JP2016148165A - コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法 - Google Patents

コンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】地下に埋設されたコンクリート製構造物の外側に伸縮継手を設置する場合に、伸縮継手とコンクリート製構造物の外周面との間のシール性を十分に高める伸縮継手の設置方法を提供する。
【解決手段】可撓性の長尺状止水部材の両端部を接合してボックスカルバート1、2の外周長よりも長い内周長を持った環状の伸縮継手30にしておき、ボックスカルバートの外周面にコンクリートを増し打ちし、その増し打ち部分11に伸縮継手を配置することで伸縮継手の余裕長を吸収して伸縮継手をボックスカルバート及びコンクリートの増し打ち部分に密着させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート製構造物の継ぎ目部分に設置される止水性を持った伸縮継手の設置方法に関するものである。
例えば、コンクリート製構造物の一つとして、地下に水路を形成するためのコンクリート製暗渠がある。この種のコンクリート製暗渠は、例えば特許文献1に開示されているように、複数のボックスカルバートをつなぎ合わせることで所定方向に延びる水路を構成したものである。特許文献1では、隣合うボックスカルバートの継ぎ目部分に可撓性の素材によって形成された帯状の防砂部材を巻き付け、さらに、防砂部材の幅方向両端部とボックスカルバートの外周面との間に透水性のパッキン部材を配設している。隣合うボックスカルバートの継ぎ目部分に可撓性の防砂部材を巻き付けることで、例えば地震等が起きて地盤が変動し、隣合うボックスカルバートが互いに離れたり、上下方向や幅方向に異なる動きをした場合に、そのような相対的な変位に追従することが可能になる。
特開平8−61573号公報
ところで、既に水路として使用されている既設暗渠に対して例えば耐震化の要求を満たすために、継ぎ目部分に伸縮継手を設置しなければならない場合がある。一般的には、地面を掘らずに、伸縮継手をボックスカルバートの内部に搬入して継ぎ目部分の内周面に設置することが行われるケースが多い。
ところが、伸縮継手をボックスカルバートの内周面に設置するにあたっては、暗渠内の水流を上流側で止めたり、または迂回水路を事前に整備する必要がある。しかし、現場の諸条件で水流を止めることや迂回水路を整備することが困難なことがあり、また、内側の作業スペースが狭い場合があり、これらの場合にはボックスカルバートの外部に伸縮継手を設置しなければならない。
特許文献1のように帯状の防砂部材をボックスカルバートの外周面に巻き付ける設置方法の場合、防砂部材をボックスカルバートの外周面の全周に亘って如何にして密着させてシール性を高めるかが問題となる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、地下に埋設されたコンクリート製構造物の外側に伸縮継手を設置する場合に、伸縮継手とコンクリート製構造物の外周面との間のシール性を十分に高めることにある。
上記目的を達成するために、本発明では、可撓性の長尺状止水部材の両端部を接合してコンクリート製構造物の外周長よりも長い内周長を持った環状の伸縮継手にしておき、コンクリート製構造物の外周面にコンクリートを増し打ちし、その増し打ち部分に伸縮継手を配置することで伸縮継手の余裕長を吸収して伸縮継手をコンクリート製構造物及びコンクリートの増し打ち部分に密着させるようにした。
第1の発明は、
互いに隣合うように配置された既設の第1及び第2コンクリート製構造物の継ぎ目部分に伸縮継手を設置するコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法において、
可撓性を有する長尺状止水部材を、上記第1コンクリート製構造物を囲むように配置し、上記長尺状止水部材の両端部を接合して上記継ぎ目部分の外周長よりも長い内周長を持った環状の伸縮継手を形成する伸縮継手形成工程と、
上記継ぎ目部分の外周面に、上記伸縮継手の余裕長を吸収するためのコンクリートの増し打ち部分を形成する増し打ち工程と、
上記増し打ち工程で形成された増し打ち部分に上記伸縮継手を配置することで該伸縮継手の余裕長を吸収し、上記伸縮継手を上記第1及び第2コンクリート製構造物及び上記増し打ち部分に密着させるとともに止め付け部材によって固定する固定工程とを備えていることを特徴とする。
