JP2016154008A - 印刷ジョブを製品化する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】逐次的ないし半逐次的なデジタル印刷により印刷ジョブを製品化する方法であって、デジタル印刷機を用いてバリアブル印刷物を制作し、異なる印刷物をパイル(積み紙)してもそれらを区別しながら製本できる方法を提供する。
【解決手段】デジタル印刷機2により印刷材料ウェブ1に印刷された個々の印刷物30a,30b…30nは後加工装置3に供給され、後加工装置において得られる折丁及び/又は個々の用紙は、少なくとも一つのパイル(積み紙)4を形成する。パイルを形成する個々の印刷物は、一部ずつ糊綴じ装置5内で処理される一方、その間他方では、三方断裁機6内で、印刷物の天、地、小口の部分が一部ずつ或いは束(パケット)を形成することにより断裁される。
【選択図】図1
【解決手段】デジタル印刷機2により印刷材料ウェブ1に印刷された個々の印刷物30a,30b…30nは後加工装置3に供給され、後加工装置において得られる折丁及び/又は個々の用紙は、少なくとも一つのパイル(積み紙)4を形成する。パイルを形成する個々の印刷物は、一部ずつ糊綴じ装置5内で処理される一方、その間他方では、三方断裁機6内で、印刷物の天、地、小口の部分が一部ずつ或いは束(パケット)を形成することにより断裁される。
【選択図】図1
Description
本発明は、もとは無端ウェブ領域のデジタル印刷された折丁/印刷枚葉紙をインライン後加工するための生産システムに関する。さらに、本発明は、インライン後加工を有するデジタル印刷システムに関する。インライン加工は、限定されるわけではないが、具体的には、“綴じ本の本文部分の制作ないしパンフレットの制作”という印刷(Auspraegung)における糊綴じ装置、スタッカ、中綴じ装置、インライン製本、バッファシステム等である。全ての構成が、ワークフローコントロールシステムにより制御される。上記の全ての設備は、従来技術に属し、例えばミュラー・マルティングループ(Mueller Martini Gruppe)のホームページからも呼び出すことができ、それにより本明細書の組み込まれた構成部分をなすものである。
デジタル印刷により、任意のシーケンス(Sequenz)(任意の順番の、連続した複数ジョブ)を印刷することができる。これにより生産を最適化することが可能である、これに対応して、ロジスティックス(Logistik)が注目の対象になる。例えば、本を注文のとおりに仕分けして印刷することができる。これにより、面倒な中間貯蔵プロセスが省かれる。例えば個人に特化された旅行ガイドブックのように、個別かつ個人向けに製品を一部製造することができる。ここに、厚さと内容が変わる生産を管理下におく必要性が新たに生じ、このために、後加工装置とデータ管理には特殊な要求が課される。当技術分野において、このような応用は、“VDP”(Variable Data Printing)(バリアブルデジタル印刷)として知られている。
このように、本発明は、最も近い従来技術において、逐次的(sequentiell)ないし半逐次的(quasi−sequentiell)にデジタル印刷を行うことにより印刷ジョブを製品化する方法に関し、当該方法では、デジタル印刷により生産された複数の折丁(Signatur)及び/又は個別用紙(Einzelblaettern)が、少なくとも一つのパイルを形作り、その複数の構成部分が、少なくとも一つのさらなる別加工により、少なくとも一印刷物へと作り変えられる。
特許文献1は、本明細書の組み込まれた一部をなすものであるが、当該特許文献1より、紙ウェブが完成状態の印刷物の第一の判型寸法に合わせて数が変わる、印刷に合わせた部分ウェブに分割され、各部分ウェブが連続的に全ての面に印刷される制作プロセスが公知となっている。印刷段階に加えて、紙ウェブは、続けて横方向に切り離されることで、各部分の長さが、完成状態の印刷物の第二の判型寸法の数倍となる。この部分ウェブは、個別ないし一緒にまとめて、少なくとも一回は横方向に折られ、これが次に紙ウェブの縦方向において印刷物の幅に合わせて断裁される。このとき、部分ウェブを形成した後に折りを行ってもよい。
第一の実施例では、先ず、印刷される紙ウェブの全幅にわたって一回ないし複数回の折りが行われ、続いて、実行された折りの後で個々の枚葉紙が所定幅にて紙ウェブの縦方向において切り離され、その後にそれぞれがパイル(積み紙)に供給される。こうして紙ウェブの幅が、例えば四つの縦方向の紙ウェブに区分けされ、これから四つの並列するパイルが出来る。
他の実施態様では、折りに至る前に先ず部分ウェブが紙ウェブの縦方向に切り離される。つまり、折りは、この場合には、既に紙ウェブの縦方向に行われた断裁(Trennschnitten)に対して横方向になされるものであり、その数は、前もって作られた部分ウェブの数に相当する枚葉紙の数になる。そこで、二回或いは複数回の折りが行われるとすると、それぞれ、両面印刷された4頁ないし8頁の組ができる。これとは別にして、紙ウェブの縦方向における断裁は、単なる一回折りの場合において上で述べたのと同様、この場合にも折の前か後に行うことができる。
中綴じ装置における“セレクティブバインディング”(Selective Binding)の分野では、予め決められた複数のリストに従って複数の用紙束(パケット)(Paket)をパイルすることが従来の技術である。これは、一般には、制御システム上で処理される“セレクティブバインディング・コントローラ”を用いて行われる。このコントローラは、給紙装置の選択的な操作によって、製品の組み合わせとまとめを制御し、スタッカやパイルデリバリ(Kreuzleger/Stapler)内にパケットを形成することも制御する。パケットは、コントローラの制御信号を用いて或いは印刷されたマークを用いて形成することができる。
さらに、やはり本明細書の組み込まれた構成部分をなすものであるが、欧州特許出願第14151766.4号より、印刷物の作成・後加工における内部事象を把握しているという印刷システムが公知となっている。特に、停止位置が正確に分かっており、印刷システムは、どの枚葉紙が完全に或いは不完全に印刷されたのかをいつの時点でも把握している。また、他のプロセス管理情報が、同様に把握されているか或いは直ぐ入手可能であり、つまりは、この印刷システムを用いると、後加工のために、既存のデータが時宜に適い且つ材料的にも適するように自由に使えるようになる。
この目的のために、好ましくはデジタル印刷機とされている印刷機で印刷物を制作する際、印刷プロセスの前及び/又は印刷プロセスの間、プロセス管理データを検出し且つ伝送する方法が提案されており、その方法においては、当該データは、少なくとも一つの印刷物と作用的につながりのある(作用接続する)(in Wirkverbindung stehend)識別目印(以下、印刷マークという。)に少なくとも基づいて把握され、印刷マークから得られるこのデータが、印刷プロセスに後置される少なくとも一つの処理機械ユニット(Verarbeitungsaggregat)に伝送され且つ/又は伝達される。統合された印刷プロセスの間、こうしてデータの最初の検出が行われ、このデータが、好ましくは一つの印刷物と対応関係にある印刷マークから読み取られたデータの少なくとも一回の冗長な検証のために参照される。つまり、このデータは、印刷物の後加工には不可欠ものである。
