JP2016149088A - 避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラム - Google Patents

避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実際の災害の状況に応じて迅速かつ適切に避難計画を策定できる避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】避難シミュレーション装置100は、第1のシミュレーション手法により、避難完了時間が最短となる最適避難経路候補を複数導出する第1のシミュレーション実行部110と、第2のシミュレーション手法により、複数の最適避難経路候補から、避難完了時間が最短となる最適避難経路を選択する第2のシミュレーション実行部120と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラムに関し、例えば災害の状況に応じて避難経路を生成する技術に関する。
火災等の災害が発生した場合の避難者の行動を予測して、適切な避難計画を策定するための種々の手法が知られている。従来の建築物に対する避難安全検証法では、建築物の設計段階において間取りや通路幅などに基づいた簡略式に従って災害発生時の避難完了時間を計算し、建物の避難安全性能を評価することが行われている。また、近年では、簡略式に代わり、コンピュータによるシミュレーションを活用した避難安全性能の検証手法も認められており、多くの既往研究やパッケージソフトウェアが存在している。
例えば、特許文献1には、経路の構造及び経路で発生する事象(すなわち災害)に基づいて、事象の進展及び経路上に存在する人の行動をそれぞれ予測するコンピュータシステムが記載されている。
また、特許文献2には、災害発生時の避難者個人の特性をモデル化し、避難行動中の各個人の状態を逐次再現することにより、避難中の任意の時点における避難状況を追跡して、避難のボトルネックを特定するコンピュータシステムが記載されている。
これらのコンピュータシステムを利用した避難シミュレーション技術によれば、例えば新規に建築物を設計する際、避難安全性能の高いフロアレイアウト設計を行うことができる。具体的には、設計者は、避難シミュレーション技術を利用した避難計画の策定と、避難計画を改善するためのフロアレイアウト設計と、を繰り返すことにより、より迅速かつ適切な避難を可能ならしめるフロアレイアウトを作成することができる。また、災害シナリオ(火災発生場所及び避難者属性等)の変化に対する避難計画のロバスト性を評価することもできる。さらに、既存の建築物についても、同様の手法で予め避難計画を策定しておくことで、スタッフや在館者に対する教育のために利用することができる。
特許第4822812号 特許第5372421号
従来の避難シミュレーション技術を用いて避難計画を策定する際は、通常、予め想定した幾つかの災害シナリオに基づいてシミュレーションを実施する。しかしながら、実際の災害の状況と、予め想定された災害シナリオとは、必ずしも一致しない。例えば、実際の災害においては、避難者が通行可能な経路等は刻々変化し、かかる変化に応じて最適な避難経路や避難計画も刻々変化し得る。
したがって、実際の災害に避難シミュレーション技術を適用するにあたっては、災害の状況の変化に応じて避難計画を都度検討し直すことが望ましい。しかも、限られた時間内で迅速かつ的確な意思決定を行うことが求められる。しかし、特許文献1及び2に記載されているような従来の避難シミュレーション技術は、第1に、避難者個々人の特性を詳細に考慮するため、処理負荷が重く、計算時間が多大となる傾向がある。そして第2に、実際の災害の状況に応じて、ユーザが手作業で新たな災害シナリオを設定し、修正された避難経路を策定する必要がある。すなわち、ユーザは試行錯誤により避難経路を修正しなければならない。これらの理由により、従来の避難シミュレーション技術を実際の災害時の避難計画を策定に適用することには困難性があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、実際の災害の状況に応じて迅速かつ適切に避難計画を策定できる避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラムを提供することを目的とする。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本発明に係る避難シミュレーション装置は、第1のシミュレーション手法により、避難完了時間が最短となる最適避難経路候補を複数導出する第1のシミュレーション実行部と、第2のシミュレーション手法により、複数の前記最適避難経路候補から、避難完了時間が最短となる最適避難経路を選択する第2のシミュレーション実行部と、を有するものである。
