JP2016146629A - 分配システムにおいてrf信号を受信する装置と同信号をrfエンティティに分配する装置 - Google Patents

分配システムにおいてrf信号を受信する装置と同信号をrfエンティティに分配する装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の対応する受信器が正しく接続されるRF分配システムを提供する。
【解決手段】RF分配システムは無線周波数(RF)信号を複数の受信器に分配する。ポートが、アンテナから受信器へのRF接続を与える一方、受信器間のデータ接続も与える。検知器が、どの受信器が分配システムに接続されているかを検出する結果、分配システムは、データを第1の検出された受信器から他の検出された受信器に、かつ、第1の検出された受信器に戻るように引き回すことができる。分配システムは、受信器構成が変わる場合、当該引き回しを動的に変更することができる。したがって、受信器は、無線分配システムのAポート及びBポートを介して、データを他の受信器に送信することができる。Aポートが第1のアンテナへのRF接続を与える一方、Bポートは第2のアンテナへのRF接続を与える。
【選択図】図15

Description

本発明は、通信システムにおけるRF接続を介したデータネットワーク構築に関する。
本願は、2012年9月21日出願の「通信システムにおけるRF接続を介したデータネットワーク構築」との名称の米国特許出願第13/623,950号の優先権を主張する。これは、全体が参照としてここに組み入れられる2009年11月25日出願の「無線システムのためのRF構成の自己発見」との名称の米国特許出願第12/626,105号の一部継続出願である。出願第12/626,105号は、全体が参照としてここに組み入れられる2009年10月7日出願の仮出願第61/249,438号の優先権を主張する。
無線マイクロホン受信器が同軸アンテナ分配システムに接続される場合が多い。複数の受信器は、典型的には分配増幅器に接続され、一連の同軸ケーブルを介してカスケード式に互いに接続することができる。当該受信器に割り当てられる周波数範囲は、イーサネット(登録商標)のようなネットワーク構築プロトコルによって制御することができる。分配増幅器及び関連付けられた受信器が異なるフィルタ帯域に設定されると、そのミスマッチは、悪化した又は動作不能のシステム性能を引き起こし得る。さらに、分配システムは、当該コンポーネントが正しく接続されていなければ適切に動作することができない。
特表2013−507831号公報
本概要は、以下の詳細な説明においてさらに記載される概念の一選択肢を簡単な形態で紹介するべく与えられる。本概要は、本開示の重要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意味するわけではない。
RF分配システム(例えば無線マイクロホン受信器、走査器、アンテナ分配システム、又は、ここに記載のコンポーネントのいくつか若しくはすべてを包含する任意のシステム)が、その構成を決定して当該決定された構成の一貫性を検証する。分配システムにおける第1のRFコンポーネントが第1のポートの信号を変調する。第2のRFコンポーネントが、変調された信号を第2のポートにおいて検出すると、プロセッサは、当該2つのRFコンポーネントが一緒に接続されたものとみなす。当該構成がプロセッサによって決定されると、当該RF分配システムはさらに、当該構成が一貫しているか否か(例えば、接続されたコンポーネントが同じ帯域で動作するか否か、及びすべてのコンポーネントが少なくとも一つの他のコンポーネントに接続されているか否か)を検証する。
本開示の他側面では、RF分配システムが、RF分配システムの第1のRFコンポーネントに生成信号を与えるように命令する。第2のRFコンポーネントからの指示が検出されると、RF分配システムは、第1のRFコンポーネントと第2のRFコンポーネントとが電気的に接続されたと決定する。この手順が残りのRFコンポーネントに対して繰り返される結果、RF分配システムのRF構成を決定することができる。第1のRFコンポーネントは当該生成信号を、DC電圧レベルを変更することにより又はトーンにより変調することができる。
本開示の他側面では、RF分配システムは各RFコンポーネントに対して個別に、各RFコンポーネントのデバイス識別子に基づいて生成信号を与えるように命令することができる。デバイス識別子は、イーサネット、USB及びZigbee(登録商標)を含むサポートされているプロトコルによってサポートされたアドレス指定を行うデバイスから取得される。
本開示の他側面では、決定されたRF構成を、動作一貫性を目的として検証することができる。例えば、検証が可能とするのは、接続されたRFコンポーネントに対する帯域の一貫性を検証することと、当該RF分配システム内の各RFコンポーネントが他のコンポーネントに接続されていることを検証することと、各RFコンポーネントが、当該RFコンポーネントがRF構成の端点ではない場合に、先行するRFコンポーネント及び後続するRFコンポーネントに接続されていることを検証することである。
本開示の他側面では、RF分配システムは、RFスペクトルを走査し、当該走査に基づいて当該RF分配システムとのRF適合性を与える一組の周波数を決定し、及び、当該一組の周波数に従ってRFコンポーネントを構成する。
本開示の他側面では、RF分配システムは、無線周波数(RF)信号を複数の受信器に分配する。ポートが、アンテナから複数の受信器へのRF接続を与える一方、当該受信器間のデータ接続を与える。検知器が、どの受信器が分配システムに接続されているのかを検出する結果、当該分配システムはデータを、第1の検出された受信器から他の検出された受信器へ、及び第1の検出された受信器へ戻るように引き回すことができる。分配システムは、受信器構成が変わると、引き回しを動的に変更することができる。
本開示の他側面では、受信器は、無線分配システムのAポート及びBポートを介して他の受信器へデータを送信することができる。Aポートが第1のアンテナへのRF接続を与える一方、Bポートが第2のアンテナへのBポートを与える。RF分配システムにより、ロック、ロック解除、RFスペクトル走査、及び環境設定のための異なる指令を、複数の受信器間でAポート及びBポートを介して送信し合うことができる。
同じ参照番号が同じ特徴を示す添付図面を考慮して以下の説明を参照することによって、本発明の典型的な実施形態及びその利点のさらに完全な理解を得ることができる。
本発明の一典型的実施形態に係る無線システムをサポートする装置を示す。 本発明の一典型的実施形態に係る受信器のブロック図を示す。 本発明の一典型的実施形態に係る無線システムのためのRF構成自己発見を行うためのフロー図を示す。 本発明の一典型的実施形態に係るRF分配システムのためのRF構成を示す。 本発明の一典型的実施形態に係る無線システムのためのRF構成を示す。 本発明の一典型的実施形態に係る無線受信器に接続された分配増幅器のブロック図を示す。 本発明の一典型的実施形態に係る分配増幅器ユニット及び受信器ユニットのバックパネルを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムを示す。 本実施形態の一側面に係る検知構成受信器に基づく、複数ポート間の引き回しのためのブロック図を示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムの典型的な引き回し構成を示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムのための引き回し構成の一つの典型的な再引き回しを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムのための検知された受信器構成へのネットワーク経路マッピングを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムを拡張する一例を示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムを拡張する一例を示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて受信器をロックするためのフローチャートを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおける走査工程のためのフローチャートを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて複数受信器間でデータを送信し合うためのフローチャートを示す。 本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて携帯デバイスへのバックリンクを使用してRFスペクトルを走査する一例を示す。 本実施形態の一側面に係る、受信器のいくつかがカスケード接続された無線通信システムのブロック図を示す。 本実施形態の一側面に係る、カスケード接続された構成を介して複数の受信器間でデータを引き回す一例を示す。 本実施形態の一側面に係るネットワーク構築機能のために出力電力コネクタにおいて直流(DC)レベルを変調する一例を示す。 本実施形態の一側面に係るアンテナ結合器を介して送信器システムをネットワーク構築する一例を示す。 本実施形態の一側面に係るRF通信システムを示す。 本実施形態の一側面に係るRF通信システムを示す。
様々な典型的実施形態の以下の説明において、本明細書の一部をなす添付図面であって、本発明を実施することができる様々な実施形態が例示によって示される添付図面が参照される。本発明の範囲から逸脱することなく他の実施形態を利用すること、並びに構造的及び機能的修正がなされ得ることを理解するべきである。
