JP2016151879A - 検知器 - Google Patents

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Hironori Tatsumi
裕紀 辰巳
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Abstract

【課題】検知器の使用中に、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを防止して、検知器本来の機能を適切に発揮できなくなる状況に陥るのを防止すること。【解決手段】機器本体1には、電源部2と、その電源部2からの電力供給により検知対象を検知する検知部と、ON操作が行われることで電源部2から検知部への電力供給状態をON状態とし、且つ、OFF操作が行われることで電力供給状態をOFF状態とする切替操作体18とが備えられ、ON操作は、切替操作体18に対する操作を行うように設定されているとともに、OFF操作は、ON操作とは異なる操作で且つ切替操作体18とは異なる別部材に対する先行操作を行った後、切替操作体18に対する操作を行うように設定されている。【選択図】図4

Description

本発明は、電源部からの電力供給により検知対象を検知する検知部を備えた検知器に関する。
上記検知器は、例えば、火災により発生する煙や温度上昇、不完全燃焼により発生するCOガス、都市ガス等のガス漏れにより発生する漏洩ガス等を検知対象とし、その検知対象の状況に応じた警報を行う警報器として用いられている。この検知器では、例えば、電源部として電池が備えられ、その電池から検知部への電力供給状態をON状態とOFF状態とに切り替えるための切替操作体(電源スイッチ)が備えられている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、切替操作体をON操作することで、電池から検知部への電力供給状態をON状態とし、検知部にて検知対象を検知する検知動作を行い、切替操作体をOFF操作することで、電池から検知部への電力供給状態をOFF状態として、検知動作を停止している。
特開2008−287382号公報
上記検知器では、例えば、出荷時等の使用前に、切替操作体をOFF操作しておくことで、電源部から検知部への電力供給状態をOFF状態として、電源部(電池)の消耗を抑制している。そして、検知器の使用を開始する際に、切替操作体をON操作することで、電源部から検知部への電力供給状態をON状態とし、検知部にて検知対象を検知する検知動作を開始している。
検知器の使用中は、電力供給状態をON状態に維持することで、検知対象を検知するという検知器本来の機能を発揮できる。しかしながら、検知器の使用中に、使用者等により切替操作体がOFF操作されると、電力供給状態がOFF状態となり、検知部による検知動作が行われず、検知器本来の機能を発揮できなくなる。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、機器の使用中に、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを防止して、機器本来の機能を適切に発揮できなくなる状況に陥るのを防止できる検知器を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、機器本体には、電源部と、その電源部からの電力供給により検知対象を検知する検知部と、ON操作が行われることで前記電源部から前記検知部への電力供給状態をON状態とし、且つ、OFF操作が行われることで前記電力供給状態をOFF状態とする切替操作体とが備えられ、
前記ON操作は、前記切替操作体に対する操作を行うように設定されているとともに、前記OFF操作は、前記ON操作とは異なる操作で且つ前記切替操作体とは異なる別部材に対する先行操作を行った後、前記切替操作体に対する操作を行うように設定されている点にある。
本特徴構成によれば、OFF操作としては、ON操作に比べて、先行操作を行うことが必要であり、しかも、その先行操作の操作対象は、切替操作体とは異なる別部材で、且つ、ON操作とは異なる操作を行うことが必要である。よって、OFF操作は、使用者等にとって、操作の手順や仕方を意識して行うことが必要な難しい操作となっている。これにより、検知器の使用中に、使用者等によって誤ってOFF操作されることもなく、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを防止して、検知器本来の機能を適切に発揮できなくなる状況に陥るのを防止できる。
本発明の第2特徴構成は、前記OFF操作は、前記ON操作に比べて、操作数が多くなるように設定されている点にある。
本特徴構成によれば、OFF操作を行うときには、ON操作を行うときに比べて、操作数が多く手間のかかるものとなる。これにより、使用者等は、簡単にOFF操作を行えないので、検知器の使用中に、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを適切に防止できる。
本発明の第3特徴構成は、前記OFF操作が行われることを妨げる操作妨害手段が備えられている点にある。
