JP2016153672A - 止水栓 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁部材の抜け出しを抑制する部材の取り付け及び取り外しが容易であり、かつ、構造簡素化、小型化、製造容易化を図ることができる止水栓を提供すること。【解決手段】止水栓1は、水栓本体2と弁部材4とを備えている。水栓本体2には、収容部3が設けられている。収容部3には、保持部材5が取り付けられている。保持部材5は、規制部51と被覆部52とを有する。保持部材5の被覆部52及び収容部3の外周面300のうち、一方には、係止部521が設けられ、他方には、係止部521を案内する案内部と、案内部に連通し、係止部521が係止される被係止部32とが設けられている。保持部材5と収容部3とは、一方に設けられた係止部521が他方に設けられた案内部を介して案内され、被係止部32に係止されている。【選択図】図3

Description

本発明は、止水栓に関する。
従来、配管等の途中に設けられ、水等の流体の流通を止めたり、流体の流量を調整したりするための止水栓が知られている。止水栓は、流体を流通させる流路を内部に設けた水栓本体と、水栓本体の流路を開閉可能に構成された弁部材とを備えている。弁部材は、こま式やボール式の弁体、その弁体に連結された弁軸(スピンドル)等を含んで構成されている。水栓本体には、弁部材を内側に収容する筒状の収容部が設けられている。
弁部材を収容する収容部には、弁部材の抜け出しを抑制する部材が取り付けられている。例えば、特許文献1には、収容部の内周面に形成したネジ部にネジ部材を螺合固定し、このネジ部材によって収容部から弁部材の抜け出しを抑制する止水栓が開示されている。また、特許文献2には、収容部の内周面に形成した環状凹溝にCリングを装着し、このCリングによって収容部から弁部材の抜け出しを抑制する止水栓が開示されている。
特開2004−293096号公報 特開2014−149001号公報
しかしながら、前記特許文献1の止水栓では、収容部の内周面のネジ部にネジ部材を螺合する。そのため、ネジ部材の取り付け及び取り外しが非常に煩雑となる。また、樹脂成形では、収容部の内周面にネジ部を成形することが困難である。そのため、収容部を含む水栓本体全体を一体的に樹脂成形することが困難である。
また、前記特許文献2の止水栓では、Cリングの着脱に専用の工具が必要となるため、Cリングの着脱が非常に煩雑となる。また、樹脂成形では、Cリングを装着する環状凹溝がアンダーカット形状となるため、収容部の内周面に環状凹溝を成形することが困難である。そのため、収容部を含む水栓本体全体を一体的に樹脂成形することが困難である。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたものであり、弁部材の抜け出しを抑制する部材の取り付け及び取り外しが容易であり、かつ、構造簡素化、小型化、製造容易化を図ることができる止水栓を提供しようとするものである。
本発明の止水栓は、流体を流通させる流路を内部に設けた水栓本体と、該水栓本体の前記流路を開閉可能に構成された弁部材とを備え、前記水栓本体には、軸方向の一端を開口し、前記弁部材を内側に収容する筒状の収容部が設けられ、該収容部の開口側の端部には、前記収容部の内側に収容された前記弁部材を保持する保持部材が取り付けられ、該保持部材は、前記弁部材における前記収容部の開口側への移動を規制する規制部と、前記収容部の外周面を覆う被覆部とを有し、前記保持部材の前記被覆部及び前記収容部の前記外周面のうち、一方には、係止部が設けられ、他方には、前記係止部を案内する案内部と、該案内部に連通し、前記係止部が係止される被係止部とが設けられ、前記保持部材と前記収容部とは、一方に設けられた前記係止部が他方に設けられた前記案内部を介して案内され、前記被係止部に係止されている。
前記止水栓において、水栓本体における収容部の開口側の端部には、弁部材を保持する保持部材が取り付けられている。保持部材と収容部とは、一方に設けられた係止部が他方に設けられた案内部を介して案内され、被係止部に係止されている。すなわち、係止部を被係止部に係止させるという簡易な構造で、保持部材が収容部に取り付けられている。
そのため、従来のネジ式やCリング式の取り付け構造と比較して、収容部からの弁部材の抜け出しを抑制する部材(保持部材)の取り付けが非常に容易となる。また、保持部材の取り付け後、その保持部材の取り外しも非常に容易であるため、メンテナンス作業を行いやすくなる。
