JPH10322252A - 周波数選択装置及び該周波数選択装置を用いた無線送信機及び無線受信機 - Google Patents

周波数選択装置及び該周波数選択装置を用いた無線送信機及び無線受信機

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JPH10322252A
JPH10322252A JP9143321A JP14332197A JPH10322252A JP H10322252 A JPH10322252 A JP H10322252A JP 9143321 A JP9143321 A JP 9143321A JP 14332197 A JP14332197 A JP 14332197A JP H10322252 A JPH10322252 A JP H10322252A
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JP
Japan
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frequency
signal
group
selection
channel selection
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Application number
JP9143321A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Tanaka
智久 田中
Kenichi Ejima
賢一 江島
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Toa Corp
Original Assignee
Toa Corp
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Publication date
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  • Radio Transmission System (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Transmitters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 相互変調等の影響を受けない周波数を選択で
きる。 【解決手段】 CPU40のメモリ(図示せず)内に
は、予め、複数の周波数データが、それぞれ同じ場所で
同時に使用しても相互変調等の影響を受けない周波数に
対応するもの毎に、それぞれグループ化された状態で記
憶されている。そして、CPU40は、上記メモリ内か
ら、グループ選択スイッチ70の出力コードに対応する
グループに振り分けられた周波数データの中から、切換
スイッチ60によって選択されている側のチャンネル選
択スイッチ50の出力コードに対応する周波数データを
呼び出して、この呼び出したデータに応じてPLLシン
セサイザ回路30の発振周波数fを制御する。従って、
チャンネル選択スイッチ50による周波数の選択範囲
は、上記グループ選択スイッチ70によって選択される
グループ内の周波数に限定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信を行う際
の無線周波数を選択する周波数選択装置と、この周波数
選択装置を用いた無線送信機及び受信機とに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に知られている無線送信機として、
例えば図6に示すようなものがある。同図に示すよう
に、この送信機は、マイクロホン1から出力される音声
信号を低周波増幅器2によって増幅した信号が入力され
る変調器3を有している。この変調器3には、上記低周
波増幅器2による増幅後の音声信号とは別に、高周波発
振回路4の発振する高周波信号も供給されており、変調
器3は、上記高周波信号を上記音声信号によって変調し
た後、これを電力増幅器5を介して、送信アンテナ6に
供給する。送信アンテナ6に供給された信号は、ここで
電波に変換されて、空中に発射される。
【0003】一方、無線受信機としては、例えば図7に
示すようなスーパーへテロダイン方式のものがある。同
図に示すように、この受信機は、送信機から送られてく
る電波を受信アンテナ11で受信した後、その受信信号
を帯域制限フィルタ12によって帯域制限し、更に高周
波増幅器13で増幅した信号が入力される混合器14を
有している。この混合器14には、上記高周波増幅器1
3による増幅後の受信信号とは別に、局部発振回路15
の発振する局部発振信号も供給されており、混合器14
は、上記受信信号を、局部発振信号と混合して中間周波
信号に変換し、これを帯域制限フィルタ16及び中間周
波増幅器17を介して、検波回路18に供給する。検波
