JP2016157832A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高アスペクト比の貫通電極孔の加工を容易にすると同時にボイドの発生を防ぐこと。
【解決手段】半導体装置は、第1半導体基板と、第2半導体基板と、第1半導体基板および第2半導体基板に接触し、第1半導体基板および第2半導体基板の間に設けられた第1絶縁膜と、第1半導体基板を貫通する第1貫通電極と、第2半導体基板を貫通する第2貫通電極とを備え、第1貫通電極および前記第2貫通電極は、第1絶縁膜中で接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体記憶装置およびその製造方法に関する。
貫通電極(TSV:Through Substrate Via)の形成方法として、特許文献1に開示されているように「ビアミドル法」および「ビアラスト法」が知られている。なお、ビアラスト法は「バックサイドビア法」ともいう。
ビアミドル法では、半導体装置の製造工程において、素子(トランジスタ、メモリキャパシタ等)の形成後に配線層を形成する初期段階で、貫通電極の孔形成と貫通電極材料の埋め込みを半導体基板の表面側から実施しておく。さらに、配線層を形成した後、半導体基板の裏面側からCMP(Chemical Mechanical Polishing)などで半導体基板の薄膜化を進め、貫通電極の一端を露出させて貫通電極を完成させる。
一方、ビアラスト法では、配線層を形成した後、半導体基板の裏面側から所定の厚さまで薄膜化を進めた上で、貫通電極の孔形成と貫通電極材料の埋め込みを半導体基板の裏面側から実施して貫通電極を完成させる。
また、特許文献2には、ビアミドル法とビアラスト法を組み合わせた方式が開示されている。すなわち、第1貫通電極をビアミドル法で形成するとともに、第1貫通電極よりも径の大きい第2貫通電極をビアラスト法で形成し、半導体基板中で第1貫通電極と第2貫通電極を接続して一本の貫通電極とする技術が開示されている。
特開2011−228419号公報 特開2005−294577号公報
上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
現在、微細化の進んだ半導体装置においては、貫通電極の径を6umまで縮小することが求められている。一方、貫通電極の長さは、40um程度である。すなわち、貫通電極孔のエッチングの際には、アスペクト比が5〜6以上にもなる難易度の高い加工が求められている。このとき、図20に示すように、貫通電極孔の加工においてエッチストップとなり、所望のエッチング深さが得られないとういう問題が生じている。このような場合には、特許文献2に開示されたハイブリット方式を採用することが考えられる。
ところが、ハイアスペクト比の貫通電極孔を実現するために、特許文献2に開示されたハイブリット方式を採用した場合、以下の問題が生じるおそれがある。一例として、裏面側の集積度を下げないことを前提として、第1貫通電極孔と第2貫通電極孔141の径をほぼ揃えてハイブリッド方式を採用した場合に、図21に示すように、第2貫通電極孔141のレジストマスクの目合わせにおいて、狙いよりも距離X1だけずれが生じたものとする。
このとき、第2貫通電極孔141の目合わせでずれた部分は、第2貫通電極孔141のエッチングで、第2貫通電極孔141すべてが第1貫通電極131の底に辿り着くところでエッチングストップを掛けられる。しかしながら、シリコンから成る半導体基板112のエッチングレートは速いため、図21に示すように、深さt2までオーバーエッチングが進む。例えば、オーバーエッチングの深さt2は、5um以上にもなる。この深くエッチングが進んだ部分は、第1貫通電極131の側壁と第2貫通電極孔141の側壁に囲まれた狭い空間となる。したがって、次工程の第2貫通電極孔141を導電膜で充填する工程では、当該空間においてボイドが発生しやすくなる。ボイドは、エレクトロマイグレーションやストレスマイグレーションにより移動し得る。実際、ボイドが第1貫通電極131と第2貫通電極146の接続部に移動し、断線が生じることもある。かかるボイドの発生は、半導体装置の信頼性を確保する上で問題となるおそれがある。
本発明の第1の態様に係る半導体装置は、第1半導体基板と、第2半導体基板と、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板に接触し、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板の間に設けられた第1絶縁膜と、前記第1半導体基板を貫通する第1貫通電極と、前記第2半導体基板を貫通する第2貫通電極とを備えている。ここで、前記第1貫通電極および前記第2貫通電極は、前記第1絶縁膜中で接続されている。