製品に関するデータを有する印刷マークには、特に、裁断マークに基づいた横断裁装置制御に関する情報や、セパレーションマークに基づいた本の分離(Buchtrennung)に関する情報が含まれる。もちろん、印刷マークは、製品に関する他のデータをも含むことができる。印刷プロセスにおいて、発明により、印刷マークから読み取られる製品に関するデータの少なくとも一回の冗長な検証が、このデータと、有効に印刷プロセスから検出ないし特定されたデータとがどの程度一致するかを決める目的で実施される。
さらに、メール室設備の分野では、配送ルートや配達場所に基づく等して、予め決められたパケットの形成を可能にする方法が公知になっている。
これまで、デジタル印刷に関連した等価な方法は知られていない。これが、本発明が出発点にしようとするものである。
本発明は、請求項に記載のとおりのものであり、その課題は、冒頭に述べたような方法において、デジタル印刷機を用いながらバリアブル印刷物を制作することを提供することにある。
本発明によれば、パイル及びその構成要素の形成は、製品に関するデータないしデータセットを用いて行われ、この製品に関するデータないしデータセットは、少なくとも一つのワークフローシステムにより、一方では、パイルにより形成された個々の印刷物の固有の順番を設定し、また他方では、同じか或いは異なる厚さ及び/若しくは判型を有する、並びに/又は、同じか或いは異なる内容を有する、個々の印刷物を具体的な形にする制御を行う。
デジタル印刷機の下流側に形成されたパイルの構成部分をなす印刷物は、通常は、折丁、枚葉紙からなり、さらにまた、個々の用紙(個別用紙)(Einzelblaetter)からもなり、これらから、後加工を経ることで本、綴じ本の本文部分、パンフレット等が出来る。
本明細書では、プリプレス、デジタル印刷、後加工装置に関する操作上のプロセスの流れは、順番通りには記載されない。というのも、そうしないと、ワークフローシステムとの作用的なつながりにおいて存在する相互依存性が、一貫性と明瞭性をもって説明することができないからである。
つまり、本発明によるシステムは、主としてワークフローシステムに基づくものであり、このワークフローシステムは、構成要素であるプリプレス、デジタル印刷及び後加工を制御し、或いは上記の構成要素の運転に由来する情報を目的に合わせて処理する。
プリプレスにおいては、作成されたJDF (Job Definition Format)(ジョブ定義形式)(登録商標。以下本明細書中において同じ。)がその作成後に自動的にプリプレスに伝達される。プリプレスは、このJDFから重要なプロセスパラメータを読み取り、PDF(顧客インプット)を受けとり、JDFの中にある少なくとも一つのリンクに従って面付け(組み付け)を行う。その結果得られたものは、面付けがされたPDFデータである。面付けが上手く行くと、そのことがワークフローシステムに返答される(フィードバックされる)。
こうして、プリプレスは、エディタ(JDFエディタ/ジョブマップエディタ)(JDF−Editor/Auftragsmappe−Editor)によって予め決められたコードに従って印刷物を符号化(コード化)する。
そうすると、コードは、一方ではプリプレス(以下参照)と印刷システム(デジタル印刷機)との間、そして他方では後加工(後加工装置)との間における製品追跡(Produktverfolgung)のための中心的な情報(zentrale Aussagekraft)を形成する。そのために、このコードは、上記の部分システム(Teilsystem)の上位におかれているレベル(Ebene)に与えられなければならない。
このとき、どのようにコードを印刷する(aufdrucken)ことができるかについて二つの可能性がある。
上記のワークフローシステムは、ジョブに付随するデータをつなぎ且つ/又は結ぶようにして、設置されたシステムのデータを受け取り、このデータをチェックし、場合によっては修正を実行する(例えば、大きすぎる或いは小さすぎるパケット)。その後、ワークフローシステムは、プリプレスのために訂正処理済みの形式でランリストを提供し、プリプレスは、この規準に基づいてコードを処理する。
このワークフローシステムは、それを用いることで部分プロセスの完全なネットワーク化(Vernetzung)を保証できるようなデジタルシステムである。さらに、このシステムを用いることで、個々の装置だけでなく、複雑でまちまちの顧客仕様の生産システムをもネットワーク化することができ、つまりは、メーカーが異なる生産システム及び装置をもネットワーク化することができる。これにより、印刷物に関する後加工の部分プロセスも電子的にネットワーク化することができ、その結果、プリプレス内で生成されたデータや印刷時に生成されたデータの受け取りを行うことができるようになる。
こうして、このデジタルシステムに、ワークフローシステム全体を制御しかつ管理する(つまり、新たなジョブチケットの作成、製造制御(Produktionssteuerung)及びジョブチケットの通知(Anzeige der Jobtickets)に関する蓄積情報の通知から、存在しているライン(製造ライン)をデジタル式の全作業プロセス(Gesamtarbeitsprozess)に束ねることまで制御し且つ管理する)様々なモジュールが付随することが理解できる。これは、特定のジョブチケットの割り当て(Zuweisung)により装置や設備に自動的に必要なフォーマットデータが伝達されることを意味する。
さらに、作業(Aktion)を追加及び/又は除去することでジョブチケットを定義することができ、そのときに作業それ自体を、変更、削除、或いは新たに作成することができる。衝突を避けるために、それぞれの作業は、それが元の状態のまま存在するものであろうが、事後的に組み込まれ、或いは変更されているものであろうが、先ずそのような作業を解放(実行可能に)する或いは遂行する正確なステータスを保持する必要がある。
ここで、上記ワークフローシステムは、様々なモジュールからなり、これらモジュールは、個々に或いは互いに任意に組み合わされて、複数の制作ステップを個別に担う。モジュールは以下のものである:
一のモジュールは、当該モジュールが各ジョブのステータスと製造ラインとを常に俯瞰できるようにすることで制作の透明化を図る役割を果たす。加えて、制作全体をグラフィカルに提示して分析することができる。
他のモジュールによれば、顧客のためのジョブを作成し編集することができる。
さらに他のモジュールは、仕分け、グループ分け及びスケジュール作成の点で(im Sinne von Sortieren, Gruppieren und Planen)ジョブの計画をたてることを可能にする。ジョブは、装置に自動ないし手動で割り当てることができる。その場合、ワークフローシステムによるつながりを必ずしも持たないような装置をも考慮に入れることができる。
さらに他のモジュールは、処理の間に発生する運転データ(印刷物等の製造中、パイル等の形成中及びパイルからの後加工等の処理中に発生する運転データ)を把握して収集する。これらの運転データは、いつでも呼び出すことができる。
さらに他のモジュールは、有効に制作された印刷物やパケットに対応したパケットカバー紙(Paketdeckblaetter)及び生産物流用ラベル紙等のロジスティックス紙(Logistikpapier)を印刷するためのデータを収集しかつ供給する。