本開示の複数の側面は、無線周波数(RF)分配システム(例えば、無線マイクロホン受信器、走査器、アンテナ分配システム、又はここに記載のいくつか若しくはすべてのコンポーネントを包含するいずれかのシステム)の構成を決定し、かつ、決定された構成の一貫性を検証することに関する。分配システムにおける第1のRFコンポーネントが、第1のポートの信号を変調する。第2のRFコンポーネントが変調された信号を第2のポートにおいて検出すると、プロセッサは、当該2つのRFコンポーネントが一緒に接続されたものとみなす。構成がプロセッサによって決定されると、本工程はさらに、当該構成が一貫しているか否か(例えば、接続されたコンポーネントが同じ帯域で動作するか否か、及びすべてのコンポーネントが少なくとも他のコンポーネントに接続されているか否か)を検証する。
図1は、本発明の一典型的実施形態に係る無線システムをサポートする装置を示す。マイクロホン受信器105、107、109及び111は、同軸アンテナ分配システムにおいて、分配増幅器103を介してアンテナ102に接続される。受信器105、107、109及び111並びに分配増幅器103はそれぞれ、例えばイーサネットのようなネットワーク構築プロトコルを介して、すなわちイーサネット接続153、155、157、159及び151を介してプロセッサ101によって制御され得る。図1は別個のイーサネット接続を示すが、イーサネット接続は、デイジーチェーン構成によってサポートされる場合が多い。ここで、イーサネット接続は、複数デバイスをチェーン接続して各デバイスに固有アドレスを割り当てることによって取得することができる。
分配増幅器103並びに関連付けられた受信器105、107、109及び111が異なる周波数範囲又は帯域(「帯域」と称することができる)に設定されると、ミスマッチが悪化した又は動作不能のシステム性能を引き起こし得る。駆動線増幅器及び受電アンテナでの使用を目的として、電圧源が、受信器105、107、109及び111のアンテナポート(例えば受信器105の入力RFポート171)並びに分配増幅器103において提示され得る。プロセッサ101がイーサネット接続を介して特定の受信器に対して発行する所与のネットワークシステム指令による変調(例えばON/OFF又は多重電圧レベル)の対象として、DC電圧を使用することができる。複数の実施形態では、DC電圧は、動作電圧レベル(例えば12ボルト)と中間電圧レベル(例えば10.5ボルト又は13.5ボルト)との間で信号のDC成分を変えることによって変調される。変調されたDC電圧は、上流側受信器(例えば、受信器107がその入力RFポートにおいて信号を変調している場合の出力RFポート173)によって検出することができる。検出された受信器によって、イーサネットネットワークを経由して、これらのRFコンポーネント間のRFリンク(例えばRF接続160、161、162、163又は165)が決定された(発見された)ことをシステムプロセッサ101に知らせるメッセージを送信することができる。複数のRFコンポーネントが異なる帯域にチューニングされて一緒に接続されると、RF分配システム100は、表示デバイス115に指示を表示することができるシステムソフトウェアを介して、ミスマッチをユーザに知らせることができる。
他の実施形態は、信号を入力RFポート171において、異なる態様で変調することができる。例えば、信号は、一以上のトーン又はシリアル/デュプレックスデータストリームによって変調することができる。
いくつかの実施形態は、(例えばUARTによる)シンプレックス/デュプレックスデジタルデータストリーム、低速シンプレックスデータストリーム、又は単一パルス識別子(例えば、単一識別子ビットのみを備えた未フォーマットデータ)を利用して、ポート171の信号についての情報を送信することができる。
図1に示される実施形態では、受信器(例えば受信器105)が、その入力RFポート(例えばポート171)において信号を変調する結果、先行する(上流側)RFコンポーネント(受信器又は分配増幅器、例えば増幅器103)が、これらのコンポーネントがRFリンクを介して一緒に接続されるときに、当該変調された信号を検出する。しかしながら、他の実施形態では、RFコンポーネントがその出力RFポート(例えばポート173)において変調を行う結果、後続する(下流側)RFコンポーネント(例えば受信器107)が、その入力RFポートにおいて当該変調された信号を検出し得る。
RF分配システム100はまた、受信器103、105、107及び109を、同じ帯域内の動作周波数が割り当てられるように自動的に構成することができる。この構成手順は、走査器117により単数又は複数の帯域が走査され、かつ、最高のRF適合性を与える一組の周波数が決定された後に行うことができる。走査器117は、RFリンク162を介して分配増幅器103からのRFスペクトルにアクセスし、かつ、イーサネット接続158を介して当該スペクトルについての情報をプロセッサ101に与える。その後、一緒にカスケード接続された複数の受信器(例えば受信器105及び107)が、同じ帯域に構成されて当該帯域内の別々のチャネルにプログラムされる。システム設定は、ユーザにとって、当該システム構成を決定し、明確な周波数を走査し、当該周波数帯域内における互換性のある周波数を計算し、及び、複数の受信器を当該計算された周波数(チャネル)に構成する一つの動作のように見える。
RF分配システム100は、RFコンポーネントがシステム100に追加されるシステム初期化において又はシステム100の動作中に、RF構成を決定することができる。システム100は、ユーザからの入力に応答して、周期的に(例えば所定期間に一回)、又は自動的に(例えば、システムが初期化されたときに、又はRFコンポーネントがRF分配システム100に追加されたときに)構成され得る。
プロセッサ101は、RFコンポーネントがその入力RFポートにおいて信号を変調するように、イーサネットネットワークを経由して当該RFコンポーネントにメッセージを送信することによって当該RFコンポーネントに命令することができる。したがって、当該命令されたRFコンポーネントに接続されているRFコンポーネントは、イーサネットネットワークを経由して、当該変調された信号が検出されたことをプロセッサ101に知らせるメッセージをプロセッサ101に送信する必要がある。
プロセッサ101は、発見工程(ここに記載の工程のいずれか又はすべて)を行うべく、例えばメモリ113のようなコンピュータ可読媒体からのコンピュータ実行可能命令を実行することができる。いくつかの実施形態では、装置110はプロセッサ101及びメモリ113を含み得る。装置110は、一以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、結合プログラム可能論理回路(CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は他の集積回路を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータのような情報を記憶するための任意の方法又は技術で実装された揮発性及び不揮発性の、取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電子的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、又は、所望の情報の記憶が可能かつプロセッサ101によるアクセスが可能な任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。実行可能命令は、ここに記載の方法ステップのいずれか又はすべてを行うことができる。いくつかの実施形態では、装置110(例えばラップトップコンピュータ)が、図1に示される受信器、走査器及び分配増幅器の外部に存在し得る。他の実施形態では、装置110は、外部コンピュータが必ずしも必要とはされないように、各デバイス(例えば受信器105及び107並びに/又は分配増幅器103)に埋め込むことができる。
装置100又は装置100の複数部分は、ここに記載の実施形態の一以上のいずれかに関連して説明される動作を行うための命令を有する一以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、結合プログラム可能論理回路(CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他の集積回路として実装することができる。当該命令は、機械可読媒体に記憶されたソフトウェア及び/若しくはファームウェアの命令であり、並びに/又は、一以上の集積回路において及び/若しくは他の回路要素と組み合わされた一以上の集積回路において一連の論理ゲート及び/若しくは状態機械回路としてハードコード化され得る。
図2は、本発明の一典型的実施形態に係る受信器105のブロック図を示す。受信器105は、(メッセージ251に対応して)プロセッサ201による命令を、イーサネット接続153を介して受けると、入力RFポート171において当該信号を変調する。当該信号を変調するべく電源変調ハードウェア201が電源203の電圧レベルを変える。RFチョーク205が電源203を、RF回路206によって処理されるRF信号成分から隔離する。上流側受信器(図示せず)は、当該変調された信号を検出する必要がある。
受信器105はまた、下流側受信器(図示せず)からの変調された信号を検出する検出回路も含む。検出器209は、変調された信号を、出力RFポート173を介して検出するべく、当該変調された信号におけるDC電圧の遷移を検出し、その発生を、イーサネット接続153を介して(メッセージ253に対応して)プロセッサ201に報告する。RFチョーク207は、RFカスケード回路208がRF信号を下流側受信器に与えるときに、検出器209に対してRF隔離を与える。検出器209は、スロープ検出器又はアナログ・デジタル変換器(ADC)を含む異なる形態をとり得る。
図3は、本発明の一典型的実施形態に係るRF分配システム100のためのRF構成自己発見を行うフロー図300を示す。ブロック301において、工程300が、複数のRFエンティティ(例えば受信器、分配増幅器及び走査器)のすべての試験が完了したか否かを決定する。否の場合、次のRFエンティティがブロック303において決定される。いくつかの実施形態では、次のRFエンティティは、割り当てられた媒体アクセス制御(MAC)アドレスから決定される。次のRFエンティティは、異なる基準によって、MACをランダムに選択することによって、又はMACアドレスを所定順序で選択することによって、選択することができる。いくつかの実施形態では、MACアドレスのランダムな選択は、疑似ランダム工程によって近似することができる。
