JP2016159454A - 液体収容容器 - Google Patents

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賢司 松山
Kenji Matsuyama
賢司 松山
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Abstract

【課題】従来の液体収容容器では、信頼性を向上させることが困難である。
【解決手段】液体収容部の内壁の一部を構成するケースと、液体収容部の内壁の残りのうちの少なくとも一部を構成する可撓性部材と、ケースと可撓性部材との間に配置された受圧板104Aと、受圧板104Aとケースとの間に設けられた付勢部材と、を備え、受圧板104Aは、板材182の縁195よりも内側の領域に設けられた平坦部183と、平坦部183と縁195との間に位置する第1の折り目193を介して平坦部183に連接する第1の曲げ部191と、第1の曲げ部191と縁195との間に位置する第2の折り目194を介して第1の曲げ部191に連接する第2の曲げ部192と、を有し、液体収容容器を受圧板104A側からケース側に近づく向きに平面視したとき、第2の折り目194が受圧板104Aの外周184に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
【選択図】図12

Description

本発明は、液体収容容器等に関する。
液体噴射装置の一例であるインクジェットプリンターでは、印刷用紙などの印刷媒体に、印刷ヘッドから液体の一例であるインクを吐出させることによって、印刷媒体への印刷が行われる。インクジェットプリンターでは、液体収容容器の一例であるインクカートリッジからインクの供給を受けるものが知られている。このようなインクカートリッジでは、従来、容器状のケースにシート状の部材(フィルム)を溶着して構成される液体収容部にインクが収容される形態がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたインクカートリッジでは、液体収容部内に配置された円錐状のコイルばねから受圧板を介してシート状の部材に付勢力を付与する構成が採用されている。この構成により、液体収容部内の負圧が保たれる。
特開2011−206936号公報
上記特許文献1に記載された液体収容容器の構成を採用する場合に、一般的に、受圧板として、金属の板材を打ち抜き加工(プレス加工)にて成形したものが採用され得る。金属の板材を打ち抜き加工で成形した受圧板では、受圧板の縁部に打ち抜き加工によるかえりが発生する。上記の液体収容容器において、受圧板のかえりがシート状の部材に接触すると、シート状の部材が破損してしまうことが考えられる。つまり、従来の液体収容容器では、信頼性を向上させることが困難であるという課題がある。
本発明は、少なくとも上述の課題を解決することができるものであり、以下の形態又は適用例として実現され得る。
[適用例1]液体を収容可能な液体収容部を有し、前記液体収容部内の前記液体を液体噴射装置に供給可能な液体収容容器であって、前記液体収容部の内壁の一部を構成するケースと、可撓性を有し、前記液体収容部の前記内壁の残りのうちの少なくとも一部を構成する可撓性部材と、板材で形成され、前記液体収容部内において前記ケースと前記可撓性部材との間に配置された受圧部材と、前記受圧部材と前記ケースとの間に設けられ、前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて前記受圧部材を付勢可能な付勢部材と、を備え、前記受圧部材は、前記板材の縁よりも内側の領域に設けられ、前記可撓性部材を前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて付勢可能な平坦部と、前記平坦部と前記板材の縁との間に位置する第1の折り目を介して前記平坦部に連接する第1の曲げ部と、前記第1の曲げ部と前記板材の縁との間に位置する第2の折り目を介して前記第1の曲げ部に連接する第2の曲げ部と、を有し、前記液体収容容器を前記受圧部材側から前記ケース側に近づく向きに平面視したとき、前記第2の折り目が前記受圧部材の外周に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、板材で形成された受圧部材が付勢部材で付勢されると、受圧部材が可撓性部材に接触する。このとき、可撓性部材は、受圧部材の平坦部と受圧部材の外周とに接触しやすい。ここで、板材の縁が可撓性部材に接触すると、板材の縁によって可撓性部材が損傷を受けることがある。しかしながら、この液体収容容器では、液体収容容器を受圧部材側からケース側に近づく向きに平面視したとき、第2の折り目が受圧部材の外周に位置する。これにより、受圧部材が可撓性部材に接触したとき、可撓性部材は、受圧部材の平坦部と、受圧部材の外周に位置する第2の折り目とに接触しやすい。このため、受圧部材が可撓性部材に接触したとき、受圧部材を構成する板材の縁が可撓性部材に接触することを避けやすい。この結果、可撓性部材が損傷を受けることを避けやすい。よって、この液体収容容器では、液体収容容器の信頼性を向上させやすい。
[適用例2]液体を収容可能な液体収容部を有し、前記液体収容部内の前記液体を液体噴射装置に供給可能な液体収容容器であって、前記液体収容部の内壁の一部を構成するケースと、可撓性を有し、前記液体収容部の前記内壁の残りのうちの少なくとも一部を構成する可撓性部材と、板材で形成され、前記液体収容部内において前記ケースと前記可撓性部材との間に配置された受圧部材と、前記受圧部材と前記ケースとの間に設けられ、前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて前記受圧部材を付勢可能な付勢部材と、を備え、前記受圧部材は、前記板材の縁よりも内側の領域に設けられ、前記可撓性部材を前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて付勢可能な平坦部と、前記平坦部と前記板材の縁との間に位置する第1の折り目を介して前記平坦部に連接する第1の曲げ部と、前記第1の曲げ部と前記板材の縁との間に位置する第2の折り目を介して前記第1の曲げ部に連接する第2の曲げ部と、を有し、前記液体収容容器を前記受圧部材側から前記ケース側に近づく向きに平面視したとき、前記第1の折り目が前記受圧部材の外周に位置する、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、板材で形成された受圧部材が付勢部材で付勢されると、受圧部材が可撓性部材に接触する。このとき、可撓性部材は、受圧部材の平坦部と受圧部材の外周とに接触しやすい。ここで、板材の縁が可撓性部材に接触すると、板材の縁によって可撓性部材が損傷を受けることがある。しかしながら、この液体収容容器では、液体収容容器を受圧部材側からケース側に近づく向きに平面視したとき、第1の折り目が受圧部材の外周に位置する。これにより、受圧部材が可撓性部材に接触したとき、可撓性部材は、受圧部材の平坦部と、受圧部材の外周に位置する第1の折り目とに接触しやすい。このため、受圧部材が可撓性部材に接触したとき、受圧部材を構成する板材の縁が可撓性部材に接触することを避けやすい。この結果、可撓性部材が損傷を受けることを避けやすい。よって、この液体収容容器では、液体収容容器の信頼性を向上させやすい。