さらに他のモジュールは、例えば、モジュールと結びついた個々の動作が、対象となっている制作にどのように作用するかについて検証されるのであれば、上記のさらに他のモジュールが、単独で或いは互いに依存した状態で操作切り替えされる際の上述の個々のモジュールの正しさを検証するように適切に構成される。
こうして、ワークフローシステムは、全システムのあらゆる制作観点を以下の基準にしたがってカバーする:
最初のジョブにおいては、不変ないしバリアブルな内容、厚さ、判型を有する目標となる印刷物を作るべく、一又は二以上のPDF(顧客インプット)(Customer Input)及び/又は一又は二以上のPDF/VT(追加のメタデータに関するデータフォーマット)が参照される。
ワーク準備の際には、ワークフローシステムのエディタ内にジョブチケット(Auftragstasche)が作成されるか或いはMIS(Management Information System)(経営情報管理システム)がワークフローシステムにGraybox JDF(Job Definition Format)を送信する。
このとき、以下の二つのやり方が区別される:
a)エディタと関係している第一の場合:オペレータは、ワークフローシステムにおいてエディタを起動し、そこで制作テンプレートを選択する。この制作テンプレートは、所望の製品(綴じ本の本文部分、本、パンフレット等)の種類に関する(基本)情報を含む。
エディタにおいて、オペレータはPDF及び/又はPDF/VTを選択し、紙を選び、印刷機のカラープロファイルや所望の印刷マーク(コード)等のさらに他のパラメータを任意に選択することができる。
エディタは、これを基にしてジョブに対してJDF(Job Definition Format)をジョブチケットにして作成する。
b)Graybox JDFを外から取り入れる第二の場合:Graybox JDFには、作成すべきPDF並びに重要な用紙判型及び印刷設定に関する参照情報が入っている。ワークフローシステムは、これらの値を読み取り、それを基にして(上述したa)の場合と同様)Graybox JDFをJDFに展開する。
a)エディタと関係している第一の場合:オペレータは、ワークフローシステムにおいてエディタを起動し、そこで制作テンプレートを選択する。この制作テンプレートは、所望の製品(綴じ本の本文部分、本、パンフレット等)の種類に関する(基本)情報を含む。
エディタにおいて、オペレータはPDF及び/又はPDF/VTを選択し、紙を選び、印刷機のカラープロファイルや所望の印刷マーク(コード)等のさらに他のパラメータを任意に選択することができる。
エディタは、これを基にしてジョブに対してJDF(Job Definition Format)をジョブチケットにして作成する。
b)Graybox JDFを外から取り入れる第二の場合:Graybox JDFには、作成すべきPDF並びに重要な用紙判型及び印刷設定に関する参照情報が入っている。ワークフローシステムは、これらの値を読み取り、それを基にして(上述したa)の場合と同様)Graybox JDFをJDFに展開する。
本発明によれば、MIS(経営情報管理システム)(Management Information System)は、ワークフローシステムにGraybox JDFを送信するだけでなく、付加的に少なくとも一つのランリストを送信することができる。
ランリストは、一般に、プロセス用に変換可能な情報を保持しており、それは具体的には以下のものである:
既に上で示したように、ワークフローシステムは、既存のシステムから伝達されたデータを得て、そのデータを検証し、場合によっては修正を行う(例えば、大きすぎる或いは小さすぎるパケット)。その後、このシステムは、ランリストを任意の形式で利用可能にする。
このランリストは、既存のシステムから直接受け渡される。
さらに、PDF/VTには、エディタがランリストを作成できるようにする情報(メタデータ)が含まれていてもよい。
エディタは、ランリストを適切に解釈し、プリプレス用に定められたさらに他のメタデータを有するPDF/VTを手渡すことができる。具体的には、エディタは、制作すべき折丁、綴じ本の本文部分、本等を計算し、対応するコードが全てのユニットに対して組み込まれる(上述の定義を参照)。
印刷物(上述参照)の制作に関して、JDF(Job Definition Format)がワークフローシステムからプリントマネージャ(デジタルフロントエンド)に送信され、このプリントマネージャが次にデジタル装置を相応に制御する。同時に、JDFは、後加工に関係したライン制御にも送信され、このライン制御は、ライン制御側において、配設された後加工装置を相応に制御する。
任意選択的に、後加工装置は、JDFを直接的(direkt)ないし半直接的(semi−direkt)に受信し、解釈し、相応に調整を行うことができる。
こうして、制作に関与する全ての装置が準備を整え、そのことを返答し終えてはじめて制作を開始できるという規範が出来る。
この前提から出発すると、印刷物を制作する機械ユニット(中綴じ装置、糊綴じ装置、糸綴じ装置)は、上述の情報をラインの始めに取得する。内部における製品追跡により、情報は、パケットを形成するモジュールまで転送される。情報は、パケットの形成(Paketbildung)に関する制御コード、及び任意ではあるが、パケットの形成に続行する或いは後続するパイル形成(Lagenbildung)に関する制御コードを保持する。
使用されるスタッカは、積層された枚葉紙或いは折丁ないし個別用紙に対して補助的な接着処理を行う。この機能は、不安定なパイルを固定することに用いられ、この結果、扱いやすいまとまったパケットが複数印刷物から出来る。運転モードでは、補助接着は選択的に制御されるので、複数の印刷物が内部で固定されたパイルが生じ得る。
こうして、デジタル印刷の可能性により、さらなる特徴的な構成要素が生まれる。この構成要素は、従来の“セレクティブバインディング”を用いたものとは異なるもので、それはすなわち以下のことである:
デジタル印刷によれば、任意の内容を任意の順番で連続的に(任意のシーケンスで(Sequenz))製品化することができる。そのため、相前後して製造される製品は、内容的には互いに何の関係も有する必要がない。“セレクティブバインディング”の場合には、装置は、個別に製品にまとめられる所定の折丁セットを用いる。可能な製品の数は、したがって、もとの中間製品の組み合わ及び組み換えの可能性から生じる。
上で既に述べたように、本発明は、入力フォーマットがもはや(スタンダード)PDF(顧客インプット)だけからなるのではなく、PDF/VT−データフォーマットからもなるような少なくとも一つの回路構成を備えている。
このデータ(PDF/VT)は、PDFベースの内容ページの他に、付加的なメタデータを保持している。このメタデータは、データセット(レコード)の形で製品の個別の構成を含んでいる。つまり、受け手側のデータバンクによる印刷内容の組み合わせである。
基本的に、PDF/VTについては、整合度によって違いがある。それはすなわち以下のものである:
PDF/VT−1は、唯一で完全なデータをやりとりするために意図されている。このデータは、データを問題なく解釈するのに必要な全てのリソースと内容とを含んでいる。
