JP2016143862A - 光電変換素子および光電変換素子の製造方法 - Google Patents

光電変換素子および光電変換素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いなくてもよい製造方法で光電変換素子を製造する。【解決手段】光電変換素子は、半導体基板1と、半導体基板1上の第1のi型非晶質半導体膜2および第2のi型非晶質半導体膜4と、第1のi型非晶質半導体膜2上の第1導電型非晶質半導体膜3と、第2のi型非晶質半導体膜4上の第2導電型非晶質半導体膜5とを備えている。第1導電型非晶質半導体膜3の一端と第2導電型非晶質半導体膜5の一端とが接している。【選択図】図1

Description

本発明は、光電変換素子および光電変換素子の製造方法に関する。
太陽光エネルギを電気エネルギに直接変換する太陽電池は、近年、特に、地球環境問題の観点から、次世代のエネルギ源としての期待が急激に高まっている。なかでも、現在、最も多く製造および販売されている太陽電池は、太陽光が入射する側の面である受光面と受光面の反対側である裏面とにそれぞれ電極が形成された構造のものである。
しかしながら、受光面に電極を形成した場合には、電極における太陽光の反射および吸収があることから、電極の面積分だけ入射する太陽光の量が減少する。そのため、裏面のみに電極を形成した裏面接合型太陽電池の開発が進められている(たとえば特許文献1参照)。
図13に、特許文献1に記載の裏面接合型太陽電池の模式的な断面図を示す。図13に示される裏面接合型太陽電池は、n型単結晶シリコン基板等の基板111の受光面上に、i型非晶質半導体層119、n型非晶質半導体層120、および保護膜124が順次積層された構成を有する。
基板111の裏面のn側電極116に対応するn型領域122においては、基板111上に、i型非晶質半導体層112、n型非晶質半導体層114、絶縁層121、およびn側電極116が順次積層されている。また、絶縁層121を貫通する穴を介して、n型非晶質半導体層114とn側電極116とが接続されている。
基板111の裏面のp側電極117に対応するp型領域123においては、基板111上に、i型非晶質半導体層113、p型非晶質半導体層115、およびp側電極117が順次積層されている。
n側電極116およびp側電極117は、それぞれ、透明導電層116c,117c上に金属層116b,117bおよび有機被膜116a,117aをこの順序で設けて形成されている。
図14に、図13に示される裏面接合型太陽電池の製造方法のフローチャートを示す。以下、図14を参照して、図13に示される裏面接合型太陽電池の製造方法について説明する。まず、ステップS1aにおいて、基板111の受光面上および裏面上にそれぞれi型非晶質半導体層119およびi型非晶質半導体層112をCVD法により形成する。
次に、ステップS2aにおいて、基板111の受光面側のi型非晶質半導体層119の全面および裏面側のi型非晶質半導体層112の全面にそれぞれn型非晶質半導体層120およびn型非晶質半導体層114をCVD法により形成する。
次に、ステップS3aにおいて、基板111の受光面側のn型非晶質半導体層120の全面および裏面側のn型非晶質半導体層114の全面にそれぞれ保護膜124および絶縁層121をCVD法により形成する。
次に、ステップS4aにおいて、フォトリソグラフィによりn型領域122をパターニングするために、絶縁層121上にレジストパターンを形成する。レジストパターンは、i型非晶質半導体層112とn型非晶質半導体層114との積層体からなるn型領域122を残す領域にレジスト膜を形成し、n型領域122を除去する領域に開口部を有するように形成される。
次に、ステップS5aにおいて、レジストパターンの開口部におけるn型領域122をエッチングにより除去する。
次に、ステップS6aにおいて、n型領域122上に残存するレジスト膜を除去する。
次に、ステップS7aにおいて、絶縁層121およびn型領域122が残存する基板111の裏面を覆うようにi型非晶質半導体層113をCVD法により形成する。
次に、ステップS8aにおいて、i型非晶質半導体層113の全面にp型非晶質半導体層115をCVD法により形成する。
次に、ステップS9aにおいて、p型非晶質半導体層115上にレジスト膜を形成する。レジスト膜は、i型非晶質半導体層113とp型非晶質半導体層115との積層体からなるp型領域123を残す領域に形成し、p型領域123を除去する領域に開口部を有するように形成される。
次に、ステップS10aにおいて、レジスト膜の開口部におけるp型領域123をエッチングにより除去する。
次に、ステップS11aにおいて、p型領域123上に残存するレジスト膜を除去する。
最後に、ステップS12aにおいて、n型領域122上にn側電極116を形成し、p型領域123上にp側電極117を形成することによって、図13に示される裏面接合型太陽電池が製造される。
特開2013−211385号公報
しかしながら、特許文献1においては、裏面接合型太陽電池の製造方法は非常に工数が多く、またフォトリソグラフィを用いる必要があったため、製造コストが高く、その改善が要望されていた。
ここで開示された実施形態は、半導体基板と、半導体基板上の第1のi型非晶質半導体膜と、半導体基板上の第2のi型非晶質半導体膜と、第1のi型非晶質半導体膜上の第1導電型非晶質半導体膜と、第2のi型非晶質半導体膜上の第2導電型非晶質半導体膜と、を備え、第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接する光電変換素子である。
また、ここで開示された実施形態は、シャドウマスクを用いて第1のi型非晶質半導体膜と第1導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程と、シャドウマスクを用いて第2のi型非晶質半導体膜と第2導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程とを含み、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜は第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接するように形成される光電変換素子の製造方法である。
