JP2016157059A - 画像検査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の線幅を正しい値で求められるようにした画像検査装置を提供する。【解決手段】画像検査装置1Aは、用紙Pに形成された検査画像Ptを光学的に読み取って画像データを取得し、画像データの立ち上がりエッジ部及び立ち下がりエッジ部におけるエッジぼけの値を算出する。複数の検査画像Ptを読み取って取得した画像データの中から、エッジぼけの値が最も小さい画像データを使用して、検査画像の線幅を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像を光学的に読み取って画像の線幅を求める画像検査装置、及び、画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置に関する。
用紙等の媒体に形成された画像を光学的に読み取る装置では、読み取られた画像を2値化する、あるいは、形成された画像が正しく書き込まれているかの判断等を行うため、画像を正しく認識できるようにする技術が提案されている。
例えば、バーコード等の1次元あるいは2次元の符号化された情報を読み取る装置では、読み取った画像のぼけの有無を判定し、装置から読み取り対象までの距離が読み取りを良好に行える範囲内にあるかを判断する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、バーコードを読み取る装置では、バーコードは、白黒が交互に存在し、かつ、白黒の線幅は最も細い線幅の整数倍という特性を利用して、画像の白黒判定を所定のしきい値で行った後、線幅の認識を行う技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、画像の端からエッジと直角な方向に全ての検索行に対して検索してエッジ片を検索する技術が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2006−209208号公報 特開昭62−120585号公報 特開2010−134958号公報
線状の画像を光学的に読み取って取得した画像データから画像の線幅を求める処理では、画像のエッジ部を検出し、エッジ部間の長さを求めることで線幅を取得する。読み取り対象の画像から光学的な読取手段までの距離が変化すると、画像データがいわゆるぼけた状態となって画像データにおけるエッジ部を正確に検出できず、線幅が本来の値から変化する。
例えば、画像書き込みの出力を設定して画像を形成し、この形成された画像の線幅を求めることで、画像書き込みの出力と形成される画像の線幅との関係を求めて、所定の線幅で画像を形成するため画像書き込みの出力を設定する技術では、線幅を正しく求めることができないと、画像書き込みの出力の設定が正しくできない。
しかし、上述した何れの先行技術文献でも、読み取り対象の画像から光学的な読取手段までの距離が変化する場合等に、正しい線幅を求めるようにすることができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためなされたもので、画像の線幅を正しい値で求められるようにした画像検査装置、及び、画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、請求項1に係る発明は、媒体に形成された線状の検査画像を光学的に読み取る検出手段と、検出手段で検査画像を読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する制御手段とを備えた画像検査装置である。
請求項2に係る発明は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に沿った副走査方向に複数の検査画像が形成され、制御手段は、検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項1に記載の画像検査装置である。
請求項3に係る発明は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に直交する主走査方向に延びる少なくとも1本の検査画像が形成され、制御手段は、検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項1に記載の画像検査装置である。
請求項4に係る発明は、媒体に画像を形成する画像形成手段と、媒体に形成された画像を光学的に読み取る検出手段と、画像形成装置で媒体に形成された線状の検査画像を検出手段で読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する制御手段とを備えた画像形成装置である。
請求項5に係る発明は、画像形成手段は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に沿った副走査方向に複数の検査画像を形成し、制御手段は、検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項6に係る発明は、制御手段は、検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した検査画像の形成位置を線幅検出場所とし、画像書き込み出力を異ならせて画像形成手段で線幅検出場所に線幅の異なる検査画像を形成し、検出手段で線幅の異なる検査画像を読み取って取得した各画像データから、検査画像の画像書き込み出力に対応した線幅を算出する請求項5に記載の画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、画像形成手段は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に直交する主走査方向に延びる少なくとも1本の検査画像を形成し、制御手段は、検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項4に記載の画像形成装置である。
請求項8に係る発明は、制御手段は、検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した位置を線幅検出場所とし、画像書き込み出力を異ならせて画像形成手段で線幅検出場所に線幅の異なる検査画像を形成し、検出手段で線幅の異なる検査画像を読み取って取得した各画像データから、検査画像の画像書き込み出力に対応した線幅を算出する請求項7に記載の画像形成装置である。
