JP2016144788A - 水処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ORPセンサの感度低下を原因とする酸化型の殺菌剤の過剰投与を防止しつつ、酸化型の殺菌剤による薬注停止中も循環水の汚染を効果的に防止できる水処理システムを提供すること。
【解決手段】水処理システム1は、循環水W2に酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注装置60と、循環水W2の水質を検出するORPセンサ133と、循環水W2に非酸化型の殺菌剤W4を薬注する第2薬注装置64と、ORPセンサ133の検出値に基づいて酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注制御を行う第1薬注制御部111と、第1薬注装置60による薬注継続時間が予め設定された第1時間を超えると第1薬注装置60による薬注を停止する第1薬注停止部112と、第1薬注停止部112によって第1薬注装置60による薬注が停止されたことを検出すると、非酸化型の殺菌剤W4を薬注する第2薬注制御を開始する第2薬注制御部113と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷却塔と被冷却装置との間で循環する循環水に薬注を行う水処理システムに関する。
商業ビル、工業プラント等においては、空調機や冷凍機に組み込まれた熱交換器等の被冷却装置(冷却負荷装置)を冷却するために、冷却水が用いられる。冷却水は、その節約を図る観点から、冷却水を冷却する冷却塔と被冷却装置との間を循環して用いられる(以下、循環する冷却水を適宜に「循環水」という)。
循環水を継続的に循環させると循環水の水質が徐々に悪化するため、循環水に対して殺菌剤等の薬剤の供給が行われている。薬剤の供給方式として、循環水ラインを流通する循環水のORP(酸化還元電位)値を測定し、酸化型のスライムコントロール剤からなる殺菌剤の供給量をORP値に基づいて自動的に調整する方法が従来から知られている。この種の水処理システムを開示するものとして、例えば特許文献1がある。
特開2002−254083号公報
ORP値に基づいて薬剤の供給量を調節する水処理システムでは、経年劣化等によりORPセンサの感度が低下した場合、殺菌剤が過剰に供給されてしまうことがある。殺菌剤の過剰供給を防止する方法としては、殺菌剤の薬注時間が一定時間を超えると、ORPセンサの感度低下が生じていると判定し、殺菌剤の供給停止を行う制御が有効である。しかし、この方法では、管理者等が殺菌剤の供給停止を認識するまで、循環水に殺菌剤が供給されない状態が続くことになる。殺菌剤が注入されない状態が長時間になれば、循環水が許容できる範囲を超えて汚染されてしまうことになる。
本発明は、水質検出装置の感度低下を原因とする酸化型の殺菌剤の過剰投与を防止しつつ、酸化型の殺菌剤による薬注停止中も循環水の汚染を効果的に防止できる水処理システムを提供することを目的とする。
本発明は、被冷却装置に供給する循環水を冷却する冷却塔と、循環水を前記冷却塔と前記被冷却装置との間で循環させる循環水ラインと、循環水に酸化型の殺菌剤を薬注する第1薬注装置と、循環水の水質を検出する水質検出装置と、循環水に非酸化型の殺菌剤を薬注する第2薬注装置と、前記水質検出装置の検出値に基づいて酸化型の殺菌剤を薬注する第1薬注制御を行う第1薬注制御部と、前記第1薬注装置による薬注継続時間が予め設定された第1時間を超えると前記第1薬注装置による薬注を停止する第1薬注停止部と、前記第1薬注停止部によって前記第1薬注装置による薬注が停止されたことを検出すると、非酸化型の殺菌剤を薬注する第2薬注制御を開始する第2薬注制御部と、を備える水処理システムに関する。
前記第2薬注制御では、予め設定された時間間隔で前記第2薬注装置による薬注が行われることが好ましい。
前記水処理システムは、補給水の流量を検出する流量検出装置を更に備え、前記第2薬注制御では、前記流量検出装置の検出値に基づいて第2薬注装置による薬注が行われることが好ましい。
前記第2薬注制御では、ブローダウン処理の実行時間に基づいて前記第2薬注装置による薬注が行われることが好ましい。
前記第2薬注装置によって薬注される非酸化型の殺菌剤は、有機系殺菌剤であることが好ましい。
