを変化させると、この式は、b=n/kのとき最
低値になる。
【0055】そのため、好適には、各選択ブロックの光
スイッチ数を制限し、従ってルータにおける光スイッチ
の総数を制限するには、入力グループ数bが、入力ポー
ト数nの前記遅延の連続の遅延数kに対する比の平方根
√(n/k)の25%から400%に含まれ、さらに好
適には約100%になる。これは、比n/bが16を越
えない場合だけである。いずれの場合にも、四波混合現
象を回避するために、数bは、この比n/bが16を大
きく越えないように、また入力グループにそれぞれ含ま
れる各ポート数gについても同様であるように、選択さ
れる。
【0056】一般に、現在の技術で可能な範囲では、入
力グループの数bは、少なくとも2であり、多くとも6
4である。たとえば、n=32、k=8のとき、b=2
であり、その場合、n=32の各選択ブロックの光スイ
ッチ数は、8×2+32/2=32である。
【0057】一方で、nとkの値が同じ場合、第二の既
知のルータにおける各選択ブロックの光スイッチ数は、
8+32=40である。
【0058】同様に、n=64、k=6のときb=4で
あり、対応するスイッチ数は、6×4+64/4=40
となる。
【0059】一方、同一の既知のルータでは、対応する
スイッチ数は、6+64=70である。
【0060】本発明により構成される第一のルータで
は、グループの空間分離が、入力多重化装置MEの前段
で行われる。
【0061】この第一のルータは、図2に示した次のよ
うな特別の構成を備えている。
【0062】入力ポートの波長は、各入力グループで互
いに異なる波長からなるスペクトルの連続λ1...λ
pを形成し、この連続の少なくとも大半の波長は、他の
各入力グループの対応するスペクトル連続に含まれる。
【0063】たとえば、図示されているようにb=2お
よび数nが偶数である場合、2個の入力グループE
1...E3とE4...E6とは、同じスペクトル連
続λ1...λpを有し、この連続における波長数p
は、p=n/2である。
【0064】入力多重化装置MEは、各入力グループに
対して入力マルチプレクサを含み、すなわち、たとえば
2個の入力マルチプレクサMF、MGを含む。これらの
マルチプレクサは、それぞれ入力グループのマルチプレ
クサを構成する。各マルチプレクサは、そのグループの
ポートから伝送されるパケットを受信し、その波長を多
重化するように構成される。マルチプレクサは、また、
多重化パケットを伝送する出力を有する。
【0065】遅延装置Rは、各入力グループに対して、
2個のブロックRA、RBのような遅延ブロックを含
み、多重化パケットを受信する。各遅延に対して、遅延
ブロックは、この遅延を有する第一の内部端子を備え
る。
【0066】ブロードキャスト装置Dは、各遅延に対し
てのみならず各遅延ブロックに対しても同様に、第一の
内部端子に接続される複数の分配端子に、この遅延を有
する第一の内部端子A1を接続するブロードキャストユ
ニットDA1を含む。このブロードキャストユニット
は、第一の内部端子のブロードキャストユニットを構成
する。ブロードキャストユニットは、第一の内部端子を
n個の分配端子RSに接続する。このようなブロードキ
ャストユニットは、「ブロードキャストカプラ」または
「スプリッタ」という名称で知られている。
【0067】さらに、各選択ブロックの入力は、各入力
グループに対してこれらのブロック入力のグループを含
み、各ブロック入力グループが、第一の各内部端子に対
して入力の一つを含む。この入力は、分配端子の一つか
ら構成され、第一の内部端子のブロードキャストユニッ
トを介して第一の内部端子に接続される。
【0068】本発明により構成された第一のルータで
は、スペクトルの集合がそれぞれ単一波長を有する。こ
のルータは、セレクタSL等のスペクトル選択手段が選
択を実施するスペクトルの集合数を制限し、従って、こ
うした選択を実施するために各セレクタに含まれる光ス
イッチ数を制限するという長所を有する。上記の構成に
より、これらの数が、比n/bにそれぞれ制限される。
【0069】本発明により構成される第二のルータで
は、グループの空間分離がブロードキャスト装置で行わ
れるので、遅延装置を単純化できるという長所を有す
る。
【0070】この第二のルータは、図3に示した次のよ
うな特別な構成を有する。
【0071】入力ポートE1...E6の波長は、互い
に異なる波長からなる一つのスペクトル連続λ1...
