JP2016158351A - 電力管理システム及び電力管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電池の劣化を低減するとともに電力逼迫時においても電力を蓄電池から安定して供給可能な電力管理システム及び電力管理方法を提供する。
【解決手段】発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理システムであって、制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得部と、前記過去実績データのピーク値と前記買電電力のピーク値との差分から、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲毎の前記ピーク電力の削減量を比較することで前記蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定部と、を有する電力管理システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力管理システム及び電力管理方法に関する。
一般的に、蓄電池は、充放電サイクルを繰り返すことにより蓄電池の内部抵抗が増加する。これにより、蓄電池は劣化し電池容量が低下して電池寿命を迎える。これは、電池容量の上限までフルに充電する満充電や、完全放電のように放電深度(DOD:Depth Of Discharge)が深い放電が繰り返されると、内部抵抗の増加が促進されるためである。したがって、蓄電池の長寿命化を図るためには、充電電圧を低く設定する又は放電深度(DOD:Depth Of Discharge)を浅く設定し、蓄電池の出力範囲を狭く設定する必要がある。
特開2013−247795号公報
しかしながら、蓄電池の長寿命化を図るために、蓄電池の出力範囲を狭く設定すると、電力使用量がピークとなる時間帯に充電池の容量が不十分となり、十分な電力を供給することができない場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、蓄電池の劣化を低減するとともに電力逼迫時においても電力を蓄電池から安定して供給可能な電力管理システム及び電力管理方法を提供することである。
本発明の一態様は、発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理システムであって、制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得部と、前記過去実績データのピーク値と前記買電電力のピーク値との差分から、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲毎の前記ピーク電力の削減量を比較することで前記蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定部と、を有する電力管理システムである。
また、本発明の一態様は、上述の電力管理システムであって、前記出力範囲決定部は、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各前記ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲が前記蓄電池の定格出力である時の前記ピーク電力の削減量と同等であり、且つ最も狭くなる前記出力範囲を選択することで、前記蓄電池の出力範囲を決定する。
また、本発明の一態様は、上述の電力管理システムであって、前記出力範囲決定部は、前記蓄電池の出力値を推定し、前記推定した前記蓄電池の出力を前記過去実績データのピーク値から減算することで前記買電電力のピーク値を算出する。
また、本発明の一態様は、上述の電力管理システムであって、前記負荷電力データ取得部によって取得した前記過去実績データに基づいて、前記蓄電池の補償周波数帯域を決定する蓄電池補償帯域決定部を有し、前記出力範囲決定部は、前記補償周波数帯域に基づいて、前記過去実績データをフィルタリングすることで前記蓄電池の出力値を推定する。
また、本発明の一態様は、発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理方法であって、制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得ステップと、前記過去実績データのピーク値と前記買電電力のピーク値との差分から、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲毎の前記ピーク電力の削減量を比較することで前記蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、を有する電力管理方法である。