回路18は、上記中間周波信号を検波して可聴周波信号
を再生し、これを低周波増幅器19を介して、スピーカ
20に供給する。
【0004】ところで、上記のような送信機及び受信機
においては、それぞれ上記高周波発振回路4及び局部発
振回路15の発振周波数(即ち上記高周波信号及び局部
発振信号の周波数)を可変することによって、これら送
受信機間における無線周波数を可変できることが知られ
ている。このように発振周波数を可変する発振回路を、
例えば一般に広く知られている水晶発振器を用いた所謂
水晶発振方式の発振回路によって構成しようとすると、
発振させようとする周波数の数と基本的に同じ数の発振
回路が必要となるため、回路構成が大型化してしまうと
いう問題がある。これは、発振回路の発振周波数が、こ
れに用いられる水晶発振器の固有振動数によって、一つ
の値に決定(固定)されるからである。この問題を解決
するには、一つの回路で複数の周波数を発振できるよう
にすればよく、このような発振回路として、従来、例え
ば図8に示すようなものが知られている。
【0005】同図に示すように、この発振回路(4及び
15)は、位相同期ループ(以下、PLLと称す。)シ
ンセサイザ回路30を用いた所謂PLLシンセサイザ方
式の発振回路で、一種の周波数シンセサイザである。P
LLシンセサイザ回路30は、PLL用の集積回路31
とループフィルタ32と電圧制御発振器(VCO)33
とから成る一般によく知られている回路で、これに外部
から或る制御信号が供給されると、その制御信号に応じ
た周波数fの信号を発振する。そして、このPLLシン
セサイザ回路30の発振信号が、上記高周波信号又は局
部発振信号として使用され、その発振周波数fが上記無
線周波数を決定する要素となる。なお、このPLLシン
セサイザ回路30は、上記のように一般によく知られて
いる回路であるので、ここでは、このPLLシンセサイ
ザ回路30は、上記制御信号に応じた周波数fの信号を
発振するものである、という説明に止め、これ以上の詳
細な説明は省略する。
【0006】そして、この発振回路では、上記制御信号
を生成するためのCPU(中央演算処理装置)40を備
えている。CPU40は、図示しないメモリを内蔵して
おり、このメモリ内には、予め、複数の無線周波数、例
えばこの発振回路を備えた無線システム(送信機及び受
信機)に割り当てられている周波数に、それぞれ対応す
る複数の周波数データが記憶されている。更に、CPU
40には、例えば4ビットのディジタルコード出力形式
のチャンネル選択スイッチ50が接続されている。そし
て、CPU40は、上記チャンネル選択スイッチ50か
ら出力される4ビットのディジタルコード(二値論理)
に応じて、このコードに対応する周波数データを上記メ
モリ内から呼び出し、更に、この呼び出した周波数デー
タに応じて上記制御信号を生成するように構成(プログ
ラミング)されている。
【0007】即ち、上記構成によれば、チャンネル選択
スイッチ50の操作によって、この発振回路を備えた無
線システムに割り当てられている複数の周波数の中か
ら、任意の周波数を自由に選択することができる。
【0008】なお、この発振回路では、上記チャンネル
選択スイッチ50として、4ビットのディジタルコード
出力形式のものを使用しているので、このチャンネル選
択スイッチ50によって選択できる周波数(チャンネ
ル)の数は、最大16チャンネル分である。例えば、一
般に知られている300MHz帯のワイヤレス・マイク
ロホン・システムにおいては、これに13チャンネル分
の周波数が割り当てられているので、これら全ての周波
数を選択するには、上記図8の構成で十分に対応でき
る。勿論、上記チャンネル選択スイッチ50として、よ
り多くのビット数から成る出力コードのものを使用すれ
ば、より多くの周波数が割り当てられている無線システ
ムに対応できる。
【0009】ところで、この図8の回路によれば、一つ
のチャンネル選択スイッチ50の操作によって、複数の
周波数の中から任意のものを自由に選択できるという利
点があるものの、周波数の選択範囲が広い場合には、そ
の中から任意のものを選択するのに手間が掛かるという
欠点がある。例えば、この図8の回路を、例えば上記3
00MHz帯のシステムに、その無線周波数を選択する
装置(即ち、上述の高周波発振回路4又は局部発振回路
15)として使用する場合には、上記13チャンネルと
いう数多くの周波数の中から、実際に使用する周波数を
一つだけ選択しなければならないので、その選択作業が
非常に面倒である。そこで、このような煩わしさを解消
するために、例えば図9に示すようなものがある。
【0010】同図に示すように、この回路は、上記図8
の構成において、チャンネル選択スイッチ50を複数、
例えば2つ設け、これら2つのスイッチ50、50を、
CPU40に対して並列に接続すると共に、これら各ス
イッチ50、50のいずれか一方と任意に接続するよう
に切り換わる切換スイッチ60を設けたものである。そ
して、上記2つの各チャンネル選択スイッチ50、50
