JP2016148590A - 到来方向推定システム、測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直接波と反射波とが干渉し合う環境でも直接波の到来方向を安定にかつ精度良く測位する技術を提供する。
【解決手段】到来方向推定システム(1)は、予め設定された指定波を送信する被測定装置(2)と前記指定波の到来方向を推定する測定装置(3)とを備える。被測定装置は、複数の周波数を順次切り替えて前記指定波を繰り返し送信する。測定装置は、指定波の送信に使用される周波数毎に、該周波数での受信信号から得られる各到来波に関する情報である到来波情報を抽出し、その到来波情報に従って、被測定装置から直接到来する指定波である直接波の選定および該直接波の到来方向の推定に適した周波数である対象周波数の選定、並びに対象周波数での受信信号を用いた直接波の到来方向の推定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信信号を用いて送信元装置が存在する方位を推定する技術に関する。
従来、被測定系から送信された高UHF帯(数GHz)の無線通信信号を、測定系が有するアレーアンテナの各エレメントで受信し、その受信信号の受信強度や位相情報に基づいて被測定系からの無線通信信号の到来方向や、被測定系と測定系の相対位置を求める技術が知られている。そして、これら被測定系および測定系の周囲に、電波を反射する反射物が存在すると、測定系では、被測定系から直接到来する直接波だけでなく、反射物に反射してから到来する反射波も受信する。このとき、図11,図12に示すように、直接波と反射波とが干渉することによって、測定系と被測定系の位置関係によっては、測定系で得られる受信強度が著しく低下し、測定不能となる場合がある。
これに対して、無線通信に使用する周波数を切り替えて受信強度を測定し、各周波数における測定結果の最大値あるいは平均値を使用して測位を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−224489号公報
従来技術では、各周波数における測定結果の最大値や平均値を用いており、このことは、直接波と反射波とが干渉し合っている状態で測定された結果が、最大値や平均値に反映される可能性があるということを意味する。その結果、正確な測位に必要な直接波のS/Nが劣化し、測位誤差を増大させてしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、直接波と反射波とが干渉し合う環境でも直接波の到来方向を安定にかつ精度良く測位する技術を提供することを目的とする。
本発明の到来方向推定システムは、予め設定された指定波を送信する被測定装置と前記指定波の到来方向を推定する測定装置とを備える。被測定装置は、複数の周波数を順次切り替えて指定波を繰り返し送信する。測定装置は、指定波の送信に使用される周波数毎に、該周波数での受信信号から得られる各到来波に関する情報である到来波情報を抽出し、到来波情報に従って、被測定装置から直接到来する指定波である直接波の選定、および該直接波の到来方向の推定に適した周波数である対象周波数の選定、並びに対象周波数での受信信号を用いた直接波の到来方向の推定を行う。
このような構成によれば、周波数毎に直接波と反射波の干渉状態は変化するため、その中で直接波が十分に大きな受信強度を持つ周波数を対象周波数に選定して到来方向の推定を行うことにより、安定した測位結果を得ることができる。しかも、対象周波数を決めて到来方向を推定するため、直接波が大きく劣化した周波数の受信信号によって、直接波のS/Nを劣化させてしまうことがなく、精度の良い測位結果を得ることができる。
本発明の測定装置は、複数の周波数を順次切り替えて予め設定された指定波を繰り返し送信する被測定装置から、指定波を受信して該指定波の到来方向を推定するものであり、アレーアンテナと、信号抽出部と、周波数切替部と、到来波情報抽出部と、推定部とを備える。アレーアンテナは、複数のアンテナエレメントで構成されている。信号抽出部は、アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントが出力する受信信号から、指定された指定周波数の信号を抽出する。周波数切替部は、被測定装置での周波数の切り替えに同期して指定周波数を切り替える。到来波情報抽出部は、信号抽出部が抽出した信号から、指定周波数毎に、該指定周波数で検出される各到来波に関する情報である到来波情報を抽出する。推定部は、到来波情報抽出部にて抽出された到来波情報に従って、被測定装置から直接到来する指定波である直接波および該直接波の到来方向の推定に適した周波数である対象周波数の選定、並びに対象周波数での受信信号を用いた前記直接波の到来方向の推定を行う。
