JP4804979B2 - 火災警報器 - Google Patents

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Description

本発明は、押し釦スイッチ操作用の引き紐が火災警報器の前面側から容易に着脱されるようにするものである。
従来、警報器は、引き紐が警報器本体の内部に収納された操作手段を経由して外部へと引出されている。そのため、警報器本体の内部に配線スペースを確保しなければならなかった。また、居住者が引き紐を着脱することができなかった(例えば、特許文献1参照)
特開2004−234089号(図2)
従来の警報器は、押しボタンと外部操作用のフックは警報器中央部に離れて支点が設けられているため、警報音停止スイッチを操作するときに、押しボタンおよび外部操作用のフックは共に警報器の背面側に押されていた。ただし、引き紐は警報器の前面側に引かれて警報音停止スイッチを操作する必要があるため、引き紐の内端部が警報器本体内部に固定され、警報器本体内に収納された押しボタンの側面部に一体的に設けられた外部操作用のフックを経由して、警報器本体の側面部から外部へ引き出していた。そのため、警報器本体内部に引き紐の収納スペースを確保しなければならなかった。
また、引き紐が警報器本体内を通過しているため、居住者が引き紐を着脱できないため、使い勝手がよくなかった。
本発明は、引き紐は火災警報器の筐体内に収納せず、前面の押しボタンと並列した係止部に着脱可能に引っ掛けることにより、居住者の好みに合わせて十分対応できる火災警報器を提供することを目的とする。
本発明の火災警報器は、火災による煙や熱を検知する火災検出部と、火災検出部および電気部品およびスイッチを実装する回路基板と、回路基板を取付する本体と、本体に係止されるカバーと、カバーに設けた保持部に取付され、引き紐を取付する係止部および押し釦操作部をカバーの前面側に設けた開口部から臨ませる操作体と、を備えた火災警報器において、操作体は、略シーソー形状の平板からなり、保持部に取付られる一対の軸部を中心にして平板の両端に押し釦操作部と係止部とがそれぞれ設けられ、操作体の軸部は、係止部が前面側に引かれると押し釦操作部が背面側に回動してスイッチを操作するように保持部に回動自在に取付けされていることを特徴とするものである。
本発明は、引き紐が火災警報器の内部を通過しないため、火災警報器の内部に引き紐の収納スペースを確保しなくてよい。また、天井等から火災警報器を取り外すことなく、居住者が引き紐の着脱を容易にできるので、好みに合わせて対応することができる。
図1は、本発明の実施形態である火災警報器30の外観図である。図2は、本発明の実施形態である火災警報器30の操作体1の外観図である。図3は、本発明の一実施形態である火災警報器30の操作体1の側面図である。図4は、本発明の実施形態における火災警報器30において引き紐5が取付された状態を示す断面図である。
カバー13の前面側中央にある火災検出部16の煙導入路から周縁部に達する傾斜面18に2つの開口部10が設けられ、操作体1の押し釦操作部3がスイッチ操作により開口部10を摺動可能であり、かつ、引き紐5が係止部6に着脱可能な状態で組込まれている。また、カバー13の背面側における2つの開口部10の間に操作体1の保持部8が設けられている。
操作体1は、押し釦操作部3と、引き紐5の係止部6と、表示灯12の導光部4と、カバー13の保持部8に取付られる一対の軸部2とが、一体的に構成されている。操作体1は略シーソー形状をなし、一対の軸部2を中心として平板7の両端の同じ面に押し釦操作部3と引き紐5の係止部6とが設けられている。また、カバー13の傾斜面18の内部に保持されるため、押し釦操作部3と引き紐5の係止部6との間の平板7も傾斜角度を有している。さらに、操作体1は、カバー13の開口部10の傾斜面18と一体感をもたせるために操作面19を傾斜させ、その延長線20上に係止部6を配置している。
上記の構成により、操作体1は、カバー13の保持部8に取付すると一対の軸部2を中心として、シーソーのように平板7および押し釦操作部3と引き紐5の係止部6が回動する。従って、押し釦操作部3が背面側に押されるか、または、引き紐5の係止部6が前面側に引かれるかで、いずれもスイッチ11を操作することが可能である。従って、操作体1は外部操作用フック等を設けなくてよい。なお、スイッチ11の押しすぎを防止するため、押し釦操作部3の背面側に機械的ロックとなる凹部21を設けている。
操作面19が長丸形状である押し釦操作部3の中心位置の回路基板15にスイッチ11が配置されている。また、長丸形状の押し釦操作部3の両端は、回路基板15にスイッチ11と並べて配置されている表示灯12の導光部4を兼ねている。押し釦操作部3の形状は長丸以外でもよく、表示灯12の導光部4と別々に設けてもよい。火災警報器30の火災検出部16が煙を検出すると、回路基板15に実装される制御部が、図示しないブザー等により警報音を鳴動させたり、表示灯12を点灯させて、火災発生を報知する。このとき、導光部4によって表示灯12の点灯状態がさらに確認しやすくなる。また、火災警報器30のバッテリ容量低下や警報器故障などの異常時に点灯する表示灯12を別に設けてもよい。警報音の鳴動中に、押し釦操作部3を押すことにより警報音が停止する。