請求項9に係る発明は、検出手段は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、複数の発光素子及び焦点距離の異なる複数のレンズを備え、制御手段は、検査画像を検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光が通るレンズを通して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項10に係る発明は、検出手段は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、複数の発光素子及び焦点距離が同じ複数のレンズを備え、制御手段は、検査画像を検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光が通るレンズを通して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項11に係る発明は、検出手段は、媒体と検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、異なる波長の光を出射する複数の発光素子及び焦点距離が同じ複数のレンズを備え、制御手段は、検査画像を検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光を出射する発光素子から出射した光を受光して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項12に係る発明は、検出手段は、画像形成手段で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサである請求項4〜請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置である。
請求項13に係る発明は、検出手段は、画像形成手段で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサである請求項4〜請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置である。
本発明によれば、線状の検査画像を読み取って取得した画像データにおける立ち上がりエッジ部及び立ち下がりエッジ部のエッジぼけの大小から、検査画像の線幅を正確に求められるか判断して線幅を取得するので、媒体から検出手段までの距離が変化することにより、正しい線幅を求めることができない場合、誤った線幅を取得することなく、正しい線幅の値を算出することができる。
本実施の形態の画像検査装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の画像検査装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 検査画像の一例を示す説明図である。 検査画像を読み取って取得した画像データの一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像検査装置の動作の一例を示す説明図である。 エッジぼけと線幅の関係の一例を示す説明図である。 線幅とエッジぼけの検出結果の一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。 本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図である。 検査画像の一例を示す説明図である。 第1の動作例における処理の流れを示すフローチャートである。 第1の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。 第1の動作例における線幅とエッジぼけの検出結果の一例を示す説明図である。 レーザダイオードの光量と線幅の関係を示す説明図である。 第2の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。 第3の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。 第4の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。 本実施の形態の画像形成装置の変形例を示す構成図である。
<本実施の形態の画像検査装置の構成例>
図1は、本実施の形態の画像検査装置の一例を示す構成図で、図1(a)は、画像検査装置を上から見た平面図、図1(b)は、画像検査装置を横から見た側面図である。また、図2は、本実施の形態の画像検査装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
更に、図3は、検査画像の一例を示す説明図、図4は、検査画像を読み取って取得した画像データの一例を示す説明図である。
本実施の形態の画像検査装置1Aは、媒体の一例である用紙Pに図3に示すように形成された線状の検査画像Ptを読み取り、画像データのエッジぼけを算出して、エッジぼけに基づき検査画像Ptの正確な線幅を求める。
画像検査装置1Aは、図3に示す検査画像Ptを読み取る検出器2Aと、検査画像Ptが形成された用紙Pを搬送する搬送装置3Aと、検出器2Aで検査画像Ptを読み取って取得した画像データから、検査画像Ptの線幅及び画像データの鮮明度を示すエッジぼけの値を求める制御装置4Aを備える。
検出器2Aは検出手段の一例で、本例では、図示しない発光素子と受光素子を備え、発光素子から出射され、用紙Pで反射した光が受光素子で受光される。画像が形成された用紙Pでは、画像が黒色で形成されている場合、黒ベタ部と称す画像形成位置と、紙白部と称す画像非形成位置で光の反射率が異なる。
これにより、図3に示す線状の検査画像Ptが形成された用紙Pを、検査画像Ptに対して直交する方向に搬送装置3Aで搬送しながら、検出器2Aで検査画像Ptを読み取ることで、図4に示すように、反射率が小さい黒ベタ部Bである検査画像Ptの形成位置では、電位が高いHiレベル、反射率が大きい紙白部Wである検査画像Ptの非形成位置では、電位が低いLowレベルとなる信号波形で画像データDが得られる。図4において、横軸は時間の経過、縦軸は反射率に応じた電位を示す。
搬送装置3Aは搬送手段の一例で、用紙Pを挟持する一対の駆動ローラと従動ローラを備えた搬送ローラ30と、搬送ローラ30を駆動する搬送モータ30Mを備える。なお、用紙Pを搬送せずに位置を固定し検出器2Aを移動させることで、用紙Pと検出器2Aの相対移動で検査画像Ptを読み取る構成でも良い。
制御装置4Aは制御手段の一例で、検出器2Aで取得した画像データDから、検査画像Ptの線幅を求めると共に、線幅の誤差の要因となるエッジぼけを求める。制御装置4Aは、検査画像Ptの線幅を求めるため、検出器2Aで取得した画像データDから線幅検出スレッショルドTh1を算出する。線幅検出スレッショルドTh1は、紙白部Wにおける電位を0%、黒ベタ部Bにおけるピークの電位を100%としたとき、本例では、画像データDのピークの60%とする。なお、線幅検出スレッショルドTh1はこの値に限るものではない。