本発明の第2の態様に係る半導体装置は、第1半導体チップと第2半導体チップを積層して成る半導体装置である。前記第1半導体チップは、第1半導体基板と、第2半導体基板と、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板に接触し、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板の間に設けられた第1絶縁膜と、前記第1半導体基板を貫通する第1貫通電極と、前記第2半導体基板を貫通し、前記第1絶縁膜中で前記第1貫通電極と接続する第2貫通電極と、前記第2貫通電極と接続した第1バンプと、を有する。前記第2半導体チップは、第3半導体基板と、前記第3半導体基板上に設けられた第2バンプと、を有する。ここで、前記第1バンプおよび前記第2バンプは、接続されている。
本発明の第3の態様に係る半導体装置の製造方法は、第1絶縁膜を介して積層された第1半導体基板および第2半導体基板から成る積層基板を準備するステップと、前記第1半導体基板上に第2絶縁膜を形成するステップと、前記第2絶縁膜から第1半導体基板を経て第1絶縁膜中に到達する第1貫通電極用孔を形成するステップと、前記第1貫通電極用孔の側壁を覆うように第3絶縁膜を形成するステップと、前記第1貫通電極用孔の内部の前記第3絶縁膜上に第1導電膜を充填して第1貫通電極を形成するステップと、前記第2半導体基板を経て前記第1絶縁膜中に到達するとともに、前記第1貫通電極に到達する第2貫通電極用孔を形成するステップと、前記第2貫通電極用孔の側壁を覆うように第4絶縁膜を形成するステップと、前記第2貫通電極用孔の内部の前記第4絶縁膜上に第2導電膜を充填して前記第1貫通電極と接続する第2貫通電極を形成するステップと、を含む。
本発明に係る半導体装置および半導体装置の製造方法によると、高アスペクト比の貫通電極孔の加工を容易にすると同時に、ボイドの発生を防ぐことが可能となる。
第1の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置における目合わせエラー発生時の様子を例示する断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その1)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その2)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その3)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その4)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その5)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図で(その6)ある。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図で(その7)ある。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その8)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その9)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その10)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その11)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その12)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その13)である。 第1の実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図(その14)である。 第2の実施形態に係る半導体装置(第1の実施形態に係る半導体装置をパッケージ化したもの)の構成を例示する断面図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の接続状況を例示する図である。 第2の実施形態に係る半導体装置の構成を例示する断面図である。 第1の実施形態に係る半導体装置におけるエッチストップの様子を例示する断面図である。 関連技術に係る半導体装置における目合わせエラー発生時の様子を例示する断面図である。
はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
図1は、一実施形態に係る半導体装置の構成を例示する断面図である。図1を参照すると、半導体基板として、第1半導体基板10/第1絶縁膜11/第2半導体基板12で形成された積層基板(例えば、SOI(Silicon On Insulator)基板)を使用する。例えば、第1半導体基板を200〜1000nm、第1絶縁膜を2〜5um、第2半導体基板を300um以上に設定する。
