JP2016152295A - 加工装置 - Google Patents

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Kazutaka Terada
一貴 寺田
千紘 平沼
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Abstract

【課題】 装置メーカーに検出センサの調整を依頼することなく、被加工物の外周縁を検出するセンサの感度調整を行うことを可能とし、正確に被加工物の中心位置を検出することができ加工装置を提供することである。【解決手段】 加工装置は、第1の搬送手段に保持された被加工物の外周縁の位置を検出する外周縁検出手段を備えている。外周縁検出手段は、仮置きテーブル近傍の所定位置に配設され、Y軸方向に沿った所定長さの測定光を出射する発光部と、発光部に対向して配設され測定光を受光する受光部と、発光部と受光部との間に被加工物の外周部が挿入可能な挿入部とを含む。制御手段は、第1の搬送手段を作動させ、カセットから搬出した被加工物の外周部を外周縁検出手段の挿入部に断続的に挿入し、被加工物が測定光を徐々に遮っていく際の被加工物のY軸方向の移動量と移動量毎の電気信号の値とを記憶部に記憶し、記憶部に記憶された移動量と移動量毎の電気信号の値とから一次関数を算出する。【選択図】図6

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の板状の被加工物を加工する切削装置、研削装置、レーザー加工装置等の加工装置に関する。
半導体デバイスの製造プロセスでは、半導体からなる円盤状のウエーハの表面にICやLSI等の多数の電子回路を形成し、次いでウエーハの裏面を研削して所定の厚さに加工してから、電子回路が形成されたデバイス領域を分割予定ラインに沿って切断するダイシングを行い、1枚のウエーハから多数のデバイスチップを得ている。得られたデバイスチップは携帯電話、パソコン等の各種電子機器に広く利用されている。
ウエーハをダイシングする装置として、高速回転する切削ブレードをウエーハに切り込ませて切断する切削装置が知られている(例えば、特開2002−359211号公報参照)。この切削装置は、多数のウエーハを収容したカセットが載置されるカセット載置領域と、カセットから搬出されたウエーハが一時的に載置される仮置きテーブルが配設された仮置き領域と、仮置き領域から搬送されたウエーハがチャックテーブルに載置される載置領域と、チャックテーブルに保持されたウエーハが切削手段によって切削される切削領域と、切削後のウエーハが洗浄される洗浄領域とから概ね構成される。各領域間のウエーハの移動には、ウエーハを吸着して保持する吸着パッドを備えた搬送手段が用いられている。
このような切削装置では、ウエーハを切断して個々のデバイスチップを得る切断加工の他に、円弧状に面取りされた外周縁を有するウエーハを研削装置によって薄化した際に、面取り部が鋭利なナイフエッジ形状となることを防ぐために円弧状の面取り部を除去するエッジトリミングや、ウエーハを完全に切断しないで切削溝を形成するハーフカット等も実施される。
ウエーハを完全切断するダイシング、ウエーハの円弧状の面取り部を除去するエッジトリミング、切削溝を形成するハーフカット加工においても、ウエーハをチャックテーブルの所定の位置に載置する必要があり、その際にはウエーハの中心位置を検出してチャックテーブルの中心とウエーハの中心とを一致させてウエーハがチャックテーブル上に載置される。
また、ウエーハを研削する研削装置においても、チャックテーブルに保持したウエーハを回転させながら所定の厚さに研削したり、デバイス領域に対応するウエーハの裏面を研削して外周部分に環状の補強部を形成する研削加工等を行うため、チャックテーブルの中心にウエーハの中心を一致させて載置することが必要となる(例えば、特許第4758222号公報参照)。
チャックテーブルにウエーハを載置する際に、チャックテーブルの中心とウエーハの中心とを一致させるために、仮置きテーブルにおいてウエーハの中心位置を検出することが従来から行われている。
中心位置の検出では、ウエーハを撮像手段によって撮像して得られた撮像画像から中心位置を求めたり、光学式の検出センサによってウエーハの外周縁の座標を複数算出し、外周縁の複数の座標から中心位置を算出する方法等が取られている。
特開2002−359211号公報 特許第4758222号公報