本発明の水処理システムによれば、水質検出装置の感度低下を原因とする酸化型の殺菌剤の過剰投与を防止しつつ、酸化型の殺菌剤による薬注停止中も循環水の汚染を効果的に防止できる。
本実施形態の水処理システムを示す概略構成図である。 水処理システムの薬注処理に係る機能ブロック図である。 第1薬注制御から第2薬注制御に移行する流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の水処理システムの好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の水処理システム1を示す概略構成図である。なお、本明細書における「ライン」とは、流路、経路、管路等の流体の流通が可能なラインの総称である。
本実施形態の水処理システム1は、空調機や冷凍機に組み込まれた熱交換器等の被冷却装置131を冷却するために、循環水W2(冷却水)を循環させる冷却システムである。
図1に示すように、水処理システム1は、冷却塔120と、被冷却装置131と、循環水ポンプ132と、ORPセンサ133と、電気伝導率センサ134と、第1薬注装置60と、補給水バルブ136と、流量センサ50と、排水バルブ70と、第2薬注装置64と、制御ユニット100と、を主要な構成として備える。また、水処理システム1は、循環水ラインL110と、補給水ラインL120と、を主要なラインとして備える。以下、水処理システム1の各構成について説明する。
冷却塔120は、被冷却装置に供給する循環水を冷却する設備である。冷却塔120に供給された補給水W1は、循環水W2として被冷却装置131へ供給される。被冷却装置131から回収(返送)された循環水W2は、冷却塔120で再び冷却される。
本実施形態の冷却塔120は、いわゆる開放式冷却塔である。図1に示すように、冷却塔120は、塔本体121と、貯留部122と、を備える。冷却塔120は、循環水ラインL110と共に循環水系を構成する。水処理システム1の運転中、循環水W2は、冷却塔120で冷却されながら循環して用いられる。
塔本体121は、冷却塔120の外郭を形成する筐体である。塔本体121は、散水部、ファン、開口部、ルーバー、充填材等からなる循環水冷却部(不図示)を有する。循環水W2は、循環水冷却部により冷却され、貯留部122に落下する。
貯留部122は、循環水冷却部で冷却された循環水W2を貯留する部位である。貯留部122は、塔本体121の下部に設けられている。貯留部122の底部には、循環水ラインL110の循環水供給ラインL111(後述)が接続されている。貯留部122に貯留された循環水W2は、循環水供給ラインL111を介して被冷却装置131へ供給される。なお、貯留部122には、補給水W1の供給に使用される給水栓137、及び循環水W2のブローダウンに使用されるオーバーフロー口138が設けられている。
循環水ラインL110は、冷却塔120と被冷却装置131との間で循環水W2を循環させるラインである。循環水ラインL110は、循環水供給ラインL111と、循環水回収ラインL112と、を有する。
循環水供給ラインL111は、貯留部122と被冷却装置131との間を接続する。貯留部122内の循環水W2は、循環水供給ラインL111を介して被冷却装置131に供給される。
循環水供給ラインL111の途中には、循環水ポンプ132が設けられている。循環水ポンプ132は、循環水ラインL110(循環水供給ラインL111、循環水回収ラインL112)の上流側から下流側へ向けて、循環水W2を送り出すことができる。循環水ポンプ132は、制御ユニット100と電気的に接続されている。循環水ポンプ132の運転(駆動及び停止)は、制御ユニット100から出力されるポンプ運転信号により制御される。
循環水回収ラインL112は、被冷却装置131と塔本体121との間を接続するラインである。被冷却装置131において熱交換により加温された循環水W2は、循環水回収ラインL112を介して塔本体121の循環水冷却部(不図示)に回収される。
被冷却装置131は、循環水W2による冷却が必要な熱交換器等の各種装置である。被冷却装置131は、例えば、各種の化学プラントのターボ冷凍機や吸収冷凍機、建築物の空調用冷却機、食品工場の冷水製造機や真空冷却機等である。
被冷却装置131において、循環水流路の一方の端部には、循環水供給ラインL111の下流側の端部が接続されている。また、被冷却装置131において、循環水流路の他方の端部には、循環水回収ラインL112の上流側の端部が接続されている。
