JP2016143819A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016143819A
JP2016143819A JP2015020117A JP2015020117A JP2016143819A JP 2016143819 A JP2016143819 A JP 2016143819A JP 2015020117 A JP2015020117 A JP 2015020117A JP 2015020117 A JP2015020117 A JP 2015020117A JP 2016143819 A JP2016143819 A JP 2016143819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
board
chassis
plug
holding member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015020117A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6448399B2 (ja
JP2016143819A5 (ja
Inventor
大 内藤
Masaru Naito
大 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015020117A priority Critical patent/JP6448399B2/ja
Publication of JP2016143819A publication Critical patent/JP2016143819A/ja
Publication of JP2016143819A5 publication Critical patent/JP2016143819A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6448399B2 publication Critical patent/JP6448399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】基板とコネクタの接合部が破損するのを抑制するとともに、破損した場合でも、メンテナンス性に優れた電子機器を提供する。【解決手段】プラグが挿抜可能に装着されるコネクタ14が実装される基板9と、基板9を保持し、シャーシ11に対して着脱可能に締結される保持部材10と、コネクタ14が実装された基板9、保持部材10及びシャーシ11が露出する開口部を開閉可能に覆うカバー4とを備える。保持部材10は、基板9が固定される固定部105,106と、固定部105,106に対して直交して配置され、シャーシ11に対して着脱可能に締結される締結部101,102とを有する。締結部101,102は、シャーシ11に対してプラグの挿抜方向と同一の方向に締結されており、コネクタ14に挿入されたプラグに基板と略直交する方向のこじり力が加わった際に、シャーシ11に対する締結位置を支点として弾性変形する。【選択図】図6