本特徴構成によれば、検知器の使用中に、使用者等がOFF操作しようとしても、操作妨害手段によって妨害されて、OFF操作が行い難い。これにより、検知器の使用中に、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを確実に防止できる。
本発明の第4特徴構成は、前記機器本体に対して着脱自在で、且つ、前記機器本体に対する装着状態で前記切替操作体の一部を覆うカバーが備えられ、前記先行操作は、前記機器本体から前記カバーを取り外す操作に設定されている点にある。
本特徴構成によれば、機器本体からカバーを取り外す先行操作を行うまでは、切替操作体の一部が覆われているので、使用者等は、機器本体からカバーを取り外す先行操作を行うという手順を踏まなければ、切替操作体に対する操作が行い難い。よって、検知器の使用中に、切替操作体が安易に操作されるのを抑制でき、OFF操作されるのを適切に防止できる。また、検知器の使用中には、通常、機器本体からカバーを取り外す操作を行わないので、OFF操作として、検知器の使用中に通常行われない操作を含めることで、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのをより確実に防止できる。
本発明の第5特徴構成は、前記ON操作は、前記機器本体の外方側に一部が突出する状態で前記機器本体の外面部に取り付けられた前記切替操作体を前記機器本体の内方側に押込移動させる操作に設定され、前記OFF操作は、前記機器本体から前記カバーを取り外す前記先行操作を行った後、前記機器本体から前記切替操作体を取り外し、再度、前記機器本体の外面部に前記切替操作体を取り付けて前記機器本体の内方側に押込移動させる操作に設定されている点にある。
本特徴構成によれば、ON操作は、切替操作体を機器本体の内方側に押込移動させるだけの操作であり、使用者等にとって簡単な操作となる。これにより、検知器を使用する際に、電力供給状態を確実にON状態に切り替えることができる。一方、OFF操作は、機器本体からカバーを取り外す先行操作を行った後、機器本体から切替操作体を取り外す操作だけでなく、再度、機器本体の外面部に切替操作体を取り付けて機器本体の内方側に押込移動させる操作を行う必要があり、使用者等にとって非常に手間のかかる操作となる。よって、ON操作の簡素化を適切に図りながら、検知器の使用中に、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを適切に防止できる。
検知器の全体斜視図 検知器の分解斜視図 ON操作の操作内容、及び、電力供給状態をON状態に切り替えるための構成を示す断面図 OFF操作の操作内容、及び、電力供給状態をOFF状態に切り替えるための構成を示す断面図 非作用位置と作用位置とにおける切替操作体、取付部、及び、保持手段を示す斜視図 非作用位置と作用位置とにおける切替操作体、取付部、及び、保持手段を示す断面図
本発明に係る検知器の実施形態を図面に基づいて説明する。
この検知器は、図1及び図2に示すように、ケース4とカバー5,6からなる機器本体1から構成され、その機器本体1には、電源部2と、その電源部2からの電力供給により検知対象を検知する検知部3a〜3cとが備えられている。ケース4は、後面部と上下方向及び左右方向の四方の側面部を有して前方側を開放する形状に形成され、第1カバー5は、そのケース4の前方側の一部を覆い、第2カバー6は、第1カバー5の前方側を含むケース4の前方側の全体を覆うように構成されている。ちなみに、図示は省略するが、第1カバー5がケース4に固定具を用いて固定自在となっており、第2カバー6が係合手段による係合により固定自在となっている。機器本体1は、その内部を中空空間とする直方体状に形成されており、電源部2及び検知部3a〜3cは、機器本体1における内部の中空空間を収納箇所として、機器本体1(ケース4)に内蔵されている。
機器本体1は、機器本体1(ケース4)の後面部が室内等の壁面に取付けられている。機器本体1の後面部が平らな面状に形成されていることから、平坦な壁面に平坦な機器本体1の後面部を当て付け、機器本体1の姿勢が安定した姿勢で、室内の壁面に機器本体1が取り付けられている。機器本体1は、その上部に壁掛け用の取付孔7が備えられた係止部8が突出する状態で備えられ、ビス等の固定具9を用いて取り付けられている。
図2に示すように、電源部2として電池が用いられており、この実施形態では、機器本体1(ケース4)の左上部に電池が内蔵されている。検知部3a〜3cは、例えば、火災により発生する煙や温度上昇、不完全燃焼により発生するCOガス、都市ガス等のガス漏れにより発生する漏洩ガス等を検知対象としており、このような検知対象を検知できるものであれば、各種の検知部を適用でき、その検知部3a〜3cの数も適宜変更できる。この実施形態では、検知部3a〜3cとして、例えば、煙を検知する第1検知部3aとCOガスを検知する第2検知部3bと漏洩ガスを検知する第3検知部3cの3つの検知部が備えられている。
検知部3a〜3cは、機器本体1の外部から機器本体1の内部に流入させる空気から検知対象を検知しており、機器本体1の外面部には、その空気を機器本体1の内部に流入させる流入口10が備えられている。機器本体1のケース4には、前面視で四隅の夫々に前後方向に延びる柱部11が備えられ、その柱部11同士の間に形成された開口を流入口10としている。このように、機器本体1の側面部の全周に亘って大きな開口面積の流入口10を備えさせることができ、機器本体1の内部への空気の流入を効果的に行うことができる。