本発明に係る避難シミュレーション方法は、第1のシミュレーション手法により、避難完了時間が最短となる最適避難経路候補を複数導出する第1のシミュレーションステップと、第2のシミュレーション手法により、複数の前記最適避難経路候補から、避難完了時間が最短となる最適避難経路を選択する第2のシミュレーションステップと、を有するものである。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに上記避難シミュレーション方法を実行させるためのプログラムである。
本発明により、実際の災害の状況に応じて迅速かつ適切に避難計画を策定できる避難シミュレーション装置、避難シミュレーション方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる避難シミュレーション装置100の構成を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる避難シミュレーション装置100の動作を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる第1のシミュレーション実行部110の動作を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる第1のシミュレーション実行部110及び第2のシミュレーション実行部120の動作を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる第2のシミュレーション実行部120の動作を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる第2のシミュレーション実行部120の動作を示す図である。 第1のシミュレーション実行部110と第2のシミュレーション実行部120との比較を示す図である。
<実施の形態1>
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1のブロック図を用いて、本発明の実施の形態1にかかる避難シミュレーション装置100の構成について説明する。
避難シミュレーション装置100は、入力部102、出力部104、第1のシミュレーション実行部110、第2のシミュレーション実行部120を含む。
避難シミュレーション装置100は、典型的にはパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置である。典型的な避難シミュレーション装置100は、中央処理装置(CPU)、記憶装置及び入出力装置等を備える。中央処理装置は、記憶装置に格納されたアプリケーションプログラムを読出して所定の処理を実行することにより、入力部102、出力部104、第1のシミュレーション実行部110及び第2のシミュレーション実行部120を論理的に実現する。
入力部102は、建築物の空間構造、並びに避難者の数、属性及び初期配置等、避難シミュレーションに必要な情報を取得する。また、入力部102は、当該建築物における基本避難経路を取得する。これらの情報の全部又は一部は、記憶装置内に予め記憶されていても良く、キーボード等の入力装置又は通信インターフェイス等を介して外部から入力されても良い。入力部102は、取得したこれらの情報を第1のシミュレーション実行部110及び第2のシミュレーション実行部120に対して出力する。
第1のシミュレーション実行部110は、後述の第2のシミュレーション実行部120に比べて高速なモデルを用いて、避難シミュレーションを実行する。本実施の形態では、第1のシミュレーション実行部110における避難シミュレーション手法として、建築物の避難経路をノードと1次元リンクから構成される経路ネットワークとして表現し、避難者は経路ネットワークの1次元リンクに沿って移動する、メソモデルによる避難シミュレーションを採用する(図3、図4)。
第1のシミュレーション実行部110は、避難シミュレーション結果として、所定の基準を満たした複数の避難経路を出力する。すなわち、全体の避難時間が短縮される最適避難経路の候補を複数出力する。
