JP2016152333A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Yuki Kudo
由貴 工藤
和峰 木村
Kazutaka Kimura
和峰 木村
博隆 稲葉
Hirotaka Inaba
博隆 稲葉
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Abstract

【課題】曲げ剛性の高い太陽電池モジュールを提供する。【解決手段】表面板2と、背面支持板3と、多数のセル6を封止しかつ表面板2と背面支持板3との間に配置された封止材層4とが積層された積層体5を有する太陽電池モジュールであって、表面板2と背面支持板3との周辺部がそれぞれの板厚方向に折り曲げられて縦壁部2A,3Aが形成され、かつ表面板2の縦壁部2Aと背面支持板3の縦壁部3Aとが少なくとも一部で離隔8している。【選択図】図1

Description

この発明は、太陽光を電力に変換するセル(単電池)を封止している封止材層の一方の面に表面板を設け、かつ他方の面に背面支持板を設けた太陽電池モジュールに関する。
太陽電池モジュールの一例が特許文献1に記載されており、その太陽電池モジュールは、樹脂基板上に太陽光で電力を生じるセルが形成され、その上に表面保護層が形成されている。これら樹脂基板と表面保護層とは熱膨張率が異なっているので、自然環境の下に曝された場合に、熱応力による変形や剥離などが生じる可能性がある。そこで特許文献1には、樹脂基板に線膨張係数の大きい層を設ける場合には、樹脂基板の上に応力緩衝層を設けることが記載されている。
特開2014−027112号公報
特許文献1に記載された発明では、応力緩衝層を新たに設けなければならない不都合があり、また線膨張係数の差が大きい場合や温度変化が大きい場合には、熱応力を十分に吸収できずに変形や剥離などが生じる可能性がある。また、大きい熱応力を十分に吸収できるように構成するとすれば、応力緩衝層の厚さが増大し、太陽電池モジュールの軽量化や薄肉化が阻害される可能性が高くなる。
この発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであって、新たな部材を追加することなく全体としての剛性を高くでき、併せて各層の間の耐剥離強度を向上させることのできる太陽電池モジュールを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、この発明は、表面板と、背面支持板と、多数の単電池を封止しかつ前記表面板と前記背面支持板との間に配置された封止材層とが積層された積層体を有する太陽電池モジュールにおいて、前記表面板と背面支持板との周辺部がそれぞれの板厚方向に折り曲げられて縦壁部が形成され、かつ前記表面板の縦壁部と前記背面支持板の縦壁部とが少なくとも一部で離隔していることを特徴とするものである。
この発明によれば、新たな部材を追加することなく、縦壁部が設けられている周辺部における断面二次モーメントが大きくなるから、曲げに対する剛性を高くし、全体としての強度を向上させることができる。また、それらの縦壁部の一部が離隔しているから、それらの縦壁部の隙間の部分に封止材が流動して縦壁部同士を接合することになる。したがって、表面板および封止材層ならびに背面支持板の接合領域が広がっていわゆる層間剥離を防止もしくは抑制することができる。
この発明に係る太陽電池モジュールを模式的に示す一部省略した断面図である。 図1に示す太陽電池モジュールの底面図である。 図1に示す太陽電池モジュール示す斜視図である。 図1に示す太陽電池モジュールの製造手順を説明するための分解断面図である。 この発明に係る太陽電池モジュールの他の例を模式的に示す底面図である。
この発明を具体例に基づき説明する。図1ないし図3に示す太陽電池モジュール1は、表面板2と、背面支持板3と、これら表面板2と背面支持板3とで挟み込んである封止材層4とからなる積層体5を有しており、その積層構造は従来知られている太陽電池モジュールと同様である。
表面板2は、長期に亘って良好な耐候性、堅牢性および透光性を保持できる樹脂材料、例えばアクリル樹脂、PC(ポリカーボネイト)から構成され、図2および図3に明瞭に示されるように平面形状がほぼ長方形の薄い平面体となっている。背面支持板3は、表面板2とほぼ同じ形状であり、平面輪郭は、表面板2の平面輪郭よりも小さくなっている。この背面支持板3は、太陽電池モジュール1全体の撓みに対する強度を向上させるため、曲げ剛性を与える材料、例えば鉄、アルミ、ポリカーボネイト等の樹脂、カーボン繊維又はガラス繊維強化プラスチックから構成されている。この背面支持板3は、更に剛性を増すために、上記材料の間に挟持された構造部材、例えばハニカム構造部材(図示せず)を含んでもよい。
封止材層4は、所定のパターンで配列された多数のセル(単電池)6を合成樹脂からなる封止材7の内部に密封した層であり、そのセル6は、結晶系シリコン、非晶質シリコン、薄膜系、有機系材料から構成され、所定の定格電力を出力できるよう、図示していないリード線により互いに接続されている。封止材7としてEVA,アイオノマー、ポリオレフィン系、シリコーン等の透明樹脂を使用でき、透光性の表面板2および封止材層4を透過した光がセル6に入射し、光エネルギーが電力に変換されるようになっている。