λnを形成する。
【0072】入力多重化装置は、入力ポートから送信さ
れるパケットを受信してパケットの波長多重化を実施す
るように構成された1個のマルチプレクサMEを含む。
入力多重化装置は、また、多重化パケットを伝送する1
個の出力を有する。
【0073】遅延装置は、多重化パケットを受信するよ
うに構成された1個の遅延ブロックRを含む。遅延ブロ
ックは、前記各遅延に対して、この遅延を有する第一の
内部端子R1またはR2を備える。
【0074】ブロードキャスト装置Dは、各入力A1と
複数の出力RSとを有し、各入力を各出力に接続する複
数のブロードキャストユニットDA1と、複数のスペク
トルセパレータT1、T2とを含む。
【0075】各スペクトルセパレータT1は、1個の入
力R1と複数の出力A1、B1とを含み、この入力で前
記多重化パケットを受信する。出力は、前記複数の作動
波長の個々の部分からなる波長群にそれぞれ結合され、
こうした個々の部分は、全てのスペクトルセパレータに
対して同じである。各スペクトルセパレータは、各出力
で、受信したパケットの一グループだけを伝送し、この
グループは、この出力に結合される波長群に含まれる搬
送波長を有するパケットから構成される。
【0076】各分配端子RSは、拡散装置Dにより、ス
ペクトルセパレータT1と少なくとも一つのブロードキ
ャストユニットDA1とを介して、第一の内部端子R1
に接続される。
【0077】各選択ブロックBSの入力は、各波長群に
対して入力グループの一つを含み、各入力グループは、
第一の各内部端子に対して、入力の一つを含む。この入
力は、ブロードキャスト装置と一つの分配端子とを介し
て第一の内部端子に接続される。
【0078】本発明によるこの第二のルータでは、上記
の特別な構成から、各波長群に対して、入力グループ
が、この波長群に含まれる波長を有する入力ポート装置
から構成され、前記内部グループの一つが、この波長群
に結合されるスペクトルセパレータの出力を介して第一
の内部端子に接続される分配端子の集合から構成され
る。
【0079】さらに、この第二のルータでは、スペクト
ルの集合の波長数がbであり、この集合の数が、入力グ
ループに含まれるポート数に等しい。すなわち、本発明
により構成された第一のルータ同様に、この数を比n/
bに制限することができる。
【0080】好適には、必ずしもというわけではない
が、図示されているように、各スペクトルセパレータT
1の入力が、第一の内部端子R1から構成される。各ブ
ロードキャストユニットDA1は、このようなセパレー
タと、第一の内部端子に接続される分配端子との間に配
置されるので、セパレータ数を制限することができる。
この数は、遅延数kに等しい。EDFAタイプの増幅器
は、各出力A1またはB1と、この出力に接続されるブ
ロードキャストユニットDA1との間か、または第一の
各内部端子R1に設置可能である。
【0081】一般に、作動波長は、ほぼ規則正しい連続
を形成し、各波長が、この連続の中で一列を有する。波
長群は、波長群の数bを含む連続を構成し、各グループ
がこの連続の中で一列を有する。その場合、好適には、
各波長グループは、このグループの列rと各波長の列q
とが次の等式を立証するような作動波長を選択的に含
む。
【0082】r=q mod b スペクトルセパレータT1、T2は、周期セパレータで
あり、特に周期bのフィルタまたは周期デマルチプレク
サである。このようなセパレータは、一方で入力または
出力に共通端子を有し、他方で出力または入力に数bの
特別な端子をそれぞれ有する。特別な端子は、それぞ
れ、n個の作動波長の一部を通す。一般に、列iの特別
な端子は、セパレータを通して、列i、i+b、i+2
b等の不連続なn/b個の作動波長を通す。たとえば、
nが偶数でb=2のような一般的な場合、第一の波長群
は、奇数列の波長λ1、λ3...λn−1から構成さ
れ、第二の波長群は、偶数列の波長λ2、...λnか
ら構成される。
【0083】このような構成により、波長セレクタに含
まれるスペクトルセパレータ、すなわち、「バンド」デ
マルチプレクサまたはマルチプレクサという名称で知ら
れたデマルチプレクサDLとマルチプレクサMLとを実