上述のように、MACアドレス指定の使用はデバイス識別子として役立つ。しかしながら、他の実施形態は、他の形態のデバイス固有識別子を使用することができる。例えば、いくつかの実施形態は、イーサネットとは異なるプロトコル(例えばUSB又はZigbee)もサポートすることができる。
ブロック305において、プロセッサ101は、選択されたRFエンティティに対してその入力RFポートにおいて信号を変調するように命令する。ブロック307、309及び311において、上流側RFエンティティは、当該命令を受けたRFエンティティが、アンテナ(例えばアンテナ102)に接続された分配増幅器(例えば図1に示す分配増幅器103)である場合を除き、当該変調された信号を検出かつ報告する必要がある。または、いずれのRFエンティティ(コンポーネント)も当該変調された信号を検出しない場合、構成エラー指示がプロセッサ101によって生成され得る。
工程300の結果は、RF分配システム100の線図を表示デバイス115(図1に示す)に表示することができるさらなる処理と併せて使用することができる。この線図は、当該RFエンティティ間のハードウェア接続を含み、さらには、RF構成にエラーが存在するか否か(例えば、異なる帯域の2つの受信器が接続されている場合、又は受信器が分配増幅器若しくは他の受信器に接続されていない場合)を指示することができる。この分析は、正しいシステム接続の確認を容易とすることにより、破損したRFケーブルを検出することができる。
図4は、本発明の一典型的実施形態に係る無線システムのためのRF構成400を示す。一典型的実施形態では、帯域H、J、K及びLはそれぞれ、470〜518MHz、518〜578MHz、578〜638MHz及び638〜698MHzに対応する。分配増幅器の出力は、当該4つの帯域の一つに、又は広帯域動作に、すなわち出力が470〜698MHzの全範囲にわたるように設定することができる。図6を参照すると、分配増幅器605のために示すフィルタ帯域A、B、C及びDは、図4に示すフィルタ帯域H、J、K及びLに対応する。分配増幅器401は、すべてのフィルタ帯域(470〜698MHz)を通過するべく構成される。分配増幅器402、414、415及び416(H−0、J−0、K−0及びL−0それぞれ)が、上述した470〜698MHzのサブ帯域に設定される。無線マイクロホン受信器(例えば受信器404〜413)、アンテナ分配増幅器(例えば増幅器401及び402)及び走査器(図5に示す走査器503)は、アンテナ入力ポートに存在する12〜15VDC信号成分を有する。DC電圧は典型的に、駆動線増幅器及び受電アンテナに使用される。いくつかの実施形態では、RFループスルー(カスケード)ポートは、利用可能なDC電圧源を有しない場合がある。アンテナポートにおけるDC電圧は、システム設定中にネットワーク指令によって(その動作電圧を変調するべく)トグルオフ及びトグルオンすることができる。複数の受信器がカスケード接続されていれば、受信器のアンテナポートからのDC電圧は、先行する受信器のループスルーポートに提示される。RFループスルーポートは、DCの存在及び変調を検知することができるので、RF接続チェーン構成の指示となり得る。
例えば、受信器(H−2)405の入力アンテナポート上のDCがトグルオフ及びトグルオンされると、変調された信号は、受信器(H−1)404のループスルーポートによって検知されてネットワークへと報告される。報告された指示はプロセッサ101に対し、受信器405及び404がRF接続461を共有しており同じフィルタ帯域内で動作する必要があることを知らせる。同様にして、ネットワークにおける受信器及び分配増幅器それぞれが、一つずつトグルされたポートを有する。DCレベルの変化が他のRFエンティティによって検知されない場合、トグルされたエンティティは、当該チェーンのアンテナ端(分配増幅器401に対応)に存在すると仮定される。ダイバーシティシステムにおいては、変化が一つのアンテナポートによってのみ検知された場合にRFケーブルの破損又は喪失が検出される。
メッセージは、コンピュータネットワークを経由して、RF接続の構成を指示する報告をし、破損したRFケーブルについての警告を発行することができる。一緒にチェーン接続された複数の受信器は、同じ周波数帯域に設定される必要がある。当該受信器のRF信号は、当該チェーンにおける第1の受信器により当該帯域に対してフィルタ済みとなっているからである。分配増幅器が帯域選択された場合、当該分配増幅器によるサービスを受ける各受信器は、当該選択された帯域内の周波数に設定される必要がある。分配増幅器(例えば図4に示す増幅器401)もまた、(図6の分配増幅器605に示す帯域A、B、C及びD内のすべての信号を同時に通過させる)広帯域動作に設定される必要がある。カスケード接続された分配増幅器(例えば増幅器402)はそれぞれ、別個に帯域選択されて、4つの受信器チェーンをサポートすることができる。ここで、各チェーンは同じ周波数帯域に関連付けられる。
アンテナ分配増幅器のループスルーもまた、広帯域走査器(図4には明示的に示さないが図5とともに述べる)をサポートするべく、広帯域動作に設定することができる。
いくつかの実施形態では、分配増幅器(例えば増幅器401及び402)は、RF分配システム100がサポート可能な受信器の数を増大させるべく、カスケード接続され得る。いくつかの実施形態では、第2の分配増幅器(例えば増幅器402)の利得は典型的に、1に設定されている。
図5は、本発明の一典型的実施形態に係る無線システムのためのRF構成500を示す。構成は走査器503を利用する。走査器503は、アンテナ504から入力されて分配増幅器501及びRF接続561を介する入力信号の周波数スペクトルを走査する。分配増幅器501は、フィルタ済み出力(例えば図6に示す出力651に対応する)及び未フィルタ出力(例えば出力659に対応する)の双方を与える。走査器503は、上述のように、接続561を介する未フィルタ出力を分析してその結果をプロセッサ101(図1に示す)に報告する。
分配増幅器501は、分配増幅器502に対してカスケード接続される。分配増幅器502は、(例えば接続563を介する受信器505への)フィルタ済み信号及び(例えば接続565を介する受信器506への)未フィルタ信号を与える。
図6は、本発明の一典型的実施形態に係る受信器ユニット607、609、611、613、615及び617に接続された分配増幅器605のブロック図を示す。分配増幅器605は、ダイバーシティ受信をサポートするべく、アンテナ601及び603を介して信号を受信してフィルタ済みRF出力を各受信器に与える。例えば、受信器ユニット607(受信器1及び2を含む)には、RF接続651及び653を介して2つのRF入力信号が与えられる。いくつかの実施形態では、受信器1及び2は、受信器ユニット607内で内部的にカスケード接続されて同じ周波数帯域に設定される。他の実施形態では、受信器1及び2は、同軸ケーブルを介して外部的にカスケード接続され得る。受信器ユニット609は、RF接続655及び657を介して受信器ユニット607にカスケード接続される。受信器ユニット611は、受信器ユニット609から、さらにカスケード接続される。
上述のように、分配増幅器605はまた、追加の受信器又は走査器をサポートするべく、接続659及び661を介する未フィルタRF信号も与える。
図7は、本発明の一典型的実施形態に係る分配増幅器ユニット605及び受信器ユニット607それぞれに対するバックパネル701及び703を示す。図7は一つの分配増幅器ユニット及び一つの受信器ユニットを示すのみであるが、複数の分配増幅器ユニット及び受信器を、当該ユニットを一以上のラックに積層可能なシステム100に構成することができる。例えば、いくつかの典型的な構成が、100を超えるチャネル、ひいては50を超える二重チャネル受信器ユニットをサポートすることができる。
RFダイバーシティを与えるべく、2つのアンテナを、バックパネル701のBNCコネクタ713及び714に接続することができる。フィルタ済みRF出力(ダイバーシティペアをサポートしてBNCコネクタ705及び709、706及び710、707及び711並びに708及び712に対応)及び未フィルタRF出力(BNCコネクタ715及び716に対応)の双方を、同軸ケーブルを介して受信器ユニットに接続することができる。
バックパネル703は、イーサネット接続が、コネクタ721及び722を介するデイジーチェーン接続によって確立される2つの受信器(チャネル)に対応する。ダイバーシティ入力RF信号が、BNCコネクタ717及び718を介して与えられ、かつ、BNCコネクタ719及び720を介して他の受信器ユニットにカスケード接続される。
典型的実施形態は以下のとおりである。
方法(例えばRF分配システム)は、以下の側面の一以上を、組み合わせで含む。
●第1のRFコンポーネント(例えば第1の無線受信器)に対して当該第1のRFコンポーネントの第1のポートにおいて信号を変調するように命令すること。
○RF入力ポートにおいて(例えばオン/オフの、又は動作電圧レベル及び中間電圧レベル間で)DC電圧を変えることによって信号を変調すること。
○トーン
○シリアルデータ(シンプレックス又はデュプレックス)により信号を変調すること。
●第2のRFコンポーネント(例えば第2の無線受信器)から、変調された信号が、第2のRFコンポーネントの第2のポートにおいて検出されたとの指示を受信すること。
○変調された信号を、第2のRFコンポーネントの、カスケード接続されたRF出力ポートにおいて検出すること。
●RF構成が決定されるように、残りのRFコンポーネントシステムに対して当該命令を繰り返すこと。
○MACアドレスに基づいて次のRFコンポーネントを決定すること。
●決定されたシステム構成を、動作一貫性を目的として検証すること。
○接続されたRFコンポーネントに対する帯域の一貫性を検証すること。
○一のコンポーネントが他のコンポーネントに接続されたことを検証すること。
装置(例えばRF分配システム)は、以下の側面の一以上を、組み合わせで含む。