PDF/VT−2は、外部のICCプロファイルと外部のページ内容を指示するデータをやりとりすることを可能にする。
特殊で付加的なメタデータを処理に入れることができるさらに他のPDF/VTのバリエーションでも構わない。
これらのPDF/VTフォーマットの利点は、これらが現在よく見られる印刷プロセスに対して、とりわけ、カラーシステム(Farbsystem)による確実な印刷プロセスを可能にするという点にある。しかしそのためには、全てのプロセスチェーン(Prozesskette)が品質面でこのカラー印刷(Farbdruck)に取り組むとか、相応のコードにより導かれることが必要である。
さらに、PDF/VT−フォーマットによれば、メタデータを作成するときにかなりの柔軟性が許される。例えば、大量発送のときには、受取人、郵便番号或いは性別に応じて封筒に入れる或いは発送するため、内容をグループ分けできることが確実でなければならない。この場合には、例えばページ数の違い、異なるテキスト構成文、或いは異なるグラフィック要素が考慮されなければならない。
PDF/VTフォーマットのさらに他の利点は、データストリームをサポートすることができる点にある。この場合、ページ、ページ領域及びリソースは、連続したデータストリームに記入され、統合(integral)又は半統合(quasi−integral)するようにプリンタサーバに受け渡される。
PDF/VT入力により、ジョブが準備され作成されるが、それはすなわち、
1.メタ情報の解読、
2.データセットからのランリストの作成、
3.後加工及び印刷システムに関する仕様限界に関するランリストの検証、
4.製品毎の空白ページの計算、
5.場合により、ランリスト内に修正を追加(例えば、パケットの定義等、自動ないし手動で行うことができる。)、
6.問題が処理されたランリストに基づいて必要なバーコードを生成(例えば、パケット定義/パイル定義等)、
7.付加情報を有する問題処理されたランリストをワークフローシステムに中間貯蔵又は好ましくはPDF/VTフォーマットに再記入、
8.PDF/VTフォーマットをJDF−ジョブチケットとともに前段階−ソリューション(Vorstufen−Loesung)に引き渡すこと、
9.JMFジョブチケットと作用関係にあるコマンド言語(ジョブコントロール言語)(Kommandosprache)が製品を相応に計画しかつ制御することに寄与すること、
10.プリプレスがPDF/VT−フォーマット(広範囲かつ問題が処理されたメタデータを含む。)から、個々の枚葉紙を個別の構成へと計算すること、
11.ラスタ処理のために(通常は)印刷機に枚葉紙データを伝達すること、
といったものである。
1.メタ情報の解読、
2.データセットからのランリストの作成、
3.後加工及び印刷システムに関する仕様限界に関するランリストの検証、
4.製品毎の空白ページの計算、
5.場合により、ランリスト内に修正を追加(例えば、パケットの定義等、自動ないし手動で行うことができる。)、
6.問題が処理されたランリストに基づいて必要なバーコードを生成(例えば、パケット定義/パイル定義等)、
7.付加情報を有する問題処理されたランリストをワークフローシステムに中間貯蔵又は好ましくはPDF/VTフォーマットに再記入、
8.PDF/VTフォーマットをJDF−ジョブチケットとともに前段階−ソリューション(Vorstufen−Loesung)に引き渡すこと、
9.JMFジョブチケットと作用関係にあるコマンド言語(ジョブコントロール言語)(Kommandosprache)が製品を相応に計画しかつ制御することに寄与すること、
10.プリプレスがPDF/VT−フォーマット(広範囲かつ問題が処理されたメタデータを含む。)から、個々の枚葉紙を個別の構成へと計算すること、
11.ラスタ処理のために(通常は)印刷機に枚葉紙データを伝達すること、
といったものである。
持ち込まれたデータの重要な特徴は、ワークフローシステム内における計算/検証のために用いられるデータ及びプリプレスのために用いられるデータが、後加工のフォーマット設定に必要とされるデータと同じデータであり且つそのために完全かつ正確なデータであるという点にある。
さらに、本発明による方法は、まだ以下の基本的な観点を有する:
入力データフォーマット情報が単独ページデータとして変更されジョブチケットに組み込まれる。
入力データフォーマット情報がプリプレスとして面付けを起動し、その場合には:
規定された品質基準に従って動的に最適化される、予め決められたウェブ幅/製品種別に関係するフォーマットデータ;
追加の視覚的な識別マークないしテキストが、一部領域ないし視覚領域に付加され、これにより、中間製品/最終製品(Teil−/Endprodukte)が、オペレータに判断可能かつ分類可能になる。
入力データ及び/又はプロセスに重要な情報は、それぞれに用いられるPDF/VT−フォーマットに従って組み込まれる。
PDF/VT−フォーマットは、上述したツール(VT−1;VT−2等)の一方に従って拡張される。
ワークフローシステムは、少なくとも一つのジョブチケット或いはJDF−フォーマット(Job Definition Format)に基づいて製品に関するデータ、例えば、ジョブヘッド(Auftragskopf)、製品仕様(Produktionsanweisung)、スケジュール情報(Planungsinformation)、イベントリスト(Ereignisliste)等を生成する。
JDF−フォーマットは、従って、電子的なジョブチケットの機能を満たし、製造の始めから終わり(寿命サイクル)(Lebenszyklus)の全てにわたっている。区別すべき重要な点は、JDF−フォーマットが、レファレンス−つまりリンク−しか含んでおらず、このとき各JDF−フォーマットは、多重複合構造をもたらすことができるさらなるノード(Knotenpunkt)を含むことができ、このようなJDF−フォーマットの、生産に関する有効範囲(Abdeckungsgrad)が最大化されるようにして拡張できるという事実である。
ジョブチケット内或いはPDF/VT−フォーマット内のデータは、中間貯蔵され且つ/又は枚葉紙データとして次に受け渡されるが、ここでデータは、バーコードとして入り、バーコードは、PDF−、PDF/VT−、JDF−、ランリスト−、ジョブチケット−に関係したコーディングを有する。
従来技術とは違って、本発明では、つまり、データ技術的に順方向的(ジョブチケット>前段階>印刷>後加工)な戦略をとるのではなく、逆方向的(後加工のためのジョブチケット>前段階>印刷)な戦略がとられる。
これは、プリプレスが、後加工の構成のそれぞれに対して容易に変更可能かつ個別に適合できるという大きな利点を有する。
本発明による方法のさらなる拡張は、入力−PDF/VT−フォーマット内に、製品本体(ボディ)以外に表紙(カバー)もデータで埋め込むというものである。これにより、やはり表紙がメタデータに基づいて製品に対してバリアブルに指示されることができる。このとき、内容により表紙をそっくり入れ替えることができたり、その中に一又は二以上のオブジェクト(ロゴ、タイトル、アドレス等)が入ってもよい。