このように構成された測定装置によれば、上述の到来方向推定システムを構成する際に好適に用いることができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態の位置推定システムの構成を示すブロック図である。 第1実施形態における直接波選定処理のフローチャートである。 第2実施形態における直接波選定処理のフローチャートである。 第3実施形態における直接波選定処理のフローチャートである。 第4実施形態の位置推定システムの構成を示すブロック図である。 第4実施形態におけるアレーアンテンの構成および部分アレーアンテナの設定を示す説明図である。 第4実施形態における直接波選定処理のフローチャートである。 第4実施形態の直接波選定処理中で実行する角度差算出処理のフローチャートである。 直接波と反射波の選別に使用する各パラメータを示す説明図である。 部分アレーアンテナの他の設定方法を示す説明図である。 直接波と反射波の干渉により直接波が減衰する様子を示す説明図である。 (a)は直接波および反射波の到来方向を示す説明図、(b)は直接波が大きく減衰した状況で求められた到来方向推定結果を例示するグラフである。
以下に本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[1.第1実施形態]
[1.1構成]
位置推定システム1は、図1に示すように、被測定装置(送信側装置)2と、測定装置(受信側装置)3とを備える。被測定装置2は、例えば、携帯電話機やスマートキーなどからなり、測定装置3は、例えば車両に搭載される車載器として構成される。
被測定装置2は、アンテナ21、送信機22、通信制御器23、周波数切替器24を備える。送信機22は、アンテナ21を介して高UHF帯(数GHz)を使用し所定の通信規格(例えば、WiFi(登録商標)やBluetooth (登録商標))に従った無線通信信号を送信する。通信制御器23は、無線通信信号を使用した通信を制御する。周波数切替器24は、送信機22が送信に使用する周波数を、上記高UHF帯の中で所定のスケジュールに従って順次切り替える。なお、このような周波数の切替は、周波数ホッピングを利用するスペクトル拡散通信等において周知の技術であるため、ここでは説明を省略する。以下では、被測定装置2が送信する電波を「指定波」ともいう。
測定装置3は、第1アレーアンテナ31と、第2アレーアンテナ32と、第1受信部33と、第2受信部34と、位置推定部35とを備える。
第1および第2アレーアンテナ31,32は、いずれも水平方向に配列された複数のアンテナエレメントで構成されている。また、両アレーアンテナ31,32は、少なくとも水平方向に異なる位置に配置される。
第1受信部33は、第1アレーアンテナ31からの受信信号に従って、受信した指定波の到来方向を推定し、その推定結果である第1推定方位DR1を位置推定部35に供給する。第2受信部34は、第2アレーアンテナ32からの受信信号に従って、受信した指定波の到来方向を推定し、その推定結果である第2推定方位DR2を位置推定部35に供給する。
位置推定部35は、第1受信部33で推定された第1推定方位DR1、第2受信部34で推定された第2推定方位DR2、第1アレーアンテナ31と第2アレーアンテナ32の設置間隔等に従い、周知の三角測量の手法を用いて指定波の送信元である被測定装置2の位置を推定する。
第1受信部33および第2受信部34は、同様の構成をしているため、ここでは第1受信部33の構成についてのみ説明する。
第1受信部33は、受信機331、直接波選定部332、周波数切替器333を備える。受信機331は、第1アレーアンテナ31を構成する各アンテナエレメントから供給される受信信号から、周波数切替器333によって指定された周波数(指定周波数)の信号成分を抽出し、これをサンプリングして直接波選定部332に供給する。周波数切替器333は、直接波選定部332からの指示に従って指定周波数を切り替える。その切り替えは、被測定装置2の周波数切替器24と同期して、同じタイミングで同じ周波数が指定周波数となるように行われる。直接波選定部332は、周波数切替器333の設定を切り替えながら、受信機331から供給されるサンプリングされた受信信号(以下、受信データという)を処理することによって、到来波の中から直接波を選定し、その直接波の到来方向を推定する直接波選定処理を実行する。この直接波選定処理によって推定された直接波の到来方向が、第1推定方位DR1として位置推定部35に供給される。なお、直接波選定部332は、CPU,ROM,RAMを備えた周知のマイクロコンピュータが実行する処理によって実現される。
[1.2.処理]
ここで、直接波選定部332が実行する直接波選定処理の詳細を、図2に示すフローチャートを用いて説明する。本処理は、測定装置3への給電が行われている間、繰り返し起動される。
