JP3390379B2 - 送信機及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

送信機及びプログラムを記憶した記憶媒体

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JP3390379B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
の無線基地局等で用いられ異なる搬送波周波数の2つの
送信波を出力する送信機及びそれに用いられるプログラ
ムを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の2キャリア対応の送信機は、それ
ぞれ異なる周波数で送信を行う2つの無線部を有してお
り、各無線部はベースバンド部、変調器、ミキサ、PL
L回路からなるシンセサイザ部、増幅器等で構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た2キャリア対応の送信機において、第1の無線部の送
信波が、送信機内のストリップラインや空間を介して第
2の無線部のシンセサイザ部に入力されると、この送信
波が第2の無線部のシンセサイザ部を構成するPLL回
路のVCO(電圧制御発振器)に用いられている発振ト
ランジスタで増幅されて帰還されるため、PLL回路の
誤作動を生じるという問題があった。
【0004】また、第2の無線部のシンセサイザ部に入
力された送信波は、シンセサイザ部から出力され、第2
の無線部の送信波のスプリアスとして出力される。ま
た、第2の無線部が出力する送信波もまた同様に第1の
無線部の送信波のスプリアスとして出力されるという問
題があった。
【0005】また、従来は干渉を抑止するためにシール
ドケースで2つの無線部の各シンセサイザ部を覆ってい
るが、シールドケースを実装するために大きなスペース
を必要とするという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題を解決するためになさ
れたもので、干渉波を抑圧し、送信スプリアスの防止、
PLLの誤作動の防止、ハードウエアの小型化、低価格
化を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による送信機においては、第1の周波数指
定信号で指定された周波数の信号を出力する第1のPL
L手段と、所定の変調方式で変調された第1の信号を第
1のPLL手段の出力で第1の周波数の信号に変換して
出力する第1の変換手段と、第2の周波数指定信号で指
定された周波数の信号を出力する第2のPLL手段と、
所定の変調方式で変調された第2の信号を第2のPLL
手段の出力で第2の周波数の信号に変換して出力する第
2の変換手段と、第1のPLL手段を構成する第1の電
圧制御発振器の周波数制御電圧が入力される制御端子の
高周波インピーダンスを第1の位相制御信号に応じて制
御する第1の制御手段と、第2のPLL手段を構成する
第2の電圧制御発振器の周波数制御電圧が入力される制
御端子の高周波インピーダンスを第2の位相制御信号に
応じて制御する第2の制御手段とを設けている。
【0008】また、本発明による記憶媒体においては、
第1の周波数指定信号で指定された周波数の信号を出力
する第1のPLL処理と、所定の変調方式で変調された
周波数の第1の信号を第1のPLL処理の出力で第1の
周波数の信号に変換して出力する第1の変換処理と、第
2の周波数指定信号で指定された周波数の信号を出力す
る第2のPLL処理と、所定の変調方式で変調された周
波数の第2の信号を第2のPLL処理の出力で第2の周
波数の信号に変換して出力する第2の変換処理と、第1
のPLL処理を行うPLL回路を構成する第1の電圧制
御発振器の周波数制御電圧が入力される制御端子の高周
波インピーダンスを第1の位相制御信号に応じて制御す
る第1の制御処理と、第2のPLL処理を行うPLL回
路を構成する第2の電圧制御発振器の周波数制御電圧が
入力される制御端子の高周波インピーダンスを第2の位
相制御信号に応じて制御する第2の制御処理とを実行す
るためのプログラムを記憶している。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の実施の形態による2キ
ャリア(以下、2RF)対応の送信機の構成を示すブロ
ック図である。図1において、送信機1は、上位装置か
ら伝送路10を介して送られてくる無線機情報を入力と
し、この無線機情報からベースバンド信号と周波数指定
信号と位相制御信号を生成する制御部2と、ベースバン
