JP2016158150A - 遠隔操作システム - Google Patents

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稔 大竹
和洋 武智
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和洋 武智
河村 大輔
Daisuke Kawamura
大輔 河村
誠也 村瀬
Seiya Murase
誠也 村瀬
佑旭 國枝
Yuki Kunieda
佑旭 國枝
渡辺 昌彦
Masahiko Watanabe
昌彦 渡辺
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Abstract

【課題】ユーザが理解しやすいことを可能にした遠隔操作システムを提供すること。【解決手段】携帯機2と車両3間で通信障害が発生し、車両3が前のモーション完了信号を受信できず、今回のスライドドア開錠命令信号を受信した場合には、当該前のモーション完了信号を受信した場合に本来行うモーション完了アンサーを行う。これにより、ユーザは本来より遅れながらもモーション完了アンサーを受けることで、その完了アンサーが示唆するステップ2の動作(屈伸動作)の完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる他、これより後に行うべき動作を理解することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、事前に決めた動作を検出すると、その動作の完了信号を携帯機から送信し、その完了信号を受信すると、機器により明示的な完了アンサーを行う遠隔操作システムに関する。
特許文献1には、事前に決めた動作を検出すると、その動作の完了信号(制御コマンド)を携帯機から送信し、その制御コマンドを受けてドアの解錠(明示的な完了アンサー)を行う遠隔操作システムが開示されている。
仮に、図4に示すように、事前に決めた動作が、静止動作→屈伸動作→静止動作の3つのステップの動作の組み合わせによって規定されるとする。
この場合、まずステップ1の静止動作(操作意図事前確認動作)を検出すると、携帯機から静止完了信号を送信し、その信号を車両が受信すると、静止OKアンサー(ハザードランプが点灯)を行う。
次いで、ステップ2の屈伸動作(メイン動作)を検出すると、携帯機からモーション完了信号を送信し、その信号を車両が受信すると、モーション完了アンサー(ハザードランプが点灯及びブザーが鳴動)を行う。
そして、メインのモーション(屈伸動作)が成立後、ステップ3の静止動作(操作意図最終確認動作)を検出すると、携帯機からスライドドア開錠命令信号を送信し、その信号を車両が受信すると、スライドドアの開動作を行う。
ユーザは各ステップの動作をする毎に明示的な完了アンサーを受けることで、車両の状態を理解することができる。
特許第4649273号公報
図5に示すように、携帯機と車両間で通信障害が発生した時、車両側がモーション完了信号を受信できず、スライドドア開錠命令信号を受信することが考えられる。この場合、車両はモーション完了アンサーの出力なしでドアを開けるため、メインのモーション(屈伸動作)が完了しているのかユーザには分からない。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、ユーザが理解しやすいことを可能にした遠隔操作システムを提供することにある。
上記課題を解決する遠隔操作システムは、事前に決めた動作を検出すると、その動作の完了信号を携帯機から送信し、その完了信号を受信すると、機器により明示的な完了アンサーを行う遠隔操作システムにおいて、前記事前に決めた動作は、複数のステップの動作の組み合わせであり、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を前記携帯機から送信し、その完了信号を受信する毎に、前記機器により明示的な完了アンサーを行い、前記機器は、いずれかの完了信号を受信した場合であって、その完了信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行うことをその要旨としている。
この構成によれば、携帯機と機器間で通信障害が発生し、前の完了信号を受信できず、今回の完了信号を受信した場合には、当該前の完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行う。これにより、ユーザは本来より遅れながらも明示的な完了アンサーを受けることで、その完了アンサーが示唆する動作の完了を機器が認知した状態にあることを理解できる他、これより後に行うべき動作を理解することができる。したがって、ユーザが理解しやすい遠隔操作システムを提供できる。
上記遠隔操作システムについて、前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号として前記機器に対する遠隔操作の命令信号を送信するとともに、以後、最終ステップの動作を検出する毎に、前記遠隔操作の命令信号を送信し、前記機器は、前記遠隔操作の命令信号を受信した場合であって、その命令信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、再び前記遠隔操作の命令信号を受信したことを条件に、明示的な完了アンサーとして実際に当該機器に対する遠隔操作を行うこととしてもよい。