第2のシミュレーション実行部120は、第1のシミュレーション実行部110が出力した複数の最適避難経路候補それぞれについて、第1のシミュレーション実行部110に比べ精密なモデルを用いて、避難シミュレーションを実行する。本実施の形態では、第2のシミュレーション実行部120における避難シミュレーション手法として、建築物を遮蔽物(壁)によって区切られた2次元空間として表現し、避難者は空間内を自由に移動する、ミクロによる避難モデルシミュレーションを採用する(図4)。
第2のシミュレーション実行部120は、複数の最適避難経路候補のなかで全体の避難時間が最も短かった経路、すなわち最適避難経路を処理結果として出力する。
出力部104は、第2のシミュレーション実行部120が出力した最適避難経路を、例えば画面表示等により、ユーザが認識できるように出力する。
次に、図2のフローチャートを用いて、実施の形態1にかかる避難シミュレーション装置100の動作について説明する。
S101:基本避難経路入力
入力部102は、基本避難経路を取得し、第1のシミュレーション実行部110に対して出力する。基本避難経路は、第1のシミュレーション実行部110が避難シミュレーションを行う際に、初期値として用いられる避難経路である。典型的には、建築物の設計時に想定された避難経路が基本避難経路として用いられる。
基本避難経路は、第1のシミュレーション実行部110が実施するシミュレーション手法に即した構造を有するデータである。例えば、本実施の形態では、第1のシミュレーション実行部110は、建築物内の経路をノードと1次元リンクから構成される経路ネットワークで表現し、避難者は経路ネットワークの1次元リンクに沿って移動するものとした、メソモデルによる避難シミュレーションを行う(図3)。この場合の基本避難経路とは、図3において避難経路Xとして示されているような、複数のノードと、それらのノード間を結ぶ1次元の有向リンクと、の組合せからなるデータである。
加えて、入力部102は、建築物の空間構造、並びに避難者の数、属性及び初期配置等、避難シミュレーションに必要な情報を取得する。本実施の形態では、建築物の避難経路は、上述のように複数のノードとそれらを結ぶ1次元リンクから構成されるネットワーク構造として定義される。複数のノードには、避難の目的地となるノードが含まれる(図3、目的地A及びB)。また、所定のリンクに対しては、初期値として、所定数の避難者が割り当てられる(初期配置)。
基本避難経路その他の上記情報は、図示しない記憶装置に予め記憶されていても良く、キーボード等の入力装置を介してユーザにより入力されても良く、又は通信インターフェイス等を介して外部の装置等から入力されても良い。
S102:最適避難経路候補の抽出
第1のシミュレーション実行部110は、図3に示すメソモデルを用いた避難シミュレーションとローカルサーチを用いて最適避難経路の候補群を抽出する。ローカルサーチの基本的な枠組みを以下に示す。
工程1:初期解X(基本避難経路)を入力する。
S101で入力された基本避難経路を、初期解Xとする。
工程2:現在の解Xに対してランダムに修正を加え、解Yを生成する。
第1のシミュレーション実行部110は、解Xが示す避難経路から、ランダムに1本のリンクを削除し、ランダムに他の1本のリンクを追加して、解Yを生成する。例えば、図3に示すように、解Xのうちリンク(17,18)を削除し、リンク(16,10)を新たに追加する。こうしてできた新たな避難経路を解Yとする。
ここで、第1のシミュレーション実行部110は、解Yが木構造でないならば、解Yに含まれる特定のリンクの向きを反転することにより、避難経路を木構造に修正することが好ましい。例えば、図3の例では、リンク(16,17)を反転することにより、解Yを、目的地Aをルートノードとする木構造に是正することができる。
避難経路が木構造であることが好ましい理由について説明する。実際の災害発生時において、一般に、避難誘導の方向は一律であることが望ましいと考えられる。例えば避難者の50%を左、残りの50%を右の避難経路に向かわせるような避難誘導は、現実には実現困難であるからである。すなわち、避難者にとっては、避難経路をたどれば、分かれ道に直面することなく、目的地である避難場所まで到達できるような避難経路であることが望ましい。なお、避難経路の途中で他の避難経路との合流があることは避難誘導上差し支えない。
