JP2016153359A5 - - Google Patents

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  1. 般式(1)で表わされる酸化物と一般式(1)で表わされる酸化物100重量部に対して金属換算で0.04重量部以上0.36重量部以下のMnと、ペロブスカイト型構造とは異なる結晶構造を有する一般式(2)で表わされる酸化物を含むことを特徴とする圧電セラミックス。
    (Ba 1−x Ca (Ti 1−y Zr )O (1)
    (式中、0.09≦x≦0.30、0.025≦y≦0.085、0.986≦a≦1.020である。)
    (Ba 1−v Ca (Ti 1−w Zr (2)
    (式中、0≦v≦1、0≦w≦1、1≦b≦6、2≦c≦19、b+2c−1≦d≦b+2c、b<cである。)
  2. 前記一般式(1)および一般式(2)で表わされる酸化物100重量部に対して金属換算で0.042重量部以上0.850重量部以下のBiを含有していることを特徴とする請求項1に記載の圧電セラミックス。
  3. 前記一般式(1)で表わされる酸化物の一部を構成する複数の第一の結晶粒子と、前記一般式(2)で表わされる酸化物を主成分とする複数の第二の結晶粒子を有し、該第一の結晶粒子の間に該第二の結晶粒子が存在することを特徴とする請求項1または2に記載の圧電セラミックス。
  4. 前記第二の結晶粒子と接する前記第一の結晶粒子のBaおよびaを合わせたモル数A1とTiおよびZrを合わせたモル数B1の比A1/B1と、前記第二の結晶粒子と接しない前記第一の結晶粒子のBaおよびaを合わせたモル数A2とTiおよびZrを合わせたモル数B2の比A2/B2とが、A1/B1>A2/B2の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の圧電セラミックス。
  5. 前記一般式(2)で表わされる酸化物が、BaTi、BaTi、BaTi11、BaTi13、BaTi14、BaTi16、BaTi12、BaTi13、BaTi20、BaTi1126、BaTi1330、CaTi、CaTi、CaTi、CaTi12、CaZr、CaZr16、CaZr1944、CaZrTiおよびCaZrTi16から選ばれる少なくとも一つの酸化物であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の圧電セラミックス。
  6. 般式(3)で表わされる酸化物と一般式(3)で表わされる酸化物100重量部に対して金属換算で0.04重量部以上0.36重量部以下のMnと、ペロブスカイト型構造とは異なる結晶構造を有する一般式(4)で表わされる酸化物を含むことを特徴とする圧電セラミックス。
    (Ba 1−x Ca (Ti 1−y Zr )O (3)
    (式中、0.09≦x≦0.30、0.025≦y≦0.085、0.986≦a≦1.020である。)
    (Ba 1−m Ca (Ti 1−n Zr (4)
    (式中、0≦m≦1、0≦n≦1、2≦e≦5、1≦f≦3、g=e+2f、e>fである。)
  7. 前記一般式(3)および一般式(4)で表わされる酸化物100重量部に対して金属換算で0.042重量部以上0.850重量部以下のBiを含有していることを特徴とする請求項に記載の圧電セラミックス。
  8. 前記一般式(3)で表わされる酸化物の一部を構成する複数の第一の結晶粒子と、前記一般式(4)で表わされる酸化物を主成分とする複数の第二の結晶粒子を有し、該第一の結晶粒子の間に該第二の結晶粒子が存在することを特徴とする請求項6または7に記載の圧電セラミックス。
  9. 前記第二の結晶粒子と接する前記第一の結晶粒子のBaおよびaを合わせたモル数A3とTiおよびZrを合わせたモル数B3の比A3/B3と、前記第二の結晶粒子と接しない前記第一の結晶粒子のBaおよびaを合わせたモル数A4とTiおよびZrを合わせたモル数B4の比A4/B4とが、A3/B3<A4/B4の関係を満たすことを特徴とする請求項に記載の圧電セラミックス。
  10. 前記一般式(4)で表わされる酸化物が、BaTiO、CaTiO、CaTi、BaZrO、BaZr、BaCaTiO、BaCaTi、CaTi10から選ばれる少なくとも一つの酸化物であることを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の圧電セラミックス。
  11. 前記圧電セラミックスの表面または断面で観測した際の前記第二の結晶粒子が占める割合が、該圧電セラミックスの表面または断面の全面積に対して0.05面積%以上1.00面積%以下であることを特徴とする請求項3、4、8および9のいずれか一項に記載の圧電セラミックス。
  12. 前記圧電セラミックスを構成する前記第一の結晶粒子の平均円相当径が500nm以上10μm以下であることを特徴とする請求項3、4、8、9および11のいずれか一項に記載の圧電セラミックス。
  13. 前記圧電セラミックスの相対密度が93%以上100%以下であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の圧電セラミックス。
  14. 電極と、圧電セラミックス部とを有する圧電素子であって、該圧電セラミックス部が請求項1乃至13のいずれか一項に記載の圧電セラミックスであることを特徴とする圧電素子。
  15. 前記圧電セラミックス部と前記電極とが交互に積層されたことを特徴とする請求項14に記載の圧電素子。
  16. 記電極がAgおよびPdを含み、該Agの含有重量M1と該Pdの含有重量M2の重量比M1/M2が0.25≦M1/M2≦4.0であることを特徴とする請求項15に記載の圧電素子。
  17. 記電極がNiおよびCuの少なくともいずれか1種を含むことを特徴とする請求項15に記載の圧電素子。
  18. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を配した振動部を備えた液室と、液室に連通する吐出口とを有することを特徴とする液体吐出ヘッド。
  19. 被転写体の載置部と請求項18に記載の液体吐出ヘッドとを備えたことを特徴とする液体吐出装置。
  20. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を配した振動体と、前記振動体と接触する移動体とを有し、該振動体が振動することにより該移動体が駆動されるように構成されたことを特徴とする超音波モータ。
  21. 請求項20に記載の超音波モータを備えた駆動部を有することを特徴とする光学機器。
  22. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を配した振動板からなる振動体を有することを特徴とする振動装置。
  23. 請求項22に記載の振動装置を備えた振動部を有することを特徴とする塵埃除去装置。
  24. 撮像素子ユニットと請求項23に記載の塵埃除去装置とを有する撮像装置であって、前記塵埃除去装置の振動部を前記撮像素子ユニットの受光面側に設けたことを特徴とする撮像装置。
  25. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を備えた圧電音響部品。
  26. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を備えた電子機器。
  27. 請求項14乃至17のいずれか一項に記載の圧電素子を備え、かつ、前記圧電素子への電圧印加手段および前記圧電素子からの電力取出手段の少なくとも一方を有することを特徴とする圧電装置。
  28. 請求項1乃至13のいずれか一項に記載の圧電セラミックスの製造方法であって、
    Ba、Ca、TiおよびZrを含み、ペロブスカイト型構造を有する酸化物よりなる第一の粉体と、BaおよびTiを含み、前記第一の粉体とは異なる結晶構造を有する酸化物よりなる第二の粉体とを、前記第一の粉体の混合比が95質量%以上99.9質量%以下となるように混合して混合粉を得る工程と、
    造粒工程と、
    成形工程と、
    1100℃以上1380℃以下の焼結工程とを、
    順に実施することを特徴とする圧電セラミックスの製造方法。
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