撮像手段によるウエーハの撮像にはある程度のスペースが必要となるため、スペースに余裕のない装置の場合には、光学式の検出センサを用いた中心検出が採用されている。この際に使用される光学式の検出センサは、使用を続けると発光面や受光面の汚れ等により経時的に感度が変化し、ウエーハの外周縁の位置を正確に検出できなくなる場合がある。
このような場合には、ウエーハの外周縁の位置に基づいて算出したウエーハの中心位置が不正確となり、加工を行う際にチャックテーブルの中心にウエーハの中心を一致させて載置することができないという問題が発生していた。
この問題を回避するためには、定期的に検出センサの感度調整を行う必要があるが、感度調整のためには装置メーカーから保守要員を派遣して貰って調整する必要があり、その費用がコストアップの一因となっていた。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装置メーカーに検出センサの調整を依頼することなく、被加工物の外周縁を検出するセンサの感度調整を行うことを可能とし、正確に被加工物の中心位置を検出することができる加工装置を提供することである。
本発明によると、被加工物に所定の加工を施す加工装置であって、被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工手段と、被加工物を複数収容するカセットと、該カセットが載置されるカセット載置台と、カセットに収容された被加工物を搬出する第1の方向に移動可能な第1の搬送手段と、被加工物よりも小さい直径を有し被加工物を保持する仮置きテーブルと、該仮置きテーブルを回転させる回転手段と、被加工物を該第1の搬送手段から受け取り該チャックテーブルへ搬送する該第1の方向及び該第1の方向に直交する上下方向に移動可能な第2の搬送手段と、該第1の搬送手段と該第2の搬送手段とを制御する制御手段と、該第1の搬送手段に保持された被加工物の外周縁の位置を検出する外周縁検出手段と、を備え、該外周縁検出手段は、該仮置きテーブル近傍の所定位置に配設され、該第1の方向に沿った所定長さの測定光を発光する発光部と、該発光部に対向して配設され該測定光を受光する受光部と、該発光部と該受光部との間に被加工物の外周部が挿入可能な挿入部とを含み、該受光部は受光した受光量を電気信号に変換して該制御手段に送る変換部を有し、該制御手段は、該第1の搬送手段を作動させ、該カセットから搬出した被加工物の外周部を該外周縁検出手段の該挿入部に断続的に挿入し、被加工物が該測定光を徐々に遮っていく際の被加工物の該第1の方向の移動量と該移動量毎の該電気信号の値とを記憶部に記憶し、該記憶部に記憶された該移動量と該移動量毎の該電気信号の値とから関数を算出する関数算出部を含み、該外周縁検出手段は、該関数と該受光部が受光した受光量に基づいて、該仮置きテーブル上に載置された被加工物の外周縁の該第1の方向の位置を検出することを特徴とする加工装置が提供される。
好ましくは、該関数は経時的に更新される。好ましくは、該関数算出部は、該記憶部に記憶された移動量と該移動量毎の電気信号の値とから最小二乗法を用いて関数を求める。
本発明の加工装置は、仮置きテーブル近傍の所定位置に配設され、仮置きテーブルの中心を通る第1の方向の直線に沿った所定の長さを有する測定光を出射する発光部と、該測定光を受光する受光部と、発光部と受光部との間に被加工物の外周部が挿入可能な挿入部と、を含む外周縁検出手段を備え、制御手段は第1の搬送手段を作動させて、カセットから搬出した被加工物の外周部を挿入部に断続的に挿入し、被加工物が測定光を徐々に遮っていく際の被加工物の移動量と移動量毎の電気信号との値を記憶部に記憶し、制御手段に含まれる関数算出部が記憶部に記憶された移動量と移動量毎の電気信号の値とから関数を算出しておく。
従って、被加工物の加工に際しては、第1の搬送手段でカセットから搬出した被加工物を仮置きテーブル上に載置し、外周縁検出手段は、該関数と受光部が受光した受光量に基づいて、仮置きテーブルの中心を通る第1の方向の被加工物の外周縁の位置を検出することができる。