ORPセンサ133は、循環水W2のORP(酸化還元電位)値を測定する水質検出装置である。本実施形態のORPセンサ133は、貯留部122に貯留された循環水W2のORP値を測定するように設置される。ORPセンサ133は、制御ユニット100と電気的に接続されている。制御ユニット100は、所定の時間間隔(又はリアルタイム)でORPセンサ133によって測定されたORP値を取得する。
電気伝導率センサ134は、貯留部122内の循環水W2の水質を測定して、検出電気伝導率値として出力する装置である。本実形態の電気伝導率センサ134は、貯留部122に貯留された循環水W2の電気伝導率値を測定するように設置される。電気伝導率センサ134は、制御ユニット100と電気的に接続されている。制御ユニット100は、リアルタイム(又は所定の時間間隔)で循環水W2の電気伝導率値を取得する。
第1薬注装置60は、循環水W2に酸化型の殺菌剤W3を薬注する。本実施形態の第1薬注装置60は、第1薬注タンク61と、第1薬注ポンプ62と、を備える。
第1薬注タンク61は、循環水W2の水質を改善するための薬剤として、酸化型のスライムコントロール剤を殺菌剤W3として貯留する容器である。スライムコントロール剤は、循環水W2中での菌類や藻類等の微生物の繁殖を抑制するための殺菌剤W3である。本実施形態では、第1薬注ラインL140を介して貯留部122に接続される。
酸化型の殺菌剤W3として、例えば、次亜塩素酸塩(次亜塩素酸ナトリウム)や次亜臭素酸塩等のハロゲン系酸化剤や過酸化水素等の酸素系酸化剤が使用される。ハロゲン系酸化剤としては、次亜ハロゲン酸塩とスルファミン酸塩とを反応させて得られる安定化ハロゲン酸塩や、トリクロロイソシアヌル酸塩などを使用することもできる。なお、トリクロロイソシアヌル酸塩は、市販の錠剤を溶解容器に収容し、一定流量の水で溶解しながら薬注する。
第1薬注ポンプ62は、第1薬注タンク61に貯留された薬剤を、第1薬注ラインL140を介して、冷却塔120の貯留部122へ送り出す。第1薬注ポンプ62は、制御ユニット100と電気的に接続されている。第1薬注ポンプ62の運転(駆動及び停止)は、制御ユニット100からの駆動信号により制御される。第1薬注ポンプ62としては、例えば、電磁駆動ダイアフラム式の定量ポンプ又はプランジャーポンプ、ベローズポンプ等の定量吐出ポンプを用いることができる。
このように、本実施形態の第1薬注装置60は、第1薬注ラインL140を通じて貯留部122内の循環水W2に酸化型の殺菌剤W3を供給する薬注処理を行う。この薬注処理によって、循環水W2中での菌類や藻類等の微生物の繁殖が抑制される。
補給水ラインL120について説明する。補給水ラインL120は、補給水W1を冷却塔120の貯留部122へ補給するラインである。補給水ラインL120は、上流側に第1補給水ラインL121を備え、下流側に第2補給水ラインL122及び第3補給水ラインL123を備える。第1補給水ラインL121は、水道水や工業用水等の補給水W1の供給源(不図示)に接続されている。補給水ラインL120は、分岐部J1において、第2補給水ラインL122及び第3補給水ラインL123に分岐している。分岐部J1は、補給水W1の供給源と冷却塔120との間に配置されている。
第2補給水ラインL122の下流側の端部は、塔本体121に接続されている。第2補給水ラインL122において、分岐部J1と冷却塔120との間には、補給水バルブ136が設けられている。
補給水バルブ136は、第2補給水ラインL122を開閉する給水設備である。第2補給水ラインL122を開くことにより、補給水W1を貯留部122に強制的に供給することができる。補給水バルブ136は、制御ユニット100と電気的に接続されている。補給水バルブ136の開閉状態は、制御ユニット100から出力される駆動信号により制御される。
第3補給水ラインL123の下流側の端部は、塔本体121に接続されている。第3補給水ラインL123の下流側の端部には、給水栓137が設けられている。給水栓137は、貯留部122内の循環水W2の水位(すなわち、水量)を管理するボールタップ式の給水設備である。循環水W2の蒸発及び飛散等により貯留部122の水位が低下すると、給水栓137のボールタップが作動し、第3補給水ラインL123を流通する補給水W1が貯留部122に補給される。