[適用例3]上記の液体収容容器であって、前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる曲線部を介して前記平坦部に連接する第1部分を有し、前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目を介して前記第1部分に連接する片状部を含む、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、第1の曲げ部が第1部分を有し、第2の曲げ部が片状部を含んでいる。第1部分は、第1の折り目に含まれる曲線部を介して平坦部に連接する。このため、第1の曲げ部は、第1部分において曲線状に形成されている。片状部は、第2の折り目を介して第1部分に連接している。この構成により、液体収容容器を受圧部材側からケース側に近づく向きに平面視したとき、受圧部材の外周の少なくとも一部を曲線状に形成することができる。
[適用例4]上記の液体収容容器であって、前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる曲線部を介して前記平坦部に連接する第1部分を有し、前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目を介して前記第1部分に連接する少なくとも2つの片状部を有し、前記2つの片状部の間には隙間が設けられている、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、第1の曲げ部が第1部分を有し、第2の曲げ部が少なくとも2つの片状部を有している。第1部分は、第1の折り目に含まれる曲線部を介して平坦部に連接する。このため、第1の曲げ部は、第1部分において曲線状に形成されている。2つの片状部は、第2の折り目を介して第1部分に連接している。そして、2つの片状部の間には隙間が設けられている。この構成により、液体収容容器を受圧部材側からケース側に近づく向きに平面視したとき、受圧部材の外周の少なくとも一部を曲線状に形成することができる。
[適用例5]上記の液体収容容器であって、前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる直線部を介して前記平坦部に連接する第2部分を有し、前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目に含まれる直線部を介して前記第2部分に連接している第3部分を有する、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、第1の曲げ部が第2部分を有し、第2の曲げ部が第3部分を有している。第1部分は、第1の折り目に含まれる直線部を介して平坦部に連接する。このため、第1の曲げ部は、第2部分において直線状に形成されている。第3部分は、第2の折り目に含まれる直線部を介して第2部分に連接している。この構成により、液体収容容器を受圧部材側からケース側に近づく向きに平面視したとき、受圧部材の外周の少なくとも一部を直線状に形成することができる。
[適用例6]上記の液体収容容器であって、前記第2の曲げ部と前記板材の縁との間に、さらに第3の曲げ部を有する、ことを特徴とする液体収容容器。
この液体収容容器では、第2の曲げ部と板材の縁との間に、さらに第3の曲げ部を有するので、受圧部材が可撓性部材に接触したとき、受圧部材を構成する板材の縁が可撓性部材に接触することを一層避けやすい。
本実施形態における液体噴射システムの構成を示す斜視図。 本実施形態におけるホルダーを示す断面図。 本実施形態におけるカートリッジを示す斜視図。 本実施形態におけるカートリッジの構成を示す分解斜視図。 本実施形態における第1ケースを示す平面図。 本実施形態における第1ケースを示す斜視図。 本実施形態における第1ケース内の構成を説明する図。 本実施形態におけるカートリッジをホルダーに装着した状態を示す図。 本実施形態におけるカートリッジの内部を模式的に示す断面図。 実施例1における受圧部材を示す斜視図。 実施例1における受圧部材を示す平面図。 図11中のA−A線における断面図。 実施例1における受圧部材の外形を示す平面図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における縁曲げ工程を説明する図。 実施例1における効果を説明する図。 実施例2における受圧部材を示す斜視図。 図21中のB−B線における断面図。 実施例2における縁曲げ工程を説明する図。 実施例2における縁曲げ工程を説明する図。 実施例2における効果を説明する図。 実施例3における受圧部材を示す断面図。 実施例3における受圧部材の外形の一部を示す平面図。
液体噴射システムを例に、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各図面において、それぞれの構成を認識可能な程度の大きさにするために、構成や部材の縮尺が異なっていることがある。
本実施形態における液体噴射システム1は、図1に示すように、液体噴射装置の一例であるプリンター5と、液体収容容器の一例であるカートリッジ7と、を有している。カートリッジ7は、液体の一例であるインクを収容可能である。なお、図1には、相互に直交する座標軸であるXYZ軸が付されている。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸が付されている。本実施形態では、X軸とY軸とによって規定される水平な平面(XY平面)にプリンター5を配置した状態が、プリンター5の使用状態である。Z軸方向は、水平な平面に直交する方向である。プリンター5の使用状態において、Z軸方向が鉛直方向となる。そして、プリンター5の使用状態では、図1において、−Z軸方向が鉛直下方の向きである。なお、XYZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の向きを示し、矢印の向きとは反対の向きが−(負)の向きを示している。
プリンター5は、副走査送り機構と、主走査送り機構と、ヘッド駆動機構と、を有している。副走査送り機構は、図示しない紙送りモーターを動力とする紙送りローラー11を用いて印刷用紙PをY軸方向に搬送する。主走査送り機構は、キャリッジモーター13の動力を用いて、駆動ベルト15に接続されたキャリッジ17をX軸に沿って往復動させる。ヘッド駆動機構は、キャリッジ17に備えられた印刷ヘッド19を駆動して液体としてのインクの吐出及びドット形成を実行する。プリンター5は、さらに、上述した各機構を制御するための制御部21を備えている。印刷ヘッド19は、フレキシブルケーブル23を介して制御部21に接続されている。
ここで、X軸に沿う方向は、X軸と完全に平行な方向に限定されず、X軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。同様に、Y軸に沿う方向は、Y軸と完全に平行な方向に限定されず、Y軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。Z軸に沿う方向は、Z軸と完全に平行な方向に限定されず、Z軸に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。つまり、任意の軸や面に沿う方向は、これらの任意の軸や面に完全に平行な方向に限定されず、これらの任意の軸や面に直交する方向を除いて、誤差や公差等により傾いた方向も含む。