ド信号を入力として異なる搬送周波数の送信波を出力す
る2つの無線部3A、3Bから構成される。各無線部3
A、3Bは異なる2RFの送信波fa,fbを生成して
出力する。
【0010】無線部3Aは、制御部2からのベースバン
ド信号をI信号、Q信号に変換して出力するベースバン
ド部4Aと、制御部2からの周波数指定信号により固定
周波数のIF信号fiを出力するシンセサイザ部5A
と、I,Q信号とIF信号fiを直交変調し、π/4シ
フトQPSK変調のかかった変調波fi’を出力する変
調器6Aと、制御部2からの周波数指定信号により送信
周波数を任意に設定し、且つ制御部2からの位相制御信
号により干渉波を抑圧するローカル信号floaを生成
するシンセサイザ部7Aと、変調波fi’とローカル信
号floaを周波数変換して送信波faを生成するミキ
サ8Aと、送信波faを増幅する増幅部9Aから構成さ
れる。無線部3Bは、無線部3Aと同様に構成されてい
る。
【0011】制御部2は、上位装置から伝送路10を介
して送られてくる無線機情報を2RF分のベースバンド
信号とシンセサイザ制御信号とに分離する分離部11
と、分離部11からのシンセサイザ制御信号から周波数
指定信号と位相制御信号を生成してシンセサイザ制御部
7A、7Bへ出力すると共に、周波数指定信号をシンセ
サイザ部5A、5Bへ出力するシンセサイザ制御部12
A、12Bで構成される。
【0012】図2はシンセサイザ部7Aの構成例を示す
ブロック図である。シンセサイザ部7Aは、周波数制御
電圧によって発振周波数が変化するVCO13と、基準
周波数を発振する水晶発振器14と、周波数指定信号に
応じて、水晶発振器14からの基準周波数とVCO13
の発振出力とを位相比較し、比較結果に応じた周波数制
御電圧を生成する位相比較部15と、周波数制御電圧か
ら不要周波数成分を取り除き直流電圧を生成するLPF
16と、制御部2からの位相制御信号に応じてVCO1
3の周波数制御端子のインピーダンスを変える可変位相
器17等によりPLL回路に構成されている。シンセサ
イザ部7Bも同様にPLL回路に構成されている。ま
た、シンセサイザ部5A、5Bは、図2の可変位相器1
7を除いたPLL回路構成となっている。
【0013】図3は可変位相器17の構成例を示す図で
ある。可変位相器17は、上記位相制御信号に対応した
端子19、20、21のいずれかに導通させるスイッチ
18と、VCO13の周波数制御端子のインピーダンス
に対し位相の変化量を調節する長さの異なるストリップ
ライン22、23、24から構成される。
【0014】図4は本実施の形態の適用例としてのハー
フレートディジタル移動通信システムの構成を示すブロ
ック図である。図4において、本実施の形態による送信
機1は、一般に無線基地局25内の送受信機28の送信
部として用いられる。この無線基地局25は、アンテナ
26、合成分配部27、複数の送受信機28から構成さ
れ、複数の携帯無線機29A、29BとRCR STD
に準拠した無線インターフェースを介して通話すること
が可能となっている。また、1つの送信機1に2つの無
線部3A、3Bを有しているため、送信機1は1台で最
大12台分のハーフレートモードの携帯無線機29の音
声信号を同時に処理することができる。
【0015】図5は送信周波数と位相制御信号の関係を
示すグラフ、図6はVCO13の周波数制御端子のイン
ピーダンスと干渉波レベルの関係を示すグラフである。
【0016】次に、上記構成による動作について説明す
る。送信機1の無線部3Aが携帯無線機29Aへ送信を
行う場合、無線部3Aは、シンセサイザ制御部12Aか
ら出力される周波数指定信号によって、所定の送信波f
aを生成する。
【0017】また、本実施の形態の送信機1は、シンセ
サイザ部7Aが出力するローカル信号floaを受信機
と共有化するため、ミキサ8Aによりローカル信号fl
oaと変調波fi’を周波数変換(fa=floa−f
i’)することによって送信波faを生成するミックス
ダウン方式を採用している。送信周波数faに関して
は、シンセサイザ部7Aから出力されるローカル信号f
loaをシステム運用パラメータに応じて切り替えるこ
とにより、任意の送信波faを指定することができる。
無線部3Bについてもまた同様である。
【0018】次に、可変位相器17の動作を説明する。
可変位相器17は、図3のように長さの異なるストリッ
プライン22、23、24を切り替えることによりVC
O13の周波数制御端子の位相を制御するものである。
即ち、LPF16側から見たVCO13の高周波インピ
ーダンスが、X+jYからX’+jY’(X<X’,Y