現しやすくすることができる。以下、これを「バンドセ
パレータ」とする。このようなセパレータは、一方で入
力または出力に共通端子を有し、他方出力または入力に
数n/bの特別な端子を有する。特別な端子は、それぞ
れ、n個の作動周波数の一部を通す。一般に、列iの特
別な端子は、セパレータを通して、列b(i−1)+1
から列b(i−1)+bまで及ぶ列を有するb個の連続
作動周波数を通す。列1の特別な端子は、波長λ1、λ
2を選択し、列2の特別な端子は、波長λ3、λ4等を
選択する。
【0084】変形実施形態では、スペクトルセパレータ
T1、T2をバンドセパレータから構成し、セパレータ
DL、MLが周期セパレータである。一般に、作動波長
の列qと、作動波長を含むグループの列rとにより、以
下の式が立証される。
【0085】 r=1+[(q−1)/(n/b)]の整数部分 各ポートの情報ビットレートが与えられているときで
も、光パケットルータの容量が大きいことが望ましい。
従って、入力ポートまたは出力ポート数が多くなり、一
般には256を越える。さらに、これらのルータが、電
子パケットルータに匹敵する論理性能に達することが望
ましい。このため、選択ブロックに含まれる光組合せ装
置SSが、一般に1/16より大型化される場合があ
る。これは、光損失が大きいことを意味し、そのため
に、波長セレクタSLの出力でSN比が低くなりすぎ
る。しかも、このような組合せ装置における多数の光通
路の再結合は、過度の混変調を発生することがある。
【0086】従って、本発明によれば、図2、3、6に
示したように、各選択ブロックBSの分配端子セレクタ
SRが、好適には、次のように構成される。
【0087】従来、分配端子セレクタSRは、選択ブロ
ックBSの入力RSをそれぞれ構成する個々の入力を備
えた光スイッチの連続を含む。光スイッチはまた、配向
出力PRをそれぞれ構成する個々の出力を有し、入力
が、この出力にそれぞれ結合される。分配端子セレクタ
SRはまた、従来、このセレクタの出力RLに配向出力
をそれぞれ接続するリンクをなす組合せ手段を含む。本
発明の範囲では、これらのリンクが、切換増幅器AC
1、AC2を含む。各切換増幅器は、入力で、幾つかの
配向出力に少なくとも間接的に接続され、出力と、これ
らの出力に結合される入力とが、切換増幅器の前段グル
ープを構成している。前段グループは、これらの出力を
複数個含み、他の出力を除外する。切換増幅器は選択命
令により制御され、切換増幅器の前段グループの入力の
一つが選択命令の一つによって指定されるとき、各切換
増幅器の利得が一時的に増加するようにする。
【0088】組合せ手段からなる全てのリンクまたは、
そのうちの幾つかのリンクは、それぞれが複数の入力と
1個の出力とを有する複数の切換増幅器の直列接続をそ
れぞれ含むことができる。これらの入力は、複数のリン
クにそれぞれ属する。少なくとも2個の増幅器は、接続
において連続している。その場合、これらの増幅器は、
先行増幅器AC1と後続増幅器AC2とを構成し、先行
増幅器の出力PQが後続増幅器の1個の入力を構成す
る。
【0089】図6は、組合せ装置SSに代わるように構
成された切換増幅装置CCを例として示している。この
装置は、増幅器AC1、AC2をそれぞれ含む2個の切
換増幅装置により接続された、1/Jタイプの組合せ装
置の3段から構成されている。数Jは、図では4であ
り、一般に4または8にすることができる。増幅器AC
1、AC2は、半導体光増幅器であり、その利得は、2
個のパケットを分離するタイムスロットと適合する速度
で著しく変わることがある。パケットが、単一出力RL
に向けて伝送される場合、このパケットを伝送する増幅
器だけが供給電流を受けて、増幅器の利得を大きくす
る。他の全ての増幅器は、その場合、著しく吸収的であ
り、前段の増幅器で増幅された偶発的な放射の伝送と、
再組合せとが回避される。その結果、信号のパワーと混
変調パワーとの比が著しく増加する。
【0090】本発明は、上記の実施形態とは別の実施形
態に従って実施することもできる。特に、グループの数
bが、4または6のように比較的大きい数である場合、
グループの空間分離は混合されることがあり、すなわ
