JP2016161553A - 物理量センサー、電子機器および移動体 - Google Patents

物理量センサー、電子機器および移動体 Download PDF

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Abstract

【課題】物理量の検出精度の低下を低減することのできる物理量センサー、電子機器および移動体を提供する。【解決手段】物理量センサー1は、IP基板2、加速度センサー素子4およびIC3を有し、IP基板2と加速度センサー素子4との間にIC3が配置されている。また、加速度センサー素子4は、センサー部6、7、8と、センサー部6、7、8を収容するパッケージ5と、を有し、パッケージ5の一部を構成する蓋部52がIC3と対向するように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、物理量センサー、電子機器および移動体に関するものである。
例えば、特許文献1には、ベース基板上に加速度センサー素子を配置し、加速度センサー素子上にICを配置した物理量センサーが開示されている。しかしながら、このような構成では、ベース基板上に加速度センサー素子が配置されているため、ベース基板と加速度センサー素子の熱膨張係数の違いに起因する熱応力が加速度センサー素子に加わり易い。そのため、加速度センサー素子の検知精度が低下(温度によって変動)するという問題ある。
特開2014−183151号公報
本発明の目的は、物理量の検出精度の低下を低減することのできる物理量センサー、電子機器および移動体を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
本発明の物理量センサーは、第1の基板と、
物理量センサー素子と、
ICと、を有し、
前記第1の基板と前記物理量センサー素子との間に前記ICが配置されていることを特徴とする。
これにより、第1の基板と物理量センサー素子との熱膨張率の違いに起因して発生する熱応力をICによって緩和することができるため、物理量センサー素子に熱応力が伝わり難くなる。よって、物理量の検出精度の低下を低減することのできる物理量センサーが得られる。
本発明の物理量センサーでは、前記物理量センサー素子は、
センサー部と、
前記センサー部を収容するパッケージと、を有し、
前記パッケージは、光透過性を有する光透過性部を有していることが好ましい。
これにより、光透過性部を介してセンサー部を視認(観察)することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記物理量センサー素子および前記ICを覆う第1の樹脂部を有していることが好ましい。
これにより、物理量センサー素子およびICを保護することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記光透過性部の少なくとも一部が前記第1の樹脂部から露出していることが好ましい。
これにより、第1の樹脂部を設けた状態でも光透過性部を介してセンサー部を視認することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記光透過性部の前記第1の樹脂部から露出している部分は、前記第1の樹脂部と連続して配置されていることが好ましい。
これにより、第1の樹脂部の剥がれ等が低減される。
本発明の物理量センサーでは、前記光透過性部の前記第1の樹脂部から露出している部分を覆う第2の樹脂部を有していることが好ましい。
これにより、第1の樹脂部および第2の樹脂部によって物理量センサー素子を覆うことができ、より効果的に物理量センサー素子を保護することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記第2の樹脂部が光透過性を有していることが好ましい。
これにより、第2の樹脂部で覆われた状態でも物理量センサーを視認することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記パッケージは、
前記センサー部が配置された第2の基板と、
前記センサー部を覆うように前記第2の基板に接合された蓋部と、を有し、
前記蓋部が前記ICと対向するように配置されていることが好ましい。
これにより、センサー部に熱応力がより伝わり難くなる。よって、物理量の検出精度の低下をより効果的に低減することができる。
本発明の物理量センサーでは、前記物理量センサー素子の前記第2の基板と前記ICとの間に配置され、前記物理量センサー素子と前記ICとを電気的に接続する接続部材を有していることが好ましい。
これにより、物理量センサーの高背化を防止しつつ、物理量センサー素子とICとを簡単に電気的に接続することができる。また、接続部材が比較的硬質な場合には、接続部材が第2の基板を支える支持部(補強部)として機能し、物理量センサーの機械的強度が向上する。