この構成によれば、可撓性を有する長尺状止水部材の両端部を接合して環状の伸縮継手を形成するようにしたので、既設の第1及び第2コンクリート製構造物の継ぎ目部分を囲むように伸縮継手を配置することが可能になる。長尺状止水部材の両端部を接合する際には、伸縮継手の内周長を、第1及び第2コンクリート製構造物の継ぎ目部分の外周長と一致させるのは困難であるため、伸縮継手の内周長の方が長くなり、余裕長を持った伸縮継手となる。そして、第1及び第2コンクリート製構造物の継ぎ目部分の外周面にコンクリートの増し打ち部分を形成し、その増し打ち部分に伸縮継手を配置するようにしたので、伸縮継手の余裕長が増し打ち部分によって吸収されて、伸縮継手が第1及び第2コンクリート製構造物及び増し打ち部分の全周に亘って密着するようになる。これにより、伸縮継手と第1及び第2コンクリート製構造物との間のシール性が十分に高まる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記増し打ち工程では、上記止め付け部材が固定される止め付け部材固定具をコンクリートの増し打ち部分に埋設することを特徴とする。
この構成によれば、コンクリートを増し打ちする際に同時に止め付け部材固定具を埋設することが可能になるので、工程数が削減される。
第3の発明は、第2の発明において、
上記止め付け部材固定具に上記止め付け具を固定する前に、上記増し打ち工程で形成された増し打ち部分に上記伸縮継手を配置し、その後、上記止め付け具を上記止め付け部材固定具に固定して上記伸縮継手を上記止め付け部材によって固定することを特徴とする。
この構成によれば、増し打ち部分に伸縮継手を配置する際には止め付け具が無い状態であるため、作業性が良好になる。伸縮継手を配置した後、止め付け具によって伸縮継手が固定される。
第1の発明によれば、可撓性の長尺状止水部材の両端部を接合してコンクリート製構造物の外周長よりも長い内周長を持った環状の伸縮継手とし、コンクリート製構造物の外周面にコンクリートの増し打ち部分を形成し、その増し打ち部分に伸縮継手を配置することで伸縮継手の余裕長を吸収して伸縮継手をコンクリート製構造物及びコンクリートの増し打ち部分に密着させることができる。これにより、伸縮継手とコンクリート製構造物の外周面との間のシール性を十分に高めることができる。
第2の発明によれば、止め付け部材が固定される止め付け部材固定具をコンクリートの増し打ち部分に埋設するようにしたので、工程数を削減することができる。
第3の発明によれば、コンクリートの増し打ち部分に伸縮継手を配置した後、止め付け具を止め付け部材固定具に固定して伸縮継手を止め付け部材によって固定するようにしたので、作業性を良好にすることができる。
実施形態1に係るコンクリート製構造物用の伸縮継手が設置された暗渠の斜視図である。 実施形態1に係るコンクリート製構造物用の伸縮継手が設置された暗渠の側面図である。 図2におけるIII−III線断面図である。 図3におけるIV−IV線断面図である。 図3におけるV−V線断面図である。 伸縮継手が設置される前の暗渠の斜視図である。 コンクリートを増し打ちした状態の暗渠の斜視図である。 側面及び下面にボルトを固定した状態の暗渠の斜視図である。 長尺状止水部材を配置した状態の暗渠の斜視図である。 長尺状止水部材の両端部を接合装置によって接合する状態を示す図である。 実施形態1の変形例1に係る図5相当図である。 実施形態1の変形例2に係る図5相当図である。 実施形態1の変形例3に係る図5相当図である。 実施形態1の変形例4に係る図5相当図である。 実施形態2に係る図4相当図である。 実施形態3に係る図1相当図である。 図16におけるXVII−XVII線断面図である。 実施形態3に係る図6相当図である。 実施形態3に係る図7相当図である。 実施形態3に係る図8相当図である。 実施形態3に係る図10相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法によって伸縮継手30が設置された暗渠Aの斜視図である。暗渠Aは、地下に埋設されており、その内部には所定方向に延びる水路100が形成されている。この実施形態の説明では、暗渠Aの全体が地下に埋設されている場合について説明するが、暗渠Aは、少なくとも一部(下部)が地下に埋設されていてもよいし、全てが埋設されていなくてもよい。
暗渠Aは、複数のボックスカルバート1、2を水平方向に構築することによって構成されている。この実施形態の説明では、図1や図2等にあるように、互いに隣合うように配置された第1ボックスカルバート(第1コンクリート製構造物)1と第2ボックスカルバート(第2コンクリート製構造物)2のみ示すが、同様な形状のボックスカルバートが連続して構築されている。第1ボックスカルバート1の内部の水路100の断面は略矩形状である。また、第1ボックスカルバート1の外形も断面が略矩形状である。第1ボックスカルバート1の外周面は、略水平に延びる上面及び下面と、略鉛直に延びる両側面とからなる。第2ボックスカルバート2は第1ボックスカルバート1と同じ形状である。
第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分には、伸縮継手30が設置されている。第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分とは、第1ボックスカルバート1における第2ボックスカルバート2側の部分である。また、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分とは、第2ボックスカルバート2における第1ボックスカルバート1側の部分である。
