JP2016151245A - 電動ウォータポンプ - Google Patents

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昭一 川又
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裕治 榎本
邦彦 法月
Kunihiko Norizuki
邦彦 法月
健彌 寳井
Kenya Takarai
健彌 寳井
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Abstract

【課題】高信頼かつ小型な電動ウォータポンプを提供することである。
【解決手段】モータ部200を、固定子240及び回転子230、235からなるアキシャルギャップ型モータとし、モータ部200と非磁性部材の隔壁10を挟んでポンプ部300を設け、モータ部200で発生するトルクを軸方向の非接触磁気カップリングでポンプ部300に伝達する。隔壁10は、有底円筒形状に形成され、モータ部200及びポンプ部300には、隔壁10の円筒部を挟んで互いに対向する駆動マグネット及び受動マグネットが設けられる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動ウォータポンプに関し、特にポンプ本体部とモータ部とが磁気カップリングで接続される電動ウォータポンプに関する。
近年、産業用機器や家電品,自動車部品などにおいて、省エネルギー化の必要性が重要視されるようになってきた。現在、国内で使用される電力使用量のうちの半分以上は、回転電機の駆動によって消費されている。このうち、電動化などの用途で、電動で駆動するポンプや送風ファンなど、羽根車を有するシステム用途が7割以上を占める。また、発電用途においても水車発電機など、羽根車を利用するシステムが利用されている。電動で駆動される一般的なポンプは、モータ部とポンプ部は軸で結合され、駆動源としてモータが利用される構造となっている。この場合、軸方向には、軸継ぎ手などの結合部品を構成しなければならないので、軸方向の寸法が長くなる構造となってしまう問題がある。この軸方向の寸法を短くしようとする場合には、モータの軸を羽根車に直結して構成するポンプ一体型などの構成も製品化されている。しかし、ポンプ部は、水などの液体が充填されるため、羽根車が回転するポンプ室は、外部に液体が漏れださないように封止する必要がある。ポンプ一体型でも、この封止をポンプ室とモータの間のスペースで行う構造となる。液体が漏れださないように封印する構造として、ゴム状部材のOリングやオイルシールを配置する構造などが採用されるが、軸などの回転体物を介してシールする構造は、定期メンテナンスが必要になるといった欠点を持っている。
ここで特許文献1には、内部に回転体を備え、該回転体の回転により内部の被送液体の送液を行うポンプ本体と、該ポンプ本体の外部に設けられ、ロータの回転を磁気カップリングにより前記回転体に伝達するモータとを備える液体ポンプ装置において、前記ロータは、前記磁気カップリングを構成する駆動側マグネットであって前記モータのロータマグネットを兼ねる第1のマグネットを有し、前記回転体は、前記磁気カップリングを構成する従動側マグネットであって前記第1のマグネットの磁界により回転駆動される第2のマグネットを有することを特徴とする液体ポンプ装置が開示されている。
特開平6−280779号公報
上記特許文献1に開示されているような構造のポンプシステムでは、アキシャル型モータ構造と推察できるモータマグネットを磁気カップリングの駆動マグネットを共有する構成であり、伝達トルクを大きくすることができない。大トルクのポンプシステムに適用する場合には、モータ部が大型化してしまう。
本発明の目的は、高信頼かつ小型な電動ウォータポンプを提供することである。
そこで本発明は、アキシャルギャップモータと駆動マグネットを有するモータ部と、前記駆動マグネットと径方向に磁気結合する受動マグネットを有するポンプ部と、を備えた電動ウォータポンプの構成を採用する。
本発明によれば、高信頼かつ小型な電動ウォータポンプを提供することができる。