検査画像Ptの線幅t1は、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1が交差する2か所の交点間の距離d1に相当する。そこで、制御装置4Aは、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1が交差する一方の交点P1の位置と、他方の交点P2の位置を算出する。図4において、横軸は時間の経過を示しており、用紙Pと検出器2Aの相対速度、本例では用紙Pの搬送速度に交点P1から交点P2までの時間を乗算することで、交点P1から交点P2までの距離d1が求まる。この距離d1が、検査画像Ptの線幅t1となる。
検出器2Aで検査画像Ptを読み取る際に、検出器2Aと用紙Pとの間の距離が予め定められた基準の位置からずれると、画像データDにおいて、LowレベルからHiレベルへ立ち上がる立ち上がりエッジ部E1では、立ち上がりの角度が緩やかになり、画像データの鮮明度が低下する。HiレベルからLowレベルへ立ち下がる立ち下がりエッジ部E2でも同様である。
検査画像Ptの線幅t1は、上述したように、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1との2か所の交点の距離d1で求まる。このため、画像データDの立ち上がりエッジ部E1及び立ち下がりエッジ部E2の傾きの大小が、検査画像Ptの線幅t1の誤差の要因となる。
立ち上がりエッジ部E1の傾きの大小は、立ち上がりエッジ部E1における画像データDと、値の異なる2つのスレッショルドが交差する2つの交点の間の距離で示される。この距離をエッジぼけと称す。立ち下がりエッジ部E2でも同様である。
制御装置4Aは、エッジぼけを求めるため、検出器2Aで取得した画像データDから下限スレッショルドTh2及び上限スレッショルドTh3を算出する。本例では、下限スレッショルドTh2は画像データDのピークの10%、上限スレッショルドTh3は画像データDのピークの90%としたが、各スレッショルドの値はこれに限るものではない。
制御装置4Aは、立ち上がりエッジ部E1において画像データDと下限スレッショルドTh2が交差する交点P3と、画像データDと上限スレッショルドTh3が交差する交点P4を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P3から交点P4までの時間を乗算することで、交点P3から交点P4までの距離d2を、立ち上がりエッジ部E1におけるエッジボケの値として求める。
また、制御装置4Aは、立ち下がりエッジ部E2において画像データDと上限スレッショルドTh3が交差する交点P5と、画像データDと下限スレッショルドTh2が交差する交点P6を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P5から交点P6までの時間を乗算することで、交点P5から交点P6までの距離d3を、立ち下がりエッジ部E2におけるエッジボケの値として求める。本例では、距離d2と距離d3の平均d4(d4=(d2+d3)/2)を、画像データDにおけるエッジぼけの値とする。
エッジぼけd4と線幅t1には相関関係があり、エッジぼけd4の値が小さくなると、線幅t1が本来の値に近くなる。そこで、制御装置4Aは、検査画像Ptを読み取って取得した画像データDからエッジぼけd4を求め、エッジぼけd4の値が小さい画像データDから、検査画像Ptの線幅t1を求める。
<本実施の形態の画像検査装置の動作例>
図5は、本実施の形態の画像検査装置の動作の一例を示す説明図、図6は、エッジぼけと線幅の関係を示す説明図である。図1(b)に一点鎖線で示すように、用紙Pが撓む等により、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれると、図6に示すように、エッジぼけd2,d3は、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置である場合のエッジぼけd2,d3と比較して値が大きくなる。立ち上がりエッジ部E1側と立ち下がりエッジ部E2側のエッジぼけの平均を算出した結果も同様である。
一方、線幅t1として求められた値d1は、検査画像Ptの線幅の本来の値d1より小さくなる。このため、検出器2Aと用紙Pとの距離が変化すると、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができない。
そこで、制御装置4Aは、用紙Pと検出器2Aの相対的な移動方向に沿った副走査方向に同一の線幅で形成された複数の検査画像Pt、本例では、図5に示すような4本の検査画像Pt(1)〜Pt(4)を検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけd4を算出する。
図7は、線幅とエッジぼけの検出結果の一例を示す説明図である。制御装置4Aは、同一線幅の検査画像Pt(1)〜Pt(4)を読み取って求めたエッジぼけd4の値が最も小さい画像データDから求められた線幅t1を、検査画像Ptの線幅と判断する。図7の例では、3本目の検査画像Pt(3)を読み取って求めたエッジぼけd4の値が最も小さい。そこで、この3本目の検査画像Pt(3)を読み取って求めた線幅t1を、検査画像Pt(1)〜Pt(4)の線幅と判断する
なお、エッジぼけd4と線幅t1には相関関係があり、エッジぼけd4の値が小さくなる、すなわち、検出器2Aと用紙Pの距離が基準位置に近づくと、線幅t1が本来の値に近くなる。これにより、エッジぼけd4の値が最も小さく、かつ、線幅t1の値が最も大きいものを、検査画像Ptの正しい線幅と判断しても良い。更に、エッジぼけd4を求めず、線幅t1の値が最も大きいものを、検査画像Ptの正しい線幅と判断しても良い。
但し、検出器2Aと用紙Pとの距離のずれ量に対し、エッジぼけの値の変化量に比較して線幅の変化量は少ないので、検出が難しい場合がある。この場合、線幅検出スレッショルドTh1を高くする必要がある。よって、エッジぼけの値を用いる、あるいは、エッジぼけと線幅の両方を用いて、線幅が正しく求められる位置を取得できるようにすると良い。
本実施の形態では、用紙Pと検出器2Aとの相対的な移動方向に直交する主走査方向に延びる検査画像Ptを形成し、主走査方向に沿った複数個所で画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけを算出して、主走査方向において線幅が正しく求められる位置を取得できるようにしても良い。
<本実施の形態の画像形成装置の構成例>
図8は、本実施の形態の画像形成装置の一例を示す構成図である。本実施の形態の画像形成装置10Aでは、書き込み手段であるレーザダイオードの光量を、検査画像を読み取って求めた線幅に基づき設定する。この場合、検査画像の線幅を正確に求めることができないと、レーザダイオードの光量の設定が正しく行えない。そこで、上述した画像検査装置1Aを適用することで、検査画像の線幅を正確に求められるようにする。