ワークフローシステム内での処理において、さらに表紙データを取り出すことができ、PDF/VT−フォーマット、ジョブチケット及び/又はランリストの形で適切な表紙の制作が利用可能になる。ここで、様々なシナリオが考えられ得る:例えば、表紙のインライン制作(Inline−Produktion)を、処理を行うユニット(例えば糊綴じ装置)を用いて、同定され供給された綴じ本の本文部分に基づいて或るいはランリストに基づいて行う。表紙は、ニアラインやオフラインでも、上述のデータソースに基づいて用意することができる。
従って、バリアブル印刷物を制作及び作成する間、様々なジョブ付随データの自動化された組み込みが行われ、このジョブ付随データは、入力データフォーマット情報として制御されたバリアブル印刷物の制作と作成のために変換することができ、このデータが個々の印刷物の個別化された構成を指し示す。
また、入力データフォーマット(PDF)は、同時又は断続的に追加のデータフォーマットにより(VT−1,VT−2等並びにJDF、ジョブチケット、ランリストにより)補充される。さらに、上述のワークフローシステムは、システムが、組み込まれたジョブ付随データを続けて検証し、適合化し、返答(フィードバック)をし、最適化することにかかわる。
こうして、結論として、以下のことを挙げることができる。すなわち、PDF/VT−フォーマットが至るところで本発明による方法の基礎をなし、請求項に記載された方法の範囲内で、印刷の全インデックス(alle Register des Drucks)が引かれ、PDF/VT−フォーマットが個々の印刷ジョブの構成に関するバリアブルデータを含むか否かに関わらず、PDF/VT−フォーマットが、全ての印刷ジョブをサポートするということである。このことは、PDF/VT−フォーマットが付加的に他のジョブ付随データないしデータフォーマットで補われるようないかなる場合についてもいえる。
まとめると、制作は、プリプレス、プレス(印刷)、ポストプレス(後加工)の間の相互に依存し合う共同作業から成り立っており、その流れは、直接的ないし半直接的にワークフローシステムにより制御され、監視され、適合化されるということが言える。
先に詳述したように、本発明により、様々な種類の制作を実行することができ、大量生産とか単品生産が重要というよりかは、個別製品に重点が置かれており、そのようなものでは、類似ないし半類似或いは異なる類とされた一連の印刷物が中心に位置づけられる。これらの印刷物は、内容の再利用頻度が高い点に特徴があり、その内容は、他方で単独の又は複数の個別の内容要素含んでいる。
章に基づいた選択的な構成も可能である。典型的な利用例は、この場合、旅行ガイドブック、保険書類、試験問題シート(Pruefungsbogen)、教材(Unterrichtsmittel)である。最後に取り挙げたものは、章単位、レッスン単位、或いは習熟度合いにより、順番に、互いに関係したパイルの形で個別の印刷物を提供するといったことも可能である。これらの制作は、本発明では、先の実施例から明らかなように、データの処理に基づいている。
最も近い従来技術に対して、本発明の発展態様は、製品に関連したジョブ付随データにより、印刷物パイルとその構成(Bestand)が形成され、そのデータは、パイルにより形成された個々の印刷物の固有の並びを予め設定する一方、他方では、同じか或いは異なる厚さ及び/若しくは判型を有する、並びに/又は、同じか或いは異なる内容を有する、個々の印刷物を実現するのを制御し、個々の印刷物には付加情報が付され、これが完全性及び/又は必要な修復についての情報を与えるという点にもある。
プロセスを通して、全ての中間製品(部分製品)(Teilprodukt)が一義的に追跡され、より大きな中間製品へと処理され或いは最後には最終製品にされる。エンティティ(実体)のそれぞれの状態は、各時点で分かっている。不良の折丁は、移行の過程で不良の綴じ本の本文部分になり、これがまた不良ないし不完全なパケットとなり得る。製品ないし中間製品の品質についての情報ともども、製品追跡では、パケットの形成やさらなる流通作業(logistische Aktion)に関する情報が入っていてもよい。
印刷物のステータスの追跡は、必要に応じて予想できる全ての起こり得る修復のシナリオと密接に関係している。以下の項目(Ansaetze)を設けることができる:
1)一つの単独のジョブにおける修理例、実行ジョブの最終製品における修理例、或いは、一つの単独の修理時点での修理例(Reparatur−Exemplare)をまとめたもの。
2)時宜に適ったフィードバック(Zeitnahe Rueckmeldung)と印刷プロセスへの新たな入力。
欠陥のある製品の流れ(Produktstrom)やパケットへの修理例の手動ないし自動による挿入。
3)位置的に修理場所に近い修理印刷機への時宜に適った報告。
欠陥のある製品の流れ(Produktstrom)やパケットへの修理例の手動ないし自動による挿入。
4)欠陥ないし欠落のある印刷物は作り直され(nachproduziert)、少なくとも一つの独立した搬送ラインにより処理ステーション内の欠陥のある位置に不良品に代わる完全なものが提供される(nachgeliefert)。
例えば、特許文献2(この文献は、本明細書の組み込まれた構成部分をなす。)に従う。
5)例えば特許文献3(この文献は、本明細書の組み込まれた構成部分をなす。)による特殊な修理方法。
1)一つの単独のジョブにおける修理例、実行ジョブの最終製品における修理例、或いは、一つの単独の修理時点での修理例(Reparatur−Exemplare)をまとめたもの。
2)時宜に適ったフィードバック(Zeitnahe Rueckmeldung)と印刷プロセスへの新たな入力。
欠陥のある製品の流れ(Produktstrom)やパケットへの修理例の手動ないし自動による挿入。
3)位置的に修理場所に近い修理印刷機への時宜に適った報告。
欠陥のある製品の流れ(Produktstrom)やパケットへの修理例の手動ないし自動による挿入。
4)欠陥ないし欠落のある印刷物は作り直され(nachproduziert)、少なくとも一つの独立した搬送ラインにより処理ステーション内の欠陥のある位置に不良品に代わる完全なものが提供される(nachgeliefert)。
例えば、特許文献2(この文献は、本明細書の組み込まれた構成部分をなす。)に従う。
5)例えば特許文献3(この文献は、本明細書の組み込まれた構成部分をなす。)による特殊な修理方法。
説明された全てのシナリオは、意図した通りの“待機位置及び修理位置”によりサポートすることができる。このようにして、例えば不完全ないし欠陥のあるパケットは、パケットを作成するユニットの後方でポイント切替システムによりパーク位置に導くようにしてもかまわない。状態と詳細な欠陥に関する情報を付したカバー紙を載せることで、オペレータの作業が軽減される。
カバー紙の代わりに、もちろん、塗布されたカラーマーキング及び/又は差し込まれたマーカー用紙により視覚的に製品ないし中間製品にしるしを付けることも可能である。単なる良/不良情報ともども、これらのシステムにより、パイル内における不完全な製品の正確な位置に関する極めて精緻な報告が一緒に与えられ得る。
以下に、図面に基づいて本発明を詳しく説明する。本発明をそのまま理解するのに本質的でない要素は全て省かれている。
図1に、制作プロセスの概略を示す。プロセスは、プリプレスA、プレス(印刷)B、ポストプレス(後加工)Cの三つの部分に分かれている。