第1絶縁膜11をビアミドル孔(すなわち、第1貫通電極31用の孔)とビアラスト孔(すなわち、第2貫通電極46用の孔)のエッチングストッパー層とする。また、第1貫通電極31と第2貫通電極46は、第1絶縁膜11中で接続する。また、第1貫通電極孔のエッチングで第1半導体基板10と第1絶縁膜11をエッチングするステップ、および、第2貫通電極孔のエッチングで第2半導体基板12と第1絶縁膜11をエッチングするステップにおいて、半導体基板10、12を構成するシリコンのエッチングレートと、第1絶縁膜11を構成するシリコン酸化膜またはシリコン窒化膜のエッチングレートとの比を、30:1から50:1の比に設定することが好ましい。
このようにすることで、第2貫通電極孔の目合わせでずれが発生したとしても、第1絶縁膜11というストッパー膜が存在するため、ずれた部分の孔は深くまで進行しない。図2に示すように、ずれた部分のオーバーエッチングの深さt1は、関連技術に係る半導体装置(図21)において生じるオーバーエッチングの深さt2(例えば、5um)より浅く、1um以内に抑えられる。オーバーエッチングの深さがt1程度であれば、ボイドの発生を十分に抑えることが可能となる。
また、一実施形態に係る半導体装置の製造方法として、以下のステップを含む製造方法が提供される。すなわち、図1を参照すると、半導体装置の製造方法は、第1半導体基板10/第1絶縁膜11(例えば、シリコン酸化膜)/第2半導体基板12で形成された積層基板を準備するステップと、前記積層基板の第1主面側(第1半導体基板10側)に第2絶縁膜(例えば、図5の素子形成層層間膜22)を形成するステップと、第2絶縁膜から第1半導体基板10を経て第1絶縁膜11中に到達する第1貫通電極用孔を形成するステップと、第1貫通電極用孔の側壁を覆うように第3絶縁膜(例えば、第1貫通電極サイドウォール絶縁膜28)を形成するステップと、第1貫通電極用孔の内部の第3絶縁膜上に第1導電膜(例えば、第1銅メッキ膜30)を充填して第1貫通電極31を形成するステップと、積層基板の第2主面側にある第2半導体基板12を経て第1絶縁膜11に到達するとともに、第1貫通電極31に到達する第2貫通電極用孔を形成するステップと、第2貫通電極用孔の側壁を覆うように第4絶縁膜(例えば、第2貫通電極サイドウォール絶縁膜42)を形成するステップと、第2貫通電極用孔の内部の第4絶縁膜上に第2導電膜を充填して第1貫通電極31と接続する第2貫通電極46を形成するステップとを含む。
かかる半導体装置の製造方法によると、高アスペクト比の貫通電極孔の加工を容易にすると同時に、ボイドの発生を防ぐことが可能となる。
<実施形態1>
次に、第1の実施形態に係る半導体装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置の構成を例示する断面図である。
図1を参照すると、半導体装置は、第1半導体基板10と、第2半導体基板12と、第1半導体基板10および第2半導体基板12に接触し、第1半導体基板10および第2半導体基板12の間に設けられた第1絶縁膜11と、第1半導体基板10を貫通する第1貫通電極31と、第2半導体基板12を貫通する第2貫通電極46とを備えている。ここで、第1貫通電極31および第2貫通電極46は、第1絶縁膜11中で接続されている。第1半導体基板10および第2半導体基板12は、一例として、シリコンから成る。また、第1絶縁膜11は、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜としてもよい。さらに、第1貫通電極31および第2貫通電極46は、銅(Cu)を主成分とする材料で形成されていてもよい。
図1を参照すると、半導体装置は、第1半導体基板10上に素子形成層50を備えていてもよい。このとき、第1貫通電極31は、素子形成層50を貫通する。
さらに、素子形成層50中に第1導電型トランジスタ(例えば、P型トランジスタ13)のゲートが形成されているとともに、第2導電型トランジスタ(例えば、N型トランジスタ14)のゲートが形成されていてもよい。
また、第1貫通電極31の側壁は、第1サイドウォール(SW)絶縁膜(第1貫通電極SW絶縁膜28)で覆われ、一方、第2貫通電極46の側壁は、第2サイドウォール絶縁膜(第2貫通電極SW絶縁膜42)で覆われていることが好ましい。ここで、第1サイドウォール絶縁膜(28)および第2サイドウォール絶縁膜(42)は、窒素を含む絶縁膜であることが好ましい。
さらに、第1貫通電極31および第1サイドウォール絶縁膜(28)の間に、窒化タンタル、窒化チタン、および、チタンの少なくともいずれかを含む金属膜(例えば、第1バリア・シード膜29)が形成されていることが好ましい。同様に、第2貫通電極46および第2サイドウォール絶縁膜(42)の間に、窒化タンタル、窒化チタン、および、チタンの少なくともいずれかを含む金属膜(例えば、第3バリア・シード膜43)が形成されていることが好ましい。
図1を参照すると、半導体装置は、第1貫通電極31上に第1バンプ34と、第1貫通電極31と第1バンプ34間を電気的に接続する配線層33と、を備えていてもよい。また、半導体装置は、第2貫通電極46上に第2バンプ47を備えていてもよい。ここで、第2バンプ47は、第2貫通電極46と一体形成されていてもよい。かかる構成を備えた半導体装置によると、図1に示した半導体装置を、図16に例示するように積層することが可能となる。
