JP2019056732A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調整用画像の読み取りを行って位置ズレを算出する構成に比べて、発光装置の位置誤差を安定して補正することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】像保持体と、主走査方向に複数の発光素子が直線状に配列され順次点灯する発光素子アレイを複数配置した発光装置と、像保持体の回転方向における発光装置の下流側に配置され発光装置が発光した部分に対応して像保持体上のトナー像を検知する複数の検知手段と、それぞれの検知手段が検知したトナー像の検知時間に基づいて発光素子アレイ同士の位置誤差を推定する推定手段と、を備え、検知部材は、発光素子アレイの主走査方向において発光装置の走査範囲の中心に対して非対称の位置に配置されている。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
画像を担持する担持体と、複数の発光素子が直線状に配列される発光素子アレイとを有し、発光素子を用いて担持体上に画像を形成し、当該画像をシートに書き込む書込部と、シートに書き込まれた画像を読み取る読取部と、制御部と、を備え、制御部は、発光素子アレイの位置ズレ検出用のパターン画像が書き込まれたシートを、読取部に読み取らせるパターン読取処理と、パターン読取処理による読取結果に基づいて、発光素子アレイの位置ズレ量を算出するズレ算出処理と、を実行する画像処理装置が知られている(特許文献1)。
複数個の発光素子を直線状に配列してなる発光素子アレイと、該発光素子アレイにより生成された光を集光し像担持体に結像する結像素子アレイとを備えることによって光プリントヘッドを構成し、該光プリントヘッドと像担持体との間の距離を、像担持体の主走査方向において少なくとも2箇所に設けられた調整手段により調整する光プリントヘッドの調整方法において、ピント調整モードを実行することで出力される最初の印字パターン出力の濃度差、シャープさ、解像度差などから判断されるピントが略合ったヘッド対応位置と、調整手段の作動後の印字パターン出力から判断されるピントが略合ったヘッド対応位置と、調整手段の作動量との関係から調整手段の最終作動量を算出し、該算出値に基づいて最終的な調整を行う光プリントヘッドの調整方法も知られている(特許文献2)。
特開2014−162175号公報 特開2007−22060号公報
本発明は、対称に配置した検知手段で検知する場合に比べて、撓みの影響を抑制して発光装置の位置誤差を補正することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1記載の画像形成装置は、
像保持体と、
主走査方向に複数の発光素子が直線状に配列され順次点灯する発光素子アレイを複数配置した発光装置と、
前記像保持体の回転方向における前記発光装置の下流側に配置され前記発光装置が発光した部分に対応して前記像保持体上のトナー像を検知する複数の検知手段と、
それぞれの前記検知手段が検知した前記トナー像の検知時間に基づいて前記発光素子アレイ同士の位置誤差を推定する推定手段と、を備え、
前記検知部材は、前記発光素子アレイの主走査方向において前記発光装置の走査範囲の中心に対して非対称の位置に配置されている、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域を含んで配置されている、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域を除いてそれぞれの前記発光素子アレイに対して2箇所以上に配置されている、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、前記像保持体上の主走査方向に形成された細線のトナー像を検知する、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記検知手段は、前記像保持体上の副走査方向に形成された矩形状のトナー像を検知する、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分とを分離して推定する、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイの前記発光装置に対する副走査方向の取り付け不良に起因する第3の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、を分離して推定する、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、
前記推定手段は、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、をゼロとみなして前記第1の誤差成分と、前記第3の誤差成分を、分離して推定する、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、