まず、画像形成装置10Aの全体構成から説明すると、画像形成装置10Aは、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、本例では、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆるタンデム型カラー画像形成装置である。
画像形成装置10Aは、画像形成部11と、用紙搬送部20と、定着部31と、検出器2Aと、原稿読取部40を備える。
画像形成部11は画像形成手段の一例で、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部11Yと、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部11Mと、シアン(C)の画像を形成する画像形成部11Cと、ブラック(BK)の画像を形成する画像形成部11BKを備える。
画像形成部11Yは、感光体ドラムY及びその周辺に配置された帯電部12Y、レーザダイオード130Yを有した光書込部13Y、現像装置14Y及びドラムクリーナ15Yを備える。同様に、画像形成部11M,11C,11BKは、感光体ドラムM,C,BK及びその周辺に配置された帯電部12M,12C,12BK、レーザダイオード130M,130C,130BKを有した光書込部13M,13C,13BK、現像装置14M,14C,14BK及びドラムクリーナ15M,15C,15BKを備える。
感光体ドラムYは、帯電部12Yにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Yのレーザダイオード130Yによる走査露光により、感光体ドラムYには潜像が形成される。さらに、現像装置14Yは、トナーで現像することによって感光体ドラムY上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムY上には、イエローに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。
同様に、感光体ドラムMは、帯電部12Mにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Mのレーザダイオード130Mによる走査露光により、感光体ドラムMには潜像が形成される。さらに、現像装置14Mは、トナーで現像することによって感光体ドラムM上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムM上には、マゼンダに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムCは、帯電部12Cにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13Cのレーザダイオード130Cによる走査露光により、感光体ドラムCには潜像が形成される。さらに、現像装置14Cは、トナーで現像することによって感光体ドラムC上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムC上には、シアンに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムBKは、帯電部12BKにより表面が一様に帯電させられており、光書込部13BKのレーザダイオード130BKによる走査露光により、感光体ドラムBKには潜像が形成される。さらに、現像装置14BKは、トナーで現像することによって感光体ドラムBK上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラムBK上には、ブラックに対応する所定色のトナー画像が形成される。
感光体ドラムY,M,C,BK上に形成された画像は、1次転写ローラ17Y,17M,17C,17BKにより、ベルト状の中間転写体である中間転写ベルト16上の所定位置へと逐次転写される。中間転写ベルト16上に転写された各色よりなる画像は、用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して、2次転写部18で転写される。
用紙搬送部20は、用紙Pが収納される本例では複数の給紙トレイ21と、給紙トレイ21に収納された用紙Pを繰り出す給紙部21aを備える。また、用紙搬送部20は、給紙トレイ21から繰り出された用紙Pが搬送される主搬送路23と、用紙Pの表裏を反転させる反転搬送路24と、用紙Pが排紙される排紙トレイ25を備える。
用紙搬送部20は、定着部31の下流側で主搬送路23から反転搬送路24が分岐し、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所に切換ゲート23aを備える。画像形成装置10Aでは、主搬送路23を搬送され、2次転写部18及び定着部31を通過した用紙Pは、上側を向いた面に画像が形成される。用紙Pの両面に画像を形成する場合、上側を向いた一の面に画像が形成された用紙Pが主搬送路23から反転搬送路24に搬送され、反転搬送路24から主搬送路23へ搬送されることで、画像形成面が下側を向く。これにより、用紙Pが表裏反転され、上側を向いた他の面に画像を形成することが可能となる。
定着部31は定着手段の一例で、画像が転写された用紙Pに対して、画像を定着させる定着処理を行う。定着部31は、用紙Pを搬送するとともに、一対の定着ローラ32,33による圧力定着、定着ヒータ34による熱定着を行うことで、画像を用紙Pに定着させる。
原稿読取部40は、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサにより読み取って画像信号を得る。なお、画像形成装置10Aは、原稿を給紙する図示しない自動原稿搬送装置が上部に備えられる構成でも良い。
検出器2Aは、2次転写部18で画像が転写され、定着部31で画像が定着された用紙Pから所定の検査画像を読み取るため、本例では、主搬送路23と反転搬送路24の分岐箇所より下流側で、排紙トレイ25より上流側の主搬送路23に備えられる。なお、検出器2Aは、画像形成部11で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサであっても良い。または、検出器2Aは、画像形成部11で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサであっても良い。
<本実施の形態の画像形成装置の制御機能例>
図9は、本実施の形態の画像形成装置の制御機能の一例を示す機能ブロック図である。ここで、図9では、検査画像を書き込む動作、検査画像を読み取って線幅、エッジずれを求める動作、及び、検査画像を読み取って求めた線幅に応じてレーザダイオードの光量を設定する動作に関連する制御機能について説明する。
画像形成装置10Aは、用紙Pを給紙し、画像を形成して排紙する一連の制御を行う制御装置100を備える。制御装置100は制御手段の一例で、CPU、MPUと称されるマイクロプロセッサと、記憶手段としてRAM、ROM等のメモリを備える。