電動ウォータポンプ100の断面図である。 電動ウォータポンプ100の要部分解斜視図である。 モータ部200の断面図である。 モータ部200の要部分解斜視図である。 出力側回転子230の斜視図である。 出力側回転子230の斜視図である。 隔壁10の断面図である。 アキシャルギャップ型モータの鉄心構造を示す斜視図である。 他の実施例に係る出力側回転子230の断面模式図である。 他の実施例に係る出力側回転子230の断面模式図である。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
以下、第1の実施例について、図1ないし図6を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係る電動ウォータポンプ100の主要部品の分解斜視図である。電動ウォータポンプ100は、大きく分けて、モータ部200とポンプ部300とからなる。モータ部200とポンプ部300は、隔壁10を間に挟んで隔てられている。図2は、電動ウォータポンプ100の断面図である。モータ部200及びポンプ部300は、筐体20に収納されている。
本実施形態に係る電動ウォータポンプ100は、モータ部200にアキシャルギャップ型のモータを備え、モータ部200とポンプ部300の間の動力伝達として、隔壁10を介したラジアル型磁気カップリングを採用した点に特徴を有する。以下、その構成について詳しく説明をしていく。
図3は、図2におけるモータ部200の拡大断面図である。モータ部200は、モータ固定子240と、モータ回転子230及び231と、モータ側軸220と、を有する。本実施形態のモータ部200は、モータ固定子240とモータ回転子230、231が軸方向に所定のギャップを隔てて配置される、アキシャルギャップ型モータである。
アキシャルギャップ型モータは、モータ側軸220の周方向に沿って複数のモータ固定子鉄心241を有する。モータ固定子鉄心241の周囲には、モータ固定子コイル242が巻回され、モータ固定子240を構成する。モータ固定子240は、モータ側軸220の軸方向略中央に配置される。
モータ固定子240の軸方向両側には、出力側回転子230及び反出力側回転子235が配置される。出力側回転子230が図中左方に配置され、反出力側回転子235が図中右方に配置される。モータ部200を構成する固定子240と回転子230、235の間のギャップは、効率を最大に得るために適正な寸法関係として設計、構成される。
図4は、モータ部200を構成する部品のうち、出力側回転子230、反出力側回転子235、モータ固定子240の分解斜視図である。
反出力側回転子235は、略円盤状の反出力側回転子ヨーク238の一方の主面上に、反出力側回転子継鉄237を介して反出力側回転子磁石236が保持される構造である。本実施例においては、反出力側回転子磁石236は、周方向に分割して複数配置される。複数配置された反出力側回転子磁石236の各々の間には、反出力側磁石位置決め部材239が配置される。反出力側回転子ヨーク238の中心には、モータ側軸220が挿入固定される軸挿入孔225が設けられる。
モータ固定子240は、前述の通り、モータ固定子コイル242が巻回された複数のモータ固定子鉄心241を有する。本実施例では、9組のモータ固定子鉄心241及びモータ固定子コイル242が、モータ側軸220の周方向に沿って配置されている。モータ固定子240の中心には、モータ側軸受保持部222が形成される。モータ側軸受保持部222には、モータ側軸受221が配置される
出力側回転子230は、反出力側回転子235とおよそ同様な構成となっている。出力側回転子230は、略円盤状の出力側回転子ヨーク233の一方の主面上に、出力側回転子継鉄232を介して出力側回転子磁石231が保持される構造である。周方向に分割して複数配置された出力側回転子磁石231の各々の間には、出力側磁石位置決め部材234が配置される。出力側回転子ヨーク233は、モータ固定子240が配置される側の面に、出力側回転子磁石231を保持している。さらに、出力側回転子ヨーク233は、モータ固定子240が配置される側とは反対側の面に、図5(a)及び図5(b)に示すような筒状ヨークを形成している。