この構成によれば、最終ステップよりも前のステップの動作の完了信号を受信できず、最終ステップの動作の完了信号を受信した場合には、当該前のステップの動作の完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行う。その完了アンサーを受けてユーザが最終ステップの動作とは異なる他の動作を行うことで、機器に対する遠隔操作をキャンセルすることができる。
上記遠隔操作システムについて、前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号として前記機器に対する遠隔操作の命令信号を送信し、前記機器は、前記遠隔操作の命令信号を受信した場合であって、その命令信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、当該受信した遠隔操作の命令信号を受けて、その命令信号を受信した場合に行う明示的な完了アンサーとして実際に当該機器に対する遠隔操作を行うこととしてもよい。
この構成によれば、通信障害が発生しても前の完了アンサーの提示後に遠隔操作(今回の完了アンサー)が行われるところ、ユーザが理解しやすい遠隔操作システムを提供できる。尚、最終ステップの動作を再び行わなくてもよいところ、ユーザの負担を軽減できる。
本発明によれば、ユーザが理解しやすい遠隔操作システムを提供できる。
遠隔操作システムの構成を示すブロック図。 遠隔操作システムの作用について、正常な通信の場合を示す図。 遠隔操作システムの作用について、通信障害が発生した場合を示す図。 従来技術について、正常な通信の場合を示す図。 従来技術について、通信障害が発生した場合を示す図。
以下、遠隔操作システムの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、遠隔操作システム1は、携帯機2と車両3との間で双方向の無線通信が可能であるとともに、携帯機2を送信側とする単方向の無線通信が可能である。双方向の無線通信には、LF(low frequency )帯の電波とUHF(ultrahigh frequency )帯の電波が用いられ、単方向の無線通信には、UHF帯の電波が用いられる。車両3は機器に相当する。
携帯機2は、LF受信回路21、マイコン22、UHF送信回路23、加速度センサ24を備えている。LF受信回路21は、車両3からLF帯の電波として送信されたリクエスト信号を受信可能である。LF受信回路21は、リクエスト信号を受信すると、その信号を復調する等、電気的に処理して受信信号を生成し、その受信信号をマイコン22に出力する。
マイコン22は、不揮発性のメモリ22aを備えている。メモリ22aには、携帯機2に固有のID(identification)が記憶されている。マイコン22は、LF受信回路21から受信信号が入力されると、リクエスト信号に応答するために、上記IDを含む原信号を生成し、その原信号をUHF送信回路23に出力する。UHF送信回路23は、マイコン22から入力された原信号を変調する等、電気的に処理してレスポンス信号を生成し、そのレスポンス信号をUHF帯の電波として携帯機2の外部へ送信する。
加速度センサ24は、携帯機2に付与された加速度を検出するための媒体である。マイコン22は、加速度センサ24を通じて、事前に決めた動作を検出すると、その動作の完了を示すコードと上記IDとを含む原信号を生成し、この原信号をUHF送信回路23に出力する。この場合、UHF送信回路23は、当該原信号を電気的に処理して、上記動作の完了信号をUHF帯の電波として携帯機2の外部へ送信する。
上記事前に決めた動作は、複数(一例として3つ)のステップの動作の組み合わせである。ステップ1の動作は、1秒以上の静止動作であり、操作意図事前確認の意味合いを持つ。ステップ2の動作は、両膝を曲げて伸ばす屈伸動作(メイン動作)である。ステップ3の動作は、1.5秒以上の静止動作であり、操作意図最終確認の意味合いを持つ。
まず1秒以上の静止動作を検出すると、ステップ1の動作の完了信号として静止完了信号を携帯機2から送信する。次いで、屈伸動作を検出すると、ステップ2の動作の完了信号としてモーション完了信号を携帯機2から送信する。そして、メインの屈伸動作が成立後、1.5秒以上の静止動作を検出すると、ステップ3の動作の完了信号としてスライドドア開錠命令信号(車両3に対する遠隔操作の命令信号)を携帯機2から送信する。つまり、携帯機2は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号としてスライドドア開錠命令信号を送信するとともに、以後、最終ステップの動作を検出する毎に、上記スライドドア開錠命令信号を送信する。
車両3は、LF発信機31、UHF受信機32、照合ECU(Electronic Control Unit )33、ハザードランプ34、ブザー35を備えている。LF発信機31は、照合ECU33による制御を受けて、各ドア(運転席ドアやスライドドアを含む)からの離間距離が約1メートル以内の室外LFエリアにリクエスト信号を発信する。室外LFエリアに携帯機2が進入しているとき、リクエスト信号を受けて携帯機2からレスポンス信号が返信される。UHF受信機32は、携帯機2からのレスポンス信号の他、動作の完了信号を受信可能である。
