JP2016149409A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリセル領域と周辺回路領域の境界に発生するストレスにより、ワード線の幅が不均一になることを防止する。【解決手段】半導体装置1は、メモリセル領域MC及び周辺回路領域PAが区画される半導体基板2を備え、周辺回路領域PAは、相対的に幅の大きい周辺素子分離領域3cと、それぞれが周辺素子分離領域3cによって囲まれる少なくとも1つの周辺セル活性領域kpとを有し、メモリセル領域MCは、相対的に幅の小さいメモリセル素子分離領域3a,3bと、それぞれがメモリセル素子分離領域3a,3bによって囲まれる複数のセル活性領域kと、y方向に並ぶ複数のセル活性領域kのそれぞれと交差するようにy方向に延在する複数のワード線WLと、メモリセル領域MCの第1の辺10Yに沿って配置され、半導体基板2からなり、周辺素子分離領域3cからメモリセル素子分離領域3a,3bを分離するガードラインGLaとを有する。【選択図】図2

Description

本発明は半導体装置に関し、特に、メモリセル領域とその周辺に配置される周辺回路領域とを備える半導体装置に関する。
DRAM(Dynamic Randam Access Memory)などの半導体装置は、メモリセル領域と、その周辺に配置される周辺回路領域とを備えている。メモリセル領域には複数の活性領域がマトリクス状に配置されており、これらの活性領域は、相対的に幅の狭い素子分離領域によって区画される。一方、周辺回路領域にも複数の活性領域が配置されるが、これらの活性領域は、相対的に幅の広い素子分離領域によって区画される。メモリセル領域内の素子分離領域と、周辺回路領域内の素子分離領域とは、メモリセル領域と周辺回路領域の境界で連通している。
素子分離領域の形成は、半導体基板にトレンチを設け、その内部に絶縁膜を埋め込むことによって行われる。この絶縁膜として具体的には、まず周辺回路領域内の相対的に幅の広い素子分離領域については、生産性の良いHDP(High Density Plasma)−CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される絶縁膜を用いることが一般的である。一方、メモリセル領域内の相対的に幅の狭い素子分離領域については、流動性CVD法などによって形成される流動性薄膜が用いられる場合がある。HDP−CVD法は埋設性が悪く、30nm以下の幅で形成される狭いトレンチを十分に埋設することができないためである。特許文献1〜3には、流動性薄膜を用いて素子分離領域を形成する例が開示されている。
また、メモリセル領域内には複数のワード線が形成される。これらのワード線は、例えば、半導体基板にワードトレンチを設け、その内表面をゲート絶縁膜で覆った後に導電膜を成膜し、エッチバックを行うことによって形成される。以下では、このようにして形成されたワード線を「埋込ワード線」と称する。また、各ワード線は、例えば1つの活性領域を2本のワード線が通過するように配置される。特許文献4には、1つの活性領域を2本の埋込ワード線が通過するように、複数の埋込ワード線を配置した例が開示されている。
特開2010−166026号公報 特開2012−231007号公報 特開2014−138053号公報 特開2012−099793号公報
上記の半導体装置においては、メモリセル領域と周辺回路領域とで素子分離領域の体積が異なることから、これらの境界にストレスが発生する。加えて、上記のように、周辺回路領域内の相対的に幅の広い素子分離領域をHDP−CVD法により形成される絶縁膜によって構成し、メモリセル領域内の相対的に幅の狭い素子分離領域を流動性薄膜によって構成する場合、素子分離領域の構成材料の違いに起因して、上記ストレスがさらに増大する。
メモリセル領域と周辺回路領域の境界に大きなストレスが発生すると、メモリセル領域内の活性領域の形状に影響が出る。具体的には、上述したワードトレンチの幅にバラつきが生ずる。そうすると、埋込ワード線を形成するために行う導電膜のエッチバックの速度がワードトレンチごとに相違してしまうので、埋込ワード線の上面位置がバラつくことになる。このような上面位置のバラつきはセルトランジスタの特性のバラつきをもたらし、半導体装置の安定動作を阻害する。
したがって、メモリセル領域と周辺回路領域の境界に発生するストレスによりワードトレンチの幅が不均一になることを防止可能な技術が求められている。
