JP2016151835A - 監視装置、運行管理システム、運行管理方法及び運行管理プログラム - Google Patents
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Description
が受信した位置情報が示す位置が所定の走行経路上であるか否か判断する走行経路監視部と、位置情報が示す位置が所定の経路上でない場合、監視装置へ警告を送信する情報送信部とを有する。
図1は、本実施形態に係るシステムを適用する対象となる輸送サービスの一例を示す図である。図1の例は、除染作業によって発生した除去土壌を保管する複数の仮置場又は除染現場(以下「仮置場等」と呼ぶ)1と、除去土壌の貯蔵施設(たとえば「中間貯蔵施設」)2と、除去土壌を輸送する複数の車両3と、例えば10トンダンプトラックへの積み込み及び搬出が可能な積込場4とを含む。本実施形態において、除去土壌は、仮置場等1から貯蔵施設2へ、トラック等の車両3で輸送される。このとき、仮置場等1から直接貯蔵施設2へ輸送するようにしてもよいし、輸送経路に積込場4を設けてより大型の車両に積み替えるようにしてもよい。なお、車両3の積載物である除去土壌は、例えばフレキシブルコンテナバッグ(コンテナバッグ、トン袋)のような包材単位で管理される。効率の観点では、最終的に貯蔵施設2への輸送は、例えば10トンダンプトラックで行うことが好ましいが、このような例には限られない。また、貯蔵施設2には、車両3から積載物を下すためのレーンが複数設けられるが、このような輸送サービスにおいては、目的地である貯蔵施設2への車両3の集中を抑制することが好ましい。また、積載物の性質上、車両3が所定の経路を外れることを防止したり、積載物の紛失等を防止するために個々の位置を把握できるようにすることが好ましい。なお、走行経路上には、所定数の車両を駐車できる待機場所が予め定められているものとする。
図2は、本実施の形態に係るシステムの構成の一例を示す図である。図2のシステムは、仮置場等1や貯蔵施設2、積込場4(図示せず)に設けられた除去土壌(フレキシブルコンテナバッグ)の管理装置と、複数の車両3(車載コンピュータ)と、各車両3から情報を収集する運行管理装置5と、システムの管理者が使用する管理者装置6とを含み、これらの構成要素がインターネット等のネットワーク7を介して接続されている。車両3は、図1に示した除去土壌を輸送するトラック等であり、いわゆるコンピュータによって構成される監視装置を備えている。監視装置は無線によってネットワーク7に接続され、運行管理装置5又は管理者装置5と様々な情報を送受信する。また、仮置場等1からの輸送開始時には、車両3の積載物である除去土壌を詰めたフレキシブルコンテナバッグに対し、例えばバーコードや二次元コードによって積載物の識別情報が付されると共に、フレキシブルコンテナバッグの重量及び放射線量が計測され、積載物の識別情報と対応付けて登録される。なお、登録は、例えば仮置場等1の管理装置からネットワーク7を介して運行管理装置5に対して行われる。
ンテナバッグの表面の放射線量を測定した値が登録される。また、保管場所履歴のフィールドには、例えば、複数の仮置場等1のいずれかを一意に特定するための情報や、複数の車両3のいずれかを一意に特定するための情報等、当該フレキシブルコンテナバッグが保管されている場所を示す情報を、過去の遷移がわかるように登録される。
図4は、監視装置の一例を示す機能ブロック図である。図4の監視装置31は、位置情報取得部311と、送信部312と、路面撮像部313と、積載物撮像部314と、加速度取得部315と、通話部316と、受信部317と、情報出力部318とを含む。位置情報取得部は、GPS(Global Positioning System)受信機等を介して、車両3の位置
を示す位置情報を取得する。位置情報は、既存の規格を用いることができ、所定の座標系における座標として表される。また、送信部312は、車両3に設けられたセンサや撮像装置、マイクロフォン等によって取得される位置情報、加速度情報、画像情報、音声情報等を、ネットワーク7を介して運行管理装置5に送信する。路面撮像部313は、車両の進行方向である前方の路面を撮像するイベントデータレコーダ(いわゆるドライブレコーダ)である。また、積載物撮像部314は、トラックの荷台に積載される積載物を撮像する監視カメラである。そして、路面撮像部313及び積載物撮像部314は、所定の間隔で画像情報を生成する。具体的には、路面撮像部313及び積載物撮像部314は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等であってもよいし、スマートフォンやラップトップPC(Personal Computer)、スレートPC、タブレットPC等が有するデジタル