<Y’)へ変化する。そのため、予め運用周波数に対応
したストリップライン22、23、24を用意してお
く。
【0019】スイッチ18は、図5において、位相制御
信号がαVのとき端子19、βVのとき端子20、γV
のとき端子21に切り替わる。スイッチ18を切り替え
ると、VCO13の周波数制御端子の高周波インピーダ
ンスは干渉波の周波数に対してハイインピーダンスへ変
化する。インピーダンスが大きいほど干渉波がVCO1
3の周波数制御端子で反射するため、干渉波の入力レベ
ルを低く抑えることができる。
【0020】次に、送信機1の動作を説明する。まず、
無線部3Aのみが周波数faで携帯無線機29Aへ送信
を行う場合を説明する。上位装置から伝送路10を介し
て送られた無線機情報は、分離部11でベースバンド信
号とシンセサイザ制御信号に分離され、ベースバンド信
号はベースバンド部4Aへ、シンセサイザ制御信号はシ
ンセサイザ制御部12Aへ出力される。ベースバンド部
4Aは、ベースバンド信号をI,Q信号に変換し、変調
器6Aへ出力する。
【0021】このときシンセサイザ制御部12Aは、シ
ンセサイザ部5Aが周波数fiを出力し、シンセサイザ
部7Aが周波数floaを出力するように、それぞれの
位相比較部15に周波数指定信号を供給する。
【0022】シンセサイザ部5A、7Aの各位相比較部
15は、周波数指定信号に応じて水晶発振器14から出
力される基準周波数とVCO13の発振周波数の位相と
を比較し、VCO13の発振周波数を制御するための周
波数制御電圧を出力する。この周波数制御電圧はLPF
16により直流電圧に変換され、VCO13に入力され
る。
【0023】上記周波数制御電圧に基づいてシンセサイ
ザ部5AのVCO13はIF信号fiを出力し、シンセ
サイザ部7AのVCO13はローカル信号floaを出
力する。変調器6Aは、I,Q信号とIF信号fiを直
交変調し変調波fi’を出力する。変調波fi’は、シ
ンセサイザ部7Aからのローカル信号floaとミキサ
8Aで周波数変換(fa=floa−fi’)され、送
信波faを生成する。この送信波faは、増幅部9Aで
所定のレベルに増幅され携帯無線機29Aへ送信され
る。
【0024】このとき可変位相器17のスイッチ18
は、無線部3Bが動作していないため、初期設定である
端子19に設定されている。
【0025】さらに、無線部3Bが周波数fbで携帯無
線機29Bへ送信を始める場合もまた無線部3Aと同様
の動作を行い、携帯無線機29Bへ送信を行う。
【0026】シンセサイザ制御部12Aは、図5の送信
周波数と位相制御信号の関係から、他方の無線部3Bの
送信周波数がfp以下のときαV、fp〜fqのときβ
V、fq以上のときγVの位相制御信号を可変位相器1
7へ出力する。
【0027】図6のように、送信波fbがスケル値fp
−fq間にある場合、シンセサイザ制御部12Aは、無
線部3Aの可変位相器17へ電圧βVの位相制御信号を
供給する。可変位相器17は、βVの位相制御信号によ
ってスイッチ18を端子20へ切り替える。
【0028】同様に、シンセサイザ制御部12Bは、送
信波faがfp以下であることから、無線部3Bの可変
位相器17へ電圧αVの位相制御信号を出力する。初期
設定が端子19であるので、無線部3Bのスイッチ18
は端子19のままとなる。
【0029】さらに別の例として、送信機1の送信周波
数がダイナミックに変化した場合においても、上記と同
様にして相手の運用周波数に対応するように可変位相器
17が動作する。
【0030】尚、本実施の形態では、3種類の長さのス
トリップライン22、23、24を用いたが、4種類、
5種類──とストリップラインの数を増やすことにより
他段階の切り替えができる。これによりVCO13の周
波数制御端子のインピーダンスの変化量が増えるので、
さらに広帯域化の送受信機にも対応できる。
【0031】図7、図8は可変位相器の他の構成例を示
すものである。図7(a)はハイブリット反射型位相器
30に構成した例を示すもので、ハイブリッド回路3
1、可変容量ダイオード32及びコンデンサ、インダク
タンス等により図示のように構成される。図7(b)は
ハイブリット反射型位相器30による周波数制御端子の
インピーダンスを示す。
【0032】図8(a)は可変容量ダイオード32の干
渉波の周波数と位相制御電圧の関係を示し、同図(b)
は可変容量ダイオード32と位相制御電圧の関係を示
し、同図(c)は可変容量ダイオード32の容量と位相
の関係を示す。
【0033】このようなハイブリット反射型位相器30
は、位相制御信号により位相の変動を任意に制御できる
ので、より他段階での位相制御が可能である。例とし