Description

本発明は、プラグが挿抜可能に装着されるコネクタを備える例えばデジタルカメラ等の撮像装置を含む電子機器に関する。
デジタルカメラ等の電子機器では、プラグが挿抜可能に装着されるコネクタをプリント基板に実装して、コネクタのプラグ挿入口が外装部材に形成した穴から露出するように電子機器の内部にプリント基板を配置することが知られている。
このような電子機器では、プラグ挿入後のこじりによりコネクタに力が加えられ、コネクタとプリント基板との半田付け部分に過度な負荷がかかり、半田付け部分に割れが発生する問題がある。
そこで、基板のコネクタ実装部の両側にスリットを形成して、基板を撓ませることで、プラグ挿入後のこじり力によるコネクタとプリント基板との半田付け部分の割れを防止する技術が提案されている(特許文献1)。また、補強部を備えた板金を基板とシャーシにビス止めし、プラグ挿入後のこじり力を補強部で受けることでコネクタの移動量を規制する技術が提案されている(特許文献2)。
特開2003−234547号公報 特開2011−165345号公報
しかし、上記特許文献1では、基板のコネクタ実装部の両側にスリットを形成するため、基板の実装面積が小さくなり、かつ基板が大型化してしまう。
一方、上記特許文献2では、コネクタが実装された基板をカメラ本体の背面側からシャーシに対して固定するため、コネクタの半田割れが生じた際には、背面カバーや板金等を外さなければならず、メンテナンス作業が面倒である。また、コネクタを、画像処理ICや昇圧回路等が実装されたメイン基板に実装しているため、コネクタが破損した際には、メイン基板ごと交換する必要があり、メンテナンス費用が高額となってしまう。
そこで、本発明は、プラグ挿入後のこじり力によって基板とコネクタの接合部が破損するのを抑制することができるとともに、基板やコネクタが破損した場合でも、基板交換を簡単に行うことができるメンテナンス性に優れた電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、プラグが挿抜可能に装着されるコネクタが実装される基板と、前記基板を保持し、シャーシに対して着脱可能に締結される保持部材と、前記コネクタが実装された前記基板、前記保持部材、及びシャーシが露出する開口部を開閉可能に覆うカバーと、を備え、前記保持部材は、前記基板が固定される固定部と、前記固定部に対して直交して配置され、前記シャーシに対して着脱可能に締結される締結部と、を有し、前記締結部は、前記シャーシに対して前記プラグの挿抜方向と同一の方向に締結されており、前記コネクタに挿入された前記プラグに前記基板と略直交する方向のこじり力が加わった際に、前記シャーシに対する締結位置を支点として弾性変形することを特徴とする。
本発明によれば、プラグ挿入後のこじり力によって基板とコネクタの接合部が破損するのを抑制することができるとともに、基板やコネクタが破損した場合でも、基板交換を簡単に行うことができるメンテナンス性に優れた電子機器を提供することができる。
(a)は本発明の電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラのカメラ本体を前面側(被写体側)から見た斜視図、(b)は(a)に示すカメラ本体を後面側から見た斜視図である。 カメラ本体の右側面図である。 (a)はUSBコネクタ、HDMI(登録商標)コネクタ及びLANコネクタの実装部分をカメラ本体の前面方向から見た斜視図、(b)はUSBコネクタ、HDMIコネクタ及びLANコネクタの実装部分をカメラ本体の後面方向から見た斜視図である。 LAN通信基板の展開形状を示す図である。 インタフェース基板及びLAN通信基板が取り付けられた保持部材を本体シャーシに組み付ける様子を示す斜視図である。 カメラ本体のサイドカバー周辺の分解斜視図である。 カメラ本体のUSBコネクタにUSBケーブルのプラグを挿入した状態を示す斜視図である。 (a)はプラグに対してz方向のカメラ本体の前面側にこじり力が加えられた場合の図7のA−A線断面斜視図、(b)はプラグに対してz方向のカメラ本体の後面側にこじり力が加えられた場合の図7のA−A線断面斜視図である。 図8においてプラグのこじり力によりインタフェース基板が傾いた際の傾き角に対するUSBケーブルの抜け方向の力の大きさの比較を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1(a)は本発明の電子機器の実施形態の一例であるデジタルカメラのカメラ本体を前面側(被写体側)から見た斜視図、図1(b)は図1(a)に示すカメラ本体を後面側から見た斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラは、図1(a)及び図1(b)に示すように、前カバー2、上カバー3、サイドカバー4、端子カバー5、及び後カバー6によりカメラ本体1の外装を形成している。なお、カメラ本体1の前面側には、不図示の交換式レンズユニットが着脱可能に装着される。