次に、図3ないし図16を参照して、本実施形態の半導体装置(図1)の製造フローについて説明する。図3ないし図16は、本実施形態に係る半導体装置の製造方法を例示する断面図である。
図3を参照すると、まず、第1半導体基板10/第1絶縁膜11/第2半導体基板12で構成される積層基板を用意する。積層基板として、特に限定されないが、例えば、SOI(Silicon On Insulator)タイプの基板を用いることができる。本実施形態では、SOIタイプの基板を用いる場合について説明する。ただし、本発明における積層基板はSOIタイプの基板に限定されない。
図3に示すように、SOI基板は、第1半導体基板10(シリコン基板)と、第1絶縁膜11(埋め込み絶縁膜)と、第2半導体基板12(支持層)を備えている。SOI基板は、シリコン基板上に表面を熱酸化させたウェハーとシリコンでウェハー形状を呈した支持層を熱酸化面で張り合わせて作成することができる。SOI基板は、例えば、ウェハーメーカーから供給を受けることが可能である。本実施形態では、熱酸化膜である埋め込み絶縁膜部の厚さを2〜5umとし、シリコン基板部の厚さを0.2〜1umとすることが好ましい。なお、ウェハーメーカーに対して、必要とする膜厚を要求することも可能である。また、半導体装置の製造工場では、シリコン基板中に所定の深さに酸素を注入した後、熱酸化することでSOI基板を形成することもできる。本実施形態では、一例として、ウェハーメーカーから調達可能なSOI基板として、埋め込み絶縁膜部の厚さを4um、シリコン基板部の厚さを0.4umとした場合について説明する。
図4を参照すると、SOI基板上に、素子であるP型トランジスタ13およびN型トランジスタ14を形成する。P型トランジスタ13は、第1高濃度不純物拡散層16および第1低濃度不純物拡散層17を備えている。一方、N型トランジスタ14は、第2高濃度不純物拡散層18および第2低濃度不純物拡散層19を備えている。なお、図4には図示しないものの、ゲート15と第1半導体基板10との間には、10〜30nm程度の薄い膜厚を有するゲート絶縁膜が存在する。P型トランジスタ13とN型トランジスタ14の間には、素子分離のためにSTI(Shallow Trench Isolation)20が形成される。
図5を参照すると、P型トランジスタ13とN型トランジスタ14を第1シリコン窒化膜21で覆う。さらに、第1シリコン窒化膜21上を平坦化された素子形成層層間膜22および第2シリコン窒化膜23で覆う。素子形成層層間膜22として、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)で成膜されたシリコン酸化膜を使用することができる。その後、ゲート15または拡散層(第1高濃度不純物拡散層16、第2高濃度不純物拡散層18)に通じるコンタクトプラグ25を形成する。
図6を参照すると、第1貫通電極孔26のマスクパターンを、第1レジスト27を用いて素子形成層50上に形成する。形成したマスクパターンをマスクとして、第2シリコン窒化膜23、素子形成層層間膜22、第1シリコン窒化膜21、第1半導体基板10、および、埋め込み絶縁膜である第1絶縁膜11の一部を2ステップでドライエッチングする。なお、本実施形態では、第1貫通電極孔26の径を、一例として6umとした。
まず、第1のステップでは、第2シリコン窒化膜23、素子形成層層間膜22、および、第1シリコン窒化膜21を選択的にドライエッチし、第1貫通電極孔26のエッチングを第1半導体基板10上まで進める。第1ステップにおいて、シリコン酸化膜やシリコン窒化膜のシリコンに対する選択比を約30程度に設定した。また、エッチングガスとして、C、C、C、Cなどのフロロカーボン系ガスを使用することができる。
次に、第2ステップでは、第1半導体基板10のシリコンを選択的にドライエッチングし、第1貫通電極孔26のエッチングを第1絶縁膜11の途中まで進める。第2ステップにおいて、シリコンのシリコン酸化膜に対する選択比を約50程度に設定した。また、エッチングガスとして、HBrとCl2の混合ガスを使用することができる。ステップの切り替えの際には、ドライエッチング装置に備え付けられているエンドポイントディテクターを用いることができる。すべての第1貫通孔電極26が第1絶縁膜11に辿り着いたのを検出した後、さらに、第1絶縁膜11を2um程度エッチングして止める。
この結果、第1貫通電極孔26のエッチングとして、第1絶縁膜11の表面から2±0.5umの範囲の深さに揃えたエッチングが可能となる。
図7を参照すると、第1レジスト27(図6参照)を除去した後、第1貫通電極孔26内の側壁を覆うように第1貫通電極サイドウォール(SW:Sidewall)絶縁膜28を形成する。第1貫通電極SW絶縁膜28は、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成したシリコン窒化膜とする。第1貫通電極SW絶縁膜28は、異方性ドライエッチによるエッチバックを入れて形成することができる。なお、第1貫通電極SW絶縁膜28は、シリコン窒化膜とシリコン酸化膜の積層膜としてもよい。ただし、第1貫通電極SW絶縁膜28において、窒素(N)を含む絶縁膜が存在することが好ましい。また、第1貫通電極SW絶縁膜28の膜厚は、0.2umから1.5um程度とすることが好ましい。本実施形態では、一例として、第1貫通電極SW絶縁膜28の膜厚を0.5umとした。
