JP2016151403A - 断熱構造及びフェノールフォーム - Google Patents

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【課題】高い断熱性と防火性を備えた断熱材であるフェノールフォーム及び該フェノールフォームを用いた層厚が薄く施工が簡易な断熱構造を提供する。【解決手段】室内温度が10℃以下となる冷凍冷蔵倉庫の外壁4の室内側に断熱材を複数枚積層する断熱構造であって、最も室内側に配置される前記断熱材である内層フォーム8bが制限酸素指数28%以上、熱伝導率0.022W/mK以下のフェノールフォームから構成され、かつ前記内層フォームの室内側表面に予め不燃性材料層8cが積層され、複数枚積層された前記断熱材の合計の熱抵抗値が5.0m2K/W以上である。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍冷蔵倉庫の断熱構造及び冷凍冷蔵倉庫の断熱構造に用いられるフェノールフォームに関するものである。
従来、冷凍食品などを低温で貯蔵することを目的とした冷凍冷蔵倉庫においては、通常の室内温度が氷点下となることから極めて高い断熱構造を有することが要求される。具体的には、通常150〜300mm程度の厚さの断熱材を用いて倉庫内の断熱を行う必要がある。
現在このような断熱構造としては、例えば、150mm以上の厚さを有する押出法ポリスチレンフォームを用いた断熱構造が知られている(特許文献1参照)。
また、冷凍冷蔵倉庫用の断熱材としては熱抵抗値が5.0m2K/W以上であることが好ましいとされている(特許文献2参照)。
特開2009−52369号公報 特開2013−130032号公報
しかしながら、上述の断熱構造においては、押出法ポリスチレンフォームの熱伝導率が0.028W/mKと高いことから(図2参照)、確実に冷凍冷蔵倉庫の断熱性を確保するためには複数の断熱板を積層する必要が生じた。この場合、断熱層の層厚が厚くなり、冷凍冷蔵倉庫内の利用可能な空間が狭くなるという問題があった。
また、一定の規模を有する倉庫には、屋内消火栓設備として原則的にスプリンクラー設備を設けることが消防法上義務付けられているが、室内温度が氷点下となる冷凍冷蔵倉庫のようにスプリンクラー設備を設置することが適していない構造物の場合には、スプリンクラー設備に代えて不燃材で断熱材を覆うことにより防火性を確保することが例外的に認められている。
例えば、図4に示すように、押出法ポリスチレンフォームのような可燃性の断熱材を積層した従来の断熱構造においては、断熱材の室内側に石膏ボード等の不燃材料を配置することにより、スプリンクラー設備を設置せずに冷凍倉庫の防火性を確保することが可能である。
しかしながら、この場合、不燃材料である石膏ボード等を断熱材とは別に施工する必要が生じるため断熱構造の施工が煩雑になるという問題があった。
本発明の目的は、高い断熱性と防火性を備えた断熱材であるフェノールフォーム及び該フェノールフォームを用いた層厚が薄く施工が簡易な断熱構造を提供することである。
本発明の断熱構造は、室内温度が10℃以下となる冷凍冷蔵倉庫の外壁の室内側に断熱材を複数枚積層する断熱構造であって、最も室内側に配置される前記断熱材である内層フォームが制限酸素指数28%以上、熱伝導率0.022W/mK以下のフェノールフォームから構成され、かつ前記内層フォームの室内側表面に予め不燃性材料層が積層され、複数枚積層された前記断熱材の合計の熱抵抗値が5.0m2K/W以上であることを特徴とする。
また、本発明の断熱構造は、前記不燃性材料層が、アルミ箔または無機質板を含むことを特徴とする。
また、本発明の断熱構造は、前記外壁と前記内層フォームの間に、1枚のフェノールフォームで構成される外層フォームが配置され、前記外層フォームが前記内層フォームよりも厚いことを特徴とする。
また、本発明のフェノールフォームは、室内温度が氷点下となる冷凍冷蔵倉庫の外壁の室内側に断熱材を複数枚積層する断熱構造において前記断熱材に用いられるフェノールフォームであって、制限酸素指数が28%以上、熱伝導率が0.022W/mK以下であることを特徴とする。
本発明によれば、高い断熱性と防火性を備えた断熱材であるフェノールフォーム及び該フェノールフォームを用いた層厚が薄く施工が簡易な断熱構造を提供することである。
