JP2016149674A - 振動片、振動子、発振器、リアルタイムクロック、電子機器、および移動体 - Google Patents
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Abstract
Description
本適用例に係る振動片は、
基部と、
前記基部から延出している一対の振動腕と、
前記基部から第1方向に延出している支持腕と、
前記振動腕に設けられている第1励振電極および第2励振電極と、
前記支持腕の第1主面に設けられている第1電極パッドと、
前記支持腕の第1主面に設けられ、前記第1電極パッドよりも前記支持腕の先端側に位置している第2電極パッドと、
前記第1電極パッドと前記第1励振電極とを電気的に接続している第1引出電極と、
前記第2電極パッドと前記第2励振電極とを電気的に接続している第2引出電極と、
を含み、
平面視で、前記第1電極パッドの前記第1方向側の第1端部を通り前記第1方向と直交する第2方向に延びる第1仮想直線と、前記第1電極パッドの前記第1端部とは反対側の第2端部を通り前記第2方向に延びる第2仮想直線と、の間の前記支持腕の領域において、前記第2引出電極は、前記第1主面と表裏の関係にある前記支持腕の第2主面側に設けられ、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記第1電極パッドと重なっていない。
本適用例に係る振動片において、
前記第1電極パッドには、切欠き部が設けられ、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記切欠き部と重なっていてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記第1電極パッドの中心は、平面視で、前記支持腕の前記第1方向に延びる仮想中心線の一方側に位置し、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極は、平面視で、前記仮想中心線の他方側に位置していてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記支持腕は、前記基部に接続されている括れ部と、前記括れ部に接続されている幅広部と、を有し、
前記括れ部において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記第1引出電極と重なっていなくてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記振動腕は、前記基部に接続された腕部と、前記腕部に接続された錘部と、を有してもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記錘部の幅は、前記腕部の幅よりも大きくてもよい。
本適用例に係る振動片において、
前記振動腕には、溝部が設けられていてもよい。
本適用例に係る振動子は、
上記のいずれかの振動片と、
前記振動片が収容されているパッケージと、
を備えている。
本適用例に係る発振器は、
上記のいずれかに記載の振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
を備えている。
本適用例に係るリアルタイムクロックは、
上記のいずれかの振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
前記発振回路から出力される信号に基づいて、日時データを生成する計時回路と、
を備えている。
本適用例に係る電子機器は、
上記のいずれかの振動片を備えている。
本適用例に係る移動体は、
上記のいずれかの振動片を備えている。
まず、本実施形態に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図1および図
2は、本実施形態に係る振動片100を模式的に示す平面図である。図3は、本実施形態に係る振動片100を模式的に示す図1のIII−III線断面図である。
の圧縮部と伸張部との間で発生する熱伝導により生じる振動エネルギーの損失)を低減させつつ、錘部24が捻じれることによる振動漏れを抑制することができる。
共振周波数と、X軸方向における逆相の屈曲振動モード(一対の振動腕の一方が+X軸方向に変位し、他方が−X軸方向に変位し、次に一方が−X軸方向に変位し、他方が+X軸方向に変位することを順次繰り返す屈曲振動モード)の共振周波数と、を離すことができる。これにより、同相の屈曲振動モードと逆相の屈曲振動モードとの結合を抑制して、逆相の屈曲振動モードの振動姿態に同相の屈曲振動モードの振動姿態が混在することを低減することができ、振動漏れを低減することができる。
極50a,50b、第2電極パッド60bを、太線で示している。
域において熱弾性損失を低減することができる。
次に、本実施形態に係る振動片の変形例について説明する。以下、本実施形態の各変形例に係る振動片において、本実施形態に係る振動片100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を伏し、その詳細な説明を省略する。
まず、本実施形態の第1変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図5および図6は、本実施形態の第1変形例に係る振動片200を模式的に示す平面図である。図7は、本実施形態の第1変形例に係る振動片200の支持腕30の一部を模式的に示す平面図である。なお、図5は、振動片200を主面101a側から見た図であり、図6は、振動片200を主面101a側から透かして見た図である。
次に、本実施形態の第2変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図8および図9は、本実施形態の第2変形例に係る振動片300を模式的に示す平面図である。図10は、本実施形態の第2変形例に係る振動片300の支持腕30の一部を模式的に示す平面図である。なお、図8は、振動片300を主面101a側から見た図であり、図9は、振動片300を主面101a側から透かして見た図である。
、平面視で、第1引出電極50aと重なっていた。