以上説明したように、本発明によれば、蓄電池の劣化を低減するとともに電力逼迫時においても電力を蓄電池から安定して供給可能な電力管理システム及び電力管理方法を提供することができる。
本実施形態の電力管理システム1の構成を示すブロック図である。 本実施形態の蓄電池容量の算出方法を示すグラフである。 本実施形態の蓄電池の出力の決定方法を説明するブロック図である。 本実施形態の記憶部に記憶された蓄電池使用範囲設定テーブルの一例を示す。 本実施形態による、蓄電池制御(蓄電池出力指令値計算部31の構成)を説明するブロック図である。 本実施形態の電力管理システム1が取得した過去の負荷電力データを示す図である。 本実施形態の電力管理システムのシミュレーション結果を示す図である。 従来の電力管理システムのシミュレーション結果を示す図である。
図1は、本実施形態の電力管理システム1の構成を示すブロック図である。図1において、電力管理システム1は、システム演算部10、過去実績データDB(データベース)11、リアルタイムコントローラ12及び定置用蓄電池部13を有する。
システム演算部10は、気象情報取得部20、気象類似日負荷電力データ取得部21、蓄電池補償帯域決定部22、出力初期値決定部23及び出力範囲決定部24を有する。
リアルタイムコントローラ12は、格納部30及び蓄電池出力指令値計算部31を有する。
また、上記気象情報取得部20、気象類似日負荷電力データ取得部21及び過去実績データDB11を負荷電力取得部40として構成することもできる。また、蓄電池補償帯域決定部22及び出力初期値決定部23を制御パラメータ決定部41として構成することもできる。また、出力範囲決定部24を出力範囲機能決定部42として構成することもできる。格納部30、蓄電池出力指令値計算部31、及び定置用蓄電池部13を蓄電池制御部43として構成することもできる。
負荷電力取得部40は、制御対象日の前日、あるいは前日よりも前の日に翌日(制御対象日)の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データ(平日、土日・祝日に対応)を取得する(1日1回)。より具体的には、過去実績データDB11は、外部に設けられたシステムから、負荷電力の履歴、天気、温度、湿度等を含む気象情報とを日付に対応づけて記憶する。
気象情報取得部20は、インターネット2を介して天気、温度、湿度等を含む気象情報を外部に接続された気象情報提供サーバ等から取得する。気象類似日負荷電力データ取得部21は、気象情報取得部20によって取得した気象情報に類似する気象情報が対応づけられた負荷電力のデータを、負荷電力の過去実績データとして過去実績データDB11から取得する。気象情報が類似するか否かの判定は、例えば、天気(天候)が同じであり、お互いの温度と湿度とが、それぞれ所定の範囲内にあれば類似すると判定する。すなわち、天気が同じであっても、お互いの温度と湿度との少なくともいずれかが、所定の範囲外である場合には、類似しないと判定する。また、制御対象日における気温の推移予想グラフと過去の気象情報における気温の推移グラフの相関関係、制御対象日における湿度の推移予想グラフと過去の気象情報における湿度の推移グラフの相関関係によって類似を判断してもよい。
蓄電池補償帯域決定部22は、負荷電力取得部40が取得した負荷電力データ(過去実績データ)を用いて、高域遮断周波数及び低域遮断周波数を決定する。すなわち、蓄電池補償帯域決定部22は、時刻の経過と負荷電力との関係を表す負荷電力プロファイルのうち、ある時刻の範囲における負荷電力プロファイルから、あるいは、過去の類似する電力プロファイルや、シミュレーション結果などを解析することで、その負荷電力プロファイルに対応する最適な蓄電池の補償周波数帯域を求める。ここで、例えば、使用する負荷電力データは、業務時間帯のデータである。業務時間帯とは、負荷に電力を供給するために蓄電池を放電する時間帯である。
以下に、本実施形態の蓄電池補償帯域決定部22の高域遮断周波数及び低域遮断周波数を決定する方法の一例を説明する。
まず、蓄電池補償帯域決定部22は、負荷電力に含まれる周波数成分を特定するため、負荷電力の過去実績データから、(1)式の離散フーリエ変換の公式を用いて、負荷電力の各周波数fにおける実数部R(f)、及び虚数部I(f)を計算する。x(t)は負荷電力、fは周波数、X(f)は周波数fにおける負荷電力、kは1からサンプル数Nまでの数を表す。
Figure 2016158351
次に、蓄電池補償帯域決定部22は、(2)式に基づき、負荷電力の各周波数の振幅|X(f)|[kW]を求める。kは、1からN/2までの数である。
Figure 2016158351
次に、蓄電池補償帯域決定部22は、(3)式に基づき、実数部R(f)及び虚数部I(f)を用いて、位相差φ(f)[rad]を求める。