本発明の電子機器は、上記適用例の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い電子機器が得られる。
本発明の移動体は、上記適用例の物理量センサーを備えることを特徴とする。
これにより、信頼性の高い移動体が得られる。
本発明の好適な実施形態に係る物理量センサーの側面図である。 図1に示す物理量センサーが有する加速度センサー素子を示す平面図である。 加速度センサー素子が有するセンサー部を示す平面図である。 加速度センサー素子が有するセンサー部を示す平面図である。 加速度センサー素子が有するセンサー部を示す平面図である。 図2中のA−A線断面図である。 加速度センサー素子とICとの接続状態を示す側面図である。 本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用した携帯電話機(スマートフォン、PHS等も含む)の構成を示す斜視図である。 本発明の電子機器を適用したディジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の移動体を適用した自動車を示す斜視図である。
以下、本発明の物理量センサー、電子機器および移動体を添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の好適な実施形態に係る物理量センサーの側面図である。図2は、図1に示す物理量センサーが有する加速度センサー素子を示す平面図である。図3ないし図5は、それぞれ、加速度センサー素子が有するセンサー部を示す平面図である。図6は、図2中のA−A線断面図である。図7は、加速度センサー素子とICとの接続状態を示す側面図である。
なお、以下では、互いに直交する3つの軸をX軸、Y軸およびZ軸として説明する。また、X軸に平行な方向を「X軸方向」、Y軸に平行な方向を「Y軸方向」、Z軸に平行な方向を「Z軸方向」とも言う。また、X軸とY軸とを含む面を「XY面」とも言う。また、X軸とY軸とを含む面を「XY面」とも言う。また、XY平面は、水平面と一致し、Z軸方向は鉛直方向と一致する。
図1に示す物理量センサー1は、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれの加速度を独立して検知することのできる3軸加速度センサーとして利用可能である。このような物理量センサー1は、インターポーザー基板(第1の基板。以下単に「IP基板」と言う。)2と、IP基板2上に配置されたIC3と、IC3上に配置された加速度センサー素子(物理量センサー素子)4と、IC3および加速度センサー素子4を覆うモールド部9と、を有している。
[IP基板2]
図1に示すように、IP基板2の上面には複数の内部端子21が配置されており、下面には複数の外部端子22が配置されている。また、各内部端子21は、IP基板2内に形成された図示しない内部配線やキャスタレーションを介して対応する外部端子22に電気的に接続されている。このようなIP基板2としては、特に限定されないが、例えば、シリコン基板、セラミック基板、樹脂基板、ガラス基板、ガラスエポキシ基板等を用いることができる。
[IC3]
図1に示すように、IC3は、接着層101を介してIP基板2の上面に配置されている。なお、接着層101としては、IP基板2上にIC3を固定することができれば、特に限定されず、例えば、半田、銀ペースト、樹脂系接着剤(ダイアタッチ剤)等を用いることができる。
IC3には、例えば、加速度センサー素子4を駆動する駆動回路や、加速度センサー素子4からの信号に基づいてX軸、Y軸およびZ軸の各軸方向の加速度を検出する検出回路や、検出回路からの信号を所定の信号に変換して出力する出力回路等が含まれている。このようなIC3は、上面に複数の端子31および複数の端子32を有し、各端子31がボンディングワイヤーBYを介してIP基板2の内部端子21に電気的に接続され、各端子32が導電性バンプ(接続部材)Bを介して加速度センサー素子4の端子Tに電気的に接続されている。
[加速度センサー素子4]
図1に示すように、加速度センサー素子4は、接着層102を介してIC3の上面に配置されている。なお、接着層102としては、IC3上に加速度センサー素子4を固定することができれば、特に限定されず、例えば、半田、銀ペースト、樹脂系接着剤(ダイアタッチ剤)等を用いることができる。このように、加速度センサー素子4をIC3上に配置することで、加速度センサー素子4とIP基板2との間にIC3を介在させることができるため、IP基板2と加速度センサー素子4の熱膨張係数の違いに起因する熱応力がIC3で緩和されて加速度センサー素子4に加わり難くなる。そのため、加速度センサー素子4の検知精度の低下(温度による変動)を低減することができる。
このような加速度センサー素子4は、図2に示すように、ベース基板(第2の基板)51および蓋部52を有するパッケージ5と、パッケージ5内に収容された3つのセンサー部6、7、8と、を有している。
−ベース基板51−