前カバー2、上カバー3、及び後カバー6は、本体シャーシ11(図5参照)に対して着脱可能にビス止めされている。サイドカバー4は、前カバー2と後カバー6に対して着脱可能にビス止めされ、端子カバー5は、サイドカバー4に対して開閉可能にビス止めされている。端子カバー5は、エラストマー等の弾性を有する材料で形成され、端子カバー5を開くことによって、図2に示す状態となる。
図2は、カメラ本体1の右側面図である。なお、図2では、端子カバー5の図示は省略している。図2に示すように、サイドカバー4の端子カバー5によって覆われる部分には、端子設置のための開口部41が形成されている。開口部41には、1つ又は複数のコネクタ、本実施形態では、マイクプラグコネクタ7、ヘッドホンコネクタ13、USBコネクタ14、HDMIコネクタ15、及びLANコネクタ16が配置されている。これらのコネクタ13〜16は、サイドカバー4又は端子カバー5を開くことで、外部に露出してプラグの挿抜が可能になる。
マイクプラグコネクタ7は、外部アクセサリであるマイクのプラグが挿抜可能に装着されることで、動画記録の際に動画データに音声データを付加する役割を果たす。ヘッドホンコネクタ13は、ヘッドホンケーブルのプラグが挿抜可能に装着されることで、撮影した動画の音声信号を外部ヘッドホンへ出力する。
LANコネクタ16は、LANケーブルのプラグが挿抜可能に装着されることで、撮影した画像データなどの有線ネットワーク通信を行う。USBコネクタ14は、USBケーブルのプラグが挿抜可能に装着されることで、USB端子を有するPC等との通信に使用される。HDMIコネクタ15は、HDMIケーブルのプラグが挿抜可能に装着されることで、HDMI端子を有するデジタルテレビ等に接続されて、映像/音声信号をデジタルテレビへと送信する。
次に、図3乃至図9を参照して、USBコネクタ14、HDMIコネクタ15、及びLANコネクタ16を例に採って説明する。図3(a)は、USBコネクタ14、HDMIコネクタ15、及びLANコネクタ16の実装部分をカメラ本体1の前面方向から見た斜視図である。図3(b)は、USBコネクタ14、HDMIコネクタ15、及びLANコネクタ16の実装部分をカメラ本体1の後面方向から見た斜視図である。なお、図3、図5乃至図9においては、説明の便宜上、各コネクタ14,15,16のプラグ挿入方向をx方向、カメラ本体1の底面に垂直な方向をy方向、カメラ本体1の光軸方向をz方向とする。
図3(a)に示すように、USBコネクタ14及びHDMIコネクタ15は、FR4(Flame Retardant Type4)などの材質からなるインタフェース基板9に表面実装されている。インタフェース基板9は、導電性を有する金属製の保持部材10のy方向の両側に設けられた平面状の固定部105,106に対してそれぞれビス201,202によりz方向に締結されている。ビス201,202は、インタフェース基板9のグランド信号を保持部材10に電気的に導通させている。
保持部材10は、USBコネクタ14の側面部141、及びHDMIコネクタ15の側面部151に沿ってビス202近傍からLANコネクタ16近傍までy方向に延びて設けられている。側面部141,151と保持部材10との間には、弾性部材12が設けられている。弾性部材12は、発泡樹脂材に導電性の不織布を巻いて形成される導電性を有するガスケットであり、側面部141,151と保持部材10との電気的な導通を取っている。
保持部材10は、図3(a)及び図3(b)に示すように、y方向の両端部をそれぞれy方向と略直交するz方向に曲げて形成した2つの締結部101,102を有している。2つの締結部101,102は、平面状に形成され、本体シャーシ11(図5参照)に対してビス211,212によりx方向、即ち、プラグの挿抜方向と同一方向に締結されている。
本体シャーシ11は、金属材又は導電性樹脂材により形成され、弾性部材12と併せて各コネクタ14,15,16と電気的に接続されて、グランド接続が強化されている。また、インタフェース基板9には、ハーネスコネクタ17が表面実装されており、ハーネスコネクタ17は、ワイヤハーネス等により他基板と接続される。