デジタル印刷機2により生産された印刷物30aであって、本明細書で示される制作プロセスに基づいて作成される印刷物30aは、後加工装置において得られる印刷物のパイル4を経て、パケット式に糊綴じ装置5に到達するか且つ/又は中綴じ装置8に到達し、これらの装置の中で、本、綴じ本の本文部分、パンフレット(Buecher, Buchblocks, Broschueren)への加工が行なわれる。出発点は、いかなる場合も不図示のスタッカにより出来る、枚葉紙及び/又は折丁及び/又は個々の用紙からなるパイル4であり、このパイルは、印刷ジョブの最終製品の仕上がりについて一定の基準のもとに形成され或いは構築される。もちろん、印刷物のそれぞれの後加工は、パイル形成以降、適宜のコースに分かれて個別に行なうことができる。詳細には示されていない補助接着により、パイルは、外形を不変に保つ。
実体的な制作プロセスは、印刷材料ウェブ1を定めることから始まる。このウェブは、上流側に配置されかつ不図示の供給装置からくるものである。これを後続のデジタル印刷機2に連続的に供給する。デジタル印刷機2の下流では、好適には両面に印刷された材料ウェブ1が後加工装置3に供給される。この装置では、パイルを形成するための折丁/枚葉紙が複数の処理工程により作成される。基本的には、このような後加工装置3は、必要に応じて、横折り及び/又は縦折り装置、断裁装置からなる。これに関連して、容易になし得ることとして、先ず複数の部分パイルを隣合うようにして形成することができ、これらは次に、図1の位置4に象徴的に示されているように、一定の基準に従って組み立てられた主パイルに変えることができる。
第一に、複数の部分パイルを用いた制作による場合には、第一の実施態様は、印刷された紙ウェブの全幅について先ず一回又は複数回の折りが行なわれるものになる。次に、折りが行なわれた後、紙ウェブの縦方向において一定幅の個々の枚葉紙が切り離され、その後、折丁としてそれぞれ特定のパイルに供給される。印刷された紙ウェブの幅が、例えば四つの縦ウェブに分割されると、平行に配置された四つの部分パイルが作られる。
また、用いられる縦ウェブを、それが折りに達する前に先ず初めに切り離す、つまり、印刷された紙ウェブの縦方向に予め実行された断裁に対して横方向に折りが行なわれ、これにより、先行して作成された部分ウェブの数に対応する数の隣接配置された折丁ができるようにすることも可能である。
二またはそれ以上の折りが用いられる場合、それぞれ4又は8面の両面印刷ページの折丁ができる。これとは別に、一回折りの場合に上述したのと同じように、印刷された紙ウェブの縦方向の断裁は、本例でも、折りの前でも後でも行なうことができる。
パイル4内における折丁の、及び/又は複数の個々の用紙による、固有の並びは、後で個別の印刷物を作るための基礎をなすもので、このことは、パイル4がもとのままでできているのか或いは異なる複数の部分パイルを合わせることでできているのかには拠らない。
基本的には、パイル内で“埋もれた”状態にある印刷物−本、綴じ本の本文部分或いはパンフレットであるかもしれない−が、加工の後、(主)パイルのときにも、既に用いられていたのと全く同じ量的な組成と並びを有しているということが重要である。
これに関して、パイル4により個々の印刷物30a,30b…30nが象徴的に示されている。個々の印刷物は、一部ずつ糊綴じ装置5内で処理される一方、その間他方では、例えば三方断裁機6内では、印刷物の天、地、小口の部分が一部ずつ或いは束(パケット)を形成することにより(これは特に薄いカタログの場合に有利に形成される)断裁される。
こうして、(主)パイルは、枚葉紙、折丁及び/又は個別用紙の、目的に合った順番を有することができ、この順番により、パイルを解く際に、同じ或いは異なる厚さを有した印刷物、同じ或いは異なる判型を有した印刷物、同じ或いは独自の大きさを有した印刷物になる。従って、パイルは、個々の印刷物の間の境界を機械的及び/又は電子的に画定する相応の補助手段を用いて形成されている。
これに関連して、個々の折丁及び用紙に制御コードを設け(コード化ないし符号化し)、この制御コードにより、パイルの対応する構成部分を分離したり一緒にしたりすることを可能にすることもできる。
個々の印刷物を分離することがパイル以降に前もって行なうことができれば、例えば糊綴じ装置5や中綴じ装置8内における後続の後加工は、逐次順番に行なうことができ、すなわち、個々の印刷物をパケット化する装置7は、内容的に以前にパイル内で用いられたまさにその順番とするように動作し、つまりは、もとのパイル4と、後置された個々の印刷物のパケット形成体7との間では、質的にも量的にも順番が概ね一致する。
上述の目的は、(中央)ワークフローシステム100により達成することができる。このシステムには、少なくとも後述のメタデータが供給され、ワークフローシステム100、プリプレス130、デジタル印刷機2及び後加工装置3−8の間に相互依存関係が存在する。
ワークフローシステム100は、少なくとも次のキャリア(Traeger)つまりはプロセスデータが供給される:
Graybox JDF101;
ランリスト102;
PDF103;
PDF/VT104
上述のキャリア101−104及びそのメタデータは、個別に、或いは必要に応じて任意の組み合わせと互いの相互依存関係により働かせることができる。
Graybox JDF101;
ランリスト102;
PDF103;
PDF/VT104
上述のキャリア101−104及びそのメタデータは、個別に、或いは必要に応じて任意の組み合わせと互いの相互依存関係により働かせることができる。
こうして、ワークフローシステム100内のエディタ105は、PDF103やPDF/VT104からJDF(ジョブチケット)を作成ないし計算することができ、PDFは、必要に応じて、例えば使用する紙といった、所望の出力製品が得られるような追加の指示を補うことができることになる。
ワークフローシステム100は、印刷材料ウェブ1、操作される装置3−8及びデジタル印刷機2のパラメータを、それらのプロセスパラメータ及びプロセス境界を含めて知っているので、上述のエディタは、これらを基にして理想的な制作プロセスを計算し、JDF(ジョブチケット)に反映させることができる。
最初の指示においては、一又は二以上のPDF(顧客インプット)103及び/又は一又は二以上のPDF/VT(追加のメタデータ用のデータフォーマット)104が、不変ないしバリアブルな内容、厚さ、判型を有する印刷物を処理するために参照される。
作業の準備において、ワークフローシステム100のエディタ105において、ジョブチケットが作成されるか、或いはMIS(Management Information System)(経営情報管理システム)121がワークフローシステム100にGraybox JDF(Job Definition Format)(ジョブ定義形式)101を送信する。
エディタ105において、オペレータは、PDF103及び/又はPDF/VT104を選択し、紙を選び、さらに任意で、印刷機のカラープロファイルや所望の印刷マーク(コード)等といった他のパラメータを選択できる。
エディタ105は、これらを基にしてその上にジョブチケットとなるようにJDF (Job Definition Format) を作成する。