本発明による半導体装置は、第1の方向に延在する第1の辺と前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する矩形で構成されるメモリセル領域と、前記メモリセル領域の周囲に配置される周辺回路領域とが区画される半導体基板を備え、前記周辺回路領域は、相対的に幅の大きい周辺素子分離領域と、それぞれが前記周辺素子分離領域によって囲まれる少なくとも1つの周辺活性領域とを有し、前記メモリセル領域は、相対的に幅の小さいメモリセル素子分離領域と、それぞれが前記メモリセル素子分離領域によって囲まれる複数のセル活性領域と、前記第1の方向に並ぶ複数の前記セル活性領域のそれぞれと交差するように前記第1の方向に延在する複数のワード線と、少なくとも前記第1の辺に沿って配置され、前記半導体基板からなり、前記周辺素子分離領域から前記メモリセル素子分離領域を分離するガードラインとを有することを特徴とする。
本発明によれば、周辺素子分離領域とメモリセル素子分離領域とが少なくとも第1の辺で分離されるので、メモリセル領域と周辺回路領域の境界に発生するストレスにより、第1の方向に延在するワード線(ワードトレンチ)の幅が不均一になることを防止できる。
本発明の好ましい第1の実施の形態による半導体装置1における素子分離領域3a〜3cのレイアウトを示す平面図である。 図1の上にワード線WL及びビット線BLを重ねた平面図である。 図2のA−A線に対応する半導体装置1の断面図である。 本発明の好ましい第2の実施の形態による半導体装置1における素子分離領域3a〜3cのレイアウトを示す平面図である。 本発明の好ましい第3の実施の形態による半導体装置1における素子分離領域3a〜3cのレイアウトを示す平面図である。 本発明の背景技術による半導体装置100における素子分離領域3a〜3cのレイアウトを示す平面図である。 図6のA−A線に対応する半導体装置100の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。以下では、まず初めに本発明の背景技術について図6及び図7を参照しながら説明し、その後、本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照しながら説明する。
本発明の背景技術による半導体装置100はDRAMであり、図6及び図7に示すように、半導体基板2の主面にメモリセル領域MCと周辺回路領域PAとが区画された構成を有している。なお、本発明の適用対象はDRAMに限られるものではなく、本発明は、例えば記憶素子として抵抗変化型の素子を用いるReRAM(Resistance Random Access Memory)や、記憶素子として相変化素子を用いるPRAM(Phase change Random Access Memory)などにも好適に適用可能である。
メモリセル領域MCは、y方向(第1の方向)に延在する第1の辺10Yとy方向と直交するx方向(第2の方向)に延在する第2の辺10Xとを有する矩形(長方形)の領域である。メモリセル領域MC内には、矩形(長方形)のアクティブセル領域ACと、アクティブセル領域ACを囲むように配置されるダミーセル領域とが配置される。ダミーセル領域は、第1の辺10Yに沿って配置される第1のダミーセル領域DC1と、第2の辺10Xに沿って配置される第2のダミーセル領域DC2とを含んで構成される。ここで、図6に示したメモリセル領域MCは、実際のメモリセル領域の一部分である。実際のメモリセル領域は図面右方向及び下方向にさらに広がって形成されており、図示しない右端及び下端にも、上記同様のダミーセル領域が配置される。
アクティブセル領域ACには、半導体基板2にシリコン酸化膜などの絶縁膜を埋め込むことによって形成されるメモリセル素子分離領域3a,3bと、それぞれがメモリセル素子分離領域3a,3bによって囲まれる複数のセル活性領域k(図示したセル活性領域k1,k2を含む)とが配置される。メモリセル素子分離領域3aはx方向に対して傾斜したw方向に延在するように形成され、メモリセル素子分離領域3bはy方向に延在するように形成される。メモリセル素子分離領域3a,3bがこのような形状を有することから、各セル活性領域kの平面形状は、一方の対辺がy方向に平行であり、他方の対辺がw方向に平行である平行四辺形となる。また、各セル活性領域kは、x方向とy方向のそれぞれに沿って、マトリクス状に配置される。各セル活性領域kには、DRAMのメモリセルが2つずつ配置される。