なお、公知のメソモデルによる避難シミュレーション手法では、このような制約を考慮した避難経路の表現方法、及びそのような表現に基づいた避難経路を計算するためのアルゴリズムは提案されていない。従来の避難シミュレーション手法は、上述のような避難誘導の困難性に着目しておらず、個々の避難者が自律的な判断に基づき避難することを前提としたモデルを採用している。すなわち、避難経路はノードとリンクから構成されるネットワークとして表され、経路上の分岐点には所与の分岐率が設定されて、予め数式で記述されたフローモデルに基づき、最短経路での避難時間が計算されていた。
工程3:解Xより解Yの避難完了時間が短ければ、解Xを解Yで置き換える。
第1のシミュレーション実行部110は、解X及び解Yについて、それぞれ避難完了時間を計算する。具体的には、予め設定された各リンクの流動係数(単位時間あたりにリンクを通過できる避難者数)、密度−速度関係式、及び各ノードの避難者数に基づいて、全ての避難者が目的地に到達するまでの時間を計算する。なお、当該計算にかかる具体的な数式等については公知であるため、ここでは詳細な説明を割愛する。
なお、上述の流動係数及び密度−速度関係式等は、メソモデルによる避難シミュレーション結果と、後述のミクロモデルによる避難シミュレーション結果とが可能な限り整合するよう、調整することが望ましい。
かかる後、第1のシミュレーション実行部110は、解Xより解Yの避難完了時間が短ければ、解Xを解Yで置き換える。
工程4:打ち切り条件を満たすまで、工程2及び3を繰返す。
第1のシミュレーション実行部110は、予め定められた打ち切り条件を満たすまで、工程2及び3を繰り返し実行する。この試行を繰返すことにより、より適切な避難経路を発見することが可能となる。
この繰り返し計算は、例えば繰り返し回数が予め設定された値に達したときに打ち切ることができる。又は、公知の収束判定手法を用いて、避難完了時間が収束したと判定できた時に打ち切ることとしても良い。
しかる後、第1のシミュレーション実行部110は、解Xを、避難完了時間が最短と推測される避難経路(最適避難経路候補)として保存する。
第1のシミュレーション実行部110は、上述の工程1乃至4にかかる処理を、所定回繰り返し実行する。これにより、複数の最適避難経路候補が得られる。
S103:最適避難経路の特定
第2のシミュレーション実行部120は、建築物を遮蔽物(壁)によって区切られた2次元空間として表現し、避難者は空間内を自由に移動する、ミクロモデルによる避難シミュレーションを実施する。ここで、第2のシミュレーション実行部120は、S102で求められた複数の最適避難経路候補を、このミクロモデルの避難シミュレーションにより評価し、最も避難時間の短い最適避難経路を特定する。
ところで、公知のミクロモデルを用いた避難シミュレーション手法では、現在地から目的地までの最短距離の避難を前提としており、迂回などの最短距離ではない避難経路を指定した避難シミュレーションを行うことは困難であった。すなわち、図5に示すように、公知のミクロモデルでは、避難者の移動する空間に目的地までの最短距離(ポテンシャル値)を持たせ、避難者は現在地からポテンシャル値が小さくなる方向へ移動する。そのため、上述のメソモデルで考慮した、リンクに沿って避難者が移動するような避難経路を意図的に形成することは困難である。
一方、本実施の形態では、図6に示すように、建築物内部の空間を、上述のメソモデルにおけるリンクに対応する領域に分割する。そして、各対応領域内のポテンシャル値が、領域に対応するリンクの目的地に向かう方向にかけて、リンクの始点ノードから末端ノードにかけて拡散するように計算する。これにより、ミクロモデルを用いた場合においても、第1のシミュレーション実行部110が求めた最短避難経路候補に沿った方向に避難者を移動させることが可能となる。すなわち、メソモデルで求めた最短避難経路候補を、ミクロモデルで避難シミュレーションすることが可能となる。
第2のシミュレーション実行部120は、複数の最適避難経路候補それぞれについて、その避難経路で避難した場合の避難完了時間を、ミクロモデルを用いて計算する。ミクロモデルとしては、例えばマルチエージェント法、セルオートマトン法等を採用し得る。本実施の形態では、避難者同士が衝突、回避をしながらポテンシャル値の少ない方向へ避難したとき、全ての避難者が目的地に到達するまでの時間を計算する。なお、当該計算の具体的手法については公知であるため、ここでは詳細な説明を割愛する。
