JP2016160590A - 衝撃吸収材、衝撃吸収化粧材、床材及び壁材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】衝撃吸収化粧材Aは、裏面に互いに平行に延びる複数の切欠き凹溝5,5,…が形成された基材層1と、この基材層1の表面に設けられた表面仕上げ層7と、基材層1の裏面に設けられた撓み抑制層10と、この撓み抑制層10の裏面に設けられ、空隙部14,14,…を有する衝撃吸収層12とを備えているものとする。
【選択図】図1
Description
上記基材層1は板状の化粧材Aの骨格をなすものであり、例えば無垢材、合板、MDF、LVL、パーティクルボード等の木質板、これらの木質板の表面に薄いMDFを積層接着した木質複合板、これらの木質板や木質複合板の表面に、例えばメラミン系樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、イソシアネート系樹脂等の樹脂層を設けて強化し、或いは樹脂を板材表層に含浸させて硬化させることで強化した木質基板、無機質繊維板や火山性ガラス質複層板等の無機質板、合成樹脂板等が挙げられる。基板層1は、単一材で構成されていてもよく、また、複数の板材の積層体で構成されていてもよい。また、基材層1には、熱処理や蒸気処理、その他樹脂注入処理等が施されていてもよい。
表面仕上げ層7は、上記基材層1の表面に設けられている。この表面仕上げ層7は、例えば化粧単板やWPC処理単板、化粧シート等が用いられ、それらの材料を基材層1の表面に積層一体化することによって設けられている。
撓み抑制層10は、上記基材層1の裏面に設けられ、基材層1の過度の撓み変形を抑制するシート状又は薄パネル状のものである。撓み抑制層10は、例えば紙、織布、不織布等が用いられ、それらの材料が基材層1の裏面に積層一体化されて形成される。この撓み抑制層10の厚さは例えば0.02〜0.5mm程度が好ましい。
衝撃吸収層12は、上記撓み抑制層10の裏面に形成されて、化粧材Aに表面から加わった衝撃荷重を吸収するもので、所定厚さの板形状を有する。この衝撃吸収層12は、例えば合成樹発泡体、ゴム発泡体、インシュレーションボード、グラスウールマット、フェルト等が用いられる。この衝撃吸収層12の厚さは例えば4〜8mm程度が好ましく、その硬度は例えばアスカーC型硬度19〜39程度が好ましい。
裏打ち層26は上記衝撃吸収層12の裏面に形成されている。この裏打ち層26は、上記撓み抑制層10と同様の材料を使用することができる。
尚、上記実施形態では、基材層1の裏面に切欠き凹溝5,5,…を形成することによって、基材層1に表面側から衝撃が加わったときに基材層1が撓むようにしているが、基材層1は撓み変形するものであれば切欠き凹溝5以外の手段を用いてもよく、例えば基材層1を金属や木質材料等で構成した上で、その裏面に複数の孔や格子の加工等を施すことにより、基材層1に弾性を持たせて撓み変形可能としてもよい。また、その他、基材層1自体の材料を可撓性を有する材料、例えば合成樹脂材料やゴム状材料等の弾性を有するものとすること等により撓み変形可能としてもよい。
1 基材層
5 切欠き凹溝
7 表面仕上げ層
10 撓み抑制層
12 衝撃吸収層
13 衝撃吸収材
14 空隙部
16 第1スリット
17 第2スリット
18 基部
19 傾斜部19,19
20 第3スリット
22 アーム部
23 軸部
26 裏打ち層
Claims (9)
- 建物の内部に施工される衝撃吸収化粧材であって、
撓み変形可能な基材層と、
上記基材層の表面に設けられた表面仕上げ層と、
上記基材層の裏面に設けられた撓み抑制層と、
上記撓み抑制層の裏面に設けられた衝撃吸収層とを備えていることを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 建物の内部に施工される衝撃吸収化粧材であって、
裏面に互いに平行に延びる複数の切欠き凹溝が形成された基材層と、
上記基材層の表面に設けられた表面仕上げ層と、
上記基材層の裏面に設けられた撓み抑制層と、
上記撓み抑制層の裏面に設けられた衝撃吸収層とを備えていることを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 請求項1又は2において、
衝撃吸収層は、空隙部を有することを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 請求項1又は2において、
衝撃吸収層は、空隙部を形成可能でかつ該空隙部の占有割合である空隙率が変更可能な衝撃吸収材からなることを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 表裏面に沿って互いに直交するx方向及びy方向が設定された発泡材からなる板材に、該板材を表裏面間で貫通する複数の独立した第1及び第2スリットが形成され、
上記第1及び第2スリットは、x方向に延びる基部と、該基部の両端から傾斜して延びる1対の傾斜部とを有する亀甲括弧形状に形成され、
複数の第1スリットは、基部がx方向に沿って延びかつ隣接する1対の第1スリットの傾斜部の先端部間に間隔が空けられた状態でx方向に直列に並べられている一方、
複数の第2スリットは、基部がx方向に沿って延びかつ隣接する1対の第2スリットの傾斜部の先端部間に間隔が空けられた状態でx方向に直列に並べられ、
上記第1スリットと第2スリットとは、隣接する1対の第1スリットの傾斜部の先端部間に第2スリットの基部が位置するように互いに逆向きに配置されてy方向に交互に並んでおり、
第1及び第2スリットの両傾斜部の先端部には、相対するスリットの基部に向かってy方向に延びかつ板材を表裏面間で貫通する第3スリットが傾斜部の先端部に連続して形成されており、
板材がy方向に引っ張られたときに、該板材において、y方向に対向する第1及び第2スリットの基部の一部、傾斜部及び第3スリットで囲まれる部分がアーム部となり、かつ第3スリットと基部との間の部分が該アーム部両端の軸部となって、該アーム部が軸部回りに板材の表裏面に沿う方向に思案点を超えて回動することで、各スリットがy方向に開いて空隙部となるように構成されていることを特徴とする衝撃吸収材。 - 請求項4において、
衝撃吸収層は、請求項5の衝撃吸収材からなることを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 請求項1〜4及び6のいずれか1つにおいて、
衝撃吸収層の裏面に裏打ち層が形成されていることを特徴とする衝撃吸収化粧材。 - 請求項1〜4、6及び7のいずれか1つの衝撃吸収化粧材からなることを特徴とする床材。
- 請求項1〜4、6及び7のいずれか1つの衝撃吸収化粧材からなることを特徴とする壁材。
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---|---|---|---|---|
WO2018164272A1 (ja) | 2017-03-09 | 2018-09-13 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
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