本処理が起動すると、直接波選定部332として機能するCPUは、S110にて、到来波数をカウントする到来波数カウンタを0に初期化する。
続くS120では、周波数切替器333の指定周波数を選択し、続くS130では、選択した指定周波数の信号を受信するまで待機し、指定周波数の信号を受信するとS140に進む。
S140では、アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントから得られる受信信号のサンプリグ値を用いて、MUSIC等の高分解能な方位推定処理を実行する。これにより、到来波数Wおよび各到来波の到来方向(方位候補)θa,θb,…を求める。
続くS150では、S140で求めた到来波数Wが到来波数カウンタCの値より大きいか否かを判断し、W>CであればS160に進み、W≦CであればS180に進む。
S160では、到来波数カウンタCの値をS140で求めた到来波数Wで更新する。続くS170では、S140で求めた方位候補を、S120で選択した指定周波数と対応づけて記憶(既に記憶されている場合は更新)して、S180に進む。
S180では、全ての指定周波数について上述の処理を実行したか否かを判断する。未処理の指定周波数があればS120に戻り、全ての指定周波数について処理が完了していれば、S190に進む。
S190では、S170の処理で最終的に記憶されている指定周波数を対象周波数に選定する。
続くS200では、対象周波数について記憶されている方位候補のうち、受信強度が最大となる到来波を直接波に選定し、その直接波の到来方向を推定方位DRk(k=1又は2)として位置推定部35に供給して、本処理を終了する。なお、直接波の選定は、受信強度に基づいて行う方法に限らず、対象周波数での受信信号を利用して直接波を選定する既知の手法を使用することができる。
[1.3.効果]
以上説明したように、本実施形態では、指定周波数毎に到来波数Wを求め、到来波数Wが最大となる指定周波数を対象周波数に選定し、この対象周波数での受信信号を用いて求めた到来方向を方位候補とし、その方位候補から直接波を選定している。即ち、直接波と反射波の干渉状態は通信環境が同じであっても指定周波数毎に変化する。干渉によって受信強度が大きく減衰する到来波が存在すると、検出される到来波数Wも減少する。換言すれば、到来波数Wが最大となる指定周波数では、干渉による打ち消しがなく、受信信号中に直接波が存在する可能性が高いと言える。
従って、本実施形態によれば、直接波の到来方向の測位結果を安定して得ることができる。しかも、本実施形態では、一つの指定周波数を対象周波数に決定し、その対象周波数での受信信号を処理した結果だけを使用して到来方向を推定する。このため、直接波が大きく減衰する指定周波数での受信信号の影響を除去することができ、直接波のS/Nを劣化させてしまうことがないため、精度の良い測位結果を得ることができる。
[2.第2実施形態]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、指定周波数毎に抽出される到来波数Wによって対象周波数を決定している。これに対し、第2実施形態では、到来波の受信電力Pによって対象周波数を決定する点で第1実施形態とは相違する。
[2.1.処理]
以下では、直接波選定部332が、図2に示した処理に代えて実行する直接波選定処理を、図3のフローチャートを用いて説明する。なお、図2に示した処理と比較すると、S120〜S130、S170〜S200の処理は同様であり、対象周波数の選択に関わるS110,S140〜S160の処理だけが異なるため、この相違する部分を中心に説明する。
即ち、本実施形態では、図3に示すように、本処理が起動すると、S115にて、到来波の受信電力の最大値を記憶する受信電力レジスタRを0に初期化して、S120に進む。
そして、S120にて選択された指定周波数の信号を受信したとS130にて判断されると、S145に進む。
S145では、アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントから得られる受信信号のサンプリグ値を用いて、MUSIC等の高分解能な方位推定処理を実行する。これにより、各到来波の到来方向(方位候補)θa,θb,…求めると共に、各到来波の受信電力のうち最大のものを最大受信電力Pとして抽出する。
続くS155では、S145で求めた最大受信電力Pが受信電力レジスタRの値より大きいか否かを判断し、P>RであればS165に進み、P≦RであればS180に進む。
S165では、受信電力レジスタRの値をS145で求めた最大受信電力Pで更新してS170に進む。以下、S170〜S200の処理は、第1実施形態と同様である。
[2.2.効果]