流量センサ50は、補給水W1の流量を検出する。本実施形態の流量センサ50は、第1補給水ラインL121に配置されており、分岐部J1で分岐する前の補給水W1の流量を検出する。流量センサ50は、制御ユニット100に電気的に接続されている。制御ユニット100は、流量センサ50からの測定信号に基づいて補給水W1の流量を取得する。流量センサ50としては、例えば羽根車式のものを採用し、羽根車の回転数に基づいてパルス信号を送信するものを用いることができる。この場合、制御ユニット100は、バルス信号のカウント数に基づいて流量を算出することができる。
排水ラインL130は、貯留部122の底部に接続され、下方に延びている。排水ラインL130は、後述するブローダウン処理において、冷却塔120の貯留部122に貯留された循環水W110を、水処理システム1の系外に排出するラインである。
排水バルブ70は、排水ラインL130の経路途中に設けられる。排水バルブ70は、排水ラインL130の開閉を行う。排水バルブ70は、制御ユニット100と電気的に接続されている。排水バルブ70の開閉状態は、制御ユニット100からの駆動信号により制御される。
オーバーフローラインL131は、貯留部122の底部に略垂直に取り付けられており、冷却塔120の内部から貯留部122の底部を貫通して下方に延びている。オーバーフローラインL131は、その上流側の端部にオーバーフロー口138が形成される。オーバーフロー口138は、冷却塔120の内部であって給水栓137の管理水位よりも上方に開口する。また、オーバーフローラインL131は、その下流側の端部が、排水ラインL130における排水バルブ70の下流側の接続部J2に接続されており、排水ラインL130を介して貯留部122の外部に通じている。
オーバーフローラインL131は、後述するブローダウン処理(強制補給)において、補給水バルブ136が開状態となり、補給水W1を強制的に供給した場合に、貯留部122から溢れた循環水W2をオーバーフロー口138から系外に排出するラインである。
第2薬注装置64は、第1薬注装置60のバックアップとして機能する薬注装置である。第2薬注装置64は、第1薬注装置60(第1薬注ポンプ62)が薬注継続時間のタイムアウトによって停止した場合に(図3のS105,S106参照)、第1薬注装置60に替わって循環水W2に非酸化型の殺菌剤W4を薬注する薬注処理を行う。本実施形態の第2薬注装置64は、第2薬注タンク65と、第2薬注ポンプ66と、を備える。
第2薬注タンク65は、循環水W2の水質を改善するための薬剤として、非酸化型の殺菌剤W4を貯留する容器である。本実施形態では、第2薬注ラインL141を介して貯留部122に接続される。
第2薬注タンク65には、非酸化型の殺菌剤として、有機系殺菌剤が貯留される。有機系殺菌剤として、例えば、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンや2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン等のイソチアゾリン系殺菌剤、グルタルアルデヒドやオルトフタルアルデヒド等のアルデヒド系殺菌剤、2−ブロモ−2−ニトロプロパン−1,3−ジオールや2,2−ジブロモ−3−ニトリロプロミオンアミド等の臭素系殺菌剤を用いることができる。
第2薬注ポンプ66は、第2薬注タンク65に貯留された薬剤を、第2薬注ラインL141を介して、冷却塔120の貯留部122へ送り出す。第2薬注ポンプ66は、制御ユニット100と電気的に接続されている。第2薬注ポンプ66の運転(駆動及び停止)は、制御ユニット100からの駆動信号により制御される。第2薬注ポンプ66としては、電磁駆動ダイアフラム式の定量ポンプ又はプランジャーポンプ、ベローズポンプ等の定量吐出ポンプが用いられる。
このように、本実施形態の第2薬注装置64は、第2薬注ラインL141を通じて貯留部122内の循環水W2に非酸化型の殺菌剤W4を供給する薬注処理を行う。この薬注処理によって、第1薬注装置60の薬注が停止されている間も、循環水W2中での菌類や藻類等の微生物の繁殖が抑制される。第2薬注装置64による薬注処理は、制御ユニット100によって制御される。
制御ユニット100は、水処理システム1の各部の動作を制御する。制御ユニット100には、水処理システム1の各測定装置が電気的に接続される。そして、制御ユニット100は、取得した各種の測定情報に基づいて循環水W2の補給、循環及び冷却等の各種制御が行われる。