のうち、上記切換スイッチ60と接続された方(図9に
おいては、各チャンネル選択スイッチ50、50の右側
に設けられた端子が、切換スイッチ60を介して接地さ
れた方)のみが、ディジタルコードを出力するように、
即ち有効となるように構成したものである。
【0011】この構成によれば、各チャンネル選択スイ
ッチ50、50によって、予め、希望の(例えば実際に
使用する予定の)無線周波数を2チャンネル分、それぞ
れ例えばチャンネルCh1及びCh2として設定してお
き、実際に通信を行う際に、切換スイッチ60によって
上記2つのチャンネルのうちのいずれか一方を選択する
ようにすれば、周波数の選択範囲を、上記2つのチャン
ネルCh1及びCh2に限定することができる。このよ
うに、予め希望の周波数を限定する、即ちプリセットす
ることができるので、上記図8の回路に比べて、周波数
の選択が容易になる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図8及び
図9に示す従来技術には、次のような問題がある。例え
ば、今、上述した300MHz帯の無線システムが、複
数台、存在するとする。そして、これら複数のシステム
を、同じ場所、若しくは互いに近接した場所で、同時に
使用するとする。このような状態にあるとき、それぞれ
のシステムにおいて同一の無線周波数を使用すると、各
システム間で混信を生じることは言うまでもない。しか
し、各システム毎にそれぞれ異なる周波数を使用した場
合でも、相互変調の影響によって互いに同一周波数とな
って、混信を生じる恐れがあることが知られている。つ
まり、この300MHz帯の無線システムには、上記の
ように13チャンネル分という数多くの周波数が割り当
てられているものの、同じ場所で同時に使用できる周波
数の数は限られている。従って、各システム毎に、それ
ぞれ使用する周波数を勝手に選択してしまうと、上記混
信を招く可能性が十分にある。
【0013】ところが、上記図8及び図9の発振回路に
よれば、チャンネル選択スイッチ50の操作によって、
任意の周波数を自由に選択することができる(図9の発
振回路の場合には、プリセットする周波数を各チャンネ
ル選択スイッチ50、50によって自由に選択でき
る)。従って、このような発振回路を、上述した高周波
発振回路4及び局部発振回路15として上記無線システ
ムに使用すると、各システム毎にそれぞれの無線周波数
が勝手に選択される場合があるので、上記混信を招く可
能性が高い。この問題は、例えば無線通信について専門
的な知識を有していない者が上記無線周波数を選択する
場合等に、より顕著になる。そして、この問題は、上記
300MHz帯の無線システムに限らず、他の周波数帯
の無線システムにおいても、同様に起こり得る。
【0014】そこで、本発明は、複数の無線システム
を、同じ場所で、同時に使用しても、互いに混信するこ
とのない周波数を選択できる周波数選択装置を提供する
ことを目的とする。また、この周波数選択装置を用い
た、無線送信機及び受信機を提供することも、本発明の
目的とするところである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1に記載の発明は、外部
から与えられるグループ選択指令に応じてグループ選択
信号を生成するグループ選択部と、外部から与えられる
チャンネル選択指令に応じてチャンネル選択信号を生成
するチャンネル選択部と、上記グループ選択信号及び上
記チャンネル選択信号が供給されると共に、予め、複数
の周波数にそれぞれ対応する複数の周波数設定条件が、
無線通信を行う際にそれぞれ略同じ領域内で同時に使用
可能な周波数に対応するもの毎にグループ化された状態
で設定されており、これらグループ化された各周波数設
定条件のうち、上記グループ選択信号に対応するグルー
プの中の上記チャンネル選択信号に対応する周波数設定
条件を選択して、この選択した周波数設定条件に応じた
周波数の信号を生成して出力する信号出力部と、を具備
するものである。
【0016】なお、上記の無線通信を行う際にそれぞれ
略同じ領域内で同時に使用可能な周波数とは、複数の周
波数を使用して略同じ領域内で同時に無線通信を行って
も、それぞれで同一の周波数を使用しない限り、例えば
上述した相互変調等の影響により互いに混信を生じる恐
れのない周波数のことを言う。また、上記略同じ領域に
は、互いに近接した領域という意味も含まれる。
【0017】即ち、信号出力部は、グループ選択部に与
えられるグループ選択指令とチャンネル選択部に与えら
れるチャンネル選択指令との組み合わせに応じて、様々
な周波数の信号を生成して出力する。これら各周波数
は、複数の周波数を使用して略同じ領域内で同時に無線
通信を行っても、それぞれで同一周波数を使用しない限
り混信を生じる恐れのない周波数毎に予めグループ化さ
れており、各グループは、それぞれ上記グループ選択指
令に対応している。従って、グループ選択指令により任
意のグループを選択してこれを固定し、この状態で、チ