以上説明したように、本実施形態では、指定周波数毎に到来波の最大受信電力Pを求め、この最大受信電力Pが最大となる到来波が検出された指定周波数を対象周波数に選定し、この対象周波数での受信信号を用いて求めた到来方向を方位候補とし、その方位候補から直接波を選定している。即ち、直接波は反射波よりも受信電力が大きい可能性が高く、しかも、直接波の受信電力は干渉が生じていない場合に最も大きくなる。換言すれば、最大受信電力Pが最も大きい指定周波数には、受信信号中に直接波が存在する可能性が高いと言える。このため、本実施形態によれば、第1実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
[3.第3実施形態]
第3実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、指定周波数毎に抽出される到来波数Wによって対象周波数を決定している。これに対し、第3実施形態では、到来波数Wおよび到来波の受信電力Pの両方によって対象周波数を決定する点で第1実施形態とは相違する。
[3.1.処理]
以下では、直接波選定部332が、図2に示した処理に代えて実行する直接波選定処理を、図4のフローチャートを用いて説明する。
本処理が起動すると、直接波選定部332として機能するCPUは、S210にて、到来波数をカウントする到来波数カウンタC、および到来波の受信電力の最大値を記憶する受信電力レジスタRを、いずれも0に初期化する。
続くS220では、周波数切替器333の指定周波数を選択し、続くS230では、選択した指定周波数の信号を受信するまで待機し、指定周波数の信号を受信するとS240に進む。
S240では、アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントから得られる受信信号のサンプリグ値を用いて、MUSIC等の高分解能な方位推定処理を実行する。これにより、到来波数Wおよび各到来波の到来方向(方位候補)θa,θb,…を求めると共に、各到来波の受信電力のうち最大のものを最大受信電力Pとして抽出する。
続くS250では、S240で求めた到来波数Wが到来波数カウンタCの値より大きいか否かを判断し、W>CであればS260に進み、W≦CであればS280に進む。
S260では、到来波数カウンタCおよび受信電力レジスタRの値をS240で求めた到来波数Wおよび最大受信電力Pで更新する。続くS270では、S240での算出結果を、S220で選択した指定周波数と対応づけて記憶して、S300に進む。
S280では、到来波数Wが到来波数カウンタCの値と等しいか否かを判断する。等しければS290に進み、等しくなければS300に進む。
S290では、S240で求めた最大受信電力Pが受信電力レジスタRの値より大きいか否かを判断し、P>RであればS260に進み、P≦RであればS300に進む。
S300では、全ての指定周波数について上述の処理を実行したか否かを判断する。未処理の指定周波数があればS220に戻り、全ての指定周波数について処理が完了していれば、S310に進む。
以下、S310、S320の処理は、S190、S200での処理と同様である。
[3.2.効果]
以上説明したように、本実施形態では、指定周波数毎に求めた到来波数Wが最大となる指定周波数を対象周波数に選定する。但し、到来波数Wが最大となる指定周波数が複数存在する場合には、その中で最大受信電力Pが最大となる到来波が検出された指定周波数を対象周波数に選定する。そして、選定された対象周波数での受信信号を用いて求めた到来方向を方位候補とし、その方位候補から直接波を選定している。
このため本実施形態によれば、第1実施形態および第2実施形態の場合より、より直接波の選定や直接波の到来方向の推定に適した対象周波数を選定することができ、測位結果の精度や信頼性を更に向上させることができる。
[4.第4実施形態]
第4実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については同じ符号を付して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
[4.1.構成]
位置推定システム1aは、図5に示すように、被測定装置(送信側装置)2と、測定装置(受信側装置)3aとを備える。被測定装置2は、第1実施形態のものと同様である。
測定装置3aは、第1アレーアンテナ31と、第2アレーアンテナ32と、第1受信部33aと、第2受信部34aと、位置推定部35とを備える。第1アレーアンテナ31、第2アレーアンテナ32、位置推定部35は第1実施形態のものと同様である。
但し、第1および第2アレーアンテナ31,32は、図6に示すように、いずれも水平方向に配列されたm(mは3以上の正数、図ではm=8)個のアンテナエレメントE1〜Emで構成されているものとする。