Figure 2016158351
なお、基本周波数fは、(3)式に基づき、負荷電力のサンプリング間隔Δt、及びサンプル数Nから求められる。また、ナイキスト周波数fは、(4)式及び(5)式に基づき求められる。
Figure 2016158351
Figure 2016158351
次に、図2を用いて、低域遮断周波数の決定方法を説明する。図2は、(2)式で求めた各周波数の振幅|X(fk)|の正弦波の時間積分による蓄電池容量の算出方法を示すグラフである。
図2において、縦軸は電力を表し、横軸は時間を表す。電力のグラフは、(2)式より求めた各周波数fに対する振幅|X(f)|を示し、正弦波の半周期分において、(3)式より求めた位相差φ(f)を考慮して、蓄電池の充電期間における放電電力と放電期間における放電電力を示している。すなわち、図2における0〜φ(f)における電力は充電電力を示し、φ(f)〜1/2fにおける電力は放電電力を示す。
ここで、負荷変動補償に必要な蓄電池容量は、放電量から充電量を引いた値、すなわち、図2の斜線部分で示した放電量から充電量を引いた値によって算出することができる。周波数fにおける蓄電池容量は、以下に示す(6)式に基づき求められる。
Figure 2016158351
蓄電池補償帯域決定部22は、離散フーリエ変換で求めた振幅|X(f)|、周波数f、及び位相差φ(f)を用いて、図2に示す半周期分において蓄電池の充電量及び放電量を算出する。
また、位相差φ(fk)を0[rad]として考えると、(6)式においてcosφ(f)=1となり、すなわち、周波数fにおける蓄電池容量は、半周期において放電電力量に基づく値となる。一方、位相差φ(f)が0[rad]でない値の場合を考慮すると、半周期分において、放電量に加えて充電量を考慮した電力量が計算される。位相差φ(f)を考慮することにより、放電量のみを考慮した蓄電池容量に対して充電量を考慮するため、より小さい蓄電池容量を算出することになり、負荷変動補償に適切な蓄電池容量の決定をすることができる。
蓄電池補償帯域決定部22は、(7)式に示すように、各成分の周波数fにおける蓄電池容量を低域遮断周波数から高域遮断周波数まで積算することにより、蓄電池容量W(放電量−充電量)を計算する。
Figure 2016158351
このように、蓄電池補償帯域決定部22は、蓄電池容量W[kWh]について、低域遮断周波数から高域遮断周波数まで積算することにより、低域遮断周波数と負荷変動補償に必要な蓄電池容量との関係を求めることができる。蓄電池補償帯域決定部22は、(7)式に示す関係から、実効蓄電池容量で最も補償帯域を広くとれる低域遮断周波数を、2点の線形補間で求めることができる。すなわち、蓄電池補償帯域決定部22は、(7)式において求めた低域遮断周波数と負荷変動補償に必要な蓄電池容量との関係において、実効蓄電池容量において最も補償帯域を広くとれる低域遮断周波数を求め、求めた補償帯域の低域遮断周波数の高域側及び低域側の2点の周波数の線形補間によって低域遮断周波数を決定する。なお、高域遮断周波数は、短周期の速い変動を補償してもピーク電力削減効果が小さいことから固定値とする。
出力初期値決定部23は、蓄電池出力指令値計算部31から出力される蓄電池出力指令値(後述する)の初期値(以下、「出力初期値」という。)を算出する。出力初期値は、負荷の変動を補償する負荷変動補償の開始時刻における蓄電池から出力される出力の初期値である。例えば、出力初期値決定部23は、定置用蓄電池部13から出力される出力初期値を離散フーリエ変換し、蓄電池補償帯域決定部22によって算出された高域遮断周波数を上限値、低域遮断周波数を下限値として、逆離散フーリエ変換することで、蓄電池補償帯域決定部22が高域遮断周波数及び低域遮断周波数を設定した際に予想される蓄電池出力[kW]を求め、出力初期値を決定する。出力初期値決定部23は、決定した出力初期値、高域遮断周波数及び低域遮断周波数を制御パラメータとして出力範囲決定部24に出力する。このように、制御パラメータ決定部41は、蓄電池補償帯域決定部22における上述のような補償帯域を決定する処理、及び出力初期値決定部23における上述のような出力初期値を決定する処理を例えば1日1回実行する。
出力範囲決定部24は、制御パラメータ決定部41から供給された制御パラメータ(出力初期値、高域遮断周波数及び低域遮断周波数)及び負荷電力取得部40が取得した負荷電力データに基づいて、蓄電池の出力の範囲(以下、「出力範囲」という。)を算出する。蓄電池の出力範囲は、蓄電池が出力する電力の上限値と下限値とを有し、例えば、±50kWである。なお、プラスの出力値は、蓄電池から放電する電力を示し、マイナスの出力値は、蓄電池に対して充電する電力を示す。
以下に、本実施形態における出力範囲決定部24の出力範囲の決定方法について説明する。
