JP2016156488A - ボルトに締め込むナットの緩み止め構造 - Google Patents

ボルトに締め込むナットの緩み止め構造 Download PDF

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Abstract

【課題】強力な締付け力を必要とする並目ねじのボルトに予め溝加工又は穿孔等を施すことなく、特殊な構造の締付ナットと緩み止ナットでボルトの雄ねじに締付け、喰い込ませて確実なナットの緩み止めを行う。【解決手段】ボルト1を植込んだ下部材15の上に上部材13を、そのボルト孔14を通して重ね合せ、その上よりねじ込む締付ナット3の上部には円錐台部5を設け、その円錐台部には4〜6箇所の半径方向の縦割り溝7を設け、そのすべての縦割り溝に梯形薄板8をやや強く圧入しておき、この締付ナットを強くねじ込んだ後、その上から緩み止ナット11を重ねてじ込むことにより、その緩み止ナットの下部の円錐形穴12によって、縦割り溝に組込まれている梯形薄板8を押し込んでボルトの雄ねじ2の山頂に食込ませることによりボルトに対する締付用ナットの回転を阻止するようにする。【選択図】図1

Description

本発明は強い締付け力を必要とする並目ねじボルトに締め込んだナットの緩み止めを行う方法である。
緩み止めのためボルトにナットを固定する方法としては、ナットとボルトを貫通する共孔を開けここに割ピンを押込んで固定する方法があるが、この穿孔は現地で行うこともあり面倒であり、又一度ねじ戻しの後、再びナットを締めこむときは合致しない欠点があり、又ころがり軸受を押え込む時に使用するナットは細目ねじであり、大きな荷重には耐えきれず、しかも軸には溝加工を必要とし、又座金の舌の折込み箇所も限られている、そのためこの方法を並目ねじボルトに用いることは不適である、又ねじ面の摩擦力を高めるためのダブルナット式の緩み止めナットもあるが、この効果は不明である。
本発明は強力な締付け力を必要とする並目ねじのボルトに予め溝加工又は穿孔を施すことなく、特殊な構造の締付ナットの梯形薄板を緩み止ナットによりボルトの雄ねじの山に喰い込ませて、確実にナットの緩み止めを行う。
ボルト1を植込んだ下部材15の上に上部材13を、そのボルト孔14を通して重ね合せ、その上より締付ナット3を締め込むとき、この締付ナットの上部には円錐台部5を設け、この円錐部には4〜6箇所の半径方向の縦割り溝7を切り込み、このすべての縦割り溝に硬い材質の梯形薄板8をやや強く圧入しておき、この締付ナットを強くねじ込んだ後、次にその上より緩み止ナット11を重ねてねじ込むと、梯形薄板はその緩み止ナットの円錐形穴12の内周傾斜面によりボルトに向け押されて、梯形薄板の内側端面9はボルトの雄ねじ4の山頂に食込むことにより、締付ナットの回転が阻止されるようにする。
本発明の実施により並目ねじボルトにナットを強く締め込んだ後、確実な緩み止めが可能になり、鉄道車両等振動の激しいナットの脱落を防止しうるようになる。
本発明の実施形態の一例として、ボルトに締付用ナットと緩み止用ナットを締め込んだ状態の縦断面図 図1の平面図 図1の側面図 図1、図2及び図3に組込まれている梯形薄板の正面図 図4の平面図 図4の側面図
ボルト1を植込んだ下部材15の上に上部材13を、そのボルト孔14を通して重ね合せ、その上よりねじ込む締付ナット3の上部には円錐台部5を設け、その円錐台部には4〜6箇所の半径方向の細幅の縦割り溝7を設ける、そしてこの縦割溝に図4、図5及び図6に示したように焼入等により硬化した梯形薄板8をやや強く圧入する、梯形薄板の厚さは1〜3mm程度とし、その長さは縦割り溝の長さと同一とし、又外側端面10の傾斜を円錐部5の傾斜と同一とし、この傾斜を合せて2個の梯形薄板を相向う2ケ所の縦割り溝に差し込んだとき、その両梯形薄板の内側端面9の間隔の寸法をボルトの雄ねじの直径より僅かに小さくしておくことにより、締付ナットに重ねて緩み止ナット11をボルトにねじ込んでいくことにより、梯形薄板の外側端面10は緩み止ナットの円錐形穴12の内面に押されて、ボルトの雄ねじ2の山頂に食い込むこととなって締付ナットの回転が阻止されるようになる、この食い込み代はあまり大きくする必要がなく、緩み止ナットを戻した後、締付ナットを戻すときの障害の恐れはない、又ボルトの強度を低下させる恐れはない。
1・・・ボルト 2・・・ボルトの雄ねじ
3・・・締付ナット 4・・・締付ナットの雌ねじ
5・・・締付ナットの円錐台部 6・・・円錐台部の円周溝
7・・・円錐台部の縦割り溝 8・・・梯形薄板
9・・・梯形薄板の内側端面 10・・・梯形薄板の外側端面
11・・・緩み止ナット 12・・・緩み止ナットの円錐形穴
13・・・上部材 14・・・上部材のボルト孔