次に、PVD(Physical Vapor Deposition)法により、第1貫通電極SW絶縁膜28を覆うように第1バリア・シード膜29を形成する。第1バリア・シード膜29は、窒化タンタル(下層)と銅(上層)の積層膜としてもよい。ここで、積層膜の全膜厚を0.1umから1umに設定することが好ましい。本実施形態では、一例として、積層膜の全膜厚を0.5umに設定した。第1バリア・シード膜29の下層は、窒化タンタル以外に、窒化チタン、チタンなどとしてもよい。
次に、電解メッキ法により、第1貫通電極孔26内に第1銅(Cu)メッキ膜30を充填するように形成する。第2シリコン窒化膜23上に存在する余分な第1貫通電極SW絶縁膜28、第1バリア・シード膜29、および、第1銅(Cu)メッキ膜30を、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により除去する。
図8を参照すると、配線層層間膜32中に配線層33を形成する。配線層33は、図9に示すように第1貫通電極31と第1バンプ34を仲介して接続するのみならず、素子同士を相互に接続したり、バンプと素子間を接続したりするのに用いられる。本実施形態では、例えば、第1配線53を銅(Cu)配線とし、第2配線55および第1ビア(Via)54をデュアルダマシン法で形成した銅(Cu)配線とし、第3配線57および第2ビア(Via)56を、リフローアルミを用いたアルミ(Al)配線とする。なお、配線層層間膜32は、シリコン酸化膜の単層ではなく、銅(Cu)配線形成に必要とされるバリア膜を形成するシリコン窒化膜やシリコン炭化窒化膜(SiCN)、および、層間膜として使用される低誘電膜(Low−k膜)などを含んだ絶縁膜の積層膜であり、第3配線57形成後に成膜されるカーバー膜も含む。
図9を参照すると、配線層層間膜32の最上層に貫通電極孔の径よりも大きいバンプ用開孔部を設ける。次に、バンプ用開孔部の側壁を覆うようにPVD法による第2バリア・シード膜(非図示)を形成する。第2バリア・シード膜は、チタン(下層)と銅(上層)の積層膜であり、積層膜の全膜厚を0.1umから1umに設定することが好ましい。本実施形態では、一例として、積層膜の全膜厚を0.5umに設定した。第2バリア・シード膜の下層は、窒化タンタル以外に、窒化チタン、チタンなどとしてもよい。
次に、バンプ開孔部を開口しながら第1メッキ保護レジスト膜(非図示)を形成する。次に、電解メッキ法により、第2銅(Cu)メッキ膜35およびニッケル/金(Ni/Au)メッキ膜36を形成する。さらに、第1メッキ保護レジスト膜を除去し、第1メッキ保護レジスト膜の下にあった第2バリア・シード膜を除去して第1バンプ34を形成する。
図10を参照すると、第1バンプ34が形成された面に支持体用接着剤層37を介して石英ガラスから成る支持体38をマウントする。支持体38の表面には、光熱変換層39が予め形成されている。光熱変換層39は、支持体38と支持体用接着剤層37の間に介在する。光熱変換層39は、光吸収体であるカーボンブラック(炭素粉末)と透明フィラー(シリカ、タルク、硫酸バリウム)と熱分解樹脂を溶剤に混ぜ合わせて乾燥させた層であり、遮光性、吸熱性に富んだ層となる。支持体38側から光熱変換層39に向けてレーザを照射すると、光熱変換層39が熱分解し、光熱変換層39中にボイドが発生して支持体38から本積層基板の脱着が可能となる。
図11を参照すると、積層基板が所望の膜厚になるように薄膜化を行う。本実施形態では、研削とCMPを用いて、670umから40umまで薄膜化を行った。次に、プラズマCVDを用いて、第2半導体基板12上に第3シリコン窒化膜40を成膜する。第3シリコン窒化膜40の膜厚は、一例として、0.5umとする。
次に、第1貫通電極孔26が形成された部分に合わせて、第2貫通電極孔41のマスクパターンを形成する。例えば、第3シリコン窒化膜40上に第2レジスト58を用いてマスクパターンを形成する。形成したマスクパターンをマスクとして、第3シリコン窒化膜40、第2半導体基板12、および、埋め込み絶縁膜である第1絶縁膜11の一部を2ステップでドライエッチングする。なお、本実施形態では、一例として、貫通電極孔の径を6umとした。
まず、第1のステップでは、第3シリコン窒化膜40を選択的にドライエッチし、第2貫通電極孔41のエッチングを第2半導体基板12上まで進める。第1ステップにおいて、シリコン窒化膜のシリコンに対する選択比を、約30程度に設定した。また、エッチングガスとして、C、C、C、Cなどのフロロカーボン系ガスを使用することができる。