ここで開示された実施形態によれば、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いなくてもよい。
実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図である。 図1に示される実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの第1のi型非晶質半導体膜と第2のi型非晶質半導体膜との間の面方向間隔の近傍の模式的な拡大断面図である。 実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のフローチャートである。 実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のステップS1を図解する模式的な拡大断面図である。 シャドウマスクをマスクとしたプラズマCVD法による膜の形成方法を図解する模式的な斜視図である。 実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のステップS2を図解する模式的な拡大断面図である。 実施形態2のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図である。 実施形態2のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のステップS2を図解する模式的な拡大断面図である。 実施形態3のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図である。 実施形態3のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のステップS2を図解する模式的な拡大断面図である。 実施形態4のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図である。 実施形態4のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のステップS2を図解する模式的な拡大断面図である。 特許文献1に記載の裏面接合型太陽電池の模式的な断面図である。 図13に示される裏面接合型太陽電池の製造方法のフローチャートである。
以下、ここで開示される実施形態の光電変換素子の一例としての実施形態1〜4のヘテロ接合型バックコンタクトセルについて説明する。なお、実施形態の説明に用いられる図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。
[実施形態1]
<ヘテロ接合型バックコンタクトセルの構造>
図1に、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図を示す。図1に示されるように、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、半導体基板1と、半導体基板1上の第1のi型非晶質半導体膜2と、半導体基板1上において第1のi型非晶質半導体膜2と間隔を空けて位置する第2のi型非晶質半導体膜4と、第1のi型非晶質半導体膜2上の第1導電型非晶質半導体膜3と、第2のi型非晶質半導体膜4上の第2導電型非晶質半導体膜5と、第1導電型非晶質半導体膜3上の第1電極6と、第2導電型非晶質半導体膜5上の第2電極7とを備えている。第1のi型非晶質半導体膜2と第1導電型非晶質半導体膜3との積層体から第1導電型領域51が構成され、第2のi型非晶質半導体膜4と第2導電型非晶質半導体膜5との積層体から第2導電型領域52が構成されている。
本実施形態において、第1導電型の半導体基板1をn型単結晶シリコン基板とし、第1のi型非晶質半導体膜2および第2のi型非晶質半導体膜4をそれぞれi型非晶質シリコン膜とし、第1導電型非晶質半導体膜3をn型非晶質シリコン膜とし、第2導電型非晶質半導体膜5をp型非晶質シリコン膜とした場合について説明する。
実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルにおいては、図1に示すように、第2導電型非晶質半導体膜5の一端が第1導電型非晶質半導体膜3の一端上に乗り上がっている。このように、第1導電型非晶質半導体膜3の一端上に第2導電型非晶質半導体膜5の一端が乗り上がった状態で、第1導電型非晶質半導体膜3の一端と第2導電型非晶質半導体膜5の一端とが接している。
また、半導体基板1上において、第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4とはそれぞれ半導体基板1の面方向に間隔(以下、「面方向間隔」という。)G1を空けて位置している。面方向間隔G1においては、第1導電型非晶質半導体膜3および第2導電型非晶質半導体膜5の両方が半導体基板1と接している。なお、本実施形態において、「面方向間隔」とは、半導体基板1の面に沿った方向における第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4との間の半導体基板1の面の間隔を意味する。
図2に、図1に示される実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4との間の面方向間隔の近傍の模式的な拡大断面図を示す。図2に示されるように、面方向間隔G1における半導体基板1上の膜の総厚Tは5nm以上であることが好ましく、10nm以上であることがより好ましい。当該膜の総厚Tが5nm以上である場合には面方向間隔G1における半導体基板1上の膜のパッシベーション性が向上し、10nm以上である場合にはパッシベーション性はさらに向上する。本実施形態において、膜の総厚Tは、面方向間隔G1において半導体基板1上に位置する膜の総厚の最小厚さを意味する。
なお、本実施形態において「i型」とは、完全な真性の状態だけでなく、十分に低濃度(n型不純物濃度が1×1015個/cm3未満、かつp型不純物濃度が1×1015個/cm3未満)であればn型またはp型の不純物が混入された状態のものも含む意味である。また、本実施形態において「n型」はn型不純物濃度が1×1015個/cm3以上の状態を意味し、「p型」はp型不純物濃度が1×1015個/cm3以上の状態を意味する。n型不純物濃度およびp型不純物濃度は、たとえば二次イオン質量分析法によって測定することができる。