●装置に対して以下のことをさせるべく構成されたプロセッサ(並びに随意的にメモリ及び通信インタフェイス)。
○第1のRFコンポーネント(例えば第1の無線受信器)に対して当該第1のRFコンポーネントの第1のポートにおいて信号を変調するように命令すること。
●RF入力ポートにおいて(例えばオン/オフの、又は動作電圧レベル及び中間電圧レベル間で)DC電圧を変えることによって信号を変調すること。
●トーン
●シリアルデータ(シンプレックス又はデュプレックス)により信号を変調すること。
○第2のRFコンポーネント(例えば第2の無線受信器)から、変調された信号が、第2のRFコンポーネントの第2のポートにおいて検出されたとの指示を受信すること。
●変調された信号を、第2のRFコンポーネントの、カスケード接続されたRF出力ポートにおいて検出すること。により信号を変調すること。により信号を変調すること。
○RF構成が決定されるように、残りのRFコンポーネントシステムに対して当該命令を繰り返すこと。
●MACアドレスに基づいて次のRFコンポーネントを決定すること。
○決定されたシステム構成を、動作一貫性を目的として検証すること。
●接続されたRFコンポーネントに対する帯域の一貫性を検証すること。
●一のコンポーネントが他のコンポーネントに接続されたことを検証すること。
コンピュータ可読媒体は、装置(例えばRF分配システム)に、以下の側面の一以上を、組み合わせで行わせるコンピュータ可読命令を包含する。
●第1のRFコンポーネント(例えば第1の無線受信器)に対して当該第1のRFコンポーネントの第1のポートにおいて信号を変調するように命令すること。
○RF入力ポートにおいて(例えばオン/オフの、又は動作電圧レベル及び中間電圧レベル間で)DC電圧を変えることによって信号を変調すること。
○トーン
○シリアルデータ(シンプレックス又はデュプレックス)により信号を変調すること。
●第2のRFコンポーネント(例えば第2の無線受信器)から、変調された信号が、第2のRFコンポーネントの第2のポートにおいて検出されたとの指示を受信すること。
○変調された信号を、第2のRFコンポーネントの、カスケード接続されたRF出力ポートにおいて検出すること。
●RF構成が決定されるように、残りのRFコンポーネントシステムに対して当該命令を繰り返すこと。
○MACアドレスに基づいて次のRFコンポーネントを決定すること。
●決定されたシステム構成を、動作一貫性を目的として検証すること。
○接続されたRFコンポーネントに対する帯域の一貫性を検証すること。
○一のコンポーネントが他のコンポーネントに接続されたことを検証すること。
いくつかの実施形態では、データは、通信システムの複数のエンティティ間で、例えば無線周波数(RF)信号の分配又は直流(DC)電力の供給のような他の目的のためにも使用される経路を経由して転送することができる。したがって、例えば図1に示すイーサネット接続153のような別個のデータ接続を迂回することができる。図8〜23は、このアプローチを例示するいくつかの実施形態を示す。
図16〜18について説明されるように、通信システムの複数のエンティティは、当該通信システムを構成するべく、当該経路を経由して(例えばメッセージを包含する)データを他のエンティティに送信することができる。例えば、RF分配システムにおける受信器は、RFスペクトルを走査してその結果を他の受信器に送信することができる。その結果、当該受信器はそれぞれ、その動作周波数を、最高のRF適合性のための一組の周波数から構成することができる。
図8は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムを示す。通信システムは、エンターテインメント会場のための複数の無線マイクロホンをサポートし得る分配システム801及び受信器802〜805を含む。加えて、本開示のいくつかの実施形態は、無線携帯デバイスと相互作用する基地局を含む無線電話用通信システムをサポートすることができる。
従来型システムにとって、無線マイクロホンに対する設定工程は、手作業の手順又は従来型ネットワーク構築プロトコル(すなわちイーサネット等)のいずれかを必要とするのが典型的である。本開示の一側面によれば、ネットワーク構築機能を与えるべく、RF接続が分配システム801において利用される。一実施形態の特徴集合は、RFスペクトル走査を行った後の最適な構成の自動的展開を含む。複数の制御のロックのような他の構成設定も展開することができる。さらに、本開示の一側面によれば、分配システム801によって必要とされる以上の追加の接続が不要となる。
受信器802〜805のそれぞれは、アンテナ820及び821経由でアンテナ分割器822及び823それぞれを介して受信されたRF信号に対し、所望の周波数で動作するべく構成される。分配システム801は、アンテナ820及び821(ダイバーシティブランチに対応する各アンテナ)を使用して、単一のアンテナよりもロバストな受信を与えるのが典型的なダイバーシティ受信を与える。
受信器802〜805のそれぞれは、Aポート806、808、810及び812それぞれを経由してアンテナ820から、並びにBポート807、809、811及び813それぞれを経由してアンテナ821からRF信号を受信する。
本開示の一側面によれば、RF信号の分配に加え、データは、論理モジュール815によって制御されるネットワークアレイ814を介したAポート806、808、810及び812並びにBポート807、809、811及び813を経由して、受信器802〜805及び分配システム801間で転送することができる。データは、検知器816〜819それぞれからの検出指示851〜854に基づいて、分配システム801に接続された構成済み受信器を検出することによってネットワークアレイ814を介して引き回すことができる。論理モジュール815はその後、検出指示851〜854を処理して、受信器802〜805間でのデータ引き回しを制御するべく引き回し制御信号855を取得することができる。引き回し制御の一例を図12に示す。これは、後にさらに詳述されるように、検知された受信器1201をネットワーク経路1202にマッピングする。
本開示の一実施形態では、ネットワークアレイ814及び論理モジュール815は、マイクロコントローラユニット(MCU)並びに/又はマルチプレクサ及びトランジスタのアレイのような離散型論理デバイスのようなプロセッサを含み得る。論理モジュール815は、制御信号855をネットワークアレイ814に送信する。
本開示の一側面では、データは、システム構成に基づいて同軸アンテナポート(ポート806〜813に対応)を介して引き回される。処理は分配システム801において行われ、処理されたデータはその後、受信器802〜805に送信され得る。さらに、処理は、受信器802〜805の一つにおいて行われた後に、分配システム801を介して他の受信器802〜805すべてに引き回され得る。
本開示の一側面によれば、データ信号は、上述のアプローチによるデータ変調(例えばDC成分又はトーンを変調すること)によって、ポート806〜813を介したRF信号に付随される。
本開示の一側面によれば、データは、各Aポートから適切なBポートへ引き回されるが、当該引き回しは、受信器構成が変わる場合にユーザの介入なしで接続構成を補償するべく、動的に調整することができる。
図8に示す実施形態が4つの、分配システム801に接続された受信器802〜805を示すが、複数の実施形態は、4以外の異なる数の受信器をサポートすることができる。加えて、さらに詳述するように、サポートされる受信器の数は、複数の分配システムを一緒に接続することによって拡張することができる。
さらに、図8に示す実施形態は、分配システム801に接続された構成済み受信器802〜805を示すが、本開示の複数の実施形態は、他のタイプのエンティティをサポートすることができる。例えば、通信システムは、複数送信器からの複数RFポートを介した複数RF信号を組み合わせることができるので、これらのRFポートを、接続された複数送信器間のデータ接続を目的として使用することができる。
図9は、本実施形態の一側面に係る検知構成受信器に基づく、複数ポート間の引き回しのためのブロック図を示す。受信器802〜805(図8に示す)間のデータ送信は、構成検出モジュール913からの制御信号952に基づいて、引き回しモジュール914を介してAポート901〜904から、対応するBポート905〜908へ送信される。
本開示のいくつかの実施形態では、受信器が、対応するAポートに接続されているか否かを、検知モジュール909〜912が、RF信号に重畳されたデータ信号が存在するか否かを決定することによって決定する。例えば、受信器がデータスタンバイ状態にある場合、そのAポートには論理高レベルが存在する。この信号は、検知モジュール909〜912によって検出される。検知モジュール909〜912は、制御信号952を生成するべく、指示信号951を構成検出モジュール913に与える。引き回しモジュール914は、Aポート901〜904から対応するBポート905〜908(図12に例示)までの経路を、制御信号952に従って構成する。
図10は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムの典型的な引き回し構成1000を示す。受信器1010、1011、1012及び1013が、RFケーブル1051、1053、1054、1056、1057、1059、1060及び1062(典型的にはBNC、SMA等)によって分配システム1001に、Aポート1002〜1005及びBポート1006〜1009を経由して接続される。経路1052、1055、1058及び1061は、分配システム1001内において、ネットワーク(例えば図8に示すネットワークアレイ814又は図9に示す引き回しモジュール914)を介するように確立され得る。