一方、第1のダミーセル領域DC1には、第1の辺10Yに沿って複数のダミーセル活性領域11aが配置される。これらのダミーセル活性領域11aは、アクティブセル領域ACから第1のダミーセル領域DC1内に延長されたメモリセル素子分離領域3aによって互いに分離されるとともに、メモリセル素子分離領域3bによって、アクティブセル領域AC内の各セル活性領域kと分離されている。同様に、第2のダミーセル領域DC2には、第2の辺10Xに沿って複数のダミーセル活性領域11bが配置される。これらのダミーセル活性領域11bは、アクティブセル領域ACから第2のダミーセル領域DC2内に延長されたメモリセル素子分離領域3a,3bによって互いに分離されるとともに、メモリセル素子分離領域3a,3bによって、アクティブセル領域AC内の各セル活性領域kと分離されている。ダミーセル活性領域11a,11bにはメモリセルは配置されず、したがって、ダミーセル活性領域11a,11bは半導体装置100のDRAMとしての動作には寄与しない。
周辺回路領域PAは、メモリセル領域MCの周囲に配置される領域であり、半導体基板2にシリコン酸化膜などの絶縁膜を埋め込むことによって形成される周辺素子分離領域3cと、それぞれが周辺素子分離領域3cによって囲まれる少なくとも1つの周辺セル活性領域kpとを有して構成される。周辺セル活性領域kpには、図示したワードドライバー20やセンスアンプ21などの周辺回路が配置される。なお、図6には2つの周辺セル活性領域kpのみを図示しているが、実際にはより多数の周辺セル活性領域kpが配置される。周辺素子分離領域3cは、メモリセル領域MCと周辺回路領域PAの境界(第1の辺10Y及び第2の辺10Xを含む)で、メモリセル素子分離領域3a,3bと連通している。
ワードドライバー20には、複数のワード線WL(図示したワード線WL1〜WL4を含む)が接続される。各ワード線WLは、周辺回路領域PAからメモリセル領域MC内にかけてy方向に延在するように形成されており、メモリセル領域MC内において、y方向に並ぶ複数のセル活性領域kのそれぞれと交差している。各ワード線WLの配置は、1つのセル活性領域kを2本のワード線WLが通過するように決定されている。
各ワード線WLは、図7に示すように、ワードトレンチWTの下部にゲート絶縁膜5を介して埋設された導電膜によって構成される埋込ワード線である。ワードトレンチWTの上部には、シリコン窒化膜からなるキャップ絶縁膜6が埋め込まれており、これによって上層の各種配線(後述するビット線BLなど)とワード線WLとの間の絶縁が確保されている。
1つのセル活性領域kに着目すると、対応する2本のワード線WLの間の領域には拡散層D1が配置される。また、一方のワード線WLを挟んで拡散層D1の反対側(一方のワード線WLとメモリセル素子分離領域3bの間)には拡散層D2が配置され、他方のワード線WLを挟んで拡散層D1の反対側(他方のワード線WLとメモリセル素子分離領域3bの間)には拡散層D3が配置される。拡散層D1〜D3はいずれも、半導体基板2の表面にリンなどの不純物をイオン注入することによって形成される不純物拡散層である。拡散層D1,D2及びその間のワード線WLにより一方のセルトランジスタが構成され、拡散層D1,D3及びその間のワード線WLにより他方のセルトランジスタが構成される。
センスアンプ21(図6)には、複数のビット線BLが接続される。各ビット線BLは、周辺回路領域PAからメモリセル領域MC内にかけてx方向に延在するように形成されており、メモリセル領域MC内において、x方向に並ぶ複数のセル活性領域kのそれぞれと交差している。各ビット線BLの配置は、1つのセル活性領域kを1本のビット線BLが通過するように決定されている。
各ビット線BLは、図7に示すように、半導体基板2の表面を覆うシリコン窒化膜により構成される層間絶縁膜10の表面に形成されており、層間絶縁膜10を貫通するビット線コンタクトプラグ12によって、対応するセル活性領域k内の拡散層D1と接続される。なお、実際の各ビット線BLの上面及び側面はシリコン窒化膜で覆われており、これによってビット線BLと後述する容量コンタクトプラグ13やセルキャパシタCとの間の絶縁が確保されているが、図7では図示を省略している。また、各ビット線BLの周辺回路領域PA内の端部は、後述する層間絶縁膜12,23を貫通するコンタクトプラグ24によって層間絶縁膜23の上面に形成される上層配線25に接続されており、ビット線BLとセンスアンプ21とは、この上層配線25を介して互いに接続される。