次に、第2ステップでは、第2半導体基板12のシリコンを選択的にドライエッチングし、第2貫通電極孔41のエッチングを第1絶縁膜11の途中まで進める。第2ステップにおいて、シリコンのシリコン酸化膜に対する選択比を約50程度に設定した。また、エッチングガスとして、HBrとCl2の混合ガスを使用することができる。ステップの切り替えの際には、ドライエッチング装置に備え付けられているエンドポイントディテクターを用いることができる。第2貫通電極孔41のすべてが第1貫通電極31に辿り着いた段階でエッチングを停止する。
この結果、シリコンに比べて1/50程度というエッチングレートのオーバーエッチング分を見込んでも、第2貫通電極孔41のエッチングとして、第1絶縁膜11の表面(図11上)から3.0±0.5umの範囲の深さに揃えられたエッチングが可能となる。ここでは、第1絶縁膜11であるシリコン酸化膜の膜厚を4umに設定している。したがって、第2貫通電極孔41の底は、すべて第1絶縁膜11内に収まるようにコントロールすることが可能となる。このとき、第2貫通電極孔41の目合わせずれが発生しても、ずれが生じた部分のオーバエッチ深さは平均1um以内(最大でも1.5um以内)に抑えることができる。すなわち、本実施形態によると、その後の導電膜の充填でカバレッジが問題になり、ボイドが発生することはない。
図12を参照すると、第2レジスト58(図11参照)を除去した後、第2貫通電極孔41内の側壁を覆うように第2貫通電極SW絶縁膜42を形成する。第2貫通電極SW絶縁膜42は、プラズマCVDにより寄生したシリコン窒化膜とする。第2貫通電極SW絶縁膜42は、異方性ドライエッチによるエッチバックを入れて形成することができる。また、第2貫通電極SW絶縁膜42の膜厚は、0.2umないし1.5um程度とすることが好ましい。本実施形態では、一例として、第2貫通電極SW絶縁膜42の膜厚を0.5umとした。
次に、第2貫通電極SW絶縁膜42を覆うようにPVD(Physical Vapor Deposition)法による第3バリア・シード膜43を形成する。第3バリア・シード膜43は、窒化タンタル(下層)と銅(上層)の積層膜としてもよい。ここで、積層膜の全膜厚を0.1umないし1umに設定することが好ましい。本実施形態では、一例として、積層膜の全膜厚を0.5umに設定した。第3バリア・シード膜43の下層は、窒化タンタル以外に、窒化チタン、チタンなどとしてもよい。
次に、第2貫通電極孔41を包含する開口部を設けた第2メッキ保護レジスト膜(非図示)を形成する。次に、電解メッキ法により、第3銅(Cu)メッキ膜44と錫/銀(Sn/Ag)メッキ膜45を形成する。さらに、第2メッキ保護レジスト膜を除去し、第2メッキ保護レジスト膜の下に存在する第3バリア・シード膜43を除去して、第2貫通電極46および第2バンプ47を一体的に形成する。
図13を参照すると、第2バンプ47上にダイシングテープ48を張り付ける。ダイシングテープ48と第2バンプ47の間には、ダイシングテープ用接着層49が介在する。
図14を参照すると、積層基板を反転させた後、支持体38(図13参照)側からレーザを照射して、積層基板を支持体38から剥がす。
図15を参照すると、積層基板をダイシングして半導体チップ52に加工し、ピックアップする。
図16を参照すると、フリップボンディング装置を用いて、半導体チップ52a、52bを積層させる。以上の工程により、複数の半導体チップを積層させた半導体装置を製造することが可能となる。
<実施形態2>
次に、第2の実施形態に係る半導体装置について説明する。本実施形態の半導体装置は、第1の実施形態に係る半導体装置を応用したDRAM(Dynamic Random Access Memory)チップをパッケージ化した構成を有する。
図17は、本実施形態に係る半導体装置600の構成を例示する断面図である。図18は、本実施形態に係る半導体装置600の接続状況を例示する図である。
図17および図18を参照すると、本実施形態の半導体装置600は、はんだボール601と、再配線層602と、貫通電極103が形成されたインターフェースチップ603およびDRAMチップ100と、リードフレーム604とを備えている。半導体装置600は、DRAMチップ100を積層した、いわゆるCOC(Chip On Chip)構造を有する。図17を参照すると、各DRAMチップ100は、半導体基板101と、半導体基板101を貫通する貫通電極103を備えている。また、各DRAMチップ100は、貫通電極103を介して電気的に接続されている。貫通電極103を介してDRAMチップ100を相互に接続することにより、メモリとして機能する半導体装置600の小型化および高性能化を図ることが可能となる。
図19は、本実施形態に係る半導体装置600におけるDRAMチップ100の構成を例示する断面図である。図19を参照すると、DRAMチップ100は、トランジスタ(P型トランジスタ13およびN型トランジスタ14)やDRAMメモリセル領域が形成されるトランジスタ領域Aと、貫通電極(第1貫通電極31および第2貫通電極46)が形成される貫通電極領域Bとを有する。