また、保持部材の取り付け構造を簡易としたことにより、収容部や収容部を含めた水栓本体全体の小型化を図ることができる。また、従来のように、収容部にネジ部やCリングを装着する環状凹溝を設ける必要がないため、収容部を樹脂等で成形することができる。これにより、収容部を含めた水栓本体全体を樹脂等で一体的に成形することが可能となり、水栓本体の構造簡素化、製造容易化を図ることができる。
また、保持部材は、弁部材における収容部の開口側への移動を規制する(弁部材が収容部から抜け出す方向に移動することを抑制する)規制部を有する。そのため、収容部に取り付けられた保持部材(特に規制部)によって、弁部材が収容部から抜け出すことを十分に抑制できる。
このように、本発明によれば、弁部材の抜け出しを抑制する部材の取り付け及び取り外しが容易であり、かつ、構造簡素化、小型化、製造容易化を図ることができる止水栓を提供することができる。
前記止水栓において、前記保持部材の前記被覆部には、前記係止部が設けられ、前記収容部の前記外周面には、前記案内部と前記被係止部とが設けられていてもよい。この場合には、水栓本体の収容部に対する保持部材の取り付け及び取り外しが非常に容易となる。
また、前記収容部の前記外周面には、前記係止部が設けられ、前記保持部材の前記被覆部には、前記案内部と前記被係止部とが設けられていてもよい。この場合には、水栓本体の収容部に対する保持部材の取り付け及び取り外しが非常に容易となる。
また、前記案内部は、第1の方向に形成され、前記係止部を案内する入口である案内入口部を有する第1案内路と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に形成され、前記被係止部に連通する第2案内路とを有していてもよい。この場合には、水栓本体の収容部に取り付けられた保持部材が収容部から容易に外れないようにすることができる。
実施形態1の止水栓を示す斜視図である。 実施形態1の止水栓示す展開説明図である。 止水栓(開弁状態)の構造を示す一部断面説明図である。 止水栓(閉弁状態)の構造を示す一部断面説明図である。 (A)は保持部材を示す側面図であり、(B)は(A)のA−A線矢視断面図である。 (A)は水栓本体を示す側面図であり、(B)は(A)のB−B線矢視断面図である。 (A)は収容部に保持部材を被せる工程を示す説明図であり、(B)は収容部の案内部の案内入口部に保持部材の係止部を案内する工程を示す説明図である。 (A)は収容部の案内部において保持部材の係止部を案内する工程を示す説明図であり、(B)は収容部の被係止部に保持部材の係止部が係止された状態を示す説明図である。 実施形態2の止水栓の本体部を示す側面図である。 実施形態2の止水栓の本体部を示す斜視図である。 (A)は保持部材を示す斜視図であり、(B)は保持部材を示す平面図であり、(C)は保持部材を示す側面図である。 (A)は収容部に保持部材を被せる工程を示す説明図であり、(B)は保持部材の案内部の案内入口部に収容部の係止部を案内する工程を示す説明図である。 (A)は保持部材の案内部において収容部の係止部を案内する工程を示す説明図であり、(B)は保持部材の被係止部に収容部の係止部が係止された状態を示す説明図である。 実施形態3の止水栓(開弁状態)の構造を示す一部断面説明図である。 実施形態3の止水栓(閉弁状態)の構造を示す一部断面説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(実施形態1)
図1〜図6に示すように、本実施形態の止水栓1は、流体を流通させる流路20を内部に設けた水栓本体2と、水栓本体2の流路20を開閉可能に構成された弁部材4とを備えている。水栓本体2には、軸方向の一端を開口し、弁部材4を内側に収容する筒状の収容部3が設けられている。収容部3の開口側の端部には、収容部3の内側に収容された弁部材4を保持する保持部材5が取り付けられている。保持部材5は、弁部材4における収容部3の開口側への移動を規制する規制部51と、収容部3の外周面300を覆う被覆部52とを有する。
保持部材5の被覆部52及び収容部3の外周面300のうち、一方には、係止部521が設けられ、他方には、係止部521を案内する案内部31と、案内部31に連通し、係止部521が係止される被係止部32とが設けられている。保持部材5と収容部3とは、一方に設けられた係止部521が他方に設けられた案内部31を介して案内され、被係止部32に係止されている。以下、この止水栓1について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の止水栓1は、一般的なコマ式の止水栓1である。止水栓1は、円筒状の水栓本体2を備えている。水栓本体2は、エラストマ配合PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂からなる。水栓本体2を構成する他の材料としては、例えば、PPSU(ポリフェニルサルフォン)、PA(ポリアミド)、PSU(ポリサルフォン)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等がある。