表面板2および背面支持板3の周辺部は、板厚方向に折り曲げられていて、その折り曲がった部分が縦壁部2A,3Aとなっている。図1ないし図3に示す例では、縦壁部2A,3Aは背面側(図1の下側)に折れ曲がっており、各縦壁部2A,3Aの下端部は同じ高さに揃えられている。各縦壁部2A,3Aの屈曲角度は共に直角であり、したがって縦壁部2A,3A同士の間には、隙間8があいていてその隙間8に封止材7がはみ出して隙間8を埋めている。
上記の太陽電池モジュール1を製造する場合、図4に示すように、それぞれ縦壁部2A,3Aを一体に成形した表面板2および背面支持板3とを用意する。縦壁部3Aを下向きにした背面支持板3の上面にシート状もしくはフィルム状の封止材7を配置し、その封止材7の上面にセル6を所定の配列パターンで配置する。そのセル6を挟み付けるように他の封止材7を配置し、これら封止材7およびセル6を挟み付けるように、縦壁部2Aを下向きにした表面板2を配置する。このように積層した状態で真空熱プレスなどによるラミネート加工を施す。封止材7は熱可塑性であるから溶融し、セル6を包み込んで密封するとともに表面板2および背面支持板3を接着する。
また、表面板2と背面支持板3とを正確に位置決めすることにより、各縦壁部2A,3A同士の間に隙間8が生じており、加熱溶融した封止材7がその隙間8に流動して隙間8を埋める。すなわち、その縦壁部2A,3Aの部分においても表面板2と背面支持板3とが接着される。また、隙間8は、互いに対向している表面板2と背面支持板3の間を外部に連通させる開口部として機能するから、ラミネート加工の際に表面板2と背面支持板3との間の空気や、封止材7から発生した気泡を外部に排出することができ、その結果、封止材層4と表面板2や背面支持板3とがより確実に密着する。すなわち、各層を確実に接着して信頼性を向上させることができる。
なお、接着力が不足する場合には、封止材7として、より接着力の強い材料を採用し、あるいは表面板2および封止材層4ならびに背面支持板3のそれぞれの間に接着剤を入れてもよい。
この発明に係る上記の太陽電池モジュール1は、セル6を積層してあるいわゆる中央部分は平坦面もしくは平滑面になっており、これに対して周辺部は、縦壁部2A,3Aが形成されて厚さ方向の寸法が中央部分より大きくなっている。すなわち、積層体5の周辺部分の断面二次モーメントが大きくなっている。そのため、上記の太陽電池モジュール1は、曲げ剛性の高い枠を嵌めた構造と同様の構造になっているから、熱応力や外力が掛かっても変形しにくく、また変形しにくいことにより各層の間での耐剥離強度が高い。しかも新たな部品もしくは部材を追加することなく曲げ剛性が高くなっているから、太陽電池モジュール1の軽量化や薄肉化が阻害されない。
なお、この発明においては、前記縦壁部2A,3Aは積層体5の全周に設ける必要はない。例えば、積層体5が平面視で矩形もしくは方形の場合、所定の対向する二辺にのみ縦壁部を設けた構成としてもよい。また、前述した隙間8は、積層体5の全周に設けずに一部に設けられていてもよい。その例を図5に示してある。
ここに示す例は、積層体5を平面視で長方形状に形成し、その四辺の中間部分に隙間8を形成した例である。より具体的に説明すると、表面板2の縦壁部2Aの内法と背面支持板3の縦壁部3Aの外法とがほぼ同じになっており、さらに背面支持板3における縦壁部3Aの中央部分(各辺での中央部分)が積層体5の中心部に向けて湾曲している。すなわち、表面板2の縦壁部2Aの内面から離隔する方向に湾曲している。この湾曲部分に隙間8が形成されている。したがって、四つの角部では、各縦壁部2A,3Aが接触している。このような構成によれば、表面板2と背面支持板3との相対的な位置が、縦壁部2A,3Aの角部によって一義的に決まり、これらを互いに組み付ける作業が容易になり、ひいては製造作業性が向上する。また、ラミネート加工時に表面板2と背面支持板3との相対的な位置のずれが生じないので、これらの間に挟み込まれる封止材層4の流動による位置のずれや、セル6の位置もしくは配列のずれなどを防止もしくは抑制することができる。なお、各縦壁部2A,3Aが互いに接触する箇所は、三箇所以上であればよく、図5に示す四箇所に限定されない。
さらに、この発明における縦壁部は、背面支持板3側に折り曲げて形成する以外に表面板2側(上側)に折り曲げて形成されていてもよい。また、この発明に係る太陽電池モジュールの形状は、平面視で矩形もしくは方形が一般的であるが、これ以外の形状であってもよい。
以上、種々の実施例に基づきこの発明について説明したが、この発明は、これら実施例のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更および変形が可能である。
1…太陽電池モジュール、 2…表面板、 3…背面支持板、 2A,3A…縦壁部、 4…封止材層、 5…積層体、 6…セル(単電池)、 7…封止材、 8…隙間。

Claims (1)

  1. 表面板と、背面支持板と、多数の単電池を封止しかつ前記表面板と前記背面支持板との間に配置された封止材層とが積層された積層体を有する太陽電池モジュールにおいて、
    前記表面板と背面支持板との周辺部がそれぞれの板厚方向に折り曲げられて縦壁部が形成され、かつ前記表面板の縦壁部と前記背面支持板の縦壁部とが少なくとも一部で離隔していることを特徴とする太陽電池モジュール。
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