て、周波数fの干渉波が入力される場合、シンセサイザ
制御部12Aは、図8(a)の干渉波の周波数と位相制
御信号の関係より、位相制御信号sVをハイブリット反
射型位相器30へ出力する。
【0034】可変容量ダイオード32の容量は、図8
(b)のように入力された位相制御信号sVから位相制
御信号と可変容量ダイオード32の容量の関係により、
tPFとなる。可変容量ダイオード32の容量がtPF
となることにより、図8(c)の可変容量ダイオード3
2の容量と位相の関係から位相がθ変動する。従って、
干渉波に対するVCO13の高周波インピーダンスをハ
イインピーダンスに近づけることができる。
【0035】以上のように、本実施の形態によれば、V
CO13の周波数制御端子の前に設けられた可変位相器
17が、VCO13の周波数制御端子の高周波インピー
ダンスが干渉波に対してハイインピーダンスになるよう
に周波数制御電圧の位相を変動させることにより、VC
O13に入力される干渉波を抑圧し、送信スプリアスを
防止することができる。
【0036】また、VCO13に入力された干渉波が発
振トランジスタで増幅され、本来の発信周波数と同等レ
ベルの干渉波が位相比較部15に入力されることによ
り、位相比較部15で基準周波数と発信周波数の位相と
を比較する際に、誤作動を起こすことを防止することが
できる。
【0037】尚、従来の2RFの送信機1では、可変位
相器17が無いため、前述したように、無線部3Aと無
線部3Bが、それぞれ異なる周波数で送信を行っている
ことから、無線部3Aの送信波faが、送信機1内のス
トリップラインや空間を介して無線部3Bのシンセサイ
ザ部7Bに入力され、この入力された送信波faは、V
CO13に用いられている発振トランジスタにより増幅
されて位相比較部15に帰還されて位相比較部15の誤
作動を生じる。また、シンセサイザ部7Bに入力された
送信波faは、シンセサイザ部7Bから出力され、無線
部3Bの送信波fbのスプリアスとして出力される。無
線部3Bが出力する送信波fbもまた同様に無線部3A
の送信波faのスプリアスとして出力されるという問題
があったものである。
【0038】さらに本実施の形態によれば、従来、干渉
波を防止するためにシンセサイザ部7A、7Bを覆って
いたシャーシを省略できるため、ハードウェアの小型
化、低価格化を実現することができる。
【0039】尚、図1の実施の形態はハードウェア構成
することもできるが、各部を制御するCPUとメモリと
によるコンピュータシステムに構成する場合、上記メモ
リは本発明によるプログラムを記憶した記憶媒体を構成
することになる。この記憶媒体には前述した動作を実行
するためのプログラムが記憶される。このような記憶媒
体としては、半導体記憶装置、光磁気ディスク、光ディ
スク磁気記録媒体等を用いることができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、各
無線部において変調波を周波数変換するためのシンセサ
イザ部等のPLL手段におけるVCOの周波数制御端子
の高周波インピーダンスを可変するように構成したこと
により、送信スプリアスを防止することができると共
に、シンセサイザ部の誤動作を防止することができ、さ
らに装置の小型化、低価格化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による送信機の構成を示す
ブロック図である。
【図2】シンセサイザ部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】可変位相器の構成例を示す構成図である。
【図4】本発明を適用し得る移動無線システムの構成を
示すブロック図である。
【図5】送信周波数と位相制御信号の関係を示す特性図
である。
【図6】VCOの周波数制御端子のインピーダンスと干
渉波の入力レベルの関係を示す特性図である。
【図7】ハイブリッド反射型位相器の構成図及びその周
波数制御端子のインピーダンスを示す特性図である。
【図8】干渉波、位相制御信号、可変容量ダイオードの
容量等の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
1 送信機 2 制御部 3A、3B 無線部 4A、4B ベースバンド部 5A、5B、7A、7B シンセサイザ部 6A、6B 変調器 8A、8B ミキサ 9A、9B 増幅器 10 伝送路 11 分離部 12A、12B シンセサイザ制御部 13 VCO 14 水晶発振器 15 位相比較部 16 LPF 17 可変位相器 18 スイッチ 19、20、21 端子 22、23、24 ストリップライン 30 ハイブリッド反射型位相器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/20 H03L 7/18 H04B 1/04