図4は、LAN通信基板33の展開形状を示す図である。図4に示すように、LAN通信基板33は、リジッド基板部331,332,333,334とフレキシブル基板部335,336,337とを一体化した所謂リジッドフレキ基板である。リジッド基板部331には、外部機器との間でLAN通信を行うためのLANコネクタ16が実装されている。リジッド基板部333,334には、それぞれ基板対基板コネクタ18,19が表面実装されている。
LAN通信基板33を保持部材10に組み付ける際には、図3に示すように、リジッド基板部331をビス221,222によってz方向に保持部材10に締結し、リジッド基板部332をビス231,232によってx方向に保持部材10に締結する。
図5は、インタフェース基板9及びLAN通信基板33が取り付けられた保持部材10を本体シャーシ11に組み付ける様子を示す斜視図である。図5に示すように、インタフェース基板9及びLAN通信基板33が取り付けられた保持部材10は、ビス211,212により本体シャーシ11に締結される。リジッド基板部333,334の基板対基板コネクタ18,19は、ハーネスコネクタ17と同様に他基板と接続される。これにより、USB通信データやLAN通信データは、インタフェース基板9やLAN通信基板33を介して他基板と通信され、カメラ本体1の操作設定や撮影画像の保存等が行われる。
ところで、カメラ本体1のインタフェース基板9及びLAN通信基板33に実装されたUSBコネクタ14、HDMIコネクタ15、及びLANコネクタ16には、前述したように、対応するケーブルのプラグが挿抜可能に装着される。ここで、コネクタにケーブルのプラグを挿入した状態でユーザが不用意にz方向のこじり力を加えると、コネクタや基板が破損したり、コネクタと基板の接合部である半田付け部分に割れが生じたりする可能性がある。
例えば、カメラ本体1のUSBコネクタ14にUSBケーブルのプラグを挿入した状態でケーブルに足を引っかけると、USBコネクタ14やインタフェース基板9に一時的に過大な応力が加わり、インタフェース基板9からUSBコネクタ14が剥離してしまう。
次に、図6を参照して、コネクタや基板が破損し、又はコネクタと基板の接合部である半田付け部分に割れが生じた場合のメンテナンス手順について説明する。図6は、カメラ本体1のサイドカバー4周辺の分解斜視図である。
まず、前カバー2及び後カバー6に対してサイドカバー4を締結しているビス42を外し、サイドカバー4と本体シャーシ11とを分離する。サイドカバー4を取り外することで形成される開口部には、コネクタが実装されたインタフェース基板9、保持部材10、及び本体シャーシ11が開口部から出し入れ可能に露出して配置される。
次に、インタフェース基板9と他基板を接続しているワイヤハーネスをハーネスコネクタ17(図3(b))から取り外すとともに、LAN通信基板33と他基板を接続している基板対基板コネクタ18,19を取り外す。ハーネスコネクタ17及び基板対基板コネクタ18,19は、ともにコネクタの接続は双方のコネクタを圧入する形式であり、指先又はピンセット等の簡易工具を用いれば簡単に取り外し可能となっている。
その後、保持部材10と本体シャーシ11を締結している2本のビス211,212を取り外す。保持部材10には、前述したように、インタフェース基板9及びLAN通信基板33が取り付けられているため、ビス211,212を取り外すことで、これらの基板9,33も同時にカメラ本体1から取り外すことができる。保持部材10を本体シャーシ11から取り外すと、図3に示すように、保持部材10、インタフェース基板9、及びLAN通信基板33のみの構成となる。
このため、USBコネクタ14、HDMIコネクタ15、又はインタフェース基板9が破損した場合は、ビス201,202を取り外してインタフェース基板9を交換すればよい。また、LANコネクタ16又はLAN通信基板33が破損した場合、ビス221,222,231,232を取り外してLAN通信基板33を交換すればよい。基板交換時のカメラ本体1への新たな基板の取り付け方法は、上記手順と逆手順で行う。
このように、コネクタや基板が破損し、又はコネクタと基板の接合部である半田付け部分に割れが生じた場合でも、サイドカバー4以外の外装部品やカメラ本体1内部の他基板を取り外す必要がない。このため、簡単な方法で基板交換を行ってメンテナンスを行うことが可能となる。
次に、図7乃至図9を参照して、カメラ本体1のコネクタにケーブルのプラグが挿入された状態でプラグにz方向のこじり力が加わった際の保持部材10及びインタフェース基板9の挙動について説明する。