水栓本体2の内部には、水を流通させる流路20が設けられている。流路20は、水栓本体2の軸方向の一端から他端まで連通するように形成されている。流路20は、第1流路部201と第2流路部202とを有する。第1流路部201と第2流路部202との間には、連通孔203が形成されている。連通孔203の周囲には、後述する弁体42が離着座する弁座204が設けられている。
水栓本体2の軸方向の一端部には、継手71が取り付けられている。継手71は、止水栓1と樹脂製パイプ等の管体(図示略)とを接続するためのものである。また、水栓本体2の軸方向の一端部には、円筒状の補強部材72が嵌装されている。補強部材72は、水栓本体2と継手71との連結をより強固にするための部材である。
水栓本体2の軸方向の他端部には、黄銅からなる円筒状の第1インサート部材21が設けられている。第1インサート部材21を構成する他の材料としては、例えば、青銅、ステンレス鋼(SUS)、繊維強化樹脂等がある。水栓本体2と第1インサート部材21とは、インサート成形により一体化されている。なお、水栓本体2と第1インサート部材21とは、一体的に成形してもよい。第1インサート部材21は、その一部が水栓本体2から突出するように配置されている。
水栓本体2には、円筒状の収容部3が設けられている。収容部3は、水栓本体2から水栓本体2の軸方向に直交する方向に突出して形成されている。収容部3の軸方向の一端(先端)には、開口部30が形成されている。収容部3の内側の空間は、流路20の途中に連通している。
収容部3の先端部には、ガラス繊維強化PPS樹脂からなる第2インサート部材22が設けられている。第2インサート部材22を構成する他の材料としては、例えば、繊維強化樹脂等の高強度樹脂、黄銅、青銅等がある。収容部3を含む水栓本体2と第2インサート部材22とは、インサート成形により一体化されている。なお、水栓本体2と第2インサート部材22とは、一体的に成形してもよい。第2インサート部材22は、収容部3の内周面に沿って配置されている。第2インサート部材22の内周面には、雌ネジ221が形成されている。
収容部3(第2インサート部材22)の内側には、弁部材4が収容されている。弁部材4は、柱状の弁軸41(スピンドル)と、弁軸41に連結されたコマ式の弁体42(パッキン)とを有する。弁軸41は、ガラス繊維強化PPS樹脂からなる。弁軸41を構成する他の材料としては、例えば、黄銅、青銅等がある。弁体42は、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)からなる。弁体42を構成する他の材料としては、NBR(ニトリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、シリコンゴム等がある。
弁軸41の先端部には、環状の弁体42が取り付けられている。弁軸41の先端部の外周面には、環状凹溝411が形成されている。環状凹溝411内には、Oリング61が装着されている。Oリング61は、弁部材4(弁軸41)と収容部3との間をシールしている。
弁軸41の後端部の外周面には、雄ネジ412が形成されている。弁軸41は、収容部3の内側に配置された第2インサート部材22に螺合されている。弁軸41は、第2インサート部材22に螺合された状態で回転させることにより、弁軸41の先端部に取り付けられた弁体42と共に、軸方向に沿って進退可能となっている。
例えば、図3に示すように、弁体42が弁座204から離れている(離座している)状態、すなわち開弁状態では、連通孔203が開口しており、第1流路部201と第2流路部202とが連通した状態となる。これにより、水栓本体2の流路20が開状態となる。
一方、図4に示すように、弁体42が弁座204に当接している(着座している)状態、すなわち閉弁状態では、連通孔203が弁軸41及び弁体42によって閉塞され、第1流路部201と第2流路部202とが遮断された状態となる。これにより、水栓本体2の流路20が閉状態となる。
なお、本実施形態では、弁部材4は、弁軸41と弁体42とを有しているが、例えば、ニードルバルブ等のように、弁体42を省略し、弁軸41のみで構成することもできる。このような構成の場合、弁軸41は、水栓本体2の弁座204に対して離着座し、弁体42の役割を果たす。