ち、第一の分離を、この二つのモードの第一のモードに
よる数zのグループで実施し、第二の分離を、このモー
ドの二番目のモードによる数hのグループにより実施す
る。グループの数は、その場合、b=z×hである。さ
らに、スペクトルセパレータと波長群の構成とに関する
所定の指示は、簡単な場合を示したにすぎず、ルータの
実現形態は、構成部品の利用可能性およびまたはネット
ワーク構造により課されるポート数を理由として、上記
の指示から多少はずれることがあってもよい。しかし、
その場合でも、記載したタイプおよびまたは構成に関し
ては利点がある。最後に、本発明による第三のルータ
は、遅延装置を含まず、ブロードキャスト装置Dが、マ
ルチプレクサMEの出力に接続される1個のスペクトル
セパレータT1を含むことによって第二のルータと異な
っている。第三のルータは、前記遅延がゼロである第一
の内部端子を1個だけ含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】既知の第二のルータを示す図である。
【図2】本発明により構成された第一のルータを示す図
である。
【図3】本発明により構成される第二のルータを示す図
である。
【図4】本発明により構成される第一または第二のルー
タの選択ブロックの代替実施形態を示す図である。
【図5】選択ブロックの別の実施形態を示す図である。
【図6】本発明により構成された第一または第二のルー
タに含まれる切換光増幅器を示す図である。
【符号の説明】
E1、E2、E3、E4、E5、E6 入力ポート RA、RB 遅延装置 D ブロードキャスト装置 SL スペクトル選択手段 BS 選択ブロック S1 共通端子 RS 分配装置 A1、...B2−R1、2 内部端子 ME 入力多重化装置 G 管理装置 MF、MG 入力マルチプレクサ NF、NG、RL 出力 DA1 ブロードキャストユニット LL 波長端子 ML、T1、T2 スペクトルセパレータ BL 波長端子セレクタ SR 分配端子セレクタ AC1 切換増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アモリー・ジユルダン フランス国、92310・セーブル、ルート・ デ・ポステイヨン、6 (72)発明者 テイエリー・ザミ フランス国、91300・マシー、アレ・ド ユ・クロ・ドリニー、4 Fターム(参考) 5K002 BA02 BA04 BA05 BA06 CA02 CA05 CA13 DA02 DA05 DA13 FA01 5K030 GA04 GA11 HA08 HB14 HD03 JA14 JL03 KA05 KX20 KX28 LA17 MA14

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送ネットワーク用のパケットルータ
    であって、パケットを受信して、対応する搬送波長でパ
    ケットを光伝送する入力ポート(E1...E6)と、
    さらに、パケットに遅延を与え、パケットを受信する空
    間選択手段にパケットをブロードキャストし、スペクト
    ル選択手段にパケットを伝送する入力装置(ME、R、
    D)とを含み、この全ての手段が、制御によりパケット
    の中から選択を実施し、スペクトル選択手段が、所定の
    スペクトル集合に応じて前記選択を実施し、各集合が、
    少なくとも一つの波長を有するとともに、この集合の前
    記波長に等しい搬送波長を有するパケットを含み、各パ
    ケットが、これらの集合の一つに含まれ、前記選択によ
    り得られるパケットを出力で伝送するルータであって、 入力装置が、1個の遅延装置(R)を含み、入力装置が
    前記入力ポートと協働して、幾つかのパケットからそれ
    ぞれが構成される複数のグループに前記パケットを分配
    し、各グループのパケットの前記光搬送波長の数が、前
    記入力ポート数の一部であって、このグループの波長数
    を構成し、協働は、前記スペクトル選択手段が前記選択
    を実施する前記スペクトル集合の数が、最大でもグルー
    プの前記波長数に等しくなるように行われることを特徴