キャリッジ17は、ホルダー25と、印刷ヘッド19とを備えている。ホルダー25は、複数のカートリッジ7を装着可能に構成されており、印刷ヘッド19の上側に配置されている。本実施形態では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン、ライトマゼンタ、及びライトシアンの6種類のカートリッジ7が、ホルダー25に1つずつ装着される。6つのカートリッジ7は、それぞれ、ホルダー25に対して着脱可能に構成されている。なお、カートリッジ7の種類は、上記の6種類に限定されず、他の任意の種類も採用され得る。また、ホルダー25に装着可能なカートリッジ7の個数は、6つに限定されず、1つ以上の任意の個数が採用され得る。印刷ヘッド19は、インクを吐出することによりインクを噴射する液体噴射部として機能する。
ホルダー25の内側には、図2に示すように、導入部33が設けられている。なお、図2では、ホルダー25をYZ平面で切断したときの断面が示されている。
ここで、図2中のX軸、Y軸、及びZ軸は、図1に示す液体噴射システム1に対するX軸、Y軸、及びZ軸に対応している。つまり、図2中のX軸、Y軸、及びZ軸は、ホルダー25を液体噴射システム1に搭載した状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。これ以降に液体噴射システム1の構成部品やユニットを示す図にX軸、Y軸、及びZ軸が付されている場合においても、その構成部品やユニットを液体噴射システム1に搭載した状態でのX軸、Y軸、及びZ軸を意味する。
なお、図1では、複数のカートリッジ7がホルダー25の内側にX軸に沿って並べられている。しかし、複数のカートリッジ7が並べられる方向はこれに限られない。例えば複数のカートリッジ7がホルダー25の内側にY軸に沿って並べられる形態も採用され得る。この場合、本明細書において、ホルダー25及びカートリッジ7の説明は、X軸とY軸とを互いに置換した状態で解釈される。
カートリッジ7内のインクは、ホルダー25の導入部33からプリンター5に供給される。導入部33は、流路51と、筒状部53と、フィルター55と、パッキン57と、を含む。流路51は、カートリッジ7から供給されたインクの通路であり、底部25Aを貫通する開口として設けられている。筒状部53は、底部25Aに設けられており、底部25AからZ軸方向に凸となる向きに突出している。筒状部53は、ホルダー25の内側において、流路51を囲んでいる。フィルター55は、筒状部53に被せられており、流路51のホルダー25の内側における開口を筒状部53側から覆っている。パッキン57は、底部25Aに設けられており、ホルダー25の内側において、筒状部53を囲んでいる。パッキン57は、例えば、ゴムやエラストマーなどの弾性を有する材料で構成されている。
カートリッジ7は、図3に示すように、ケース61を有している。ケース61は、カートリッジ7の外殻を構成している。ケース61は、第1ケース62と、第2ケース63と、を含む。本実施形態では、第1ケース62と第2ケース63とによってカートリッジ7の外殻が構成される。第1ケース62は、図4に示すように、第1壁71と、第2壁72と、第3壁73と、第4壁74と、第5壁75と、第6壁76と、第7壁77と、を有している。第2壁72〜第7壁77は、それぞれ、第1壁71に交差している。第2壁72〜第7壁77は、それぞれ、第1壁71から−X軸方向に、すなわち第1壁71から第2ケース63側に向かって突出している。
第2壁72と第3壁73とは、第1壁71をZ軸に沿って挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁74と第5壁75とは、第1壁71をY軸に沿って挟んで互いに対峙する位置に設けられている。第4壁74及び第5壁75は、それぞれ、第3壁73に交差している。また、第4壁74は、第3壁73側とは反対側において、第2壁72に交差している。
第6壁76は、Z軸に沿って第5壁75の第2壁72側、すなわち第5壁75の第3壁73側とは反対側において、第5壁75に交差している。第7壁77は、第6壁76の第5壁75側とは反対側において、第6壁76に交差している。また、第7壁77は、第2壁72の第4壁74側とは反対側において、第2壁72に交差している。第6壁76は、第5壁75及び第2壁72のそれぞれに対して傾斜している。第6壁76は、第3壁73側から第2壁72側に近づくにつれて第4壁74に近づく向きに傾斜している。
上記の構成により、第1壁71は、第2壁72〜第7壁77によって囲まれている。第2壁72〜第7壁77は、第1壁71から−X軸方向に突出している。このため、第1ケース62は、第1壁71を底部として、第2壁72〜第7壁77によって凹状に構成されている。第1壁71〜第7壁77によって、凹部65が構成されている。凹部65は、X軸方向に凹となる向きに構成されている。凹部65は、−X軸方向に、すなわち第2ケース63側に向かって開口している。凹部65は、後述するシート部材107によって塞がれる。そして、シート部材107によって塞がれた凹部65内にインクが収容される。このため、凹部65が、インクの収容部として機能する。なお、以下において、凹部65の内側の面は、内面67と表記されることがある。
第1ケース62には、図5に示すように、凹部65の輪郭に沿った接合部81が設けられている。接合部81は、第2壁72〜第7壁77に沿って設けられている。なお、図5では、構成をわかりやすく示すため、接合部81にハッチングが施されている。
また、第2壁72には、図4に示すように、凹部65の内側と第1ケース62の外側との間を貫通する供給孔85が設けられている。凹部65内に収容されたインクは、供給孔85からカートリッジ7の外に排出される。また、第2壁72の凹部65側とは反対側、すなわち第2壁72の外側には、図6に示すように、供給孔85を囲む囲壁86が設けられている。囲壁86は、第2壁72から第3壁73側とは反対側(−Z軸方向)に向かって突出している。囲壁86は、供給孔85を外側から囲んでいる。
また、カートリッジ7は、図4に示すように、弁ユニット101と、付勢部材103と、受圧板104と、シート部材107と、を有している。可撓性部材の一例であるシート部材107は、合成樹脂(例えば、ナイロンや、ポリプロピレン等)により形成され、可撓性を有する。シート部材107は、第2ケース63の第1ケース62側に設けられている。シート部材107は、第1ケース62の接合部81に接合されている。本実施形態では、シート部材107は、溶着によって接合部81に接合されている。これにより、第1ケース62の凹部65が、シート部材107によって塞がれている。凹部65とシート部材107とによって囲まれた領域は、液体収容部109と呼ばれる。
そして、シート部材107によって塞がれた凹部65内、すなわち液体収容部109内にインクが収容される。このため、本実施形態では、シート部材107が液体収容部109の内壁の一部を構成している。また、第1ケース62も、液体収容部109の内壁の一部を構成している。上述したように、シート部材107は、可撓性を有している。このため、液体収容部109の容積を変化させることができる。シート部材107は、液体収容部109の容積の変化に追従し易いよう、あらかじめ凹部65の内面67に沿って押し伸ばされた状態で第1ケース62に接合されている。