流入口10には、前後方向に延びる中間柱部12と、上下方向又は左右方向に延びる板状の区画部13とが備えられている。区画部13は、機器本体1の前後方向で流入口10を複数の開口に区画するように備えられており、例えば、2つの区画部13によって3つの開口に区画している。これにより、柱部11同士の間の開口が、中間柱部12及び区画部13によって区画され、誤って異物や使用者の手指等が機器本体1の内部に挿入されるのを防止している。
機器本体1には、図2に示すように、電源部2及び検知部3a〜3cに加えて、検知部3a〜3cの検知動作やその検知状況に応じた警報動作の制御、電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態の切替制御等、各種の制御を行うための制御回路を有する基板14と、音声等の警報や報知を行うスピーカ部15と、電源のON/OFFや警報等の各種の表示を行う表示部16と、スピーカ部15による警報動作を停止させるための操作部17とが備えられている。
この検知器では、電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態がON状態となると、検知部3a〜3cによる検知動作を開始して監視モードを実行している。監視モードでは、流入口10から流入される空気中における煙、COガス、漏洩ガス等の検知対象の存在状況を検知部3a〜3cにて検知する検知動作が行われ、その検知対象の存在状況に応じてスピーカ部や表示部等にて警報を行い、操作部17を操作することで、スピーカ部15の警報が解除される。また、電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態がOFF状態となると、検知部3a〜3cによる検知動作が停止されて監視モードの実行が停止される。
電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態をON状態とOFF状態とに切り替えるために、機器本体1の側面部(例えば、左側面部)には切替操作体18が設けられ、機器本体1の内部には、図3(b)及び図4(b)に示すように、切替操作体18によって移動操作されて、電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態を供給と遮断とに切り替える電力切替部19が設けられている。
機器本体1の側面部(例えば、左側面部)には、切替操作体18を取り付ける取付部20が備えられている。取付部20は、機器本体1の内方側に凹入させた凹部にて形成されており、機器本体1の側面部に形成された流入口10の一部に配置されている。例えば、取付部20は、区画部13によって3つに区画された開口のうち、最も前方側に位置する開口に相当する箇所に配置されている(図2参照)。
取付部20は、図3(b)、図4(b)及び図5に示すように、その内部空間が機器本体1の内方側に挿入される切替操作体18の上下両端部及び後面部に当接する内壁部を有する断面コ字状に形成され、その当接状態で機器本体1の内方側に切替操作体18をスライド移動自在に支持している。そして、取付部20は、図1及び図3(a)に示すように、切替操作体18の外側端部と機器本体1の外面部とが面一となる状態まで機器本体1の内方側に切替操作体18を押込移動できるように構成されている。また、取付部20として、図3(b)及び図4(b)に示すように、区画部13を切り欠いた切欠溝部20bが備えられ、その切欠溝部20bは、機器本体1の内方側ほど幅狭となる傾斜状に形成されている。
切替操作体18は、機器本体1に対する姿勢が、電力供給状態をON状態に切り替えるためのON姿勢(図3参照)と、電力供給状態をOFF状態に切り替えるためのOFF姿勢(図4参照)とに変更自在に構成されている。切替操作体18のON姿勢とOFF姿勢は、切替操作体18を前後反転させた姿勢であり、ON姿勢は切替操作体18の前面側が機器本体1の前面側となる姿勢であり、OFF姿勢は切替操作体18の後面側が機器本体1の前面側となる姿勢となっている。つまり、切替操作体18は、ON姿勢であってもOFF姿勢であっても、取付部20に取り付け自在に構成されている。
切替操作体18は、図3(b)、図4(b)及び図5に示すように、機器本体1の前後方向に延びる外側部位21と、その外側部位21における途中部から機器本体1の内方側に延びる内側部位22とを備えたT字状に形成されている。そして、内側部位22が、取付部20の内部空間に挿入自在であり、その挿入状態で外側部位21が機器本体1の外面部に沿う姿勢となっている。
外側部位21は、機器本体1の前面視でコ字状に形成されて機器本体1の前後方向に延びる延設壁部21aと、その延設壁部21aよりも機器本体1の上下方向に突出して機器本体1の外方側ほど幅広となる傾斜状に形成された傾斜部21bとを備えている。