受信器1010からの、他の受信器1011〜1013とのデータ送信は、1051→1052→1053→1054→1055→1056→1057→1058→1059→1060→1061→1062を介するように確立される。この経路は、図12の、検出された受信器の指示が「1111」に等しい項目に示すRX1→RX2→RX3→RX4→RX1に対応する。この例では、受信器1010は、主デバイスとして機能することができる。主デバイスにおいては、指令データ(例えば図16〜17に関して述べるロック、ロック解除及び走査)が生成されて他の受信器1011〜1013に渡される。システムにおける任意のデバイスではなく単一のデバイスのみによってネットワーク通信が開始されるように、主デバイスを指定することができる。このアプローチは、ユーザインタフェイスの観点から望ましく、設計上のコスト又は複雑性を最小化することができる。しかしながら、本開示のいくつかの実施形態は、システムにおける任意の受信器デバイスを主デバイスとして機能させることもできる。
図11は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムの引き回し構成1100の一つの典型的な再引き回しを示す。受信器1010、1012及び1013(すなわち受信器1011が構成されていない)が、RFケーブル1151、1153、1154、1156、1157及び1159によって分配システム1001に、Aポート1002、1004及び1005並びにBポート1006、1008及び1009を経由して接続される。経路1152、1155及び1158は、分配システム1001内において、ネットワーク(例えば図8に示すネットワークアレイ814又は図9に示す引き回しモジュール914)を介するように確立され得る。
受信器1010からの、他の受信器1012〜1013とのデータ送信は、経路1151→1152→1153→1154→1155→1156→1157→1158→1159を介するように確立される。この経路は、図12の、検出された受信器の指示が「1011」に等しい項目に示すRX1→RX3→RX4→RX1に対応する。図12は、分配システム1001に対して受信器1010〜1013を構成するすべての可能性を含む。
本開示の一側面によれば、受信器構成は、静的であり(この場合、受信器構成は初期設定後変わらない)、又は動的である(この場合、受信器構成は初期設定後に変わる)。動的構成により、論理モジュール815(図8に示す)は連続的に検知器816〜819をモニタし、それに対応して制御信号855を修正する。
図13は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムを拡張する一例を示す。単数の分配システムと互換性のある受信器の数を超えてシステムを拡張するべく、複数の分配システムを一緒にデイジーチェーン接続することができる。デイジーチェーン接続は、固有の設計を使用して達成することができる。この場合、一組のケーブルが各システム間で交換される。図13を参照すると、分配システム1301を追加してRFケーブル1351を受信器1013から分配システム1301に及びRFケーブル1352を受信器1307から分配システム1001に接続することによって、追加の受信器1307〜1310が受け入れられる。
図14は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムを拡張する一例を示す。別個のデイジーチェーンリンク1451によって、分配システム1401が分配システム1001に接続される。リンク1451によって双方向データ接続が得られるので、分配システム1001の適切なAポートが分配システム1401の適切なBポートに、及び分配システム1402の適切なAポートが分配システム1001の適切なBポートに拡張される。リンク1451からの及びリンク1451への引き回しは、上述したものと同様にして、複数受信器の構成に基づいて動的に割り当てられる。
図15は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムを示す。受信器1502及び1503は、図8に関するものと同様にして、Aポート及びBポートを介して分配システム1501に接続される。例えば、受信器1502は、Aポート1504及びBポート1505を介して分配システム1501に接続される。アンテナ1511(受信器1502に対する第1のダイバーシティブランチに対応)からAポート1504へのRF接続は、アンテナ分割器1513及び経路1551によってサポートされる。同様に、アンテナ1512(受信器1502に対する第2のダイバーシティブランチに対応)からBポート1505へのRF接続は、アンテナ分割器1514及び経路1552によってサポートされる。
分配システム1501において、Aポート1504からプロセッサ1516へのデータ接続は、(RF接続をブロックする)RFチョーク1506及び経路1553によってサポートされ、かつ、Bポート1505へのデータ接続は、RFチョーク1507及び経路1554によってサポートされる。受信器1502におけるAポートへのデータ接続はプロセッサ1508から経路1555及び1556を介して、及びBポートへのデータ接続はプロセッサ1508へ経路1557及び1558を介して与えられる。
本開示の一側面では、プロトコルモジュール(例えばモジュール1509)は、受信器1502及び1503並びに/又は分配システム1501に追加可能な代替的ネットワーク構築プロトコル(イーサネット、WiFi(登録商標)、Zigbee、Bluetooth(登録商標)等)をサポートすることができる。この追加の機能は、ここに記載のAポート及びBポートを介して与えられるデータ接続と連動して無視し又は作動させることができる。
受信器1502及び1503はまた、最高のRF適合性を与える一組の周波数を決定するべくRFスペクトルを走査する走査器(例えば走査器1510)を含み得る。この操作性能は、図17に関してさらに述べる走査工程をサポートするべく使用することができる。
プロセッサ1508、1516、及び1518はそれぞれ、ここに記載の工程のいずれか又はすべてを行うべく、例えばメモリ1515、1517及び1519のようなコンピュータ可読媒体からのコンピュータ実行可能命令を実行することができる。受信器1502及び1503並びに分配システム1501は、一以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、結合プログラム可能論理回路(CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は他の集積回路を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール又は他のデータのような情報を記憶するための任意の方法又は技術で実装された揮発性及び不揮発性の取り外し可能及び取り外し不可能な媒体を含み得る。コンピュータ記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、電子的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリEEPROM)、フラッシュメモリ若しくは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)若しくは他の光ディスクストレージ、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスクストレージ若しくは他の磁気記憶デバイス、又は、所望の情報の記憶が可能かつプロセッサ1508、1516及び1518によるアクセスが可能な任意の他の媒体を含むが、これらに限定されない。実行可能命令は、ここに記載の方法ステップのいずれか又はすべてを行うことができる。
受信器1502及び1503並びに分配システム1501又はこれらの部分は、ここに記載の実施形態の一以上のいずれかに関連して説明される動作を行うための命令を有する一以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、結合プログラム可能論理回路(CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他の集積回路として実装することができる。当該命令は、機械可読媒体に記憶されたソフトウェア及び/若しくはファームウェアの命令であり、並びに/又は、一以上の集積回路において及び/若しくは他の回路要素と組み合わされた一以上の集積回路において一連の論理ゲート及び/若しくは状態機械回路としてハードコード化され得る。
図16〜18は、構成済み受信器の一以上が、(制御/指令メッセージとしてフォーマットされ得る)データを他の複数受信器に送信することができる工程を示す。本開示の一側面によれば、複数受信器の一つが主受信器として指定される。かかる場合、主受信器のみが、ロック/ロック解除メッセージのような指令メッセージを生成することができるか又はRFスペクトルを走査して複数受信器のチャネル設定を構成することができる。
本開示の一側面によれば、引き回されたデータは指令メッセージへとフォーマットされ得る。指令メッセージは、指令タイプ、発信元デバイス識別子、宛名デバイス識別子及び指令情報を含み得る。いくつかの実施形態では、発信元デバイス識別子及び/又は宛名デバイス識別子は含まれないこともある。かかる場合、メッセージを受信するすべての受信器が当該指令を実行する必要がある。
図16は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて受信器をロック/ロック解除するためのフローチャート1600を示す。設定(例えば受信器1502及び1503の周波数、利得レベル及びスケルチしきい値)は、当該受信器の一以上におけるユーザ入力に従ってロック又はロック解除することができる。例えば、ユーザは、構成済み受信器(例えば図8に示す受信器802)においてロック又はロック解除を選択することができる。受信器は、接続された分配システムのAポート及びBポートを介してロック又はロック解除メッセージを他の複数受信器に送信し、当該設定のロック又はロック解除について当該他の複数受信器に知らせることができる。アクセサリ(例えば遠隔アンテナ)及び/又は補足的なユーザインタフェイス要素(例えばフロントパネルディスプレイ、ネットワーク接続されたデバイスのソフトウェアプログラム)を利用及び/又は制御することができる。