付勢部材103は、図4に示すように、シート部材107の第1ケース62側に設けられており、凹部65内に収容されている。受圧部材の一例である受圧板104は、付勢部材103のシート部材107側に設けられている。つまり、受圧板104は、付勢部材103とシート部材107との間に介在している。付勢部材103の第1ケース62側の端部は、第1壁71に当接している。付勢部材103のシート部材107側の端部は、受圧板104のシート部材107側の面とは反対側の面に当接している。また、付勢部材103のシート部材107側の端部は、受圧板104の略中央部分に当接する。
受圧板104は、シート部材107の第1ケース62側に設けられている。受圧板104は、ステンレス鋼板などの板材により形成される。液体収容部109内において、受圧板104は、シート部材107に接している。なお、受圧板104の材料としては、ステンレス鋼板に限定されず、ポリプロピレン等の合成樹脂や、他の金属も採用され得る。付勢部材103は、受圧板104をシート部材107側に向かって付勢する。言い換えると、付勢部材103は、−X軸方向に受圧板104を付勢する。すなわち、付勢部材103は、液体収容部109の容積を拡大する方向に受圧板104を付勢する。第2ケース63は、シート部材107の受圧板104側とは反対側に設けられている。第2ケース63は、シート部材107を覆うように第1ケース62に取り付けられている。これにより、シート部材107が外部から保護される。
なお、本実施形態では、付勢部材103としてコイルばねが採用されている。しかしながら、付勢部材103は、コイルばねに限定されない。付勢部材103としては、受圧板104を付勢可能であれば、ゴムやエラストマーなどの弾性体や、板ばねなどの他のばねも採用され得る。また、コイルばねとして、円錐台形状に巻かれたばねも採用され得る。このコイルばねによれば、収縮したときにコイル同士が重なることを避けやすいので、収縮量を大きくすることができる。
弁ユニット101は、凹部65の内側に設けられている。シート部材107は、凹部65を弁ユニット101ごと覆っている。シート部材107の弁ユニット101に重なる部位には、通気孔111が形成されている。通気孔111は、弁ユニット101によって塞がれている。また、第2ケース63には、大気連通孔113が設けられている。そして、シート部材107と第2ケース63との間の空間は、大気連通孔113を介してカートリッジ7の外側と連通している。このため、シート部材107と第2ケース63との間の空間には、大気が介在している。なお、シート部材107と第2ケース63との間の空間は、大気室115(後述する)と呼ばれる。大気連通孔113は、大気室115に通じている。
液体収容部109内のインクが減少すると、弁ユニット101が開状態となり、通気孔111が開放される。このため、カートリッジ7の外側の大気が大気連通孔113、大気室115及び通気孔111を通って液体収容部109の内部に流入し得る。そして、大気が液体収容部109に流入することによって、液体収容部109の圧力低下が軽減されると、弁ユニット101が閉状態となる。これにより、通気孔111が弁ユニット101によって塞がれる。このような動作により、液体収容部109の圧力が、印刷ヘッド19にインクを供給するのに適した適切な圧力範囲に維持され得る。
また、カートリッジ7は、図4に示すように、板ばね131と、フォーム133と、フィルター135と、を有している。ここで、第1ケース62には、図6に示すように、囲壁86によって囲まれた領域内で、且つ供給孔85に重なる領域に、第2壁72の外側から凹部65内に向かって凹となる凹部137が設けられている。そして、板ばね131及びフォーム133は、図7に示すように、凹部137内に収められている。また、フィルター135は、囲壁86によって囲まれた領域内に設けられており、凹部137を第2壁72の外側から覆っている。フィルター135としては、例えば、プレス加工などでフィルム材に貫通孔をあけたものや、PALL社製のMMM膜などの非対称膜、例えば織布のような対称膜などを採用することができる。
第6壁76の凹部65側とは反対側、すなわち第6壁76の外側には、図6に示すように、回路基板141が設けられている。回路基板141は、第6壁76に沿って延伸している。このため、回路基板141は、第2壁72及び第5壁75のそれぞれに対して傾斜している。回路基板141は、第3壁73側から第2壁72側に近づくにつれて第4壁74に近づく向きに傾斜している。回路基板141の第6壁76側とは反対側の面には、ホルダー25の接点機構145(図2)に接触する複数の端子143が設けられている。回路基板141の第6壁76側には、不揮発性メモリーなどの記憶装置(図示せず)が設けられていてもよい。複数の端子143は、この記憶装置に電気的に接続されている。
カートリッジ7がホルダー25に装着された状態において、複数の端子143は、図2に示す接点機構145に電気的に接触する。接点機構145は、フレキシブルケーブル23(図1)を介して制御部21に電気的に接続されている。そして、接点機構145とカートリッジ7の記憶装置とが、回路基板141を介して電気的につながることによって、制御部21とカートリッジ7の記憶装置との間で各種情報の伝達が可能となる。
上記の構成を有するカートリッジ7は、図8に示すように、ホルダー25に装着された状態において、囲壁86がパッキン57に当接し、囲壁86によって囲まれた領域内に筒状部53が挿入される。つまり、囲壁86は、筒状部53よりも外側から流路51を囲む。そして、囲壁86によって囲まれた領域内において、フィルター135がフィルター55に接触する。これにより、液体収容部109内のインクは、供給孔85(図7)からフォーム133(図7)及びフィルター135(図8)を経て、フィルター55から流路51に供給され得る。
このとき、囲壁86は、筒状部53よりも外側から流路51を囲んだ状態で、パッキン57に当接している。これにより、囲壁86とパッキン57とによって囲まれた空間の気密性が高められる。このため、インクがカートリッジ7から流路51に供給されるときに、筒状部53に囲まれた領域の外側にこぼれたインクがパッキン57と囲壁86とによってせき止められる。
本実施形態でのカートリッジ7におけるインクの流れと、大気の流れについて説明する。カートリッジ7において、インク161は、図9(A)に示すように、第1ケース62とシート部材107とによって区画される液体収容部109に収容されている。弁ユニット101(図4)は、液体収容部109内に設けられている。弁ユニット101は、図9(A)に示すカバーバルブ163と、レバーバルブ165と、ばね部材167と、を含む。
カバーバルブ163には、大気導入口171が設けられている。大気導入口171は、カバーバルブ163を貫通している。大気導入口171は、カートリッジ7内において、液体収容部109の内部と、液体収容部109の外部にある大気室115とを連通させる連通路として機能する。レバーバルブ165は、カバーバルブ163の第2ケース63側とは反対側に設けられている。レバーバルブ165は、弁部173と、レバー部175と、を含む。弁部173は、カバーバルブ163の大気導入口171に重なっている。レバー部175は、弁部173から、受圧板104と第1壁71の内面67との間の領域内に延在している。ばね部材167は、レバーバルブ165のカバーバルブ163側とは反対側に設けられている。ばね部材167は、レバーバルブ165の弁部173をカバーバルブ163側に向かって付勢している。これにより、カバーバルブ163の大気導入口171が、弁部173によって塞がれている。以下において、大気導入口171が弁部173によって塞がれている状態は、弁ユニット101が閉状態であると表現される。