ベース基板51には上面に開口する凹部511、512、513が形成されている。これらのうち、凹部511は、その上方に配置されているセンサー部6とベース基板51との接触を防止するための逃げ部として機能する。同様に、凹部512は、その上方に配置されているセンサー部7とベース基板51との接触を防止するための逃げ部として機能する。また、凹部513は、その上方に配置されているセンサー部8とベース基板51との接触を防止するための逃げ部として機能する。
また、ベース基板51には上面に開口する凹部511a、511b、511c、凹部512a、512b、512cおよび凹部513a、513b、513cが形成されている。これらのうち、凹部511a、511b、511cは、凹部511の周囲に配置されており、これら凹部511a、511b、511c内にはセンサー部6用の配線691、692、693が配置されている。また、凹部512a、512b、512cは、凹部512の周囲に配置されており、凹部512a、512b、512c内にはセンサー部7用の配線791、792、793が配置されている。また、凹部513a、513b、513cは、凹部513の周囲に配置されており、凹部513a、513b、513c内にはセンサー部8用の配線891、892、893が配置されている。また、これら各配線691、692、693、791、792、793、891、892、893の端部は、パッケージ5の外部に露出しており、露出した部分が端子Tとなっている。そして、この各端子Tが導電性バンプBを介してIC3の端子32と電気的に接続されている。
このようなベース基板51は、例えば、アルカリ金属イオン(可動イオン)を含むガラス材料(例えば、パイレックスガラス(登録商標)のような硼珪酸ガラス)から形成されている。これにより、シリコン基板から形成されているセンサー部6、7、8をベース基板51に対して陽極接合により強固に接合することができる。また、ベース基板51に光透過性を付与することができるため、ベース基板51を介してパッケージ5の内部を観察することができる。ただし、ベース基板51の構成材料としては、ガラス材料に限定されず、例えば、高抵抗なシリコン材料を用いることができる。この場合、センサー部6、7、8との接合は、例えば、樹脂系接着剤、ガラスペースト、金属層等を介して行うことができる。
−センサー部6−
センサー部6は、X軸方向の加速度を検出する部分である。このようなセンサー部6は、図3に示すように、支持部611、612と、可動部62と、連結部631、632と、複数の第1固定電極指64と、複数の第2固定電極指65と、を有している。また、可動部62は、基部621と、基部621からY軸方向両側に突出している複数の可動電極指622と、を有している。このようなセンサー部6は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされたシリコン基板から形成されている。
支持部611、612は、ベース基板51の上面に陽極接合され、支持部611が導電性バンプB11を介して配線691と電気的に接続されている。そして、これら支持部611、612の間に可動部62が設けられている。可動部62は、連結部631、632を介して支持部611、612に連結されている。連結部631、632は、バネのようにX軸方向に弾性変形可能であるため、可動部62が支持部611、612に対して矢印aで示すようにX軸方向に変位可能となる。
複数の第1固定電極指64は、可動電極指622のX軸方向一方側に配置され、対応する可動電極指622に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなして並んでいる。このような複数の第1固定電極指64は、その基端部にてベース基板51の上面に陽極接合され、導電性バンプB12を介して配線692に電気的に接続されている。
これに対して、複数の第2固定電極指65は、可動電極指622のX軸方向他方側に配置され、対応する可動電極指622に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなして並んでいる。このような複数の第2固定電極指65は、その基端部にて、ベース基板51の上面に陽極接合され、導電性バンプB13を介して配線693に電気的に接続されている。
このようなセンサー部6を用いて、次のようにしてX軸方向角速度を検知する。すなわち、X軸方向の加速度が加わると、その加速度の大きさに基づいて、可動部62が、連結部631、632を弾性変形させながら、X軸方向に変位する。当該変位に伴って、可動電極指622と第1固定電極指64との間の静電容量および可動電極指622と第2固定電極指65との間の静電容量の大きさがそれぞれ変化する。そして、当該静電容量の変化に基づいてIC3にて加速度が求められる。
−センサー部7−