図1〜図3に示すように、収容部3の先端部には、保持部材5が取り付けられている。保持部材5は、ステンレス鋼(SUS)からなる。保持部材5を構成する他の材料としては、例えば、亜鉛ダイキャスト、アルミダイキャスト、PPS、PA等の高強度樹脂等がある。保持部材5は、規制部51と被覆部52とを有する。
図5(A)、(B)に示すように、保持部材5において、規制部51は、その中央部に貫通孔511を有し、環状に形成されている。貫通孔511には、弁部材4(弁軸41)が挿通配置される。規制部51には、後述する係止部521に対応する位置にそれぞれ第1目印512が設けられている。
被覆部52は、筒状に形成されている。被覆部52は、ステンレス鋼板を絞り加工して形成されている。被覆部52には、2つの係止部521が設けられている。各係止部521は、ステンレス鋼板の一部を曲げ加工して形成されている。2つの係止部521は、被覆部52の径方向に対向して配置されている。なお、係止部521の形状は、これに限定されるものではなく、例えば、樹脂で形成したり、鍛造や鋳造を用いて形成する場合には、係止部521を突起状に形成することもできる。
図3に示すように、保持部材5の規制部51は、弁部材4(弁軸41)における収容部3の開口側への移動を規制している。すなわち、規制部51は、弁部材4(弁軸41)が収容部3の開口部30から抜け出す方向に移動すると、弁軸41の雄ネジ412が規制部51に接触してそれ以上移動できないようにしている。
図6(A)、(B)に示すように、収容部3の外周面300には、保持部材5の係止部521を案内する案内部31と、案内部31に連通して形成され、保持部材5の係止部521が係止される被係止部32とが設けられている。本実施形態において、収容部3の外周面300には、案内部31及び被係止部32がそれぞれ2つ設けられている。2つの案内部31は、収容部3の径方向に対向して配置されている。同様に、2つの被係止部32は、収容部3の径方向に対向して配置されている。
案内部31は、凹溝状に形成され、第1案内路311と第2案内路312とを有する。第1案内路311は、収容部3の軸方向に沿って形成されている。第1案内路311は、保持部材5の係止部521を案内する入口である案内入口部310を有する。案内入口部310は、入口側に向けて徐々に幅が大きくなるようにテーパ状に形成されている。これにより、保持部材5の係止部521を収容部3の案内部31の第1案内路311に案内させやすくなる。第2案内路312は、第1案内路311の一端から収容部3の周方向に沿って形成されている。第2案内路312は、被係止部32に連通して形成されている。
被係止部32は、凹状に形成されている。被係止部32の深さは、案内部31(第1案内路311、第2案内路312)と同じである。被係止部32と第2案内路312との間には、収容部3の外周面300から径方向外側に突出した突起部313が設けられている。なお、本実施形態では、被係止部32と第2案内路312との間に突起部313を設けたが、例えば、突起部313を設けず、被係止部32の深さを案内部31よりも一段深くした構成としてもよい。収容部3の外周面300には、被係止部32に対応する位置にそれぞれ第2目印33が設けられている。
図3に示すように、保持部材5の係止部521は、収容部3の案内部31(第1案内路311、第2案内路312)を介して案内され、収容部3の被係止部32に係止されている。これにより、保持部材5は、収容部3の先端部に取り付けられている。
なお、本実施形態では、収容部3を含む水栓本体2と第2インサート部材22とがインサート成形により一体化されている構成である。そのため、収容部3の先端部を覆うように取り付けられた保持部材5によって、第2インサート部材22の外周を囲繞することができ、水栓本体2と第2インサート部材22との密着度が高まる。
次に、水栓本体2の収容部3に、保持部材5を取り付ける工程について説明する。
まず、図7(A)に示すように、保持部材5を水栓本体2の収容部3の先端部に被せる。このとき、保持部材5の規制部51の貫通孔511内に、収容部3の内側に収容された弁部材4(弁軸41)が挿通するようにする。
次いで、図7(B)に示すように、保持部材5の係止部521を収容部3の案内部31に案内する。具体的には、保持部材5の係止部521を収容部3の案内部31の案内入口部310から第1案内路311に案内する。