前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイの前記発光装置に対する副走査方向の取り付け不良に起因する第3の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域における隣り合う前記発光素子アレイ同士の位置不良に起因する第5の誤差成分と、を分離して推定する、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の画像形成装置において、
前記推定手段は、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域における隣り合う前記発光素子アレイ同士の位置不良に起因する第5の誤差成分をゼロとみなして前記第1の誤差成分と、前記第3の誤差成分を、分離して推定する、
ことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記発光装置は、隣接する前記発光素子アレイ同士が側面が対向しないように千鳥状に配置された、
ことを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置において、
前記検知手段が検知した前記トナー像の濃度に応じて、前記トナー像の付着状態を推定する第2の推定手段を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、対称に配置した検知手段で検知する場合に比べて、撓みの影響を抑制して発光装置の位置誤差を補正することができる。
請求項2に記載の発明によれば、画質補正のための検出手段を利用して、発光装置の位置誤差を安定して算出することができる。
請求項3に記載の発明によれば、それぞれの発光素子アレイに対して複数の検出手段が配置されていない構成に比べて、位置誤差の算出精度を向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、像保持体上に形成される検知用のトナー像の面積を少なくすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、像保持体上に形成される検知用のトナー像を分解能の低い検知手段で検知することができる。
請求項6、7、8に記載の発明によれば、算出する誤差成分の種類よりも少ない検知手段で位置誤差の誤差成分を分離して推定することができる。
請求項9、10に記載の発明によれば、位置誤差の誤差成分をより精度よく分離して推定することができる。
請求項11に記載の発明によれば、発光素子アレイの繋ぎ目部分での画像欠落を防止することができる。
請求項12に記載の発明によれば、各々別の検知手段を配置する場合に比較して、検知手段の数を減らすことができる。
画像形成装置の内部構成を示す断面模式図である。 (a)はLEDプリントヘッドの全体を示す平面図、(b)は発光部の概略構成を示す説明図である。 感光体ユニットにLEDプリントヘッドが当接した状態を示す断面模式図である。 感光体ドラムに対するLEDプリントヘッド及びセンサーの配置を示す断面模式図である。 位置誤差補正の機能構成を示すブロック図である。 LEDプリントヘッドの構成を示す説明図である。 位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1に係る画像形成装置におけるLEDプリントヘッドとセンサーの配置を示す説明図である。 実施例1に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例2に係る画像形成装置におけるLEDプリントヘッドとセンサーの配置を示す説明図である。 実施例2に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例3に係る画像形成装置におけるLEDプリントヘッドとセンサーの配置を示す説明図である。 実施例3に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。 (a)はLEDユニットの重なり配置を示す説明図、(b)はLEDユニットによるトナー像を示す説明図である。 センサーによるトナー像の検知を説明する説明図である。 実施例4に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、電源装置70、発光装置であるLEDプリントヘッド100を備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ1aが形成されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御するシステム制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、LEDプリントヘッド100の点灯を制御する露光制御部13等を有する。