実施の形態に係る断熱構造を示す図である。 実施の形態に係る断熱構造に用いるフェノールフォーム及び従来の断熱構造に用いる押出法ポリスチレンフォームの熱抵抗値を示すグラフである。 実施の形態に係る断熱構造の施工手順を示す図である。 従来の断熱構造を示す図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る断熱構造について、室内温度が10℃〜−60℃程度の冷凍冷蔵倉庫の断熱を行う壁体を例に説明する。図1は、実施の形態に係る壁体2の断熱構造を示す図である。壁体2は、図1に示すように、RC躯体外壁4、防湿層6、断熱層8、胴縁9、固定ビス11、角波鋼板12を備えている。
RC躯体外壁4は、冷凍冷蔵倉庫の躯体の一部を構成する鉄筋コンクリート造の外壁である。防湿層6は、RC躯体外壁4の室内側に配置され、断熱層8に結露が発生することを防止するシートである。ここで、冷凍冷蔵倉庫における防湿層6は、屋外の暖かく湿った空気が断熱層8に侵入しないように、断熱層8の屋外側に配置される。なお、一般の建築物では、防湿層は、室内の暖かく湿った空気が断熱層に侵入しないように断熱層の室内側に配置される。
断熱層8は、防湿層6の室内側に配置されるフェノールフォームの層であり、外層フォーム8aの室内側に内層フォーム8bを積層した合計2枚のフェノールフォームによって構成される。外層フォーム8a及び内層フォーム8bには、図2に示す、熱伝導率が0.0.022W/mK以下のフェノールフォームA(密度28kg/m3以上、熱伝導率0.019W/m・k、透湿係数25ng/m2・S・Pa以下、制限酸素指数30%以上、pH5〜6)、フェノールフォームB(密度27kg/m3以上、熱伝導率0.020W/m・k、透湿係数42ng/m2・S・Pa以下、制限酸素指数28%以上、pH5以下)、フェノールフォームC(密度25kg/m3以上、熱伝導率0.022W/m・k、透湿係数60ng/m2・S・Pa以下、制限酸素指数28%以上、pH4以下)の何れかが用いられる。
また、外層フォーム8aには、内層フォーム8bよりも厚いフェノールフォームを用いるのが望ましい。例えば、外層フォーム8aに厚さが90mmのフェノールフォームを用い、内層フォーム8bに厚さが60mmのフェノールフォームを積層して150mmの層厚の断熱層8を施工する。なお、外層フォーム8aとして内層フォーム8cと同じ厚さのものを積層しても良い。
ここで、図2に示すように、外層フォーム8a及び内層フォーム8bにそれぞれフェノールフォームAを使用して断熱層8の層厚を150mmとした場合、断熱層8の合計熱抵抗値は7.89となる。また、外層フォーム8a及び内層フォーム8bにそれぞれフェノールフォームBを使用して断熱層8の層厚を150mmとした場合、断熱層8の合計熱抵抗値は7.50となる。同様に、外層フォーム8a及び内層フォーム8bにそれぞれフェノールフォームCを使用して断熱層8の層厚を150mmとした場合の断熱層8の合計熱抵抗値は6.82となる。
即ち、フェノールフォームを積層して形成された150mmの層厚の断熱層8の熱抵抗値は、押出法ポリスチレンフォームを用いて形成された同じ層厚の断熱層(熱抵抗値5.36)よりも高くなる。このように、フェノールフォームを積層して断熱層8を形成することにより、断熱層8の断熱性を向上させることができる。
なお、図2に示すフェノールフォームは、1枚の厚さが150mm以上の部材が製造しにくいため、層厚が150mm以上の断熱層8を施工する場合には、2枚以上のフェノールフォームを積層する必要がある。
また、フェノールフォームは、制限酸素指数が28%以上の不燃性部材である。制限酸素指数は燃焼に必要な酸素の濃度であり、制限酸素指数が大きいほど部材が燃えにくくなる。なお、制限酸素指数が26%以上の部材は不燃材料として取り扱われ、制限酸素指数が26%未満の部材は可燃材料として取り扱われる。また、フェノールフォームの中でも特にフェノバボード(登録商標)は、制限酸素指数が30%以上であり、高い防火性を備えた不燃性部材である。更に、フェノバボードは、グラスウールや押出法ポリスチレンフォームよりも高い断熱性を備えており、pHも6とほぼ中性であることから固定ビス11として金属製のものを用いても錆びることが無い。