次いで、図8(A)に示すように、保持部材5を収容部3の先端部に被せた状態において、保持部材5を周方向に回転させることにより、保持部材5の係止部521が収容部3の案内部31の第1案内路311から第2案内路312に案内される。
次いで、図8(B)に示すように、保持部材5を収容部3の先端部に被せた状態において、保持部材5を周方向にさらに回転させることにより、保持部材5の係止部521が収容部3の案内部31の第2案内路312から突起部313を乗り越えて被係止部32に案内される。そして、保持部材5の係止部521が収容部3の被係止部32に係止される。これにより、水栓本体2の収容部3に、保持部材5を取り付ける。
このとき、図1に示すように、保持部材5の規制部51の第1目印512と収容部3の第2目印33とが周方向において同じ位置となるため、保持部材5の取り付けが完了したことが外部から確認できる。つまり、保持部材5の係止部521が収容部3の被係止部32に係止されたことが外部から確認できる。
次に、本実施形態の止水栓1における作用効果について説明する。
本実施形態の止水栓1において、水栓本体2における収容部3の開口側の端部には、弁部材4を保持する保持部材5が取り付けられている。保持部材5と収容部3とは、一方に設けられた係止部521が他方に設けられた案内部31を介して案内され、被係止部32に係止されている。すなわち、係止部521を被係止部32に係止させるという簡易な構造で、保持部材5が収容部3に取り付けられている。
そのため、従来のネジ式やCリング式の取り付け構造と比較して、収容部3からの弁部材4の抜け出しを抑制する部材(保持部材5)の取り付けが非常に容易となる。また、保持部材5の取り付け後、その保持部材5の取り外しも非常に容易であるため、メンテナンス作業を行いやすくなる。
また、保持部材5の取り付け構造を簡易としたことにより、収容部3や収容部3を含めた水栓本体2全体の小型化を図ることができる。また、従来のように、収容部3にネジ部やCリングを装着する環状凹溝を設ける必要がないため、収容部3を樹脂等で成形することができる。これにより、収容部3を含めた水栓本体2全体を樹脂等で一体的に成形することが可能となり、水栓本体2の構造簡素化、製造容易化を図ることができる。
また、保持部材5は、弁部材4における収容部3の開口側への移動を規制する(弁部材4が収容部3から抜け出す方向に移動することを抑制する)規制部51を有する。そのため、収容部3に取り付けられた保持部材5(特に規制部51)によって、弁部材4が収容部3から抜け出すことを十分に抑制できる。
また、本実施形態の止水栓1において、保持部材5の被覆部52には、係止部521が設けられ、収容部3の外周面300には、案内部31と被係止部32とが設けられている。そのため、水栓本体2の収容部3に対する保持部材5の取り付け及び取り外しが非常に容易となる。
また、案内部31は、第1の方向に形成され、係止部521を案内する入口である案内入口部310を有する第1案内路311と、第1の方向とは異なる第2の方向に形成され、被係止部32に連通する第2案内路312とを有する。そのため、水栓本体2の収容部3に取り付けられた保持部材5が収容部3から容易に外れないようにすることができる。
このように、本実施形態によれば、弁部材4の抜け出しを抑制する部材(保持部材5)の取り付け及び取り外しが容易であり、かつ、構造簡素化、小型化、製造容易化を図ることができる止水栓1を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図9〜図11に示すように、止水栓1における収容部3及び保持部材5の構成を変更した例である。なお、実施形態1と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
図9、図10に示すように、収容部3の外周面300には、2つの係止部34が設けられている。各係止部34は、収容部3の外周面300から外側に突出して形成されている。2つの係止部34は、収容部3の外周面300において、径方向に対向する位置に設けられている。収容部3の外周面300には、係止部34に対応する位置にそれぞれ第2目印33が設けられている。
図11(A)〜(C)に示すように、保持部材5の被覆部52には、収容部3の係止部521を案内する案内部53と、案内部53に連通して形成され、収容部3の係止部34が係止される被係止部54とが設けられている。本実施形態において、被覆部52には、2組の案内部53及び被係止部54が設けられている。2つの案内部53及び2つの被係止部54は、それぞれ被覆部52の径方向に対向して配置されている。