第1受信部33aおよび第2受信部34aは、同様の構成をしているため、ここでは第1受信部33aの構成についてのみ説明する。第1受信部33aは、エレメント切替器334と、受信機331aと、直接波選定部332aと、周波数切替器333とを備える。
エレメント切替器334は、第1アレーアンテナ31を構成する各アンテナエレメントE1〜Emからの受信信号を入力し、直接波選定部332aからの指示に従って選択されたアンテナエレメントからの受信信号を受信機331aに供給する。なお、図6に示すように、全てのアンテナエレメントを選択する設定をY0、アレーアンテナの一端(図では左端)からn(図ではn=4)個のアンテナエレメントを選択する設定をY1、アレーアンテナの他端(図では右端)からn個のアンテナエレメントを選択する設定をY2と表記する。設定Y1またはY2によって選択されるアンテナエレメントによって構成されるアレーアンテナを、以下では、部分アレーアンテナと呼ぶ。部分アレーアンテナを構成するアンテナエレメントの数(以下「エレメント数」という)nは、同時に受信する可能性のある到来波(直接波と反射波の合計数)の最大数をpとして、n=p+1に設定される。
図5に戻り、受信機331aは、エレメント切替器334を介して供給される受信信号をサンプリングして直接波選定部332aに供給する。直接波選定部332aは、CPU,ROM,RAMを備えた周知のマイクロコンピュータからなり、受信機331aから供給されるサンプリングされた受信信号(以下、受信データという)を処理することによって直接波の選定および選定された直接波の到来方向の推定を行う直接選定処理を実行する。
[4.2.処理]
ここで、直接波選定部332aが実行する直接波選定処理の詳細を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。本処理は、測定装置3を搭載する車両のバッテリからの給電がある限り繰り返し起動される。
本処理が起動すると、直接波選定部332aとして機能するCPUは、S410にて、周波数切替器333の指定周波数を選択し、続くS420では、エレメント切替器334の設定をY0に初期化する。
続くS430では、選択した指定周波数の信号を受信するまで待機し、指定周波数の信号を受信するとS440に進む。
S440では、アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントから供給される受信信号のサンプリグ値(受信データ)を用いて、MUSIC等の高分解能な方位推定処理を実行する。これにより、全ての到来波の到来方向(方位候補)を求める。
続くS450では、S440での処理によって求められた方位候補をメモリに保存する。
続くS460では、同一到来波について、各部分アレーアンテナで検出される到来方向の角度差を求める角度差算出処理(後述する)を実行する。
続くS470では、周波数切替器333にて切替可能な全ての周波数について、S410〜S460の処理を実行済であるか否かを判断する。未処理の周波数があればS410に戻り、全周波数について処理済みであればS480に進む。
S480では、先のS480により各周波数かつ各到来波について算出された角度差のうち、最大となるものを抽出する。その最大角度差に対応する到来波を選定到来波、最大角度差が検出された周波数を対象周波数という。
続くS490では、対象周波数についてS450で保存された方位候補のうち、選定到来波の到来方向に最も近いものを直接波の到来方向に決定し、これを推定方位DRk(k=1又は2)として位置推定部35に供給して、本処理を終了する。
ここで、先のS460で実行する角度差算出処理の詳細を、図8,図9を参照して説明する。
本処理では、図8に示すように、まずS510にて、エレメント切替器334の切替設定に使用するパラメータiを1に初期化する。
続くS520では、エレメント切替器334の設定をYiにする。
続くS530では、指定波を受信するまで待機する。指定波を受信すると、S540にて、設定Yiに対応する部分アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントからの受信信号を用いて、指定波の到来方向θia,θib,…を推定する。なお、到来波の違いをa,b,c,…で表すものとする(図9参照)。
続くS550では、パラメータiをインクリメントする。
続くS560では、パラメータiがエレメント切替器334の切替設定の数、即ち、部分アレーアンテナの種類の数であるImax(ここではImax=2)以上であるか否かを判断する。
i<Imaxであれば、未処理の切替設定があるものとしてS520に戻り、i≧Imaxであれば、全ての切替設定について処理が終了しているものとして、S570に進む。
S570は、検出された到来波a,b,…毎に、各部分アレーアンテナで検出された到来方向の角度差Δθa,Δθb,…を算出する(図9参照)。なお、異なる切替設定で検出された二つの到来方向が、同一到来波によるものであるか否かは、両到来方向の角度差が所定範囲内にあるか否かによって判断する。
