JP2016160971A - 電動オイルポンプの始動制御装置 - Google Patents

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Naoshi Fujiyoshi
直志 藤吉
星屋 一美
Kazumi Hoshiya
一美 星屋
伊藤 良雄
Yoshio Ito
良雄 伊藤
浅原 則己
Noriki Asahara
則己 浅原
桑原 清二
Seiji Kuwabara
清二 桑原
隆人 遠藤
Takahito Endo
隆人 遠藤
一哉 荒川
Kazuya Arakawa
一哉 荒川
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Abstract

【課題】燃費が悪化することを抑制しつつ、エンジンに先行して始動することができるように構成された電動オイルポンプの始動制御装置を提供する。
【解決手段】車両の前方の信号機が進入許可を示している場合には、電動オイルポンプを始動し(ステップS2)、その後に、先行する他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件としてエンジンを始動し(ステップS4)、信号機が進入許可を示していない場合には、他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件に、電動オイルポンプを始動し(ステップS6)、その後に、他の車両との車間距離が予め定められた所定距離以上となることを条件としてエンジンを始動する(ステップS4)ように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、エンジンと駆動輪との伝達トルク容量を制御する油圧式係合装置に、油圧を供給する電動オイルポンプの始動制御に関するものである。
特許文献1には、交差点で所定時間以上停車した場合に、エンジンを一時的に停止するように構成された車両の制御装置が記載されている。この制御装置は、エンジンを再始動させる際における始動遅れを抑制するために、自車が交差点に進入する進入路とは異なる方向から交差点に進入する車両用に設置された信号機が、赤色の部分を点灯したことを条件にエンジンを再始動するように構成されている。
特開2009−156202号公報
ところで、エンジンと駆動輪との伝達トルク容量を制御する油圧式係合装置に、油圧を供給する電動オイルポンプを備え、停車時における動力損失を低減するためにエンジンと電動オイルポンプとを停止するように構成された車両においては、特許文献1に記載されたように信号機の表示のみに基づいてエンジンを始動させる制御と、電動オイルポンプを始動させる制御とを実行すると、電動オイルポンプがエンジンに遅れて起動する可能性がある。そのように電動オイルポンプがエンジンに遅れて起動すると、エンジンの出力トルクを駆動輪に伝達することができず、発進が遅れる可能性がある。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、燃費が悪化することを抑制しつつ、エンジンに先行して始動することができるように構成された電動オイルポンプの始動制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、エンジンと駆動輪とのトルクの伝達トルク容量を制御する油圧式係合装置と、前記油圧式係合装置に油圧を供給する電動オイルポンプとを備え、車両が減速している間、または停車している間に、前記エンジンおよび前記電動オイルポンプを停止し、所定の条件に応じて前記エンジンおよび前記電動オイルポンプを再始動するように構成された電動オイルポンプの始動制御装置において、前記車両の前方の信号機が進入許可を示している場合には、前記電動オイルポンプを始動し、その後に、先行する他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件として前記エンジンを始動し、前記信号機が進入許可を示していない場合には、前記他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件に、前記電動オイルポンプを始動し、その後に、前記他の車両との車間距離が予め定められた所定距離以上となることを条件として前記エンジンを始動するように構成されていることを特徴とするものである。
この発明によれば、信号機が進入許可を示している場合には、まず、電動オイルポンプを始動し、その後に、先行する車両のブレーキランプが消灯していることを条件としてエンジンを始動させる。また、信号機が進入許可を示していない場合には、先行する車両のブレーキランプが消灯していることを条件として、電動オイルポンプを始動し、その後に、先行する車両との車間距離が所定距離以上になるとエンジンが始動される。したがって、電動オイルポンプを過剰に駆動させることによる燃費の悪化を抑制することができるとともに、エンジンの始動に先行して電動オイルポンプを始動させることができる。そのため、エンジンを始動した後には、迅速にエンジンから駆動輪にトルクを伝達することができ、発進遅れを抑制することができる。
この発明に係る制御装置の制御例を説明するためのフローチャートである。
この発明における電動オイルポンプは、車両に搭載されたエンジンと駆動輪との伝達トルク容量を制御する油圧式係合装置に油圧を供給するものである。その電動オイルポンプを搭載した車両の一例としては、減速時や停車時にエンジンと電動オイルポンプとを停止することができる車両であり、かつそのように停止したエンジンと電動オイルポンプとを再始動させることができる車両である。そのように構成された車両が、特開2014−152741号公報に記載されている。なお、この車両は、運転者の操作によらずに加速度を変化させること、すなわち、停止や発進、または加速や減速することでき、自車の周辺の環境状況を従来知られているカメラやセンサで検出し、その検出された信号と、電子制御装置に予め記憶されたマップや演算式などに基づいて、駆動力や制動力を制御するように構成された自動運転車両であってもよい。
この車両が、エンジンを一時的に停止させる一例としては、走行路の前方に設置された信号機における赤色部分が点灯しており、前方の車両との車間距離や、停止線までの距離などに応じて制動力を作用させて減速することにより予め定められた車速以下になったときに、エンジンを停止させる。また、他の例としては、車両が停止したときに、エンジンを停止させる。さらに、車両が停車している間には、電動オイルポンプを停止させることができる。