次に、本実施形態の第3変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図11および図12は、本実施形態の第3変形例に係る振動片400を模式的に示す平面図である。なお、図11は、振動片400を主面101a側から見た図であり、図12は、振動片400を主面101a側から透かして見た図である。
次に、本実施形態の第4変形例に係る振動片について、図面を参照しながら説明する。図13は、本実施形態の第4変形例に係る振動片500を模式的に示す断面図であって、振動片100を模式的に示す図3と同じ断面を示している。なお、便宜上、図13では、振動腕20a,20b以外の部材の図示を省略している。
次に、本実施形態に係る振動子について、図面を参照しながら説明する。図14は、本実施形態に係る振動子800を模式的に示す平面図である。図15は、本実施形態に係る振動子800を模式的に示す図14のXV−XV線断面図である。なお、便宜上、図14では、リッド814を省略して図示している。また、図14および図15では、振動片100を簡略化して図示している。
12にシールリング813を溶接することによって行われる。なお、ベース812とリッド814の接合は、特に限定されず、接着剤を用いて行われてもよいし、シーム溶接によって行われてもよい。
次に、本実施形態に係る発振器について、図面を参照しながら説明する。図16は、本実施形態に係る発振器900を模式的に示す断面図である。
内蔵している。ICチップ910は、収容部912の底面に、図示しない接着剤などによって固定されている。
次に、本実施形態に係るリアルタイムクロックについて、図面を参照しながら説明する。図17は、本実施形態に係るリアルタイムクロック1000の機能ブロック図である。
次に、本実施形態に係る電子機器について、図面を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子機器は、本発明に係る振動片を備える。以下では、本発明に係る振動片として、振動片100を備える電子機器について、説明する。
本体部1404に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。このようなパーソナルコンピューター1400には、フィルター、共振器、基準クロック等として機能する振動片100が内蔵されている。
次に、本実施形態に係る移動体について、図面を参照しながら説明する。図22は、本実施形態に係る移動体1700として、自動車を模式的に示す平面図である。
、1740…コントローラー、1750…バッテリー、1760…バックアップ用バッテリー
Claims (12)
- 基部と、
前記基部から延出している一対の振動腕と、
前記基部から第1方向に延出している支持腕と、
前記振動腕に設けられている第1励振電極および第2励振電極と、
前記支持腕の第1主面に設けられている第1電極パッドと、
前記支持腕の第1主面に設けられ、前記第1電極パッドよりも前記支持腕の先端側に位置している第2電極パッドと、
前記第1電極パッドと前記第1励振電極とを電気的に接続している第1引出電極と、
前記第2電極パッドと前記第2励振電極とを電気的に接続している第2引出電極と、
を含み、
平面視で、前記第1電極パッドの前記第1方向側の第1端部を通り前記第1方向と直交する第2方向に延びる第1仮想直線と、前記第1電極パッドの前記第1端部とは反対側の第2端部を通り前記第2方向に延びる第2仮想直線と、の間の前記支持腕の領域において、前記第2引出電極は、前記第1主面と表裏の関係にある前記支持腕の第2主面側に設けられ、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記第1電極パッドと重なっていない、振動片。 - 請求項1において、
前記第1電極パッドには、切欠き部が設けられ、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記切欠き部と重なっている、振動片。 - 請求項1において、
前記第1電極パッドの中心は、平面視で、前記支持腕の前記第1方向に延びる仮想中心線の一方側に位置し、
前記支持腕の前記領域において、前記第2引出電極は、平面視で、前記仮想中心線の他方側に位置している、振動片。 - 請求項3において、
前記支持腕は、前記基部に接続されている括れ部と、前記括れ部に接続されている幅広部と、を有し、
前記括れ部において、前記第2引出電極の少なくとも一部は、平面視で、前記第1引出電極と重なっていない、振動片。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記振動腕は、前記基部に接続された腕部と、前記腕部に接続された錘部と、を有する、振動片。 - 請求項5において、
前記錘部の幅は、前記腕部の幅よりも大きい、振動片。 - 請求項1ないし6のいずれか1項において、
前記振動腕には、溝部が設けられている、振動片。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片が収容されているパッケージと、
を備えている、振動子。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
を備えている、発振器。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片と、
前記振動片と電気的に接続されている発振回路と、
前記発振回路から出力される信号に基づいて、日時データを生成する計時回路と、
を備えている、リアルタイムクロック。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えている、電子機器。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の振動片を備えている、移動体。
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- 2015-02-13 JP JP2015026119A patent/JP6521221B2/ja active Active
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