JPH02206919A - 親子式送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の属する産業上の利用分野 本発明は、無線送信装置に関するものである。

（２）従来の技術とその問題点 従来の無線送信装置で電波を発射し移動機で受信する装
置では、近接する複数のゾーンをサービスエリアとする
場合、同一の送信チャネルにするとゾーン境界付近では
両方の送信装置からの電波を受信することになるが、各
々の送信装置はその送信周波数を独立して発振させてい
るため、周波数が必ずしも一致せずわずかに差異が生じ
ることがあり、これによりビート音が生じ受信信号の品
質が劣化する。

このため、近接するゾーンでははじめから各々異なる送
信チャネルを使用し、ゾーンを移りかわりながら使用す
る場合は移動機側で受信するチャネルを切替えるのが一
般的である。この場合、移動機の使用者がゾーンごとに
そのゾーンのチャネルに切替える操作を必要としたり、
複雑な自動切替え方式を採用しなければならないという
欠点があった。

（３）発明の目的 本発明の目的は、移動機側でチャネルの切替え操作をす
ることなくゾーン間を移動しながら使用できる無線送信
装置を提供することにある。

（４）発明の構成および作用 本発明は、この目的を達成するために、１台の親通信装
置とこれに接続する複数の子送信装置とで構成し、子送
信装置の送信周波数は親通信装置からの送信周波数に追
従するようにして周波数が一致する手段をもたせた親子
式送信装置である。

以下図面により本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を用いた親子式送信装置の一例でここで
は子送信装置は１台のみ示しであるが２台以上の場合も
作用は全く同様である。

ここで、１は親通信装置、２は子送信装置である。

親通信装置では３の送信部にて送信周波数を発生すると
ともに８のマイクロフォンの音声ｆ４号を７の音声増幅
器にて増幅し送信部３で送信周波数に変調をかける。変
調された送信周波数は４の送信出力増幅器にて所定の送
ｆ言電力まで増幅されて６のアンテナから送ｆ言される
。

一方、送信部３の送信周波数は５の緩衝増幅器にて増幅
された後、音声増幅器７からの音声信号と９の混合器で
混合され１０の伝送ラインを通じて子送信装置２へ伝送
される。

子送信装置２は１２の基準発振器と１３の位相比較器と
１４のローパスフィルターと１５の電圧制御発振器と１
６の分周器Ａでいわゆる周波数シンセサイザーを構成し
ており、１９の周波数設定器で設定した送信周波数を発
生する。子通信装置単独で使用の場合は２１のマイクロ
フォンの音声信号が２０の音声増幅器にて増幅されて電
圧制御発振器１５で送信周波数に変調をかけて、１７の
送信出力増幅器で所定の送信電力まで増幅されて２２の
アンテナから送ｆ言される。

ここで、親通信装置から１云送ライン１０を通じて親送
ｆ８装置の送信周波数と音声信号が子送信装置に送られ
てくると、１１の分離器で送信周波と音声信号の成分が
分離され２５の送信波検出器で送信周波成分が検出され
ると２３の切替器Ａを位相比較器の入力を基準発振器か
ら１８の分周器Ｂに切り替える。分周器Ｂは分周器Ａと
同一の分周比を周波数設定器１９にて設定しであるので
子送「言装置の周波数設定にかかわらず、子送信装置の
周波数シンセサイザは親通信装置の送信周波数に一致し
た送信周波数を発生する。送信波検出器２５が親通信装
置の送信周波を検出すると２４の切替器Ｂは電圧制御発
振器にくわわる音声信号を分離器１１からの音声信号に
切替えて変調をかける。

変調のかけられた送ｆ言周波数の信号は送信出力増幅器
１７で所定の送信電力まで増幅されてアンテナ２２から
送信される。以上により親通信装置と子送信装置は同一
送信周波数で同一音声信号で変調された電波を送信する
。

以上の説明は親通信装置から子送信装置へ親通信装置の
送信周波数で伝送する場合を述べたが親通信装置から送
信周波数の１／Ｎ（Ｎは整数）で伝送し、子送信装置で
Ｎてい倍しても作用は同一である。

本発明は工場内の無線通話装置のように小さなゾーンの
集合でサービスエリアを構成している場合などに使用で
きる。

（５）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、親通信装置の送信
周波数に子送信装置の送信周波数が一致するためゾーン
境界でビート音を生ずることがないため近接したゾーン
を同一チャネルとすることができ、移動機側でチャネル
切替えの操作をすることなくゾーン間を移動できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を用いた親子式送信装置のシステム構成
の一例を示すブロック図である。 １・・・親通信装置、２・・・子送信装置、３・・・送
信部、４・・・送信出力増幅器、５・・・緩衝増幅器、
６・・・アンテナ、７・・・音声増幅器、８・・・マイ
クロフォン、９・・・混合器、１０・・・伝送ライン、
１１・・・分離器、１２・・・基準発振器、１３・・・
位相比較器、１４・・・ローパスフィルタ、１５・・・
電圧制御発振器、１６・・・分周器Ａ、１７・・・送信
出力増幅器、１８・・・分周器Ｂ、１９・・・周波数設
定器、２０・・・音声増幅器、２１・・・マイクロフォ
ン、２２・・・アンテナ、２３・・・切替器Ａ、２４・
・・切替器Ｂ、２５・・・送信波検出器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の送信装置により複数のゾーンで構成されるサービ
   スエリアを対象とする無線送信装置で、１台を親送信装
   置とし他を子送信装置とし、親送信装置から送信周波数
   と音声信号の成分を子送信装置に伝送し、子送信装置で
   は親送信装置からの送信周波数に子送信装置の送信周波
   数を追従する回路と親送信装置からの音声信号で変調す
   る回路を有することを特徴とした親子式送信装置。