センサー部7は、Y軸方向の加速度を検出する部分である。このようなセンサー部7は、平面視で90°回転した状態で配置されている以外は、センサー部6と同様の構成である。センサー部7は、図4に示すように、支持部711、712と、可動部72と、連結部731、732と、複数の第1固定電極指74と、複数の第2固定電極指75と、を有している。また、可動部72は、基部721と、基部721からX軸方向両側に突出している複数の可動電極指722と、を有している。
支持部711、712は、ベース基板51の上面に陽極接合され、支持部711が導電性バンプB21を介して配線791と電気的に接続されている。そして、これら支持部711、712の間に可動部72が設けられている。可動部72は、連結部731、732を介して支持部711、712に連結されている。連結部731、732は、バネのようにY軸方向に弾性変形可能であるため、可動部72が支持部711、712に対して矢印bで示すようにY軸方向に変位可能となる。
複数の第1固定電極指74は、可動電極指722のY軸方向一方側に配置され、対応する可動電極指722に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなして並んでいる。このような複数の第1固定電極指74は、その基端部にてベース基板51の上面に陽極接合され、導電性バンプB22を介して配線792に電気的に接続されている。
これに対して、複数の第2固定電極指75は、可動電極指722のY軸方向他方側に配置され、対応する可動電極指722に対して間隔を隔てて噛み合う櫛歯状をなして並んでいる。このような複数の第2固定電極指75は、その基端部にて、ベース基板51の上面に陽極接合され、導電性バンプB23を介して配線793に電気的に接続されている。
このようなセンサー部7を用いて、次のようにしてY軸方向角速度を検知する。すなわち、Y軸方向の加速度が加わると、その加速度の大きさに基づいて、可動部72が、連結部731、732を弾性変形させながら、Y軸方向に変位する。当該変位に伴って、可動電極指722と第1固定電極指74との間の静電容量および可動電極指722と第2固定電極指75との間の静電容量の大きさがそれぞれ変化する。そして、当該静電容量の変化に基づいてIC3にて加速度が求められる。
−センサー部8−
センサー部8は、Z軸方向(鉛直方向)の加速度を検出する部分である。このようなセンサー部8は、図5に示すように、一対の支持部811、812と、可動部82と、可動部82を支持部811、812に対して揺動可能に連結する一対の連結部831、832と、を有し、連結部831、832を軸Jとして、可動部82が支持部811、812に対してシーソー揺動する。このようなセンサー部8は、例えば、リン、ボロン等の不純物がドープされたシリコン基板から形成されている。
支持部811、812は、ベース基板51の上面に陽極接合され、支持部811が導電性バンプB31を介して配線891と電気的に接続されている。そして、これら支持部811、812の間に可動部82が設けられている。可動部82は、軸Jよりも−X方向側に位置する第1可動部821と、軸Jよりも+X方向側に位置し、第1可動部821よりも大きい第2可動部822とを有している。第1、第2可動部821、822は、鉛直方向(Z軸方向)の加速度が加わったときの回転モーメントが異なっており、加速度に応じて可動部82に所定の傾きが生じるように設計されている。これにより、Z軸方向の加速度が生じると、可動部82が軸Jまわりにシーソー揺動する。
また、凹部513の底面の第1可動部821と対向する位置には配線892に電気的に接続された第1検出電極881が配置されており、第2可動部822と対向する位置には配線893に電気的に接続された第2検出電極882が配置されている。そのため、第1可動部821と第1検出電極881との間に静電容量が形成され、第2可動部822と第2検出電極882との間に静電容量が形成されている。なお、第1検出電極881および第2検出電極882は、例えば、ITO等の透明な導電性材料で構成されていることが好ましい。
このようなセンサー部8を用いて、次のようにしてZ軸方向の加速度を検出する。すなわち、Z軸方向の加速度が加わると、可動部82は、軸Jまわりにシーソー揺動する。このような可動部82のシーソー揺動によって、第1可動部821と第1検出電極881の離間距離および第2可動部822と第2検出電極882の離間距離が変化し、これに応じてこれらの間の静電容量が変化する。そして、当該静電容量の変化に基づいてIC3にて加速度が求められる。
−蓋部52−
蓋部52は、図6に示すように、下面に開口する凹部521を有し、凹部521が凹部511、512、513とで内部空間Sを形成するようにベース基板51に接合されている。このような蓋部52は、本実施形態ではシリコン基板で形成されている。これにより、蓋部52とベース基板51とを陽極接合によって強固に接合することができる。なお、蓋部52をベース基板51に接合した状態では、ベース基板51に形成されている凹部511a〜513c、512a〜512c、513a〜513cを介して内部空間Sの内外が連通されている。そのため、例えば、TEOSCVD法等で形成されたSiO膜53によって凹部511a〜511c、512a〜512c、513a〜513cを塞いでいる。