コントローラ部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号をLEDプリントヘッド100に出力する。本実施形態のLEDプリントヘッド100は、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)が主走査方向に沿って線状に配列された発光素子アレイとしての複数のLEDユニットにより構成されている(図2(b)参照)。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載され、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により右側方(X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電ローラ32、LEDプリントヘッド100、現像装置40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。帯電ローラ32には、帯電ローラ32の表面をクリーニングするクリーニングローラ33が対向、接触して配置されている。
現像装置40は、内部にトナーとキャリアからなる現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像剤保持体としての現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、LEDプリントヘッド100から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ローラ53から構成されている。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、システム制御部11により制御される電源装置70から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ローラ53が配置された領域(二次転写部T)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部Tに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙Pが二次転写部Tに供給される。そして、二次転写ローラ53には、システム制御部11により制御される電源装置70から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃現像剤収容部に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により再帯電される。尚、クリーニングブレード34で除去しきれず帯電ローラ32に付着した残留物は、帯電ローラ32に接触して回転するクリーニングローラ33表面に捕捉され、蓄積される。
定着装置60は、加熱モジュール61と加圧モジュール62を有し、加熱モジュール61と加圧モジュール62の圧接領域によって定着ニップ部N(定着領域)が形成される。
転写装置50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
(2)発光装置
図2(a)はLEDプリントヘッド100の全体を示す平面図、(b)は発光部110の概略構成を示す説明図、図3は感光体ユニット30にLEDプリントヘッド100が当接した状態を示す断面模式図、図4は感光体ドラム31に対するLEDプリントヘッド100及びセンサーSの配置を示す断面模式図、図5は位置誤差補正の機能構成を示すブロック図、図6はLEDプリントヘッド100の構成を示す説明図、図7は位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながらLEDプリントヘッド100の構成と位置誤差補正について説明する。
(2.1)LEDプリントヘッドの全体構成
LEDプリントヘッド100は、図2(a)に示すように、発光部110、発光部110を支持する支持部材120、支持部材120を被走査面としての感光体ドラム31と対峙して保持する保持部材130から構成されている。
発光部110は、LEDプリントヘッド100の駆動を制御する各種信号を供給するための回路が形成された駆動基板(不図示)に、複数の(画像の幅方向の最大画素数に対応する数)の発光素子111(LED)がライン状に配列されたLEDチップとレンズからなるLEDユニット112が複数配置されて構成されている。
駆動基板は、ASICまたはFPGAで構成される制御回路、EEPROM等の不揮発性メモリ及び不揮発メモリ内のデータを展開して保持するRAMで構成されるメモリが設けられ、LEDプリントヘッド100内における発光素子毎の光量むらを補正する補正値情報およびLEDプリントヘッド100に関する情報を格納する。発光素子111は、駆動基盤によって、一端側から他端側へ順に点灯可能となるように駆動される。
発光部110の各LEDユニット112は、例えば、図2(b)に示すように、発光部110の長手方向に平行な2列に沿って、互い違いに千鳥状に配置されていてもよい。千鳥状に配置することで、各LEDユニット112の繋ぎ目部分での画像欠落を防止することができる。
なお,発光部110の各LEDユニット112は、2列のうち一方の列と他方の列とで走査方向が逆向きとなるように駆動されてもよい。
支持部材120は、発光部110の光出射面110aを露出させた状態で感光体ドラム31に対向して支持する長尺ハウジングであり、全体が液晶ポリマー等のガラス繊維を含む配向性の高い樹脂で形成され、光軸方向(感光体ドラム31の軸方向)は環境変動に対して伸び縮みが抑制されている。