照合ECU33は、不揮発性のメモリ33aを備えている。メモリ33aには、車両3に適合する携帯機2のIDが基準IDとして登録されている。照合ECU33は、携帯機2の接近を監視するために、LF発信機31からリクエスト信号を発信する。照合ECU33は、リクエスト信号の発信に伴い、UHF受信機32を通じてレスポンス信号を受信すると、その信号に含まれたIDを対象に、上記基準IDとの照合を行う。
照合ECU33は、IDが照合一致すると、各ドアのアンロックを許可し、この状態で静止完了信号を受信すると、ステップ1の動作の完了を車両3が認知した状態にあることを示唆するべく、明示的な完了アンサーとして静止OKアンサー(ハザードランプ34が点灯)を行う。
また、照合ECU33は、引き続きモーション完了信号を受信すると、ステップ2の動作の完了を車両3が認知した状態にあることを示唆するべく、明示的な完了アンサーとしてモーション完了アンサー(ハザードランプ34が点灯及びブザー35が鳴動)を行う。
さらに、照合ECU33は、引き続きスライドドア開錠命令信号を受信すると、ステップ3の動作の完了を車両3が認知した状態にあることを示唆するべく、明示的な完了アンサーとしてスライドドア36の開動作を行う。つまり、車両3は、各ステップの動作の完了信号を受信する毎に、明示的な完了アンサーを行い、その過程を経て、最終ステップの動作の完了信号(スライドドア開錠命令信号)を受信したとき、実際にスライドドア36を開ける。よって、携帯機2を所持したユーザが室外LFエリアで「1秒以上の静止動作→屈伸動作→1.5秒以上の静止動作」を行うと、スライドドア36が自動で開くことになる。
次に、遠隔操作システム1の作用について説明する。
(正常な通信の場合)
図2に示すように、携帯機2を所持したユーザが室外LFエリアに進入したことを前提に、まずステップ1の動作(1秒以上の静止動作)が検出されると、携帯機2から静止完了信号が送信され、この信号が車両3で受信されると、静止OKアンサー(ハザードランプ34が点灯)が行われる。この静止OKアンサーを受けてユーザは、ステップ1の動作の完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる他、スライドドア36を開けるべく、これより後にステップ2の動作(屈伸動作)を行えばよいことを理解できる。
次いで、ステップ2の動作(屈伸動作)が検出されると、携帯機2からモーション完了信号が送信され、この信号が車両3で受信されると、モーション完了アンサー(ハザードランプ34が点灯及びブザー35が鳴動)が行われる。このモーション完了アンサーを受けてユーザは、ステップ2の動作の完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる他、スライドドア36を開けるべく、これより後にステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)を行えばよいことを理解できる。
そして、メインの屈伸動作が成立後、ステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)が検出されると、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が送信され、この信号が車両3で受信されると、実際にスライドドア36が開かれる。このスライドドア36の開動作を受けてユーザは、事前に決めた動作を規定通りにユーザ自らが行い、その完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる。
尚、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が送信された後も静止動作が継続されて、その信号送信後の静止時間が1.5秒に達した場合には、再びステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)が検出され、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が再送信されるが、スライドドア36の開動作を行ったとき、2回目以降の受信では応答しない。
(通信障害が発生した場合)
図3に示すように、上記と同様、ステップ1の動作(1秒以上の静止動作)が検出されると、携帯機2から静止完了信号が送信され、この信号が車両3で受信されると、静止OKアンサー(ハザードランプ34が点灯)が行われる。
次いで、ステップ2の動作(屈伸動作)が検出されると、携帯機2からモーション完了信号が送信されるが、ここでは、通信障害によりモーション完了信号が車両3で受信できなかった場合を想定する。したがって、この段階ではモーション完了アンサー(ハザードランプ34が点灯及びブザー35が鳴動)が行われないことになる。つまり、静止OKアンサーに由来してハザードランプ34が点灯された状態が維持される。