画像形成装置10Aで用紙Pに画像を形成する通常の動作ついて説明すると、制御装置100は、用紙搬送部20を制御して用紙Pを搬送する。制御装置100は、原稿読取部40で原稿から取得した画像データ、あるいは、外部から取得した画像データに基づき画像形成部11を制御して、用紙Pに画像を形成する。また、制御装置100は、定着部31を制御して画像を用紙Pに定着させ、画像が形成された用紙Pを排紙する。
図10は、検査画像の一例を示す説明図である。制御装置100は、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を設定する動作では、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pに複数の検査画像Ptを形成する。本例では4本の検査画像Pt(1)〜(4)の線幅は、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせることで、図10に示すように異なる。
制御装置100は、検査画像Ptが形成され、定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検出器2Aで検査画像Ptを読み取る。制御装置100は、検出器2Aで検査画像Ptを読み取って取得した画像データDから、各検査画像Ptの線幅を求めると共にエッジぼけを求め、上述したようにエッジぼけの大小を比較して、検査画像Ptの正しい線幅を判断する。そして、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を、所定の線幅となるような値に設定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第1の動作例>
図11は、第1の動作例における処理の流れを示すフローチャート、図12は、第1の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。制御装置100は、図11のステップSA1で、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pに複数の検査画像Ptを形成する。
第1の動作例では、第1の光量L1で複数本、本例では4本の検査画像Pt1(1)〜(4)を形成する。また、第1の光量L1より低い第2の光量L2で、本例では4本の検査画像Pt2(1)〜(4)を形成する。同様に、第2の光量L2より低い第3の光量L3で、本例では4本の検査画像Pt3(1)〜(4)を形成し、第3の光量L3より低い第4の光量L4で、本例では4本の検査画像Pt4(1)〜(4)を形成する。
制御装置100は、図11のステップSA2で、図12に示す検査画像Pt1(1)〜(4)、Pt2(1)〜(4)、Pt3(1)〜(4)及びPt4(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを用紙搬送部20で検出器2Aへ搬送し、検出器2Aで各検査画像を読み取って、検査画像毎に図4に示すような画像データDを取得する。
制御装置100は、図11のステップSA3で、画像データD毎に線幅検出スレッショルドTh1を算出し、図4(a)に示すように、画像データDと線幅検出スレッショルドTh1との2か所の交点P1,P2を算出して、用紙Pの搬送速度に交点P1から交点P2までの時間を乗算することで、各検査画像Ptの線幅を求める。
また、制御装置100は、画像データD毎に下限スレッショルドTh2と上限スレッショルドTh3を算出し、図4(b)に示すように、立ち上がりエッジ部E1における画像データDと下限スレッショルドTh2との交点P3及び画像データDと上限スレッショルドTh3との交点P4を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P3から交点P4までの時間を乗算することで、立ち上がりエッジ部E1におけるエッジぼけに相当する距離d2を求める。
更に、制御装置100は、立ち下がりエッジ部E2における画像データDと上限スレッショルドTh3との交点P5及び画像データDと下限スレッショルドTh2との交点P6を算出する。そして、用紙Pの搬送速度に交点P5から交点P6までの時間を乗算することで、立ち下がりエッジ部E2におけるエッジぼけに相当する距離d3を求める。本例では、距離d2と距離d3の平均d4を、各画像データDにおけるエッジぼけの値とする。
図13は、第1の動作例における線幅とエッジぼけの検出結果の一例を示す説明図である。制御装置100は、図11のステップSA4で、所定の光量で複数本、本例では4本ずつ形成された検査画像Pt1(1)〜(4)、Pt2(1)〜(4)、Pt3(1)〜(4)及びPt4(1)〜(4)毎に、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDから求められた線幅t1を、検査画像Ptの線幅と判断する。
図14は、レーザダイオードの光量と線幅の関係を示す説明図である。レーザダイオードの光量を異ならせて形成した検査画像Pt毎に線幅を求めることで、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、図14(a)及び図14(b)に示すようなレーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得する。
制御装置100は、図11のステップSA5で、図14(a),(b)に示すレーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。例えば、目標とする線幅が150μmであれば、図14(a),(b)から、この線幅に対応したレーザダイオードの光量を求める。なお、本例では、レーザダイオードの光量を4段階として説明したが、複数であれば何段階でも良い。
画像形成装置10Aにおいて、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができないと、レーザダイオードの光量の設定が正しく行えず、画像形成時に線が太くなる、あるいは細くなる等によって、画像が不鮮明になり、品質が悪化する虞がある。
これに対して、画像データDのエッジぼけの大小に基づき検査画像Ptの線幅を求めることで、検査画像Ptの線幅を正確に求めることができる。検査画像Ptの線幅を正確に求めることができることで、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を認識することができるので、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第2の動作例>