図7は、カメラ本体1のUSBコネクタ14にUSBケーブル8のプラグが挿入された状態を示す斜視図である。図7の状態で、USBケーブル8のプラグに対してz方向にこじり力が加えられた場合、このz方向のこじり力は、図3に示すインタフェース基板9からUSBコネクタ14を引き剥がす力として作用する。ここで、z方向のこじり力は、インタフェース基板9と略直交する方向のこじり力に相当する。
図8(a)は、USBケーブル8のプラグに対してz方向のカメラ本体1の前面側にこじり力が加えられた場合のサイドカバー4を除いた図7のA−A線断面斜視図である。図8(a)に示すように、USBケーブル8のプラグに対してカメラ本体1の前面側にz方向のこじり力が加わると、こじり力は、USBコネクタ14の側面部141から弾性部材12を介して保持部材10の弾性部材12との当接部103に作用する。
保持部材10は、前述したように、締結部102を有しているが、この締結部102は、本体シャーシ11とビス212との締結位置を固定端とする片持ち梁形状部104を形成している。このため、USBケーブル8のプラグに対してカメラ本体1の前面側に加わったz方向のこじり力は、当接部103を介して片持ち梁形状部104に伝わり、ビス212の本体シャーシ11との締結位置を支点として片持ち梁形状部104が弾性変形する。その結果、インタフェース基板9は、z方向のカメラ本体1の前面側に傾く。
図8(b)は、USBケーブル8のプラグに対してz方向のカメラ本体1の後面側にこじり力が加えられた場合のサイドカバー4を除いた図7のA−A線断面斜視図である。この場合も同様に、z方向のこじり力は、図3に示すインタフェース基板9からUSBコネクタ14を引き剥がす力として作用する。
図8(b)に示すように、USBケーブル8のプラグに対してカメラ本体1の後面側にz方向のこじり力が加わると、こじり力は、USBコネクタ14の側面部141から弾性部材12を介して保持部材10の弾性部材12との当接部103に作用する。そして、上記同様に、当接部103に作用したz方向のこじり力は、片持ち梁形状部104に伝わり、片持ち梁形状部104は、ビス212の本体シャーシ11との締結位置を支点として弾性変形する。その結果、インタフェース基板9は、z方向のカメラ本体1の後面側に傾く。
本体シャーシ11には、ストッパ部110が設けられており、保持部材10が一定量弾性変形すると、保持部材10の当接部103がストッパ部110に当接する。これにより、保持部材10が塑性変形するのを防いでいる。
図9は、図8においてプラグのこじり力によりインタフェース基板9が傾いた際の傾き角に対するUSBケーブル8の抜け方向の力の大きさの比較を示す図である。図9に示すように、こじり力のベクトルαに応じてインタフェース基板9の傾き角が大きくなるが、初期状態からの傾きが大きくなるにつれ、USBケーブル8の抜け方向の力ベクトルγが大きくなる。
そして、USBコネクタ14に加わるこじり力が大きくなるに従って、USBコネクタ14とインタフェース基板9の接合部にかかる引き剥がし力ベクトルβに対して抜け方向ベクトルγの比率が大きくなる。その結果、USBケーブル8が抜けやすくなり、USBコネクタ14とインタフェース基板9との接合部である半田付け部分の破損、ひいてはUSBコネクタ14及びインタフェース基板9の破損を抑制することが可能となる。
HDMIコネクタ15にHDMIケーブルのプラグを挿入した状態で、プラグにこじり力が加わった場合も同様に、保持部材10が弾性変形することにより、HDMIケーブルが抜けやすくなる。その結果、HDMIコネクタ15とインタフェース基板9の接合部である半田付け部分の破損、ひいてはHDMIコネクタ15及びインタフェース基板9の破損を抑制することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、プラグ挿入後のこじり力によって基板9とコネクタ14,15の接合部である半田付け部分が破損するのを抑制することができる。加えて、基板9やコネクタ14,15が破損した場合でも、基板交換を簡単に行うことができるメンテナンス性に優れたカメラを提供することができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
1 カメラ本体
4 サイドカバー
5 端子カバー
8 USBケーブル
9 インタフェース基板
10 保持部材
11 本体シャーシ
14 USBコネクタ
15 HDMIコネクタ
16 LANコネクタ
101,102 締結部
105,106 固定部