図5(a)及び図5(b)を用いて、本実施形態の電動ウォータポンプにおける出力側回転子230の構成について説明する。図5(a)は、出力側回転子230をポンプ部300側から見た斜視図である。図5(b)は、出力側回転子230をモータ固定子240側から見た斜視図である。
本実施例の出力側回転子ヨーク233は、裏面に出力側回転子磁石231が保持される部分を底部とした有底円筒型形状に形成される。すなわち、出力側回転子ヨーク233は、出力側回転子ヨーク底部233aと、出力側回転子ヨーク筒部233bと、により構成される。出力側回転子ヨーク筒部233bは、出力側回転子ヨーク底部233aを挟んで出力側回転子磁石231とは反対側に形成される。出力側回転子ヨーク底部233aと出力側回転子ヨーク筒部233bは、ほぼ同じ外径で形成される。本実施例では、出力側回転子ヨーク底部233a及び出力側回転子ヨーク筒部233bは、鉄、アルミ、ステンレスなどの材料から、一体に形成される。
出力側回転子ヨーク筒部233bの内周面上には、複数極に着磁されたモータ側磁石250が保持される。モータ側磁石250は、出力側回転子ヨーク筒部233bの内周面に沿った円弧状に形成される。本実施例では、モータ側磁石250は、隣り合う磁石同士の極が逆となるように、合計8個が周方向に沿って配置される。ここでは、モータ側軸220に沿ってポンプ300側から見たときに、反時計周りに、モータ側磁石250a、250b、250c、250d、250e、250f、250g、250hがこの順に配置される。
出力側回転子磁石231は、図5(b)に示すように、ドーナツ状のリング磁石で構成すること構成としてもよい。この場合、出力側回転子磁石231は、周方向に複数の磁極が交互に形成される。このようなリング磁石においては、複数の極性を、一体に同時着磁することが可能であり、誤差の少ない高精度の出力側回転子磁石231を得ることができる。このとき、出力側回転子磁石231の着磁方向は、モータ側磁石250の着磁方向と直交するため、着磁に伴う互いの影響が小さい。また、図4に示されるような磁石位置決め部材が不要となり、部品点数を削減することができる。
なお、本実施例は磁極数が8極の場合を示しているが、極対(N、S)の整数倍であれば極数は問わない。このように、本実施例に係る電動ウォータポンプは、アキシャルギャップモータを構成する回転子磁石の極数と、モータ部とポンプ部の磁気カップリングを構成する駆動マグネット及び受動マグネットの極数と、を独立して設計することができる。
図2に戻って、モータ部200とポンプ部300の関係について説明する。前述したとおり、モータ部200とポンプ部300は、筐体20内の隔壁10によって隔てて配置される。隔壁10は、非導電体であり、非磁性材料で構成されることが好ましい。ただし、隔壁10をプラスチック等の樹脂材料で形成する場合、隔壁10の厚さによっては所望の強度が確保できないため、ステンレス等の非磁性金属で構成するなどしても良い。
図6は、図2に図示される隔壁10を取り出した部分断面図である。図6には、モータ側磁石250及び後述するポンプ側磁石350の配置位置も破線で示している。
隔壁10は、有底円筒形状に形成された出力側回転子ヨーク233の内面に沿うような、有底円筒形状部13を有する。隔壁10の有底円筒形状部13により形成される空間には、ポンプ部300が配置される。
また、隔壁10は、有底円筒形状部13の底部中央から、モータ側軸220の軸方向と平行な方向に延出するポンプ側軸320を有する。ポンプ側軸320は、モータ側軸220と同軸上に配置される。
また、隔壁10は、有底円筒形状部13の径方向外側において、モータ部200の配置方向に向かって開口する有底環状部12を有する。隔壁10の有底環状部12により形成される空間には、出力側回転子ヨーク筒部233b及び出力側回転子磁石231が配置される。
図2に示されるように、有底円筒形状部13には、ポンプ側回転子330が配置される。ポンプ側回転子330は、当該ポンプ側回転子330の中心に配置されたポンプ側軸受321により、ポンプ側軸320に対して回転可能に保持される。ポンプ側回転子330の径方向外周面には、ポンプ側磁石350が配置される。ポンプ側磁石350は、モータ側磁石250の極数と同じ極数が設けられ、本実施例では8個のポンプ側磁石350が設けられる(図1参照)。