図15は、第2の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。画像形成装置10Aでは、用紙搬送部20を構成するローラやガイド等は、装置内で決められた位置に設けられる。用紙Pは、装置内で決められた位置に設けられたローラ等で搬送されるため、検出器2Aと用紙Pとの距離が、用紙Pの中のどこで基準位置からずれやすいかは決まってくる。
そこで、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの撓み具合を予め把握し、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所を求める。
上述したように、用紙Pに形成された検査画像Ptを読み取って画像データDを取得し、画像データDからエッジずれd4を求めることで、エッジすれd4の値が小さい検査画像Ptが形成された場所は、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置にある、あるいは基準位置に近いということが判断できる。
これにより、検出器2Aと用紙Pとの距離の基準位置からのずれ量が少ない場所を、検査画像Ptを読み取って取得した画像データDのエッジぼけd4を利用して判断する。そして、検出器2Aと用紙Pとの距離の基準位置からのずれ量が少ない場所に検査画像Ptを形成して、レーザダイオードの光量に応じた線幅を求める。
まず、制御装置100は、図15(a)に示すように、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を一定として、副走査方向である用紙Pの搬送方向に沿った全面に、同一の線幅で複数の検査画像Pt(1)〜(n)を形成する。制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(n)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(n)を検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した検査画像Pt(k)の位置を、線幅検出場所K1とする。線幅検出場所K1は、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所である。
制御装置100は、図15(b)に示すように、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pの線幅検出場所K1に線幅の異なる複数の検査画像、本例ではそれぞれ線幅が異なる4本のPt(1)〜(4)を形成する。
制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、各画像データDで検査画像Pt(1)〜(4)の線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
検査画像Pt(1)〜(4)は、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい線幅検出場所K1に形成されているので、エッジボケによる判断を行うことなく、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第3の動作例>
図16は、第3の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。第2の動作例では、用紙Pの副走査方向において、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所を求めた。これに対し、第3の動作例では、用紙Pの主走査方向において、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所を求める。
制御装置100は、図16に示すように、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pにおいて主走査方向に延び、それぞれが線幅の異なる複数の検査画像、本例では線幅が異なる4本の検査画像Pt(1)〜(4)を形成する。
制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Aで読み取って、主走査方向の複数個所で画像データDを取得し、各画像データDにおける主走査方向の複数個所でエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、各検査画像Pt(1)〜(4)の主走査方向において、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した位置を、線幅検出場所K2とする。線幅検出場所K2は、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所である。
制御装置100は、各検査画像Pt(1)〜(4)の主走査方向において、線幅検出場所K2で取得した画像データDから線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
各検査画像Pt(1)〜(4)の主走査方向において、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい線幅検出場所K2から読み取って取得した画像データDで線幅を求めるので、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
<本実施の形態の画像形成装置の第4の動作例>
図17は、第4の動作例における検査画像の一例を示す説明図である。第4の動作例では、第3の動作例と同様に、用紙Pの主走査方向において、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所を求める。
制御装置100は、図17に示すように、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を一定として、用紙Pにおいて主走査方向に延びる1本の検査画像Pt(L)を形成する。
制御装置100は、検査画像Pt(L)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検査画像Pt(L)を検出器2Aで読み取って、主走査方向の複数個所で画像データDを取得し、各画像データDにおける主走査方向の複数個所でエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、検査画像Pt(L)の主走査方向において、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した位置を、線幅検出場所K3とする。線幅検出場所K3は、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所である。