近年、DRAMキャパシタの高さは2um程度まで大きくなっている。このとき、素子形成層の膜厚は3um程度まで大きくなり、これに伴い、貫通電極のアスペクト比も大きくなっている。したがって、第1の実施形態に係る半導体装置を適用し、高アスペクト比の貫通電極孔の加工を容易にすると同時にボイドの発生を防ぐことで、DRAMチップを積層した半導体装置の製造を容易にしつつ、同時に半導体装置の信頼性の向上を図ることができる。
以上のように、上記実施形態に係る半導体装置では、半導体基板として、第1半導体基板10/第1絶縁膜11/第2半導体基板12で形成された積層基板(例えば、SOI基板)を使用し、貫通電極孔の加工を、第1絶縁膜11を境にしてビアミドル法(第1貫通電極31)とビアラスト法(第2貫通電極46)のハイブリット方式にすることで、高アクペクト比の貫通電極孔を容易に加工することが可能となる。また、第1絶縁膜11が両貫通電極孔のエッチングでのストッパー膜となることで、第2貫通電極孔の目合わせずれが発生しても、第2貫通電極孔と第1貫通電極側壁に囲まれたずれ部分の段差も従来5um以上あったものが1um以内まで抑えられるようになる。これにより、貫通電極接続部でボイド発生などによる接続の信頼性が問題になることはなくなり、製品の歩留も著しく向上させることができる。
本発明は、一例として、TSV貫通電極を有する半導体装置およびその製造方法に適用することができる。また、本発明は、TSV貫通電極を有する半導体装置を組み込んだ装置、および、データ処理システムにも適用することも可能である。
なお、上記特許文献の全開示内容は、本書に引用をもって繰り込み記載されているものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10 第1半導体基板
11 第1絶縁膜
12 第2半導体基板
13 P型トランジスタ
14 N型トランジスタ
15 ゲート
16 第1高濃度不純物拡散層
17 第1低濃度不純物拡散層
18 第2高濃度不純物拡散層
19 第2低濃度不純物拡散層
20 STI(Shallow Trench Isolation)
21 第1シリコン窒化膜
22 素子形成層層間膜
23 第2シリコン窒化膜
24 コンタクト
25 コンタクトプラグ
26 第1貫通電極孔
27 第1レジスト
28 第1貫通電極SW絶縁膜
29 第1バリア・シード膜
30 第1銅(Cu)メッキ膜
31 第1貫通電極
32 配線層層間膜
33 配線層
34 第1バンプ
35 第2銅(Cu)メッキ膜
36 ニッケル/金(Ni/Au)メッキ膜
37 支持体用接着剤層
38 支持体
39 光熱変換層
40 第3シリコン窒化膜
41 第2貫通電極孔
42 第2貫通電極SW絶縁膜
43 第3バリア・シード膜
44 第3銅(Cu)メッキ膜
45 錫/銀(Sn/Ag)メッキ膜
46 第2貫通電極
47 第2バンプ
48 ダイシングテープ
49 ダイシングテープ用接着層
50 素子形成層
51 貫通電極
52、52a、52b 半導体チップ
53 第1配線
54 第1ビア(Via)
55 第2配線
56 第2ビア(Via)
57 第3配線
58 第2レジスト
100 DRAMチップ
101 半導体基板
103 貫通電極
110 半導体基板
112 半導体基板
121 第1絶縁膜
122 素子形成層層間膜
123 第2絶縁膜
127 レジスト
131 第1貫通電極
141 第2貫通電極孔
146 第2貫通電極
600 半導体装置
601 はんだボール
602 再配線層
603 インターフェースチップ
604 リードフレーム
t1、t2 深さ

Claims (20)

  1. 第1半導体基板と、
    第2半導体基板と、
    前記第1半導体基板および前記第2半導体基板に接触し、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板の間に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第1半導体基板を貫通する第1貫通電極と、
    前記第2半導体基板を貫通する第2貫通電極と、を備え、
    前記第1貫通電極および前記第2貫通電極は、前記第1絶縁膜中で接続されている、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1半導体基板上に素子形成層を備え、
    前記第1貫通電極は、前記素子形成層を貫通する、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第1貫通電極および前記第2貫通電極は、銅を主成分とする材料で形成されている、
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記素子形成層中に第1導電型トランジスタのゲートが形成されている、
    請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記素子形成層中に第2導電型トランジスタのゲートが形成されている、
    請求項2または4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1貫通電極の側壁は、第1サイドウォール絶縁膜で覆われ、