以上、加速度センサー素子4の構成について詳細に説明した。
このような加速度センサー素子4は、図1に示すように、蓋部52をIC3側に向けて、IC3上に配置されている。すなわち、蓋部52が接着層102を介してIC3の上面に固定されている。加速度センサー素子4をこのように配置することで、加速度センサー素子4の検知精度の低下(温度による変動)をより効果的に低減することができる。
このことについて具体的に説明する。センサー部6、7、8が固定されているのはベース基板51であるため、IP基板2とベース基板51との離間距離をより長く確保すれば、熱応力がベース基板51に伝わり難くなり、加速度センサー素子4の検知精度の低下(温度による変動)をより効果的に低減することができる。この点を鑑み、本実施形態のような配置とすれば、IP基板2とベース基板51との間にIC3と蓋部52とを介在させることができ、前記離間距離をより長く確保すること可能となる。したがって、加速度センサー素子4の検知精度の低下(温度による変動)をより効果的に低減することができる。
また、加速度センサー素子4をこのように配置することで、加速度センサー素子4の各端子TとIC3の上面に配置された端子32とを対向して配置することができる。そのため、図7に示すように、IC3とベース基板51との間に配置したバンプ(接続部材)Bを介して各端子32とそれに対応する端子Tとを電気的に接続することができる。このように、IC3とベース基板51との間に配置した導電性バンプBを介して電気的な接続を行うことで、導電性バンプBが加速度センサー素子4よりも上側へ突出することがないため、物理量センサー1の低背化を図ることができる。さらには、導電性バンプBが比較的硬質である場合には、導電性バンプBがベース基板51を支持する支持部として機能し加速度センサー素子4の機械的強度を高めることができる。
[モールド部9]
モールド部9は、IC3および加速度センサー素子4を覆うように、IP基板2の上面に配置されている。これにより、IC3および加速度センサー素子4を湿気や衝撃から保護することができる。
このようなモールド部9は、図7に示すように、加速度センサー素子4のベース基板51の底面51aを露出させるようにして、IC3および加速度センサー素子4の側方からこれらを覆う第1モールド部(第1の樹脂部)91と、ベース基板51の底面51aを覆う第2モールド部(第2の樹脂部)92と、を有している。また、第1モールド部91の上面91aは、底面51aと連続して配置されている。言い換えると、上面91aは、段差なく底面51aに接続している。これにより、例えば、第2モールド部92を配置する際に、底面51aおよび上面91aの間に空隙が生じ難くなり、モールド部9によってより効果的に加速度センサー素子4を保護することができる。
これら第1、第2モールド部91、92の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、熱硬化型のエポキシ樹脂を用いることができる。また、第1、第2モールド部91、92の形成方法としては、特に限定されないが、例えば、トランスファーモールド法を用いて形成することができる。
このように、モールド部9を第1モールド部91と第2モールド部92とで構成することで、次の効果を発揮することができる。すなわち、第2モールド部92を設ける前であれば、第1モールド部91からベース基板51の底面51aが露出しているため、第1モールド部91を設けた後のパッケージ5の状態(特に、クラックの有無)を視覚的に確認することができる。ここで、第1モールド部91を設ける際(トランスファーモールド時)に加わる熱や、第1モールド部91から受ける応力(収縮応力)が原因となってパッケージ5にクラックが発生するおそれがある。そのため、本実施形態のように第1モールド部91を配置した後でもパッケージ5を観察可能とすることで、前述したようなクラックの有無等を簡単に確認することができる。
特に、前述したように、ベース基板51は、ガラスで構成されており、光透過性を有している(すなわち、ベース基板51が光透過性を有する光透過性部を構成している)。そのため、底面51aを介して、蓋部52でのクラックの有無を確認することもできる。さらには、パッケージ5内の各センサー部6、7、8を観察することもできる。例えば、センサー部6では、連結部631、632のスティッキングが発生し易いため、連結部631、632の状態を確認することで、センサー部6が正常に駆動するかどうかを視覚的に確認することができる(センサー部7も同様)。また、センサー部8では、第2可動部822の凹部513の底面へのスティッキングが発生し易いため、可動部82の状態を確認することで、センサー部8が正常に駆動するかどうかを視覚的に確認することができる。そして、このような確認作業を終えた後に第2モールド部92を設ければ、底面51aをモールド部9で覆うことができ、加速度センサー素子4をより効果的に保護することができる。