本実施形態では、制御ユニット100によって薬注処理及びブローダウン処理が制御される。薬注処理は、循環水W2に殺菌剤、スケール防止剤、防食剤等の薬剤を供給する処理である。ブローダウン処理は、外部から定期的に補給水W1を供給するとともに、濃縮度の高い循環水W2の一部を外部に排出して循環水を希釈する処理である。次に、薬注処理及びブローダウン処理に係る制御について説明する。図2は、水処理システム1の薬注処理に係る機能ブロック図である。
図2に示すように、制御ユニット100は、各種の制御を実行する制御部101と、薬注処理やブローダウン処理等に関する各種のデータを記憶する記憶装置としてのメモリ102を備える。
制御部101は、第1薬注制御部111と、第1薬注停止部112と、第2薬注制御部113と、ブロー処理部114と、を薬注処理に関わる主要な構成として備える。以下、各部が行う具体的な処理について説明する。
第1薬注制御部111は、ORPセンサ133の検出値に基づいて循環水W2に酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注制御を行う。第1薬注制御では、所定の時間間隔(又はリアルタイム)で測定されたORP値に基づいて第1薬注ポンプ62の駆動量が調整され、殺菌剤W3の供給量が調整される。ORPセンサ133の検出値と比較するために、酸化型の殺菌剤W3の供給及び停止を行う基準ORP値が予め設定される。本実施形態では、基準ORP値として、酸化型の殺菌剤W3の薬注を開始する基準である開始ORP値と、酸化型の殺菌剤W3の薬注を停止する基準である停止ORP値と、が設定されている。これらの基準ORP値と循環水W2のORP値を比較し、この比較結果に基づいて第1薬注ポンプ62が駆動制御される。これによって、循環水W2における殺菌剤W3の濃度を適切な範囲に維持することが可能になっている。
第1薬注停止部112について説明する。第1薬注停止部112は、ORPセンサ133に感度不良が生じたおそれがある場合に、第1薬注装置60による薬注を停止する制御を行う。ORPセンサ133に感度不良が生じた状態では、ORP値に基づいて殺菌剤W3の供給量を正確に調整することができず、酸化型の殺菌剤W3が循環水W2に過剰供給されるおそれがあるからである。
本実施形態では、第1薬注装置60による薬注継続時間が予め設定されたタイムアウト時間(第1時間)を超えると、第1薬注装置60による薬注を停止するポンプ停止信号を第1薬注ポンプ62に送信する。このタイムアウト時間は、例えば、薬剤の濃度範囲や水処理システム1の貯留部122の容量等によって適宜設定される。
第2薬注制御部113は、第1薬注装置60の薬注処理が停止されている状態になると、第2薬注ポンプ66の駆動を制御して有機酸系の殺菌剤W4による薬注処理を行う第2薬注制御を実行する。本実施形態では、第2薬注制御部113は、第1薬注停止部112によって第1薬注装置60が停止されたことを検出すると、第2薬注ポンプ66の駆動制御を開始する。
本実施形態の水処理システム1は、第2薬注装置64の薬注方式として、インターバル薬注、流量比例薬注、ブロー同期薬注の何れかを選択可能に構成される。以下、各方式について説明する。
<インターバル薬注>
インターバル薬注が選択されている場合、第2薬注制御部113は、予め設定される時間間隔に基づいて薬注を行う。この時間間隔は、例えば、数時間に1回や1日に1回等、水処理システム1の用途等に応じて適宜設定することができる。なお、本実施形態では、インターバル薬注において、後述のブローダウンが実行されている間は薬注を行わないように設定されている。
<流量比例薬注>
流量比例薬注が選択されている場合、第2薬注制御部113は、流量センサ50の測定情報に基づいて殺菌剤W4の供給量を調整する。即ち、流量比例薬注では、補給水W1の水量に比例して殺菌剤W4が循環水W2に供給されることになる。なお、本実施形態では、流量比例薬注においても、後述のブローダウンが実行されている間は薬注を行わないように設定されている。ブローダウン処理後には、ブローダウン中に供給された補給水W1の水量に比例して殺菌剤W4が供給される。
<ブロー同期薬注>
ブロー同期薬注が選択されている場合、第2薬注制御部113は、ブローダウン処理が終了したタイミングで薬注処理を行う。ブローダウン処理後の殺菌剤W4の供給量は、後述するブローダウン処理の実行時間に比例するように調整される。