ここで、図7に、第1のシミュレーション実行部110が実行するメソモデルと、第2のシミュレーション実行部120が実行するミクロモデルとの差異を示す。ミクロモデルは、メソモデルに比べ計算速度が遅いものの、合流地点での混雑、密度に応じた歩行速度変化、及び他人との干渉による立ち止まり等を考慮できるため、より精密に避難完了時間をシミュレートすることが可能である。
最後に、第2のシミュレーション実行部120は、上述の計算の結果、最も避難完了時間が短かった避難経路(最適避難経路)を出力部104に出力する。典型的には、最も避難完了時間が短かったミクロモデルに対応する、ノードとリンクから構成される木構造を最短避難経路として出力する。
S104:最適避難経路の出力
出力部104は、最適避難経路をユーザに対して提示する。例えば、最短避難経路を示すリンクを、建物の平面図に重畳して、ディスプレイに表示させる。
本実施の形態によれば、まず第1のシミュレーション実行部110が簡便かつ高速なシミュレーション手法により複数の最適避難経路候補を抽出する。これにより、最適避難経路の導出に至るまでの計算時間を可能な限り短縮することができる。
また、本実施の形態によれば、第1のシミュレーション実行部110が抽出した複数の最適避難経路候補について、第2のシミュレーション実行部120が精密なシミュレーションを実施し、最適避難経路を決定する。これにより、限られた時間内であってもより適切な避難経路を導出することができる。
また、本実施の形態では、第1のシミュレーション実行部110が、基本避難経路を一部変更した経路を多数生成し、様々な避難経路の避難シミュレーションを実施して、全体の避難完了時間を短縮する最適な避難経路候補を抽出する。これにより、従来手作業の試行錯誤により行われていた避難経路の検討作業を自動化し、実際の災害発生時においても高速に最適避難経路候補を抽出することができる。
<実施の形態2>
実施の形態2にかかる避難シミュレーション装置100は、S102の工程2及び3における避難経路の組み換え戦略に特徴を有する。その余の構成及び動作については、特に言及しない限り、実施の形態1と同様である。
実施の形態1のS102(最適避難経路候補の抽出処理)、工程2(現在の解Xに対してランダムに修正を加え、解Yを生成する処理)においては、削除及び追加するリンクをランダムに選択していたため、時に非効率で時間がかかりすぎ、実際の災害発生時の利用には適さないことがあった。かかる問題を解決するため、実施の形態2では、2種類のリンクの組み換え戦略を提示する。
戦略A:改悪の恐れのあるリンクパターンの事前排除
第1のシミュレーション実行部110は、工程2で、解Xが示す避難経路から、ランダムに1本のリンクを削除し、ランダムに他の1本のリンクを追加して、解Yを生成する。続いて工程3において、解X及び解Yについて、それぞれ避難完了時間を計算する。
ここで、第1のシミュレーション実行部110は、解Xよりも解Yの避難完了時間が遅い場合、すなわちリンクの追加及び削除により避難経路が改悪された場合は、この際に追加及び削除されたリンクを改悪リンクパターンとして保持しておく。そして、次回以降の試行においては、工程2で、改悪リンクパターンに含まれるリンクを追加または削除の対象としない。
なお、第1のシミュレーション実行部110は、その後に解Xよりも解Yの避難完了時間が早くなった場合は、改悪リンクパターンをクリアすることが好ましい。解が置き換わることにより、改悪リンクパターンも変化する可能性があるためである。
戦略B:繰り返し処理途中におけるリンク選択戦略の切替え
工程1乃至4の繰り返し処理の際、繰返しの前半過程においては、第1のシミュレーション実行部110は、異なる目的地の避難経路をまたいだリンクの組み換えを許容する。すなわち、図3に示すように、例えば目的地Bをルートノードとする木構造に属するリンクを、目的地Aをルートノードとする木構造に所属先を変更するような組み換えを行ってよいものとする。これにより、避難時間が短くなる可能性のある避難経路を、広く大まかに探索できる。
一方、繰返しの後半過程においては、第1のシミュレーション実行部110は、同一の目的地の避難経路内に限定したリンクの組み換えを行う。すなわち、例えば図3において、目的地Aをルートノードとする木構造から削除リンク(8,9)を選択したならば、同一の目的地Aをルートノードとする木構造に追加リンク(3,9)を設定するような組み換えのみを行う。これにより、各目的地に対応する避難経路をブラッシュアップすることを目的とした探索を行うことが可能となる。