フローチャート1600を参照すると、ブロック801においてユーザは、ロック/ロック解除指示を与えることによって、例えば図8に示す受信器802のような受信器をロックし又はロック解除する。例えば、ユーザは、受信器のパネル上の、ロック状態及びロック解除状態間でトグルするロック/ロック解除押しボタンを押すことができる。ブロック1602においてロック/ロック解除状態が変わると、受信器は、対応するメッセージを生成する。当該メッセージは、ブロック1603において、上述の態様でAポート及びBポートを介して他の複数受信器へと送信される。当該他の複数受信器は、当該メッセージに従ってロック/ロック解除状態を変えることができる。
図17は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおける走査工程のためのフローチャート1700を示す。ブロック1701において、ユーザは、システム内の任意の受信器に対し、例えば当該受信器のパネル上の走査押しボタンを押すことによって、グループ走査を開始する。したがって、ブロック1702において、当該受信器は(例えば図15に示す走査器1510により)RFスペクトルを走査し、最も開放されたグループ周波数を決定し、その後、最高の利用可能性に基づいて周波数チャネルを分類する。走査は、ブロック1703においてユーザが走査押しボタンを再び押すと、ブロック1706においてキャンセルすることができる。
走査がキャンセルされない場合、開始受信器は、ブロック1704において当該走査を完了し、得られた構成データをブロック1705において他の複数受信器に引き渡す。その結果、当該複数受信器は、同じグループに設定され、降順RF利用可能性に基づいてチャネル割り当てを順次展開する。このようにしてシステムは、最善の動作チャネルに対して最適に構成される。最適化はRFスペクトル利用可能性に基づき得るので、所与のチャネルでの検出されたRFノイズ又は干渉が高ければ高いほど、当該チャネルに対する展開優先順位が低くなる。
複数受信器は、多重帯域又は多重プロダクトネットワークを認識し、それに従って動作することができる。例えば、グループ/チャネル展開は、非マッチング帯域/プロダクトに対してスキップすることができるが、ロック/ロック解除指令は、多重帯域/プロダクト全体に適応させることができる。
図18は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて複数受信器間でデータを送信し合うためのフローチャート1800を示す。受信器は、ブロック1801においてデータを受信し、当該データが、当該受信器の識別子にマッチングする識別子を包含するか否かをブロック1802において決定する。包含するのであれば、データが処理されて当該データの他の複数受信器への引き渡しがブロック1803において終了する。
しかしながら、識別子がマッチングせず、かつ、ブロック1804において指令がロック/ロック解除すべきものであれば、受信器は、ブロック1809及び1810において当該指令を実行して当該指令を他の複数受信器に引き渡す。または、ブロック1805において走査構成情報が受信器の帯域識別子にマッチングする場合、受信器は、その周波数設定をブロック1806において当該走査データに従って構成し、ブロック1807において当該データを他の複数受信器に引き渡す。受信器の帯域識別子がマッチングしなければ、指令データはブロック1808において、後続の複数受信器に引き渡される。
図19は、本実施形態の一側面に係る無線通信システムにおいて、受信器1901から携帯デバイス1902へのバックリンク1951を使用してRFスペクトルを走査する一例を示す。バックリンク1951は、他の機能に悪影響を与えることがない逆無線チャネルを含み得る。バックリンク1951によって無線システムは、すべての受信器のみならず、すべての送信器、例えば送信器1902に対しても、RFスペクトルを走査し、かつ、グループ/チャネル構成を展開することができる。加えて、展開はまた、動作中に動的かつ自動的に行い得る。
図20は、本実施形態の一側面によって係る、受信器のいくつかがカスケード接続された無線通信システムのブロック図を示す。受信器2002及び2003が、上述されたものと同様に、分配システム2001と相互作用をする。しかしながら、追加の受信器2004〜2005が受信器2002とともにカスケード接続される。カスケード接続は、信号をAポート2006及びBポート2008において修正して当該修正された信号を、修正されたAポート2007及び修正されたBポート2009それぞれにおいて通過させることによって行われる。
図21は、本実施形態の一側面に係る、カスケード接続された構成を介して受信器2003〜2005によりデータを引き回す一例を示す。受信器2004は、Aポート2101を介してRF信号をアンテナ2110から及びデータを他の受信器から受信する。信号2151は、修正されたAポート2103にカスケード接続され、かつ、当該修正されたAポート2103において経路2152及び2153を介してプロセッサ2105が生成したデータと結合される。ここで、RFチョーク2106及び2107は、RF信号からの隔離を与える。したがって、カスケード接続された信号は、Aポート2108において、処理すべき受信器2005に対して利用可能となる。したがって、Aポート及び修正されたAポートは、アンテナ2110からのRF接続を与える一方、受信器2003、2004及び2005間の双方向データ接続も与える。同様にして、Bポート及び修正されたBポートは、アンテナ2111からの接続を与える一方、受信器2005、2004及び2003間の双方向データ接続も与える。
図22は、本実施形態の一側面に係る分配システム2201及びRFエンティティ2202(例えば受信器又は送信器)間のネットワーク構築機能のために出力電力コネクタ2203及び2204においてDCレベルを変調する一例を示す。出力電力コネクタにおけるDCレベルの変調は、上述したAポート及びBポートを介してのRFポートの場合と同様に、ネットワーク構築機能を目的として使用することができる。
本開示の一側面では、プロセッサ2205は変調器2206にデータを送信する。変調器2206は、当該データに従ってDC電力信号を変調する。例えば、公称13.5ボルトの信号が、データビットが「1」に等しい場合に15ボルトまで増大され、データビットが「0」に等しい場合に12ボルトまで低減される。電力ポート2204における対応する信号が復調器2207によって復調され、当該受信されたデータは、経路2201を経由してプロセッサ2208に送信される。DC信号は、電力をRFエンティティ2202に供給するべく電力セクション2252に提示される。逆方向の(すなわち受信器2202から分配システム2201への)データも、同様にして与えられる。
図23は、本実施形態の一側面に係るアンテナ結合器2301を介して送信器2302〜2303のシステムをネットワーク構築する一例を示す。アンテナ結合器2301は、図8に示すように分配システムを介して受信器のシステムをネットワーク構築するのではなく、送信器2302〜2303が携帯受信器2304〜2305にRF信号を送信する無線パーソナルステージモニタ(PSM)システムをサポートする。
受信器2304は、RFスペクトルを走査して走査結果を赤外(IR)チャネル2351を経由してアンテナ結合器2301に送信することができる。その結果、送信器2302〜2303はそれに従って、上述と同様にRFポートを使用して構成することができる。しかしながら、このようなシステムにおいて、データは、図10に示すループ態様で引き回されることがない。その代わりにデータは、接続された複数デバイス間で直接送受信される。引き回しは、個別に標的として接続された複数送信器のみがデータを受信し、又は、接続された複数送信器すべてが同時にデータを受信し、かつ、当該データを、接続されたポートの割り当てに従って処理するように行われる。接続された送信器2302〜2303の構成がひとたび完了すると、携帯受信器2304〜2305への固有のRF通信経路を、展開を目的として使用することができる。いくつかの実施形態では、送信器2302〜2303はそれぞれ、携帯受信器2304〜2305とペアリングされるが、これは、当該送信器からそのペアとなる受信器へと固有のIDを関連付けることによって行われる。例えば振幅シフトキーイング(ASK)のようなデータ変調技術を、送信器2302〜2303において放射されるパイロットトーン又はトーンキーのような補助信号に対して適用することができる。携帯受信器2304〜2305は、RF信号を受信かつ復調し、その後、補助データを復調することもできる。このデータは、送信器と受信器とのペアリングを可能とする識別子と同様に、周波数及びロック指令のような展開設定も包含し得る。このアプローチを使用すれば、多重無線パーソナルステージモニタ(PSM)システムの集合全体を、非常に迅速かつ容易に最適設定することができる。
本実施形態の一側面では、RF装置における異なるRFエンティティ間のデータ通信は、RFポートを経由したRF接続によってサポートされる。RFエンティティは、RF受信器、インラインRF信号増幅器、積分アンテナ増幅器、RF分配増幅器、及び/又はアンテナアレイ制御器を含み得る。例えば、データ通信は、インラインRF信号増幅器の利得、積分アンテナ増幅器の利得、RF分配増幅器のフィルタリング、利得及び構成パラメータ、並びに/又は指向性アンテナアレイのカバレッジパターンについてのデータを伝えることができる。
図24は、受信器又は分配システム2403が、アクティブ増幅器2402及び2405それぞれを介して、アンテナ2401及び2404からRF信号を取得するRF通信システム2400を示す。受信器又は分配システム2403のRFアンテナ入力/データ出力ポート2452は、RFチェーンに沿って接続された他の複数RFデバイス(エンティティ)の挙動及び性能を遠隔制御するべく使用することができる。受信器又は分配システム2403は、受信した信号に適用される信号利得の大きさを制御するべく、ポート2451を経由してアクティブ増幅器2402にデータ(例えばメッセージ)を送信することができる。メッセージはまた、アクティブ増幅器2402が特定の大きさの減衰を挿入するためのデータも包含し得る。アクティブ増幅器2402はまた、現行状態及び/又は設定についての情報を与えるデータ(メッセージ)を受信器又は分配システム2403に戻すように送信することができる。いくつかの実施形態では、受信器又は分配システム2403からアクティブ増幅器2402に送信されるデータのいくつか又はすべてはさらに、ポート2455、2457、2458及び2459を経由して、例えばインライン増幅器2406及び/又はアクティブアンテナ2401のような他のRFエンティティに渡される。その結果、他の複数デバイスが、受信器又は分配システム2403への通信リンクを確立することができる。例えば、アンテナ2401に物理的に近くする必要なしに、RF通信システム2400に追加された追加のケーブル損失を克服するべく、インライン増幅器2406を長いケーブルランに挿入して利得が低利得から高利得まで変化するように制御することができる。