図4や図5に示すように、伸縮継手30は、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分を覆うように配置されている。伸縮継手30は、可撓性を有する長尺状止水部材B(図9に示す)の両端部を接合して環状にしたものである。長尺状止水部材Bは、例えばCRゴムやEPDMゴム等で構成することができる。伸縮継手30の内部には、補強繊維30aが設けられている。伸縮継手30の内周長は、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周長よりも長く設定されており、所定の余裕長を持っている。尚、伸縮継手30の内部に補強繊維が無くてもよいし、伸縮継手30の外面や内面に補強繊維を配置してもよい。
図1に示すように、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面においてその上面には、コンクリートを増し打ちすることによって形成された第1増し打ち部分11が形成されている。第1増し打ち部分11の第1ボックスカルバート1上面からの高さは、後述するが、伸縮継手30の余裕長を吸収して伸縮継手30を第1ボックスカルバート1の両側面及び下面と、第1増し打ち部分11の外面(上面及び両側面)に密着させることができるように設定されている。第1増し打ち部分11は、第1ボックスカルバート1上面の幅方向両端に亘って延びる直方体形状をなしている。尚、第1増し打ち部分11の形状は直方体形状以外にも、例えば台形状であってもよい。
また、図7や図8等にも示すように、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面においてその上面には、第1増し打ち部分11と同様に第2増し打ち部分21が形成されている。第2増し打ち部分21の第2ボックスカルバート2上面からの高さは、第1増し打ち部分11の第1ボックスカルバート1上面からの高さと同様に設定されている。
図4や図5に示すように、伸縮継手30は、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分に固定される第1固定板部31と、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分に固定される第2固定板部32と、第1固定板部31及び第2固定板部32の間において外方へ突出するように屈曲形成された屈曲部33とを有している。第1固定板部31は、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面及び第1増し打ち部分11の外面に沿って延びている。第2固定板部32は、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面及び第2増し打ち部分21の外面に沿って延びている。屈曲部33は、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2が互いに離れる方向に相対変位した際に延びるように変形してその相対変位を吸収することができるとともに、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2が上下方向や幅方向について互いに反対向きに相対変位した際にも変形してその相対変位を吸収することができるように構成されている。
図3に示すように、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面において両側面及び下面には、それぞれ複数の第1アンカーボルト13が設けられている。第1アンカーボルト13の根元部分は、図5に示すように第1ボックスカルバート1に穿孔された孔部1aに埋め込まれた状態で接着固定されている。第1アンカーボルト13の先端側は、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面から突出しており、雄ねじ部とされている。第1アンカーボルト13の先端側は、伸縮継手30の第1固定板部31を貫通して突出しており、さらに、この第1固定板部31から突出した部分は、例えばステンレス鋼等からなる第1押さえ板12を貫通して突出している。第1アンカーボルト13の第1押さえ板12を貫通した部分には、ナット17が螺合するようになっている。第1押さえ板12は、伸縮継手30の第1固定板部31の全周に亘って設けられている。ナット17によって第1押さえ板12を締め付けることで第1押さえ板12が伸縮継手30の第1固定板部31を第1ボックスカルバート1の外周面に押し付けて固定することができるようになっている。
尚、第1アンカーボルト13の先端側が伸縮継手30の第1固定板部31を貫通しない形態であってもよい。
また、図3に示すように、第1増し打ち部分11の上面及び両側面には、複数の第1ボルト(止め付け部材)14が固定されるようになっている。第1増し打ち部分11の上面に配置される第1ボルト14は、第1増し打ち部分11の長手方向に互いに間隔をあけて配置されている。第1ボルト14は、例えばステンレス鋼等からなる第1インサートアンカー(止め付け部材固定具)15に固定されている。