案内部53は、被覆部52の一部を切り欠いて形成され、第1案内路531と第2案内路532とを有する。第1案内路531は、被覆部52の軸方向に沿って形成されている。第1案内路531は、収容部3の係止部34を案内する入口である案内入口部530を有する。案内入口部530は、入口側に向けて徐々に幅が大きくなるようにテーパ状に形成されている。第2案内路532は、第1案内路531の一端から被覆部52の周方向に沿って形成されている。第2案内路532は、被係止部54に連通して形成されている。
被係止部54は、被覆部52の一部を切り欠いて形成されている。案内部53の第2案内路532と被係止部54との間には、幅が狭くなった幅狭部55が設けられている。保持部材5の規制部51には、被覆部52の被係止部54に対応する位置にそれぞれ第1目印512が設けられている。
後述の図13(B)に示すように、収容部3の係止部34は、保持部材5の案内部53(第1案内路531、第2案内路532)を介して案内され、保持部材5の被係止部54に係止されている。これにより、保持部材5は、収容部3の先端部に取り付けられている。
次に、水栓本体2の収容部3に、保持部材5を取り付ける工程について説明する。
まず、図12(A)に示すように、保持部材5を水栓本体2の収容部3の先端部に被せる。このとき、保持部材5の規制部51の貫通孔511内に、収容部3の内側に収容された弁部材4(弁軸41)が挿通するようにする。
次いで、図12(B)に示すように、収容部3の係止部34を保持部材5の案内部53に案内する。具体的には、収容部3の係止部34を保持部材5の案内部53の案内入口部530から第1案内路531に案内する。
次いで、図13(A)に示すように、保持部材5を収容部3の先端部に被せた状態において、保持部材5を周方向に回転させることにより、収容部3の係止部34を保持部材5の案内部53の第1案内路531から第2案内路532に案内する。
次いで、図13(B)に示すように、保持部材5を収容部3の先端部に被せた状態において、保持部材5を周方向にさらに回転させることにより、収容部3の係止部34を保持部材5の案内部53の第2案内路532から幅狭部55を通過させて被係止部54に案内する。そして、収容部3の係止部34を保持部材5の被係止部54に係止させる。これにより、水栓本体2の収容部3に、保持部材5を取り付ける。
このとき、保持部材5の第1目印512と収容部3の第2目印33とが周方向において同じ位置となるため、保持部材5の取り付けが完了したことが外部から確認できる。つまり、収容部3の係止部34が保持部材5の被係止部54に係止されたことが外部から確認できる。
本実施形態の場合、収容部3の外周面300には、係止部34が設けられ、保持部材5の被覆部52には、案内部53と被係止部54とが設けられている。そのため、水栓本体2の収容部3に対する保持部材5の取り付け及び取り外しが非常に容易となる。
(実施形態3)
本実施形態は、図14、図15に示すように、本発明をいわゆるボール式の止水栓1に適用した例である。なお、実施形態1と同様の構成及び作用効果については説明を省略する。
図14に示すように、本実施形態の止水栓1は、一般的なボール式の止水栓1である。水栓本体2の内部には、水を流通させる流路20が設けられている。流路20は、第1流路部201と第2流路部202とを有する。第1流路部201と第2流路部202との間には、弁部材4の弁体42を収容する弁体収容空間205が設けられている。
水栓本体2の軸方向の他端部には、弁体収容空間205内に収容した弁体42を保持して押さえる押え部材23が設けられている。押え部材23は、水栓本体2の一部を構成している。押え部材23は、取り外し可能に構成されている。
収容部3の内側には、弁部材4が収容されている。弁部材4は、柱状の弁軸41(スピンドル)と、弁軸41に連結されたボール式の弁体42とを有する。弁体42は、弁軸41の先端部に取り付けられている。
弁体42の内部には、水栓本体2の流路20の一部を構成する連通路421が貫通して形成されている。弁体収容空間205内には、2つのシール部材62が配置されている。2つのシール部材62は、弁体42と水栓本体2との間をシールしている。
弁軸41の外周面には、2つの環状凹溝411が形成されている。各環状凹溝411内には、Oリング61が装着されている。Oリング61は、弁部材4(弁軸41)と収容部3との間をシールしている。弁軸41の後端部には、ハンドル43が取り付けられている。ハンドル43を回すことにより、弁軸41及び弁体42が回転するように構成されている。