保持部材130は、アルミニウムやSUS等の金属材料等により構成され、感光体ドラム31の軸方向(Y方向)に沿って支持部材120を保持する本体部131と、LEDプリントヘッド100の一端側(基端側)を筐体Fに固定する固定部132と、他端側(先端側)を筐体Fに固定する固定部133(図4に図示)から構成される。
本体部131は、断面がコの字のチャンネル構造を有し、支持部材120全体を感光体ドラム31に向けてスプリングSRを介して付勢するように保持している(図3 参照)。
(2.2)LEDプリントヘッドの感光体ユニットへの位置決め
図3に示すように、筐体Fに感光体ユニット30が装着された状態では、感光体ユニット30の感光体ドラム31の表面にLEDプリントヘッド100が対向して近接している。
LEDプリントヘッド100は保持部材130の固定部132が筐体Fに嵌め合わされて支持され、先端側は固定部133が筐体Fにネジ固定されて感光体ユニット30に対向するように配置されている。
支持部材120は、保持部材130に対してスプリングSRで感光体ユニット30に向けて付勢され、当接面121、122が感光体ユニット30に当接して発光部110が感光体ドラム31に対して所定の間隙を保つように当接している。
このように、保持部材130に保持された支持部材120を感光体ユニット30に当接させることで、感光体ドラム31とLEDプリントヘッド100の発光部110との間隙を高精度で設定している。
一方、各LEDユニット112が千鳥状に配置された画像形成装置1においては、LEDプリントヘッド100の副走査方向の取り付け位置(角度)誤差、各LEDユニット112の副走査方向の取り付け位置(角度)誤差、LEDプリントヘッド100の主として保持部材130の自重による撓みに基づく位置誤差等が発生する虞があった。
そのために、上記位置誤差を認識して発光素子111の発光タイミングや発光量を調整することで位置誤差を補正している。
本実施形態に係る画像形成装置1は、図4に示すように、装置の内部に小型のセンサーSを配置して、それらのセンサーSの検知結果を用いて、LEDプリントヘッド100の位置誤差を推定して発光素子111の発光タイミングを補正する。
そのために、制御装置10のシステム制御部11は、図5に示すように、LEDプリントヘッド100が感光体ドラム31上に潜像を形成してからセンサーSがトナー像を検知できるまでの時間を計測する計測部101と、計測時間からトナー像の位置誤差を計算する計算部102と 位置誤差の各成分を推定する推定部103と、LEDプリントヘッド100の任意位置での補正値を計算し補正する補正部104と、を備えている。
(2.3)位置誤差の補正
図6に示すように、LEDプリントヘッド100は、m個のLEDユニットL1、L2、・・・、L(m)の中で,すべての発光素子111の位置誤差はLEDユニット112の主走査方向に対しての傾きα 、副走査方向に対して平行的な位置誤差x、LEDプリントヘッド100全体の主走査方向に対しての傾きβ 、LEDプリントヘッド100全体の自重たわみδによる位置ズレの一部あるいは全部から構成されるものと考えられる.
システム制御部11は、位置誤差の補正実行を受け付けた場合(S101:Yes)、位置誤差eを検知するためにセンサーSで露光位置からの時間計測を行う(S102)。
そして、位置誤差があった場合(S103:Yes)、位置誤差の計算を行う(S104)。
位置誤差eは、LEDプリントヘッド100が取り付けたれている保持部材130を1つの部品とみなす時の長さをl、LEDユニット112自体の長さをlLPHとするとき、n個のセンサーSが検出した位置誤差eの成分は以下の数1式により算出する。
Figure 2019056732
数1式において、xはセンサーSが配置されているLEDユニット112の副走査方向における位置誤差に対する平行的な位置誤差、pはセンサーSのlにおける相対位置、p´はセンサーSのlLPHにおける相対位置である。f(p)・δは自重たわみ、δは自重たわみの単位量、f(p)はセンサーSのlにおける相対位置での係数であり、数2式で表される。
Figure 2019056732
ここで、LEDプリントヘッド100の自重による等分布荷重は、数3式で表され、LEDプリントヘッド100の任意位置pにおけるたわみ量は、数4式で表される。数4式において、mgl/EIは、LEDプリントヘッド100の物理特性により決まっているために、係数項は数2式となる。
Figure 2019056732
Figure 2019056732
LEDプリントヘッド100の発光素子111の位置誤差を検出し,誤差成分を推定する際に、その推定精度はLEDユニット112ごとに配置されるセンサーSの数により変わる。位置誤差eを表す数1式から、m個のLEDユニット112に対して、位置誤差eは2m+2個存在することが分かる。そのために、センサーSの読み取り値を用いて各誤差成分を計算するとき、センサーSの数は2m+2以上が必要とされている。
しかし、位置誤差eのうち一部を既知とする場合、必要なセンサー数は相応に減少する。また、相対的に少ないセンサーSを用いた場合、各誤差成分ごとにゼロ仮定して計算結果を求め、複数の異なる計算結果を統計学手法にて推定することができる(S105)。