図4に示すように、第1インサートアンカー15は、有底の筒状部材からなり、内周面には雌ねじ部が形成されている。第1インサートアンカー15は、第1増し打ち部分11を形成する際に所定位置に埋設されたものであって、底部が第1増し打ち部分11内に位置し、開口部が第1増し打ち部分11の表面から外部に臨むように配置されている。第1ボルト14を第1インサートアンカー15に固定する際には、第1ボルト14を第1インサートアンカー15の開口部に差し込んで螺合させる。
第1ボルト14の先端側は、伸縮継手30の第1固定板部31を貫通して突出しており、さらに、この第1固定板部31から突出した部分は、第1押さえ板12を貫通して突出している。第1ボルト14の第1押さえ板12を貫通した部分には、ナット16が螺合するようになっている。ナット16によって第1押さえ板12を締め付けることで第1板材12が伸縮継手30の第1固定板部31を第1増し打ち部分11の外面に押し付けて固定することができるようになっている。
また、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面において両側面及び下面には、それぞれ複数の第2アンカーボルト23が設けられている(図8等に一部を示す)。第2アンカーボルト23は、第1アンカーボルト13と同様に第2ボックスカルバート2に固定されている。図5に示すように、第2アンカーボルト23の先端側は、伸縮継手30の第2固定板部32を貫通して突出しており、さらに、この第2固定板部32から突出した部分は、第2押さえ板22を貫通して突出している。第2アンカーボルト23の第2押さえ板22を貫通した部分には、ナット27が螺合するようになっている。第2押さえ板22は、伸縮継手30の第2固定板部32の全周に亘って設けられている。ナット27によって第2押さえ板22を締め付けることで第2押さえ板22が伸縮継手30の第2固定板部32を第2ボックスカルバート2の外周面に押し付けて固定することができるようになっている。
また、図2に一部を示すように、第2増し打ち部分21の上面及び両側面には、複数の第2ボルト(止め付け部材)24が第1増し打ち部分11の第1ボルト14と同様に固定されるようになっている。第2ボルト24は、図4に示すように、第2インサートアンカー(止め付け部材固定具)25に固定されている。第2インサートアンカー25は、第1インサートアンカー15と同様に構成されていて、第2増し打ち部分21を形成する際に所定位置に埋設されたものである。
第2ボルト24の先端側は、伸縮継手30の第2固定板部32を貫通して突出しており、さらに、この第2固定板部32から突出した部分は、第2押さえ板22を貫通して突出している。第2ボルト24の第2押さえ板22を貫通した部分には、ナット26が螺合するようになっている。ナット26によって第2押さえ板22を締め付けることで第2板材22が伸縮継手30の第2固定板部32を第2増し打ち部分21の外面に押し付けて固定することができるようになっている。
次に、上記のように構成された伸縮継手30を第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分に設置する方法について説明する。第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2は、既に地面に埋め込まれて使用されているものである。伸縮継手30は耐震化の目的で設置するものであるが、他の目的で伸縮継手30を設置する場合にも本方法が適用できる。この実施形態では、伸縮継手30を設置するにあたり、現場の諸条件で、暗渠Aの水流を止めることや、伸縮継手30を設置する部位を迂回する水路を整備することが困難であって、このため、伸縮継手30を第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の外部に設置する場合について説明する。
まず、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2が埋設された箇所を掘り、図6に示すように第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の少なくとも継ぎ目部分を全周に亘って露出させる。これが露出工程である。
露出工程の後、増し打ち工程に移る。増し打ち工程では、図7に示すように、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面に、伸縮継手30の余裕長を吸収するためのコンクリート製の第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21をそれぞれ形成する。第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21は、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の上面に型枠(図示せず)を設け、その内部にコンクリートを流し込むことによって形成することができる。この増し打ち工程では、第1ボルト14が固定される第1インサートアンカー15を第1増し打ち部分11に埋設し、第2ボルト24が固定される第2インサートアンカー25を第2増し打ち部分21に埋設する。