MIS (Management Information System)121を介してGraybox JDF101を外から取り入れる場合には、制作すべきPDF103に対するリファレンスが含まれており、関係する紙判型と印刷機設定が含まれている。ワークフローシステム100は、これらの値を読み取り、これらを基にして(先にaの場合に述べたのと同様にして)Graybox JDF101をJDFに展開する。
MIS121は、従ってGraybox JDF101だけでなく、追加でランリスト102をワークフローシステム100に送信することができる。
ここで、ランリスト102は、一般に、プロセスに関する取り替え可能な情報を含む。
こうしてワークフローシステム100内で作成されたJDFは、自動的にプリプレス130に伝達される。プリプレスは、JDFから重要なプロセスパラメータを読み取り、JDF内の少なくとも一つのリンクに従ってPDF(顧客インプット)を受けとり、面付け(インポーシング)(imposing)を行う。結果(Ergebnis)は、面付けされたPDFデータである。面付け(インポジション)(Imposition)が成功したことは、ワークフローシステム100にフィードバックされる。
こうして、アウトプットとしてプリプレス130は、面付けされたPDFを供給し、これが次にデジタル印刷機2により相応に印刷される。従って、プリプレス130は、PDFの複数単一ページを新たなPDF(面付けされたPDF)に変換し、このPDF内では、複数単一ページは、印刷の後に折りがなされると複数単一ページが正しい順番になるように配置されている。
制作の点では、JDF(Job Definition Format)は、デジタル印刷機2を制御するために、ワークフローシステム100からプリントマネージャ(デジタルフロントエンド)(Digital Front End)108に送信され、そうするとこのプリントマネージャがデジタル印刷機を相応に制御する。
同時に、JDFは、後加工に関連したライン制御部(Liniensteuerung)109にも送信され、このライン制御部自身が、配設された後加工装置3−8を相応に制御する。
このライン制御部109は、複数の後加工装置に対してライン制御部が複数の後加工装置の一部に対してのみ設けられることもできるように任意選択的に構成される。複数のライン制御部は、排除されていない。
さらに、後加工装置は、任意選択的にJDFを直接的ないし半直接的に受信し、解釈し、相応に調整を行うことができる。
さらに、プロセスに関係するバリアブルパラメータを有する他のプロセスデータ112(好ましくは面付けに関係するもの)もワークフローシステム100に入力することができる。このデータは、好ましくは個別の印刷物に関するものである。基になるプロセスの機械的かつ制御技術的な態様に応じて、上記のパラメータにより、デジタル印刷機も含め、全体的な加工処理内での目的に合わせた印刷(Auspraegung)が可能になる。
このバリアブルパラメータを導入するそもそもの狙いは、とりわけ、判型が決まっていない、厚さがバリアブルの複数の印刷物も処理するようにコーディネートを行うことにあり、このとき、長いプロセスチェーン(工程連鎖)を実行することができて、一つの制作フローから次の或いはさらに次のものへと継ぎ目のない切り替えを実施することができるようにする点にある。
制作プロセスに入力されたデータの全体から、デジタル印刷機2における印刷ジョブが定義され、開ループ制御/閉ループ制御ライン111を介して伝達され、これらの情報は、制御ライン110を介して同時に或いは後続で、統合して或いは区別して、制作プロセスの全ての他の装置3−8に、そして、印刷材料ウェブ1にも転送される。閉ループ制御については、上述の装置は、閉ループ制御情報を転送する図示された閉ループ制御ライン120から分かるように、ワークフローシステム100と通信を行う。
このような制作プロセスにおいては、特定された複数の装置が互いに極めて強固な相互依存関係を必ず有するようにし、それにより、例えば配線113(デジタル印刷機2と印刷材料ウェブ1のデータフロー間)と配線114(後加工3とデジタル印刷機のためのデータフローとの間の情報)が象徴的に示そうとしているように、上位に位置付けられた開ループ制御ないし閉ループ制御を関与させる用意が必ずなされるようにすることが容易に可能である。
Claims (21)
- 逐次的ないし半逐次的なデジタル印刷により印刷ジョブを製品化する方法であって、
デジタル印刷により作成された複数の折丁及び/又は個別用紙が少なくとも一つのパイルを形成し、当該パイルの構成部分が少なくとも一つのさらなる処理により少なくとも印刷物へと変えられる方法において、
製品に関するデータないしデータセットにより前記パイルとその構成部分を形成し、
当該データないしデータセットは、少なくとも一つのワークフローシステム(100)により、パイル(4)から作られる個々の印刷物の固有の順番を設定する一方、他方では、同じか或いは異なる厚さ及び/若しくは判型、並びに/又は、同じか或いは個別の内容を有する個々の印刷物の制作を制御することを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記印刷物は、本、綴じ本の本文部分、パンフレットであることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記ワークフローシステム(100)は、以下の機械ユニットの少なくとも一つと、すなわち、
−少なくとも一つのプリプレス(130)と、
−少なくとも一つのデジタル印刷機(2)と、
−少なくとも一つのエディタ(105)と、
−少なくとも一つのプリントマネージャ(108)と、
−少なくとも一つのライン制御部(109)と、
−前記デジタル印刷機(2)の上流側及び下流側で稼働する全ての加工装置(1,3−8)と、
直接的又は半直接的又は間接的に、操作に関して作用接続していることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、
前記ワークフローシステム(100)は、少なくとも以下のモジュール、
−情報に透明性のある制作のためのモジュールであって、各ジョブと製造ラインのステータスに関する報告を用いるモジュール、
−情報に透明性のある制作のためのモジュールであって、各ジョブと製造ラインのステータスに関する恒常的な報告を用い、制作全体がグラフィカルに表示され且つ分析されるモジュール、
−顧客ソフトウェアにより、顧客のためのジョブを作成し編集するためのモジュール、
−装置の自動化の程度及びソフトウェア装備の程度に拠らず、ジョブの事前計画を、仕分け、グループ分け及びスケジュール作成について行うためのモジュール、
−製造中、形成中及び処理中に発生する運転データを、これらのデータをいつでも利用可能にするかに応じて、把握し且つ記憶するためのモジュール、
−有効に製造された製品に一致する、綴じ本の本文部分用のカバー紙及びロジスティックス紙を印刷するための運転データの供給のためのモジュール、
−製品を製造及び形成している間、用いられた運転データ及び相互依存するモジュール依存の工程を上位で検証するためのモジュール、
−目標状態に対する逸脱時のエラー報告/警告及び逸脱に関する修正プログラムの起動及び/又は逸脱を生じた製品に対する排除プロセスのためのモジュール、
からなり、当該モジュールは、個々に又は互いに任意に組み合わせて使用されることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法において、