ャンネル選択指令のみにより周波数を選択するようにす
れば、周波数の選択範囲を上記任意のグループに振り分
けられた周波数の範囲に限定することができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明の周波数選択装置において、上記信号出力部が、
予め上記各周波数設定条件が記憶されている記憶手段
と、上記グループ選択信号及び上記チャンネル選択信号
が供給されこれらの組み合わせに対応する上記周波数設
定条件を上記記憶手段から呼び出してこの条件に応じた
制御信号を生成する制御手段と、上記制御信号が供給さ
れこれに応じた周波数の信号を生成して出力する周波数
シンセサイザ手段と、によって構成されたものである。
【0019】即ち、記憶手段には、各周波数に対応する
周波数設定条件が、それぞれグループ化された状態で記
憶されており、制御手段が、グループ選択信号(グルー
プ選択指令)とチャンネル選択信号(チャンネル選択指
令)との組み合わせに対応する周波数設定条件を、上記
記憶手段から呼び出して、この条件に応じた制御信号を
生成する。そして、周波数シンセサイザ手段が、上記制
御信号に応じた信号を生成して出力する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の発明の周波数選択装置において、上記グループ
選択部に対して、外部から容易に、例えば不用意に上記
グループ選択指令が与えられるのを防止する防止手段を
設けたものである。
【0021】請求項4に記載の発明は、高周波信号を生
成する高周波信号生成部と、上記高周波信号を変調信号
入力端子から入力される変調信号、即ち送信しようとす
る信号によって変調する変調部と、を備え、上記高周波
信号生成部を、請求項1、2又は3に記載の周波数選択
装置によって構成し、この周波数選択装置を構成する上
記信号出力部の出力信号を、上記高周波信号として用い
たことを特徴とするものである。
【0022】なお、本請求項4に記載の発明の無線送信
機によれば、この送信機によって送信する電波の周波数
は、上記高周波信号の周波数によって決定される。
【0023】請求項5に記載の発明は、局部発振信号を
生成する局部発振信号生成部と、アンテナ入力端子から
入力される受信信号を上記局部発振信号と混合して中間
周波信号に変換する周波数変換部と、を備え、上記局部
発振信号生成部を、請求項1、2又は3に記載の周波数
選択装置によって構成し、この周波数選択装置を構成す
る上記信号出力部の出力信号を、上記局部発振信号とし
て用いたことを特徴とするものである。
【0024】なお、本請求項5に記載の発明の無線受信
機によれば、この受信機によって受信しようとする電波
の周波数は、上記局部発振信号の周波数に依存する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図1から図4を参照して説明する。図1は、本発明に係
る周波数選択装置の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、この装置は、上述した図9に示す従
来の発振回路に対して、グループ選択スイッチ70とい
う例えば4ビットのディジタルコード出力形式のスイッ
チを新たに設け、これを、チャンネル選択スイッチ5
0、50とは別個に、CPU40に接続したものであ
る。そして、図には示していないが、CPU40が、上
記グループ選択スイッチ70の出力コードとチャンネル
選択スイッチ50(2つのチャンネル選択スイッチ5
0、50のうち切換スイッチ60によって選択された
側)の出力コードとの組み合わせ(二値論理)に応じ
て、PLLシンセサイザ回路30(発振周波数f)を制
御するように、このCPU40を構成(プログラミン
グ)したものである。なお、この図1の装置も、上記図
9(又は図8)の発振回路と同様に、例えば上述した図
6の送信機における高周波発振回路4、或いは図7の受
信機における局部発振回路15として、両者間の無線通
信を行う際の周波数を選択するのに使用される。これ以
外の構成については、上記図9と同様であるので、同等
部分には同一符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。
【0026】この図1の装置について、これを、例えば
上述した300MHz帯のワイヤレス・マイクロホン・
システムに、その無線周波数を選択する装置として応用
する場合を例に取って、より詳細に説明する。
【0027】CPU40のメモリ内には、上記図8(又
は図9)の発振回路と同様に、予め、上記300MHz
帯の無線システムに割り当てられている13チャンネル
分の周波数にそれぞれ対応する13個の周波数データが
記憶されている。ただし、この図1の発振回路において
は、上記各周波数データは、それぞれ同じ場所で同時に
(無線通信に)使用しても上述した相互変調等の影響を
受けることのない周波数に対応するもの毎に、それぞれ