    前記第2貫通電極の側壁は、第2サイドウォール絶縁膜で覆われている、
    請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記第1貫通電極および前記第1サイドウォール絶縁膜の間に、窒化タンタル、窒化チタン、および、チタンの少なくともいずれかを含む金属膜が形成されている、
    請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記第2貫通電極および前記第2サイドウォール絶縁膜の間に、窒化タンタル、窒化チタン、および、チタンの少なくともいずれかを含む金属膜が形成されている、
    請求項6または7に記載の半導体装置。
  9. 前記第1サイドウォール絶縁膜および前記第2サイドウォール絶縁膜は、窒素を含む絶縁膜である、
    請求項6ないし8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. 前記第1貫通電極上に第1バンプと、
    前記第1貫通電極と前記第1バンプ間を電気的に接続する配線層と、を備える、
    請求項1ないし9のいずれか1項に記載の半導体装置。
  11. 前記第2貫通電極上に第2バンプを備える、
    請求項1ないし10のいずれか1項に記載の半導体装置。
  12. 前記第2バンプは、前記第2貫通電極と一体形成されている、
    請求項11に記載の半導体装置。
  13. 第1半導体チップと第2半導体チップを積層して成る半導体装置であって、
    前記第1半導体チップは、
    第1半導体基板と、
    第2半導体基板と、
    前記第1半導体基板および前記第2半導体基板に接触し、前記第1半導体基板および前記第2半導体基板の間に設けられた第1絶縁膜と、
    前記第1半導体基板を貫通する第1貫通電極と、
    前記第2半導体基板を貫通し、前記第1絶縁膜中で前記第1貫通電極と接続する第2貫通電極と、
    前記第2貫通電極と接続した第1バンプと、を有し、
    前記第2半導体チップは、
    第3半導体基板と、
    前記第3半導体基板上に設けられた第2バンプと、を有し、
    前記第1バンプおよび前記第2バンプは、接続されている、
    ことを特徴とする半導体装置。
  14. 前記第2半導体チップは、
    第4半導体基板と、
    前記第3半導体基板および前記第4半導体基板に接触し、前記第3半導体基板および前記第4半導体基板の間に設けられた第2絶縁膜と、
    前記第3半導体基板を貫通する第3貫通電極と、
    前記第4半導体基板を貫通し、前記第2絶縁膜中で前記第3貫通電極と接続する第4貫通電極と、を有する、
    請求項13に記載の半導体装置。
  15. 前記第1半導体チップは、
    第3バンプと、
    前記第3バンプと前記第1貫通電極を電気的に接続する第1配線層と、を有する、
    請求項13または14に記載の半導体装置。
  16. 前記第1貫通電極および前記第2貫通電極の間に、窒化タンタル、窒化チタン、および、チタンの少なくともいずれかを含む金属膜が形成されている、
    請求項13ないし15のいずれか1項に記載の半導体装置。
  17. 第1絶縁膜を介して積層された第1半導体基板および第2半導体基板から成る積層基板を準備するステップと、
    前記第1半導体基板上に第2絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2絶縁膜から第1半導体基板を経て第1絶縁膜中に到達する第1貫通電極用孔を形成するステップと、
    前記第1貫通電極用孔の側壁を覆うように第3絶縁膜を形成するステップと、
    前記第1貫通電極用孔の内部の前記第3絶縁膜上に第1導電膜を充填して第1貫通電極を形成するステップと、
    前記第2半導体基板を経て前記第1絶縁膜中に到達するとともに、前記第1貫通電極に到達する第2貫通電極用孔を形成するステップと、
    前記第2貫通電極用孔の側壁を覆うように第4絶縁膜を形成するステップと、
    前記第2貫通電極用孔の内部の前記第4絶縁膜上に第2導電膜を充填して前記第1貫通電極と接続する第2貫通電極を形成するステップと、を含む、
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  18. 前記第2絶縁膜および前記第3絶縁膜は、窒素を含む絶縁膜である、
    請求項17に記載の半導体装置の製造方法。
  19. 前記第1導電膜および前記第2導電膜は、銅メッキ膜である、
    請求項17または18に記載の半導体装置の製造方法。
  20. 前記銅メッキ膜は、銅/チタン、銅/窒化チタン、または、銅/窒化タンタルのバリア・シード膜を用いた電界メッキ膜である、
    請求項19に記載の半導体装置の製造方法。
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