カメラであってもよい。画像には、例えばExif(Exchangeable Image File Format)等の規格を用いて当該画像が生成された位置を示す情報を付加し、地図上の地点から画像を検索できるようにしてもよい。なお、生成される画像情報は、送信部312を介して運行管理運行管理装置5へ送信される。また、加速度取得部315は、車両3の例えば監視装置31が備える加速度センサから加速度を示す情報を取得し、送信部312を介して運行管理運行管理装置5に加速度情報を送信する。通話部316は、監視装置31が備えるマイクロフォン及びスピーカを介して車両3の運転手に対し音声の入出力を行うと共に、送信部312及び受信部317並びにネットワーク7を介して管理者端末5を操作する管理者と通話を行う。なお、監視装置31は、物理的なスイッチ又はタッチパネルに表示されたボタン等を運転手が操作することによって、ワンタッチで所定の管理者と通話が確立するようになっている。また、受信部317は、ネットワーク7を介して運行管理装置5や管理者装置5から情報を受信する。そして、情報出力部318は、運行管理装置5や管理者装置5から受信した情報を、監視装置31が備えるディスプレイ(モニタ)やスピーカを介して車両3の運転手へ出力する。
図5は、運行管理装置5の一例を示す機能ブロック図である。図5の運行管理装置5は、受信部51と、受信情報蓄積部52と、許可経路記憶部53と、走行経路監視部54と、情報送信部55と、混雑予測部56と、影響車両特定部57と、加速度監視部58と、要求受付部59とを有する。受信部51は、車両3の監視装置31から、位置情報、加速度情報、画像情報、音声情報等を、ネットワーク7を介して受信する。受信情報蓄積部52は、複数の車両3から受信した情報を、それぞれ車両3の識別情報と対応付けて記憶する。
。位置情報のフィールドには、車両3から受信した車両3の位置を示す座標を含む位置情報が登録される。加速度のフィールドには、車両3から受信した車両3の加速度を示す値が登録される。路面画像のフィールドには、車両3から受信した路面前方の画像が登録される。なお、画像の保存先を示すアドレスを登録するようにしてもよい。荷台画像のフィールドには、車両3から受信した荷台の画像が登録される。なお、路面画像の場合と同様に、画像の保存先を示すアドレスを登録するようにしてもよい。図3及び図5の例では便宜上1つのテーブルを示しているが、データベースの正規化は任意であり、これらの情報を複数のテーブルに分けて登録するようにしてもよい。
図7は、管理者装置6の一例を示す機能ブロック図である。図7の管理者装置6は、入出力部61と、運行情報取得部62と、画像取得部63と、異常加速度取得部64と、通話部65と、積載物追跡部66とを有する。入出力部61は、当該装置の使用者である管理者の操作によって様々な指示を受け付けると共に、管理者に対して情報を出力する。また、運行情報取得部62は、運行管理装置5から、複数の車両3の位置情報をほぼリアルタイムに取得し、地図上にマッピングして表示する。このとき、輸送経路上における事故や渋滞の発生といった情報に基づいて、目的地への搬入や走行経路において混雑が予測される場合、地図上にマッピングされた車両3や、地図上の道路の対象区間の色彩を変更するようにしてもよい。また、画像取得部63は、管理者から、車両3、路面又は荷台の別の指定を受け、該当する最新の画像を運行管理装置5から取得して、管理者装置6に表示する。なお、取得する画像の日時をさらに管理者が指定できるようにし、当該日時に近い画像を運行管理装置5から取得するようにしてもよい。異常加速度取得部64は、いずれかの車両3において、急加速や急ブレーキ、もしくは事故の可能性がある加速度が検知された旨の情報を運行管理装置5から取得し、当該情報を管理者装置に出力する。また、通話部65は、管理者又は車両3の運転手の操作に応じて、又は所定の条件を満たす場合に、管理者装置6が備えるマイクロフォン及びスピーカといった入出力部61を介して管理者に対し音声の入出力を行うと共に、ネットワーク7を介して車両3の運転手との通話を確立させる。また、積載物追跡部66は、管理者から積載物を特定するための情報の入力
を受け付け、運行管理装置5の受信情報蓄積部52が記憶している情報を検索し、当該積載物の現在地を出力したり、当該積載物を輸送する車輛の荷台の画像等を出力したりする。
図8は、コンピュータの一例を示す装置構成図である。監視装置31、運行管理装置5、管理者装置6は、例えば図8に示すようなコンピュータである。図8に示すコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1001、主記憶装置1002、補