例えば、図14に示すように、第1流路部201及び第2流路部202と弁体42の連通路421とが同じ向きの状態、すなわち開弁状態では、弁体42の連通路421を介して第1流路部201と第2流路部202とが連通した状態となる。これにより、水栓本体2の流路20が開状態となる。
一方、図15に示すように、第1流路部201及び第2流路部202と弁体42の連通路421とが異なる向き(本実施形態では、90°異なる向き)の状態、すなわち閉弁状態では、第1流路部201と第2流路部202とが弁体42によって遮断された状態となる。これにより、水栓本体2の流路20が閉状態となる。
本実施形態の場合にも、弁部材4の抜け出しを抑制する部材(保持部材5)の取り付け及び取り外しが容易であり、かつ、構造簡素化、小型化、製造容易化を図ることができる止水栓1を提供することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、前述の実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
(1)前述の実施形態では、保持部材又は収容部に係止部を2つ設けたが、係止部の数はこれに限定されるものではなく、例えば、係止部を1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
(2)前述の実施形態では、保持部材又は収容部に2つの被係止部(案内部)を設けたが、被係止部(案内部)の数はこれに限定されるものではなく、例えば、被係止部(案内部)を1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
(3)前述の実施形態では、係止部及び被係止部の構成例を示したが、係止部及び被係止部の構成はこれに限定されるものではなく、公知の種々様々な構成を採用することができる。
(4)前述の実施形態では、案内部は、第1案内路と第2案内路とを有するが、第1案内路と第2案内路との間に、1又は複数の案内路が設けられていてもよい。例えば、第1案内路と第2案内路との間に、第1の方向及び第2の方向とは異なる第3の方向に形成された第3案内路が設けられていてもよい。また、案内部(第1案内路、第2案内路)を形成する方向は、種々変更可能である。
(5)本発明の構成は、前述したバルブ(コマ式、ボール式)のみに適用されるものではなく、弁軸を回動させることによって流路の開閉が可能となるものであれば適用することができ、例えば、ゲートバルブ、ニードルバルブ、バタフライバルブ等に適用することができる。
1…止水栓
2…水栓本体
20…流路
3…収容部
300…外周面
31…案内部
32…被係止部
4…弁部材
5…保持部材
51…規制部
52…被覆部
521…係止部

Claims (4)

  1. 流体を流通させる流路を内部に設けた水栓本体と、
    該水栓本体の前記流路を開閉可能に構成された弁部材とを備え、
    前記水栓本体には、軸方向の一端を開口し、前記弁部材を内側に収容する筒状の収容部が設けられ、
    該収容部の開口側の端部には、前記収容部の内側に収容された前記弁部材を保持する保持部材が取り付けられ、
    該保持部材は、前記弁部材における前記収容部の開口側への移動を規制する規制部と、前記収容部の外周面を覆う被覆部とを有し、
    前記保持部材の前記被覆部及び前記収容部の前記外周面のうち、一方には、係止部が設けられ、他方には、前記係止部を案内する案内部と、該案内部に連通し、前記係止部が係止される被係止部とが設けられ、
    前記保持部材と前記収容部とは、一方に設けられた前記係止部が他方に設けられた前記案内部を介して案内され、前記被係止部に係止されていることを特徴とする止水栓。
  2. 前記保持部材の前記被覆部には、前記係止部が設けられ、前記収容部の前記外周面には、前記案内部と前記被係止部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の止水栓。
  3. 前記収容部の前記外周面には、前記係止部が設けられ、前記保持部材の前記被覆部には、前記案内部と前記被係止部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の止水栓。
  4. 前記案内部は、第1の方向に形成され、前記係止部を案内する入口である案内入口部を有する第1案内路と、前記第1の方向とは異なる第2の方向に形成され、前記被係止部に連通する第2案内路とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の止水栓。
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