    とするパケットルータ。
  2. 【請求項2】 前記パケットをそれぞれ構成する信号を
    ルーティングする情報伝送ネットワークに含まれるよう
    に構成され、各パケットが、伝送情報を持ち、ルーティ
    ングラベルを備え、このパケットが、個々の波長を有す
    る光波により搬送可能であり、パケットを搬送する光波
    の前記波長が、このパケットの前記搬送波長を構成し、
    複数の作動波長を有するルータであって、 前記作動波長の一つを各入力ポートが有し、経時的に次
    々と送られる前記パケットを受信するように構成され
    た、複数の前記入力ポート(E1...E6)と、 前記入力ポートの出力で前記パケットを受信するように
    構成され、少なくとも一つの出力を有するとともに、受
    信した互いに異なる個々の搬送波長を有する前記パケッ
    トを各出力に伝送するように構成された、入力多重化装
    置(ME)と、 前記入力多重化装置の出力で前記パケットを受信するよ
    うに構成され、個々の遅延をもつ第一の内部端子(A
    1...B2−R1、2)をそれぞれ構成する出力装置
    を有し、前記端子の遅延に等しい遅延を伴って各端子に
    各パケットを伝送するように構成された遅延装置(R)
    と、 前記第一の内部端子の遅延から構成される遅延をそれぞ
    れ有する、複数の分配端子(RS)に前記第一の内部端
    子をそれぞれ接続し、前記入力多重化装置および前記遅
    延装置と共に前記入力装置を構成し、前記入力ポートと
    協働して、前記分配端子に前記入力ポートを接続するリ
    ンクを形成するブロードキャスト装置(D)と、 複数の選択ブロック(BS)とを含んでおり、各ブロッ
    クが複数の入力を有し、入力が複数の前記分配端子から
    構成され、前記供給端子の遅延をそれぞれ有し、前記リ
    ンクは、各ブロックに対して、入力ポートの一つで受信
    した前記各パケットが、この入力ポートのリンクの一つ
    により前記ブロックの入力の一つに伝送され、前記ブロ
    ックが、このブロックを指定する選択命令を受信可能で
    あり、各命令がさらに、前記入力ポートの一つと前記ブ
    ロックの入力の一つとを指定し、ブロックが、前記入力
    で受信した前記パケットの一つを選択することにより命
    令のそれぞれに対応可能であり、選択されたパケットの
    前記搬送波長が、命令により指定された入力ポートの前
    記波長であり、この入力が命令により指定されたブロッ
    クの前記入力であり、前記ブロックが、前記ルータの出
    力ポートを構成する出力(S1)を有し、ブロックが、
    選択されたパケットを出力に伝送するように構成されて
    おり、そのために、 一方では、前記ブロックの入力(RS)からそれぞれ構
    成される複数の入力と、他方、出力(RL)とを有して
    おり、前記空間選択手段を構成し、選択ブロックを指定
    する前記選択命令を受信するとともに、命令により指定
    される入力に出力を接続することによって、各選択命令
    に対応するように構成された、分配端子セレクタ(S
    R)と、 分配端子セレクタの前記出力(RL)から構成される入
    力を有し、選択ブロックの前記出力(S1)を構成する
    出力を有し、前記スペクトル選択手段を構成し、選択ブ
    ロックを指定する前記選択命令を受信するとともに、搬
    送波長が命令により指定される入力ポートの波長である
    パケットを選択的に入力から出力に伝送することによっ
    て、命令に対応するように構成された、波長セレクタ
    (SL)とを含み、 このルータが、前記ルーティングラベルと、前記伝送ネ
    ットワークから受信したトラヒックデータとを感知する
    管理装置(G)をさらに含み、管理装置が、パケットに
    関する選択命令を送信することにより、このルータが受
    信した前記各パケットのルーティングラベルに対応する
    ように構成されており、命令は、パケットを受信した前
    記入力ポートを指定するとともに、前記トラヒックデー