また、不燃性材料層8cは、予め内層フォーム8bの少なくとも片側の面に積層された不燃性の面材である。即ち、内層フォーム8bは、不燃性材料層8cとフェノールフォームから成る複合部材である。不燃性材料層8cは、例えば、厚さが0.03〜0.2mmのアルミ箔により構成され、内層フォーム8bはアルミ箔を室内側にして配置される。より具体的な不燃性材料層8cの構成としては、内層フォーム8bにガラス繊維混抄紙、アルミ箔、水酸化アルミニウム紙をこの順に積層したものや、内層フォーム8bにケイ酸マグネシウム、不織布、アルミ箔をこの順に積層したものなどが挙げられ、各層は接着層を介して接着される。
ここで、アルミ箔は透湿抵抗が大きいため、アルミ箔を不燃性材料層8cとして断熱層8の室内側の面に配置することにより、室内の湿気が断熱層8に侵入することを防止できる。なお、アルミ箔の透湿抵抗値は、防湿層6の透湿抵抗値と同程度である。
また、防湿層6と不燃性材料層8cを用いて断熱層8を挟むことにより、室内および室外から断熱層8に湿気が浸入することをより効果的に防止することができる。室内外からの断熱層8への湿気の浸入を防止するためには、内層フォーム8bの両面にアルミ箔を有する不燃性材料層8cを設けても良く、外層フォーム8aの室外側の面または両面にアルミ箔を有する不燃性材料層8cを設けても良い。なお、外層フォーム8aの室外側にアルミ箔を有する不燃性材料層8cを設けた場合には外層フォーム8aとRC躯体外壁4の間の防湿層6を省略しても良い。
このように、断熱層8の室内側の面に不燃性材料層8cを配置することにより、従来の断熱材量のように、断熱層の室内側に不燃材料である石膏ボードを別途施工する必要がなくなる。
また、不燃性材料層8cには、アルミ箔に代えて、不燃性の無機質板(例えば、ケイ酸マグネシウム板、ケイ酸カルシウム板等)を用いてもよい。不燃性材料層8cとして無機質板を用いた場合の不燃性材料層8cの層厚は1.0〜12.0mmである。
胴縁9は、一方向に長い金属製の部材であり、内層フォーム8bの室内側に配置される。固定ビス11は、断熱層8をRC躯体外壁4に固定するための部材であり、角波鋼板12の上から胴縁9を貫通させてRC躯体外壁4に打ち込まれる。この実施の形態では、不燃性材料層8cとして軟質のアルミ箔を積層しているため、石膏ボードを使用した場合に比べて固定ビス11及び胴縁9を打ち込みやすい上、石膏ボードの割れや粉砕片が発生しないため施工が容易である。
角波鋼板12は、不燃性材料層8cの室内側に配置され、断熱層8を保護する仕上材である。仕上材として金属製の角波鋼板12を配置することにより、例えば、貯蔵物の運搬作業時にフォークリフトのフォーク先端が壁体2に接触した場合等に、断熱層8が傷付かないようにすることができる。
次に、図3を参照して、実施の形態に係る断熱構造の施工方法について説明する。まず、作業員は、(1)RC躯体外壁4の室内側に防湿層6を施工する。次に、作業員は、(2)図示しない両面テープと接着剤を用いて、防湿層6の室内側に外層フォーム8aを貼り付ける。同様に、(3)両面テープと接着剤を用いて、外層フォーム8aの室内側に内層フォーム8bを貼り付ける。ここで、作業員は、図1に示すように、内層フォーム8bの目地8eの位置が外層フォーム8aの目地8dの位置と重なり合わないように内層フォーム8bを配置する。これにより室外側からの湿気が目地を通して室内へと浸透するのを防ぐことができる。次に、(4)内層フォーム8bの目地8eの位置に図示しないアルミテープなどの気密テープを貼り付けて内層フォーム8bの目地に防湿を施す。
次に、(5)内層フォーム8bの室内側に胴縁9を配置する。ここで、胴縁9は、例えば、上下方向に910mmのピッチで配置される。次に、(6)角波鋼板12を内層フォーム8bの室内側に配置し、(7)角波鋼板12の上から胴縁9の位置に固定ビス11を貫通させて固定ビス11の先端をRC躯体外壁4に打ち込む。これにより、断熱層8がRC躯体外壁4に固定される。なお、固定ビス11は、例えば、胴縁9に沿って水平方向に1200mmのピッチで打ち込まれる。
この実施の形態に係る発明によれば、熱伝導率が0.022W/mK以下で制限酸素指数が28%以上のフェノールフォームを断熱層8に用いることにより、高い断熱性と防火性を備えかつ層厚が薄く施工が簡易な断熱構造を提供することができる。
即ち、図2に示すように、フェノールフォームは、押出法ポリスチレンフォームよりも熱抵抗値が高いため、フェノールフォームを断熱層8に用いることにより、断熱層8の断熱性を向上させることができる。また、フェノールフォームは、制限酸素指数が28%以上の不燃材料であるため、制限酸素指数が26%未満で可燃性の押出法ポリスチレンフォームを用いた場合のように室内側に不燃材料である石膏ボードを配置しなくても高い防火性を保持することができる。