以上、モールド部9について説明したが、例えば、第2モールド部92は、光透過性を有していることが好ましい。これにより、第2モールド部92を設けた後であってもパッケージ5の状態(特に、クラックの有無)を視覚的に確認することができる。すなわち、第2モールド部92を設けても、上述した効果を発揮することができる。そのため、加速度センサー素子4をモールド部9で保護した状態で加速度センサー素子4の不具合を確認することができ、例えば、確認時の損傷等をより効果的に低減することができる。
また、例えば、第2モールド部92は、省略してもよい。また、第2モールド部92を省略した場合には、底面51aをモールド部9から露出させたままであってもよいし、第1モールド部91で覆ってもよい。また、モールド部9を省略してもよい。
(電子機器)
次に、本発明の電子機器を説明する。
図8は、本発明の電子機器を適用したモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。
この図において、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1108を備えた表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1100には、加速度センサーとして機能する物理量センサー1が内蔵されている。
図9は、本発明の電子機器を適用した携帯電話機(スマートフォン、PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
この図において、携帯電話機1200は、アンテナ(図示せず)、複数の操作ボタン1202、受話口1204および送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1208が配置されている。このような携帯電話機1200には、加速度センサーとして機能する物理量センサー1が内蔵されている。
図10は、本発明の電子機器を適用したディジタルスチールカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
ディジタルスチールカメラ1300のケース(ボディー)1302の背面には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとしても機能する。また、ケース1302の正面側(図中裏面側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。また、このディジタルスチールカメラ1300では、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、図示されるように、ビデオ信号出力端子1312にはテレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314にはパーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。さらに、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。このようなディジタルスチールカメラ1300には、例えば、加速度センサーとして手振れ補正に用いられる物理量センサー1が内蔵されている。
このような電子機器は、物理量センサー1を備えているので、優れた信頼性を有している。
なお、本発明の電子機器は、図8のパーソナルコンピューター、図9の携帯電話機、図10のディジタルスチールカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、カーナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシュミレータ等に適用することができる。
(移動体)
次に、本発明の移動体を説明する。
図11は、本発明の移動体を適用した自動車を示す斜視図である。
図11に示すように、自動車1500には物理量センサー1が内蔵されており、例えば、物理量センサー1によって車体1501の姿勢を検出することができる。物理量センサー1の検出信号は、車体姿勢制御装置1502に供給され、車体姿勢制御装置1502は、その信号に基づいて車体1501の姿勢を検出し、検出結果に応じてサスペンションの硬軟を制御したり、個々の車輪1503のブレーキを制御したりすることができる。また、物理量センサー1は、他にもキーレスエントリー、イモビライザー、カーナビゲーションシステム、カーエアコン、アンチロックブレーキシステム(ABS)、エアバック、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)、エンジンコントロール、ハイブリッド自動車や電気自動車の電池モニター等の電子制御ユニット(ECU:electronic control unit)に広く適用できる。