    タに応じて、少なくとも一つの前記選択ブロックと、こ
    のブロックの前記入力の一つとを指定し、 前記入力ポートと協働して前記入力装置が形成する前記
    リンクにより、一方では入力ポート(E1...E6)
    の全体が、複数の各入力ポートからなる複数の入力グル
    ープ(E1...E3−E4...E6)に分割され、
    他方、前記分配端子の全体が、入力グループにそれぞれ
    結合されて、少なくとも一つの端子をそれぞれ含む複数
    の内部グループに分割され、こうした各入力グループの
    ポートの前記波長が、互いに異なり、一連のポートにそ
    れぞれ固有の波長の連続を形成し、内部グループの各前
    記分配端子が、このグループの端子を構成し、これらの
    端子の各遅延が互いに異なり、内部グループの連続遅延
    を形成し、前記分割は、リンクが入力グループに組み合
    わされる内部グループの端子だけへの入力グループのポ
    ート接続と、入力ポートだけへの端子接続とによって行
    われることを特徴とする請求項1に記載のパケットルー
    タ。
  3. 【請求項3】 前記入力グループに含まれる各ポート数
    と、入力ポートの総数の入力グループの数に対する比と
    の差が、絶対値でグループ数未満であることを特徴とす
    る請求項2に記載のパケットルータ。
  4. 【請求項4】 前記入力グループ(E1...E3−E
    4...E6)の数bが、少なくとも2に等しく、多く
    とも64に等しいことを特徴とする請求項3に記載のパ
    ケットルータ。
  5. 【請求項5】 前記入力グループ(E1...E3−E
    4...E6)の数bが、2個の数の大きい方であり、
    この二つの数のうちの第一の数が、前記入力ポート数n
    と前記連続遅延の遅延数kとの比の平方根√(n/k)
    の25%から400%であり、この二つの数のうちの第
    二の数が、この数nを16で割った値に等しいことを特
    徴とする請求項4に記載のパケットルータ。
  6. 【請求項6】 前記内部グループの全てが、同一の前記
    連続遅延を有することを特徴とする請求項2に記載のパ
    ケットルータ。
  7. 【請求項7】 前記入力グループ(E1...E3−E
    4...E6)のそれぞれに含まれる前記入力ポートの
    波長が、互いに異なる波長からなる連続スペクトルを形
    成し、この連続波長の少なくとも大半が、他の各入力グ
    ループの前記連続スペクトルに含まれ、 前記入力多重化装置(ME)が、これらの入力グループ
    それぞれに対して入力マルチプレクサ(MF、MG)を
    含み、入力マルチプレクサが、このグループのマルチプ
    レクサを構成し、このグループのポートから伝送される
    前記パケットを受信してパケットを波長多重化するよう
    に構成され、マルチプレクサが、多重化パケットを伝送
    する出力(NF、NG)を有し、 前記遅延装置(R)が、入力グループそれぞれに対し
    て、このグループのマルチプレクサの前記出力から伝送
    される前記多重化パケットを受信するための遅延ブロッ
    ク(RA、RB)を含み、遅延ブロックが、前記遅延の
    それぞれに対して、この遅延を有する前記第一の内部端
    子(A1...B2)を有し、 前記ブロードキャスト装置(D)が、前記各遅延と前記
    各遅延ブロックとに対して、この遅延を有する前記第一
    の内部端子(A1)をこの遅延を有する前記複数の分配
    端子(RS)に接続するブロードキャストユニット(D
    A1)を含み、ブロードキャストユニットが、第一の内
    部端子のブロードキャストユニットを構成し、 前記各選択ブロック(BS)の入力が、前記各入力グル
    ープに対してこれらの入力のうちの一グループを含み、
    選択ブロックの各入力グループが、前記第一の内部端子
    (A1)それぞれに対して1個の入力を含み、この入力
    が前記第二の内部端子(RS)から構成され、第一の内