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周波数指定信号で指定された周波
    数の信号を出力する第1のPLL手段と、 所定の変調方式で変調された第1の信号を前記第1のP
    LL手段の出力で第1の周波数の信号に変換して出力す
    る第1の変換手段と、 第2の周波数指定信号で指定された周波数の信号を出力
    する第2のPLL手段と、 所定の変調方式で変調された第2の信号を前記第2のP
    LL手段の出力で第2の周波数の信号に変換して出力す
    る第2の変換手段と、 前記第1のPLL手段を構成する第1の電圧制御発振器
    の周波数制御電圧が入力される制御端子の高周波インピ
    ーダンスを第1の位相制御信号に応じて制御する第1の
    制御手段と、 前記第2のPLL手段を構成する第2の電圧制御発振器
    の周波数制御電圧が入力される制御端子の高周波インピ
    ーダンスを第2の位相制御信号に応じて制御する第2の
    制御手段とを設けたことを特徴とする送信機。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御手段は、前記第1の電圧
    制御発振器に入力される前記第2の変換手段からの干渉
    波に対してハイインピーダンスとなるように前記周波数
    制御電圧の位相を制御し、前記第2の制御手段は、前記
    第2の電圧制御発振器に入力される前記第1の変換手段
    からの干渉波に対してハイインピーダンスとなるように
    前記周波数制御電圧の位相を制御することを特徴とする
    請求項1記載の送信機。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2の制御手段は、前記周波
    数制御電圧が入力される複数のストリップラインを前記
    第1、第2の位相制御信号に応じて選択的に切り替える
    ようにそれぞれ構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の送信機。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の制御手段は、それぞれ
    ハイブリッド反射型位相器に構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の送信機。
  5. 【請求項5】 前記所定の変調方式はQPSK変調であ
    ることを特徴とする請求項1記載の送信機。
  6. 【請求項6】 第1の周波数指定信号で指定された周波
    数の信号を出力する第1のPLL処理と、 所定の変調方式で変調された周波数の第1の信号を前記
    第1のPLL処理の出力で第1の周波数の信号に変換し
    て出力する第1の変換処理と、 第2の周波数指定信号で指定された周波数の信号を出力
    する第2のPLL処理と、 所定の変調方式で変調された周波数の第2の信号を前記
    第2のPLL処理の出力で第2の周波数の信号に変換し
    て出力する第2の変換処理と、 前記第1のPLL処理を行うPLL回路を構成する第1
    の電圧制御発振器の周波数制御電圧が入力される制御端
    子の高周波インピーダンスを第1の位相制御信号に応じ
    て制御する第1の制御処理と、 前記第2のPLL処理を行うPLL回路を構成する第2
    の電圧制御発振器の周波数制御電圧が入力される制御端
    子の高周波インピーダンスを第2の位相制御信号に応じ
    て制御する第2の制御処理とを実行するためのプログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記第1の制御処理は、前記第1の電圧
    制御発振器に入力される前記第2の変換処理による干渉
    波に対してハイインピーダンスとなるように前記周波数
    制御電圧の位相を制御し、前記第2の制御処理は、前記
    第2の電圧制御発振器に入力される前記第1の変換処理
    による干渉波に対してハイインピーダンスとなるように
    前記周波数制御電圧の位相を制御することを特徴とする
    請求項6記載のプログラムを記憶した記憶媒体。
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