層間絶縁膜10の上面にはシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜12が形成される。層間絶縁膜12の上面には、それぞれ下部電極30、容量絶縁膜31、及び上部電極32からなる複数のセルキャパシタCが形成される。なお、実際にはエッチングストッパとしてのシリコン窒化膜層が層間絶縁膜12の上面に形成されるが、図7では図示を省略している。セルキャパシタCは、セルトランジスタと一対一に対応して設けられる。下部電極30はセルキャパシタCごとに独立しており、層間絶縁膜10,12を貫通する容量コンタクトプラグ13によって、対応する拡散層D2,D3と接続される。上部電極32は複数のセルキャパシタCに共通であり、層間絶縁膜23を貫通するコンタクトプラグ24によって、層間絶縁膜23の上面に形成される上層配線25に接続される。
さて、半導体装置の微細化が進展してフィーチァーサイズ(最小加工寸法)が30nm以下になると、メモリセル素子分離領域3a,3bの幅も30nm以下となる。この場合、メモリセル素子分離領域3a,3bを埋設性良く形成するためには、トレンチ内に埋め込む絶縁膜として、上述した流動性薄膜を利用することが好適となる。一方で、微細化が進展しても、周辺回路領域PAはメモリセル領域MCほどには微細化しなくてもよい場合が多く、その場合には、周辺素子分離領域3cは、メモリセル素子分離領域3a,3bに比べて大きな幅(30nm超)で形成されることになる。この場合、生産性の観点から、周辺素子分離領域3cを構成する絶縁膜の形成には、HDP−CVD法を用いることが好適となる。なお、HDP−CVD法では、その成膜特性から、30nm以下のサイズで構成されるトレンチを埋設することはできない。
以上のような事情から、メモリセル素子分離領域3a,3bを流動性薄膜によって構成し、周辺素子分離領域3cをHDP−CVD法により形成すると、メモリセル素子分離領域3a,3bと周辺素子分離領域3cとで構成材料が異なることになる。このような構成材料の相違に加え、メモリセル素子分離領域3a,3bと周辺素子分離領域3cとではそもそも形状・体積に相違があることから、半導体装置100においては、これらの境界に図7に示したような大きなストレスPが発生する。このストレスPは、メモリセル領域MC内のセル活性領域kの形状に影響を及ぼす。具体的には、図7に例示するように、ワードトレンチWTの幅W2に不均一を生じさせる。そうすると、ワード線WLを構成する導電膜のエッチバック速度がワード線WLごとに相違してしまうので、ワード線WLの上面位置Uがバラつくことになる。このような上面位置Uのバラつきはセルトランジスタの特性のバラつきをもたらし、半導体装置100の安定動作を阻害する。極端な場合には、ワード線WLとビット線BLとのショート不良をもたらす原因ともなる。なお、幅W2の縮小幅は、メモリセル領域MCの端部に位置するセル活性領域kほど大きくなり、内部に位置するセル活性領域kほど小さくなる傾向がある。
本発明の実施の形態による半導体装置1は、上記のようなストレスPによるワード線WLの上面位置Uのバラつきを抑え、それによって安定動作を実現するものである。以下、図1〜図3を参照しながら詳しく説明する。
半導体装置1は、メモリセル領域MC内に形成される活性領域の形状の点で半導体装置100と相違し、その他の点では半導体装置100と同様である。したがって、以下では半導体装置100と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略し、半導体装置100との相違点に着目して説明する。
半導体装置1のメモリセル領域MCには、図1及び図2に示すように、ガードラインGLa,GLbが配置される。これらはともに半導体基板2によって構成されるもので、ガードラインGLa(第1のガードライン)は第1の辺10Yに沿って配置され、ガードラインGLb(第2のガードライン)は第2の辺10Xに沿って配置される。したがって、ガードラインGLaは第1のダミーセル領域DC1と周辺回路領域PAの間に配置され、ガードラインGLbは第2のダミーセル領域DC2と周辺回路領域PAの間に配置されている。ガードラインGLaとガードラインGLbとは、それぞれの端部で一体化している。図示していないが、メモリセル領域MCの他の2辺にも同様のガードラインが配置されており、メモリセル領域MCの外周は、これら2辺に配置されるガードラインと、ガードラインGLa,GLbとでを完全に取り囲まれている。なお、ガードラインGLa,GLbの形成は、メモリセル素子分離領域3a,3b及び周辺素子分離領域3cを構成する絶縁膜を埋め込むためのトレンチを半導体基板2に形成する際に、ガードラインGLa,GLbの形成領域にはトレンチを形成しないことによって行うことが好適である。