    部端子の前記ブロードキャストユニット(DA1)を介
    して第一の内部端子に接続されることを特徴とする請求
    項2に記載のパケットルータ。
  8. 【請求項8】 前記入力ポート(E1...E6)の波
    長が、互いに異なる波長からなるスペクトルの連続を形
    成し、 前記入力多重化装置が、前記入力ポートから伝送される
    前記パケットを受信して、これらのパケットを波長多重
    化するように構成されたマルチプレクサ(ME)を含
    み、入力多重化装置が、多重化パケットを伝送する出力
    (NE)を有し、 前記遅延装置が、前記多重化パケットを受信するように
    構成された1個の遅延ブロック(R)を含み、遅延ブロ
    ックが、前記遅延それぞれに対して、この遅延を有する
    前記第一の内部端子(R1、R2)を有し、 前記ブロードキャスト装置(D)が、 それぞれ1個の入力(A1)と複数の出力とを備えた、
    これらの各出力に入力をそれぞれ接続する複数のブロー
    ドキャストユニット(DA1)と、 複数のスペクトルセパレータ(T1、T2)とを含み、
    各セパレータ(T1)が1個の入力(R1)と複数の出
    力(A1、B1)とを有し、前記多重化パケットを入力
    で受信するように構成され、出力が、前記複数の作動波
    長の個々の部分からなる波長群にそれぞれ結合され、こ
    れらの連続する部分が、全てのセパレータに対して同じ
    であり、各セパレータが、各出力で前記パケットの1グ
    ループだけを伝送するように構成され、このグループ
    が、出力に結合される前記波長群に含まれている前記搬
    送波長をもつパケットから構成され、 前記各分配端子(RS)は、前記スペクトルセパレータ
    (T1)と少なくとも一つの前記ブロードキャストユニ
    ット(DA1)とを介して前記ブロードキャスト装置
    (D)により前記第一の内部端子(R1)に接続され、 前記各選択ブロック(BS)の前記入力(RS)が、前
    記各波長群に対してこれらの入力の1グループを含み、
    ブロックの各入力グループが、前記第一の内部端子それ
    ぞれに対して1個の入力を含み、この入力(RS)が、
    前記分配端子の1個から構成されて、前記ブロードキャ
    スト装置を介して第一の内部端子に接続されており、 それによって、前記各波長群に対し、前記入力グループ
    が、波長群に含まれる波長を有する入力ポートの集合か
    ら構成され、前記内部グループが、波長群に結合される
    前記スペクトルセパレータの出力を介して前記第一の内
    部端子に接続される前記分配端子の集合から構成される
    ことを特徴とする請求項2に記載のパケットルータ。
  9. 【請求項9】 前記各スペクトルセパレータ(T1)の
    前記入力(R1)が、前記第一の内部端子から構成され
    ることを特徴とする請求項8に記載のパケットルータ。
  10. 【請求項10】 前記作動波長がほぼ規則正しい連続を
    形成し、各波長が、この連続の1列を有し、前記波長群
    が、このグループの数bを含む連続を形成し、各グルー
    プが、この連続の1列を有し、 少なくとも幾つかの波長群は、それぞれ、このグループ
    の列rと各波長の列qとが等式r=qモジューロbを立
    証する複数の前記作動波長のそれぞれを含むことを特徴
    とする請求項8に記載のパケットルータ。
  11. 【請求項11】 前記各選択ブロック(BS)の前記波
    長セレクタ(SL)が、 一方では、共通端子(S1)と、他方では、前記作動波
    長の少なくとも幾つかにそれぞれ結合される波長端子
    (LL)を構成する特別な複数の端子とを有し、共通端
    子と各波長端子との間で、搬送波長が波長端子に結合さ
    れる前記パケットを選択的に伝送可能な少なくとも一つ
    のスペクトルセパレータ(ML)と、 スペクトルセパレータの前記波長端子からそれぞれ構成
    される少なくとも複数の端子を有し、選択ブロックと前
    記入力ポートとを指定する前記選択命令を受信し、この