そして、メインの屈伸動作が成立(車両3でモーション完了信号が受信できなかったものの、携帯機2でステップ2の動作を検出してモーション完了信号を送信したことと同義)後、ステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)が検出されると、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が送信される。この信号が車両3で受信されると、つまり車両3がモーション完了信号を受信することなくスライドドア開錠命令信号を受信すると、この段階でモーション完了アンサー(ハザードランプ34が点灯及びブザー35が鳴動)が行われる。これにより、ユーザは本来より遅れながらもモーション完了アンサーを受けることで、ステップ2の動作(屈伸動作)の完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる他、スライドドア36を開けるべく、これより後にステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)を行えばよいことを理解できる。また、スライドドア36を開けたくない場合には、ステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)とは異なる他の動作(一例として歩行動作)を行えばよいことを理解できる。
そして、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が送信された後も静止動作が継続されて、その信号送信後の静止時間が1.5秒に達した場合には、再びステップ3の動作(1.5秒以上の静止動作)が検出され、携帯機2からスライドドア開錠命令信号が再送信される。この信号が車両3で受信されると、実際にスライドドア36が開かれる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)携帯機2と車両3間で通信障害が発生し、車両3が前のモーション完了信号を受信できず、今回のスライドドア開錠命令信号を受信した場合には、当該前のモーション完了信号を受信した場合に本来行うモーション完了アンサーを行う。これにより、ユーザは本来より遅れながらもモーション完了アンサーを受けることで、その完了アンサーが示唆するステップ2の動作(屈伸動作)の完了を車両3が認知した状態にあることを理解できる他、これより後に行うべき動作を理解することができる。したがって、ユーザが理解しやすい遠隔操作システム1を提供できる。
(2)携帯機2は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号としてスライドドア開錠命令信号を送信するとともに、以後、最終ステップの動作を検出する毎に、上記スライドドア開錠命令信号を送信する。そして、車両3は、スライドドア開錠命令信号を受信した場合であって、その信号よりも前のモーション完了信号を受信していないとき、当該受信していないモーション完了信号を受信した場合に本来行うモーション完了アンサーを行う。その後、車両3は、再びスライドドア開錠命令信号を受信したことを条件に、実際にスライドドア36を開ける。この構成によれば、モーション完了アンサーを受けてユーザが最終ステップの動作(1.5秒以上の静止動作)とは異なる他の動作(一例として歩行動作)を行うことで、スライドドア36の開動作をキャンセルすることができる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記実施の形態では、通信障害により遅れてモーション完了アンサーを出力した後、車両3が再びスライドドア開錠命令信号を受信したことを条件に、実際にスライドドア36の開動作を行うこととし、これにより、スライドドア36の開動作をキャンセルできるものであった。これに代えて、次のようにしてもよい。
すなわち、通信障害により遅れてモーション完了アンサーを出力した後、その完了アンサーの契機となったスライドドア開錠命令信号を受けて、車両3は、直ちにスライドドア36の開動作を行うこととしてもよい。この構成によれば、上記実施の形態と同様、通信障害が発生しても前の完了アンサー(モーション完了アンサー)の提示後にスライドドア36の開動作(今回の完了アンサー)が行われるところ、ユーザが理解しやすい遠隔操作システム1を提供できる。また、本構成によれば、遅れてモーション完了アンサーが出力された段階で、既にユーザが最終ステップの動作(1.5秒以上の静止動作)を終えている点を踏まえ、その動作を再び行わなくてもよいところ、ユーザの負担を軽減できる。
・ステップ2の屈伸動作は携帯機2の運動(上下運動)を伴うメイン動作であるところ、上記事前に決めた動作は、携帯機2の運動を伴うメイン動作のステップを含む複数(一例として3つ)のステップの動作の組み合わせである。車両3は、メイン動作の完了信号(モーション完了信号)を受信した場合であって、その完了信号よりも前の完了信号(静止完了信号)を受信していないとき、当該受信していない静止完了信号を受信した場合に本来行う静止OKアンサーを行うこととしてもよい。
そして、このように遅れて静止OKアンサーを行った後、当該受信したメイン動作の完了信号(モーション完了信号)を受けて、車両3は、直ちにモーション完了アンサーを行ってもよい。この構成によれば、遅れて静止OKアンサーが出力された段階で、既にユーザがメイン動作(屈伸動作)を終えている点を踏まえ、その動作を再び行わなくてもよいところ、ユーザの負担を軽減できる。
或いは、上記のように遅れて静止OKアンサーを行った後、車両3は、再びメイン動作の完了信号(モーション完了信号)を受信したことを条件に、モーション完了アンサーを行ってもよい。この構成によれば、メイン動作(屈伸動作)とは異なる他の動作(一例として歩行動作)を行うことで、スライドドア36の開動作をキャンセルすることができる。