引き紐5の係止部6は、引き紐5が容易に着脱できるように、先端がコ字状の引掛け片9となっている。居住者はリング状にした引き紐5の先端を引掛け片9に通せばよい。また、引き紐5を取り外すときは逆の手順で行う。いずれの場合も、火災警報器30を分解せず容易に引き紐5を着脱することができる。また、長さやデザインが異なる引き紐5に交換してもよく、居住者の好みに応じた使い方ができる。
図5は、本発明の実施形態における火災警報器30においてスイッチ11の操作時の操作体1の状態を示す断面図である。図6は、本発明の実施形態における火災警報器30においてスイッチ11の無操作時の操作体1の状態を示す断面図である。火災警報器30の作動時に押し釦操作部3が押されてスイッチ11を操作すると(キートップ17が変位し)、警報音が停止する。このとき、押し釦操作部3はスイッチ11の図示しないバネによる戻り力で元の位置に復帰させることができる。一方、外力によるスイッチ11の誤操作防止のため、スイッチ11と押し釦操作部3の間隔を広げてストロークを長くする方法がある。この場合は、スイッチ11を操作した後の押し釦操作部3から手を離した時点において(キートップ17が復帰し)、押し釦操作部3は一対の軸部2を回動する操作体1の自重によって元の位置に復帰させてもよい。
例えば、天井面に火災警報器30が取付されるときは、前面側が重力の向きとなり、操作体1は火災警報器30の傾斜面18の内部で、一対の軸部2を中心として押し釦操作部3と引き紐5の係止部6を床面に向けた状態となる。この場合、押し釦操作部3が引き紐5の係止部6より重いため、押し釦操作部3が前面側に引かれて操作体1は元の位置に戻る。通常、引き紐5自体の重量は無視できるため、引き紐5が係止部6に取付られた状態でも同様の作用が得られる。なお、引き紐5自体が重くなっても同様の作用が得られるように、操作体1回動の支点となる一対の軸部2が平板7の係止部6寄りに設けられてもよい。
また、壁面に火災警報器30が取付されるときは、操作体1が設けられている火災警報器30の側面方向が重力の向きとなり、操作体1は火災警報器30の内部で押し釦操作部3と引き紐5の係止部6を側壁面に向けた状態となる。この場合、一対の軸部2を中心として傾斜した平板7の上側の押し釦操作部3が前方に回動するため、押し釦操作部3が前面側に引かれて操作体1は元の位置に戻る。同様に、引き紐5が係止部6に取付られた状態でも同じ作用が得られる。従って、火災警報器30は天井面または壁面に取付しても、無操作時は操作体1を自重で復帰させることができる。
次に、本発明の実施形態における火災警報器30の組立方法について説明する。まず、スイッチ11、表示灯12などの電気部品を実装した回路基板15に火災検出部16を取付する。その後、回路基板15は本体14に固定する。一方、カバー13の背面側に設けた保持部8に、操作体1の一対の軸部2を正しい向きで取付する。カバー13を本体14に固定すれば火災警報器30が完成する。火災警報器30の火災検出部16は、煙式のタイプ以外に熱式のタイプでも炎式のタイプでもよい。また、電源供給部はバッテリ式でもAC電源でもよい。
本発明の実施形態における火災警報器30によると、引き紐5は火災警報器30の内部を通過させる必要がないため、火災警報器30を小型化、薄型化できる。また、カバー13の開口部10から臨んでいる係止部6に引き紐5を容易に着脱することができるので、美感上で引き紐5が目障りであるなどの要望に十分対応することができる。従って、住宅内で違和感なく設置できる。
本発明の実施形態における火災警報器30の外観図である。 本発明の実施形態における火災警報器30の操作体1の外観図である。 本発明の実施形態における火災警報器30の操作体1の側面図である。 本発明の実施形態における火災警報器30において引き紐5が取付された状態を示す断面図である。 本発明の実施形態における火災警報器30においてスイッチ11の操作時の操作体1の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態における火災警報器30においてスイッチ11の無操作時の操作体1の状態を示す断面図である。
符号の説明
1 操作体
2 軸部
3 押し釦操作部
4 導光部
5 引き紐
6 係止部
7 平板
8 保持部
9 引掛け片
10 開口部
11 スイッチ
12 表示灯
13 カバー
14 本体
15 回路基板
16 火災検出部
17 キートップ
18 傾斜面
19 操作面
20 延長線
21 凹部
30 火災警報器

Claims (1)

  1. 火災による煙や熱を検知する火災検出部と、該火災検出部および電気部品およびスイッチを実装する回路基板と、該回路基板を取付する本体と、該本体に係止されるカバーと、該カバーに設けた保持部に取付され、引き紐を取付する係止部および押し釦操作部を前記カバーの前面側に設けた開口部から臨ませる操作体と、を備えた火災警報器において、
    前記操作体は、略シーソー形状の平板からなり、前記保持部に取付られる一対の軸部を中心にして前記平板の両端に前記押し釦操作部と前記係止部とがそれぞれ設けられ、
    前記操作体の前記軸部は、前記係止部が前面側に引かれると前記押し釦操作部が背面側に回動して前記スイッチを操作するように前記保持部に回動自在に取付けされていることを特徴とする火災警報器。
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