その後、図8に示すように、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面において両側面及び下面に、孔部1a(図5に示す)を穿孔し、各孔部1aに第1アンカーボルト13の根元部分を埋め込んで固定する。また、同様に、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面において両側面及び下面に、孔部2aを穿孔し、各孔部2aに第2アンカーボルト23の根元部分を埋め込んで固定する。
次いで、伸縮継手形成工程に移る。既設の暗渠Aであるため、環状にしてある伸縮継手30を設置することはできず、次のようにして環状の伸縮継手30を設置する。すなわち、伸縮継手形成工程では、まず、図9に示すように、可撓性を有する長尺状止水部材Bを、第1ボックスカルバート1を囲むように配置する。そして、長尺状止水部材Bの両端部を合わせた後、図10に示す接合装置Cを用いて該両端部を接合して伸縮継手30を得る。接合装置Cは、現場において長尺状止水部材Bの両端部を例えば加熱して接着することができるように構成された従来周知のものである。長尺状止水部材Bの両端部は、例えば接着剤等を使用して接着することができる。
伸縮継手形成工程で得られた伸縮継手30の内周長は、上述したように、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周長よりも長くなっている。尚、伸縮継手形成工程と増し打ち工程とはどちらが先であってもよい。
伸縮継手形成工程の後、固定工程に移る。固定工程では、増し打ち工程で形成された第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21に伸縮継手30を配置する。このとき、第1ボルト14及び第2ボルト24が第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21に固定されていないので、伸縮継手30を配置する際に第1ボルト14及び第2ボルト24が邪魔にならず、伸縮継手30を所定位置に容易に配置できる。
尚、図示しないが、伸縮継手30の内面と、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の外面との間、及び、伸縮継手30の内面と、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21との間に、シール材を介在させるようにしてもよい。これにより、シール性がより一層向上する。
第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21の高さは、伸縮継手30の余裕長を吸収することができるように設定されているので、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21に伸縮継手30を配置することで伸縮継手30の余裕長が吸収されて張られた状態になる。これにより、伸縮継手30の第1固定板部31の内周面が、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の両側面及び下面に密着するとともに、第1増し打ち部分11の上面及び両側面に密着する。また、伸縮継手30の第2固定板部32の内周面が、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の両側面及び下面に密着するとともに、第2増し打ち部分21の上面及び両側面に密着する。
このとき、第1アンカーボルト13の先端側を伸縮継手30の第1固定板部31に貫通させるとともに、第2アンカーボルト23の先端側を伸縮継手30の第2固定板部32に貫通させておく。そして、第1押さえ板12及び第2押さえ板22を配設する。その後、図5に示すように、第1アンカーボルト13にナット17を螺合させ、また、第2アンカーボルト23にナット27を螺合させる。そして、伸縮継手30の第1固定板部31を第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の両側面及び下面に固定するとともに、伸縮継手30の第2固定板部32を第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の両側面及び下面に固定する。