まず、出力範囲決定部24は、制御パラメータ及び負荷電力データに基づいて、蓄電池の出力を計算する。図3は、蓄電池の出力の決定方法を説明する図である。図3(a)は、バンドパスフィルタを用いた蓄電池の出力の決定方法を示している。図3(b)は、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタを用いた蓄電池の出力の決定方法を示している。
バンドパスフィルタは、ローパスフィルタとハイパスフィルタによって構成することができる。ここで、ローパスフィルタの入力をx(n)、ローパスフィルタの出力(ハイパスフィルタの入力)をy(n)、蓄電池出力をz(n)とすると、y(n)は、x(n)を入力とする、高域遮断周波数によって定められた高域周波数を遮断するローパスフィルタの出力である。
また、z(n)は、y(n)を入力とする、低域遮断周波数によって定められた低域周波数を遮断するハイパスフィルタの出力である。
例えば、出力範囲決定部24は、負荷電力取得部40が取得した負荷電力(x)、高域遮断周波数及び低域遮断周波数からバンドパスフィルタの計算式を用いて蓄電池出力(z)を求める。バンドパスフィルタの計算式は、以下の式で示すことができる。
Figure 2016158351
は、中間出力値(kW)である。yn−1は、yの1ステップ前の中間出力値(kW)である。yは、以下に示す式で表すことができる。
Figure 2016158351
ここで、xn−1は、バンドパスフィルタに入力するxの1ステップ前の負荷電力(kW)である。Tは、制御周期であり、例えば1sである。ωは、高域遮断角周波数である。ωは、低域遮断角周波数である。ω及びωは、以下で示す式で表すことができる。
Figure 2016158351
Figure 2016158351
は、高域遮断周波数である。fは、低域遮断周波数である。なお、図3(b)に示すように、バンドパスフィルタは、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタに分けることができる。したがって、蓄電池補償帯域決定部22は、ローパスフィルタ及びハイパスフィルタの計算式に基づいて蓄電池出力値を計算することができる。すなわち、蓄電池補償帯域決定部22は、負荷電力(x)及び高域遮断周波数(f)からローパスフィルタの計算式を用いて、中間出力値(y)を計算する。次に、蓄電池補償帯域決定部22は、計算した中間出力値(y)及び低域遮断周波数(f)からハイパスフィルタの計算式を用いて、蓄電池出力値(z)を計算する。
出力範囲決定部24は、過去実績データのピーク値と買電電力のピーク値との差分から、蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、出力範囲毎のピーク電力の削減量を比較することで蓄電池の出力範囲を決定する。
具体的には、出力範囲決定部24は、負荷電力データから、所定周期の中で最も大きい負荷電力の所定周期を選択し、選択した所定周期の負荷電力(以下、「負荷電力ピーク」という。)から選択した所定周期の蓄電池出力値を減算することで、買電電力(以下、「買電電力ピーク」という。)を算出する。なお、所定周期は、例えば1分でもよいし、デマンド時限と同様に30分でもよい。
出力範囲決定部24は、負荷電力ピークから買電電力ピークを減算することで、ピーク電力削減量を算出する。
また、出力範囲決定部24は、蓄電池出力値(z)を時間積分し、その時間積分値の最大値を蓄電池の使用容量とする。例えば、時間積分する時間間隔は、デマンド時限と呼ばれる単位時間による計測期間である。したがって、出力範囲決定部24は、蓄電池出力値(z)の時間積分をデマンド時限毎に算出する。そして、出力範囲決定部24は、算出したデマンド時限毎に時間積分値の中で、最も大きい時間積分値を蓄電池の使用容量とする。
出力範囲決定部24は、蓄電池の出力範囲を変化させながら、上記ピーク電力削減量と蓄電池の使用容量とを算出する。そして、出力範囲決定部24は、例えば、蓄電池の出力範囲が定格出力のときのピーク電力削減量と同等のピーク電力削減量であり、且つもっとも出力範囲が狭い出力範囲を選択する。すなわち、出力範囲決定部24は、蓄電池が出力する電力の出力範囲(上限値と下限値)を変化させながら、出力範囲毎にピーク電力削減量を算出する。そして、出力範囲決定部24は、出力範囲を狭めても、所定の電力の削減量が得られる出力範囲を選択する。したがって、出力範囲決定部24は、例えば蓄電池の出力範囲が定格出力のときのピーク電力削減量と同等であり、かつ出力範囲の幅が最も狭い出力範囲を選択する。
具体的には、出力範囲決定部24は、不図示の記憶部に予め記憶されている蓄電池使用範囲設定テーブルを参照する。