内側部位22は、機器本体1の前面視において、その上下方向の両端部に位置する第1延設部22a及び第2延設部22bと中央部に位置する第3延設部22cとを間隔を隔てて備えている。第1延設部22aは、その延設方向の先端側端部から折り返された折り返し部22dを有している。折り返し部22dは、第2延設部22bと間隔を隔てて対向位置するように折り返されており、その先端側ほど第2延設部22bとの間隔が狭くなる傾斜状に形成されている。第3延設部22cは、その延設方向の長さが第1延設部22a及び第2延設部22bよりも短く形成され、その先端部に鉤状の係合部22eが形成されている。この係合部22eは、取付部20の内部空間に内側部位22が挿入された状態で、機器本体1の内部に設けられた被係合部(図示省略)に係合自在に構成されている。
電力切替部19は、例えば、ON位置(図3(b)参照)とOFF位置(図4(b)参照)とに位置変更自在であり、且つ、ON位置に位置する場合に電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態をON状態とし、OFF位置に位置する場合に電源部2から検知部3a〜3cへの電力供給状態をOFF状態とするスライド式のスイッチにて構成されている。電力切替部19は、図3(b)、図4(b)及び図6に示すように、ON位置とOFF位置とに位置変更自在な部位が取付部20の内部空間に突出する状態で、取付部20の内部空間の前方側に配置されている。
電力供給状態をON状態とする場合には、図3(b)に示すように、ON姿勢の切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させることで、切替操作体18の内側部位22における傾斜状の折り返し部22dが電力切替部19を押圧移動することになり、この押圧移動によって電力切替部19がON位置まで移動操作されて、電力供給状態がON状態となる。逆に、電力供給状態をOFF状態とする場合には、図4(b)に示すように、OFF姿勢の切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させることで、切替操作体18の内側部位22における傾斜状の折り返し部22dが電力切替部19を押圧移動することになり、この押圧移動によって電力切替部19がOFF位置まで移動操作されて、電力供給状態がOFF状態となる。
このような検知器では、出荷時等の使用前に、電力供給状態をOFF状態としておくことで、電源部2(電池)の消耗を抑制している。そして、検知器を使用する際に、ON操作することで、電力供給状態をON状態に切り替え、検知部3a〜3cによる検知動作を開始して監視モードを実行している。検知器の使用中には、電力供給状態をON状態に維持することで、監視モードを適切に実行して検知器本来の機能を発揮できる。しかしながら、使用者等により、電力供給状態がOFF状態に切り替えられると、検知器本来の機能を発揮できなくなる。
そこで、電力供給状態をOFF状態とするためのOFF操作は、電力供給状態をON状態とするためのON操作に比べて、使用者等にとって行い難い操作に設定している。つまり、ON操作は、切替操作体18に対する操作を行うように設定されているとともに、OFF操作は、ON操作とは異なる操作で且つ切替操作体18とは異なる別部材に対する先行操作を行った後、切替操作体18に対する操作を行うように設定されている。これにより、OFF操作としては、ON操作に比べて、先行操作を行うことが必要であり、しかも、その先行操作の操作対象は、切替操作体18とは異なる別部材で、且つ、ON操作とは異なる操作を行うことが必要である。よって、OFF操作は、使用者等にとって、操作の手順や仕方を意識して行うことが必要な難しい操作となっているので、検知器の使用中に、使用者等によって誤ってOFF操作されることもなく、電力供給状態がOFF状態に切り替えられるのを防止して、検知器本来の機能を発揮できなくなる状況に陥るのを防止している。
ここで、ON操作は、検知器を使用する際に行う操作であることから、使用者等が操作することを想定している。一方、OFF操作は、検知器の使用中に通常行わない操作であり、例えば、電源部2(電池)の交換作業やその他の各種のメンテナンス作業を行う際に行う操作であることから、メンテナンス作業者等が操作することを想定している。
ON操作は、図3(a)に示すように、機器本体1の外方側に一部が突出する状態で機器本体1の外面部に取り付けられた切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定されている。このように、ON操作は、取付部20に取り付けられた切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させるだけの操作であり、非常に簡易な操作となっている。切替操作体18は、機器本体1の外方側に一部が突出する非作用位置に取り付けられており、その非作用位置よりも機器本体1の内方側に位置する作用位置まで切替操作体18を押込移動させるようにしている。例えば、作用位置では、切替操作体18において外側部位21が機器本体1の外方側に突出している。そして、図3(b)に示すように、ON姿勢の切替操作体18を作用位置まで押込移動することで、電力切替部19がON位置に移動操作されて、電力供給状態がON状態となるとともに、切替操作体18の係合部22eと機器本体1の内部の被係合部との係合によって、切替操作体18がON姿勢で作用位置に位置保持される。