また、本実施形態において「非晶質シリコン」には、シリコン原子の未結合手が水素で終端されていない非晶質シリコンだけでなく、水素化非晶質シリコンなどのシリコン原子の未結合手が水素で終端されたものも含まれるものとする。
<ヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法>
図3に、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法のフローチャートを示す。まず、ステップS1において、シャドウマスクを用いた第1のi型非晶質半導体膜2および第1導電型非晶質半導体膜3の形成工程を行う。ステップS1は、たとえば図4の模式的拡大断面図に示すように、シャドウマスク10をマスクとして、シャドウマスク10の開口部11の下方の第1導電型の半導体基板1の領域上にプラズマCVD法により第1のi型非晶質半導体膜2と第1導電型非晶質半導体膜3とをこの順序で積層することにより行うことができる。なお、第1のi型非晶質半導体膜2と第1導電型非晶質半導体膜3との作り分けは、原料ガスの種類を変更すること等により行うことができる。
第1導電型の半導体基板1としては、n型単結晶シリコン基板を好適に用いることができるが、n型単結晶シリコン基板に限定されず、たとえば従来から公知のn型半導体基板を用いることもできる。
第1のi型非晶質半導体膜2としては、i型非晶質シリコン膜を好適に用いることができるが、i型非晶質シリコン膜に限定されず、たとえば従来から公知のi型非晶質半導体膜を用いることもできる。
第1導電型非晶質半導体膜3としては、n型非晶質シリコン膜を好適に用いることができるが、n型非晶質シリコン膜に限定されず、たとえば従来から公知のn型非晶質半導体膜を用いることもできる。n型不純物としては、たとえばリンを用いることができる。
図5に、シャドウマスクをマスクとしたプラズマCVD法による膜の形成方法の一例を図解する模式的な斜視図を示す。図5に示す膜の形成方法においては、シャドウマスク10の開口部11から原料ガスのプラズマ12が半導体基板1の面上に流れ込み、半導体基板1の面上で反応することによって膜が形成される。なお、プラズマCVD法は、たとえばスパッタ法および蒸着法等の方法と比べて指向性が低いことから、原料ガスのプラズマ12がシャドウマスク10の裏側にも回り込みやすい。そのため、たとえば図4に示すように、シャドウマスク10の裏側の半導体基板1上にも膜が形成される。
次に、ステップS2において、シャドウマスクを用いた第2のi型非晶質半導体膜4および第2導電型非晶質半導体膜5の形成工程を行う。ステップS2は、たとえば図6の模式的拡大断面図に示すように、ステップS1の状態から第2導電型領域52の形成位置に開口部11が位置するようにシャドウマスク10を移動させた後に、シャドウマスク10をマスクとして、シャドウマスク10の開口部11の下方の半導体基板1の領域上にプラズマCVD法により第2のi型非晶質半導体膜4と第2導電型非晶質半導体膜5とをこの順序で積層することにより行うことができる。なお、第2のi型非晶質半導体膜4と第2導電型非晶質半導体膜5との作り分けも、原料ガスの種類を変更すること等により行うことができる。
第2のi型非晶質半導体膜4としては、i型非晶質シリコン膜を好適に用いることができるが、i型非晶質シリコン膜に限定されず、たとえば従来から公知のi型非晶質半導体膜を用いることもできる。
第2導電型非晶質半導体膜5としては、p型非晶質シリコン膜を好適に用いることができるが、p型非晶質シリコン膜に限定されず、たとえば従来から公知のp型非晶質半導体膜を用いることもできる。p型不純物としては、たとえばボロンを用いることができる。
その後、ステップS3において、電極形成工程を行う。ステップS3は、たとえば図1に示すように、第1導電型非晶質半導体膜3上に第1電極6を形成するとともに、第2導電型非晶質半導体膜5上に第2電極7を形成することにより行うことができる。ここで、第1電極6と第2電極7とは間隔を空けて形成される。以上により、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルを製造することができる。
<課題解決のメカニズム>
実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、シャドウマスク10を用いて第1のi型非晶質半導体膜2および第1導電型非晶質半導体膜3を積層して第1導電型領域51を形成した後に、シャドウマスク10を用いて第2のi型非晶質半導体膜4および第2導電型非晶質半導体膜5を積層して第2導電型領域52を形成することにより製造されている。したがって、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルにおいては、第1導電型領域51および第2導電型領域52のそれぞれの形成時に、特許文献1のように、成膜、レジストパターンの形成、エッチング、レジスト膜の除去といったフォトリソグラフィを用いた工数の多い製造工程を用いる必要がない。そのため、実施形態1のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、特許文献1と比べて、低い製造コストで製造することができる。
また、シャドウマスク10を用いたプラズマCVD法によって、シャドウマスク10の裏側への原料ガスのプラズマ12の回り込みを利用して半導体基板1上に膜を形成することができるため、第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4との間の面方向間隔における半導体基板1の面を膜で覆うことができる。これにより、半導体基板1の面方向間隔において半導体基板1の面上の膜によるパッシベーションが可能となる。
なお、上記においては、第1導電型をn型とし、第2導電型をp型とした場合について説明したが、第1導電型をp型とし、第2導電型をn型とした場合でも上記と同様の効果を得ることができる。
[実施形態2]