本発明実施形態に係る切削装置の斜視図である。 カセット及びカセット載置台内に収容された外周縁検出手段の縦断面図である。 第1の搬送手段でカセットからウエーハを搬出する様子を示す斜視図である。 第1の搬送手段でカセットからウエーハを搬出する様子を示す縦断面図である。 第1の搬送手段でカセット載置台内に収容された外周縁検出手段の挿入部にウエーハを挿入する様子を示す縦断面図である。 第1の搬送手段に保持されたウエーハの外周部が測定光を徐々に遮っていく様子を示す模式的側面図である。 ウエーハの移動量と受光量との関係に基づいて算出される一次関数を示す図である。 仮置きテーブルに保持されたウエーハと外周縁検出手段との関係を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1を参照すると、本発明実施形態に係る切削装置2の斜視図が示されている。切削装置2はウエーハをダイシングする切削装置ではなく、ハーフカット用又はエッジトリミング用の切削装置である。4は切削装置2のベースであり、ベース4に隣接してカセット載置台6が上下動可能に配設されている。
図2に最も良く示されるように、カセット載置台6は開口7を有する箱形状に形成されており、支持部14と一体的に形成された係合部14a内に内蔵されたナットがボールねじ8に螺合している。ボールねじ8とボールねじ8の一端に連結されたパルスモータ10とでカセット載置台移動機構12を構成する。
カセット載置台6上には複数の載置棚17を有するカセット16が載置されている。特に図示しないがカセット16内には複数のウエーハ11が載置棚17で両側を支持されて収容されている。
カセット載置台6は、底壁6aと、上壁6bと、後壁6cと、前側の開口7を有しており、カセット載置台6の底壁6a上には回転可能な仮置きテーブル20が取り付けられている。カセット載置台6の後壁6c側の底壁6aには、支持部21を介して外周縁検出ユニット(外周縁検出手段)18が配設されている。
外周縁検出ユニット18は、概略コの字形状の取り付け部材22と、取り付け部材22の上部下面に取り付けられた発光部24と、取り付け部材22の下部の上面に発光部24に対向するように取り付けられた受光部26とを含んでいる。発光部24と受光部26との間には、ウエーハ11の外周部が挿入可能な挿入部23が画成されている。
外周縁検出ユニット18は、仮置きテープ20の中心を通るY軸方向(第1の方向)の延長線上に配設されている。発光部24は図示しない光ファイバーに接続され、光ファイバーの他端はLEDに接続されている。
発光部24では、光ファイバーから出射された光を横に長い長方形のスリットを通し、このスリットの透過光をコリメートレンズを通して平行光に変換し、発光部24からはY軸方向の長さが約11mmの測定光を出射している。受光部26は、発光部24のY軸方向の長さに対応するラインセンサから構成され、ラインセンサの出力は図6に示す変換部70を介して制御手段68に入力される。
再び図1を参照すると、28は第1の搬送ユニット(第1の搬送手段)であり、表面に複数の吸引孔32を有するハンド30と、ハンド30を支持するL形状の支持部材34と、支持部材34の下端部に連結されたY軸移動ブロック36を含んでいる。
Y軸移動ブロック36内にはナットが内蔵されており、このナットがY軸方向に伸長するようにベース4に回転可能に取り付けられたボールねじ38に螺合している。ボールねじ38と、ボールねじ38の一端に連結されたパルスモータ40とで第1の搬送ユニット28の移動機構42を構成する。パルスモータ40を駆動するとボールねじ38が回転し、第1の搬送ユニット28がY軸方向に移動される。
ベース4上には第1の門型フレーム44が立設されている。この第1の門型フレーム44の前面にはY軸方向に伸長する2本のガイドレール46,48が配設されている。50は第2の搬送ユニット(第2の搬送手段)であり、ガイドレール46に案内されてY軸方向に移動するとともに、上下方向(Z軸方向)にも移動可能なように配設されている。
52は第3の搬送ユニット(第3の搬送手段)であり、ガイドレール48に案内されてY軸方向に移動可能に配設されるとともに、上下方向(Z軸方向)にも移動可能に配設されている。
ベース4の概略中央部には被加工物13を吸引保持するチャックテーブル54が回転可能且つX軸方向に往復動可能に配設されている。第1の門型フレーム44の背面側には第2の門型フレーム56がベース4上に立設されている。第2の門型フレーム56には第1Y軸移動ブロック58aと第2Y軸移動ブロック58bがそれぞれ独立してY軸方向に移動可能なように配設されている。
第1Y軸移動ブロック58aには、第1Z軸移動ブロック60aが第1Z軸移動機構62aによりZ軸方向に移動可能なように取り付けられており、第2Y軸移動ブロック58bには、第2Z軸移動ブロック60bが第2Z軸移動機構62bによりZ軸方向に移動可能なように取り付けられている。