ブローダウン処理を実行するブロー処理部114について説明する。ブロー処理部114は、電気伝導率センサ134によって検出された循環水W2の電気伝導率が、予め設定された上限閾値を上回って循環水W2の水質が悪化したと判定された場合にブローダウン処理を実行する。なお、この上限閾値は、例えば、薬注される薬剤の効果の持続性を担保できる濃縮倍数等を考慮して適宜設定される。
また、ブロー処理部114は、ブローダウン処理を実行する際に、薬注処理を行っている第1薬注装置60又は第2薬注装置64に対して外部停止信号(インターロック信号)を出力する。これにより、ブローダウン処理が実行されている間は、循環水W2に薬剤が供給されなくなり、薬注したばかりの殺菌剤W3又は殺菌剤W4が系外に排出されて無駄になってしまう事態が防止されている。
ブローダウン処理は、循環水W2の電気伝導率が、予め設定された下限閾値を下回って循環水W2の水質が回復したと判定されるまで継続される。ブロー処理部114は、ブローダウン処理が終了すると、第1薬注装置60又は第2薬注装置64に対して外部停止信号の出力を停止する。なお、ブロー同期薬注が選択されている場合、ブローダウン処理が開始されてから終了するまでのブローダウン処理の実行時間がメモリ102にカウント(記憶)される。
本実施形態の水処理システム1は、強制補給方式と、強制排水方式と、の2種類のブローダウン処理を実行可能に構成される。ブローダウン処理では、強制補給方式と強制排水方式の何れかを選択して行う。各方式について説明する。
<強制補給方式>
強制補給方式では、ブロー処理部114は、補給水バルブ136の制御によってブローダウン処理を行う。そして、循環水W2の排水及び補給水W1の補給が同時に(又は連続して)行われる。より具体的には、補給水バルブ136を開状態として、第2補給水ラインL122を通じて新鮮な補給水W1を貯留部122に強制的に補給する。補給水W1が補給されると、貯留部122の水位が上昇するため、オーバーフロー口138から溢れた循環水W2がオーバーフローラインL131及び排水ラインL130を通じて外部に排出される。すなわち、ブローダウン処理が実行されると、濃縮の進んだ循環水W2の一部が補給水W1と入れ替わる。そのため、循環水ラインL110を流通する循環水W2は、全体として電気伝導率が低下する。
ブロー処理部114は、循環水W2の電気伝導率が下限閾値を下回ると、補給水バルブ136を閉状態に制御し、ブローダウン処理を終了する。従って、この強制補給方式では、補給水バルブ136の開時間がブローダウン処理の実行時間としてメモリ102に記憶される。即ち、ブロー同期薬注が第2薬注制御の薬注方式として選択され、かつ、強制補給方式でブローダウンが行われた場合は、第2薬注装置64による非酸化型の殺菌剤W4の供給量は、補給水バルブ136の開時間に基づいて設定されることになる。
<強制排水方式>
強制排水方式では、ブロー処理部114は、排水バルブ70の制御によってブローダウン処理を行う。より具体的には、排水バルブ70を開状態として、貯留部122に貯留された循環水W2の一部を排水ラインL130から外部に排出する。循環水W2の一部が排出されると、貯留部122の水位が低下するため、給水栓137のボールタップが作動し、補給水W1が第3補給水ラインL123を通じて貯留部122に貯留される。なお、この強制排水方式では、補給水バルブ136は閉状態に制御される。
ブロー処理部114は、循環水W2の電気伝導率が下限閾値を下回ると、排水バルブ70を閉状態に制御し、ブローダウン処理を終了する。従って、この強制排水方式では、排水バルブ70の開時間がブローダウン実行処理時間としてメモリ102に記憶される。即ち、ブロー同期薬注が第2薬注制御の薬注方式として選択され、かつ、強制排水方式でブローダウンが行われた場合は、第2薬注装置64による非酸化型の殺菌剤W4の供給量は、排水バルブ70の開時間に基づいて設定されることになる。
本実施形態の水処理システム1の主要な構成は、以上の通りである。次に、第1薬注制御から第2薬注制御への移行について説明する。図3は、第1薬注制御から第2薬注制御への移行を示すフローチャートである。
本実施形態の水処理システム1は、通常時は第1薬注制御によって循環水W2に対して酸化型の殺菌剤W3を薬注している。図3に示すように、第1薬注制御が開始されると、第1薬注制御部111は、ORPセンサ133からORP値を取得する(S101)。次に、このORP値が殺菌剤W3を薬注する基準である開始ORP値を下回っているか否かを判定する(S102)。