図7に、実施形態2のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図を示す。実施形態2のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、第1導電型非晶質半導体膜3の一端上に第2のi型非晶質半導体膜4の一端が乗り上がっているとともに、面方向間隔G1において第1導電型非晶質半導体膜3のみが半導体基板1と接していることを特徴としている。
実施形態2のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、ステップS2において、たとえば図8の模式的拡大断面図に示す位置にシャドウマスク10および開口部11を配置した状態でプラズマCVD法により第2のi型非晶質半導体膜4および第2導電型非晶質半導体膜5をこの順序で形成することによって製造することができる。
実施形態2における上記以外の説明は実施形態1と同様であるため、その説明については繰り返さない。
[実施形態3]
図9に、実施形態3のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図を示す。実施形態3のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、第1導電型非晶質半導体膜3の一端上に第2のi型非晶質半導体膜4の一端が乗り上がっており、第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4とが第1導電型非晶質半導体膜3の膜厚方向に間隔(以下、「膜厚方向間隔」という。)G2を空けて位置していることを特徴としている。
実施形態3のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、ステップS2において、たとえば図10の模式的拡大断面図に示す位置にシャドウマスク10および開口部11を配置した状態で、プラズマCVD法により第2のi型非晶質半導体膜4および第2導電型非晶質半導体膜5をこの順序で形成することによって製造することができる。
なお、本実施形態において、「膜厚方向間隔」とは、第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4との間の膜の膜厚方向における第1のi型非晶質半導体膜2と第2のi型非晶質半導体膜4との間の間隔を意味する。
実施形態3における上記以外の説明は実施形態1〜実施形態2と同様であるため、その説明については繰り返さない。
[実施形態4]
図11に、実施形態4のヘテロ接合型バックコンタクトセルの模式的な拡大断面図を示す。実施形態4のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、第1導電型非晶質半導体膜3の一端と第2導電型非晶質半導体膜5の一端とが向かい合って接しているとともに、面方向間隔G1において第1導電型非晶質半導体膜3および第2導電型非晶質半導体膜5が半導体基板1と接していることを特徴としている。
実施形態4のヘテロ接合型バックコンタクトセルは、ステップS2において、たとえば図12の模式的拡大断面図に示す位置にシャドウマスク10および開口部11を配置した状態で、プラズマCVD法により第2のi型非晶質半導体膜4および第2導電型非晶質半導体膜5をこの順序で形成することによって製造することができる。
実施形態4における上記以外の説明は実施形態1〜実施形態3と同様であるため、その説明については繰り返さない。
[付記]
(1)ここで開示された実施形態は、半導体基板と、半導体基板上の第1のi型非晶質半導体膜と、半導体基板上の第2のi型非晶質半導体膜と、第1のi型非晶質半導体膜上の第1導電型非晶質半導体膜と、第2のi型非晶質半導体膜上の第2導電型非晶質半導体膜とを備え、第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接する光電変換素子である。この場合には、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(2)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1のi型非晶質半導体膜と第2のi型非晶質半導体膜とは半導体基板の面方向間隔を空けて位置していてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(3)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜の少なくとも一方が面方向間隔において半導体基板と接していてもよい。この場合には、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる。
(4)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、面方向間隔における半導体基板上の膜の総厚が5nm以上であることが好ましい。この場合には、半導体基板上の膜のパッシベーション性が向上する。
(5)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1導電型非晶質半導体膜の一端上に第2導電型非晶質半導体膜の一端が乗り上がっていてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(6)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、面方向間隔において第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜の両方が半導体基板と接していてもよい。この場合にも、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる。
(7)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1導電型非晶質半導体膜の一端上に第2のi型非晶質半導体膜の一端が乗り上がっていてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(8)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、面方向間隔において第1導電型非晶質半導体膜のみが半導体基板と接していてもよい。この場合にも、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる。