本実施の形態によれば、第1のシミュレーション実行部110が、避難完了時間を改悪させる恐れのあるリンクの組み換えパターンを予め排除するので、最適避難経路候補の抽出処理をより効率化することができる。
また、本実施の形態によれば、第1のシミュレーション実行部110が、繰り返し処理途中におけるリンク選択戦略の切替えを行うので、避難時間が短くなる可能性のある避難経路を広く探索できるとともに、各目的地に対応する避難経路をブラッシュアップすることも可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、避難者の数、属性及び初期配置は、公知の在館人員把握システムから入力することができる。典型的な在館人員把握システムは、セキュリティカード等を用いた入退室ログから各フロアの在館者数を推定できる。また、監視カメラ等を用いた動画像認識により、各フロアの在館者数及び属性データ(歩行速度等)を推定できる。
また、上述の実施の形態が出力する最適避難経路は、既存の避難誘導システムに対し出力することができる。この場合、最適避難経路にかかる情報は、避難誘導指示器(デジタルサイネージ等)や館内放送、及び非常用エレベータの運行システム等に連動させることができる。
また、上述の実施の形態において避難経路のシミュレーション対象とした建築物とは、例えばオフィスビルやマンション等の高層ビル、複合商業施設、スタジアム、大型ホール、大型客船等であって良い。
また、上述の実施の形態では、本発明を主にハードウェアにより構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
100 避難シミュレーション装置
102 入力部
104 出力部
110 第1のシミュレーション実行部
120 第2のシミュレーション実行部

Claims (8)

  1. 第1のシミュレーション手法により、避難完了時間が最短となる最適避難経路候補を複数導出する第1のシミュレーション実行部と、
    第2のシミュレーション手法により、複数の前記最適避難経路候補から、避難完了時間が最短となる最適避難経路を選択する第2のシミュレーション実行部と、を有する
    避難シミュレーション装置。
  2. 前記第1のシミュレーション実行部による前記避難完了時間の計算時間は、前記第2のシミュレーション実行部による前記避難完了時間の計算時間よりも短い
    請求項1記載の避難シミュレーション装置。
  3. 前記第1のシミュレーション実行部は、
    複数のノード及びリンクを含む第1の避難経路と、
    前記第1の避難経路の前記リンクをランダムに組み換えた第2の避難経路と、の前記避難完了時間を比較することにより、前記最適避難経路候補を探索する
    請求項1又は2記載の避難シミュレーション装置。
  4. 前記第1のシミュレーション実行部は、
    前記第1の避難経路の前記避難完了時間よりも、前記第2の避難経路の前記避難完了時間が長い場合、前記組み換えた前記リンクを特定リンクとして保持し、
    前記特定リンクを前記組み換え対象から除外して、前記探索を繰り返し実行する
    請求項3記載の避難シミュレーション装置。
  5. 前記ノード及び前記リンクは木構造を形成し、
    前記第1のシミュレーション実行部は、
    複数の前記木構造をまたいだ前記組み換えを許容する第1のフェーズと、
    複数の前記木構造をまたいだ前記組み換えを許容しない第2のフェーズと、により前記探索を実行する
    請求項3記載の避難シミュレーション装置。
  6. 第2のシミュレーション実行部は、
    自律した避難者が前記最適避難経路候補に相当する領域を移動するシミュレーションモデルに基づき、前記最適避難経路を選択する
    請求項1乃至5いずれか1項記載の避難シミュレーション装置。
  7. 第1のシミュレーション手法により、避難完了時間が最短となる最適避難経路候補を複数導出する第1のシミュレーションステップと、
    第2のシミュレーション手法により、複数の前記最適避難経路候補から、避難完了時間が最短となる最適避難経路を選択する第2のシミュレーションステップと、を有する
    避難シミュレーション方法。
  8. コンピュータに、請求項7記載の方法を実行させるためのプログラム。
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