グループ分けされた状態で上記メモリ内に記憶されてい
る。
【0028】即ち、上記300MHz帯のシステムにお
いては、これに割り当てられている各周波数を、例えば
表1に示すようにグループ(GR)分けすることによっ
て、複数の周波数を同じ場所で同時に(無線通信)に使
用しても、それらが同じグループに振り分けられた周波
数同士であれば、上記相互変調等の影響を受けないとい
うことが知られている。
【0029】
【表1】
【0030】従って、上記各周波数にそれぞれ対応する
各周波数データは、この表1に準じて4つのグループG
R1乃至GR4に振り分けられた状態で、CPU40の
メモリ内に記憶されている。なお、このメモリ内におけ
る各グループGR1乃至GR4は、それぞれ上述したグ
ループ選択スイッチ70の出力コードと対応が取られて
いる。そして、これら各グループGR1乃至GR4に振
り分けられた各周波数データについては、各グループG
R1乃至GR4毎に、それぞれチャンネル選択スイッチ
50、50の出力コードと対応が取られている。
【0031】そして、CPU40は、上記メモリ内に記
憶された周波数データのうち、グループ選択スイッチ7
0の出力コードに対応するグループに振り分けられ、か
つこのグループに振り分けられたものの中からチャンネ
ル選択スイッチ50(2つのチャンネル選択スイッチ5
0、50のうち切換スイッチ60によって選択された
側)の出力コードに対応する周波数データを上記メモリ
内から呼び出す。そして、この呼び出した周波数データ
に応じて、PLLシンセサイザ回路30(発振周波数
f)を制御する、即ちこの制御を実現するための制御信
号を生成するように構成(プログラミング)されてい
る。
【0032】即ち、上記構成によれば、グループ選択ス
イッチ70によって、上記各グループGR1乃至GR4
のうち任意のグループを選択して、これを固定しておけ
ば、チャンネル選択スイッチ50、50による周波数の
選択(プリセット)範囲を、上記任意のグループに振り
分けられた周波数に限定することができる。
【0033】従って、この図1の装置を備えた上記30
0MHz帯のシステムを、例えば複数台、同じ場所で同
時に使用する場合には、まず、予め、各システムにおけ
るグループ選択スイッチ70の設定を統一し、これによ
って各システムでそれぞれ同一のグループを選択してお
く。そして、実際に使用する(プリセットする)周波数
を選択する際には、チャンネル選択スイッチ50、50
のみを操作するようにすれば、各システムにおける周波
数の選択範囲を、各システムにそれぞれ共通のグループ
に振り分けられている周波数、即ち各システム間で上記
相互変調等の影響を受けることのない周波数の範囲に限
定することができる。よって、各システム毎に、それぞ
れ勝手に無線周波数を選択しても、それぞれ同一の周波
数を選択しない限り、各システム間での混信を防止する
ことができる。これは、例えば無線通信について専門的
な知識を有していない者が上記無線周波数を選択する場
合に、特に有効である。
【0034】なお、上記において、グループ選択スイッ
チ70が、特許請求の範囲に記載の、グループ選択部に
対応し、チャンネル選択スイッチ50、50及び切換ス
イッチ60による構成が、チャンネル選択部に対応す
る。そして、上記メモリ、CPU40及びPLLシンセ
サイザ回路30が、それぞれ、特許請求の範囲に記載の
記憶手段、制御手段及び周波数シンセサイザ手段に対応
し、これらの組み合わせによる構成が、信号出力部に対
応する。
【0035】上記無線システムの応用例として、例えば
図2に示すような携帯型の無線システムがある。これ
は、例えば工場案内や観光案内等を行う際に、案内人が
大きな声を出さなくても、案内人の声が聴取者側にスム
ーズに伝わるよう支援するもので、同図(a)が、案内
人側の使用する送信機、同図(b)が、聴取者側の使用
する受信機である。なお、同図(a)に示すように、送
信機は、マイクロホン1、送信アンテナ6及び切換スイ
ッチ60のみを除いて、例えば金属やプラスチック構成
のケース(筐体)80内に収容されている。同様に、受
信機についても、同図(b)に示すように、受信アンテ
ナ11、スピーカ(イヤホーン)20及び切換スイッチ
60のみを除いて、例えば金属やプラスチック構成のケ
ース(筐体)80内に収容されている。
【0036】例えば、今、上記案内用の無線システムを
使用して、日本語とその同時通訳との二カ国語による案
内を行なうとする。この場合、まず、案内人用の送信機
として、日本語用とその同時通訳用との2台の送信機を
用意すると共に、受信機を、例えば聴取者の人数分だけ
用意する。そして、案内を開始する前に、予め、各送信
機及び各受信機において、それぞれのケース80及び9
0を開けて、その中に収納されたグループ選択スイッチ
70及び2つのチャンネル選択スイッチ50、50の設
定を統一しておく。これによって、各送信機及び各受信
機において、それぞれ同じグループ内の2つの周波数
が、プリセットされることになる。