助記憶装置(外部記憶装置)1003、通信IF(Interface)1004、入出力IF(Interface)1005、ドライブ装置1006、通信バス1007を備えている。CPU1001は、プログラムを実行することにより本実施の形態に係る処理等を行う。主記憶装置1002は、CPU1001が読み出したプログラムやデータをキャッシュしたり、CPUの作業領域を展開したりする。主記憶装置は、具体的には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等である。補助記憶装置1003は、CPU1001により実行されるプログラムや、本実施の形態で用いる設定情報などを記憶する。補助記憶装置1003は、具体的には、HDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State
Drive)、eMMC(embedded Multi-Media Card)、フラッシュメモリ等である。主記
憶装置1002や補助記憶装置1003は、運行管理装置5の受信情報蓄積部52、許可経路記憶部53等として働く。通信IF1004は、他のコンピュータとの間でデータを送受信する。通信IF1004は、具体的には、有線又は無線のネットワークカード等である。入出力IF1005は、入出力装置と接続され、ユーザから入力を受け付けたり、ユーザへ情報を出力したりする。入出力装置は、具体的には、キーボード、マウス、ディスプレイ、タッチパネル等である。ドライブ装置1006は、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク等の記憶媒体に記録されたデータを読み出したり、記憶媒体にデータを書き込んだりする。そして、以上のような構成要素が、通信バス1007で接続されている。なお、これらの構成要素はそれぞれ複数設けられていてもよいし、一部の構成要素(例えばドライブ装置1006)を設けないようにしてもよい。また、入出力装置がコンピュータと一体に構成されていてもよい。また、ドライブ装置1006で読み取り可能な可搬性の記憶媒体や、フラッシュメモリのような可搬性の補助記憶装置1003、通信IF1004などを介して、本実施の形態で実行されるプログラムが提供されるようにしてもよい。そして、CPU1001がプログラムを実行することにより、上記のようなコンピュータを監視装置31、運行管理装置5、管理者装置6として働かせる。
図9は、本実施形態に係る走行経路監視処理の一例を示す処理フロー図である。まず、監視装置31の位置情報取得部311は車両3の位置を示す情報を取得し、送信部312及びネットワーク7を介して運行管理装置5へ送信する(S1)。一方、運行管理装置5の受信部51は、車両3の位置情報を受信し、受信情報蓄積部52へ格納する(S2)。そして、運行管理装置5の走行経路監視部54は、受信情報蓄積部52に格納された車両3の位置情報が示す位置が、許可経路記憶部53に予め格納されている走行経路上にあるか判断する(S3)。なお、S3の処理は、S1及びS2の処理とは独立に所定の周期で行うようにしてもよい。また、予め定められている走行経路は、例えば交差点をノードとするグラフのエッジで表され、車両3の位置情報が示す走行地点が所定のエッジ上に存在するかによって、車両3が所定の経路上を走行しているか否か判断することができる。車両3が所定の経路上を走行していると判断された場合(S3:YES,図示せず)、運行管理装置は特別な処理を行わない。一方、車両3が所定の経路を外れたと判断された場合(S3:NO)、運行管理装置5の情報送信部55は、車両3の監視装置31に経路を外れたことを警告する情報を送信する(S4)。そして、監視装置31の受信部317は、警告を示す情報を受信し(S5)、情報出力部318は、運転手に対して所定の経路を外れたことを警告する(S6)。警告は、例えば音声によって出力することが好ましい。ま
た、所定の経路に戻るための適切な経路を探索し、案内するようにしてもよい。
図10は、混雑監視処理の一例を示す処理フロー図である。まず、監視装置31の位置情報取得部311は車両3の位置を示す情報を取得し、また、加速度取得部315は車両3の加速度を取得し、送信部312及びネットワーク7を介して運行管理装置5へ送信する(S11)。なお、本ステップにおいては、加速度から予測される車両3の速度を求め、速度を示す情報を送信するようにしてもよい。また、事故の発生を示す情報や、VICS(登録商標,Vehicle Information and Communication System)のような既存の道路交通情報を利用できる場合、例えば管理者装置6が当該情報を運行管理装置5へ送信する(S12)。一方、運行管理装置5の受信部51は、これらの情報を受信し、受信情報蓄積部52へ格納する(S13)。そして、運行管理装置5の混雑予測部56は、道路の混雑状況を予測する(S14)。なお、S14以降の処理は、S11〜S13の処理とは独立に所定の周期で行うようにしてもよい。本ステップでは、例えば車両3の加速度に基づいて速度を予測し、当該走行地点において例えば統計的に求められる閾値よりも遅い速度で走行している場合に、混雑していると判断される。