第1の辺10Yに沿って並置される複数のダミーセル活性領域11aの一部は、ガードラインGLaと一体に形成される。より具体的に言えば、図1に示すように、1つおきにガードラインGLaと一体に形成される。同様に、第2の辺10Xに沿って並置される複数のダミーセル活性領域11bの一部は、ガードラインGLbと一体に形成される。より具体的に言えば、図1に示すように、1つおきにガードラインGLbと一体に形成される。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置1では、ガードラインGLa,GLbを含むガードラインにより、周辺素子分離領域3cとメモリセル素子分離領域3a,3bとが完全に分離されている。その結果、これらの境界に半導体装置100の場合のようなストレスが発生することがなくなっているので、半導体装置1では、ワードトレンチWTの幅W1(図3参照)が不均一になることが防止されている。したがって、ワード線WLの上面位置Uのバラつきが抑制され、安定動作が実現される。また、ワード線WLとビット線BLとの間におけるショート不良の発生も抑制される。
次に、本発明の第2の実施の形態による半導体装置1について、図4を参照しながら説明する。本実施の形態による半導体装置1は、メモリセル領域MCの外周を囲むガードライン(ガードラインGLa,GLbを含む)と、ダミーセル活性領域11a,11bとが接続されていない点で第1の実施の形態による半導体装置1と異なり、その他の点では第1の実施の形態による半導体装置1と同様である。各ガードラインは、対応するメモリセル領域MCの辺に沿った直線形状に形成される。このような構成によっても、第1の実施の形態と同様、ワードトレンチWTの幅W1(図3参照)が不均一になることが防止することが可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態による半導体装置1について、図5を参照しながら説明する。本実施の形態による半導体装置1は、メモリセル素子分離領域3bがメモリセル領域MCの端部まで延長されており、それによってガードラインGLbが分断されている点で第1の実施の形態による半導体装置1と異なり、その他の点では第1の実施の形態による半導体装置1と同様である。
本実施の形態では、ガードラインGLbがメモリセル素子分離領域3bによって分断されていることから、第2の辺10Xに対応する境界において、周辺素子分離領域3cとメモリセル素子分離領域3bとが連通している。なお、図示していないが、第2の辺10Xと対向する辺に沿って形成されるガードラインについても、同様にメモリセル素子分離領域3bによって分断されている。その結果、y方向には図7に示したような大きなストレスPが発生することになるが、ワードトレンチWTがy方向に延在するように形成されていることから、y方向のストレスPはワードトレンチWTの幅W1(図3参照)にほとんど影響しない。したがって、本実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様、ワードトレンチWTの幅W1が不均一になることが防止されていると言える。
なお、近年では、ビット線BLを、埋込ワード線WLの上面と半導体基板2の上面との間の空間に埋設する構成も検討されている。この場合には、ビット線BLを構成する導電膜を埋め込むためのビットトレンチの幅が不均一となることを防止するため、第1及び第2の実施の形態のように、メモリセル領域MCの外周をガードラインによって完全に取り囲む構成とすることが好ましい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記各実施の形態では、セル活性領域kがマトリクス状に配置される例を取り上げて説明したが、本発明は、セル活性領域kが他の配置を有する半導体装置にも好適に適用可能である。
1 半導体装置
2 半導体基板
3a,3b メモリセル素子分離領域
3c 周辺素子分離領域
5 ゲート絶縁膜
6 キャップ絶縁膜
10,12,23 層間絶縁膜
10X メモリセル領域MCの第2の辺
10Y メモリセル領域MCの第1の辺
11a,11b ダミーセル活性領域
12 ビット線コンタクトプラグ
13 容量コンタクトプラグ
20 ワードドライバー
21 センスアンプ
24 コンタクトプラグ
25 上層配線
30 下部電極
31 容量絶縁膜
32 上部電極
AC アクティブセル領域
BL ビット線
C セルキャパシタ
D1〜D3 拡散層
DC1 第1のダミーセル領域
DC2 第2のダミーセル領域
GLa 第1のガードライン
GLb 第2のガードライン
k,k1,k2 セル活性領域
kp 周辺活性領域
MC メモリセル領域
PA 周辺回路領域
U ワード線WLの上面位置
WL,WL1〜WL4 ワード線
WT ワードトレンチ

Claims (12)