ステップ105で取得した位置誤差成分を用いて、LEDプリントヘッド100の任意位置pにおける露光開始時間補正値tは数5式により求められる(S106)。但し、mはpの位置に対応するLEDユニット112であり、v=ω・rはプロセス速度(画像形成装置1の画像形成時の線速)である。
Figure 2019056732
ここで、本実施形態においては、センサーSとしてトナー像を検知する濃度センサーを用いている。濃度センサーは感光体ドラム31上に形成されたトナー像を検知するが、正確な時間を計測するためセンサーSの性能に応じて検知のために形成されるトナー像の形状を選択することが好ましい。
例えば、分解能の高いセンサーSは微小な変化を検知できるため、トナー像を主走査方向上の細線にすることができる。センサーSがその細線を検知した時の出力はパルス信号となりシステム制御部11は、この信号により時間を取得できる。
一方、分解能の低いセンサーSを用いる場合は、濃度補正で広く使われているパッチやパターンと類似する像になるようにトナー像の面積を増やす必要がある。システム制御部11は、センサーSの検知した濃度に対して閾値を設定し、検知濃度が閾値を超える間の中点を取り時間を取得することができる。
本実施形態に係る画像形成装置1においては、装置の内部に小型のセンサーSを配置して、それらのセンサーSの検知結果を用いて、LEDプリントヘッド100の位置誤差を推定して発光素子111の発光タイミングを補正する。そのために、調整用画像の読み取りを行って位置ズレを算出する構成に比べて、LEDプリントヘッド100の位置誤差を安定して補正することができる。また、センサーSは、画質補正のための濃度センサーを利用して、位置誤差eを検知するための露光位置からの時間計測を安定して行うことができる。
「実施例1」
図8は実施例1に係る画像形成装置1におけるLEDプリントヘッド100とセンサーSの配置を示す説明図、図9は実施例1に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例に係る画像形成装置1においては、LEDプリントヘッド100は3個のLEDユニットL1、L2、L3から構成されている。本実施例においては、2つのセンサーS1、S2は、LEDプリントヘッド100の主走査方向において、中心からそれぞれ等距離に配置されず、LEDプリントヘッド100の一端側からそれぞれp、pの位置に配置されている。
センサーS1、S2が二つの場合、3個のLEDユニットL1、L2、L3の数より少ないために、LEDユニットL1、L2、L3それぞれに関する誤差x、αを推定できない。そのために、補正する誤差をLEDプリントヘッド100全体に関わるβ、δのみを考慮することになる。そして、センサーS1、S2で検知した位置誤差e、eは数6式で表される。
Figure 2019056732
LEDプリントヘッド100は、多くの場合自重たわみは微小なので、LEDプリントヘッド100全長の1/2、すなわち自重たわみが最大となる位置にセンサーを配置することでより正確な誤差検出ができる最適配置として考えられる。本実施例ではp=1/5、p=1/2とすると、位置誤差e、eは数7式で表される。
Figure 2019056732
位置誤差e1、e2を計測により取得し(S201:Yes)、lはLEDプリントヘッド100の設計寸法により既知であるために、数7式の連立方程式の解(β、δ)が求められる(S202)。これにより、LEDプリントヘッド100全体での任意位置に関わる傾き及び重力たわみによる位置誤差の補正値は数8式で求められる(S203)。
Figure 2019056732
本実施例によれば、3個のLEDユニット112から構成されるLEDプリントヘッド100対して、LEDユニットL1、L2、L3の数より少ない2つのセンサーS1、S2を、LEDプリントヘッド100の主走査方向において非対称的に配置して、LEDプリントヘッド100全体での任意位置に関わる傾きβ及び重力たわみδを推定して補正値を推定するt、tを求めることができる。
「実施例2」
図10は実施例2に係る画像形成装置1におけるLEDプリントヘッド100とセンサーSの配置を示す説明図、図11は実施例2に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例に係る画像形成装置1においては、LEDプリントヘッド100は3個のLEDユニットL1、L2、L3から構成されている。本実施例においては、3つのセンサーS1、S2、S3は、LEDプリントヘッド100の主走査方向において、中心からそれぞれ等距離に配置されず、非対象となるようにLEDプリントヘッド100の一端側からそれぞれp、p、pの位置に配置されている。
本実施例において、センサーS1、S2、S3がLEDユニットL1、L2、L3に対してそれぞれ計測した基準時間との位置誤差e、e2、は数9式で表される。
Figure 2019056732
ここで、3つのセンサーS1、S2、S3は、LEDプリントヘッド100の一端側から、例えば、それぞれp、p、pを数10式のように配置することができる。
Figure 2019056732
これにより、数9式は数11式のように表される。
Figure 2019056732