また、フェノールフォームが高い断熱性、防火性を有するため断熱層8を薄くすることができ、かつ従来のように不燃材料として石膏ボードを配置する必要がないため、壁体2内の部材の積層枚数を低減でき、壁厚が薄い断熱構造を提供することができる。
例えば、90mmのフェノールフォームと60mmのフェノールフォームを2枚重ねて断熱層8を構成した場合(図1参照)、従来のように、75mmの押出法ポリスチレンフォームを3枚重ねて室内側に石膏ボードを配置した場合(図4参照)に比較して、壁体2の壁厚を87.5mm薄くすることができる。
また、壁体2内の部材の積層枚数を低減することにより、作業が少なく簡易に施工できる壁体2を提供することができる。また、壁体2の壁厚を薄くすることにより、利用可能な室内容積を大きくすることができる。また、フェノールフォームを断熱層8に用い、石膏ボードを備えないことにより、壁体2を軽量化できるため、冷凍冷蔵倉庫の耐震性を向上させることができる。
また、断熱層8に用いられるフェノールフォームは、熱硬化性樹脂であるため高温で熱せられた場合に溶解せず炭化する。このため、火災が発生した場合において、断熱層8が溶解して角波鋼板12を倒壊しないように角波鋼板12の位置を保持することができる。一方、従来のように、熱可塑性樹脂である押出法ポリスチレンフォームを断熱層に用いた場合、火災が発生した際に押出法ポリスチレンフォームが高熱で溶解し、角波鋼板が倒壊するおそれがある。
また、従来の断熱構造(図4参照)とは異なり断熱層と角波鋼板との間に石膏ボードを配置しないため、胴縁を目視しながら角波鋼板を配置することができる。このため、固定ビスを打ち込む位置がわかり易くなり施工を容易にすることができる。
なお、上述の実施の形態に係る断熱構造において、断熱層8は、厚さが66mm以上の外層フォーム8aに厚さが50mm以下の内層フォーム8bを積層して構成するのが好ましい。特に、厚さが80mm以上の外層フォーム8aに厚さが35mm以下の内層フォーム8bを積層して断熱層8を構成するのが最善である。
また、断熱層8の合計熱抵抗値を5.0m2K/W以上とする場合、フェノールフォームAを用いるのであれば断熱層8の厚さが95mm以上となるように、フェノールフォームBを用いるのであれば断熱層8の厚さが100mm以上となるように、フェノールフォームCを用いるのであれば断熱層8の厚さが150mm以上となるように内層フォーム8b、外層フォーム8aを組み合わせれば良い。
また、上述の実施の形態に係る断熱構造において、外層フォーム8aに従来の断熱材である押出法ポリスチレンフォーム等を用いてもよい。
また、上述の実施の形態に係る断熱構造において、外層フォーム8aは、複数枚のフェノールフォームまたは押出法ポリスチレンフォームによって構成されていてもよい。
2…壁体、4…RC躯体外壁、6…防湿層、8…断熱層、8a…外層フォーム、8b…内層フォーム、8c…不燃性材料層、12…角波鋼板

Claims (4)

  1. 室内温度が10℃以下となる冷凍冷蔵倉庫の外壁の室内側に断熱材を複数枚積層する断熱構造であって、
    最も室内側に配置される前記断熱材である内層フォームが制限酸素指数28%以上、熱伝導率0.022W/mK以下のフェノールフォームから構成され、かつ前記内層フォームの室内側表面に予め不燃性材料層が積層され、
    複数枚積層された前記断熱材の合計の熱抵抗値が5.0m2K/W以上であることを特徴とする断熱構造。
  2. 前記不燃性材料層は、アルミ箔または無機質板を含むことを特徴とする請求項1記載の断熱構造。
  3. 前記外壁と前記内層フォームの間には、1枚のフェノールフォームで構成される外層フォームが配置され、
    前記外層フォームは前記内層フォームよりも厚いことを特徴とする請求項1または2記載の断熱構造。
  4. 室内温度が氷点下となる冷凍冷蔵倉庫の外壁の室内側に断熱材を複数枚積層する断熱構造において前記断熱材に用いられるフェノールフォームであって、
    制限酸素指数が28%以上、熱伝導率が0.022W/mK以下であることを特徴とするフェノールフォーム。
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