液体収容部109内のインク161が消費されていくと、受圧板104は、図9(B)に示すように、第1壁71の内面67側に向かって変位する。受圧板104が第1壁71の内面67側に向かって変位すると、受圧板104がレバー部175を第1壁71の内面67側に向かって押す。これにより、弁部173の姿勢が変化し、弁部173とカバーバルブ163との間に隙間が発生する。これにより、大気導入口171と液体収容部109とが連通する。以下において、弁部173とカバーバルブ163との間に隙間が発生することによって、大気導入口171と液体収容部109とが連通する状態は、弁ユニット101が開状態であると表現される。弁ユニット101が開状態になると、液体収容部109の外側にある大気室115の大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入する。
前述したように、受圧板104は、付勢部材103によって第2ケース63側に向かって付勢されている。このため、大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入すると、受圧板104は、図9(C)に示すように、付勢部材103からの付勢力によって第2ケース63側に向かって変位する。つまり、大気が大気導入口171を通って液体収容部109の内部に流入することによって、図9(B)に示す状態に比較して、液体収容部109の容積が増大する。これにより、大気圧よりも低い圧力(負圧)状態にある液体収容部109内の負圧が軽減する(大気圧に近づく)。そして、液体収容部109にある程度の大気が導入されると、受圧板104がレバー部175から離れる。これにより、弁部173が大気導入口171を塞ぐ。すなわち、弁ユニット101が閉状態となる。このように、液体収容部109のインク161の消費に伴って、液体収容部109内の負圧が大きくなると一次的にレバーバルブ165が開状態になることで液体収容部109内の圧力を適切な圧力範囲に維持することが可能となる。
受圧板104の詳細を、受圧板104の実施例ごとに説明する。なお、以下においては、受圧板104を実施例ごとに識別するために、受圧板104の符号に実施例ごとに異なる文字や記号、数字などを付加する。
(実施例1)
実施例1における受圧板104Aは、図10に示すように、曲げ部181を有している。曲げ部181は、受圧板104Aを構成する板材182の外縁に形成されている。曲げ部181は、受圧板104Aを構成する板材182の周縁の少なくとも一部をX軸方向に曲げた構成を有している。つまり、受圧板104Aの構成としては、受圧板104AをX軸方向に平面視した状態で、曲げ部181を受圧板104Aの全周にわって形成した構成、及び、曲げ部181を受圧板104Aの全周のうちの一部だけに形成した構成のいずれも採用され得る。
受圧板104Aは、曲げ部181と、平坦部183とに区分され得る。本実施例では、平坦部183は、受圧板104Aのうち曲げ部181を除いた部分である。平坦部183は、板材182の縁よりも内側の領域に設けられている。平坦部183は、シート部材107(図4)を第1ケース62側からシート部材107側に向けて付勢可能な領域である。平坦部183を構成する面は、完全な平坦面に限定されない。平坦部183を構成する面には、誤差や公差等により凹凸を有する面も含まれる。
受圧板104Aは、図11に示すように、外周184を有している。外周184は、カートリッジ7(図4)を受圧板104A側から第1ケース62側に近づく向きに平面視した状態、すなわち受圧板104AをX軸方向に平面視した状態での受圧板104Aの周縁である。受圧板104Aの外周184は、図11に示すように、直線部185と、曲線部186と、を含む。直線部185は、外周184のうち直線状に延在する部分である。曲線部186は、外周184のうち曲線状に湾曲する部分である。なお、直線は、完全に真直な線に限定されない。直線は、誤差や公差等により凹凸や屈曲、曲線等を有する線も含む。このため、直線部185には、誤差や公差等により凹凸や屈曲、曲線等が含まれることがある。同様に、曲線は、誤差や公差等により凹凸や屈曲等を有する線も含む。このため、曲線部186には、誤差や公差等により凹凸や屈曲等が含まれることがある。
曲げ部181のうち外周184の直線部185に位置する部分は、直線部187と表記される。なお、上述したように、曲げ部181は、受圧板104Aを構成する板材182の周縁の少なくとも一部をX軸方向に曲げた構成を有している。このため、受圧板104Aの外周184には、曲げ部181が形成されていない箇所が含まれることがある。よって、外周184の直線部185の全域に曲げ部181が形成されている構成、及び、外周184の直線部185の一部だけに曲げ部181が形成されている構成のいずれもあり得る。つまり、外周184の直線部185の全域に曲げ部181の直線部187が存在する場合、及び、外周184の直線部185の一部だけに曲げ部181の直線部187が存在する場合のいずれも発生し得る。いずれの場合においても、曲げ部181のうち外周184の直線部185に位置する部分が、直線部187と表記される。
また、曲げ部181のうち外周184の曲線部186に位置する部分は、曲線部188と表記される。上述したように、曲げ部181は、受圧板104Aを構成する板材182の周縁の少なくとも一部をX軸方向に曲げた構成を有している。このため、受圧板104Aの外周184には、曲げ部181が形成されていない箇所が含まれることがある。よって、外周184の曲線部186の全域に曲げ部181が形成されている構成、及び、外周184の曲線部186の一部だけに曲げ部181が形成されている構成のいずれもあり得る。つまり、外周184の曲線部186の全域に曲げ部181の曲線部188が存在する場合、及び、外周184の曲線部186の一部だけに曲げ部181の曲線部188が存在する場合のいずれも発生し得る。いずれの場合においても、曲げ部181のうち外周184の曲線部186に位置する部分が、曲線部188と表記される。なお、直線部187にも、誤差や公差等により凹凸や屈曲、曲線等が含まれることがある。同様に、曲線部188にも、誤差や公差等により凹凸や屈曲等が含まれることがある。
曲げ部181は、図11中のA−A線における断面図である図12に示すように、第1の曲げ部191と、第2の曲げ部192と、を含む。第1の曲げ部191は、平坦部183に対して第1の折り目193で曲げられている。第1の曲げ部191は、平坦部183に対して平坦部183よりもX軸方向の領域に向かって曲げられている。第1の折り目193は、板材182の縁195と平坦部183との間に位置している。第1の曲げ部191は、第1の折り目193を介して平坦部183に連接している。なお、第1の折り目193と平坦部183との間に他の折り目や他の曲げ部が介在していてもよい。
第2の曲げ部192は、第1の曲げ部191に対して第2の折り目194で曲げられている。第2の曲げ部192は、平坦部183をX軸方向に平面視したときに、第1の曲げ部191に対して、第1の曲げ部191よりも平坦部183の領域の中央に向かって曲げられている。第2の折り目194は、板材182の縁195と第1の曲げ部191との間に位置している。第2の曲げ部192は、第2の折り目194を介して第1の曲げ部191に連接している。なお、第2の折り目194と第1の曲げ部191との間に他の折り目や他の曲げ部が介在していてもよい。