【0037】そして、実際に案内を行なう際に、2台の
送信機のうちのどちらか一方の切換スイッチ60をチャ
ンネルCh1側に設定し、他方の切換スイッチ60をチ
ャンネルCh2側に設定する。そして、この状態で、各
送信機を使用して、それぞれ日本語による案内とその同
時通訳による案内とを行なう。これにより、各案内は、
それぞれ同じグループ内の異なる周波数を使用して受信
機側に送信されるので、これらが互いに混信し合うこと
はない。そして、各聴取者は、それぞれが使用する受信
機の切換スイッチ60を操作するだけで、日本語と同時
通訳とを自由に選択することができる。
【0038】更に、今、上記案内用の無線システムと同
様のシステムを、例えば上記と同じ場所で、上記とは別
の案内を行なう目的で、新たにもう1システム使用する
とする。このような場合、新たに設けたシステムにおい
て周波数のプリセットを行なう際に、上記最初から使用
しているシステムにおいてプリセットした周波数と同じ
グループに振り分けられた周波数であって、かつ上記最
初から使用しているシステムにおいてプリセットされた
周波数とは異なる周波数をプリセットすることによっ
て、これら2つのシステム間における混信を防止でき
る。
【0039】ところで、上記のように、各システムが、
互いに混信することなく無線通信を行なっている状態に
あるときに、各システムを構成する各送信機及び各受信
機のいずれかのグループ選択スイッチ70が例えば不用
意に操作されてしまうと、このグループ選択スイッチ7
0が操作された装置の無線周波数が変わってしまい、こ
れによって混信を生じることがある。しかし、図2の構
成によれば、グループ選択スイッチ70は、ケース8
0、90内に収納されているので、このケース80、9
0を開けない限り、グループ選択スイッチ70が操作さ
れることはない。従って、上記のようなグループ選択ス
イッチ70の不用意な操作による混信を防止できる。こ
れは、例えば、無線通信について専門的な知識を有して
いない者が、上記送信機及び受信機を操作する場合等
に、特に有効である。なお、上記グループ選択スイッチ
70をケース80、90内に収容する構成が、特許請求
の範囲に記載の防止手段に対応する。ただし、この防止
手段については、上記ケース80、90に限らず、例え
ばグループ選択スイッチ70を蓋で覆うような構成とし
てもよい。
【0040】なお、本実施の形態においては、プリセッ
トできる周波数の数を2チャンネル分としたが、これに
限らない。即ち、プリセットする周波数の数を増やすに
は、チャンネル選択スイッチ50の数を増やせばよく、
例えば、図3に示すように、チャンネル選択スイッチ5
0を4つ設けることによって、最大4チャンネル分の周
波数をプリセットできる。
【0041】ただし、チャンネル選択スイッチ50の数
をあまり多くし過ぎると、その分、送信機及び受信機自
体が大型化してしまう。このような場合には、例えば図
4に示すように、上記図3(或いは図1)の構成から切
換スイッチ60を省くと共に、チャンネル選択スイッチ
50の数を1つだけとすればよい。そして、上記プリセ
ットを行なうには、予め、プリセットしたい周波数に対
応する周波数データのみを、グループ選択スイッチ70
及びチャンネル選択スイッチ50の各出力コードに対応
させた状態で、CPU40のメモリ内に記憶させればよ
い。
【0042】なお、この図4の構成において、周波数の
プリセットを行なう必要はないという場合には、図3
(或いは図1)の構成と同様に、全ての周波数データを
上記メモリ内に記憶させればよい。これは、一見する
と、上述した図8の従来技術と同様に、チャンネル選択
スイッチ50が1つのみであるので、このチャンネル選
択スイッチ50による周波数の選択範囲が広くなり、そ
の選択作業が面倒になるのではないかと思われる。しか
し、この図4の構成によれば、チャンネル選択スイッチ
50による周波数の選択範囲は、グループ選択スイッチ
70によって選択される各グループの範囲内に限定され
るので、チャンネル選択スイッチ50による周波数の選
択作業は、上記図8の従来技術よりも遥かに簡素化され
る。なお、この図4の構成の場合、チャンネル選択スイ
ッチ50として、例えば図5に示すように、出力コード
番号表示付きのロータリー(回転)式スイッチを使用し
て、これをケース80、90の外から直接操作できるよ
うにすれば、チャンネル選択スイッチ50による周波数
の選択状況が把握できるので、操作性が向上する。
【0043】なお、本実施の形態においては、その一例
として、300MHz帯のワイヤレス・マイクロホン・
システムについて説明したが、例えば70MHz帯や8
00MHz帯等の、他の周波数帯の無線システムについ
ても、本発明を適用できることは言うまでない。
【0044】また、本実施の形態の応用例として、案内
用の無線システムについて説明したが、これに限らな
い。例えば、駅のホームにおいて、上りホームと下りホ
ームとで異なるアナウンスを流すために、各ホームでそ