第1薬注制御部111は、開始ORP値を下回っている場合は第1薬注ポンプ62を駆動して殺菌剤W3の薬注を開始する(S103)。それとともに、第1薬注ポンプ62の駆動時間を薬注継続時間として計測する(S104)。
第1薬注停止部112は、第1薬注装置60による薬注処理中、薬注継続時間を監視する(S105)。薬注継続時間が予め設定された第1時間(タイムアウト時間)を超えた場合、第1薬注停止部112は、タイムアウトを示す信号を第1薬注ポンプ62に送信して第1薬注装置60による薬注を停止する(S106)。
第2薬注制御部113は、第1薬注ポンプ62が停止されたことを検出すると、上述の第2薬注制御を実行する(S107)。S107の第2薬注制御では、予め設定された薬注方式に従って有機系の殺菌剤W4による薬注が行われる。即ち、インターバル薬注、流量比例薬注又はブロー同期薬注の何れかの方式に基づいて非酸化型の有機系殺菌剤W4が薬注されるのである。各薬注方式の制御については、上述の通りである。本実施形態では、メンテナンス等によってORPセンサ133の不具合が解消されるまで第2薬注制御が継続される。
なお、薬注継続時間が第1時間(タイムアウト時間)を超えるまでに、ORP値が停止ORP値を下回った場合は、第1薬注ポンプ62を停止する(S108,S109)。そして、S101の処理にループする。ORP値が停止ORP値を下回る又は薬注継続時間が第1時間を超えるまで、103からS108の処理はループする。このように、第1薬注ポンプ62の薬注継続時間が第1時間を超えるまで酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注制御が継続される。ORPセンサ133の感度が低下し、第1薬注制御が適切に行われない状況になると、非酸化型の殺菌剤W4を薬注する第2薬注制御に移行するのである。
以上説明した本実施形態の水処理システム1によれば、以下のような効果を奏する。
本実施形態の水処理システム1は、循環水W2を冷却塔120と被冷却装置131との間で循環させる循環水ラインL110と、循環水W2に酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注装置60と、循環水W2の水質を検出するORPセンサ133と、循環水W2に非酸化型の殺菌剤W4を薬注する第2薬注装置64と、ORPセンサ133の検出値に基づいて酸化型の殺菌剤W3を薬注する第1薬注制御を行う第1薬注制御部111と、第1薬注装置60による薬注継続時間が予め設定された第1時間を超えると第1薬注装置60による薬注を停止する第1薬注停止部112と、第1薬注停止部112によって第1薬注装置60による薬注が停止されたことを検出すると、非酸化型の殺菌剤W4を薬注する第2薬注制御を開始する第2薬注制御部113と、を備える。
これにより、ORPセンサ133に感度不良が生じた場合は、第1薬注装置60による薬注が停止されるので、酸化型の殺菌剤W3が過剰に薬注される事態を確実に防止できる。そして、第1薬注装置60による薬注が停止されている間も、第2薬注装置64によって非酸化型の殺菌剤W4が薬注される第2薬注制御が行われるので、第1薬注装置60の停止中も、循環水W2の汚染を確実に防止できる。
第2薬注制御のインターバル薬注では、予め設定された時間間隔で第2薬注装置64による薬注が行われる。
これにより、複雑な処理を行うことなく、循環水W2に非酸化型の殺菌剤W4を安定的に薬注することができる。
水処理システム1は、補給水の流量を検出する流量センサ50を更に備え、第2薬注制御の流量比例制御では、流量センサ50の検出値に基づいて第2薬注装置64による薬注が行われる。
これにより、冷却塔120に供給される補給水W1の水量に応じて殺菌剤W4が注入されるので、実際の水量に応じて殺菌剤W4の濃度を適切に調整することができ、循環水W2の汚染を効率的に防止することができる。
第2薬注制御のブロー同期薬注では、ブローダウン処理の実行時間に基づいて第2薬注装置64による薬注が行われる。
これにより、循環水W2における殺菌剤W4の濃度に大きく影響するブローダウン処理が考慮されるので、ブローダウン処理後の循環水W2における殺菌剤W4の濃度をより適切なものにすることができ、循環水W2の汚染を効果的に防止できる。