以上、本発明の物理量センサー、電子機器および移動体を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、前述した実施形態では、加速度センサー素子が3つのセンサー部を有している構成について説明したが、センサー部の数としては、これに限定されず、1つまたは2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。また、前述した実施形態では、物理量センサー素子として加速度センサー素子を用いているが、物理量センサーとしては、加速度センサー素子に限定されず、例えば、圧力センサー素子であってもよいし、角速度センサー素子であってもよい。また、例えば、加速度および角速度等の異なる物理量を同時に検出することのできる複合センサーであってもよい。
1……物理量センサー
101、102……接着層
2……IP基板
21……内部端子
22……外部端子
3……IC
31、32……端子
4……加速度センサー素子
5……パッケージ
51……ベース基板
511、511a、511b、511c……凹部
512、512a、512b、512c……凹部
513、513a、513b、513c……凹部
51a……底面
52……蓋部
521……凹部
53……SiO
6……センサー部
611、612……支持部
62……可動部
621……基部
622……可動電極指
631、632……連結部
64……第1固定電極指
65……第2固定電極指
691、692、693……配線
7……センサー部
711、712……支持部
72……可動部
721……基部
722……可動電極指
731、732……連結部
74……第1固定電極指
75……第2固定電極指
791、792、793……配線
8……センサー部
811、812……支持部
82……可動部
821……第1可動部
822……第2可動部
831、832……連結部
881……第1検出電極
882……第2検出電極
891、892、893……配線
9……モールド部
91a……上面
91……第1モールド部
92……第2モールド部
1100……パーソナルコンピューター
1102……キーボード
1104……本体部
1106……表示ユニット
1108……表示部
1200……携帯電話機
1202……操作ボタン
1204……受話口
1206……送話口
1208……表示部
1300……ディジタルスチールカメラ
1302……ケース
1304……受光ユニット
1306……シャッターボタン
1308……メモリー
1310……表示部
1312……ビデオ信号出力端子
1314……入出力端子
1430……テレビモニター
1440……パーソナルコンピューター
1500……自動車
1501……車体
1502……車体姿勢制御装置
1503……車輪
B、B11〜B13、B21〜B23、B31……導電性バンプ
BY……ボンディングワイヤー
J……軸
S……内部空間
T……端子
a、b……矢印

Claims (11)

  1. 第1の基板と、
    物理量センサー素子と、
    ICと、を有し、
    前記第1の基板と前記物理量センサー素子との間に前記ICが配置されていることを特徴とする物理量センサー。
  2. 前記物理量センサー素子は、
    センサー部と、
    前記センサー部を収容するパッケージと、を有し、
    前記パッケージは、光透過性を有する光透過性部を有している請求項1に記載の物理量センサー。
  3. 前記物理量センサー素子および前記ICを覆う第1の樹脂部を有している請求項2に記載の物理量センサー。
  4. 前記光透過性部の少なくとも一部が前記第1の樹脂部から露出している請求項3に記載の物理量センサー。
  5. 前記光透過性部の前記第1の樹脂部から露出している部分は、前記第1の樹脂部と連続して配置されている請求項4に記載の物理量センサー。
  6. 前記光透過性部の前記第1の樹脂部から露出している部分を覆う第2の樹脂部を有している請求項4または5に記載の物理量センサー。
  7. 前記第2の樹脂部が光透過性を有している請求項6に記載の物理量センサー。
  8. 前記パッケージは、
    前記センサー部が配置された第2の基板と、
    前記センサー部を覆うように前記第2の基板に接合された蓋部と、を有し、
    前記蓋部が前記ICと対向するように配置されている請求項2ないし7のいずれか1項に記載の物理量センサー。
  9. 前記物理量センサー素子の前記第2の基板と前記ICとの間に配置され、前記物理量センサー素子と前記ICとを電気的に接続する接続部材を有している請求項8に記載の物理量センサー。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の物理量センサーを備えることを特徴とする移動体。
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