本実施例では、カートリッジ7(図4)を受圧板104A側から第1ケース62側に近づく向きに平面視した状態、すなわち受圧板104AをX軸方向に平面視した状態で、第2の折り目194が、第1の折り目193で囲まれる領域、すなわち平坦部183の領域よりも外側に位置している。このため、受圧板104AをX軸方向に平面視した状態で、第2の折り目194が、受圧板104Aの外周184に位置する。つまり、本実施例では、第2の折り目194が、受圧板104Aの外周184の少なくとも一部を構成している。
受圧板104Aの製造方法について説明する。受圧板104Aの製造方法は、外形形成工程と、縁曲げ工程と、を含む。外形形成工程では、図13に示すように、受圧板104Aの原型となる外形201を形成する。この外形形成工程では、板材182に打ち抜き加工(Stamping)を施すことによって外形201が形成される。図13では、第1の折り目193及び第2の折り目194が、それぞれ、二点鎖線で示されている。第1の折り目193で囲まれている領域が平坦部183である。第1の折り目193と第2の折り目194との間の領域が第1の曲げ部191である。そして、第2の折り目194で囲まれる領域よりも外側の領域が第2の曲げ部192である。
外形201では、第2の曲げ部192に複数の切欠き202が形成されている。切欠き202は、板材182の縁195から平坦部183に向かって凹となる向きに形成されている。本実施例では、複数の切欠き202は、曲線部188に形成されている。曲線部188と直線部187との境界部に少なくとも1つの切欠き202が形成されている。このため、第2の曲げ部192において、曲線部188と直線部187とは、切欠き202を挟んで隣り合っている。なお、本実施例では、切欠き202は、板材182の縁195から第2の折り目194に達している。
第1の曲げ部191のうち、曲線部188の領域内に位置する部分は、第1部分203と表記される。第1部分203は、第1の折り目193のうち曲線部188の領域内における部分を介して平坦部183に連接している。換言すれば、第1の曲げ部191は、第1の折り目193のうち曲線部188の領域内における部分を介して平坦部183に連接する第1部分203を含んでいる。
また、第2の曲げ部192のうち、曲線部188の領域内に位置する部分は、片状部204と表記される。片状部204は、第2の折り目194のうち曲線部188の領域内における部分を介して第1部分203に連接している。換言すれば、第2の曲げ部192は、第2の折り目194を介して第1部分203に連接する片状部204を含んでいる。換言すれば、第2の曲げ部192は、第2の折り目194を介して第1部分203に連接する少なくとも2つの片状部204を有する曲線部188を含んでいる。そして、1つの曲線部188内に複数の片状部204が存在する場合、隣り合う片状部204の間に切欠き202が形成されている。換言すれば、1つの曲線部188内に複数の片状部204が存在する場合、隣り合う片状部204の間に隙間が設けられている。
また、第1の曲げ部191のうち、直線部187の領域内に位置する部分は、第2部分205と表記される。第2部分205は、第1の折り目193のうち直線部187の領域内における部分を介して平坦部183に連接している。換言すれば、第1の曲げ部191は、第1の折り目193のうち直線部187の領域内における部分を介して平坦部183に連接する第2部分205を含んでいる。
また、第2の曲げ部192のうち、直線部187の領域内に位置する部分は、第3部分206と表記される。第3部分206は、第2の折り目194のうち直線部187の領域内における部分を介して第2部分205に連接している。換言すれば、第2の曲げ部192は、第2の折り目194のうち直線部187の領域内における部分を介して第2部分205に連接する第3部分206を含んでいる。第2部分205と第3部分206とによって、曲げ部181の少なくとも一部を直線状に形成することができる。
縁曲げ工程では、外形201に曲げ加工を施すことによって曲げ部181(図10)を形成する。縁曲げ工程は、第1工程と、第2工程と、第3工程とに大別される。第1工程では、図14に示すように、曲げパンチ211と、曲げダイ212とを含む金型で外形201に第2の曲げ部192を形成する。第1工程では、曲げダイ212に載置した外形201に対して曲げパンチ211を降下させることによって、図15に示すように、第2の曲げ部192が形成される。なお、第1工程では、第2の曲げ部192のうち片状部204(図13)及び第3部分206が一緒に曲げられる。以下において、第1工程で第2の曲げ部192が形成された外形201は、外形201Aと表記される。
第2工程では、図16に示すように、曲げパンチ213と、曲げダイ214とを含む金型で、外形201Aの第2の曲げ部192をさらに折り曲げる。第2工程では、曲げダイ214に載置した外形201Aに対して曲げパンチ213を降下させることによって、図17に示すように、外形201A(図16)に比較して、第2の曲げ部192がさらに折り曲げられる。なお、第2工程では、第2の曲げ部192のうち片状部204(図13)及び第3部分206が一緒に曲げられる。以下において、第2工程で第2の曲げ部192が折り曲げられた外形201は、外形201Bと表記される。
第3工程では、図18に示すように、曲げパンチ215と、曲げダイ216とを含む金型で外形201Bに第1の曲げ部191を形成する。第3工程では、曲げダイ216に載置した外形201Bに対して曲げパンチ215を降下させることによって、図19に示すように、第1の曲げ部191が形成される。なお、第3工程では、第1の曲げ部191のうち第1部分203(図13)及び第2部分205が一緒に曲げられる。上記により、受圧板104Aが製造され得る。
実施例1の受圧板104Aでは、受圧板104AをX軸方向に平面視した状態で、第2の折り目194が、受圧板104Aの外周184に位置している(図12)。このため、受圧板104Aにシート部材107が当接したとき、図20に示すように、シート部材107は、受圧板104Aの平坦部183と受圧板104Aの外周184とに接触しやすい。ここで、板材182の縁195がシート部材107に接触すると、板材182の縁195によってシート部材107が損傷を受けることがある。しかしながら、実施例1では、受圧板104AをX軸方向に平面視したとき、第2の折り目194が受圧板104Aの外周184に位置する。これにより、受圧板104Aがシート部材107に接触したとき、シート部材107は、受圧板104Aの平坦部183と、受圧板104Aの外周184に位置する第2の折り目194とに接触しやすい。このため、受圧板104Aがシート部材107に接触したとき、受圧板104Aを構成する板材182の縁195がシート部材107に接触することを避けやすい。この結果、シート部材107が損傷を受けることを避けやすい。よって、実施例1の受圧板104Aを有するカートリッジ7では、カートリッジ7の信頼性を向上させやすい。
また、実施例1では、曲線部188において、第2の曲げ部192に複数の切欠き202が形成されている。そして、隣り合う切欠き202の間に片状部204が第2の曲げ部192として設けられている。これにより、縁曲げ工程の第1工程から第3工程において、曲線部188の第2の曲げ部192に割れやしわなどが発生することを抑制しやすい。
また、実施例1では、曲線部188における第2の曲げ部192に複数の切欠き202及び片状部204が設けられているので、縁曲げ工程の第1工程から第3工程において、第1の曲げ部191の第1部分203に割れやしわなどが発生することも抑制しやすい。
(実施例2)