一方、OFF操作は、図4(a)に示すように、機器本体1から第2カバー6を取り外す先行操作を行った後、機器本体1から切替操作体18を取り外し、再度、機器本体1の外面部に切替操作体18を取り付けて機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定されている。このように、切替操作体18とは別部材の第2カバー6を機器本体1から取り外す先行操作、ON姿勢で作用位置に位置する切替操作体18を機器本体1から取り外す操作、取り外した切替操作体18の姿勢をON姿勢からOFF操作に姿勢変更する操作、OFF姿勢の切替操作体18を機器本体1に取り付ける操作、取り付けたOFF姿勢の切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させる操作の各操作を順次行われければならない。よって、OFF操作は、使用者等にとって大変手間のかかる特別な操作となっており、検知器の使用中に使用者等によりOFF操作されるのを適切に防止できる。また、切替操作体18に対する操作についても、ON操作よりもOFF操作の方が多くの操作を行う必要があり、OFF操作は、ON操作に比べて、操作数が多くなるように設定されている。そして、これらの操作を順次行うことで、切替操作体18を機器本体1の内方側の作用位置まで押込移動すると、電力切替部19がOFF位置に移動操作されて、電力供給状態がOFF状態となる。
図1及び図3(a)に示すように、ON操作を行うことで、ON姿勢の切替操作体18が機器本体1の内方側の作用位置に位置すると、切替操作体18の前方側が第2カバー6にて覆われる。そして、切替操作体18の後方側及び上下方向の両側に開口が存在するものの、その開口は、区画部13によって流入口10を手指の挿入を不可能とする複数の開口に区画したものとなっている。よって、切替操作体18の前方側、後方側、及び、上下方向の両側の周囲に使用者等の手指を挿入できる空間が存在せず、切替操作体18の周囲に手指が挿入不可能な状態で機器本体1の外面部に設けられている。
切替操作体18がON姿勢で作用位置に位置する場合に、切替操作体18の外側部位21における外側端部と区画部13の外側端部と第2カバー6の外側端部とが機器本体1の内外方向で同一位置又は略同一位置に位置している。また、図3(b)に示すように、切替操作体18の外側部位21における傾斜部21bが取付部20の切欠溝部20bに嵌り込み、区画部13と傾斜部21bとが機器本体1の上下方向に一連に連続する状態となっている。これにより、切替操作体18がON姿勢で作用位置に位置する場合には、機器本体1の外面部と切替操作体18の外側端部とが機器本体1の内外方向で面一となる状態で且つ機器本体1の前後方向及び上下方向において一連に連続する状態となり、切替操作体18において機器本体1の外面部よりも外方側に突出する部位がなく、使用者等の手指によって切替操作体18を摘むことが不可能であり、しかも、筆記具等の操作具によって切替操作体18を引っ掛ける部位がない。
このように、切替操作体18がON姿勢で作用位置に位置する場合には、切替操作体18の周囲に手指が挿入不可能であるとともに、切替操作体18を手指にて摘むことも不可能であり、しかも、操作具によって切替操作体18を引っ掛けて操作することも行い難く、切替操作体18に対する操作が妨害される状態で機器本体1の外面部に設けられている。よって、切替操作体18の係合部22eと機器本体1の内部の被係合部との係合を解除するだけの操作力を切替操作体18に与え難く、機器本体1から切替操作体18を取り外し難い。これにより、切替操作体18はON姿勢で作用位置に位置すると、その切替操作体18を機器本体1から取り外す等の切替操作体18に対する操作が妨害されており、機器本体1には、OFF操作が行われることを妨害する操作妨害手段が備えられている。この操作妨害手段は、例えば、切替操作体18の一部を覆う第2カバー6、その第2カバー6を機器本体1に装着した装着状態を維持するための係合手段、区画部13と第2カバー6との間を閉塞する切替操作体18の外側部位21等から構成されている。
OFF操作では、図4(a)に示すように、機器本体1から第2カバー6を取り外す先行操作を行うことで、ON姿勢で作用位置に位置する切替操作体18の前方側が露出することになり、切替操作体18の前方側に筆記具等の操作具及び手指が挿入可能となる。そして、切替操作体18の外側部位21における延設壁部21aは、コ字状に形成されているので、延設壁部21aの凹部に操作具における尖った先端部や指を引っ掛けることができる。よって、機器本体1から第2カバー6が取り外されることで切替操作体18に対する操作の妨害が解除され、延設壁部21aの凹部に操作具の尖った先端部や指を引っ掛けて、切替操作体18を機器本体1の外方側に移動させることで、切替操作体18の係合部22eと被係合部との係合を解除して、切替操作体18を機器本体1から取り外すことができる。そして、取り外した切替操作体18の姿勢を前後反転させてON姿勢からOFF姿勢とし、そのOFF姿勢の切替操作体18を取付部20に挿入して機器本体1に取り付け、OFF姿勢の切替操作体18を機器本体1の内方側の作用位置に押込移動させる。