これにより、モータ側磁石250とポンプ側磁石350が磁気的に結合し、隔壁10を挟んで非接触でトルクが伝達される。永久磁石同士が径方向(ラジアル方向)に対向してギャップ磁束を大きくすることができるため、磁気カップリングにより大きなトルクを伝達することができる。このため、隔壁10を介してのギャップを有する構造であっても、モータ部200で発生したトルクを一面で伝達することが可能となる。また、非接触トルク伝達面の外径を必要に応じて小さくすることも可能となる。
また、受動マグネットと磁気カップリングする駆動マグネットが、モータ部の駆動軸との間に結合部なく設けられるため、信頼性高くポンプシステムを構成することができる。
また、ポンプ側回転子330と同様に、羽根車部310がポンプ側軸320に対して回転可能に設けられる。羽根車部310は、図示されない羽根車締結部座金、羽根車締結用ナット等を用いて、ポンプ側軸320の先端に設けられた螺子部とスラスト方向に固定される。
本実施例では、ポンプ側磁石350の外径は、羽根車部310の外径よりも小さい径に形成されている(図1を参照)。これにより、羽根車部310を流れる水、油、空気等の流体がスムースになり、乱流などによる羽根車部310の破損防止や騒音低減効果が得られる。
また、ポンプ部とモータ部との磁気カップリングがラジアル構造であるため、ポンプ部の内圧の変化によって、受動マグネットであるモータ側磁石250と隔壁10が接触することがなく、信頼性が向上する。
図7は、モータ部200のモータ固定子鉄心241の別の構造例について示す。図7(a)は、電磁鋼板、または鉄基アモルファス、ファインメット、ナノクリスタル材料などの箔帯を周方向に積層した構造の鉄心である。図7(b)は、圧粉磁心、フェライトなどの粉末を圧縮成形した鉄心を利用する例である。図7(c)は、電磁鋼板、または鉄基アモルファス、ファインメット、ナノクリスタル材料などの箔帯を周方向に積層した構造の鉄心を長方形断面として構成する例を示している。図7(d)は、図7(a)から図7(c)に示した軟磁性材料の鉄心に方向性を付与した鉄心である。アキシャルギャップ型モータにおいては、磁束が軸方向に流れるため、当該磁束方向に異方性をつける構造としたものである。
このように、本実施例に係る電動ウォータポンプは、アキシャルギャップモータの鉄心に特殊な磁性材料を用いることができるため、モータ部の効率を極めて高く設計することができる。
図8は、第2の実施例に係る電動ウォータポンプの出力側回転子230の断面図である。
第1の実施例では、出力側回転子ヨーク底部233aの外径Dmと、出力側回転子ヨーク筒部233bの外径Dcとは、ほぼ同一の径で構成されていた。本実施例における出力側回転子ヨーク233は、出力側回転子ヨーク底部233aの外径Dmに対して、出力側回転子ヨーク筒部233bの外径Dcが小さくなるように形成される。
磁気カップリングによる伝達トルクの大きさは、軸長が同じ場合、磁気カップリングの磁極数と外径の大きさで選択することができる。そのため、本実施例のような構成とすることで、慣性の小さい磁気カップリング一体型電動ウォータポンプを提供することができる。
図9は、第3の実施例に係る電動ウォータポンプの出力側回転子230の断面図である。
第1の実施例では、出力側回転子磁石231を軸方向に保持する出力側回転子ヨーク底部233aと、モータ側磁石250を径方向に保持する出力側回転子ヨーク筒部233bとは、同一部材(233)として一体に構成されている。本実施例の出力側回転子ヨークは、出力側回転子磁石231を軸方向に保持する出力側回転子ヨーク底部233aと、モータ側磁石250を径方向に保持する出力側回転子ヨーク筒部233bとは、別部材として構成される。例えば本実施例では、出力側回転子ヨーク底部233aを鉄とし、出力側回転子ヨーク筒部233bをアルミとしている。この場合、回転部の慣性を低減することができる。