図4に、記憶部に記憶された蓄電池使用範囲設定テーブルの一例を示す。蓄電池使用範囲設定テーブルは、蓄電池の出力範囲、ピーク電力削減量、蓄電池の使用容量が対応付けられている。出力範囲決定部24は、蓄電池が出力する電力の出力範囲(上限値と下限値)を変化させながら、出力範囲毎にピーク電力削減量と蓄電池の使用容量を蓄電池使用範囲設定テーブルに書き込んでいく。変化させる蓄電池の出力範囲は、所定の範囲毎の値が予め設定されている。そして、出力範囲決定部24は、出力範囲毎のピーク削減量を比較し、蓄電池の出力範囲が定格出力のときのピーク電力削減量と同等のピーク電力削減量であり、且つもっとも出力範囲が狭い出力範囲を選択する。例えば、蓄電池の定格出力が±90kWであった場合、図4に示すように、出力範囲決定部24は、42.4kWと同等のピーク電力削減量であり、且つもっとも出力範囲が狭い出力範囲である±50kWを選択する。出力範囲決定部24は、選択した出力範囲を格納部30に出力する。
格納部30は、高域遮断周波数、低域遮断周波数及び出力範囲決定部24が選択した出力範囲を格納する。
次に、蓄電池制御部43が行う蓄電池制御処理について説明する。蓄電池制御部43は、例えば、蓄電池制御処理を制御周期1秒として実行する。蓄電池制御部43は、所定の蓄電池制御のアルゴリズムに従って、リアルタイム制御で、様々な周波数成分を持つ負荷電力の変動(買電電力と蓄電池出力との合計)に基づいて負荷電力の推定を行い、格納部30に格納された補償周波数帯域(高域遮断周波数及び低域遮断周波数)の変動を抽出して蓄電池出力指令を解き、蓄電池出力指令値を出力する(制御周期1秒)。蓄電池出力指令値の上限及び下限のリミッタは、格納部30に格納された蓄電池の出力範囲の上限値及び下限値である。
図5は、本実施形態による、蓄電池制御(蓄電池出力指令値計算部31の構成)を説明するブロック図である。蓄電池出力指令値計算部31は、加算器50、バンドパスフィルタ51及び出力リミッタ52を有する。加算器50は、買電電力と蓄電池出力とを加算する。バンドパスフィルタ51は、低域遮断周波数と高域遮断周波数と出力初期値に従って、加算器50から供給される買電電力と蓄電池出力との合計値をフィルタリングする。出力リミッタ52は、バンドパスフィルタ51から供給される出力信号の振幅を出力範囲の上限値及び下限値により制限する。出力リミッタ52は、制限された出力信号を蓄電池出力指令値として出力する。すなわち、蓄電池出力指令値計算部31では、様々な周波数成分を持つ負荷電力の変動(加算器50で加算した買電電力と蓄電池出力との合計)を、図5に示すバンドパスフィルタ51に通す。そして、出力範囲決定部24で選択された蓄電池の出力範囲内の補償帯域の変動を抽出して蓄電池出力指令を解き、蓄電池出力指令値として出力する。
定置用蓄電池部13は、上記蓄電池出力指令値計算部31からの蓄電池出力指令値に従って、自身の内部に設けられた蓄電池の出力を制御する。
次に、本実施形態の電力管理システム1の効果について説明する。以下に、電力管理システム1のピーク電力削減量についてMATLAB/Simulink(マトラボ(マットラブ)/シミュリンク)を用いてシミュレーションを行った。なお、蓄電池は、定格出力が90kWであり、定格容量が163kWhとして、上記シミュレーションを行った。ただし、電池残量(SOC:State Of Charge)の使用範囲を30%から95%と設定しているため、実効蓄電池容量は106kWhとなる。
また、シミュレーションとして、気象情報取得部20は、過去の負荷データから翌日の気象情報と類似した負荷電力として図6に示す負荷電力データを取得したと仮定する。
蓄電池補償帯域決定部22は、図6に示す負荷電力データから、高域遮断周波数を10mHz、低域遮断周波数を0.045mHzに決定した。また、出力初期値決定部23は、蓄電池補償帯域決定部22が決定した高域遮断周波数及び低域遮断周波数に基づいて出力初期値を79.7kWに決定した。
出力範囲決定部24は、図6に示す負荷電力データに基づいて、蓄電池の出力範囲が定格出力のときのピーク電力削減量(例えば、42.4kW(図4に示す))と同等のピーク電力削減量であり、且つもっとも出力範囲が狭い出力範囲を±50kWに決定する。
図7は、シミュレーションにおいて、制御パラメータ決定部41で決定した制御パラメータと出力範囲決定部24が決定した出力範囲(±50kW)とを用いて、蓄電池制御処理を行った結果を示す。図7(a)は1秒刻みの電力(kW)と電力量(kWh)を示す。図7(b)は、30分平均毎の負荷電力と買電電力との推移を示す図である。上記のシミュレーションの結果、本実施形態における電力管理システム1では、図7(a)に示すように蓄電池の使用容量が73.0kWhと計算され、図7(b)に示すように、ピーク電力削減量が40.7kWと計算された。