(9)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1のi型非晶質半導体膜と第2のi型非晶質半導体膜とが第1導電型非晶質半導体膜の厚さ方向に間隔を空けて位置してもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(10)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが向かい合って接していてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(11)ここで開示された実施形態の光電変換素子においては、面方向間隔において第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜が半導体基板と接していてもよい。この場合にも、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる。
(12)ここで開示された実施形態の光電変換素子において、第1のi型非晶質半導体膜は、半導体基板および第1導電型非晶質半導体膜のそれぞれと接していてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(13)ここで開示された実施形態の光電変換素子において、第2のi型非晶質半導体膜は、半導体基板および第2導電型非晶質半導体膜のそれぞれと接していてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(14)ここで開示された実施形態の光電変換素子は、第1導電型非晶質半導体膜上の第1電極をさらに備えていてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(15)ここで開示された実施形態の光電変換素子は、第2導電型非晶質半導体膜上の第2電極をさらに備えていてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(16)ここで開示された実施形態の光電変換素子において、第2電極は、第1電極と間隔を空けて配置されていてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(17)ここで開示された実施形態の光電変換素子において、第1導電型はn型であり、第2導電型はp型であってもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(18)ここで開示された実施形態は、シャドウマスクを用いて第1のi型非晶質半導体膜と第1導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程と、シャドウマスクを用いて第2のi型非晶質半導体膜と第2導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程とを含み、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜は第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接するように形成される光電変換素子の製造方法である。この場合には、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(19)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1のi型非晶質半導体膜および第2のi型非晶質半導体膜は、半導体基板の面方向間隔を空けるように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(20)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法においては、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜の少なくとも一方が面方向間隔において半導体基板と接するように形成されてもよい。この場合には、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる。
(21)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法においては、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜の少なくとも一方は、面方向間隔における半導体基板上の膜の総厚が5nm以上となるように形成されることが好ましい。この場合には、半導体基板上の膜のパッシベーション性が向上する。
(22)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第2導電型非晶質半導体膜は、第1導電型非晶質半導体膜の一端上に第2導電型非晶質半導体膜の一端が乗り上がるように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(23)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1導電型非晶質半導体膜のみが、面方向間隔において半導体基板と接するように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(24)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法においては、第2のi型非晶質半導体膜が、第1導電型非晶質半導体膜の一端上に第2のi型非晶質半導体膜の一端が乗り上がるように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(25)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第2のi型非晶質半導体膜は、第1のi型非晶質半導体膜と第1導電型非晶質半導体膜の厚さ方向に面方向間隔を空けるように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(26)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1導電型非晶質半導体膜の一端と第2導電型非晶質半導体膜の一端とが向かい合って接するように形成されてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(27)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1導電型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜の両方が面方向間隔において半導体基板に接するように形成されてもよい。この場合には、半導体基板上の膜によるパッシベーションが可能となる傾向にある。