第1Z軸移動ブロック60aには先端に切削ブレードを有する第1切削ユニット64aが配設されており、第2Z軸60bには先端に切削ブレードを有する第2切削ユニット64bが配設されている。
66はスピンナ洗浄ユニットであり、第1切削ユニット64a及び/又は第2切削ユニット64bで切削加工の完了した被加工物は第3の搬送ユニット52によりスピンナ洗浄ユニット66まで搬送され、スピンナ洗浄ユニット66でスピン洗浄及びスピン乾燥される。
図3を参照すると、第1の搬送ユニット28のハンド30でカセット16内のウエーハ11を搬出しようとしている状態の斜視図が示されている。図4は、第1の搬送ユニット28のハンド30でカセット16内のウエーハ11を吸引保持して矢印Y1方向に搬出しようとしている状態の縦断面図である。
ハンド30の高さは不変であるが、カセット載置台移動機構12のパルスモータ10を駆動することにより、カセット載置台6を上下方向に移動して、複数の載置棚17に載置されているウエーハ11を搬出することができる。
第1の搬送ユニット28のハンド30でウエーハ11を吸引保持してカセット16内から搬出した後、図5に示すように、カセット載置台移動機構12のパルスモータ10を駆動して、カセット載置台6を上昇位置に移動する。
次いで、第1の搬送ユニット28のハンド30を矢印Y2方向に移動して、カセット載置台6の開口7を介してハンド30に保持されたウエーハ11をカセット載置台6内に挿入する。
この上昇位置では、第1の搬送ユニット28のハンド30は仮置きテーブル20と上下方向に離間しているため、ハンド30の挿入が仮置きテーブル20により妨げられることはない。
次に、図6を参照して本発明実施形態に係る外周縁検出ユニット18の作用について説明する。図6(A)に示す状態は、図5に示した状態と同様であり、第1の搬送ユニット28のハンド30に保持されたウエーハ11がカセット載置台6内に挿入された状態である。
外周縁検出ユニット18の受光部26は、受光した受光量を電圧等の電気信号に変換する変換部70を介して制御手段68に接続されている。受光部26に変換部70が組み込まれている構成であってもよい。
図6(B)に示すように、第1の搬送ユニット28のハンド30を矢印Y2方向に移動して、ハンド30に保持されたウエーハ11の外周部が発光部24から出射された測定光25を遮ると、受光部26で受光する受光量が減少する。
図6(C)に示すように、第1の搬送ユニット28のハンド30を矢印Y2方向に更に移動して、ウエーハ11の外周部を挿入部23に断続的に挿入し、ウエーハ11が測定光25を徐々に遮っていく際のウエーハ11の移動量と移動量毎の変換部70が出力する電気信号との値を図7に示すようにプロットし、この関係を制御手段68の記憶部に記憶する。
制御手段68は関数算出部を有しており、この関数算出部で記憶部に記憶されたウエーハ11の移動量と移動量毎の変換部70が出力する電気信号の値とから最小二乗法を用いて、図7に示すような、関数72を算出する。
ウエーハ11が矢印Y2方向に移動されて測定光25を断続的に遮ると、受光部26が受光する受光量はリニアに減少する。従って、関数算出部で算出した関数72は一般的に一次関数となる。
ウエーハ11の移動量と移動量毎の変換部70が出力する電気信号の値に基づいて、関数72を算出することを、ここではキャリブレーションを実施すると称することにする。
キャリブレーションを実施後、カセット16内に収容されているウエーハ11に加工を施す場合には、第1の搬送ユニット28のハンド30でカセット16中のウエーハ11を吸引保持して搬出し、図8に示すように、仮置きテーブル20上にウエーハ11を載置して、仮置きテーブル20でウエーハ11を吸引保持する。
この状態で、ウエーハ11の外周部が外周縁検出ユニット18の挿入部23中に部分的に挿入されて、発光部24から出射された測定光25をウエーハ11が部分的に遮るように、仮置きテーブル20と外周縁検出ユニット18との距離が設定されている。
従って、受光部26が受光した受光量と関数72とに基づいて、ウエーハ11のY軸方向の移動量、即ちY軸方向の位置を求めることができる。次いで、仮置きテーブル20を180°回転して、180°反対側のウエーハ11のY軸方向の位置を求める。これにより、仮置きテーブル20に保持されたウエーハ11の仮置きテーブル20の中心に対するY軸方向の偏心量を求めることができる。