制御装置100は、レーザダイオード130Y,130M,130C,130BKの光量を異ならせて、用紙Pの主走査方向における線幅検出場所K3に線幅の異なる複数の検査画像、本例ではそれぞれ線幅が異なる4本のPt(1)〜(4)を形成する。
制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Aへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Aで読み取って画像データDを取得し、各画像データDで検査画像Pt(1)〜(4)の線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
検査画像Pt(1)〜(4)は、用紙搬送部20により搬送される用紙Pの中で、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい線幅検出場所K3に形成されているので、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
なお、第2の動作例と第3の動作例、あるいは、第2の動作例と第4の動作例を組み合わせて、用紙Pの副走査方向と主走査方向において、検出器2Aと用紙Pとの距離が基準位置からずれにくい場所を求めることとしても良い。また、第1の動作例、第2の動作例、第3の動作例及び第4の動作例による線幅検出を、光量のフィードバックを伴わない画像検査装置に適用しても良い。
<本実施の形態の画像形成装置の変形例>
図18は、本実施の形態の画像形成装置の変形例を示す構成図である。図18(a)に示す変形例の画像形成装置10Bでは、検出器2Bは、用紙Pの搬送方向に沿って複数の発光素子、本例では4個の発光素子200a〜200dと、各発光素子200a〜200dから出射され、用紙Pで反射した光を受光する図示しない受光素子を備える。また、検出器2Bは、各発光素子200a〜200dに対応して、焦点距離が異なるレンズ201a〜201dを備える。
画像形成装置10Bでは、例えば、図18(d)に示すように、レーザダイオードの光量を異ならせて、線幅の異なる複数の検査画像、本例ではそれぞれ線幅が異なる4本のPt(1)〜(4)を用紙Pに形成する。
図9に示す制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Bへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Bで読み取って画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、焦点距離が異なるレンズ201a〜201dの中で、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した光が通ったレンズが、焦点が合っていると判断し、該当レンズを通して取得した画像データDから、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
画像形成装置10Bでは、異なる焦点距離のレンズの中から、焦点距離があったレンズを選択して線幅を求めることができるので、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
図18(b)に示す変形例の画像形成装置10Cでは、検出器2Cは、用紙Pの搬送方向に沿って複数の発光素子、本例では4個の発光素子200a〜200dと、各発光素子200a〜200dから出射され、用紙Pで反射した光を受光する図示しない受光素子を備える。また、検出器2Cは、各発光素子200a〜200dに対応して、焦点距離が同じレンズ202a〜202dを備える。
画像形成装置10Cでは、例えば、図18(d)に示すように、レーザダイオードの光量を異ならせて、線幅の異なる複数の検査画像、本例ではそれぞれ線幅が異なる4本のPt(1)〜(4)を用紙Pに形成する。
図9に示す制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Cへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Cで読み取って画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、レンズ201a〜201dの中で、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した光が通ったレンズが、焦点が合っていると判断し、該当レンズを通して取得した画像データDから、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
画像形成装置10Cでは、位置の異なる複数のレンズの中から、焦点距離があったレンズを選択して線幅を求めることができるので、一点鎖線で示すように用紙Pが撓んでいる場合等に、用紙Pと検出器2Cの位置が基準位置にある場所の画像データDを選択して、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
図18(c)に示す変形例の画像形成装置10Dでは、検出器2Dは、用紙Pの搬送方向に沿って波長の異なる光を出射する複数の発光素子、本例では4個の発光素子203a〜203dと、各発光素子203a〜203dから出射され、用紙Pで反射した光を受光する図示しない受光素子を備える。また、検出器2Dは、各発光素子203a〜203dに対応して、焦点距離が同じレンズ202a〜202dを備える。
画像形成装置10Dでは、例えば、図18(d)に示すように、レーザダイオードの光量を異ならせて、線幅の異なる複数の検査画像、本例ではそれぞれ線幅が異なる4本のPt(1)〜(4)を用紙Pに形成する。
図9に示す制御装置100は、検査画像Pt(1)〜(4)が形成されて定着された用紙Pを検出器2Dへ搬送し、検査画像Pt(1)〜(4)を検出器2Dで読み取って画像データDを取得し、各画像データDでエッジぼけd4を求める。
制御装置100は、波長が異なる発光素子203a〜203dの中で、エッジぼけd4の値が最も小さい画像データDを取得した光を出射した発光素子が、波長が合っていると判断し、該当発光素子から出射された光で取得した画像データDから、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅t1を求める。
制御装置100は、所定の線幅で画像を形成するために必要なレーザダイオードの光量を線幅毎に認識して、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報を取得し、レーザダイオードの光量と線幅の特性情報に基づき、所定の線幅となるようなレーザダイオードの光量を設定する。
画像形成装置10Dでは、異なる波長の発光素子の中から、波長があった発光素子を選択して線幅を求めることができるので、各検査画像Pt(1)〜(4)の線幅を正確に求めることができる。これにより、レーザダイオードの光量の設定が正しく行え、画像形成の品質が安定する。