数11式においては、方程式3つに対して、誤差成分を意味する未知数が8つ(x、x、x、α、α、α、β、δ)あるため、この場合は安定した補正結果を得るのが難しい。しかし、一部の誤差成分が十分に小さい場合には、その誤差成分を0とみなすことができる。例えば、本実施例では、LEDユニットL1、L2、L3ごとの傾きがないことが既知であるならば、その対応する項は消すことができ(S302)、位置誤差e、e2、は数12式で表される。
Figure 2019056732
数12式においては、方程式3つに対して,誤差成分を意味する未知数が5つあるが、組み合わせにより10通りの解が求められる(S303)。この10通りの解の中では0仮定の解は4つあり、数値平均を計算すると望ましい補正値の約60%が得られる(S304)。望ましい許容誤差は既存誤差1/10と仮定するなら、このアルゴリズムを3回実行することで補正後の誤差は許容誤差より小さくなる。
このような処理により、補正値を推定するt、t2、を求めることができる(S305)。
本実施例によればLEDユニットL1、L2、L3のプロセス方向下流側で、3つのセンサーS1、S2、S3をLEDユニットL1、L2、L3に対して非対称的に配置することで、算出する誤差成分の種類よりも少ない検知手段で位置誤差の誤差成分の種類を分離して推定することができる。
「実施例3」
図12は実施例3に係る画像形成装置1におけるLEDプリントヘッド100とセンサーSの配置を示す説明図、図13は実施例3に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャート、図14(a)はLEDユニットL1、L2の重なり配置を示す説明図、(b)はLEDユニットL1、L2によるトナー像を示す説明図、図15はセンサーSによるトナー像の検知を説明する説明図である。
本実施例に係る画像形成装置1においては、LEDプリントヘッド100は3個のLEDユニットL1、L2、L3から構成され、3個のLEDユニットL1、L2、L3は重なりを有するように千鳥配置されている。
本実施例においては、5つのセンサーS1、S2、S3、S4、S5のうち、センサーS2はLEDユニットL1、L2の重なり領域、センサーS4はLEDユニットL2、L3の重なり領域に配置されている。
画像形成装置1においては、通常、LEDユニットL1、L2、L3のつなぎ目の濃度補正や筋の形成防止のために、LEDユニットL1、L2、L3の重なり部分にセンサーを配置することが多い。
この場合は重なり部分に配置されているセンサーS2、S4は、それぞれのLEDユニットL1、L2、L3における相対位置が存在するp´、p´´を用いて異なるLEDユニットL1、L2、L3における相対位置を表現できる。このときの誤差成分連立方程式は数13式のようになる。
Figure 2019056732
ここで、以下の数14式、数15式に示す条件を満足した位置誤差は、これまでに実施例2に示した処理アルゴリズムだけでは検出できない。
Figure 2019056732
Figure 2019056732
数14式、数15式を満足する条件においては、重なり部分に配置されているセンサーS2、S4が、位置誤差がない(S401:No)と誤検出する虞があった。
図14(a)に示すような、重なり配置されたLEDユニットL1、L2によるトナー像は、図14(b)に示すように、プロセス方向において通常領域(図中T1)に比べて重なり領域(図中T2)では広く形成される。このように形成されるトナー像をセンサーS2、S4で検知した場合、位置誤差による画像ズレが発生していても、センサーS2、S4では位置誤差は検知されない。
図15は重なり領域と通常領域におけるトナー像の検知を示している。図15に示すように、重なり領域と通常領域の中点における時間t、t´が同じでも、ε=t−tとε´=t´−t´ の時間の差分が異なる。本実施例の例では、ε=ε=εかつε2=ε4となるときはLEDプリントヘッド100全体の傾き β、ε≠εとなるときはLEDユニットL1、L2、L3ごとの傾きαが補正されてない。そして、それぞれの補正値は、数16式及び数17式で表されるように概算可能である。
Figure 2019056732
Figure 2019056732
数16式及び数17式による補正値を反映させて(S402)から、ステップ403〜ステップ406の処理を行うことでより正確な補正値t、t、tを得ることができる。
「実施例4」
図16は本実施例に係る位置誤差補正の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施例における画像形成装置1は、LEDプリントヘッド100は3個のLEDユニットL1、L2、L3から構成され、3個のLEDユニットL1、L2、L3は重なりを有しないように千鳥配置されている。
本実施例においては、6つのセンサーS1、S2、S3、S4、S5、S6は、1本のLEDユニットL1、L2、L3ごとに2つ以上のセンサーSが配置されている。このときの誤差成分連立方程式は数18式のようになり、検出精度は高くなる。
Figure 2019056732
数18式においては、組み合わせにより28通りの解が求められる(S503)。この28通りの解に対して、数値平均を計算すると望ましい補正値の約75%が得られる(S504)。そして、センサーSを3つ備えた場合と比べて高い精度の補正値t1、t2、t3を得ることができる(S504)。