(28)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1のi型非晶質半導体膜および第1導電型非晶質半導体膜はそれぞれプラズマCVD法により形成されることが好ましい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(29)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第2のi型非晶質半導体膜および第2導電型非晶質半導体膜はそれぞれプラズマCVD法により形成されることが好ましい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(30)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法は、第1導電型非晶質半導体膜上に第1電極を形成する工程をさらに含んでいてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(31)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1電極を蒸着法またはスパッタ法により形成してもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(32)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法は、第2導電型非晶質半導体膜上に第2電極を形成する工程をさらに含んでいてもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(33)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第2電極を蒸着法またはスパッタ法により形成してもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
(34)ここで開示された実施形態の光電変換素子の製造方法において、第1導電型はn型であり、第2導電型はp型であってもよい。この場合にも、特許文献1よりも工数を低減し、かつフォトリソグラフィを用いる必要のない製造方法で光電変換素子を製造することができる。
以上のように本発明の実施形態について説明を行なったが、上述の各実施形態の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
ここで開示された実施形態は、光電変換素子および光電変換素子の製造方法に利用することができ、好適には太陽電池及び太陽電池の製造方法に利用できる可能性があり、特に好適にはヘテロ接合型バックコンタクトセルおよびヘテロ接合型バックコンタクトセルの製造方法に利用できる可能性がある。
1 半導体基板、2 第1のi型非晶質半導体膜、3 第1導電型非晶質半導体膜、4 第1のi型非晶質半導体膜、5 第2導電型非晶質半導体膜、6 第1電極、7 第2電極、10 シャドウマスク、11 開口部、12 原料ガスのプラズマ、51 第1導電型領域、52 第2導電型領域、111 基板、112 i型非晶質半導体層、113 i型非晶質半導体層、114 n型非晶質半導体層、115 p型非晶質半導体層、116 n側電極、116a 有機被膜、116b 金属層、116c 透明導電層、117 p側電極、117a 有機被膜、117b 金属層、117c 透明導電層、119 i型非晶質半導体層、120 n型非晶質半導体層、121 絶縁層、122 n型領域、123 p型領域、124 保護膜。

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板上の第1のi型非晶質半導体膜と、
    前記半導体基板上の第2のi型非晶質半導体膜と、
    前記第1のi型非晶質半導体膜上の第1導電型非晶質半導体膜と、
    前記第2のi型非晶質半導体膜上の第2導電型非晶質半導体膜と、を備え、
    前記第1導電型非晶質半導体膜の一端と前記第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接する、光電変換素子。
  2. 前記第1のi型非晶質半導体膜と前記第2のi型非晶質半導体膜とは前記半導体基板の面方向に間隔を空けて位置している、請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記第1導電型非晶質半導体膜および前記第2導電型非晶質半導体膜の少なくとも一方が前記間隔において前記半導体基板と接する、請求項2に記載の光電変換素子。
  4. 前記間隔における前記半導体基板上の膜の総厚が5nm以上である、請求項3に記載の光電変換素子。
  5. シャドウマスクを用いて第1のi型非晶質半導体膜と第1導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程と、
    前記シャドウマスクを用いて第2のi型非晶質半導体膜と第2導電型非晶質半導体膜とをこの順序で半導体基板上に形成する工程とを含み、
    前記第1導電型非晶質半導体膜および前記第2導電型非晶質半導体膜は前記第1導電型非晶質半導体膜の一端と前記第2導電型非晶質半導体膜の一端とが接するように形成される、光電変換素子の製造方法。
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