なお、画像形成装置10B〜10Dにおいては、複数の発光素子及びレンズが副走査方向である用紙の搬送方向に沿って配置される構成としたが、主走査方向に沿って配置される構成でも良い。また、副走査方向と主走査方向の両方に沿って配置される構成でも良い。
更に、画像形成装置10B〜10Dにおける線幅検出を、光量のフィードバックを伴わない画像検査装置に適用しても良い。また、以上の各実施の形態では、検査画像は紙に形成されるものとしたが、樹脂等で構成される他の紙葉状の媒体でも良く、紙葉状の媒体に限らず、厚みがある媒体でも良い。媒体の表面に凹凸があると、検出器と媒体との距離が変化し、線幅を正確に求めることができないという課題が発生する。そこで、上述した本発明を適用すれば、媒体上で正しく線幅を求められる位置を認識可能であり、正しい線幅を求めることができる。
本発明は、所定の画像書き込み出力で形成された画像の線幅を求め、線幅に応じて画像書き込みの出力を設定する画像形成装置に適用される。
1A・・・画像検査装置、2A・・・検出器、4A・・・制御装置、10A〜10D・・・画像形成装置、100・・・制御装置

Claims (13)

  1. 媒体に形成された線状の検査画像を光学的に読み取る検出手段と、
    前記検出手段で検査画像を読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像検査装置。
  2. 媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に沿った副走査方向に複数の検査画像が形成され、
    前記制御手段は、前記検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に直交する主走査方向に延びる少なくとも1本の検査画像が形成され、
    前記制御手段は、前記検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  4. 媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    媒体に形成された画像を光学的に読み取る検出手段と、
    前記画像形成装置で媒体に形成された線状の検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データから、画像データの立ち上がりエッジ部と立ち下がりエッジ部のエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する制御手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に沿った副走査方向に複数の検査画像を形成し、
    前記制御手段は、前記検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記検出手段で複数の検査画像を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した検査画像の形成位置を線幅検出場所とし、画像書き込み出力を異ならせて前記画像形成手段で前記線幅検出場所に線幅の異なる検査画像を形成し、前記検出手段で線幅の異なる検査画像を読み取って取得した各画像データから、検査画像の画像書き込み出力に対応した線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に直交する主走査方向に延びる少なくとも1本の検査画像を形成し、
    前記制御手段は、前記検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出すると共に、検査画像の線幅を算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データあるいは線幅が最も大きい画像データの何れか、または、エッジぼけの値が最も小さく、かつ、線幅が最も大きい画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記検出手段で検査画像の主走査方向の複数個所を読み取って取得した各画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した位置を線幅検出場所とし、画像書き込み出力を異ならせて前記画像形成手段で前記線幅検出場所に線幅の異なる検査画像を形成し、前記検出手段で線幅の異なる検査画像を読み取って取得した各画像データから、検査画像の画像書き込み出力に対応した線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記検出手段は、媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、複数の発光素子及び焦点距離の異なる複数のレンズを備え、
    前記制御手段は、検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光が通るレンズを通して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記検出手段は、媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、複数の発光素子及び焦点距離が同じ複数のレンズを備え、
    前記制御手段は、検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光が通るレンズを通して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記検出手段は、媒体と前記検出手段の相対的な移動方向に沿った少なくとも副走査方向に、異なる波長の光を出射する複数の発光素子及び焦点距離が同じ複数のレンズを備え、
    前記制御手段は、検査画像を前記検出手段で読み取って取得した画像データからエッジぼけを算出し、エッジぼけの値が最も小さい画像データを取得した光を出射する発光素子から出射した光を受光して取得した画像データから、検査画像の線幅を算出する
    ことを特徴とする請求項4〜請求項8の何れか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記検出手段は、前記画像形成手段で形成された画像の色情報及び反射率情報を検出するインラインセンサである
    ことを特徴とする請求項4〜請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記検出手段は、前記画像形成手段で形成された画像の反射率情報を検出する光学式センサである
    ことを特徴とする請求項4〜請求項11の何れか1項に記載の画像形成装置。
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