1・・・画像形成装置
10・・・制御装置
11・・・システム制御装置
101・・・計測部
102・・・計算部
103・・・推定部
104・・・補正部
13・・・露光制御部
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
31・・・感光体ドラム
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
100・・・LEDプリントヘッド
110・・・発光部
111・・・発光素子(LED)
112、L1、L2、L3・・・LEDユニット
120・・・支持部材
130・・・保持部材
S、S1、S2、S3、S4、S5、S6・・・センサー

Claims (12)

  1. 像保持体と、
    主走査方向に複数の発光素子が直線状に配列され順次点灯する発光素子アレイを複数配置した発光装置と、
    前記像保持体の回転方向における前記発光装置の下流側に配置され前記発光装置が発光した部分に対応して前記像保持体上に付着したトナー像を検知する複数の検知手段と、
    それぞれの前記検知手段が検知した前記トナー像の検知時間に基づいて前記発光素子アレイ同士の位置誤差を推定する推定手段と、を備え、
    前記検知部材は、前記発光素子アレイの主走査方向において前記発光装置の走査範囲の中心に対して非対称の位置に配置されている、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検知手段は、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域を含んで配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検知手段は、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域を除いてそれぞれの前記発光素子アレイに対して2箇所以上に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、前記像保持体上の主走査方向に形成された細線のトナー像を検知する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、前記像保持体上の副走査方向に形成された矩形状のトナー像を検知する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分とを分離して推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイの前記発光装置に対する副走査方向の取り付け不良に起因する第3の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、を分離して推定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 前記推定手段は、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、をゼロとみなして前記第1の誤差成分と、前記第3の誤差成分を、分離して推定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記推定手段は、前記検知手段により検知した前記トナー像の検知時間から、前記発光装置と前記像保持体の相対的角度不良に起因する第1の誤差成分と、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイの前記発光装置に対する副走査方向の取り付け不良に起因する第3の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域における隣り合う前記発光素子アレイ同士の位置不良に起因する第5の誤差成分と、を分離して推定する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  10. 前記推定手段は、前記発光装置の自重撓みに起因する第2の誤差成分と、前記発光素子アレイと前記像保持体の相対的角度不良に起因する第4の誤差成分と、前記発光素子アレイの繋ぎ目における重なり領域における隣り合う前記発光素子アレイ同士の位置不良に起因する第5の誤差成分をゼロとみなして前記第1の誤差成分と、前記第3の誤差成分を、分離して推定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記発光装置は、隣接する前記発光素子アレイ同士が側面が対向しないように千鳥状に配置された、
    ことを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記検知手段が検知した前記トナー像の濃度に応じて、前記トナー像の付着状態を推定する第2の推定手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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