また、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21に伸縮継手30を配置した後、第1ボルト14を第1インサートアンカー15に挿入して固定し、第2ボルト24を第2インサートアンカー25に挿入して固定する。しかる後、図4に示すように、第1ボルト14にナット16を螺合させ、第2ボルト24にナット26を螺合させる。これにより、伸縮継手30の第1固定板部31を第1増し打ち部分11の両側面及び上面に固定するとともに、伸縮継手30の第2固定板部32を第2増し打ち部分21の両側面及び上面に固定する。
以上説明したように、この実施形態1によれば、可撓性の長尺状止水部材Bの両端部を接合して第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の外周長よりも長い内周長を持った環状の伸縮継手30とし、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の外周面にコンクリートの第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21をそれぞれ形成し、その増し打ち部分11、21に伸縮継手30を配置することで伸縮継手30の余裕長を吸収することができる。これにより、伸縮継手30を第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の外周面と、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21の外面とに密着させることができる。よって、伸縮継手30と、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2との間のシール性を十分に高めることができる。
また、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21を形成するときに同時に第1インサートアンカー15及び第2インサートアンカー25を埋設するようにしたので、工程数を削減することができる。
また、第1増し打ち部分11及び第2増し打ち部分21に伸縮継手30を配置した後、第1インサートアンカー15及び第2インサートアンカー25に第1ボルト14及び第2ボルト24を固定するようにしたので、増し打ち部分11、21に伸縮継手30を配置する際には第1ボルト14及び第2ボルト24が無い状態であるため、作業性が良好になる。
尚、上記実施形態では、コンクリート製構造物がボックスカルバートである場合について説明したが、これに限らず、本発明は、少なくとも一部が地下に埋設された各種コンクリート製構造物の継ぎ目部分に伸縮継手30を設置する場合に適用することができる。
また、図11に示す実施形態の変形例1のように、伸縮継手30を覆う保護シート50を設けてもよい。保護シート50は、例えばCRゴムやEPDMゴム等で構成することができ、第1押さえ板12及び第2押さえ板22によって固定されている。
また、図12に示す実施形態の変形例2のように、伸縮部材30の屈曲部33が内側に突出する形状であってもよい。この場合、第1ボックスカルバート1に凹部1bを形成し、第2ボックスカルバート2に凹部2bを形成し、これら凹部1b、2bの内方に伸縮部材30の屈曲部33を配置する。
また、図13に示す実施形態の変形例3のように、伸縮部材30には、外側に突出する2つの屈曲部36、36と、これら屈曲部36、36の間から内側に突出する屈曲部35を設けてもよい。
また、図14に示す実施形態の変形例4のように、伸縮部材30には、外側に突出する3つの屈曲部36、36、36と、隣合う屈曲部36、36の間から内側に突出する屈曲部35、35を設けてもよい。
(実施形態2)
図15は、本発明の実施形態2に係るコンクリート製構造物用の伸縮継手が設置された状態の断面図である。
実施形態2は、第1ボルト14及び第2ボルト24の先端側が伸縮部材30を貫通していない形態である。第1押さえ板12は、伸縮継手30の第1固定板部31の縁部寄りの部位を押さえるように構成されている。第1押さえ板12の縁部には、突出部12aが形成されており、この突出部12aの先端面が第1増し打ち部分11に当接するようになっている。同様に、第2押さえ板22は、伸縮継手30の第2固定板部32の縁部寄りの部位を押さえるように構成されている。第2押さえ板22の縁部には、突出部22aが形成されており、この突出部22aの先端面が第2増し打ち部分21に当接するようになっている。
この実施形態2の場合も、伸縮継手30と、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2との間のシール性を十分に高めることができる。
(実施形態3)
図16〜図21は、本発明の実施形態3に係るものである。実施形態3は、第1ボックスカルバート1と第2ボックスカルバート2との外形状が異なっている場合に本発明を適用した形態である。
図18に示すように、第2ボックスカルバート2は、第1ボックスカルバート1よりも大きな外形状を有している。第1ボックスカルバート1の端面が、第2ボックスカルバート2の側面に対向するように配置され、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分には、伸縮継手30が設置されている。第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面においてその上面には、第1増し打ち部分11が形成されている一方、第2ボックスカルバート2には増し打ち部分が形成されていない。