実施例2における受圧板104Bは、図21に示すように、曲げ部221を有している。受圧板104Bは、実施例1の受圧板104Aの曲げ部181が曲げ部221に置換されていることを除いて、実施例1の受圧板104Aと同様の構成を有している。このため、以下において、実施例1と同様の構成については、実施例1と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
曲げ部221は、図21中のB−B線における断面図である図22に示すように、第1の曲げ部191と、第2の曲げ部192と、を含む。第1の曲げ部191及び第2の曲げ部192は、実施例1と同一の構成であるため、詳細な説明を省略する。曲げ部221では、カートリッジ7(図4)を受圧板104B側から第1ケース62側に近づく向きに平面視した状態、すなわち受圧板104BをX軸方向に平面視した状態で、第2の折り目194が、第1の折り目193で囲まれる領域、すなわち平坦部183の領域の内側に位置している。このため、受圧板104BをX軸方向に平面視した状態で、第1の折り目193が、受圧板104Bの外周184に位置する。つまり、本実施例では、第1の折り目193が、受圧板104Bの外周184の少なくとも一部を構成している。実施例2では、この点が実施例1と異なっている。この点を除いて、曲げ部221は、実施例1の曲げ部181と同様の構成を有している。
受圧板104Bの製造方法では、縁曲げ工程の第3工程の後に第4工程が実施される。第4工程では、図23に示すように、曲げパンチ223と、曲げダイ224とを含む金型で第1の曲げ部191をさらに折り曲げる。なお、第3工程で第1の曲げ部191が形成された外形201は、外形201Cと表記される。第4工程では、曲げダイ224に載置した外形201Cに対して曲げパンチ223を降下させることによって、図24に示すように、外形201C(図23)に比較して、第1の曲げ部191がさらに折り曲げられる。なお、第4工程では、第1の曲げ部191のうち第1部分203(図13)及び第2部分205が一緒に曲げられる。上記により、受圧板104Bが製造され得る。
実施例2においても、実施例1と同様の効果が得られる。
さらに、実施例2の受圧板104Bでは、受圧板104BをX軸方向に平面視した状態で、第1の折り目193が、受圧板104Bの外周184に位置している(図22)。このため、受圧板104Bにシート部材107が当接したとき、図25に示すように、シート部材107は、受圧板104Bの平坦部183と受圧板104Bの外周184とに接触しやすい。実施例2では、受圧板104BをX軸方向に平面視したとき、第1の折り目193が受圧板104Bの外周184に位置する。これにより、受圧板104Bがシート部材107に接触したとき、シート部材107は、受圧板104Bの平坦部183と、受圧板104Bの外周184に位置する第1の折り目193とに接触しやすい。このため、受圧板104Bがシート部材107に接触したとき、受圧板104Bを構成する板材182の縁195がシート部材107に接触することを一層避けやすい。この結果、シート部材107が損傷を受けることを一層避けやすい。よって、実施例2の受圧板104Bを有するカートリッジ7では、カートリッジ7の信頼性を一層向上させやすい。
(実施例3)
上述した実施例1の受圧板104Aや、実施例2の受圧板104Bでは、曲げ部181や曲げ部221を、第1の曲げ部191及び第2の曲げ部192の2つの曲げ部で構成する例が示されている。しかしながら、曲げ部181や曲げ部221の構成としては、例えば、図26に示すように、第3の曲げ部231を付加した構成も採用され得る。第3の曲げ部231が付加された受圧板104を、実施例3の受圧板104Cとして説明する。
第3の曲げ部231は、第2の曲げ部192に対して第3の折り目232で曲げられている。第3の曲げ部231は、平坦部183をX軸方向に平面視したときに、第2の曲げ部192に対して、第1の曲げ部191に向かって曲げられている。このため、受圧板104CをXZ平面で切断したときの断面において、第3の曲げ部231は、第1の曲げ部191と第2の曲げ部192との間に位置している。第3の折り目232は、受圧板104Cの外形201の一部を示す平面図である図27に示すように、板材182の縁195と第2の曲げ部192との間に位置している。第3の曲げ部231は、第3の折り目232を介して第2の曲げ部192に連接している。なお、第3の折り目232と第2の曲げ部192との間に他の折り目や他の曲げ部が介在していてもよい。
曲線部188において、第3の折り目232は、片状部204に重なっている。片状部204は、第3の折り目232を境にして第2の曲げ部192と第3の曲げ部231とに区分され得る。つまり、曲線部188において、第3の折り目232は、片状部204を第3の折り目232で曲げた構成を有している。これにより、曲線部188の第2の曲げ部192や第3の曲げ部231に割れやしわなどが発生することを抑制しやすい。
実施例3においても、実施例1や実施例2と同様の効果が得られる。さらに、実施例3では、実施例1や実施例2に比較して、受圧板104Cがシート部材107に接触したとき、受圧板104Cを構成する板材182の縁195がシート部材107に接触することを一層避けやすい。この結果、シート部材107が損傷を受けることを一層避けやすいので、カートリッジ7の信頼性を一層向上させやすい。
なお、曲げ部181や曲げ部221を構成する曲げ部の個数は、第1の曲げ部191及び第2の曲げ部192並びに第3の曲げ部231の3つに限定されず、3つを超える個数も採用され得る。これによって、カートリッジ7の信頼性を一層向上させやすくすることができる。
実施例1から実施例3では、それぞれ、曲線部188における切欠き202が、板材182の縁195から第2の折り目194に達している。しかしながら、切欠き202の縁195からの深さは、これに限定されない。切欠き202の縁195からの深さとしては、例えば、縁195から第2の折り目194よりも外側までの深さ、すなわち縁195から第2の折り目194よりも縁195側までの深さも採用され得る。この深さによれば、切欠き202の縁をシート部材107から遠ざけやすい。
また、切欠き202の縁195からの深さとしては、例えば、縁195から第2の折り目194よりも内側までの深さ、すなわち縁195から第2の折り目194よりも平坦部183側までの深さも採用され得る。この深さによれば、曲線部188において、曲げ部181や曲げ部221に割れやしわなどが発生することを一層抑制しやすい。
本発明は、インクジェットプリンター及びそのインクカートリッジに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の印刷装置及びそのカートリッジにも適用することができる。例えば、以下のような各種の印刷装置及びそのカートリッジに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材を噴射する印刷装置。(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材を噴射する印刷装置。(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する印刷装置。(5)精密ピペットとしての試料印刷装置。(6)潤滑油の印刷装置。(7)樹脂液の印刷装置。(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する印刷装置。(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する印刷装置。(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する印刷装置。(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える印刷装置。