図8は、従来の電力管理システムのシミュレーション結果を示す図である。従来の電力管理システムは、蓄電池の出力範囲を±90kWに設定されている。図8(a)は1秒刻みの電力(kW)と電力量(kWh)を示す。図8(b)は、30分平均毎の負荷電力と買電電力との推移を示す図である。なお、シミュレーションには、図6に示した過去の実績データをリアルタイムの負荷電力として用いた。上記のシミュレーションの結果、従来の電力監視システムでは、図8(a)に示すように蓄電池の使用容量102.4kWhと計算され、ピーク電力削減量が40.7kWと計算された。
図7及び図8に示すシミュレーションの結果より、本実施形態における電力管理システム1は、従来と比較して蓄電池の出力範囲を狭め、蓄電池の使用容量を低減させても、従来の電力管理システムと同等の最大のピーク電力削減量を得ることができた。
上述したように、本実施形態の電力管理システム1は、発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理システムであって、制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得部21と、過去実績データのピーク値と買電電力のピーク値との差分から、蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、出力範囲毎のピーク電力の削減量を比較することで蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定部24と、を有する。したがって、蓄電池の長寿命化を考慮して蓄電池の出力範囲を狭めた場合でも、最大のピーク電力の削減量を得ることができる。すなわち、本実施形態の電力管理システム1は、蓄電池の長寿命に寄与し、電力逼迫時においても蓄電池から安定した電力供給が可能である。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 電力管理システム
2 インターネット
10 システム演算部
11 過去実績データDB
12 リアルタイムコントローラ
13 定置用蓄電池部
20 気象情報取得部
21 気象類似日負荷電力データ取得部
22 蓄電池補償帯域決定部
23 出力初期値決定部
24 出力範囲決定部
30 格納部
31 蓄電池出力指令値計算部
41 制御パラメータ決定部
43 蓄電池制御部

Claims (5)

  1. 発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理システムであって、
    制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得部と、
    前記過去実績データのピーク値と前記買電電力のピーク値との差分から、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲毎の前記ピーク電力の削減量を比較することで前記蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定部と、
    を有する電力管理システム。
  2. 前記出力範囲決定部は、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各前記ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲が前記蓄電池の定格出力である時の前記ピーク電力の削減量と同等であり、且つ最も狭くなる前記出力範囲を選択することで、前記蓄電池の出力範囲を決定する請求項1に記載の電力管理システム。
  3. 前記出力範囲決定部は、前記蓄電池の出力値を推定し、前記推定した前記蓄電池の出力を前記過去実績データのピーク値から減算することで前記買電電力のピーク値を算出する請求項2に記載の電力管理システム。
  4. 前記負荷電力データ取得部によって取得した前記過去実績データに基づいて、前記蓄電池の補償周波数帯域を決定する蓄電池補償帯域決定部を有し、
    前記出力範囲決定部は、前記補償周波数帯域に基づいて、前記過去実績データをフィルタリングすることで前記蓄電池の出力値を推定する請求項3に記載の電力管理システム。
  5. 発電装置が発電した発電電力と商用の電力系統から供給される買電電力とに基づいて蓄電池の出力を制御する電力管理方法であって、
    制御対象日の気象情報と類似した気象情報に対応付けられて記録されている負荷電力の過去実績データを取得する負荷電力データ取得ステップと、
    前記過去実績データのピーク値と前記買電電力のピーク値との差分から、前記蓄電池の出力範囲を変化させたときの各ピーク電力の削減量を算出し、前記出力範囲毎の前記ピーク電力の削減量を比較することで前記蓄電池の出力範囲を決定する出力範囲決定ステップと、
    を有する電力管理方法。
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