パイル形成の間、折丁及び/又は個別用紙が、補助接着ステーションにより互いにつなげられ、当該補助接着ステーションは、前記ワークフローシステム(100)に直接的又は半直接的又は間接的に操作に関して作用接続されていることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法において、
少なくとも前記機械ユニット、ワークフローシステム(100)、プリプレス(130)、印刷材料ウェブ(1)、デジタル印刷機(2)、後加工装置(3−8)を、個別に或いは互いに相互依存的に、前記機械ユニットへの制御ライン(110)を用い且つ前記機械ユニットからの閉ループ制御情報(120)を用いて操作することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の方法において、
前記プリプレス(130)は、前記エディタ(105)により設定されたコードによって前記印刷物をコード化することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の方法において、
前記プリプレス(130)は、面付けを取出し、当該面付けでは、
−少なくとも一つのデータフォーマットから導かれたメタデータは、予め決められたウェブ幅及び/又は製品種別についてのものであり、
−情報としてのメタデータが、前記印刷物上にコード化されて印刷され、
−オペレータが中間製品/最終製品を識別でき且つ分類できるように、追加の視覚的な識別マークないしテキストが、一部領域ないし目に見える領域に付加され
ることを特徴とする方法。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法において、
前記プリプレス(130)は、以下の操作、
−前記ワークフローシステムと作用接続されている前記プリプレスが、関係のある全てのパラメータを有するジョブマップを把握する、
−ジョブチケットが自動的に前記プリプレスに割り当てられ、それに応じて前記後加工装置(3−8)が、その後で設定を行う、
−対応するジョブの紙が受け入れられるぐらいに前記後加工装置の用意が整い次第、準備完了報告を行う、
−前記デジタル印刷機(2)と前記ワークフローシステム(100)が、準備プロセスを終了として報告してはじめて、前記製品が受け入れられる、
操作のうち少なくとも一つを規定することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし9のいずれか一項に記載の方法において、
作成されたJDF(Job Definition Format)(登録商標)が自動的に前記プリプレス(130)に伝達され、
前記プリプレス(130)は、当該JDFから、少なくとも一つの組み込まれたPDF(顧客インプット)と作用的に関係する重要なプロセスパラメータを読み取り、
一つのPDFデータが面付けされ、
行われた前記面付けが、前記ワークフローシステム(100)にフィードバックされることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし10のいずれか一項に記載の方法において、
JDF(Job Definition Format)が、前記ワークフローシステム(100)から前記プリントマネージャ(108)に送信され、
前記プリントマネージャ(108)が、前記デジタル印刷機(2)を制御することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし11のいずれか一項に記載の方法において、
前記プリプレス(130)は、少なくとも以下のプロセス、
−対応するジョブの紙を受け入れるほどに前記後加工装置の用意が整い次第、準備完了報告がなされ、
−前記デジタル印刷機(2)と前記ワークフローシステム(100)が、準備プロセスを終了として報告してはじめて、製造が開始される或いは開始可能にされる
プロセスを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1ないし12のいずれか一項に記載の方法において、
JDF(Job Definition Format)が、ライン制御部(109)に送信され、当該ライン制御部が直接的又は間接的に、前記デジタル印刷装置(2)の下流側で動作する全ての後加工装置(3−8)を制御することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし13のいずれか一項に記載の方法において、
前記ワークフローシステム(100)は、以下の、
−Graybox JDF(101)
−ランリスト(102)
−PDF(103)
−PDF/VT(104)
のプロセスデータの少なくとも一つが供給され、複数のプロセスデータが供給されるときには、これらのプロセスデータが互いに任意の組み合わせと順番で導入されることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし14のいずれか一項に記載の方法において、
前記エディタ(105)は、前記ランリスト(102)をプロセス技術的に解釈し、
前記PDF/VT(104)は、他のメタデータを前記プリプレス(130)及び/又は前記デジタル印刷機(2)に供給することを特徴とする方法。 - 請求項1ないし15のいずれか一項に記載の方法において、
前記ワークフローシステム(100)には、さらに他のプロセスデータ(112)が供給されることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし16のいずれか一項に記載の方法において、
前記ワークフローシステム(100)は、少なくとも一つの外部からもたらされたMIS(121)と作用接続しており、当該MISは、少なくとも一つの追加のGraybox JDF(101)及び/又はランリスト(102)を前記ワークフローシステム(100)に入れることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし17のいずれか一項に記載の方法において、
前記個別の印刷物は、前記パイル(4)内で物体的及び/又は電子的に機能する仕切りにより互いに区別されて存在し、前記後加工のために呼び出し可能とされていることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし18のいずれか一項に記載の方法において、
前記パイルから個別に作成された前記印刷物は、中綴じ装置、糊綴じ装置、糸綴じ装置における少なくとも一つの処理により製造されることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし19のいずれか一項に記載の方法において、
前記印刷物は、少なくとも最終処理のときに処理装置内でカバーが付されることを特徴とする方法。 - 請求項1ないし20のいずれか一項に記載の方法において、
少なくとも前記PDFフォーマットないしPDF/VTフォーマットは、前記印刷物の表紙のために用意されたメタデータを含み、
前記表紙は、バリアブル且つ個別にそれぞれの前記印刷物に対して割り当てられることを特徴とする方法。
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