なお、「液滴」とは、印刷装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、「液体」とは、印刷装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。上記のような「液体」を、「液状体」とも表現することができる。液体や液状体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
なお、本発明は、上述の実施形態や実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1…液体噴射システム、5…プリンター、7…カートリッジ、11…紙送りローラー、13…キャリッジモーター、15…駆動ベルト、17…キャリッジ、19…印刷ヘッド、21…制御部、23…フレキシブルケーブル、25…ホルダー、25A…底部、33…導入部、51…流路、53…筒状部、55…フィルター、57…パッキン、61…ケース、62…第1ケース、63…第2ケース、65…凹部、67…内面、71…第1壁、72…第2壁、73…第3壁、74…第4壁、75…第5壁、76…第6壁、77…第7壁、81…接合部、85…供給孔、86…囲壁、101…弁ユニット、103…付勢部材、104,104A,104B,104C…受圧板、107…シート部材、109…液体収容部、111…通気孔、113…大気連通孔、115…大気室、131…板ばね、133…フォーム、135…フィルター、137…凹部、141…回路基板、143…端子、145…接点機構、161…インク、163…カバーバルブ、165…レバーバルブ、167…ばね部材、171…大気導入口、173…弁部、175…レバー部、181…曲げ部、182…板材、183…平坦部、184…外周、185…直線部、186…曲線部、187…直線部、188…曲線部、191…第1の曲げ部、192…第2の曲げ部、193…第1の折り目、194…第2の折り目、195…縁、201…外形、202…切欠き、203…第1部分、204…片状部、205…第2部分、206…第3部分、211…曲げパンチ、212…曲げダイ、213…曲げパンチ、214…曲げダイ、215…曲げパンチ、216…曲げダイ、221…曲げ部、223…曲げパンチ、224…曲げダイ、231…第3の曲げ部、232…第3の折り目、P…印刷用紙。

Claims (6)

  1. 液体を収容可能な液体収容部を有し、前記液体収容部内の前記液体を液体噴射装置に供給可能な液体収容容器であって、
    前記液体収容部の内壁の一部を構成するケースと、
    可撓性を有し、前記液体収容部の前記内壁の残りのうちの少なくとも一部を構成する可撓性部材と、
    板材で形成され、前記液体収容部内において前記ケースと前記可撓性部材との間に配置された受圧部材と、
    前記受圧部材と前記ケースとの間に設けられ、前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて前記受圧部材を付勢可能な付勢部材と、を備え、
    前記受圧部材は、
    前記板材の縁よりも内側の領域に設けられ、前記可撓性部材を前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて付勢可能な平坦部と、
    前記平坦部と前記板材の縁との間に位置する第1の折り目を介して前記平坦部に連接する第1の曲げ部と、
    前記第1の曲げ部と前記板材の縁との間に位置する第2の折り目を介して前記第1の曲げ部に連接する第2の曲げ部と、を有し、
    前記液体収容容器を前記受圧部材側から前記ケース側に近づく向きに平面視したとき、前記第2の折り目が前記受圧部材の外周に位置する、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  2. 液体を収容可能な液体収容部を有し、前記液体収容部内の前記液体を液体噴射装置に供給可能な液体収容容器であって、
    前記液体収容部の内壁の一部を構成するケースと、
    可撓性を有し、前記液体収容部の前記内壁の残りのうちの少なくとも一部を構成する可撓性部材と、
    板材で形成され、前記液体収容部内において前記ケースと前記可撓性部材との間に配置された受圧部材と、
    前記受圧部材と前記ケースとの間に設けられ、前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて前記受圧部材を付勢可能な付勢部材と、を備え、
    前記受圧部材は、
    前記板材の縁よりも内側の領域に設けられ、前記可撓性部材を前記ケース側から前記可撓性部材側に向けて付勢可能な平坦部と、
    前記平坦部と前記板材の縁との間に位置する第1の折り目を介して前記平坦部に連接する第1の曲げ部と、
    前記第1の曲げ部と前記板材の縁との間に位置する第2の折り目を介して前記第1の曲げ部に連接する第2の曲げ部と、を有し、
    前記液体収容容器を前記受圧部材側から前記ケース側に近づく向きに平面視したとき、前記第1の折り目が前記受圧部材の外周に位置する、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  3. 請求項1又は2に記載の液体収容容器において、
    前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる曲線部を介して前記平坦部に連接する第1部分を有し、
    前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目を介して前記第1部分に連接する片状部を含む、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  4. 請求項1又は2に記載の液体収容容器において、
    前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる曲線部を介して前記平坦部に連接する第1部分を有し、
    前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目を介して前記第1部分に連接する少なくとも2つの片状部を有し、
    前記2つの片状部の間には隙間が設けられている、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  5. 請求項3又は4に記載の液体収容容器において、
    前記第1の曲げ部は、前記第1の折り目に含まれる直線部を介して前記平坦部に連接する第2部分を有し、
    前記第2の曲げ部は、前記第2の折り目に含まれる直線部を介して前記第2部分に連接している第3部分を有する、
    ことを特徴とする液体収容容器。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の液体収容容器において、
    前記第2の曲げ部と前記板材の縁との間に、さらに第3の曲げ部を有する、
    ことを特徴とする液体収容容器。
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