次いで、仮置きテーブル20を90°回転して、ウエーハ11の外周縁のY軸方向の位置を求め、更に、仮置きテーブル20を180°回転して反対側のウエーハ11の外周縁のY軸方向の位置を求める。次いで、仮置きテーブル20を90°回転して元の状態に戻すと、ウエーハ11の仮置きテーブル20の中心に対するX軸方向の偏心量を求めることができる。
従って、第1の搬送ユニット28のハンド30に保持されているウエーハ11を第2の搬送ユニット50で保持する際に、Y軸方向の偏心量を補正するように、第2の搬送ユニット50をY軸方向に移動してウエーハ11を吸引保持し、更に、チャックテーブル54上にウエーハ11を載置する際に、ウエーハ11のX軸方向の偏心量を補正するように、チャックテーブル54をX軸方向に移動して、ウエーハ11をチャックテーブル54上に載置すると、ウエーハ11の中心をチャックテーブル54の回転中心に合致させて載置することができる。
切削装置2によるウエーハ11の切削加工をある程度長時間続行すると、発光部24及び/又は受光部26の汚れ等に起因して、受光部26の感度が変化することがある。このような場合には、上述したキャリブレーションを再度実施するのが好ましい。即ち、キャリブレーションを再度実施して、関数72を経時的に更新するのが好ましい。汚れがひどい場合には、発光部24及び/又は受光部26を清掃するのが好ましい。
上述した実施形態では、本発明を切削装置に適用した例について説明したが、本発明の外周縁検出ユニット18は研削装置、レーザー加工装置等の他の加工装置にも同様に適用することができる。
2 切削装置
6 カセット載置台
11 半導体ウエーハ(ウエーハ)
12 カセット載置台移動機構
16 カセット
18 外周縁検出ユニット(外周縁検出手段)
20 仮置きテーブル
23 挿入部
24 発光部
25 測定光
26 受光部
28 第1の搬送ユニット(第1の搬送手段)
30 ハンド
50 第2の搬送ユニット(第2の搬送手段)
64a 第1切削ユニット
64b 第2切削ユニット
68 制御手段
70 変換部

Claims (3)

  1. 被加工物に所定の加工を施す加工装置であって、
    被加工物を保持する保持面を有するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルに保持された被加工物を加工する加工手段と、
    被加工物を複数収容するカセットと、
    該カセットが載置されるカセット載置台と、
    カセットに収容された被加工物を搬出する第1の方向に移動可能な第1の搬送手段と、
    被加工物よりも小さい直径を有し被加工物を保持する仮置きテーブルと、
    該仮置きテーブルを回転させる回転手段と、
    被加工物を該第1の搬送手段から受け取り該チャックテーブルへ搬送する該第1の方向及び該第1の方向に直交する上下方向に移動可能な第2の搬送手段と、
    該第1の搬送手段と該第2の搬送手段とを制御する制御手段と、
    該第1の搬送手段に保持された被加工物の外周縁の位置を検出する外周縁検出手段と、を備え、
    該外周縁検出手段は、該仮置きテーブル近傍の所定位置に配設され、該第1の方向に沿った所定長さの測定光を出射する発光部と、該発光部に対向して配設され該測定光を受光する受光部と、該発光部と該受光部との間に被加工物の外周部が挿入可能な挿入部とを含み、該受光部は受光した受光量を電気信号に変換して該制御手段に送る変換部を有し、
    該制御手段は、該第1の搬送手段を作動させ、該カセットから搬出した被加工物の外周部を該外周縁検出手段の該挿入部に断続的に挿入し、被加工物が該測定光を徐々に遮っていく際の被加工物の該第1の方向の移動量と該移動量毎の該電気信号の値とを記憶部に記憶し、該記憶部に記憶された該移動量と該移動量毎の該電気信号の値とから関数を算出する関数算出部を含み、
    該外周縁検出手段は、該関数と該受光部が受光した受光量に基づいて、該仮置きテーブル上に載置された被加工物の外周縁の該第1の方向の位置を検出することを特徴とする加工装置。
  2. 該関数は経時的に更新されることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 該関数算出部は、該記憶部に記憶された該移動量と該移動量毎の該電気信号の値とから最小二乗法を用いて該関数を求めることを特徴とする請求項1又は2記載の加工装置。
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