れぞれ異なる周波数を使用する場合がある。このような
用途にも、本発明を応用できる。
【0045】そして、グループ選択スイッチ70及びチ
ャンネル選択スイッチ50については、これらを4ビッ
トのディジタルコード出力形式のスイッチにより構成し
たが、これ以外のスイッチを用いてもよい。
【0046】更に、ここでは、発振回路として、PLL
シンセサイザ方式のものを用いたが、これに限らない。
例えば、それぞれ発振周波数の異なる水晶発振方式の発
振回路を複数用意して、これらのうちのいずれの発振周
波数を使用するのかを、グループ選択スイッチ70及び
チャンネル選択スイッチ50の各出力コードの組み合わ
せによって選択するように構成してもよい。ただし、こ
の場合は、上述したように、発振回路自体が大型化して
しまうことは、言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明の
周波数選択装置によれば、まず、グループ選択指令によ
り任意のグループを選択してこれを固定し、この状態
で、チャンネル選択指令のみにより周波数を選択するよ
うにすれば、周波数の選択範囲を、上記任意のグループ
に振り分けられた周波数の範囲、即ち複数の周波数を使
用して略同じ領域内で同時に無線通信を行っても混信を
生じない周波数の範囲に限定することができる。このよ
うな特徴を有する本請求項1に記載の発明の周波数選択
装置は、これを無線通信を行う際の周波数を決定するた
めの装置(例えば上述した図6における高周波発振回路
4及び図7における局部発振回路15)として無線シス
テム(送信機及び受信機の組み合わせ)に用いた場合
に、次のような効果を奏する。
【0048】即ち、上記無線システムを複数台用意し、
これらを用いて、略同じ領域内で、同時に、無線通信を
行うとする。このような場合、まず、各無線システムに
おいて、それぞれ同一のグループ選択指令により同一の
グループを選択してこれを固定し、この状態で、各無線
システム毎に、それぞれ任意のチャンネル選択指令によ
り任意の周波数を選択すれば、各無線システムにおける
周波数の選択範囲を、それぞれに共通のグループ内の周
波数に限定することができる。従って、各無線システム
毎に、それぞれ勝手に無線周波数を選択しても、同一周
波数を選択しない限り、各無線システム間における混信
を防止できるという効果がある。この効果は、特に、無
線通信について専門的な知識を有していない者が上記無
線周波数を選択する場合に、非常に有効である。
【0049】請求項2に記載の発明の周波数選択装置に
よれば、周波数シンセサイザ手段を用いて複数の周波数
を発振させているので、上述した水晶発振器を用いた水
晶発振方式の発振回路を用いて複数の周波数を発振させ
る場合に比べて、この周波数選択装置自体を小型化でき
るという効果がある。この効果は、上述したワイヤレス
・マイクロホン・システム等のような携帯性を重要視す
る無線システムにとって、非常に有効である。
【0050】請求項3に記載の発明の周波数選択装置に
よれば、防止手段を設けているので、グループ選択部に
対して、外部から容易にグループ選択指令が与えられる
のを防止できる。従って、本請求項3に記載の発明の周
波数選択装置は、これを無線通信を行う際の周波数を決
定するための装置(例えば上述した図6における高周波
発振回路4及び図7における局部発振回路15)として
無線システム(送信機及び受信機の組み合わせ)に用い
た場合に、次のような効果を奏する。
【0051】即ち、上記無線システムを複数台用意し、
各無線システムにおいて、それぞれ共通のグループに振
り分けられた周波数を使用して、略同じ領域内で同時に
無線通信を行うとする。このような状態において、各無
線システムのうちのいずれかのグループ選択部に対し
て、不用意に、他の無線システムとは異なるグループ選
択指令が与えられると、この無線システムで使用してい
るグループが変わってしまい、これによって他の無線シ
ステムとの間で混信を生じる恐れがある。しかし、本請
求項3に記載の発明の周波数選択装置によれば、防止手
段を設けているので、グループ選択部に対して、不用意
にグループ選択指令が与えられるのを防止できるという
効果がある。また、この防止手段を設けているので、例
えば無線通信について専門的な知識を有していない者
が、誤ってグループ選択指令を与えてしまう(グループ
選択部を誤操作してしまう)こともない。
【0052】請求項4に記載の発明の無線送信機は、上
記請求項1、2又は3に記載の発明の周波数選択装置を
用いて、無線周波数を決定する高周波信号を生成してい
る。従って、請求項4に記載の発明によれば、上記請求
項1、2又は3に記載の発明と同様の効果を奏する送信
機を実現できる。
【0053】請求項5に記載の発明の無線受信機は、上
記請求項1、2又は3に記載の発明の周波数選択装置を
用いて、受信周波数を決定する局部発振信号を生成して
いる。従って、請求項5に記載の発明によれば、上記請
求項1、2又は3に記載の発明と同様の効果を奏する受