第1増し打ち部分11には、第1インサートアンカー15が埋め込まれており、この第1インサートアンカー15に第1ボルト14が固定されている。また、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面において両側面及び下面には、それぞれ複数の第1アンカーボルト13が設けられている。
また、第2ボックスカルバート2の側面には、第1ボックスカルバート1の接続部分を囲むように複数の第2アンカーボルト23が水平方向へ突出して設けられている。
伸縮継手30の第2固定板部32は、第2ボックスカルバート2の継ぎ目部分の外周面に沿って略鉛直方向に延びている。したがって、第1固定板部31と第2固定板部32は、略直交する方向に延びる関係となる。
伸縮継手30の第1固定板部31は実施形態1と同様にして固定される。第2固定板部32は、第2アンカーボルト23の先端側にナット27を螺合させ、第2押さえ板22によって押さえることによって固定される。
実施形態3では、図19に示すように、第1ボックスカルバート1の継ぎ目部分の外周面に、伸縮継手30の余裕長を吸収するためのコンクリート製の第1増し打ち部分11を形成する。その後、図20に示すように、第1ボックスカルバート1に第1アンカーボルト13を固定し、第2ボックスカルバート2に第2アンカーボルト23を固定する。
そして、図21に示すように、伸縮継手形成工程に移り、接合装置Cを用いて環状の伸縮継手30を得る。次いで、固定工程に移り、伸縮継手30を第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2に固定する。
この実施形態3の場合も、伸縮継手30と、第1ボックスカルバート1及び第2ボックスカルバート2との間のシール性を十分に高めることができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係るコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法は、例えばボックスカルバートの継ぎ目部分に伸縮継手を設置する場合に適用することができる。
1 第1ボックスカルバート(第1コンクリート製構造物)
2 第2ボックスカルバート(第2コンクリート製構造物)
11 第1増し打ち部分
14 第1ボルト(止め付け部材)
15 第1インサートアンカー(止め付け部材固定具)
21 第2増し打ち部分
24 第2ボルト(止め付け部材)
25 第2インサートアンカー(止め付け部材固定具)
30 伸縮継手
B 長尺状止水部材
C 接合装置

Claims (3)

  1. 互いに隣合うように配置された既設の第1及び第2コンクリート製構造物の継ぎ目部分に伸縮継手を設置するコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法において、
    可撓性を有する長尺状止水部材を、上記第1コンクリート製構造物を囲むように配置し、上記長尺状止水部材の両端部を接合して上記継ぎ目部分の外周長よりも長い余裕長を持った環状の伸縮継手を形成する伸縮継手形成工程と、
    上記継ぎ目部分の外周面に、上記伸縮継手の余裕長を吸収するためのコンクリートの増し打ち部分を形成する増し打ち工程と、
    上記増し打ち工程で形成された増し打ち部分に上記伸縮継手を配置することで該伸縮継手の余裕長を吸収し、上記伸縮継手を上記第1及び第2コンクリート製構造物及び上記増し打ち部分に密着させるとともに止め付け部材によって固定する固定工程とを備えていることを特徴とするコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法。
  2. 請求項1に記載のコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法において、
    上記増し打ち工程では、上記止め付け部材が固定される止め付け部材固定具をコンクリートの増し打ち部分に埋設することを特徴とするコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法。
  3. 請求項2に記載のコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法において、
    上記止め付け部材固定具に上記止め付け具を固定する前に、上記増し打ち工程で形成された増し打ち部分に上記伸縮継手を配置し、その後、上記止め付け具を上記止め付け部材固定具に固定して上記伸縮継手を上記止め付け部材によって固定することを特徴とするコンクリート製構造物用の伸縮継手設置方法。
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