  1. 第1の方向に延在する第1の辺と前記第1の方向と直交する第2の方向に延在する第2の辺とを有する矩形で構成されるメモリセル領域と、
    前記メモリセル領域の周囲に配置される周辺回路領域とが区画される半導体基板を備え、
    前記周辺回路領域は、
    相対的に幅の大きい周辺素子分離領域と、
    それぞれが前記周辺素子分離領域によって囲まれる少なくとも1つの周辺活性領域とを有し、
    前記メモリセル領域は、
    相対的に幅の小さいメモリセル素子分離領域と、
    それぞれが前記メモリセル素子分離領域によって囲まれる複数のセル活性領域と、
    前記第1の方向に並ぶ複数の前記セル活性領域のそれぞれと交差するように前記第1の方向に延在する複数のワード線と、
    少なくとも前記第1の辺に沿って配置され、前記半導体基板からなり、前記周辺素子分離領域から前記メモリセル素子分離領域を分離するガードラインとを有する
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ガードラインは、前記第1の辺及び前記第2の辺のそれぞれに沿って配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記メモリセル領域は、
    前記複数のセル活性領域が配置されるアクティブセル領域と、
    複数のダミーセル活性領域が配置されるダミーセル領域とを有し、
    前記ダミーセル領域は、前記アクティブセル領域の周囲に配置され、
    前記ガードラインは、前記ダミーセル領域の少なくとも一部と前記周辺回路領域の間に配置される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記ダミーセル領域は、前記第1の辺に沿って配置される第1のダミーセル領域を含み、
    前記ガードラインは、前記第1のダミーセル領域と前記周辺回路領域の間に配置される第1のガードラインを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第1のダミーセル領域は、前記第1の辺に沿って配置される複数の前記ダミーセル活性領域を含み、
    前記第1の辺に沿って並置される複数の前記ダミーセル活性領域の少なくとも一部は、前記第1のガードラインと一体に形成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の辺に沿って並置される複数の前記ダミーセル活性領域は、1つおきに、前記第1のガードラインと一体に形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記ダミーセル領域は、前記第2の辺に沿って配置される第2のダミーセル領域を含み、
    前記ガードラインは、前記第2のダミーセル領域と前記周辺回路領域の間に配置される第2のガードラインをさらに含む
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記第2のダミーセル領域は、前記第2の辺に沿って配置される複数の前記ダミーセル活性領域を含み、
    前記第2の辺に沿って並置される複数の前記ダミーセル活性領域の少なくとも一部は、前記第2のガードラインと一体に形成される
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記第2の辺に沿って並置される複数の前記ダミーセル活性領域は、1つおきに、前記第2のガードラインと一体に形成される
    ことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記複数のダミーセル活性領域は、前記メモリセル素子分離領域によって前記複数のセル活性領域と分離される
    ことを特徴とする請求項3乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 前記複数のワード線はそれぞれ、前記半導体基板に設けられたワードトレンチ内に埋設された導電膜によって構成される埋込ワード線である
    ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記複数のワード線は、1つの前記セル活性領域を2本の前記ワード線が通過するように配置される
    ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の半導体装置。
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