・事前に決めた動作は、複数のステップの動作の組み合わせである限り、ステップの数は3つに限定されない。また、各ステップの動作は屈伸動作や静止動作に限定されない。携帯機2の運動を伴うメイン動作は屈伸動作に限定されない。最初のステップの動作は室外LFエリアへの進入動作(リクエスト信号を検出)であってもよい。
・事前に決めた動作を検出するための媒体(モーションセンサ)は加速度センサ24に限定されない。
・機器による明示的な完了アンサーを行うためのもの(報知手段)はハザードランプ34やブザー35に限定されない。
・遠隔操作の操作対象はスライドドア36に限定されない。車両3のバックドア或いは建物(機器)のドアを操作対象とする遠隔操作システムに本発明を適用してもよい。
次に、上記実施の形態及び別例から把握できる技術的思想について記載する。
(イ)遠隔操作システムにおいて、前記事前に決めた動作は、前記携帯機の運動を伴うメイン動作のステップを含む複数のステップの動作の組み合わせであり、前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信し、前記機器は、前記メイン動作の完了信号を受信した場合であって、その完了信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、当該受信したメイン動作の完了信号を受けて、その完了信号を受信した場合に行う明示的な完了アンサーを行うこと。
この構成によれば、メイン動作を再び行わなくてもよいところ、ユーザの負担を軽減できる。
(ロ)遠隔操作システムにおいて、前記事前に決めた動作は、前記携帯機の運動を伴うメイン動作のステップを含む複数のステップの動作の組み合わせであり、前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信し、前記機器は、前記メイン動作の完了信号を受信した場合であって、その完了信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、再び前記メイン動作の完了信号を受信したことを条件に、その完了信号を受信した場合に行う明示的な完了アンサーを行うこと。
この構成によれば、メイン動作とは異なる他の動作を行うことで、機器に対する遠隔操作をキャンセルすることができる。
1…遠隔操作システム、2…携帯機、3…車両(機器)、21…LF受信回路、22…マイコン、22a…メモリ、23…UHF送信回路、24…加速度センサ、31…LF発信機、32…UHF受信機、33…照合ECU、33a…メモリ、34…ハザードランプ、35…ブザー、36…スライドドア。

Claims (3)

  1. 事前に決めた動作を検出すると、その動作の完了信号を携帯機から送信し、その完了信号を受信すると、機器により明示的な完了アンサーを行う遠隔操作システムにおいて、
    前記事前に決めた動作は、複数のステップの動作の組み合わせであり、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を前記携帯機から送信し、その完了信号を受信する毎に、前記機器により明示的な完了アンサーを行い、
    前記機器は、いずれかの完了信号を受信した場合であって、その完了信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行う
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号として前記機器に対する遠隔操作の命令信号を送信するとともに、以後、最終ステップの動作を検出する毎に、前記遠隔操作の命令信号を送信し、
    前記機器は、前記遠隔操作の命令信号を受信した場合であって、その命令信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、再び前記遠隔操作の命令信号を受信したことを条件に、明示的な完了アンサーとして実際に当該機器に対する遠隔操作を行う
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記携帯機は、各ステップの動作を検出する毎に、その動作の完了信号を送信しつつ、最終ステップの動作を検出したとき、その動作の完了信号として前記機器に対する遠隔操作の命令信号を送信し、
    前記機器は、前記遠隔操作の命令信号を受信した場合であって、その命令信号よりも前の完了信号を受信していないとき、当該受信していない完了信号を受信した場合に本来行う明示的な完了アンサーを行った後、当該受信した遠隔操作の命令信号を受けて、その命令信号を受信した場合に行う明示的な完了アンサーとして実際に当該機器に対する遠隔操作を行う
    請求項1に記載の遠隔操作システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220132431A (ko) 2021-03-23 2022-09-30 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 포지티브형 감광성 수지 조성물, 포지티브형 감광성 드라이 필름, 포지티브형 감광성 드라이 필름의 제조 방법, 패턴 형성 방법, 경화 피막 형성 방법, 층간 절연막, 표면 보호막 및 전자 부품

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