RF接続を経由して受信器又は分配システム2403から渡されるデータは、アクティブアンテナ2401の利得若しくは減衰設定及び/又はカバレッジパターンの指向性を遠隔制御するべく使用することができる。加えて、アクティブアンテナ2401は、その現行動作、構成又は他のシステム性能関連情報のパラメータを備えた状態データを、受信器又は分配システム2403に戻すように送信することができる。
当該いくつかの実施形態では、アクティブアンテナ2401に送信されるデータの大きさを、アクティブアンテナ2401自体に包含される回路による処理に必要な情報のみを含ませることによって、低減することができる。例えば、アクティブアンテナ2401は、受信器又は分配システム2403によって遠隔制御される可変利得設定をサポートすることができる。その結果、利得が低減され、厳しいRF環境において高度なシステム適合性が達成される。このアプローチにより、全数の送信器を再展開する必要なしに、多くのチャネルを所与のRFスペクトル内に受け入れ可能とすることができる。さらに、アクティブアンテナ2401は、受信器又は分配システム2403からのデータに応答してカバレッジパターン(ビーム形状)を調整することができる。その結果、干渉を回避し又は所望の信号のRF受信を改善することができる。
いくつかの実施形態では、受信器又は分配システム2403は、ロバストな受信を得るべく、ポート2453、2454及び2456を介して追加のアンテナ、例えばアンテナ2404に接続することができる。対応するデータは、上述と同様に、RFエンティティ2403〜2405間で送信することができる。
図25を参照すると、RF接続を介して渡されたデータメッセージはまた、他のRFエンティティ、例えばポート2551及び2552を介した受信器2501からの、分配増幅器2502のアンテナ分配増幅器パラメータを遠隔制御するべく使用することもできる。例えば、パラメータは、通信システム2500内に包含される切り替え可能な帯域を特定することができる。データはまた、入力/出力電力又はその制御に関する情報を包含することもできる。過負荷レベルに関するメッセージはまた、分配増幅器2502から受信器2501に送信することもできる。受信器2501から分配増幅器2502への(又はその逆の)通信により、一緒に接続された一定数のRFエンティティによって制御されるインテリジェントかつアダプティブなシステムを許容することができる。このアプローチにより、システム2500は、追加のケーブルなしに作られたデータネットワークを経由する、単純な通信メッセージから複雑な通信メッセージまでの広範囲な通信メッセージを使用することができる。メッセージはまた、分配増幅器2502から、上述と同様にRFチェーンに沿って接続された複数RFエンティティに送信することもできる。例えば、分配増幅器2502は、インライン増幅器、アクティブアンテナ又は他のインラインデバイスを制御することができる。
いくつかの典型的実施形態が、図24及び25に示すアクティブアンテナ及び/又は増幅器を組み入れることができる一方、いくつかの実施形態は、他のタイプのRFエンティティを組み入れることができる。
いくつかの実施形態が特定例に関して記載されている一方、他の実施形態は、多数の変形例、上記システム及び技術の並べ替えを含む。

Claims (40)

  1. 無線周波数(RF)信号を複数の受信器に分配する装置であって、
    複数のポートであって、各ポートは、対応する受信器に固有に関連付けられ、かつ、前記対応する受信器が接続されると前記対応する受信器に対し、第1のアンテナ及び第2のアンテナを含む複数のアンテナの一つへの無線周波数(RF)接続を与える複数のポートと、
    どの受信器が前記装置に接続されているかを、前記複数のポートにおいて取得された信号から検出する複数の検知器と、
    前記検出された受信器のためのネットワーク経路を決定して論理信号を生成する論理モジュールと、
    前記論理信号に基づいて、第1の検出された受信器からのデータを、他のすべての検出された受信器を介するように、かつ、前記複数のポートの対応するポートを経由して前記第1の検出された受信器へと戻すように引き回すルータと
    を含む装置。
  2. 前記複数のポートは複数のAポート及び複数のBポートを含み、
    各Aポートは前記第1のアンテナに接続され、
    各Bポートは前記第2のアンテナに接続され、
    前記複数の検知器は、前記検出された受信器を、対応するAポートからの取得信号から決定する請求項1の装置。
  3. 前記ルータは、先行する検出された受信器の第1のAポートからのデータを、次の検出された受信器の次のBポートに引き回す請求項2の装置。
  4. 前記第1のアンテナは第1のダイバーシティブランチを含み、
    第2のアンテナは第2のダイバーシティブランチを含む請求項2の装置。
  5. 選択されたプロトコルに従って前記データをメッセージに変換し、かつ、前記メッセージを別個の通信チャネルを経由して送信するプロセッサをさらに含む請求項1の装置。
  6. 前記プロセッサは、前記対応するポートを経由してのデータの引き回しを無視する請求項5の装置。
  7. 前記データは受信器メッセージを含み、
    前記ルータは、前記メッセージを前記検出された受信器の一つから前記複数のポートを経由して受信し、
    前記複数のポートは前記検出された受信器とのRF接続を与え、
    前記受信器メッセージは、前記複数のポートを経由して次の検出された受信器に引き回される請求項1の装置。
  8. 前記複数の受信器の一つは、無線周波数(RF)信号を分配する他の装置に接続される請求項1の装置。
  9. 無線周波数(RF)信号を分配する他の装置とのデータ接続を与えるデータインタフェイスをさらに含み、
    前記データは前記他の装置に与えられる請求項1の装置。
  10. 方法であって、
    分配システムによって、複数の受信器への無線周波数(RF)接続を、第1のアンテナ及び第2のアンテナへの複数のポートを介して与えることと、
    前記複数の受信器のどれが前記分配システムに接続されているかを検知して、検出された受信器を決定することと、
    前記検出された受信器への前記分配システムを介するネットワーク経路を決定することと、
    第1の検出された受信器からのデータを、他のすべての検出された受信器へ向かうように、かつ、前記複数のポートを経由して前記第1の検出された受信器へと戻すように引き回すことと
    を含む方法。
  11. 前記複数のポートは複数のAポート及び複数のBポートを含み、
    各Aポートは前記第1のアンテナに接続され、
    各Bポートは前記第2のアンテナに接続され、
    方法は、
    前記検出された受信器を、対応するAポートに対する取得信号から決定することをさらに含む請求項10の方法。
  12. 先行する検出された受信器の第1のAポートからのデータを、次の検出された受信器の次のBポートに引き回すことをさらに含む請求項11の方法。
  13. コンピュータ実行可能命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記命令は、実行されるとプロセッサに、
    複数の受信器への無線周波数(RF)接続を、第1のアンテナ及び第2のアンテナへの複数のポートを介して与えることと、
    前記複数の受信器のどれが分配システムに接続されているかを検知して、検出された受信器を決定することと、
    前記検出された受信器への前記分配システムを介するネットワーク経路を決定することと、
    第1の検出された受信器からのデータを、他のすべての検出された受信器へ向かうように、かつ、前記複数のポートを経由して前記第1の検出された受信器へと戻すように引き回すことと
    を行わせる非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  14. 前記複数のポートは複数のAポート及び複数のBポートを含み、
    各Aポートは前記第1のアンテナに接続され、
    各Bポートは前記第2のアンテナに接続され、
    前記プロセッサは、前記検出された受信器を、対応するAポートに対する取得信号から決定する請求項13の非一時的コンピュータ可読媒体。
  15. 前記プロセッサは、先行する検出された受信器の第1のAポートからのデータを、次の検出された受信器の次のBポートに引き回す請求項14の非一時的コンピュータ可読媒体。
  16. 分配システムにおいて無線周波数(RF)信号を受信する受信器であって、
    前記分配システムを経由して第1のアンテナへの無線周波数(RF)接続を与えるAポートと、
    前記分配システムを経由して第2のアンテナへのRF接続を与えるBポートと、
    前記分配システムからの受信データを、前記Aポートを経由して受信することと、
    前記受信データを処理して処理データを得ることと、
    前記処理データを前記分配システムに前記Bポートを経由して送信することと
    を行うべく構成されたプロセッサと
    を含む受信器。
  17. 前記Aポートと前記プロセッサとの間の第1のデータ経路に位置決めされた第1のRFチョークと、
    前記Bポートと前記プロセッサとの間の第2のデータ経路に位置決めされた第2のRFチョークと
    をさらに含む請求項16の受信器。