なお、Imax≧3の場合は、i,j=1〜Imax、i≠j、x=a,b,c,…として、切替設定の全ての組み合わせ(i,j)について、角度差Δθijx=|θix−θjx|を算出し、到来波x毎に得られた複数の角度差Δθijxの平均値または多数決によって決めた値を、その到来波xの角度差Δθxとする。
なお、角度差の比較によって直接波と反射波を選別できることは、例えば、特開2006−125993号公報に詳述されているため、ここでは説明を省略する。
[4.3.効果]
以上説明したように、本実施形態では、指定周波数毎に同一到来波について各部分アレーアンテナで検出される到来方向の角度差Δθxを求め、その角度差Δθxが最大となる到来波を直接波、その到来波が検出された指定周波数を対象周波数に選定する。更に、この対象周波数での受信信号を用いて求めた到来方向を方位候補とし、その方位候補から直接波を選定している。即ち、角度差Δθxは、直接波の方が反射波より大きくなるため、角度差Δθxが最大となる到来波は、直接波であり、また、その到来波が検出される指定周波数は、直接波を良好に受信できている可能性が高いと言える。このため、本実施形態によれば、第1実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、単一のアレーアンテナ31を、中心位置が互いに異なるように設定された複数の部分アンテナとして使用することにより、位置の異なる複数地点での受信信号を得るようにされているため、測定装置3を移動させることなく、直接波と反射波の選別を実現することができる。
更に、本実施形態では、部分アレーアンテナからの受信信号を用いて推定した低解像度の到来方向によって直接波を選定し、その直接波の到来方向としては、全てのアレーアンテナからの受信信号を用いて推定した高解像度の到来方向を用いている。これにより、精度の高い到来方向の推定結果を得ることができる。
[5.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)上記実施形態では、直接波選定部332,332aの機能を、マイクロコンピュータが実行する処理によって実現している。ただし、この機能をソフトウェアによって実現することはあくまでも一例であり、その全体または一部を例えばロジック回路等のハードウェアにて実現してもよい。
(2)上記第4実施形態では、部分アレーアンテナとして、m個のアレーアンテナの一端からn個のアンテナエレメントを選択するもの、および他端からn個のアンテナエレメントを選択するものを使用している。図6では、n=m/2の関係を有するように設定されているが、これに限定されるものではなく、図10(a)や(b)に示すように、2≦n≦m−1の範囲で任意に設定することができる。但し、nを大きくするほど、両部分アレーアンテナの位置差が小さくなるため、角度差の分解能が劣化するが、エレメント数が増えるため検出可能な到来波の数が増大し、逆に、nを小さくするほど、角度差の分解能が劣化するが、検出可能な到来波数が減少する。
また、部分アレーアンテナは、必ずしも両端に設定する必要はなく、アンテナエレメントの配列方向に沿った中心位置が互いに異なっていればよい。図10(c)に示すように、アレーアンテナの全エレメント数がm、部分アレーアンテナのエレメント数がnであれば、(m−n+1)種類の部分アレーアンテナを設定することができ、そのうちの任意の二つ以上を使用することができる。
(3)上記第4実施形態では、アレーアンテナ全体を使用して求めた到来方向を直接波の到来方向としているが、部分アレーアンテナを使用して求めた到来方向を、そのまま直接波の到来方向としてもよい。
(4)上記第4実施形態では、使用する部分アレーアンテナの設定に応じてエレメント切替器334を切り替えて、設定毎に受信信号を取得し直しているが、アレーアンテナを構成する全てのアンテナエレメントの受信信号を一括して取得してメモリに記憶し、部分アレーアンテナに関する処理を実行する際には、対応するアンテナエレメントからの受信信号の記憶値を読み出して処理するようにしてもよい。この場合、エレメント切替器334を省略できるため装置構成を簡略化することができる。
(5)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
1,1a…位置推定システム 2…被測定装置 3,3a…測定装置 21…アンテナ22…送信機 23…通信制御器 24…周波数切替器 31…第1アレーアンテナ 32…第2アレーアンテナ 33,33a…第1受信部 34,34a…第2受信部 35…位置推定部 331,331a…受信機 332,332a…直接波選定部 333…周波数切替器 334…エレメント切替器 E1〜Em…アンテナエレメント