また、運行管理装置5の混雑予測部56は、走行中の車両3の各々について目的地への到着予測時刻を算出する(S15)。本ステップでは、走行経路の混雑状況を加味して、車両3の目的地への到着予測時刻を再計算する。なお、到着予測時刻の算出は既存の技術を用いることができる。次に、運行管理装置5の影響車両特定部57は、時間調整を行う対象の車両3を決定する(S16)。本ステップでは、例えば、経路上に通行止めや渋滞が発生した場合等に、当該地点を走行する予定の車両3を特定する。また、所定の期間内に所定の閾値以上の数の車両3が目的地へ到着すると予測される場合に、該当する車両3のうち、例えば到着予測時刻の早い方から所定数以外の車両3を特定するようにしてもよい。その後、蘊奥管理装置5の情報送信部55は、S16において特定された車両3へ、時間調整を行うべき旨の情報を送信する(S17)。本ステップでは、例えば最寄りの待機場所へ誘導するための情報が送信される。一方、監視装置31の受信部317は、時間調整を行うべき旨の情報を受信し(S18)、情報出力部318は時間調整を指示する情報を運転手に対して出力する(S19)。
図11は、積載物追跡処理の一例を示す処理フロー図である。まず、監視装置31の位置情報取得部311は車両3の位置を示す情報を取得し、また、路面撮像部313及び積載物撮像部314はそれぞれ車両3の進行方向の路面の画像及び車両3の荷台の積載物の画像を生成し、送信部312及びネットワーク7を介して運行管理装置5へ送信する(S21)。一方、運行管理装置5の受信部51は、これらの情報を受信し、受信情報蓄積部52へ格納する(S22)。一方、管理者装置6の積載物追跡部66は、入出力部61を介して行われる管理者の操作に応じて積載物の所在の問合せを、運行管理装置5へ送信する(S23)。本ステップでは、識別情報によって問い合わせる積載物を特定するように
してもよいし、日時と保管場所によって複数の積載物を特定するようにしてもよい。なお、S23以降の処理は、S21及びS22の処理とは独立に管理者の操作に応じて行われる。また、運行管理装置の受信部51が問合せを受信すると(S24)、要求受付部59は、テーブルから該当する積載物を検索して抽出する(S25)。本ステップでは、例えば図3に示したような積載物管理テーブルから、該当する積載物に関連付けられている保管場所履歴のうち最新の情報を抽出する。また、当該積載物が車両3によって輸送中である場合、当該積載物の最新の画像もさらに読み出すようにしてもよい。そして、運行管理装置5の情報送信部55は、問い合わせに対する結果として、管理者装置6へ抽出された情報を送信する(S26)。一方、管理者装置6の情報追跡部66は、ディスプレイ等の入出力部61を介して受信した情報を管理者に出力する(S27)。車両3への積み下ろしの他、仮置場等1からの搬出や貯蔵施設2への搬入等においても、バーコードや二次元コード等の読み取りによって運行管理装置5が保持する保管場所履歴を更新するため、管理者は任意の積載物の所在をほぼリアルタイムに把握することができる。
図12は、加速度分析処理の一例を示す処理フロー図である。まず、監視装置31の位置情報取得部311は車両3の加速度を示す情報を取得し、送信部312及びネットワーク7を介して運行管理装置5へ送信する(S31)。一方、運行管理装置5の受信部51は、加速度情報を受信し、受信情報蓄積部52へ格納する(S32)。また、運行管理装置5の加速度監視部58は、走行地点ごと、且つ運転手ごと統計処理を行う(S33)。走行地点は、例えば交差点をノードとするグラフのエッジで表される道路上又は交差点として表す。そして、急ブレーキ、急加速、又は事故の数を、走行地点ごと且つ運転手ごとに計数する。なお、S23以降の処理は、S21及びS22の処理とは独立に管理者の操作に応じて行われる。また、加速度監視部58は、危険箇所の抽出及び運転手の危険運転の特定を行う(S34)。本ステップでは、例えば複数の運転手が共通して急ブレーキをかけた箇所を危険箇所として抽出する。また、特定の運転手のみが急加速を行ったり急ブレーキを踏んだ箇所を運転手の危険運転として特定する。そして、運行管理装置5の情報送信部55は、処理の結果として、抽出された危険箇所や特定された危険運転を示す情報を管理者装置6へ送信する(S35)。一方、管理者装置6の異常加速度取得部64は、危険箇所や危険運転についての情報を受信し、管理者に出力する(S36)。このような情報は、運転手に対する事故防止のための教育等に活用することができる。また、抽出された危険箇所や危険運転時の画像をさらに検索して表示するようにしてもよい。