  18. 前記受信器はRF走査器をさらに含み、
    前記プロセッサは、
    前記RF走査器により走査を行うとの指示を取得することと、
    前記指示に基づいて前記RF走査器により前記走査を開始することと、
    前記RF走査器からの走査結果を取得することと、
    前記走査結果を前記処理データに含めることと、
    前記分配システムを経由して前記処理データを、前記Bポートを介して次の受信器に引き渡すことと
    をさらに行うべく構成される請求項16の受信器。
  19. 前記データは、前記分配システムに接続された他の受信器からの受信器ロックメッセージを含み、
    前記プロセッサは、
    前記受信器の少なくとも一つの構成パラメータをロックするとの指示を取得することと、
    少なくとも一つの構成パラメータをロックすることと、
    前記分配システムを経由して前記受信器ロックメッセージを、前記Bポートを介して次の受信器に引き渡すことと
    をさらに行うべく構成される請求項16の受信器。
  20. 前記データは、前記分配システムに接続された他の受信器からの受信器ロック解除メッセージを含み、
    前記プロセッサは、
    前記受信器の少なくとも一つの構成パラメータをロック解除するとの指示を取得することと、
    前記少なくとも一つの構成パラメータをロック解除することと、
    前記分配システムを経由して前記受信器ロック解除メッセージを、前記Bポートを介して次の受信器に引き渡すことと
    をさらに行うべく構成される請求項16の受信器。
  21. 前記データは、包含された識別子を含み、
    前記プロセッサは、
    前記包含された識別子が前記受信器の識別子にマッチングする場合、前記データによって特定されるアクションを行って前記データの引き渡しを終了させることと、
    前記包含された識別子が前記受信器の識別子にマッチングせずかつ前記受信データがロック及びロック解除指令の一方を含む場合、前記アクションを行って前記受信されたデータを次の受信器に引き渡すことと、
    前記包含されたデータが前記受信器の識別子にマッチングせずかつ前記受信データが、受信器帯域識別子にマッチングする包含された帯域識別子を含む場合、前記受信データに包含された走査データに従って前記受信器を構成して前記受信されたデータを次の受信器に引き渡すことと、
    前記包含された識別子が前記受信器識別子にマッチングせずかつ前記受信データが、前記受信器帯域識別子にマッチングしない包含された帯域識別子を含む場合、前記受信データを前記次の受信器に引き渡すことと
    をさらに行うべく構成される請求項16の受信器。
  22. 前記受信器は、前記受信器と携帯デバイスとの間の通信チャネルをサポートする通信インタフェイスをさらに含み、
    前記プロセッサは、前記通信インタフェイスを経由して前記携帯デバイスにデータを送信する請求項21の受信器。
  23. 前記受信器は、
    修正されたAポートと、
    前記プロセッサから前記修正されたAポートに前記処理データを転送するデータ経路と
    をさらに含み、
    前記修正されたAポートは、前記第1のアンテナから他の受信器へのRF接続を与え、前記処理データをRF信号と結合させて結合信号を取得し、及び、前記結合信号を次の受信器に引き渡す請求項16の受信器。
  24. 無線周波数(RF)信号を複数のRFエンティティに分配する装置であって、
    複数のポートを含み、
    前記複数のポートは、
    第1のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記第1のRFエンティティが接続されるとアンテナへのRF接続を与える第1のポートと、
    第2のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記第2のRFエンティティが接続されるとアンテナへのRF接続を与える第2のポートと、
    第1のデータ及び第2のデータをそれぞれ、前記第1のRFポート及び前記第2のRFポートを経由して前記第1のRFエンティティ及び前記第2のRFエンティティに送信するプロセッサと
    を含む装置。
  25. 前記第1のRFエンティティ及び第2のRFエンティティはそれぞれ、第1の送信器及び第2の送信器を含み、
    前記プロセッサは、受信データを受信し、かつ、前記受信されたデータから前記第1のデータ及び前記第2のデータを取得する請求項24の装置。
  26. 前記受信データは、RFスペクトルについての走査情報を含み、
    前記第1のデータは第1の構成情報を含み、かつ、前記第2のデータは第2の構成情報を含み、
    前記第1の送信器及び前記第2の送信器はそれぞれ、前記第1及び第2の構成情報に従って構成される請求項25の装置。
  27. 前記第1の送信器及び前記第2の送信器は展開設定を複数の受信器に送信する請求項26の装置。
  28. 無線周波数(RF)信号を複数のRFエンティティに分配しかつ前記複数のRFエンティティに直流(DC)電力を与える装置であって、
    第1の電力ポートが第1のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記第1のRFエンティティが接続されると前記第1のRFエンティティに電力を与える複数の電力ポートと、
    外部データ源からデータを取得するプロセッサと、
    前記データを、前記第1の電力ポートを介して前記プロセッサから前記第1のRFエンティティに引き回すルータと
    を含む装置。
  29. 前記複数の電力ポートは第2の電力ポートを包含し、
    前記ルータは、前記第2の電力ポートを介して前記データを前記プロセッサから第2のRFエンティティに引き回す請求項28の装置。
  30. 前記第1のRFエンティティは受信器を含む請求項28の装置。
  31. 前記第1のRFエンティティは送信器を含む請求項28の装置。
  32. 無線周波数(RF)信号を分配する装置であって、
    前記通信システムは、
    複数のポートであって、各ポートは、対応するエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記対応するエンティティが接続されると前記対応するエンティティに対し、第1のアンテナ及び第2のRFアンテナを含む複数のアンテナの一つへの無線周波数(RF)接続を与える複数のポートと、
    どのエンティティが前記装置に接続されているかを、前記複数のポートにおいて取得された信号から検出する複数の検知器と、
    検出されたエンティティのためのネットワーク経路を決定して論理信号を生成する論理モジュールと、
    前記論理信号に基づいて、第1の検出されたエンティティからのデータを、他のすべての検出されたエンティティを介するように、かつ、前記複数のポートの対応するポートを経由して前記第1の検出されたエンティティへと戻すように引き回すルータと
    を含む装置。
  33. 前記複数のポートは複数のAポート及び複数のBポートを含み、
    各Aポートは前記第1のアンテナに接続され、
    各Bポートは前記第2のアンテナに接続され、
    前記複数の検知器は、前記検出されたエンティティを、対応するAポートからの取得信号から決定する請求項32の装置。
  34. 無線周波数(RF)信号を複数のRFエンティティに与える装置であって、
    第1のRFエンティティ及び第2のRFエンティティを含む前記複数のRFエンティティと、
    複数のポートと
    を含み、
    前記複数のポートは、
    前記第1のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記第1のRFエンティティが接続されると前記第2のRFエンティティのためのアンテナへのRF接続を与える第1のポートと、
    第2のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記アンテナへの前記第2のRFエンティティのためのRF接続を与える第2のポートと
    を含み、
    前記第1のポートと前記第2のポートとは電気的に接続され、
    前記第1のRFエンティティは、前記第1のポート及び前記第2のポートを介して前記第2のRFエンティティから第1のデータを受信する装置。
  35. 前記第1のRFエンティティは、前記第1のポート及び前記第2のポートを介して前記第2のRFエンティティに第2のデータを送信する請求項34の装置。
  36. 第3のRFエンティティに固有に関連付けられ、かつ、前記アンテナへの前記第1のRFエンティティのためのRF接続を与える第3のポートをさらに含み、
    前記第1のポートと前記第3のポートとは電気的に接続され、
    前記第1のRFエンティティは、前記第1のポート及び前記第3のポートを介して前記第1のデータの少なくともいくつかを前記第3のRFエンティティに引き渡す請求項34の装置。
  37. 前記第3のRFエンティティは、前記第1のポート、前記第2のポート及び前記第3のポートを経由して第3のデータを前記第2のRFエンティティに送信する請求項36の装置。
  38. 前記第2のRFエンティティは受信器を含み、
    前記第1のRFエンティティはRF分配増幅器を含み、
    前記第1のデータは、RF分配増幅器のためのフィルタリング、利得及び構成パラメータの少なくとも一つを含む請求項34の装置。
  39. 前記第2のRFエンティティは受信器を含み、
    前記第3のエンティティは、指向性アンテナアレイのための制御器を含み、
    前記第1のデータの前記少なくともいくつかは、前記指向性アンテナアレイのカバレッジパターンについての構成情報を含む請求項36の装置。
  40. 前記第2のRFエンティティは受信器を含み、
    前記第3のエンティティはインライン増幅器を含み、
    前記第1のデータの前記少なくともいくつかは、前記インライン増幅器の増幅利得についての構成情報を含む請求項36の装置。
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