以上示したような実施例に係る電動ウォータポンプは、小型・高効率を目的とした幅広い用途に応用することができる。例えば、産業用ポンプ、圧縮機、産業用ファン、小水力用途水車発電システム、車載用電動ウォータポンプ、車載用電動オイルポンプ、家電用ポンプ、家電用送風機など、一般的な回転機システム、および、羽根車を用いた駆動,発電システムに幅広く応用することが可能である。
10:隔壁
12:有底環状部
13:有底円筒形状部
20:筐体
100:電動ウォータポンプ
200:モータ部
220:モータ側軸
221:モータ側軸受
222:モータ側軸受保持部
225:軸挿入孔
230:出力側回転子
231:出力側回転子磁石
232:出力側回転子継鉄
233:出力側回転子ヨーク
233a:出力側回転子ヨーク底部
233b:出力側回転子ヨーク筒部
234:出力側磁石位置決め部材
235:反出力側回転子
236:反出力側回転子磁石
237:反出力側回転子継鉄
238:反出力側回転子ヨーク
239:反出力側磁石位置決め部材
240:モータ固定子
241:モータ固定子鉄心
242:モータ固定子コイル
245:モータ固定子保持部
250:モータ側磁石
300:ポンプ部
310:羽根車部
320:ポンプ側軸
321:ポンプ側軸受
330:ポンプ側回転子
350:ポンプ側磁石

Claims (10)

  1. アキシャルギャップモータと駆動側磁石を有するモータ部と、
    前記駆動側磁石と径方向に磁気結合する受動側磁石を有するポンプ部と、を備えた電動ウォータポンプ。
  2. 請求項1に記載の電動ウォータポンプであって、
    前記モータ部の前記駆動側磁石と、前記ポンプ部の前記受動側磁石との間に配置される隔壁をさらに備えた電動ウォータポンプ。
  3. 請求項2に記載の電動ウォータポンプであって、
    前記隔壁は、非磁性材料で形成される電動ウォータポンプ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記駆動側磁石は、環状に形成され、
    前記受動側磁石は、前記駆動側磁石の内径側に配置される電動ウォータポンプ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記モータ部は、固定子と、前記固定子と軸方向に対向して配置される回転子と、を有し、
    前記回転子は、複数の磁極を有する回転子磁石と、前記回転子磁石を保持する回転子ヨークと、を有し、
    前記駆動側磁石は、前記回転子ヨークに保持される電動ウォータポンプ。
  6. 請求項5に記載の電動ウォータポンプであって、
    前記回転子ヨークは、有底円筒形状に形成され、
    前記回転子磁石は、前記回転子ヨークの底部に保持され、
    前記駆動側磁石は、前記回転子ヨークの円筒形状部の内径側に保持される電動ウォータポンプ。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記モータ部を構成する回転子の磁極数は、前記駆動側磁石の磁極数とは異なる電動ウォータポンプ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記駆動側磁石又は前記受動側磁石は、分割された複数の磁石により構成される電動ウォータポンプ。
  9. 請求項1乃至7のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記駆動側磁石又は前記受動側磁石は、リング状磁石により構成される電動ウォータポンプ。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載の電動ウォータポンプであって、
    前記モータ部は、前記駆動側磁石を保持する筒状の駆動側磁石ヨーク部を有し、
    前記駆動側磁石ヨーク部は、当該駆動側磁石ヨーク部の外径が前記アキシャルギャップモータの外径よりも小さくなるように、形成される電動ウォータポンプ。
JP2015030146A 2015-02-19 2015-02-19 電動ウォータポンプ Withdrawn JP2016151245A (ja)

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