    命令に応答し、入力ポートの前記波長に結合される前記
    セレクタの少なくとも一つの端子を選択的に経由して前
    記パケットを伝送可能にする波長端子セレクタ(BL)
    とを含み、 波長セレクタの各前記スペクトルセパレータが、帯域セ
    パレータであり、ブロードキャスト装置(D)の前記ス
    ペクトルセパレータ(T1、T2)が、周期的セパレー
    タであることを特徴とする請求項8に記載のパケットル
    ータ。
  12. 【請求項12】 前記作動波長がほぼ周期的な連続を形
    成し、各波長が、この連続の1列を有し、前記波長群
    が、このグループの数bを含む連続を形成し、各グルー
    プがこの連続の1列を有し、 少なくとも幾つかの波長群は、それぞれ、このグループ
    の列rと各波長の列qとが等式 r=1+[(q−1)
    /(n/b)]の整数部分 を立証する複数の作動波長
    を含むことを特徴とする請求項8に記載のパケットルー
    タ。
  13. 【請求項13】 前記各選択ブロック(BS)の前記波
    長セレクタ(SL)が、 一方で、共通端子(S1)と、他方で少なくとも幾つか
    の前記作動波長にそれぞれ結合される波長端子(LL)
    を構成する複数の特別な端子とを有し、共通端子と各波
    長端子との間で、搬送波長が波長端子に結合される前記
    パケットを選択的に伝送可能な少なくとも一つのスペク
    トルセパレータ(ML)と、 前記スペクトルセパレータの波長端子からそれぞれ構成
    される少なくとも複数の端子を有し、選択ブロックと前
    記入力ポートとを指定する前記選択命令とを受信してこ
    の命令に応答し、前記入力ポートの波長に結合される前
    記セレクタの少なくとも一つの端子を選択的に経由して
    前記パケットを伝送可能にする波長端子セレクタ(B
    L)とを含み、 波長セレクタの前記各スペクトルセパレータが、周期セ
    パレータであり、ブロードキャスト装置(D)の前記ス
    ペクトルセパレータ(T1、T2)が、帯域セパレータ
    であることを特徴とする請求項8に記載のパケットルー
    タ。
  14. 【請求項14】 前記各選択ブロック(BS)の分配端
    子セレクタ(SR)が、 この選択ブロックの前記入力(RS)をそれぞれ構成す
    る個々の入力と、配向出力(PR)をそれぞれ構成する
    個々の出力とを有し、入力が出力にそれぞれ接続される
    一連の光スイッチと、 セレクタの前記出力(RL)に配向出力をそれぞれ接続
    するリンクをなす組み合わせ手段とを含み、 前記組合せ手段が、切換増幅器(AC1)を含み、各切
    換増幅器が、入力で、前記配向出力の幾つかに少なくと
    も間接的に接続され、これらの出力と、出力に結合され
    る前記入力とが、切換増幅器の前段でグループを構成
    し、このグループが、出力のうちの複数の出力を含み、
    他の複数の出力を排除し、切換増幅器が、前記選択命令
    により制御され、これらの各増幅器の利得は、この増幅
    器の前段のグループの前記入力の一つが命令の一つによ
    り指定されるとき、一時的に増加することを特徴とする
    請求項2に記載のパケットルータ。
  15. 【請求項15】 前記組合せ手段からなる少なくとも幾
    つかの前記リンクが、それぞれ複数の入力と1個の出力
    とを有する前記複数の一連の直列切換増幅器をそれぞれ
    含み、これらの入力が複数のリンクにそれぞれ属してお
    り、少なくとも2個の増幅器が、この繋がりの中で連続
    して、先行増幅器(AC1)と後続増幅器(AC2)と
    をそれぞれ構成し、先行増幅器の前記出力(PQ)が、
    後続増幅器の前記入力の一つを構成することを特徴とす
    る請求項14に記載のパケットルータ。
  16. 【請求項16】 第一の内部端子を1個含み、この端子
    の遅延がゼロである、請求項8に記載のパケットルー
    タ。
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