上述の如く、切替操作体18は、機器本体1の外方側の非作用位置と機器本体1の内方側の作用位置とに移動自在であるので、機器本体1には、図5及び図6に示すように、切替操作体18が機器本体1に支持された状態に保持する保持手段23が備えられている。保持手段23は、切替操作体18に設けられる凸状部24とその凸状部24に係合し、機器本体1に設けられる貫通孔部25とを備えている。凸状部24及び貫通孔部25は、機器本体1の上下間隔を隔てて複数(例えば、2つ)備えられている。凸状部24は、ON姿勢の切替操作体18の内側部位22における第1延設部22a及び第2延設部22bの後面部に設けられ、その後方側に突出する半球面状に形成されている。貫通孔部25は、機器本体1の取付部20における内壁部のうち、後方側に位置する内壁部20aに設けられており、機器本体1の内外方向に延びる長孔状に形成されている。
ON姿勢の切替操作体18が非作用位置に位置する場合には、図5(a)及び図6(a)に示すように、貫通孔部25において機器本体1の外方側端部に凸状部24が係合している。切替操作体18が作用位置に位置する場合には、図5(b)及び図6(b)に示すように、貫通孔部25において機器本体1の内方側端部に凸状部24が係合している。これにより、貫通孔部25は、ON姿勢の切替操作体18が非作用位置と作用位置とに移動する際に、凸状部24との係合状態を維持するように構成されており、その貫通孔部25と凸状部24との係合によって非作用位置と作用位置とに亘り切替操作体18が機器本体1に支持された状態に保持されている。また、貫通孔部25は、機器本体1の内外方向に延びる長孔状であるので、非作用位置と作用位置との間での切替操作体18の移動を案内する案内部として機能するように構成されている。そして、貫通孔部25が、機器本体1の上下方向に間隔を隔てて複数備えられていることから、切替操作体18の回転移動等を防止しながら、非作用位置と作用位置との間での移動を案内している。
取付部20は、流入口10の一部に配置されており、図5及び図6に示すように、貫通孔部25が形成された取付部20における内壁部20aは、機器本体1の前後方向で、流入口10を区画する区画部13と同一位置又は略同一位置に設けられている。これにより、流入口10を通して機器本体1の内部に流入する空気が貫通孔部25を通過して、意図していない箇所に空気が流入して、悪影響を与える可能性がある。そこで、切替操作体18は、図5(b)及び図6(b)に示すように、作用位置において、貫通孔部25を塞ぐように構成されている。凸状部24は、ON姿勢の切替操作体18の内側部位22における第1延設部22a及び第2延設部22bの後面部において、その延設方向の先端側部位に設けられており、切替操作体18が非作用位置から作用位置に移動する際に、第1延設部22a及び第2延設部22b(内側部位22)が貫通孔部25の上部を移動することになる。第1延設部22a及び第2延設部22b(内側部位22)は、その横幅が貫通孔部25よりも幅広に形成されており、切替操作体18が非作用位置から作用位置側に移動するに伴って、第1延設部22a及び第2延設部22b(内側部位22)にて貫通孔部25の上部を機器本体1の外方側から一連に塞いでいく。最終的に、切替操作体18が作用位置まで移動されると、貫通孔部25の上部の全体が第1延設部22a及び第2延設部22b(内側部位22)にて塞がれて、空気の通過を阻止している。これにより、例えば、貫通孔部25と対向する位置には電力切替部19が配置させているので、その電力切替部19への空気の到達が阻止されて、電力切替部19に対する塵埃等の異物の付着を防止できる。
保持手段23は、切替操作体18がON姿勢のときだけでなく、切替操作体18がOFF姿勢のときにも、非作用位置と作用位置とに亘り切替操作体18が機器本体1に支持された状態を保持するように構成されている。切替操作体18がON姿勢のときには、上述の如く、切替操作体18に設けられた凸状部24と取付部20の内壁部20aに設けられた貫通孔部25との係合により切替操作体18が機器本体1に支持された状態に保持されている。図6に示すように、取付部20において後方側に位置する内壁部20aの反対側には、電力切替部19が配置されており、この電力切替部19を配置するための配設用孔部26が形成されている。これにより、切替操作体18がOFF姿勢のときには、図6(c)に示すように、切替操作体18に設けられた凸状部24と配設用孔部26との係合により切替操作体18が機器本体1に支持された状態に保持されている。配設用孔部26は、機器本体1の前後方向で貫通孔部25と対向する状態で形成され、切替操作体18が非作用位置と作用位置とに移動する際に、凸状部24との係合状態を維持するように構成され、非作用位置と作用位置とに亘り切替操作体18が機器本体1に支持された状態を保持している。
この保持手段23による切替操作体18の保持は、取付部20に対して切替操作体18を挿入して切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させることで行われ、保持手段23による保持の解除は、取付部20に取り付けられた切替操作体18を非作用位置よりも機器本体1の外方側まで引っ張り出すことで行われる。
