JP2016160888A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プレス板カバー12とシリンダ20とによって燃料室26が区画形成されている。プレス板カバー12は、高圧燃料ポンプ10をシリンダヘッド32に固定するためのボルト孔14cが形成されたフランジ14に接合されている。フランジ14は、肉厚の厚い厚肉部14aと肉厚の薄い薄肉部14bとを備えている。薄肉部14bは、ボルト孔14cに隣接してボルト孔14cの径方向内側に形成されている。薄肉部14bと、フランジ14の被取り付け部材としてのガイドフランジ30との間には、フランジ14よりも剛性の低い制振材50が圧縮して配置されている。
【選択図】図2
Description
高圧燃料ポンプは、シリンダと、プランジャとを備え、前記プランジャが前記シリンダ内を往復移動することで前記シリンダおよび前記プランジャによって区画される加圧室が圧縮されるときに燃料を加圧する高圧燃料ポンプにおいて、当該高圧燃料ポンプに吸入された燃料が前記加圧室に吸入されるのに先立って充填される燃料室を区画する有底円筒状のプレス板カバーと、当該高圧燃料ポンプを被取り付け部材にボルトで固定するためのボルト孔を有するフランジとを備え、前記プレス板カバーは前記フランジに接合されており、前記フランジと前記プレス板カバーとの接合部を含んだ所定の領域の当該フランジの肉厚が前記フランジのうち前記ボルト孔を区画する部分の少なくとも一部の肉厚と比較して薄くなっており、該薄くなっている部分に当該フランジよりも剛性が低い制振材が圧縮して配置されていることを特徴とする。
以上より、高圧燃料ポンプの信頼性の確保と高圧燃料ポンプの稼働時に生じるノイズの抑制とが可能となる。
図1に示す高圧燃料ポンプ10は、たとえばガソリン等を燃料とする火花点火式内燃機関の燃料噴射弁に供給する燃料を加圧するものである。高圧燃料ポンプ10は、内燃機関のカム軸等に連結されており、クランク軸の回転力によって駆動される機関駆動式のポンプである。
図2に示すように、高圧燃料ポンプ10は、シリンダ20と、シリンダ20内を往復動作するプランジャ22とを備え、シリンダ20およびプランジャ22によって加圧室24が区画形成されている。
ここで、フランジ14は、肉厚が厚い厚肉部14aと、肉厚が薄い薄肉部14bとを備えている。厚肉部14aは、径方向外側(プレス板カバー12の中心軸axとは逆側)においてボルト孔14cに隣接している。一方、薄肉部14bは、径方向内側(プレス板カバー12の中心軸ax側)においてボルト孔14cに隣接するようにして形成されている。そして、薄肉部14bとガイドフランジ30との間には、制振材50が設けられている。制振材50は、フランジ14よりも剛性の低い部材である。詳しくは、本実施形態では、鋼板と樹脂との積層体である。具体的には、樹脂の両側を鋼板で挟んだ積層体である。制振材50は、フランジ14とガイドフランジ30との間に圧縮して配置されている。
高圧燃料ポンプ10の稼働時においては、燃料室26内に圧力が発生するために、プレス板カバー12が変形する。ここで、薄肉部14bを備えない場合には、プレス板カバー12の変形に起因してフランジ14が変形することで、図4に示すようにプレス板カバー12とフランジ14とが一部離れる口開きが生じる。口開きが生じると、生じる前と比較してその部分の構造が応力集中しやすいものとなるため、その部分に応力が集中する。これに対し、本実施形態では、薄肉部14bを備えたために、プレス板カバー12の変形にフランジ14が追従するため、応力集中が抑制される。
(1)フランジ14に薄肉部14bを備え、薄肉部14bに制振材50を圧縮して配置した。これにより、高圧燃料ポンプ10の信頼性の確保と高圧燃料ポンプ10の稼働時に生じるノイズの抑制とが可能となる。
なお、上記実施形態の各事項の少なくとも1つを、以下のように変更してもよい。
・制振材の配置箇所としては、上記実施形態(図3)に例示したものに限らない。たとえば、図7に示すものであってもよい。図7は、図3に対応するものであり、図7において、図3に示した部材に対応するものについては、便宜上同一の符号を付している。図7に示す例では、フランジ14のうちボルト孔14cの全周を厚肉部14aが取り囲んでいる。そして、ボルト孔14cよりも径方向内側(中心軸ax側)において厚肉部14aに隣接して薄肉部14bが形成され、薄肉部14bに制振材50が接触している。
・フランジの材料としては、ステンレス鋼に限らず、たとえばステンレス等であってもよい。
Claims (1)
- シリンダと、プランジャとを備え、前記プランジャが前記シリンダ内を往復移動することで前記シリンダおよび前記プランジャによって区画される加圧室が圧縮されるときに燃料を加圧する高圧燃料ポンプにおいて、
当該高圧燃料ポンプに吸入された燃料が前記加圧室に吸入されるのに先立って充填される燃料室を区画する有底円筒状のプレス板カバーと、
当該高圧燃料ポンプを被取り付け部材にボルトで固定するためのボルト孔を有するフランジとを備え、
前記プレス板カバーは前記フランジに接合されており、
前記フランジと前記プレス板カバーとの接合部を含んだ所定の領域の当該フランジの肉厚が前記フランジのうち前記ボルト孔を区画する部分の少なくとも一部の肉厚と比較して薄くなっており、該薄くなっている部分に当該フランジよりも剛性が低い制振材が圧縮して配置されていることを特徴とする高圧燃料ポンプ。
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