第2薬注装置64によって薬注される非酸化型の殺菌剤W4は、有機系殺菌剤である。
これにより、保存性に優れる有機系殺菌剤W4が第2薬注装置64に用いられることになる。従って、第1薬注装置60の薬注が停止され、第2薬注装置64による薬注が開始されるまでに長い時間が経過していたとしても、第2薬注装置64による薬注を適切に行うことができる。
以上、本発明の水処理システム1の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、第2薬注制御における薬注方式を複数種類の中から選択できる構成であるが、この構成に限定されない。例えば、インターバル薬注のみを行うように構成したり、2種類の薬注方式から1つの薬注方式を選択するように構成したり、事情に応じて適宜変更することができる。また、上記実施形態の第2薬注制御に、所定時間、殺菌剤W4による薬注が行われていない場合に、強制薬注を行う制御を追加することもできる。例えば、流量比例薬注やブローダウン同期薬注において、補給水W1の供給が長期間行われない場合に、強制的に殺菌剤W4による薬注を行うのである。このように、第2薬注制御は、その薬注方式等を適宜変更することができる。
上記実施形態の水処理システム1は、強制補給方式と、強制排水方式と、の2種類のブローダウン処理が実行可能に構成されているが、1つの方式のみを採用することもできる。例えば、循環水W2を系外に排出するためのラインをオーバーフローラインL131のみとして、上記実施形態から排水ラインL130及び排水バルブ70を省略した構成に変更することもできるし、オーバーフローラインL131を省略する構成に変更することもできる。また、循環水W2の一部を循環水ラインL110から系外に排出する構成に変更してもよい。更に、循環水W2の一部を冷却塔120及び循環水ラインL110の両方から系外に排出する構成に変更してもよい。このように、ブローダウン処理に係る構成についても、適宜変更することができる。
上記実施形態では、冷却塔120の貯留部122に貯留されている循環水W2の電気伝導率及びORP値を測定しているが、循環水ラインL110で電気伝導率及びORP値を測定する構成としてもよい。
上記実施形態では、冷却塔120を開放式冷却塔として構成した例について示した。この例に限らず、冷却塔120を密閉式冷却塔として構成してもよい。
1 水処理システム
50 流量センサ(流量検出装置)
60 第1薬注装置
64 第2薬注装置
111 第1薬注制御部
112 第1薬注停止部
113 第2薬注制御部
120 冷却塔
131 被冷却装置
133 ORPセンサ
L110 循環水ライン
W1 補給水
W2 循環水
W3 酸化型の殺菌剤
W4 非酸化型の殺菌剤(有機系殺菌剤)

Claims (5)

  1. 被冷却装置に供給する循環水を冷却する冷却塔と、
    循環水を前記冷却塔と前記被冷却装置との間で循環させる循環水ラインと、
    循環水に酸化型の殺菌剤を薬注する第1薬注装置と、
    循環水の水質を検出する水質検出装置と、
    循環水に非酸化型の殺菌剤を薬注する第2薬注装置と、
    前記水質検出装置の検出値に基づいて酸化型の殺菌剤を薬注する第1薬注制御を行う第1薬注制御部と、
    前記第1薬注装置による薬注継続時間が予め設定された第1時間を超えると前記第1薬注装置による薬注を停止する第1薬注停止部と、
    前記第1薬注停止部によって前記第1薬注装置による薬注が停止されたことを検出すると、非酸化型の殺菌剤を薬注する第2薬注制御を開始する第2薬注制御部と、
    を備える水処理システム。
  2. 前記第2薬注制御では、予め設定された時間間隔で前記第2薬注装置による薬注が行われる請求項1に記載の水処理システム。
  3. 補給水の流量を検出する流量検出装置を更に備え、
    前記第2薬注制御では、前記流量検出装置の検出値に基づいて第2薬注装置による薬注が行われる請求項1に記載の水処理システム。
  4. 前記第2薬注制御では、ブローダウン処理の実行時間に基づいて前記第2薬注装置による薬注が行われる請求項1に記載の水処理システム。
  5. 前記第2薬注装置によって薬注される非酸化型の殺菌剤は、有機系殺菌剤である請求項1から4までの何れかに記載の水処理システム。
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