図5及び図6に示すように、取付部20にON姿勢の切替操作体18を挿入し、凸状部24と貫通孔部25とが係合するまで切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させることで、ON姿勢の切替操作体18を保持手段23にて保持する。このような操作を検知器の出荷時に予め行っておくことで、機器本体1と切替操作体18とを分離させることなく、切替操作体18を機器本体1に取り付けた状態とすることができるとともに、その切替操作体18を非作用位置に位置させた状態で検知器を出荷できる。これにより、検知器を使用する際には、図3(a)に示すように、切替操作体18を機器本体1に取り付ける操作をしなくてもよく、予め機器本体1に取り付けられた非作用位置に位置する切替操作体18を作用位置に押込移動させるON操作を行うだけで、電力供給状態をON状態として監視モードを実行できる。しかも、非作用位置では、切替操作体18の一部が機器本体1の外方側に突出しているので、使用者等がその切替操作体18の存在に気付き易く、ON操作の操作忘れを防止することができる。
一方、OFF操作において、図4(a)、図5及び図6に示すように、凸状部24と貫通孔部25との係合が解除するように、ON姿勢の切替操作体18を非作用位置から更に機器本体1の外方側に引っ張り出すことで、ON姿勢の切替操作体18を機器本体1から取り外すことができる。また、取付部20にOFF姿勢の切替操作体18を挿入し、凸状部24と配設用孔部26とが係合するまで切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させることで、OFF姿勢の切替操作体18を機器本体1に取り付けることができる。
ちなみに、凸状部24と配設用孔部26との係合が解除するように、OFF姿勢の切替操作体18を非作用位置から更に機器本体1の外方側に引っ張り出すことで、OFF姿勢の切替操作体18を機器本体1から取り外すことができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、ON操作が、機器本体1の外方側に一部が突出する状態で機器本体1の外面部に取り付けられた切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定され、OFF操作が、機器本体1から第2カバー6を取り外す先行操作を行った後、機器本体1から切替操作体18を取り外し、再度、機器本体1の外面部に切替操作体18を取り付けて機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定されているが、下記のように、ON操作及びOFF操作を設定することもできる。
例えば、作用位置に押込移動された切替操作体18を操作するための操作用孔部を機器本体1に形成し、その操作用孔部に操作具や手指を挿入することで、機器本体1からの切替操作体18の取り外し操作を行えるようにする。そして、操作用孔部を閉塞する閉塞部材を設けておく。この場合に、ON操作を上記実施形態と同様の操作に設定するとともに、OFF操作を、切替操作体18とは異なる別部材となる閉塞部材(例えば、シール部材)を操作用孔部から取り外す先行操作を行った後、操作用孔部を用いて機器本体1から切替操作体18を取り外し、再度、機器本体1の外面部に切替操作体18を取り付けて機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定することができる。このとき、例えば、閉塞部材を第2カバー6とすることもできる。
また、切替操作体18を機器本体1から取り外すための取り外し用操作部を設け、この取り外し用操作部が操作されることで、機器本体1から切替操作体18を取り外せるようにする。例えば、機器本体1に取り付けられた切替操作体18に対して係合して位置保持するロック手段を設け、取り外し用操作部を操作することで、ロック手段によるロックが解除されるように構成する。この場合に、ON操作を、上記実施形態と同様の操作や機器本体1に切替操作体18を取り付ける操作に設定するとともに、OFF操作を、切替操作体18とは異なる別部材となる取り外し用操作部を操作する先行操作を行った後、機器本体1から切替操作体18を取り外し、再度、機器本体1の外面部に切替操作体18を取り付けて機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定することができる。
更に、切替操作体18がON姿勢で機器本体1に取付けられると、その切替操作体18の全体を覆い、切替操作体18がOFF姿勢で機器本体1に取付けられると、その切替操作体18の一部を露出する閉塞機構を備える場合には、ON操作を、機器本体1に切替操作体18を取り付ける操作に設定するとともに、OFF操作を、閉塞機構を操作して切替操作体18の一部を露出させる先行操作を行った後、露出された部位を用いて切替操作体18を機器本体1から取り外し、再度、機器本体1に切替操作体18を取り付ける操作に設定することができる。
以上の如く、ON操作が、切替操作体18に対する操作を行うように設定されているとともに、OFF操作が、ON操作とは異なる操作で且つ切替操作体18とは異なる別部材に対する先行操作を行った後、切替操作体18に対する操作を行うように設定されているものであればよく、各種のON操作及びOFF操作を適用可能である。
(2)上記実施形態では、ON操作を、機器本体1の外方側に一部が突出する状態で機器本体1の外面部に取り付けられた切替操作体18を機器本体1の内方側に押込移動させる操作に設定することで、切替操作体18に対する操作のみとしているが、ON操作を、切替操作体18とは異なる第1別部材を操作した後、切替操作体18に対する操作を行うように設定することもできる。この場合には、例えば、OFF操作を、切替操作体18及び第1別部材とは異なる第2別部材を操作する先行操作を行った後、第1別部材を操作し、最後に、切替操作体18に対する操作を行うように設定することができる。