Claims (8)

  1. 予め設定された指定波を送信する被測定装置(2)と前記指定波の到来方向を推定する測定装置(3,3a)とを備えた到来方向推定システム(1,1a)であって、
    前記被測定装置は、複数の周波数を順次切り替えて前記指定波を繰り返し送信し、
    前記測定装置は、前記指定波の送信に使用される周波数毎に、該周波数での受信信号から得られる各到来波に関する情報である到来波情報を抽出し、前記到来波情報に従って、前記被測定装置から直接到来する前記指定波である直接波の選定、および該直接波の到来方向の推定に適した周波数である対象周波数の選定、並びに前記対象周波数での受信信号を用いた前記直接波の到来方向の推定を行うことを特徴とする到来方向推定システム。
  2. 複数の周波数を順次切り替えて予め設定された指定波を繰り返し送信する被測定装置から、前記指定波を受信して該指定波の到来方向を推定する測定装置(3)であって、
    複数のアンテナエレメントで構成されたアレーアンテナ(31,32)と、
    前記アレーアンテナを構成する各アンテナエレメントが出力する受信信号から、指定された指定周波数の信号を抽出する信号抽出部(331)と、
    前記被測定装置での周波数の切り替えに同期して前記指定周波数を切り替える周波数切替部(333)と、
    前記信号抽出部が抽出した信号から、前記指定周波数毎に、該指定周波数で検出される各到来波に関する情報である到来波情報を抽出する到来波情報抽出部(332:S110〜S180,S210〜S300,332a:S410〜S470)と、
    前記到来波情報抽出部にて抽出された到来波情報に従って、前記被測定装置から直接到来する前記指定波である直接波の選定、および該直接波の到来方向の推定に適した周波数である対象周波数の選定、並びに前記対象周波数での受信信号を用いた前記直接波の到来方向の推定を行う推定部(332:S190〜S200,S310〜S320、332a:S480〜S490)と、
    を備えることを特徴とする測定装置。
  3. 前記推定部(332:S190〜S200,S310〜S320)は、前記到来波情報に従って前記対象周波数を選択し、該対象周波数の受信信号から前記直接波の選定および該直接波の到来方向の推定を行うことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記到来波情報抽出部(332:S110〜S180)は、前記到来波情報として到来波数を使用し、
    前記推定部は、前記到来波数が最大となる指定周波数を前記対象周波数に選定することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  5. 前記到来波情報抽出部(332:S115〜S180)は、前記到来波情報として各到来波の受信強度を使用し、
    前記推定部は、前記受信強度が最大となる到来波が検出された指定周波数を前記対象周波数に選定することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  6. 前記到来波情報抽出部(332:S210〜S300)は、前記到来波情報として到来波数および各到来波の受信強度を使用し、
    前記推定部(332:S310〜S320)は、前記到来波数が最大となる指定周波数のうち、前記受信強度が最大となる到来波が検出された指定周波数を前記対象周波数に選定することを特徴とする請求項3に記載の測定装置。
  7. 前記到来波情報抽出部(332a:S410〜S470)は、前記アレーアンテナを、それぞれがn(1<n<m)個の前記アンテナエレメントからなり、かつ該アンテナエレメントの配列方向の中心位置が互いに異なるように選択した複数の部分アレーアンテナのそれぞれについて到来波の到来方向を求め、同じ到来波に基づく任意の二つの部分アレーアンテナ間での到来方向の角度差を、前記到来波情報として抽出し、
    前記推定部(332a:S480〜S490)は、前記角度差が最大となる到来波を直接波に選定し、該到来波が検出された指定周波数を前記対象周波数に選定することを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  8. 前記推定部は、前記部分アレーアンテナを構成するアンテナエレメントより多くのアンテナエレメントによる前記対象周波数での受信信号から推定された前記到来波の到来方向を方位候補とし、該方位候補のうち、前記部分アレーアンテナからの受信信号から求められた前記直接波の到来方向に最も近いものを、前記直接波の到来方向の推定結果とすることを特徴とする請求項7に記載の測定装置。
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