15・・・下部材
本発明は強い締付け力を必要とする並目ねじボルトに締め込んだナットの緩み止めを行う方法である。
緩み止めのためボルトにナットを固定する方法としては、ナットとボルトを貫通する共孔を開けここに割ピンを押込んで固定する方法があるが、この穿孔は現地で行うこともあり面倒であり、又一度ねじ戻しの後、再びナットを締めこむときは合致しない欠点があり、又ころがり軸受を押え込む時に使用するナットは細目ねじであり、大きな荷重には耐えきれず、しかも軸には溝加工を必要とし、又座金の舌の折込み箇所も限られている、そのためこの方法を並目ねじボルトに用いることは不適である、又ねじ面の摩擦力を高めるためのダブルナット式の緩み止めナットもあるが、この効果は不明である。
本発明は強力な締付け力を必要とする並目ねじのボルトに予め溝加工又は穿孔を施すことなく、特殊な構造の締付ナットの梯形薄板を緩み止ナットによりボルトの雄ねじの山に喰い込ませて、確実にナットの緩み止めを行う。
締付ナット3の上部に円錐台部5を設け、この円錐台部4〜6箇所の半径方向の縦割り溝7梯形薄板8が圧入され、この締付ナットをねじ込んだ上より緩み止ナット11を重ねてねじ込むことにより、梯形薄板緩み止ナットの円錐形穴12の内周傾斜面によりボルトに向けて押出され、梯形薄板の内側端面9がボルトの雄ねじ2の山頂に食込むことにより、締付ナットの回転を阻止するようにする。
本発明の実施により並目ねじボルトにナットを強く締め込んだ後、確実な緩み止めが可能になり、鉄道車両等振動の激しいナットの脱落を防止しうるようになる。
本発明の実施形態の一例として、ボルトに締付用ナットに緩み止用ナットを締め込んだ状態の縦断面図 図1の平面図 図1の側面図 図1、図2及び図3に組込まれている楔形小片の正面図 図4の平面図 図4の側面図
締付ナット3の上部には円錐台部5を設け、その円錐台部には4〜6箇所の半径方向の細幅の縦割り溝7を設ける、そしてこの縦割溝に図4、図5及び図6に示したよう焼入れ等により硬化した梯形薄板8やや強く圧入される。梯形薄板の厚さは1〜3mm程度とし、その長円錐台部の縦割り溝の長さと同一とし、又外側端面10の傾斜角度を円錐台部5の傾斜と同一としておきこの2個の梯形薄板を円錐台部の相向う2ケ所の縦割り溝に差し込んだとき、その両梯形薄板の内側端面9をボルトの雄ねじ2の山頂に密接させ、そして、その両梯形薄板の側端面10を円錐台部の外周面より僅かに突出させておくことにより、締付ナットに重ねて緩み止ナット11をボルトにねじ込んでいくことにより、梯形薄板の外側端面10は緩み止ナットの円錐形穴12の内面に押されて、先程、突出させておいた寸法だけ内側端面9はボルトの雄ねじ2の山頂に食込むことになって、締付ナットの回転が阻止されるようになる、この食込み代はあまり大きくする必要がなく、緩み止ナットを戻した後、締付ナットを戻すときの障害の恐れはない、又ボルトの強度を低下させる恐れはない。
1・・・ボルト 2・・・ボルトの雄ねじ
3・・・締付ナット 4・・・締付ナットの雌ねじ
5・・・締付ナットの円錐台部 6・・・円錐台部の円周溝
7・・・円錐台部の縦割り溝 8・・・梯形薄板
9・・・梯形薄板の内側端面 10・・・梯形薄板の外側端面
11・・・緩み止ナット 12・・・緩み止ナットの円錐形穴
13・・・上部材 14・・・上部材のボルト孔
15・・・下部材

Claims (1)

  1. ボルトに締め込むナットの緩み止めの構造において、ボルト(1)を植込んだ下部材(15)の上に上部材(13)を、そのボルト孔(14)を通して重ね合せ、その上より締付ナット(3)を締め込むとき、この締付ナットの上部には円錐台部(5)を設け、この円錐台部には4〜6箇所の半径方向の縦割り溝(7)を切り込み、このすべての縦割り溝に硬い材質の梯形薄板(8)をやや強く圧入しておき、この締付ナットを強くねじ込んだ後、次にその上より緩み止ナット(11)を重ねてねじ込むと、梯形薄板はその緩み止ナットの円錐形穴(12)の内周傾斜面によりボルトに向け押されて、梯形薄板の内側端面(9)はボルトの雄ねじ(4)の山頂に食込むことにより、締付ナットの回転が阻止されるようにしたボルトに締め込むナットの緩み止めの構造。
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JP4469408B1 (ja) * 2009-08-07 2010-05-26 株式会社ヤリステ ネジの緩止め機構付き締結具
JP2013185704A (ja) * 2012-03-05 2013-09-19 Tanaka Masae ロックナット

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