例えば、機器本体1に取り付けられた切替操作体18を覆う閉状態と開状態とに開閉自在なシャッター部材(第1別部材)と、電力供給状態がON状態のときに、そのシャッター部材を閉状態にロックするロック部材(第2別部材)とを設けた場合に、ON操作を、シャッター部材を開状態に操作した後、切替操作体18に対する操作を行うように設定するとともに、OFF操作を、ロック部材によるロックを解除する先行操作を行った後、シャッター部材を開状態に操作し、最後に、切替操作体18に対する操作を行うように設定することもできる。
(3)上記実施形態において、切替操作体18を機器本体1に対して着脱自在に備えなくてもよい。例えば、切替操作体18を、ロック位置とロック解除位置とに回転操作自在とし、ロック解除位置に回転操作した状態で機器本体1の内方側の第1位置と外方側の第2位置とに移動自在とすることもできる。この場合、第1位置においてロック位置に回転操作されると、電力供給状態をON状態に切り替え、第2位置においてロック位置に回転操作されると、電力供給状態をOFF状態に切り替える。
また、切替操作体18を機器本体1に対して着脱自在としない別の例としては、切替操作体18を機器本体1の外方側に少し引っ張り出した位置で、ON位置とOFF位置に揺動操作自在とし、いずれかの位置を選択して、切替操作体18を機器本体1の内方側に向けて押し込むことで、電力供給状態をON状態とOFF状態とに切り替えるようにしてもよい。
このように、切替操作体18を機器本体1に対して着脱自在に備えない場合でも、電力供給状態をOFF状態に切り替える側への切替操作体18の移動を妨げる操作妨害手段を設けることで、ON操作を、切替操作体18を移動させる操作に設定するとともに、OFF操作を、操作妨害手段による妨害を取り除く先行操作を行った後、切替操作体18を移動させる操作に設定することもできる。
(4)上記実施形態において、切替操作体18の配設位置については、左側面側としているが、右側面側、上側面側、又は、下側面側のいずれでもよい。また、機器本体1の形状も直方体状に限るものではなく、各種の形状に適宜変更できることから、その変更された機器本体1の形状に合わせて切替操作体18の配設位置も変更することができる。更に、切替操作体18の形状についても適宜変更が可能である。
(5)上記実施形態では、第1カバー5と第2カバー6の2つのカバーを備えているが、1つのカバーを備えて、そのカバーにてケース4の前方側の全体を覆うようにすることもできる。
(6)上記実施形態では、電源部2として電池を例示しているが、AC電源等の外部電源を用いる検知器にも適用可能である。
(7)上記実施形態では、切替操作体18を取付部20に予め取り付けて、保持手段23にて切替操作体18を保持した状態で検知器を出荷しているが、切替操作体18を取付部20に予め取り付けず、機器本体1と切替操作体18とを分離した状態で検知器を出荷することもできる。
(8)上記実施形態では、OFF操作において、先行操作として、機器本体1から第2カバー6を取り外すようにしているが、例えば、先行操作として、第1カバー5と第2カバー6との両カバーを機器本体1から取り外すようにしてもよい。
1 機器本体
2 電源部
3a〜3c 検知部
6 カバー(第2カバー)
18 切替操作体

Claims (5)

  1. 機器本体には、電源部と、その電源部からの電力供給により検知対象を検知する検知部と、ON操作が行われることで前記電源部から前記検知部への電力供給状態をON状態とし、且つ、OFF操作が行われることで前記電力供給状態をOFF状態とする切替操作体とが備えられ、
    前記ON操作は、前記切替操作体に対する操作を行うように設定されているとともに、前記OFF操作は、前記ON操作とは異なる操作で且つ前記切替操作体とは異なる別部材に対する先行操作を行った後、前記切替操作体に対する操作を行うように設定されている検知器。
  2. 前記OFF操作は、前記ON操作に比べて、操作数が多くなるように設定されている請求項1に記載の検知器。
  3. 前記OFF操作が行われることを妨げる操作妨害手段が備えられている請求項1又は2に記載の検知器。
  4. 前記機器本体に対して着脱自在で、且つ、前記機器本体に対する装着状態で前記切替操作体の一部を覆うカバーが備えられ、前記先行操作は、前記機器本体から前記カバーを取り外す操作に設定されている請求項1〜3の何れか1項に記載の検知器。
  5. 前記ON操作は、前記機器本体の外方側に一部が突出する状態で前記機器本体の外面部に取り付けられた前記切替操作体を前記機器本体の内方側に押込移動させる操作に設定され、前記OFF操作は、前記機器本体から前記カバーを取り外す前記先行操作を行った後、前記機器本体から前記切替操作体を取り外し、再度、前記機器本体の外面部に前記切替操作体を取り付けて前記機器本体の内方側に押込移動させる操作に設定されている請求項4に記載の検知器。
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