この発明に係る制御装置は、そのようにエンジンと電動オイルポンプとが停止している状態から、車両を迅速に発進させることができるように構成されている。その制御の一例を図1に示している。なお、図1に示す例は、信号機の手前で、エンジンと電動オイルポンプとが停止しているときに、予め定められた所定時間ごとに繰り返し実行される。
この制御例では、まず、前方の信号機における青色の部分が点灯しているか否かが判断される(ステップS1)。このステップS1は、車両が所定の位置を超えた路面に進入することが許可されているか否かを判断するステップである。したがって、矢印式信号機などの場合には、直進走行や右折のみを許可することが表示されているか否かを判断してもよい。なお、このステップS1は、車両に搭載されたカメラで、前方の信号機を撮影し、その撮影された信号に基づいて電子制御装置で判断することができる。
前方の信号機における青色の部分が点灯しており、ステップS1で肯定的に判断された場合は、車両が発進する可能性があるので、まず、電動オイルポンプを始動させる(ステップS2)。この際における電動オイルポンプの吐出圧は、エンジンを始動させた後に、エンジンから駆動輪にトルクを伝達することができる程度の圧力に定めることができる。ついで、先行する車両のブレーキランプが消灯しているか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3は、先行する車両が、走行する意図があるか否かを判断するものであり、車両に搭載されたカメラにより、先行する車両のブレーキランプを撮影することで判断することができる。なお、夜間などでは、ヘッドライトの点灯と併せてブレーキランプが点灯する。そのような場合には、ブレーキランプの光量に基づいて、ステップS3を判断してもよい。
先行する車両のブレーキランプが消灯しており、ステップS3で肯定的に判断された場合には、先行する車両に追従して走行する際の発進遅れを抑制するために、エンジンを始動して(ステップS4)、このルーチンを一旦終了する。一方、先行する車両のブレーキランプが点灯しており、ステップS3で否定的に判断された場合には、先行する車両が停止したままとなり、自車も発進する必要がないので、エンジンを停止したままステップS3を繰り返し実行する。すなわち、先行する車両のブレーキランプが消灯するまで、エンジンを停止した状態を維持する。
一方、前方の信号機における赤色の部分、または黄色の部分が点灯しており、ステップS1で否定的に判断された場合には、ついで、先行する車両のブレーキランプが消灯しているか否かを判断する(ステップS5)。このステップS5は、ステップS3と同様に判断することができる。また、ステップS5は、自車が発進する可能性があるか否かを判断するためのステップである。このような状況は、先行する車両が、その車両よりも前方の車両との車間距離を短くするために発進する場合などに生じる。
先行する車両のブレーキランプが点灯しており、ステップS5で否定的に判断された場合には、このルーチンを一旦終了する。すなわち、エンジンと電動オイルポンプとを停止させた状態を維持する。それとは反対に、先行する車両のブレーキランプが消灯しており、ステップS5で肯定的に判断された場合には、車両を発進させる可能性があるので、電動オイルポンプを始動させる(ステップS6)。このステップS6は、ステップS2と同様のステップである。
電動オイルポンプを始動させた後に、先行する車両との車間距離が予め定められた所定距離以上であるか否かが判断される(ステップS7)。このステップS7は、信号機の手前で一時的に停車した後に、先行する車両が、更にその前方を走行する車両との車間距離を短くするために前進し、自車と先行する車両との車間距離が長くなった場合などに、その車間距離を短くするために発進する必要があるか否かを判断するためのステップである。したがって、ステップS7における所定距離は、先行する車両との車間距離が長くなることにより乗員が違和感を受けないように定めることができる。なお、このステップS7における車間距離は、ミリ波レーダなどにより自車と先行する車両との距離を検出することで判断することができる。
先行する車両との車間距離が所定距離以上であり、ステップS7で肯定的に判断された場合には、車間距離を短くするために発進する必要があるので、ステップS4に進み、エンジンを始動させる。それとは反対に、先行する車両との車間距離が所定距離未満であって、ステップS7で否定的に判断された場合には、停車した状態を維持するので、エンジンを停止した状態を維持して、このルーチンを一旦終了する。
上述したように車両が発進する可能性があるときに、まず、電動オイルポンプを始動し、その後に、車両が発進する可能性がより高くなったときに、エンジンを始動させることにより、電動オイルポンプやエンジンが過剰に駆動することによる燃費の悪化(動力損失の増大)を抑制することができる。また、電動オイルポンプをエンジンに先だって駆動させることができるので、エンジンを始動した後には、迅速にエンジンから駆動輪にトルクを伝達することができ、発進遅れを抑制することができる。

Claims (1)

  1. エンジンと駆動輪とのトルクの伝達トルク容量を制御する油圧式係合装置と、前記油圧式係合装置に油圧を供給する電動オイルポンプとを備え、
    車両が減速している間、または停車している間に、前記エンジンおよび前記電動オイルポンプを停止し、所定の条件に応じて前記エンジンおよび前記電動オイルポンプを再始動するように構成された電動オイルポンプの始動制御装置において、
    前記車両の前方の信号機が進入許可を示している場合には、前記電動オイルポンプを始動し、その後に、先行する他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件として前記エンジンを始動し、
    前記信号機が進入許可を示していない場合には、前記他の車両のブレーキランプが消灯していることを条件に、前記電動オイルポンプを始動し、その後に、前記他の車両との車間距離が予め定められた所定距離以上となることを条件として前記エンジンを始動する
    ように構成されていることを特徴とする電動オイルポンプの始動制御装置。
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