Claims (4)

  1. プラグが挿抜可能に装着されるコネクタが実装される基板と、
    前記基板を保持し、シャーシに対して着脱可能に締結される保持部材と、
    前記コネクタが実装された前記基板、前記保持部材、及びシャーシが露出する開口部を開閉可能に覆うカバーと、を備え、
    前記保持部材は、前記基板が固定される固定部と、前記固定部に対して直交して配置され、前記シャーシに対して着脱可能に締結される締結部と、を有し、
    前記締結部は、前記シャーシに対して前記プラグの挿抜方向と同一の方向に締結されており、
    前記コネクタに挿入された前記プラグに前記基板と略直交する方向のこじり力が加わった際に、前記シャーシに対する締結位置を支点として弾性変形することを特徴とする電子機器。
  2. 前記締結部は、ビスにより前記シャーシに締結されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記締結部は、前記固定部に対して片持ち梁の形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記コネクタ、前記保持部材、及び前記シャーシは、導電性を有する材料で形成され、前記基板に対してグランド接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子機器。
JP2015020117A 2015-02-04 2015-02-04 電子機器 Active JP6448399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020117A JP6448399B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015020117A JP6448399B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 電子機器

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2016143819A true JP2016143819A (ja) 2016-08-08
JP2016143819A5 JP2016143819A5 (ja) 2018-03-15
JP6448399B2 JP6448399B2 (ja) 2019-01-09

Family

ID=56570790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015020117A Active JP6448399B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6448399B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108908193A (zh) * 2018-06-28 2018-11-30 紫光华山信息技术有限公司 扳手组件、功能模块及电子设备
JP2020064997A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 キヤノン株式会社 電子機器

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193892U (ja) * 1987-05-31 1988-12-14
JPH0465894A (ja) * 1990-07-06 1992-03-02 Canon Inc 電子部品の取付金具
JP2011129783A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Canon Inc 電子機器
JP2012186581A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Canon Inc 電気回路基板の保持構造
US20150098201A1 (en) * 2013-10-07 2015-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus having jack connector

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63193892U (ja) * 1987-05-31 1988-12-14
JPH0465894A (ja) * 1990-07-06 1992-03-02 Canon Inc 電子部品の取付金具
JP2011129783A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Canon Inc 電子機器
JP2012186581A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Canon Inc 電気回路基板の保持構造
US20150098201A1 (en) * 2013-10-07 2015-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Electronic apparatus having jack connector
JP2015076439A (ja) * 2013-10-07 2015-04-20 キヤノン株式会社 電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108908193A (zh) * 2018-06-28 2018-11-30 紫光华山信息技术有限公司 扳手组件、功能模块及电子设备
JP2020064997A (ja) * 2018-10-18 2020-04-23 キヤノン株式会社 電子機器
JP7214429B2 (ja) 2018-10-18 2023-01-30 キヤノン株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6448399B2 (ja) 2019-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4889243B2 (ja) コネクタ装置
JPWO2007000814A1 (ja) コネクタ、回路基板及び電子機器
CN102637979A (zh) 连接器装置
JPWO2009095974A1 (ja) コネクター保持装置
JP2007299784A (ja) 実装構造および実装構造を備えた電子機器
JP6448399B2 (ja) 電子機器
TWI656702B (zh) 能保護焊點的小型可插拔線纜連接器
US20050157889A1 (en) Electronic device with external speaker
JP4117888B2 (ja) コネクタ装置
JP5116518B2 (ja) 電子機器のインターフェースケーブル保持構造、画像形成装置
US7402055B2 (en) Circuit board type connector
JP2005116751A (ja) プラグインユニット、筺体及び電子装置
JP2015222638A (ja) コネクタ装置
JP2010033991A (ja) 電子機器
JP2007103268A (ja) シールドコネクタ
JP6202973B2 (ja) 電子機器
JP2006333573A (ja) ケーブルクランプ及び携帯用電子機器
JP2012146593A (ja) コネクタジャックの支持構造およびコネクタジャックを有する電子機器
JP2007234533A (ja) フレキシブルプリント配線板用コネクタの取付構造
JP2011129783A (ja) 電子機器
KR101337219B1 (ko) 커넥터
JP5693015B2 (ja) 電子機器
KR100482532B1 (ko) 카드용 커넥터장치
JP4579141B2 (ja) 携帯端末
US20240079807A1 (en) Connector with substrate

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180130

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180130

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181204

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6448399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151