信機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る周波数選択装置の概略構成を示す
電気回路ブロック図である。
【図2】図1の周波数選択装置を応用した無線システム
の一例で、(a)は、送信機側の外観斜視図、(b)
は、受信機側の外観斜視図である。
【図3】図1の別の例を示す図である。
【図4】図1及び図3の別の例を示す図である。
【図5】図4の周波数選択装置を応用した無線システム
の一例で、(a)は、送信機側の外観斜視図、(b)
は、受信機側の外観斜視図である。
【図6】一般に知られている無線送信機の一例を示す概
略ブロック図である。
【図7】一般に知られているスーパーヘテロダイン方式
の無線受信機の一例を示す概略ブロック図である。
【図8】従来の周波数選択装置(発振回路)の概略構成
を示す電気回路ブロック図である。
【図9】図8とは別の従来例を示す図である。
【符号の説明】
30 PLLシンセサイザ回路 40 中央演算処理装置(CPU) 50 チャンネル選択スイッチ 60 切換スイッチ 70 グループ選択スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から与えられるグループ選択指令に
    応じてグループ選択信号を生成するグループ選択部と、 外部から与えられるチャンネル選択指令に応じてチャン
    ネル選択信号を生成するチャンネル選択部と、 上記グループ選択信号及び上記チャンネル選択信号が供
    給されると共に、予め、複数の周波数にそれぞれ対応す
    る複数の周波数設定条件が、無線通信を行う際にそれぞ
    れ略同じ領域内で同時に使用可能な周波数に対応するも
    の毎にグループ化された状態で設定されており、これら
    グループ化された各周波数設定条件のうち、上記グルー
    プ選択信号に対応するグループの中の上記チャンネル選
    択信号に対応する周波数設定条件を選択して、この選択
    した周波数設定条件に応じた周波数の信号を生成して出
    力する信号出力部と、を具備する周波数選択装置。
  2. 【請求項2】 上記信号出力部が、予め上記各周波数設
    定条件が記憶されている記憶手段と、上記グループ選択
    信号及び上記チャンネル選択信号が供給されこれらの組
    み合わせに対応する上記周波数設定条件を上記記憶手段
    から呼び出してこの条件に応じた制御信号を生成する制
    御手段と、上記制御信号が供給されこれに応じた周波数
    の信号を生成して出力する周波数シンセサイザ手段と、
    によって構成された請求項1に記載の周波数選択装置。
  3. 【請求項3】 上記グループ選択部に対して、外部から
    容易に上記グループ選択指令が与えられるのを防止する
    防止手段を設けた請求項1又は2に記載の周波数選択装
    置。
  4. 【請求項4】 高周波信号を生成する高周波信号生成部
    と、上記高周波信号を変調信号入力端子から入力される
    変調信号によって変調する変調部と、を備え、上記高周
    波信号生成部を、請求項1、2又は3に記載の周波数選
    択装置によって構成し、この周波数選択装置を構成する
    上記信号出力部の出力信号を、上記高周波信号として用
    いたことを特徴とする無線送信機。
  5. 【請求項5】 局部発振信号を生成する局部発振信号生
    成部と、アンテナ入力端子から入力される受信信号を上
    記局部発振信号と混合して中間周波信号に変換する周波
    数変換部と、を備え、上記局部発振信号生成部を、請求
    項1、2又は3に記載の周波数選択装置によって構成
    し、この周波数選択装置を構成する上記信号出力部の出
    力信号を、上記局部発振信号として用いたことを特徴と
    する無線受信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008056581A1 (fr) 2006-11-08 2008-05-15 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Module synthésiseur

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008056581A1 (fr) 2006-11-08 2008-05-15 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Module synthésiseur
US7825702B2 (en) 2006-11-08 2010-11-02 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd Synthesizer module

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