本実施形態に係る監視装置は、ワンタッチで容易に管理者との接続が確立する通話機能を有しており、上述した処理中においても、適宜通話によってコミュニケーションをとることができる。通話機能は、例えばネットワーク7及びVoIP(Voice Over Intenet Protocol)技術を用いて実現することができる。また、通話は、車両3の運転手が監視装
置31を音声操作することにより開始されるようにしてもよい。
ロンで警告を出力できるようにしてもよい。
本発明は、上述した処理を実行するコンピュータプログラムや、当該プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を含む。当該プログラムが記録された記録媒体は、プログラムをコンピュータに実行させることにより、上述の処理が可能となる。
2 貯蔵施設
3 車両
31 監視装置
311 位置情報取得部
312 送信部
313 路面撮像部
314 積載物撮像部
315 加速度取得部
316 通話部
317 受信部
318 情報出力部
4 積込場
5 運行管理装置
51 受信部
52 受信情報蓄積部
53 許可経路記憶部
54 走行経路監視部
55 情報送信部
56 混雑予測部
57 影響車輛特定部
58 加速度監視部
59 要求受付部
6 管理者端末
61 入出力部
62 運行情報取得部
63 画像取得部
64 異常加速度取得部
65 通話部
66 積載物追跡部
7 ネットワーク
Claims (9)
- 移動体の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
取得した前記位置情報が示す位置が所定の走行経路上にない場合、ユーザに警告を出力する出力部と、
を有する監視装置。 - 移動体に設けられる監視装置と、
前記監視装置とネットワークを介して接続され、前記監視装置との間で情報を送受信する運行管理装置と、
を有する運行管理システムであって、
前記監視装置は、
前記移動体の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
取得した前記位置情報を前記運行管理装置へ送信する位置情報送信部と、
前記位置情報が示す位置が所定の経路上でない場合、ユーザに警告を出力する出力部と、
を有し、
前記運行管理装置は、
前記位置情報送信部が送信した前記位置情報を受信する位置情報受信部と、
前記位置情報受信部が受信した前記位置情報が示す位置が所定の走行経路上であるか否か判断する走行経路監視部と、
前記位置情報が示す位置が所定の経路上でない場合、前記監視装置へ警告を送信する情報送信部と、
を有する運行管理システム。 - 前記監視装置は、積載物の画像情報を生成して前記運行管理装置へ送信させる撮像部をさらに有し、
前記運行管理装置は、前記移動体の識別情報と対応付けて受信した画像情報を記憶する記憶部をさらに有する
請求項2に記載の運行管理システム。 - 前記運行管理装置は、
前記移動体の目的地への到着予測時刻を算出する混雑予測部と、
前記到着予測時刻に基づいて時間調整を行うべき移動体を決定する影響車両特定部と、
をさらに有する
請求項2又は3に記載の運行管理システム。 - 前記移動体に設けられる前記監視装置を複数含むとともに、
前記監視装置の各々は、前記移動体にかかる加速度を測定して前記運行管理装置へ送信させる加速度取得部をさらに有し、
前記運行管理装置は、複数の前記移動体において所定の閾値を超える負の加速度が測定された位置を危険箇所として抽出すると共に、特定の移動体において所定の閾値を超える加速度が測定された場合に当該移動体の運転手の危険運転として抽出する加速度監視部をさらに有する
請求項2から4のいずれか一項に記載の運行管理システム。 - 所定単位の積載物ごとに識別情報を付すと共に、当該積載物を積載する前記移動体の識別情報と対応付けて記憶する記憶部と、
問い合わせに応じて前記記憶部を検索し、積載物を積載している移動体の識別情報を出力する要求受付部と、
をさらに有する
請求項2から5のいずれか一項に記載の運行管理システム。 - 前記監視装置は、前記ネットワークを介して特定の装置との間で音声通話を確立させる通話部をさらに有する
請求項2から6のいずれか一項に記載の運行管理システム。 - 移動体の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
取得した前記位置情報が示す位置が所定の走行経路上にない場合、ユーザに警告を出力する出力ステップと、
をコンピュータが実行する運行管理方法。 - 移動体の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得ステップと、
取得した前記位置情報が示す位置が所定の走行経路上にない場合、ユーザに警告を出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させる運行管理プログラム。
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